JP2009132303A - 車載ディスプレイ作動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】後部座席への着座者に対する危険を低減できる車載ディスプレイ作動装置の提供。
【解決手段】車載ディスプレイ作動装置1の制御装置2は、車速センサ5により車両が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、着座スイッチ6により後部座席への着座が検出され、かつシートベルトスイッチ7により、着座が検出された後部座席においてシートベルト装置が装着されていないことが検出された時、着座者に対してシートベルト装置の非装着が検出されたことを通知する。その後、所定時間以内にディスプレイ格納装置11の作動解除が行われない場合には、ディスプレイ格納装置11を作動させることによりディスプレイ9を使用位置から格納位置に移動させる。
【選択図】図1
【解決手段】車載ディスプレイ作動装置1の制御装置2は、車速センサ5により車両が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、着座スイッチ6により後部座席への着座が検出され、かつシートベルトスイッチ7により、着座が検出された後部座席においてシートベルト装置が装着されていないことが検出された時、着座者に対してシートベルト装置の非装着が検出されたことを通知する。その後、所定時間以内にディスプレイ格納装置11の作動解除が行われない場合には、ディスプレイ格納装置11を作動させることによりディスプレイ9を使用位置から格納位置に移動させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の後部座席への着座者が見るために設けられたディスプレイを、使用位置と格納位置との間で移動可能な車載ディスプレイ作動装置に関する。
車両の走行中にシートベルトを装着することは、走行中の着座者に対する危険を低減するために非常に有効であることは言うまでもないことである。そのため、着座者に対してシートベルトの装着を促すような従来技術は多かった。例えば、車室内カメラにより着座者の姿を撮影し、撮影された画像からシートベルトが正しく装着されていないことが検出されると、着座者に対して警告を行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、車両が走行中にシートベルトが装着されていないことが検出されると、ナビゲーション装置を操作不能にするものもあった(例えば、特許文献2参照)。
これらは、着座者に対してシートベルトの装着を促すという点においては一定の効果はあるものの、着座者への危険を低減するということに関して不十分な面もあった。特に、着座者が警告等を無視してシートベルトの非装着状態を継続すれば、依然として着座者に対する危険も継続的に存在することになる。また、これらの従来技術は、前部座席への着座者のシートベルトの装着に主眼を置いて成されたものであり、後部座席への着座者に対する危険の低減を目的としたものではなかった。
特開2004−161087号公報
特開平7−270173号公報
近時の車両には、後部座席への着座者が観賞することのできるディスプレイを備えたものが多くなっている。これらは、通常、車室の後部座席前方の天井に取り付けられており、着座者が使用する場合には天井から下方へと突出した使用位置となり、使用しない場合には天井からの突出量が少ない格納位置となるものである。また、前部座席のヘッドレストの後面に設けられ、使用時には開放状態となるものもある。
ところで、このようなディスプレイは時によっては後部座席への着座者に危険を及ぼす場合もある。すなわち、車両が不慮の衝突により着座者に急激な加速度が働いた場合、着座者が突出した使用状態にあるディスプレイに身体の一部を衝突させる恐れがある。このような場合でも、着座者がシートベルトを正しく装着しておれば、その危険は殆どなくなる。前述した従来技術はいずれも、後部座席への着座者に対するこのような危険を積極的かつ強制的に低減するものではなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、後部座席への着座者に対する危険を低減できる車載ディスプレイ作動装置を提供することにある。
請求項1記載の車載ディスプレイ作動装置によれば、車両が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、後部座席においてシートベルトが装着されていないことが検出された時、ディスプレイを使用位置から格納位置に移動させる。これにより、車両走行中に後部座席の着座者がシートベルトを装着していない場合でもディスプレイを格納位置に移動させ、車両の衝突時等に着座者がディスプレイに衝突する危険を低減することができる。また、ディスプレイを格納して使用できなくすることにより、後部座席への着座者に対してシートベルトの着用を促すことができる。
