JP4983981B2 - 2次元位置マップ校正方法および放射線検出装置 - Google Patents

2次元位置マップ校正方法および放射線検出装置 Download PDF

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Description

この発明は、複数のシンチレータ素子と、それらに光学的に結合された光センサとで構成された放射線検出器で放射線を検出する際に用いられる2次元位置マップを校正する2次元位置マップ校正方法および放射線検出装置に関する。
核医学診断装置、すなわちECT(Emission Computed Tomography)装置として、PET(Positron Emission Tomography)装置を例に採って説明する。PET装置は、陽電子(Positron)、すなわちポジトロンの消滅によって発生する複数本のγ線を検出して複数個の検出器でγ線を同時に検出したときのみ被検体の断層画像を再構成するように構成されている。
具体的には、陽電子放出核種を含んだ放射性薬剤を被検体内に投与して、投与された被検体内から放出される511KeVの対消滅γ線を多数の検出素子(例えばシンチレータ)群からなる検出器で検出する。そして、2つの検出器で一定時間内にγ線を検出した場合に同時に検出したとして、それを一対の対消滅γ線として計数し、さらに対消滅発生地点を、検出した検出器対の直線上と特定する。このような同時計数情報を蓄積して再構成処理を行って、陽電子放出核種分布画像(すなわち断層画像)を得る。
このとき、検出器においてより一層詳しいγ線の入射位置を得るためにシンチレータの数を増やし、位置検出のできる光電子増倍管(PMT: Photo Multiplier Tube)と組み合わせ、γ線の入射位置を個々のシンチレータ素子として弁別することでγ線の検出精度を高めて、断層画像の画像分解能を向上させる。そこで、シンチレータの数を増やして弁別能力を高める。特に、近年、深さ方向にもシンチレータを積層することで、相互作用を起こした深さ方向の光源位置(DOI: Depth of Interaction)を弁別することができるDOI検出器が開発されている。
γ線の入射位置を弁別するには、予め作成された2次元位置マップを用いる。2次元位置マップは、位置検出型の光電子増倍管などに代表される光センサで得られた電気信号を重心演算することにより、各γ線を検出したイベントに対する2次元座標(X,Y)として算出する作業を行うことで描かれる。さらに、この2次元位置マップは、検出器に均一な並行ビームのγ線を照射し、γ線を検出させながら上述した作業を繰り返し、2次元座標を2次元平面上に積算させたものである。これらは各シンチレータ素子(結晶素子)位置に応じたピークを持つ分布として描かれる。図9では、深さ方向にシンチレータが4層積層されたDOI検出器の場合の2次元位置マップであり、白丸(図9では「○」で図示)で示す位置は1層目(図9では「1st Layer」で表記)のシンチレータ、白の菱形で示す位置は2層目(図9では「2nd Layer」で表記)のシンチレータ、白の二重八角形で示す位置は3層目(図9では「3rd Layer」で表記)のシンチレータ、白の方形(図9では「□」で図示)で示す位置は4層目(図10では「4th Layer」で表記)のシンチレータを示す。2次元位置マップの各位置と、各々のシンチレータとを対応させたルックアップテーブル(LUT: Look Up Table)を参照するとともに、2次元位置マップを参照することで、実際に入射されたγ線の入射位置を弁別することができる。
ところで、DOI検出器のように3次元に配置された複数のシンチレータを備えている場合には、2次元位置マップにおいて位置が重ならないように、隣接するシンチレータ間に光反射材や光透過材などを組み合わせて拡散するようにしている。さらに、弁別能力をより一層高めるために、統計的クラスタリング処理を行って、2次元位置マップを校正する手法が紹介されている(例えば、特許文献1参照)。
実際の2次元位置マップでは、格子状に信号強度のピークが現れる。そのピークが2次元位置マップの各位置(行、列)のいずれに属するかがわかれば、シンチレータブロック(結晶ブロック)内のいずれのシンチレータ素子(結晶)に入射されて、その結晶で発光した光であるのかを弁別することができる。したがって、境界を定めることで2次元位置マップ全体を各ピークの勢力範囲に領域分割することが必要となる、結果として、光センサの画面上の各点はいずれかのピークの勢力範囲となる。
特開2005−43104号公報
