JP4981276B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式、或いは静電記録方式の画像形成装置に搭載される定着装置(定着器)に関する。
例えば、電子写真複写機・プリンタ等の画像形成装置において、シート状の記録材に形成担時させた未定着トナー画像を記録材上に加熱定着する定着装置(定着器)の1つとしてフィルム加熱方式の装置が知られている。
このフィルム加熱方式の定着装置は、可撓性の定着フィルム(以下、フィルムと略記する)と、フィルムを加熱する加熱体と、フィルムを挟んで加熱体と定着ニップ部を形成する加圧ローラと、を有している。そして未定着トナー画像を形成担持した記録材を定着ニップ部で挟持搬送し、その搬送過程で未定着トナー画像に熱と圧力を与えることにより未定着トナー画像を記録材に熱定着させるものである。
この定着装置によれば、加熱体としてセラミックヒータ(以下、ヒータと略記する)を、フィルムとして低熱容量の耐熱樹脂製フィルムや金属製フィルムなどを用いてオンデマンドタイプの装置を構成することが出来る。すなわち、画像形成装置の画像形成実行時のみ熱源としてのヒータに通電してフィルムを所定の定着温度(目標温度)に加熱させた状態にすればよい。したがって、画像形成装置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間が短く(クイックスタート性)、スタンバイ時の消費電力も大幅に小さくできる(省電力)などの利点がある。
フィルム加熱方式の定着装置においては、定着ニップ部に記録材先端が突入する際に、記録材先端が定着ニップ部に引っかかると未定着トナー画像に乱れが生じたり、突入時の衝撃が記録材を介してトナー画像転写用の転写ニップ部に伝わって転写ブレが生じたりする可能性がある。
未定着トナー画像の乱れや転写ブレが発生しないようにするため、特許文献1および特許文献2では、ニップ部の入り口において記録材をガイドするガイド部材の形状を中央高にすることにより、ニップ部への記録材の突入姿勢を安定化させている。また、特許文献3では、転写部とニップ部間で記録材を重力を利用して湾曲させるような構成を採り、定着器への突入ショックによる転写部への影響を記録材で吸収させている。
特公昭62−52300号公報 特開平2−306279号公報 特開平5−35134号公報
近年、環境対応設計や、コストダウン対応設計、省スペース対応設計の見地から画像形成装置のコンパクト化がはかられている。定着装置の小型化はもとより、画像形成装置本体の小型化が求められている。画像形成装置本体の小型化をはかるためには、各パーツの配置が限られるため、転写ニップ部と定着ニップ部との間の距離の短縮化が求められている。
転写ニップ部と定着ニップ部との間の距離を短縮することは、単一の記録材において搬送方向先端側を挟持搬送する定着ニップ部と、搬送方向後端側を挟持搬送する転写ニップ部との間の距離を短縮することを意味する。したがって転写ニップ部と定着ニップ部との間の距離を短縮することで、転写ニップ部と定着ニップ部との間において記録材のこしが大きく(強く)なってしまう。この結果、定着ニップ部突入時の定着前ガイドでの記録材先端の姿勢が矯正されづらくなり、かつ転写ニップ部−定着ニップ部間において記録材にループが形成されづらくなってくる。
また、小型化に伴って記録材搬送路の自由度も限られてくる。この結果、単一の記録材において転写ニップ部で搬送するときの姿勢と定着ニップ部で搬送するときの姿勢が大きく異なり、定着ニップ部突入時に、記録材に急激な屈曲が発生しやすくなる。
特に、記録材の搬送方向と直交する幅方向において記録材先端が片上がり等の不安定な姿勢で定着ニップ部に突入した場合には、その記録材先端が定着ニップ部に引っかかり該記録材先端の一部から定着ニップ部に突入することになる。すると、記録材自体の屈曲がスムーズに行えなくなり、転写ニップ部へのトナー像の乱れを誘発する、もしくは、突入時のショックで記録材先端にトナーの飛び散りを発生させる可能性がある。
そこで、紙のこしの状態が無視できないぐらい大きくなってきた場合に、従来とは異なる定着ニップ部への突入性を改善させる手法が求められている。