請求項2記載の車載ディスプレイ作動装置によれば、後部座席においてシートベルトが装着されていないことが検出された時、着座者に対してシートベルトの非装着が検出されたことを通知した後、所定時間以内にディスプレイの格納位置への移動解除が行われた場合には、ディスプレイの格納位置への移動を中止する。これにより、後部座席の一部に荷物が置かれることによりシートベルトの非装着が検出されたような場合に、ディスプレイの移動解除を行いシートベルトを装着した後部座席への着座者がディスプレイを使用することができる。
以下、図1乃至図5に基づいて、本発明の実施形態による車載ディスプレイ作動装置について説明する。図1は、車載ディスプレイ作動装置1の主に電気的な構成による全体を示したブロック図である。制御装置2(本発明の制御手段に該当する)は主にCPU3およびRAM、ROM等を含むメモリ4により形成されており、車速センサ5(本発明の車速検出手段に該当する)、着座スイッチ6(本発明の着座検出手段に該当する)、シートベルトスイッチ7(本発明のベルト装着検出手段に該当する)、ディスプレイ9(本発明のディスプレイに該当する)、タッチパネルスイッチ10、ディスプレイ格納装置11(本発明のディスプレイ移動手段に該当する)、パルスエンコーダ12およびディスプレイ操作スイッチ13が接続されている。制御装置2は接続された車速センサ5、着座スイッチ6、シートベルトスイッチ7、タッチパネルスイッチ10、パルスエンコーダ12およびディスプレイ操作スイッチ13からの信号に基づいて、ディスプレイ9およびディスプレイ格納装置11の作動を制御する。
車速センサ5は車両14の図示しないトランスミッションに取り付けられており車両14の走行速度を検出する。車速センサ5は必ずしもこれに限定されるものではなく、アンチスキッド制御のために4つの車輪に取り付けられた車輪速度センサの各検出値から、車両速度を演算するものであってもよい。
着座スイッチ6は車両14の後部座席15(図2示)に取り付けられ、後部座席15への着座の有無を検出する。着座スイッチ6は後部座席15のシートクッション16またはシートバック17に内蔵された感圧式スイッチ、あるいはシートクッション16の下方に取り付けられたリミットスイッチ、もしくは磁気抵抗素子による着座センサ(いずれも図示せず)等のいずれであってもよい。後部座席15には横方向に最大3人が着座可能であり、それぞれの着座位置に独立した着座スイッチ6が取り付けられており、各着座位置においてそれぞれ着座の有無が検出される。
着座スイッチ6は車両14の後部座席15(図2示)に取り付けられ、後部座席15への着座の有無を検出する。着座スイッチ6は後部座席15のシートクッション16またはシートバック17に内蔵された感圧式スイッチ、あるいはシートクッション16の下方に取り付けられたリミットスイッチ、もしくは磁気抵抗素子による着座センサ(いずれも図示せず)等のいずれであってもよい。後部座席15には横方向に最大3人が着座可能であり、それぞれの着座位置に独立した着座スイッチ6が取り付けられており、各着座位置においてそれぞれ着座の有無が検出される。
シートベルトスイッチ7は後部座席15のシートベルト装置18(図2示)に設けられている。上述したように、後部座席15には3人が着座できるように3個のシートベルト装置18(本発明のシートベルトに該当する)が取り付けられており、それぞれについて独立したシートベルトスイッチ7が設けられている。シートベルトスイッチ7は、各々の着座者が後部座席15のシートベルト装置18を装着することにより、電気的回路が閉状態となり各着座位置におけるシートベルト装置18の装着の有無が検出される。シートベルトスイッチ7は上述した構成に限定されるものではなく、車室内カメラにより後部座席15の着座者を撮影し、撮影画像を処理することにより各着座者のシートベルト装置18の装着の有無を検出するもの等であってもよい。
ディスプレイ9は表示装置8(図2示)を構成しており、表示装置8は後部座席15への着座者の前方に位置するように、車両14の天井19に取り付けられている。表示装置8は、天井19に取付けられたディスプレイハウジング20およびディスプレイ9を使用位置と格納位置との間で移動可能な前述のディスプレイ格納装置11を備えている。ディスプレイ9には、受信されたテレビジョン放送の番組画像、DVD(Digital Versatile Disc)の再生画像等が表示される。
