JP4980043B2 - 繊維製品の処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は繊維処理剤組成物、特に水中油型乳化物を含有する繊維処理剤組成物に関する。
種々の機能性材料を繊維に吸着させるための繊維処理剤が知られている。例えば、特許文献1にはセラミドなどの物質を含有する繊維処理剤が開示されている。特許文献2にはセリシンを含有する柔軟剤組成物が開示されている。特許文献3にはアスコルビン酸誘導体を含有する機能化繊維材料が開示されている。一方、多糖類をアルキルポリオキシアルキレン基や陽イオン基で変成した化合物はすでに知られている。例えば特許文献4、特許文献5、特許文献6及び特許文献7にはアルキルポリオキシアルキレン基や陽イオン基若しくはスルホアルキル基で変成した化合物が増粘剤として有効であることが開示されている。特許文献8には(A)炭素数10〜43のアルキル基等、(B)カルボキシメチル基、及び(C)炭素数1〜6のアルキレンアンモニウム基が置換した多糖誘導体が衣料用糊剤として有効であることが記載されている。また、特許文献9にはアルキルポリオキシアルキレン基で変成された多糖誘導体がトイレタリー製品の増粘剤として有効であることが開示されている。さらに、特許文献10にはアルキルポリオキシアルキレン基で変成した多糖誘導体が繊維製品などの対象表面への疎水性化合物の吸着性を向上させることに有効であることが開示されている。
特開2001−146680号公報 特開2001−192970号公報 特開2002−61073号公報 特開平9−110901号公報 特開平10−292001号公報 特開平10−330401号公報 特開平11−106401号公報 特開2000−178303号公報 国際公開第00/73351号パンフレット 特開2006−45714号公報
種々の機能性材料を繊維に吸着させるための繊維処理剤は知られており(特許文献1〜3記載)、ポリオキシアルキレン基で変成された多糖誘導体は繊維製品などの対象表面への疎水性化合物の吸着性を向上させることができる(特許文献4)。しかし、家庭での実使用を踏まえた全自動洗濯機の投入口を用いた場合の液残りに関しての効果は述べられていない。投入口への液残りは審美性の観点から消費者の不満に繋がるおそれがあるだけでなく、柔軟性能の観点からも、投入口に残留する分だけ、性能が低下することが考えられる。
従って本発明の課題は、多糖誘導体により機能性材料を繊維に吸着させる繊維処理剤において、全自動洗濯機の投入口における液残りを改善させ、使用する分の繊維製品処理剤の性能をロスすることなく発現出来る繊維処理剤組成物を提供することにある。
本発明は、下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有し、(a)成分と(b)成分の質量比が、(a)/(b)=1/100〜30/100である繊維処理剤組成物、並びにこの繊維処理剤組成物を用い、洗濯機の自動投入口を使用して繊維製品を処理する方法を提供する。
(a)成分:単糖単位、又はヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化された単糖単位(a1)、及び単糖単位又はヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化された単糖単位のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、一般式(1)で表される基で置換されている単糖単位(a2)を有し、[(a1)+(a2)]/(a2)がモル比で1000/9より大きく1000/1以下である重量平均分子量15万〜25万の多糖誘導体
−R1a−(OR1b)n−E−R1c (1)
[式中、R1aはヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1bはヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、nは1〜50の数を示し、n個のR1bは同一又は異なっていてもよい。Eは−O−、−COO−又は−OCO−から選ばれる基を示し、R1cはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の1価炭化水素基を示す。]
(b)成分:HLBが0を超え7以下のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサン
(c)成分:水
本発明の繊維処理剤組成物は、全自動洗濯機の投入口を用いた洗濯工程において、投入口中の液残りを低減させることができ、使用した繊維製品処理剤の性能をロスすることなく発現でき、柔軟性能を充分に発揮できる。
[(a)成分]
本発明の(a)成分は、上記単糖単位(a1)及び単糖単位(a2)を有し、[(a1)+(a2)]/(a2)がモル比で1000/9より大きく1000/1以下である重量平均分子量15万〜25万の多糖誘導体である。
単糖単位(a1)を構成する単糖としては、グルコース、マンノース、フラクトース、ガラクトース、キシロース等を挙げることができ、グルコースが特に好ましい。また、多糖誘導体に水溶性を付与する目的からヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化、好ましくはヒドロキシエチル化された単糖単位が好適である。