本発明の目的は、画像を担持した記録材の先端が定着フィルムと加圧ローラの間に進入する時のショックを抑えつつ、記録材に皺が発生しやすくなるのを抑えるようにした定着装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る定着装置の構成は、筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムの内面に接触するヒータと、前記ヒータを保持するホルダと、前記定着フィルムの外面に接触しており前記ヒータ及び前記ホルダと共に前記定着フィルムを挟み込む加圧ローラと、を有し、画像を担持する記録材を前記定着フィルムと前記加圧ローラの間で挟持搬送して記録材上の画像を記録材に定着する定着装置において、
前記定着フィルムと前記加圧ローラの接触領域の記録材搬送方向上流側の境界を構成するラインの前記記録材搬送方向に対して直交する方向の両端部よりも中央部が前記記録材搬送方向上流側に膨らむように、前記ヒータよりも前記記録材搬送方向上流側に位置する前記ホルダの一部分と前記加圧ローラとが前記定着フィルムを挟み込んでおり、前記接触領域の記録材搬送方向下流側の境界を構成するラインの前記記録材搬送方向に対して直交する方向の両端部よりも中央部が前記記録材搬送方向上流側に凹むように、前記ヒータよりも前記記録材搬送方向下流側に位置する前記ホルダの一部分と前記加圧ローラとが前記定着フィルムを挟み込んでいることを特徴とする。
本発明によれば、画像を担持した記録材の先端が定着フィルムと加圧ローラの間に進入する時のショックを抑えつつ、記録材に皺が発生しやすくなるのを抑えるようにした定着装置を提供することができる。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
[参考例1]
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る定着装置を搭載できる画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタである。
1は像担持体(潜像担持体)としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)である。この感光ドラム1はメインモータ(以下、モータと略記する)M1により矢示の時計方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
この感光ドラム1はその回転過程で一次帯電手段(本例は帯電ローラ)2により所定の極性・電位に一様に一次帯電処理される。その帯電処理面に対して不図示の露光装置(レーザビーム走査露光手段等)により光像露光Lがなされて目的の画像情報に応じた静電潜像が形成される。次いでその静電潜像が現像手段としての現像装置3によってトナー像(顕画像)として可視化される。
一方、感光ドラム1と、転写手段としての転写ローラ4との圧接ニップ部である転写ニップ部Tに不図示の給送手段部から所定のタイミングで記録材Pが給送される。そして転写ニップ部Tにおいて感光ドラム1上のトナー像が転写ローラ4に印加される転写バイアスによって記録材P面上に転写されていく。
転写ニップ部Tでトナー像の転写を受けた記録材Pは感光ドラム1面から分離されてガイド部材20により画像加熱定着装置(以下、定着装置と略記する)8に送り込まれる。そして記録材Pは、定着装置8の定着用回転体としての定着ユニット10と加圧回転体としての加圧ローラ18間のニップ部たる定着ニップ部Nで挟持搬送される。その挟持搬送過程で未定着トナー画像が記録材Pに加熱定着された後、記録材は画像形成物(コピー、プリント)として排出される。
記録材Pへのトナー像転写後の感光ドラム1面はクリーニング手段5により転写残りトナー等の残存付着物の除去処理を受け、繰り返して作像に供される。
102は印加バイアス制御回路である。印加バイアス制御回路102は電源7を制御して所定の転写バイアスを転写ローラ4に印加する。転写バイアスの印加タイミングはセンサ6(以下、TOPセンサと称す)のON、OFF信号に基づいて制御手段としてのCPU100により制御される。TOPセンサ6としてはフォトインタラプターを使用した。
103はモータM1のコントローラであり、CPU100によって制御される。
本参考例の画像形成装置において、感光ドラム1の外径は約24mmである。転写ニップ部Tから定着装置8の定着ニップ部Nまでの距離は約50mm程度である。また転写ニップ部Tの延長線と定着ニップ部Nの延長線とが交差する交差角度は約40°である。