図2に示すように、ディスプレイハウジング20は矩形状をしており、ディスプレイ9の上端部がディスプレイハウジング20の前端部に回動可能に取り付けられている。電動モータおよび減速機(いずれも図示せず)を含んだディスプレイ格納装置11が作動することにより、ディスプレイ9はディスプレイハウジング20の前端部において回動する。これによりディスプレイ9は、ディスプレイハウジング20から露出して車両14の天井19から下方へと突出することにより、後部座席15への着座者が見ることが可能な使用位置と、使用位置から後方に跳ね上がって水平姿勢となり、ディスプレイハウジング20内に格納されることにより着座者が見ることが不可能な格納位置とを選択可能となる。
タッチパネルスイッチ10は表示装置8のディスプレイ9上に設けられ、後部座席15の着座者がディスプレイ9の表面に指等を触れることにより、制御装置2に対して信号を発信することができる。パルスエンコーダ12はディスプレイ格納装置11の電動モータ内に備えられ、電動モータの回転位置を検出することによりディスプレイ9の位置を検知することができる。ディスプレイ操作スイッチ13は車両14のコンソールボックス21(図2示)あるいは後席ドア22に設けられ、後部座席の着座者が操作することにより、ディスプレイ9を使用位置または格納位置に移動させることができる。
次に、図3乃至図5に基づき、制御装置2による車載ディスプレイ作動装置1の制御方法について説明する。車両14の図示しないエンジンが起動され、車載ディスプレイ作動装置1が初期化された後、車速センサ5により検出された車両14の速度から、車両14が走行中か否かが判定される(ステップS301)。本実施形態においては、車速センサ5により検出された車両14の速度が10km/h未満である場合に、車両14が走行中ではないと判定され本制御フローは終了する。車両14が走行中か否かを判定するための車速は必ずしも10km/hに限られるものではなく、0km/h以上の速度で自由に設定することができる。
一方、車両14の速度が10km/h以上である場合、車両14が走行中と判定され、表示装置8のディスプレイ9が格納位置にあるか否かが判定される(ステップS302)。上述したように、ディスプレイ格納装置11のパルスエンコーダ12が検出する電動モータの回転位置により、表示装置8のディスプレイ9が格納位置にあると判定された場合、ステップS316へと進み、ディスプレイ9がディスプレイハウジング20から露出する使用位置への移動操作があるか否かが判定される。ステップS316において、後部座席15の着座者によりディスプレイ操作スイッチ13が操作され、ディスプレイ9の使用位置への移動操作があると判定された場合、ディスプレイ9を回動させてディスプレイハウジング20から露出させた上で、ステップS304へと進む(ステップS317)。ディスプレイ9の使用位置への移動操作がないと判定された場合、本制御フローは終了する。(ステップS316)。
一方、ステップS302において、表示装置8のディスプレイ9が格納位置にないと判定された場合、ステップS303へと進み、ディスプレイ9がディスプレイハウジング20内に格納された格納位置への移動操作があるか否かが判定される。ステップS303において、ディスプレイ9の格納位置への移動操作があると判定された場合、ディスプレイ9を回動させてディスプレイハウジング20内へ格納させた上で、本制御フローを終了させる(ステップS315)。ディスプレイ9の格納位置への移動操作がないと判定された場合、ステップS304へと進む(ステップS303)。
ステップS304においては、制御装置2のメモリ4内のiを0とした後、ステップS305においてiを1だけインクリメントする。iは後部座席15の着座位置を指定する数詞として機能する。次に、ステップS306において、後部座席15の1番目の着座位置に着座が有るか否かが判定される。上述したように、後部座席15に取り付けられた着座スイッチ6の検出により、1番目の位置に着座があると判定されると、ステップS307において、シートベルトスイッチ7の検出により後部座席15の1番目の着座位置への着座者がシートベルト装置18を装着しているか否かが判定される。
ステップS307において、後部座席15の1番目の着座位置への着座者がシートベルト装置18を装着していないと判定されると、ステップS308において制御装置2のメモリ4内に1番目の着座位置が記憶された後、ステップS309においてiが後部座席15の全着座位置の数(本実施形態においては3)と等しいか否かが判定される。
また、ステップS306において後部座席15の1番目の位置に着座がないと判定された場合、あるいは、ステップS307において1番目の着座位置への着座者がシートベルト装置18を装着していると判定された場合はステップS309へと進む。