しかしながら、1つの検出器は数100〜数1000の結晶(シンチレータ素子)から構成され、画像上に同数のピークが現れる。2次元位置マップの境界を手動で入力するのは、多大な手間を要する。したがって、自動化で境界を定めるのが望ましいが、2次元位置マップ周辺部ではピークが十分に分離せずに、境界の判定を誤ることが多い。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、境界を簡易に定めることができる2次元位置マップ校正方法および放射線検出装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、この発明の2次元位置マップ校正方法は、1次元,2次元あるいは3次元に配置された複数のシンチレータ素子と、それらに光学的に結合された光センサとで構成された放射線検出器を検出する際に用いられる、前記光センサで得られた信号強度を前記シンチレータ素子に入射された前記放射線の入射位置に対応させて2次元状に表した2次元位置マップを校正する2次元位置マップ校正方法であって、前記信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数の前記ピークが連結することで前記ピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、前記ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備えていることを特徴とするものである。
この発明の2次元位置マップ校正方法によれば、ピーク分離工程では、信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離する。もし、複数のピークが連結することで上述したピーク分離工程での分離に失敗したら、その失敗したピークの個数を、個数判定工程では、ピークの空間周期性を用いて判定する。したがって、ピークの空間周期性を用いることで失敗したピークの個数を判定することができ、境界を簡易に定めることができる。
この発明の2次元位置マップ校正方法では、シンチレータ素子ごとの感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように境界を定めることで、上述したピーク分離工程での分離に失敗した各々の位置を分離する境界決定工程を備えるのが好ましい。感度比と画素とが比例関係にあることを利用して、もし、シンチレータ素子ごとの感度比が予め求まっていれば、ピーク分離工程での分離に失敗した各々の位置を分離するために、シンチレータ素子ごとの感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように境界を定めることが可能である。
上述した分離工程では、信号強度を比較して各々の極小値をそれぞれ求めて、それらの極小値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離してもよいし、信号強度を比較して各々の極大値をそれぞれ求めて、それらの極大値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離してもよい。ピークを極大と考えた場合には、極小値の位置が境界にほぼ一致するので、前者のように、極小値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離する。
また、この発明の放射線検出装置は、1次元,2次元あるいは3次元に配置された複数のシンチレータ素子と、それらに光学的に結合された光センサとで構成された放射線検出器を備えた放射線検出装置であって、前記光センサで得られた信号強度を前記シンチレータ素子に入射された前記放射線の入射位置に対応させて2次元状に表した2次元位置マップについて、その2次元位置マップにおける各位置と各々のシンチレータ素子とを対応させたテーブルを記憶する記憶手段と、前記2次元位置マップを校正するための演算処理を行う演算処理手段とを備え、前記校正された2次元位置マップと放射線の検出結果とに基づいて前記入射位置を弁別することで放射線の検出位置を特定し、前記演算処理手段は、前記信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数の前記ピークが連結することで前記ピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、前記ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備え、それらの工程に関する演算処理を行うことを特徴とするものである。
この発明の放射線検出装置によれば、演算処理手段は、信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数のピークが連結することでピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備え、それらの工程に関する演算処理を行う。もし、複数のピークが連結することで上述したピーク分離工程での分離に失敗したら、その失敗したピークの個数を、個数判定工程では、ピークの空間周期性を用いて判定するので、ピークの空間周期性を用いることで失敗したピークの個数を判定することができ、境界を簡易に定めることができる。その結果、入射位置も簡易に弁別することができ、放射線の検出位置を簡易に特定することができる。