(2)定着装置8
図2は定着装置8の要部の横断面側面模型図である。この定着装置8は、円筒状(エンドレス状)の定着フィルムを用いたフィルム加熱方式・加圧ローラ駆動方式の装置である。
定着ユニット10は、支持部材としてのヒータホルダ(以下、ホルダと略記する)11を有している。ホルダ11は記録材Pの搬送方向Xと直交する幅方向(図面に垂直な方向)を長手とする横長の耐熱性樹脂製の部材である。ホルダ11において加圧ローラ18側の外面中央部には長手方向に沿って凹溝11aが形成してあり、この凹溝内に加熱体としてのセラミックヒータ(以下、ヒータと略記する)13が固定して配置してある。また、ホルダ11の加圧ローラ18と反対側の内面側には剛性加圧ステイ(以下、ステイと略記する)14が配設してある。ステイ14は横断面U字型の横長の金属製の部材である。上記ホルダ11・ヒータ13・ステイ14の組み立て体に、可撓性部材としてのスリーブ状(筒状)の定着フィルム(以下、フィルムと記す)12をルーズに外嵌させている。本参考例では、フィルム12の内周長よりも該内周長に沿うホルダ11の外周長の方を例えば約3mm程度大きくしている。従ってフィルム12はホルダ11に対して周長が余裕をもってルーズに外嵌されている。
フィルム12は熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるため、その膜厚は総厚約40〜100μm程度としている。フィルム12としては耐熱性・離型性・強度・耐久性等のあるPI・PTFE・PFA・FEP等の単層、あるいはポリイミド・ポリアミドイミド・PEEK・PES・PPS等の外周表面にPTFE・PFA・FEP等をコーティングした複合層フィルムを使用できる。本参考例のフィルム12は、基層12aとしてポリイミドフィルムを用い、この外周表面に弾性層12bとして導電性プライマー層を有し、その上に離型層12cとしてPTFE・PFA等のフッ素樹脂に導電剤を添加したコート層を設けたものである。フィルム12は上記のものに特にこだわるものでなく、金属で形成されるフィルム、或いは金属で形成される素管等を用いても良い。
ヒータ13は低熱容量の表面加熱型のセラミックヒータである。図3はヒータ13の一例の構成模型図である。
ヒータ13は下記のi)〜iv)の部材を有する。
i)被記録材Sの幅方向を長手とする横長のアルミナ・窒化アルミニウム・炭化ケイ素等の高絶縁性のセラミックスでできたセラミック基板(絶縁基板(以下、基板と略記する))13a。
ii)上記基板13aの表面側に長手に沿ってスクリーン印刷等により線状もしくは細帯状に塗工し焼成して形成した、例えばAg/Pd(銀パラジウム:銀合金)、RuO 、Ta N等の通電発熱体(発熱抵抗体)13b。
iii)上記通電発熱体13bの長手方向両端部に電気的に導通させて設けた、Ag/Pt(銀・白金)等で形成された電極部13d・13d。
iv)通電発熱体13bの表面に設けた、電気的に絶縁し、フィルム12との摺擦に耐えることが可能な薄層のガラスコートやフッ素樹脂コート等の絶縁保護層13c。
上記ヒータ13において、基板13aの裏面において長手方向略中央(通電発熱体bの領域内の略中央)には温度検出手段としてのサーミスタ15が設けてある。電極部13c・13cには通電制御回路101から電力が供給される。通電制御回路101は、CPU100から出力されるヒータ起動信号に応じて電極部13c・13cに電力を供給する。これによりヒータ13は通電発熱体13bの発熱で迅速急峻に昇温する。
サーミスタ15はヒータ13の昇温を検出し、その検出温度信号(抵抗値)をCPU100に出力する。CPU100ではサーミスタ15からの検出温度信号に基づいてフィルム31が所定の定着温度になるように通電制御回路101を制御してヒータ13を所定の設定温度(目標温度)に温調する。
加圧ローラ18は、アルミニウム・鉄・ステンレス等の芯軸18aと、この芯軸に外装したシリコーンゴム等の耐熱ゴム弾性体からなる弾性層18bと、を有する。そして弾性層18bの表面には、記録材P、フィルム12の搬送性、およびトナーによる汚れ防止の理由からフッ素樹脂を分散させたコート層(離型層)18cが設けてある。弾性層18bとコート層18cからなるローラ部の寸法は、肉厚3mm、外径20mmである。また記録材Pの幅方向と対応するローラ部の長手寸法は、フィルム12の長手寸法と略同じである。この加圧ローラ18は、芯軸18aの両端部が不図示の装置側板に回転自由に軸受保持されている。