単糖単位(a2)を構成する単糖としては、グルコース、マンノース、フラクトース、ガラクトース、キシロース等を挙げることができ、グルコースが特に好ましい。また、多糖誘導体に水溶性を付与する目的からヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化、好ましくはヒドロキシエチル化された単糖単位が好適である。
単糖単位(a2)は、単糖単位又はヒドロキシアルキル化された単糖単位のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、上記一般式(1)で表される基で置換されたものである。
一般式(1)において、R1aは、好ましくはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2又は3のアルキレン基であり、R1bは、好ましくは炭素数2又は3のアルキレン基、より好ましくはエチレン基であり、nは好ましくは3〜36、より好ましくは5〜18、特に好ましくは8〜18であり、n個のR1bは同一でも異なってもよい。Eはエーテル結合(−O−)又はエステル結合(−COO−又は−OCO−)を示すが、エーテル結合が好ましい。R1cは、好ましくは炭素数8〜20、より好ましくは炭素数8〜18、特に好ましくは10〜18、最も好ましくは12〜18の直鎖又は分岐鎖の1価炭化水素基で、直鎖アルキル基が更に好ましい。具体的には、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イソステアリル基、ヘキシルデシル基、オクチルデシル基等が好ましい。
(a)成分中の単糖単位(a1)と単糖単位(a2)の割合は、[(a1)+(a2)]/(a2)がモル比で1000/9より大きく1000/1以下、好ましくは1000/9より大きく1000/4以下、特に好ましくは1000/9より大きく1000/6以下である。このような多糖誘導体は、多糖類又は、これら多糖類のヒドロキシアルキル化物のヒドロキシ基に、式(2)
G−(OR1b)n−E−R1c (2)
(式中、Gは、ヒドロキシ基と反応してエーテル結合もしくはエステル結合を形成する基を示し、R1b、n,E及びR1cは前記の意味を示す。)
で表される化合物を上記[(a1)+(a2)]/(a2)のモル比の範囲内に入るように反応させることで得られる。
(a)成分に用いられる多糖類としては、セルロース、グァーガム、スターチ、ブルラン、デキストラン、フルクタン、マンナン、寒天、カラギーナン、キチン、キトサン、ペクチン、アルギン酸、ヒアルロン酸等の多糖:これらにメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が置換した誘導体が挙げられる。これらの置換基は、構成単糖残基中に単独で又は複数の組合せで置換することができ、これら多糖誘導体の例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルグァーガム、ヒドロキシエチルスターチ、メチルセルロース、メチルグァーガム、メチルスターチ、エチルセルロース、エチルグァーガム、エチルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルグァーガム、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルグァーガム、ヒドロキシエチルメチルスターチ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルグァーガム、ヒドロキシプロピルメチルスターチ等が挙げられる。これら多糖類のうち、セルロース、スターチ、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましく、特にヒドロキシエチルセルロースが好ましい。また、上記多糖誘導体の置換基は、ヒドロキシエチル基やヒドロキシプロピル基のヒドロキシ基に更に置換して、例えばポリオキシエチレン鎖等を形成することで、構成単糖残基当たり3.0を超える置換度も可能であり、その構成単糖残基当たりの置換度は0.1〜10.0、特に0.5〜5.0が好ましい。また、これら多糖類の重量平均分子量は、15万〜25万の範囲である。
式(2)で表される化合物としては、以下の化合物が好ましい。
Figure 0004980043
(式中、R1c及びnは前記の意味を示し、mは2〜6の数、好ましくは2又は3の数を示す。)
本発明では、式(2)で表される化合物として、式(2−1)で表される化合物が最も好ましい。
Figure 0004980043
(式中、R1c及びnは前記の意味を示す。)
多糖類がヒドロキシアルキル化物の場合には、ヒドロキシアルキル基の導入率(単糖単位中のヒドロキシアルキル基の数)は、好ましくは0.01〜3.5、より好ましくは0.01〜3.0である。
本発明の(a)成分としてはヒドロキシエチル基の導入率0.01〜3.5のヒドロキシエチルセルロースに、前記式(2−1)で表される化合物を、上記[(a1)+(a2)]/(a2)のモル比の範囲内に入る比率で反応させた化合物が最も好ましい。
なお、本発明の(a)成分は、国際公開第00/73351号パンフレットに記載の方法で製造することができる。
[(b)成分]
本発明の(b)成分は、HLBが0を超え7以下のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンである。