この発明に係る2次元位置マップ校正方法および放射線検出装置によれば、信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数のピークが連結することでピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備え、それらの工程に関する演算処理を行う。もし、複数のピークが連結することで上述したピーク分離工程での分離に失敗したら、その失敗したピークの個数を、個数判定工程では、ピークの空間周期性を用いて判定するので、ピークの空間周期性を用いることで失敗したピークの個数を判定することができ、境界を簡易に定めることができる。
実施例に係るPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図である。 γ線検出器の概略斜視図である。 (a)はγ線検出器の平面図、(b)はγ線検出器の側面図である。 (a)は行(x)方向に沿って極小値を求めるときの説明に供する2次元位置マップの平面図、(b)は列(y)方向に沿って極小値を求めるときの説明に供する2次元位置マップの平面図である。 (a)はピークを模式的に示した2次元位置マップの平面図、(b)はピークの空間周期性を表したシンチレータ素子ごとの感度比を表記した2次元位置マップの平面図である。 (a)は分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合のピークを模式的に示した2次元位置マップの平面図、(b)は分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合のピークの空間周期性を表したシンチレータ素子ごとの感度比を表記した2次元位置マップの平面図である。 分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合の境界を定める説明に供する2次元位置マップの平面図である。 (a)、(b)は分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合の境界を定める説明に供する感度比を表記した2次元位置マップの平面図である。 深さ方向にシンチレータが4層積層されたDOI検出器の場合の2次元位置マップの平面図である。
符号の説明
3 … γ線検出器
10 … ルックアップテーブル
13 … 2次元位置マップ校正部
31 … シンチレータブロック
32 … 光電子増倍管(PMT)
M … 2次元位置マップ
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。図1は、実施例に係るPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図であり、図2は、γ線検出器の概略斜視図であり、図3(a)は、γ線検出器の平面図、図3(b)は、γ線検出器の側面図である。
本実施例に係るPET装置は、図1に示すように、被検体Mを載置する天板1を備えている。この天板1は、上下に昇降移動、被検体Mの体軸Zに沿って平行移動するように構成されている。このように構成することで、天板1に載置された被検体Mは、後述するガントリ2の開口部2aを通って、頭部から順に腹部、足部へと走査されて、被検体Mの画像を得る。なお、走査される部位や各部位の走査順序については特に限定されない。
天板1の他に、本実施例に係るPET装置は、開口部2aを有したガントリ2と、γ線検出器3とを備えている。γ線検出器3は、被検体Mの体軸Z周りを取り囲むようにしてリング状に配置されており、ガントリ2内に埋設されている。γ線検出器3は、この発明における放射線検出器に相当する。
その他にも、本実施例に係るPET装置は、天板駆動部4とコントローラ5と入力部6と出力部7とメモリ部8と位置演算回路9とルックアップテーブル10と同時計数回路11と再構成部12と2次元位置マップ校正部13とを備えている。天板駆動部6は、天板1の上述した移動を行うように駆動する機構であって、図示を省略するモータなどで構成されている。ルックアップテーブル10は、この発明における記憶手段に相当し、2次元位置マップ校正部13は、この発明における演算処理手段に相当し、ガントリ2,γ線検出器3,位置演算回路9,ルックアップテーブル10,同時計数回路11および2次元位置マップ校正部13で、この発明における放射線検出装置を構成する。
コントローラ5は、本実施例に係るPET装置を構成する各部分を統括制御する。コントローラ5は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されている。
入力部6は、オペレータが入力したデータや命令をコントローラ5に送り込む。入力部6は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。出力部7はモニタなどに代表される表示部やプリンタなどで構成されている。