本参考例の定着装置8では、上記装置側板に芯軸18aの両端部を回転自由に軸受保持させた加圧ローラ18の斜め上方に定着ユニット10を加圧ローラと平行に配設している。そして定着ユニット10のステイ14の両端部を不図示のバネ等の加圧手段により加圧ローラ18側に所定の加圧力Fで加圧ローラの弾性層18bの弾性に抗して押圧状態にする。これによりフィルム12を介してヒータ13とホルダ11を加圧ローラ18の弾性層18bに所定量侵入させて定着ニップ部N(接触領域)を形成している(図2)。つまりヒータ13はフィルム12の内面に接触している。加圧ローラ18はフィルム12の外面に接触している。そして加圧ローラ18はヒータ13及びホルダ11と共にフィルム12を挟み込んでいる。
(3)定着ニップ部Nの説明
図4にステイ14の形態を示す。(a)はステイ14の側面図、(b)は(a)のa−a断面図である。
ステイ14は、比較的柔軟な樹脂製のホルダ11の裏面に押し当てることでホルダに長手強度を持たせ、かつホルダを矯正させるための部材である。このステイ14は、約1〜2mm厚の板金をU字形状にプレス加工して一対の突き当て部14a・14bを形成し、この突き当て部を記録材Pの搬送方向Xにおいてホルダ11の上流側と下流側にそれぞれ突き当てて使用する(図2参照)。ホルダ11の上流側に突き当てる突き当て部14aの先端面14a1は長手中央部が長手両端部に比べて凸となる弧状の曲面に形成してある。すなわち、突き当て部14aの先端面14a1において長手中央部20mm程度を長手両端部よりも約0.35mmほど突出させ、この長手中央部と各長手端部とをなだらかな曲線でつないでいる。これに対してホルダ11の下流側に突き当てる突き当て部14bの先端面14b1は上記の突き当て部14aの長手両端部と同一高さの平面に形成してある。なお、図では説明の便宜のため長手中央部の突出量は誇張して描いてある。
上記のように突き当て部14aの先端面14a1を弧状の曲面に形成することによりホルダ11のニップ部上流側でホルダの加圧ローラ18への押し当て圧を局所的にアップさせることができる。すなわち、ホルダ11のニップ部上流側においてフィルム12と加圧ローラ18との圧接力を長手中央部でアップできる。これによりホルダ11のニップ部上流側においてフィルム12と加圧ローラ18の長手中央部の圧接面を記録材Pの搬送方向Xと逆方向に突出するように変形させることができる。
図5に本参考例の定着ニップ部Nと従来の定着ニップ部N1の平面図を示す。
従来の定着ニップ部N1は、上記ステイ14と同様な約1〜2mm厚の板金をU字形状にプレス加工して一対の突き当て部を形成したステイを用いた場合に形成されるものである。このステイは図示していないが一対の突き当て部の先端面は上記突き当て部14aの長手両端部と同一高さの平面に形成してある。加圧手段による加圧条件は本参考例のステイ14と同じである。従来のステイを用いた場合には、ホルダ11のニップ部上流側およびニップ部下流側においてフィルム12と加圧ローラ18の圧接力は等しくなる。このため従来の定着ニップ部N1の平面形状は、記録材Pの搬送方向Xにおいてニップ部上流側(記録材搬送方向上流側)およびニップ部下流側(記録材搬送方向下流側)に記録材Pの幅方向に沿う直線をそれぞれ有する横長の長方形となる。したがって定着ニップ部N1の平面形状は記録材Pの搬送方向Xのニップ中心Yに対して対称である。
本参考例のニップ部Nの平面形状は図4に示すステイ14を用いた場合に形成されるものである。つまり、上記ニップ部Nの平面形状は、図2に示すように、ヒータ13よりも記録材搬送方向上流側に位置するホルダ11の一部分と加圧ローラ18とがフィルム12を挟み込むことによって形成されるものである。このニップ部Nは、記録材Pの搬送方向Xにおいてニップ部上流側(記録材搬送方向上流側)の長手中央部のニップ幅は約7.5mmである。また長手両端部のニップ幅は約7.0mmである。したがってニップ部上流側の長手中央部は長手両端部に比べて記録材Pの搬送方向Xと逆方向に約0.5mmほど凸となっている。