本発明では特に分子量千〜100万、好ましくは3千〜100万、特に好ましくは5千から100万、25℃における粘度が2〜100万mm2/s、好ましくは500〜100万mm2/s、特に好ましくは1千〜100万mm2/s、界面活性剤便覧(産業図書(株)発行 昭和35年7月5日発行)、324頁〜325頁に記載の曇数Aが、0〜18、好ましくは0〜10、更に好ましくは0〜5のポリオキシアルキレン(ポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロピレン、好ましくはポリオキシエチレン)変性ジメチルポリシロキサンである。
(b)成分のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンとしては、下記一般式(3)で表される化合物、一般式(4)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0004980043
[式中、R3aは水素原子又は1価の炭化水素基を示し、水素原子又はメチル基が好ましい。R3bは炭素数1〜20の2価炭化水素基を示し、炭素数3〜6の2価炭化水素基が好ましく、特にアルキレン基が好ましい。R3cは炭素数1〜3のアルキル基、水素原子又はヒドロキシ基を示し、メチル基が好ましい。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基である。fはオキシエチレン基の平均付加モル数、gはオキシプロピレン基の平均付加モル数、hは平均で0以上の数、iは平均で0以上の数を示し、これらの値は所望の粘度を有するように選択されるが、f、gは、それぞれ0〜60の数が好ましく、0〜35が更に好ましい。hは、平均で1〜500の数が好ましい。iは、平均で1〜100の数が好ましい。尚、複数個のR3a、R3b、R3c、f、g及びhは同一でも異なっていてもよい。]
Figure 0004980043
[式中、R4aは炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシ基、水素原子、ヒドロキシ基から選ばれ、特にメチル基が好ましい。R4b、R4cはそれぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基、水素原子、ヒドロキシ基から選ばれ、特にメチル基が好ましい。p、qは平均重合度であり、これらの値は所望の粘度を有するように選択されるが、pは10〜10000、好ましくは10〜1000であり、qは1〜1000、好ましくは3〜100である。R4dは、炭素数1〜3のアルキレン基であり、R4eは、−(EO)j−(PO)k−L(Lは炭素数1〜3のアルキル基あるいは水素原子、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、j及びkはそれぞれ平均付加モル数を示し、その合計は1〜100、好ましくは2〜100、特に好ましくは2〜50である。)で表される基を示す。]
これらのポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンのHLBは0を越え7以下であり、0を超え4以下であるものが好ましく、0を超え3以下であるものがより好ましい。
尚、一般式(3)で表される化合物のHLBは、曇数Aから、下記式で求められる値である。
HLB=曇数A×0.89+1.11
また、一般式(4)で表される化合物のHLBは、下記式で求められる値である。
HLB=[(EO)の重量%+(PO)の重量%]÷5
また(b)成分のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンで40℃において流動性の低いものは、流動パラフィン、流動イソパラフィン、パラフィン、低級アルコール、低級脂肪酸、低分子量エステル化合物と混合して用いることができる。
[(c)成分]
本発明の(c)成分は水であり、微量に存在する重金属などを取り除いたイオン交換水や蒸留水を用いることができる。また、塩素などで滅菌した滅菌水を用いることも可能である。
[その他成分]
本発明の繊維処理剤組成物は、上記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を必須成分とするが、乳化物の安定性を向上させる目的、及び(a)成分及び(b)成分の対象表面への吸着を促進させる目的から(d)成分として界面活性剤を用いることができる。用いることができる界面活性剤としては非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤を挙げることができ、乳化物の安定性の点から非イオン界面活性剤(d1)が好適であり、対象表面への吸着促進の観点から陽イオン界面活性剤(d2)を併用することが好適である。
非イオン界面活性剤(d1)としては一般式(5)又は(6)で表される化合物が乳化物の安定性の点から好適である。
Figure 0004980043
[式中、R5は炭素数8〜30の直鎖若しくは分岐鎖の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を示す。]
6a−T−[(R6b−O)t−R6c]u (6)