メモリ部8およびルックアップテーブル10は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体で構成されている。本実施例では、同時計数回路11で同時計数された計数値(カウント)や、再構成部12で処理された画像などについてはRAMに書き込んで記憶し、必要に応じてRAMから読み出す。特に、本実施例では、後述する光電子増倍管33(図2、図3を参照)で得られた電気信号を重心演算し、後述するシンチレータブロック31(図2、図3を参照)のシンチレータ素子位置に対応させて2次元状に表した2次元位置マップについて、その2次元位置マップにおける各位置と各々のシンチレータ素子とを対応させたテーブルとしてルックアップテーブル10に書き込んで記憶し、2次元位置マップ校正部13による2次元位置マップの校正時にルックアップテーブル10から読み出して、2次元位置マップを書き換えて校正する。ROMには、各種の核医学診断や2次元位置マップ校正部13による演算処理を行うためのプログラム等を予め記憶しており、そのプログラムをコントローラ5が実行することでそのプログラムに応じた核医学診断や2次元位置マップ校正部13による演算処理をそれぞれ行う。
再構成部12と2次元位置マップ校正部13とは、例えば上述したメモリ部8などに代表される記憶媒体のROMに記憶されたプログラムあるいは入力部6などに代表されるポインティングデバイスで入力された命令をコントローラ5が実行することで実現される。
放射性薬剤が投与された被検体Mから発生したγ線をγ線検出器3のシンチレータブロック31(図2、図3を参照)が光に変換して、変換されたその光をγ線検出器3の光電子増倍管(PMT: Photo Multiplier Tube)32(図2、図3を参照)は増倍させて電気信号に変換する。その電気信号を画像情報(画素値、すなわちγ線検出器3で同時計数されたカウント値)として位置演算回路9に送り込む。
位置演算回路9は、核医学診断時にルックアップテーブル10を参照するとともに、2次元位置マップを参照して、計数されたカウント値がシンチレータブロック31(図2、図3を参照)のどのシンチレータ素子で入射されたのかを判定する。具体的には、入射するたびに重心演算を行ってシンチレータ素子への入射位置を求める。求められた入射位置およびカウント値(画像情報)を同時計数回路11に送り込む。
具体的には、被検体Mに放射性薬剤を投与すると、ポジトロン放出型のRIのポジトロンが消滅することにより、2本のγ線が発生する。同時計数回路11は、シンチレータブロック31(図2、図3を参照)の位置(より詳しくはシンチレータ素子への入射位置)とγ線の入射タイミングとをチェックし、被検体Mの両側にある2つのシンチレータブロック31でγ線が同時に入射したときのみ、送り込まれた画像情報を適正なデータと判定する。一方のシンチレータブロック31のみにγ線が入射したときには、同時計数回路11は棄却する。
同時計数回路11に送り込まれた画像情報を投影データとして再構成部12に送り込む。再構成部12は、その投影データを再構成して被検体Mの画像を求める。画像を、コントローラ5を介して出力部7に送り込む。このようにして、再構成部12で得られた画像に基づいて核医学診断を行う。
γ線検出器3は、図2、図3に示すように複数のシンチレータ素子からなるシンチレータブロック31と、そのシンチレータブロック31に対して光学的に結合された光電子増倍管(以下、単に「PMT」と略記する)32とを備えている。シンチレータブロック31を構成する各シンチレータ素子は、γ線の入射に伴って発光することでγ線から光に変換する。この変換によってシンチレータ素子はγ線を検出する。シンチレータ素子において発光した光がシンチレータブロック31で十分に拡散されて、PMT32に入力される。PMT32は、シンチレータブロック31で変換された光を増倍させて電気信号に変換する。その電気信号は、上述したように画像情報(画素値)として位置演算回路9(図1を参照)、さらには同時計数回路11(図1を参照)に送り込まれる。シンチレータブロック31を構成するシンチレータ素子は、この発明におけるシンチレータ素子に相当し、光電子増倍管(PMT)32は、この発明における光センサに相当する。
図3に示すように、シンチレータ素子の一辺をLとするとともに、シンチレータ素子の高さをLとし、シンチレータブロック31の高さをLとし、PMT32の横方向の幅をLとし、PMT32の奥行き方向の幅をLとし、PMT32の高さをLとする。本実施例では、L=1.45mm,L=4.5mm,L=18mm,L=52mm,L=49.5mm,L=12.4mmのγ線検出器3を用いている。もちろん、γ線検出器3の各々のサイズは、これに限定されない。また、本実施例では、シンチレータ素子を32×32×4層並べたシンチレータブロック31と、16×16のマルチアノードを有するPMT32とを備えたγ線検出器3を用いている。シンチレータブロック31を構成するシンチレータ素子の数やPMT32のマルチアノードの数についても特に限定されない。