そしてニップ部上流側の長手中央部と各長手端部間は約7.5〜約7.0mmのニップ幅を採りながら漸近的に突出量が減少するなだらかな曲線となっている。つまり、フィルム12と加圧ローラ18の接触領域(ニップ部N)の記録材搬送方向上流側の境界を構成するラインは記録材搬送方向に対して直交する方向(長手方向)の両端部よりも中央部が記録材搬送方向上流側に膨らんでいる。このためニップ部Nの平面形状は、ニップ部上流側の長手中央部に記録材Pの搬送方向Xと逆方向に突出する凸形状を有し、ニップ部下流側に記録材Pの幅方向に沿う直線を有する平面略D字型となる。したがってニップ部Nの形状は記録材Pの搬送方向Xのニップ中心Yに対して非対称である。なお、図では説明の便宜のため長手中央部の突出量は誇張して描いてある。
(4)定着装置8の加熱定着動作
定着装置8において、加圧ローラ18は芯軸18aの一端部に設けられた駆動ギア(図示せず)がモータM1により回転駆動されることにより矢示の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ18の回転駆動によりフィルム12はその内面がヒータ13に密着摺動しながら矢示の時計方向に回転駆動される。フィルム12は非駆動時においてはニップ部N以外の周長部分がテンションフリーである。
加圧ローラ18が回転駆動されるとニップ部Nにおいて加圧ローラからフィルム12の外周面に摺動摩擦抵抗が作用する。この摺動摩擦抵抗によりフィルム12は加圧ローラ18の回転周速度と略同速度をもってフィルム内面がヒータ13の面(絶縁保護層13c面)を摺動しつつ時計方向に回転駆動される。
而して、上記のフィルム駆動とヒータ13の温調状態において未定着トナー画像tを担持した記録材Pがニップ部Nに導入されると、その記録材はフィルム12と加圧ローラ18とにより挟持搬送される。挟持搬送過程においてフィルム12内面に接しているヒータ13の熱エネルギーがフィルムを介して記録材Pに付与され、またニップ部Nにおける加圧力により記録材上にトナー画像tの熱定着がなされる。ニップ部Nを出た記録材Pはフィルム12および加圧ローラ18から分離される。
(5)記録材のニップ部への突入性の評価
記録材のニップ部への突入性を評価するため、ニップ部の形状に応じて、転写ブレ、屈曲飛び散り、しわがどの程度のレベルで推移するかを実験した。ニップ部の形状は次の通りである。
比較例1:ニップストレート形状
比較例2:上下流対称:ニップ中央細(Δ0.4mm)
比較例3:上下流対称:ニップ中央太(Δ0.4mm)
比較例4:上下流対称:ニップ中央太(Δ0.8mm)
比較例5:上下流対称:ニップ中央太(Δ1.2mm)
参考例1A:ニップ上流側突出量0.4mm
参考例1B:ニップ上流側突出量0.5mm
参考例1C:ニップ上流側突出量1.0mm
参考例1D:ニップ上流側突出量1.2mm
なお、比較例1〜5においてΔはニップ部上流側の長手中央部と長手両端部との突出量の差である。
実験結果を表1に示す。
評価方法として、記録材をニップ部に100枚連続して通紙(導入)させ、その際に発生する画像レベルを確認する。注目する画像レベルは、転写ブレと、記録材が屈曲した時に発生する飛び散り画像である。転写ブレは、最悪のレベルの官能評価を行い、屈曲飛び散りは、発生確率で比較を行う。ここで屈曲飛び散り発生率とは、ハーフトーン(1d/2s:600dpi)を100枚連続通紙し、画像先端に、トナーの飛び散りが発生したサンプルを1とカウントし、100枚中何枚飛び散りが発生したかという確率である。
転写ブレの評価において、○:発生なし、△:やや見える、×:見える、というレベルである。そして「△」以上をOKレベルと判断した。同時に、しわの発生確率も確認した。ここでしわの発生率とは、ハーフトーン(1d/2s:600dpi)を100枚連続通紙し、しわが発生したサンプルを1とカウントし、100枚中何枚しわが発生したかという確率である。
評価環境は温度23℃湿度50%である。そして通紙した記録材は坪量64g/mの同環境下で放置した普通紙を使用した。
表1から解るように、「ニップ上流中央部突出量」を大きくするに従い、定着突入性にまつわる「転写ブレ」や「屈曲飛び散り」も良化し、定着の突入性が良化していることがわかる。つまり、記録材の搬送方向において記録材先端の全域を同時に突入させるより、記録材先端を部分的に突入させることのほうが容易であることによるものであり、定着突入時に発生しやすい「転写ブレ」を防止することができる。