ステップS309においてiが3ではないと判定されると、再びステップS305へと戻り、iがさらに1だけインクリメントされる。以後、iを2としてステップS306乃至S309の処理を行った後、再度ステップS305においてiを3としてステップS306乃至S309の処理を実行する。
また、ステップS306において後部座席15の1番目の位置に着座がないと判定された場合、あるいは、ステップS307において1番目の着座位置への着座者がシートベルト装置18を装着していると判定された場合はステップS309へと進む。
ステップS309においてiが3ではないと判定されると、再びステップS305へと戻り、iがさらに1だけインクリメントされる。以後、iを2としてステップS306乃至S309の処理を行った後、再度ステップS305においてiを3としてステップS306乃至S309の処理を実行する。
ステップS309においてiが3と判定されると、ステップS310においてメモリ4内に後部座席15の着座位置(i)が記憶されているか否かが判定される。以下、後部座席15のいずれかの着座位置を着座位置(i)と表示する。着座位置(i)が全く記憶されていない場合、本制御フローは終了する。メモリ4内に着座位置(i)が記憶されていると判定された場合、表示装置8のディスプレイ9にコーションメッセージ23を表示して、シートベルト装置18の非装着が検出されたことを着座者に通知するとともに、制御装置2内においてタイマが開始する(ステップS311)。
図4に示すように、ディスプレイ9に表示されるコーションメッセージ23は、ディスプレイ9の上部に上下3段に表示された文字列24と、その下方に表示された後部座席15のイラスト25により構成されており、後部座席のイラスト25上には、着座者を模したアイコン26が表示されている。文字列24の上段および中段には、それぞれ「後席シートベルトが装着されていません!」、「シートベルトを締めてください」と表示されている。また、文字列24の下段には、「(除外する場合は、対象座席位置を押してください)」と表示されている。
ディスプレイ9に表示されたコーションメッセージ23を見た着座者(アイコン26の位置に着座しており、シートベルト装置18を装着していない)が、タイマ作動中にタッチパネルスイッチ10として機能するアイコン26を指等で触れて除外操作を行うと、ディスプレイ格納装置11の作動解除が行われ、ディスプレイ9がディスプレイハウジング20内に格納されずに本制御フローは終了する(ステップS312)。着座者による除外操作が行われずに、ステップS313においてタイマ作動時間が満了したと判定されると、ディスプレイ格納装置11を作動させてディスプレイ9をディスプレイハウジング20内に格納させることにより、着座者がディスプレイ9を見ることができなくなる(ステップS314)。
尚、シートベルト装置18の非装着によりディスプレイ9が格納位置に移動された場合に、車両14を一旦停止させた上で、ディスプレイ操作スイッチ13を操作してディスプレイ9を使用位置に移動させた後、再度、車両14を走行させた時も、上述した制御が繰り返されてディスプレイ9が再び格納位置に移動されることは言うまでもない。
尚、シートベルト装置18の非装着によりディスプレイ9が格納位置に移動された場合に、車両14を一旦停止させた上で、ディスプレイ操作スイッチ13を操作してディスプレイ9を使用位置に移動させた後、再度、車両14を走行させた時も、上述した制御が繰り返されてディスプレイ9が再び格納位置に移動されることは言うまでもない。
本実施形態によれば、車両14が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、後部座席15において着座者がシートベルト装置18を装着していないことが検出された時、表示装置8のディスプレイ9を使用位置から格納位置に移動させる。これにより、車両14の走行中に後部座席15の着座者がシートベルト装置18を装着していない場合でも、ディスプレイ9を格納位置に移動させて、車両14の衝突時等に着座者がディスプレイ9に衝突する危険を低減することができる。また、ディスプレイ9を格納して使用できなくすることにより、後部座席15への着座者に対してシートベルト装置18の着用を促すことができる。
また、後部座席15においてシートベルト装置18が装着されていないことが検出された時、コーションメッセージ23により着座者に対してシートベルト装置18の非装着が検出されたことを通知した後、所定時間以内にディスプレイ9の格納位置への移動解除が行われた場合には、ディスプレイ9の格納位置への移動を中止する。これにより、図5に示したように、後部座席15の一部の着座位置に荷物27が置かれることにより、当該着座位置において着座が有ることが検出され、かつシートベルト装置18の非装着が検出されたような場合に、ディスプレイ9の移動解除を行い、荷物27の横にいるシートベルト装置18を装着した着座者28がディスプレイ9を使用することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