次に、2次元位置マップ校正部13による演算処理について、図4〜図8を参照して説明する。図4(a)は、行(x)方向に沿って極小値を求めるときの説明に供する2次元位置マップの平面図であり、図4(b)は、列(y)方向に沿って極小値を求めるときの説明に供する2次元位置マップの平面図であり、図5(a)は、ピークを模式的に示した2次元位置マップの平面図であり、図5(b)は、ピークの空間周期性を表したシンチレータ素子ごとの感度比を表記した2次元位置マップの平面図であり、図6(a)は、分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合のピークを模式的に示した2次元位置マップの平面図であり、図6(b)は、分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合のピークの空間周期性を表したシンチレータ素子ごとの感度比を表記した2次元位置マップの平面図であり、図7は、分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合の境界を定める説明に供する2次元位置マップの平面図であり、図8は、分離に失敗したときに対象となる領域を分離する場合の境界を定める説明に供する感度比を表記した2次元位置マップの平面図である。
2次元位置マップを入力する(図9を参照)。具体的には、実際の核医学診断を行う前に、予め、Na−22線源をγ線検出器3の上方から一様照射して2次元位置マップを得た後、領域分割を行い、マップ全体をシンチレータ素子の位置番号にラベリングしてテーブルを作成して、ルックアップテーブル10に書き込んで記憶する。本実施例では、2次元位置マップは、1024×1024画素(ピクセル)の画像とし、ルックアップテーブル(LUT)は1024×1024の配列にシンチレータ素子の位置番号を有する。つまり、ルックアップテーブル(LUT)では、2次元位置マップにおける各位置(1024×1024画素)と各々のシンチレータ素子とを対応させている。
γ線検出器3を構成するシンチレータブロック31(すなわち結晶ブロック)は、多数(本実施例では32×32×4)のシンチレータ素子(すなわち小結晶)を組み立てて製作される。画素値のピークの個数は結晶ブロックを構成する小結晶の総数によって決まる。以下、ピーク総数について、2次元位置マップを構成する行・列のうち、行方向に沿った個数をNとするとともに、列方向に沿った個数をNとする。したがって、ピーク総数はN×Nとなる。また、図5(a)に示すようにピークPeakの濃淡(画素値)が空間周期的に変化しているが、これはブロックの層毎に感度が異なることに由来し、その周期は何層の小結晶から構成されているのかに依存している。以下、この周期・層数をtとする。本実施例の場合には、上述したようにN=N=64,t=4である。
2次元位置マップMにおいて、信号強度である画素値を比較して各々の極小値あるいは極大値をそれぞれ求めて、それらの極小値あるいは極大値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離する。本実施例では、図4(a)に示すように行(x)方向に平行な各々のラインLにそれぞれ沿って極小値を求めて境界を描いて定めるとともに、図4(b)に示すように列(y)方向に平行な各々のラインLにそれぞれ沿って極小値を求めて境界を描いて定める。
具体的には、図4(a)に示すようにラインLを横軸として、画素値を縦軸としたグラフG(すなわち行方向の画素値のプロファイル)を作成する。そして、そのグラフGで極小値となっている点(図4では「●」で図示)を抽出する。対象となっているラインLに対して極小値に相当する位置に境界Bを描く。この境界Bによって各々の位置を分離して行(x)方向にM個のピークが抽出されたとする。同様に、図4(b)に示すようにラインLを横軸として、画素値を縦軸としたグラフG(すなわち列方向の画素値のプロファイル)を作成する。そして、そのグラフGで極小値となっている点(図4では「●」で図示)を抽出する。対象となっているラインLに対して極小値に相当する位置に境界Bを描く。この境界Bによって各々の位置を分離して列(y)方向にM個のピークが抽出されたとする。以上より、M×M個のピークを抽出する(M<N、M<N)。この分離動作は、この発明におけるピーク分離工程に相当する。
この分離によって、行方向の左右合わせて(N−M)個、また列方向の上下合わせて(N−M)個のピークが分離できていないことがわかる。つまり、(N−M)個、(N−M)個のピークがそれぞれ連結することで上述した分離が失敗したことがわかる。左右で分離に失敗したピークの個数の相違がt未満であると仮定すれば、濃淡(すなわち画素値)のパターンを照合することで、左右それぞれで分離に失敗したピークの個数(N,N)を判定することができる。上下それぞれで分離に失敗した場合も同様である。
具体的には、感度比と画素値とが比例関係にあることを利用して、もし、シンチレータ素子ごとの感度比が予め求まっていれば、その感度比と画像の濃淡(画素値)のパターンとを照合することで、ピークの個数を判定することができる。感度比は、図5(b)に示すように空間周期的に変化しており、上述した図5(a)に示すように画像の濃淡(画素値)も空間周期的に変化している。t=4の場合において1層目の感度比をr1とするとともに、2層目の感度比をr2とし、3層目の感度比をr3とし、4層目の感度比をr4とすると、その感度比と図5(a)に示す分離された画像の濃淡とが互いに対応する。したがって、分離に失敗したピークの個数を、ピークの空間周期性を用いて判定することができる。