また、「ニップ上流中央部突出量」を大きくすることで、ニップ部上流側の長手中央部に記録材が突入して支持される。これにより記録材はその幅方向において両端部が左右対称となり、その結果ニップ部に左右均等に突入するようになる。このため記録材がニップ部突入後にニップ部内で屈曲する際に、ニップ部上流側の長手中央部で無駄なストレスが抑えられ、記録材をスムーズに折り返すことができ、屈曲時のトナー画像の飛び散りも防止することができる。また、記録材の折り返し時のもたつきで転写ニップ部に与える影響もなくなるため、これによる転写ブレも防止することができる。
しかしながら、ニップ部上流側の長手中央部を突出させていくとしわが発生しやすくなる。これはニップ部下流側の長手両端部の搬送力が弱く、ニップ部上流側の長手中央部での搬送力が強くなり、記録材に各長手端部から長手中央部に寄る力が発生するためである。そのため、ニップ部の長手中央部の幅を増やさずに上流側のニップ中央のみを突出させる技術が必要となってくる。
そこで、本参考例のように、記録材Pの搬送方向Xにおいてニップ部上流側の長手中央部のみを記録材搬送方向の逆方向に突出させる構成をとれば、0.5mmから1.0mmの突出量の範囲で転写ブレ、屈曲飛び散り、しわの全てを防止することが可能となる。本参考例ではニップ部上流側の長手中央部の突出量として、表1中の0.5mmを選択した。
本参考例では、「ニップ上流中央部突出量」を0.5mmから1.0mmの範囲としたが、特にこれに限定するものではない。記録材の搬送構成(搬送パス、転写ニップ部Tと定着ニップ部Nの交差角度、転写ニップ部T−定着ニップ部Nのループ、定着器構成など)によっては、異なる突出量の範囲で効果が得られる場合もある。
また、本参考例では、ニップ部上流側の長手中央部においてホルダ14の加圧ローラ18への押し当て圧を局所的にアップさせるために、ステイ14の突き当て部14aの先端面14a1の長手中央部を長手両端部に比べて凸とする構成を採用したが、この構成に限られるものではない。例えばホルダ11とステイ14の嵌合部において該ステイの突き当て部14aの長手中央部に加圧ローラ18への押し当て圧をアップさせる突起等を設けても良い。
また、本参考例では、ニップ部Nの形状を非対称に形成する部材としてステイ14を用いたが、部材はステイに限られずホルダ11を用いてもよい。
ホルダ11を用いる場合は、ホルダのフィルム摺動面においてニップ部上流側の長手中央部に加圧ローラ18への押し当て圧をアップさせる突起等を設けて長手中央部を長手両端部に比べて凸とする。
[実施例1]
本実施例ではステイの他の例を説明する。参考例1の定着装置8と共通する部材・部分には同じ符号を付して再度の説明を省略する。
参考例1でも説明した通り、ニップ部上流側の長手中央部を突出させていくと、記録材の幅方向において長手両端部の搬送力が弱く、長手中央部での搬送力が強くなる構成となるため、記録材のしわが悪化する傾向がある。そのことがニップ部上流側の長手中央部の突出量をさらに増やす事の弊害となっていた。
図6に本実施例のステイ16の形態を示す。(a)はステイ16の左側面図、(b)は(a)のb−b断面図である。(c)はステイ16の右側面図、(d)は(c)のc−c断面図である。
ステイ16において、ホルダ11の上流側に突き当てる突き当て部16aの先端面16a1は、参考例1のステイ14の突き当て部14aの先端面14a1と同じように長手中央部を長手両端部に比べて凸となる弧状の曲面に形成してある。すなわち、突き当て部16aの先端面16a1において長手中央部20mm程度を長手両端部よりも約0.8mmほど突出させ、この長手中央部と各長手端部とをなだらかな曲線でつないでいる。またホルダ11の下流側に突き当てる突き当て部16bの先端面16b1は長手中央部を長手両端部に比べて凹となる弧状の曲面に形成してある。すなわち、突き当て部16bの先端面16b1において長手両端部20mm程度を長手中央部よりも約0.2mmほど突出させ、各長手端部と長手中央部とをなだらかな曲線でつないでいる。