表示装置8のディスプレイ9は、上述したようなディスプレイハウジング20に対して回動することにより格納されるものに限られず、あらゆる移動方法が適用可能である。例えば、ディスプレイ9が使用位置から上方に平行移動して車両14の天井19内に格納されるものであってもよい。また、ディスプレイ9は車両14の天井19付近に取り付けられるものに限らず、例えば、前部座席のシートバックあるいはヘッドレストの後面に取り付けられたものでもよい。
後部座席15の着座者に対するコーションメッセージは、ディスプレイ9上への表示に代えて音声によって行ってもよいし、ディスプレイ9上への表示と音声の双方によって行ってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
表示装置8のディスプレイ9は、上述したようなディスプレイハウジング20に対して回動することにより格納されるものに限られず、あらゆる移動方法が適用可能である。例えば、ディスプレイ9が使用位置から上方に平行移動して車両14の天井19内に格納されるものであってもよい。また、ディスプレイ9は車両14の天井19付近に取り付けられるものに限らず、例えば、前部座席のシートバックあるいはヘッドレストの後面に取り付けられたものでもよい。
後部座席15の着座者に対するコーションメッセージは、ディスプレイ9上への表示に代えて音声によって行ってもよいし、ディスプレイ9上への表示と音声の双方によって行ってもよい。
図面中、1は車載ディスプレイ作動装置、2は制御装置(制御手段)、5は車速センサ(車速検出手段)、6は着座スイッチ(着座検出手段)、7はシートベルトスイッチ(ベルト装着検出手段)、9はディスプレイ、11はディスプレイ格納装置(ディスプレイ移動手段)、14は車両、15は後部座席、18はシートベルト装置(シートベルト)を示す。
Claims (2)
- 車両の速度を検出する車速検出手段と、
車両の後部座席への着座を検出する着座検出手段と、
前記後部座席におけるシートベルトの着用の有無を検出するベルト装着検出手段と、
前記後部座席への着座者の前方に設けられ、前記後部座席への着座者が見ることが可能な使用位置と見ることが不可能な格納位置とを選択可能なディスプレイと、
前記ディスプレイを前記使用位置と前記格納位置との間で移動可能なディスプレイ移動手段と、
前記車速検出手段により車両が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、前記着座検出手段により前記後部座席への着座が検出され、かつ前記ベルト装着検出手段により、着座が検出された前記後部座席においてシートベルトが装着されていないことが検出された時、前記ディスプレイ移動手段を作動させることにより前記ディスプレイを前記使用位置から前記格納位置に移動させる制御手段を備えたことを特徴とする車載ディスプレイ作動装置。 - 前記制御手段は、車両が所定速度以上で走行中であることが検出された場合に、前記後部座席への着座が検出され、かつ着座が検出された前記後部座席においてシートベルトが装着されていないことが検出された時、着座者に対してシートベルトの非装着が検出されたことを通知した後、所定時間以内に前記ディスプレイ移動手段の作動解除が行われた場合には、前記ディスプレイの前記格納位置への移動を中止することを特徴とする請求項1記載の車載ディスプレイ作動装置。
Priority Applications (1)
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ID=40864636
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JP (1) | JP2009132303A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109204140A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-15 | 广州星凯跃实业有限公司 | 一种车载后座安全监测系统及监测方法 |
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-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007310710A patent/JP2009132303A/ja active Pending
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