なお、シンチレータ素子ごとの感度比については、実験によって予め求めてもよいし、2次元位置マップMの中央部の感度比から求められたr1,r2,r3,r4を用いることもできる。
図5(a)では、行(x)方向に62個のピークPeakが抽出されたときの図である。つまり、M=62である。図5(b)に示す4個周期を用いて、図5(a)のピークPeakを比較することで、図5(a)の場合には、端部の左右2個のピークPeakが連結により潰れてそれぞれ1個と判定されているのがわかる。同様に、図5(a)の場合には、上下2個のピークPeakが連結により潰れてそれぞれ1個と判定されているのがわかる。この判定動作は、この発明における個数判定工程に相当する。
分離に失敗したときに左側のピークを再分離する場合を、図6を用いて説明する。対象となる領域について、図6〜図8では太枠で図示するとともに、符号Tを付する。なお、説明の便宜上、図5と相違して、図6(a)では、分離に失敗したときに対象となる領域Tでは、上下方向にも2個のピークPeakが連結により潰れて1個と判定されているとする。なお、このときに、分離に失敗したときに対象となる領域Tの感度比は、図6(b)に示すとおりであり、分離に失敗したときに対象となる領域Tの感度比は(r2,r1,r1,r2,r1,r1)である。
分離に失敗したときに対象となる領域T(図6〜図8では左側端部)での境界(図6〜図8の場合には境界B)を、図7に示すように一旦消去する。元から潰れていて分離できなかったピーク数と合わせて、左辺N´,右辺N´とする。端部のN´個,N´個のピークについて、経験的にわかっている感度比から境界を定めて、分離に失敗した各々の位置を分離することで、端部のN´個,N´個のピークを分離する。
例えば、図7に示すように、分離に失敗したときに対象となる領域Tを左右に区切るように太線を挿入する。太線よりも左側のピーク領域内の画素の総和をΣPとするとともに、太線よりも右側のピーク領域内の画素の総和をΣPとする。感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように境界を定めることで、分離に失敗したときに対象となる領域Tについて各々の位置を分離してピークを分離する。そのためには、領域Tを左右に区切った太線を、図7中の矢印の方向に左右に動かして、感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致する場所での太線を、再分離すべき境界として決定する。
例えば、図8(a)に示すように、感度比を(r2+r2):(r1+r1+r1+r1)で分ける場合には、感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように、すなわちΣP:ΣP=(r2+r2):(r1+r1+r1+r1)となるように、図7に示すように領域Tを左右に区切った太線を左右に動かして太線である境界を定める。同様に、図8(b)に示すように、感度比を(r2+r2+r1+r1):(r1+r1)で分ける場合には、感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように、すなわちΣP:ΣP=(r2+r2+r1+r1):(r1+r1)となるように、図7に示すように領域Tを左右に区切った太線を動かして太線である境界を定める。また、領域Tを上下に区切った場合、図6〜図8では、上下間では同じ感度比であるので、ΣP:ΣP=1:1、すなわちΣP=ΣPとなるように領域Tを上下に区切った太線を上下に動かして太線である境界を定める。右側の場合も、上下側の場合も同様である。この太線(境界)の決定は、この発明における境界決定工程に相当する。
以上の動作を行うことで、2次元位置マップ校正部13はルックアップテーブル10から読み出して、2次元位置マップを書き換えて校正することでルックアップテーブルを作成する。
上述の構成を備えた本実施例に係るPET装置に備えられた放射線検出装置(ガントリ2,γ線検出器3,位置演算回路9,ルックアップテーブル10,同時計数回路11および2次元位置マップ校正部13)によれば、2次元位置マップ校正部13は、信号強度として画素値のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離する。もし、複数のピークが連結することで分離に失敗したら、その失敗したピークの個数を、ピークの空間周期性を用いて判定する。したがって、ピークの空間周期性を用いることで失敗したピークの個数を判定することができ、境界を簡易に定めることができる。その結果、入射位置も簡易に弁別することができ、放射線(本実施例ではγ線)の検出位置を簡易に特定することができる。