上記のように突き当て部16aの先端面16a1を弧状の曲面に形成することによりホルダ11のニップ部上流側でホルダの加圧ローラ18への押し当て圧を局所的にアップさせることができる。すなわち、ホルダ11のニップ部上流側においてフィルム12と加圧ローラ18との圧接力を長手中央部でアップできる。これによりホルダ11のニップ部上流側においてフィルム12と加圧ローラ18の長手中央部の圧接面を記録材Pの搬送方向Xと逆方向に突出するように変形させることができる。
また、突き当て部16bの先端面16b1を弧状の曲面に形成することによりホルダ11のニップ部下流側でホルダの加圧ローラ18への押し当て圧を局所的にアップさせることができる。すなわち、ホルダ11のニップ部下流側においてフィルム12と加圧ローラ18との圧接力を長手両端部でアップできる。これによりホルダ11のニップ部下流側においてフィルム12と加圧ローラ18の長手両端部の圧接面を記録材Pの搬送方向に突出するように変形させることができる。
図7は本実施例の定着ニップ部Nおよび従来の定着ニップ部N1の平面図である。
本実施例のニップ部Nの平面形状は図6に示すステイ16を用いた場合に形成されるものである。つまり、上記ニップ部Nの平面形状は、ヒータ13よりも記録材搬送方向下流側に位置するホルダ11の一部分と加圧ローラ18とでフィルム12を挟み込むことによって形成される。このニップ部Nは、記録材Pの搬送方向Xにおいてニップ部上流側(記録材搬送方向上流側)の長手中央部のニップ幅は約8.2mmである。これに対して従来の定着ニップ部N1の長手中央部のニップ幅は約7.0mmである。つまり、ニップ部上流側の長手中央部は長手両端部に比べて記録材Pの搬送方向Xと逆方向に約1.2mmほど凸となっている。そしてニップ部上流側の長手中央部と各長手端部間は約8.2〜約7.0mmのニップ幅を採りながら漸近的に突出量が減少するなだらかな曲線となっている。また、ニップ部下流側(記録材搬送方向上流側)の長手両端部のニップ幅は約7.2mmである。これに対して従来の定着ニップ部N1の長手両端部のニップ幅は約7.0mmである。つまり、ニップ部上流側の長手中央部は長手両端部に比べて記録材Pの搬送方向Xと逆方向に約0.2mmほど凹となっている。そしてニップ部下流側の長手中央部と各長手端部間は約7.0〜約7.2mmのニップ幅を採りながら漸近的に突出量が増大するなだらかな曲線となっている。つまり、フィルム12と加圧ローラ18の接触領域(ニップ部N)の記録材搬送方向下流側の境界を構成するラインは記録材搬送方向に対して直交する方向(長手方向)の両端部よりも中央部が記録材搬送方向上流側に凹んでいる。このためニップ部Nの平面形状は、ニップ部上流側の長手中央部に記録材Pの搬送方向Xと逆方向に突出する凸形状を有し、ニップ部下流側の長手中央部に記録材Pの搬送方向Xと逆方向に窪む凹形状を有する平面略円弧状となる。したがってニップ部Nの形状は記録材Pの搬送方向Xのニップ中心Yに対して非対称である。なお、図では説明の便宜のため長手中央部および長手両端部の突出量は誇張して描いてある。
記録材のニップ部への突入性を評価するため、ニップ部の形状に応じて、転写ブレ、屈曲飛び散り、しわがどの程度のレベルで推移するかを実験した。ニップ部の形状は次の通りである。
実施例1A:ニップ上流中央部突出量1.2mm及び下流端部突出量0mm
実施例1B:ニップ上流中央部突出量1.2mm及び下流端部突出量0.2mm
実施例1C:ニップ上流中央部突出量1.2mm及び下流端部突出量1.2mm
実験結果を表2に示す。
評価方法として、記録材をニップ部に100枚連続して通紙させ、その際に発生する画像レベルと、しわの状態を確認する。注目する画像レベルは参考例1と同様、転写ブレと、記録材が屈曲した時に発生する飛び散り画像である。転写ブレは、最悪のレベルでの官能評価を行い、屈曲飛び散りは、発生確率(参考例1と同様の発生確率)で比較を行う。転写ブレの評価は参考例1と同様である。しわの評価は、しわの発生確率(参考例1と同様の発生確率)で比較を行った。評価条件等は参考例1と同様である。
表2から解るように、「ニップ上流中央部」のニップ部分を突出させた状態においては、ニップ下流側のニップ形状を変化させても、定着突入性にまつわる「転写ブレ」や「屈曲飛び散り」も良化した状態で保たれ、しわのレベルが向上する。これは、ニップ部下流側の長手端部での圧力を上昇させることにより、ニップ部下流側の長手両端部での搬送力をアップしたことによるものである。ニップ部下流側の長手両端部での搬送力が上がれば、記録材に長手両端部から長手中央部に寄る力を適切に分散する事ができるため、しわが良化するものである。
本実施例では、「ニップ上流中央部突出量」が1.2mmで、「ニップ下流端部突出量」が0.2mm以上であれば、記録材のニップ部Nへの突入性をアップさせた上に、しわの発生を防止することが可能となる。
また、本実施例では、「転写ぶれ」を○レベルにするために「ニップ上流側中央部突出量」を1.2mmとしたが、特にこれにこだわるものではない。もっと大きいことでマージンアップが可能となり、もっと小さくても、評価基準により十分な効果が得られると判断されるレベルであれば良い。
本実施例では、「ニップ下流端部突出量」0.2mmから十分な効果が得られているが、「ニップ上流中央部突出量」が本実施例よりも小さい突出量で済む場合には、「ニップ下流端部突出量」はそれに応じて小さくても十分な効果が得られる。
また、記録材の種類、放置状態によりしわに厳しい条件に対応するためには、本実施例の下流側の突出量をより大きくすることで防止できる。
また、本実施例では、ニップ部下流側の長手両端部においてホルダ14の加圧ローラ18への押し当て圧を局所的にアップさせるために、ステイ16の突き当て部16bの先端面16b1の長手中央部を長手両端部に比べて凹とする構成を採用したが、この構成に限られるものではない。例えば、ホルダ11とステイ14の嵌合部において該ステイの突き当て部16bの長手両端部に加圧ローラ18への押し当て圧をアップさせる突起等を設けて長手中央部を長手両端部に比べて凹とする構成にしても良い。
また、本実施例においてもニップ部Nの形状を非対称に形成する部材としてステイ16を用いたが、部材はステイに限られずホルダ11を用いてもよい。
ホルダ11を用いる場合は、ホルダのフィルム摺動面においてニップ部上流側の長手中央部に加圧ローラ18への押し当て圧をアップさせる突起等を設けて長手中央部を長手両端部に比べて凸とする。また、同フィルム摺動面においてニップ部下流側の長手両端部に加圧ローラ18への押し当て圧をアップさせる突起等を設けて長手中央部を長手両端部に比べて凹とする。
〔その他〕
本発明は、加熱体としてヒータを用いる定着装置に限られず、磁束発生手段を加熱体として用いる電磁誘導加熱方式の定着装置にも適用することができる。
画像形成装置の一例の概略構成図 参考例1の定着装置の要部の横断面側面模型図 参考例1の定着装置のヒータの一例の構成模型図 参考例1の定着装置のステイの一例の側面図と断面図 図4のステイを用いて形成される定着ニップ部Nと、従来の定着ニップ部N1の平面図 実施例1のステイの他の例の側面図と断面図 図6のステイを用いて形成される定着ニップ部Nと、従来の定着ニップ部N1の平面図
10‥‥定着ユニット、11‥‥ヒータホルダ、12‥‥定着フィルム、
13‥‥セラミックヒータ、14・16‥‥剛性加圧ステイ、
14a・14b,16a・16b‥‥突き当て部、
14a1・14b1,16a1・16b1‥‥突き当て部の先端面
18‥‥加圧ローラ

Claims (1)

  1. 筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムの内面に接触するヒータと、前記ヒータを保持するホルダと、前記定着フィルムの外面に接触しており前記ヒータ及び前記ホルダと共に前記定着フィルムを挟み込む加圧ローラと、を有し、画像を担持する記録材を前記定着フィルムと前記加圧ローラの間で挟持搬送して記録材上の画像を記録材に定着する定着装置において、
    前記定着フィルムと前記加圧ローラの接触領域の記録材搬送方向上流側の境界を構成するラインの前記記録材搬送方向に対して直交する方向の両端部よりも中央部が前記記録材搬送方向上流側に膨らむように、前記ヒータよりも前記記録材搬送方向上流側に位置する前記ホルダの一部分と前記加圧ローラとが前記定着フィルムを挟み込んでおり、前記接触領域の記録材搬送方向下流側の境界を構成するラインの前記記録材搬送方向に対して直交する方向の両端部よりも中央部が前記記録材搬送方向上流側に凹むように、前記ヒータよりも前記記録材搬送方向下流側に位置する前記ホルダの一部分と前記加圧ローラとが前記定着フィルムを挟み込んでいることを特徴とする定着装置。
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