本実施例では、好ましくは、シンチレータ素子ごとの感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように境界を定めることで、分離に失敗した各々の位置を分離している。感度比と画素とが比例関係にあることを利用して、もし、シンチレータ素子ごとの感度比が予め求まっていれば、分離に失敗した各々の位置を分離するために、シンチレータ素子ごとの感度比とピーク領域内の画素の総和比とが一致するように境界を定めることが可能である。
本実施例では、信号強度である画素値を比較して各々の極小値あるいは極大値をそれぞれ求めて、それらの極小値あるいは極大値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離している。ピークを極大と考えた場合には、極小値の位置が境界にほぼ一致するので、図4に示すように極小値の位置を境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離する。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、放射線検出装置を備えた核医学診断装置として、PET装置を例に採って説明したが、この発明は、単一のγ線を検出して被検体の断層画像を再構成するSPECT(Single Photon Emission CT)装置などにも適用することができる。また、PET装置とCT装置とを組み合わせたPET−CT装置にも適用することができる。また、γ以外の放射線(例えばα線やβ線など)にも適用することができる。
(2)上述した実施例では、3次元に配置された複数のシンチレータ素子からなるDOI検出器であったが、2次元あるいは3次元に配置された複数のシンチレータ素子からなる放射線検出器にも適用することができる。
(3)上述した実施例では、光センサとして光電子増倍管(PMT)を例に採って説明したが、シンチレータ素子に光学的に結合された光センサであれば、アバランシェフォトダイオードやシリコンフォトマルチプライアなどに例示されるように、特に限定されない。

Claims (5)

  1. 1次元,2次元あるいは3次元に配置された複数のシンチレータ素子と、それらに光学的に結合された光センサとで構成された放射線検出器を検出する際に用いられる、前記光センサで得られた信号強度を前記シンチレータ素子に入射された前記放射線の入射位置に対応させて2次元状に表した2次元位置マップを校正する2次元位置マップ校正方法であって、前記信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数の前記ピークが連結することで前記ピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、前記ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備えていることを特徴とする2次元位置マップ校正方法。
  2. 請求項1に記載の2次元位置マップ校正方法において、前記シンチレータ素子ごとの感度比と前記ピーク領域内の画素の総和比とが一致するように前記境界を定めることで、前記ピーク分離工程での分離に失敗した各々の位置を分離する境界決定工程を備えることを特徴とする2次元位置マップ校正方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の2次元位置マップ校正方法において、前記分離工程では、前記信号強度を比較して各々の極小値をそれぞれ求めて、それらの極小値の位置を前記境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離することを特徴とする2次元位置マップ校正方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の2次元位置マップ校正方法において、前記分離工程では、前記信号強度を比較して各々の極大値をそれぞれ求めて、それらの極大値の位置を前記境界として描いて、その境界によって各々の位置を分離することを特徴とする2次元位置マップ校正方法。
  5. 1次元,2次元あるいは3次元に配置された複数のシンチレータ素子と、それらに光学的に結合された光センサとで構成された放射線検出器を備えた放射線検出装置であって、前記光センサで得られた信号強度を前記シンチレータ素子に入射された前記放射線の入射位置に対応させて2次元状に表した2次元位置マップについて、その2次元位置マップにおける各位置と各々のシンチレータ素子とを対応させたテーブルを記憶する記憶手段と、前記2次元位置マップを校正するための演算処理を行う演算処理手段とを備え、前記校正された2次元位置マップと放射線の検出結果とに基づいて前記入射位置を弁別することで放射線の検出位置を特定し、前記演算処理手段は、前記信号強度のピークによって境界を描いて、その境界によって各々の位置を分離するピーク分離工程と、複数の前記ピークが連結することで前記ピーク分離工程での分離に失敗したピークの個数を、前記ピークの空間周期性を用いて判定する個数判定工程とを備え、それらの工程に関する演算処理を行うことを特徴とする放射線検出装置。
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