[式中、R6aは炭素数8〜32、好ましくは10〜28、より好ましくは10〜24、特に好ましくは10〜18のアルキル基又はアルケニル基、R6bは炭素数2又は3のアルキレン基である。R6cは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、Tは−O−、−COO− 、−CON<又は−N<から選ばれる連結基であり、Tが−O−又は−COO−の場合にはuは1であり、Tが−CON<又は−N<の場合にはuは2である。tは数平均で1〜150、好ましくは2〜80、特に好ましくは4〜50の値である。ここで、複数個のR6b及びR6cは同一でも異なっていても良い。]
一般式(5)において、R5は炭素数8〜30、好ましくは8〜20の直鎖若しくは分岐鎖の飽和あるいは不飽和の炭化水素基である。具体的にはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、2-エチルヘキシル基、イソデシル基、イソセチル基、イソステアリル基、ヘキシルデシル基、ヘプチルウンデシル基、オクチルドデシル基、オレイル基が挙げられる。
一般式(6)において、R6aは炭素数10〜18のアルキル基が最も好ましく、R6bはエチレン基が最も好ましく、R6cは水素原子が最も好ましい。また、Tは−O−又は−COO−、特に−O−が好ましい。
非イオン界面活性剤(d1)としては特に上記一般式(5)で表される化合物又は下記一般式(6−1)で表される化合物が最も好ましい。
6a−O−(C24O)tH (6−1)
[式中、R6a及びtは前記の意味を示す。]
陽イオン界面活性剤(d2)としては一般式(7)で表される化合物が対象表面への油剤の吸着促進の点から好適である。
Figure 0004980043
[式中、R7aは炭素数11〜24の1価炭化水素基、Wは−COO−又は−CONH−から選ばれる基であり、R7bは炭素数2又は3のアルキレン基である。vは0又は1の数である。R7cは炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基、もしくはR7a−[W−R7b]v−である。R7dは炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基であり、R7eは炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2又は3のヒドロキシアルキル基、もしくは水素原子である。X-は、有機又は無機の陰イオンである。]
一般式(7)で表される化合物において、R7aは好ましくは炭素数14〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、vは1の数が好ましい。陽イオン界面活性剤(d2)としては、R7cがR7a−[W−R7b]v−である化合物(d2−2)、及びR7cがメチル基又はヒドロキシエチル基である化合物(d2−1)の混合物が好ましく、(d2−2)/(d2−1)の質量比が、100/1〜100/10、好ましくは100/2〜100/6の混合物が油剤の吸着性を促進させる目的から好適である。R7dはメチル基又はヒドロキシエチル基が好ましく、R7eは水素原子又はメチル基が好適である。X-はハロゲンイオン(好ましくはクロルイオン)、炭素数1から3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜12の脂肪酸イオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよいベンゼンスルホン酸イオンが好適である。
本発明では、組成物のレオロジーを制御する目的、及び乳化物の安定性の点から、(e)成分として水溶性溶剤を併用することが好ましい。具体的に好ましい水溶性溶剤の例としては、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオールが挙げられる。
本発明では、繊維処理剤に用いられる通常の添加剤、例えば香料、防腐剤、染料、顔料、粘度調節剤、無機塩、ハイドロトロープ剤などの成分を必要に応じて用いることができる。
[繊維処理剤組成物]
本発明の繊維処理剤組成物中の、(a)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜8.0質量%がより好ましく、0.1〜5.0質量%が特に好ましい。(b)成分の含有量は、0.1〜50質量%が好ましく、1.0〜50質量%がより好ましく、3.0〜45質量%が特に好ましい。また(a)成分と(b)成分の配合比率は、(a)成分/(b)成分(質量比)=1/100〜30/100であり、1/100〜1/4が好ましく、1/80〜1/5がより好ましい。本発明の繊維処理剤組成物中の(c)成分である水の含有量は、40〜95質量%が好ましく、50〜90質量%がより好ましく、60〜90質量%が特に好ましい。
また、本発明の繊維処理剤組成物は、(a)成分及び(b)成分を含有する混合溶液(A)に、攪拌下、(c)成分を添加して乳化させることにより調整した水中油型(O/W型)乳化物を含有するものが好ましい。
本発明の繊維処理剤組成物の使用方法は、対象の繊維に対して処理する量としては、(b)成分のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンが繊維に対して、0.05〜5.0質量%となる量が好ましく、0.07〜4.0質量%となる量が更に好ましく、0.1〜3.0質量%となる量が特に好ましい。具体的には、本発明の繊維処理剤組成物を、繊維製品を含む洗濯水や濯ぎ水に上記の質量%の範囲になるように添加、処理することで、効率的に(b)成分を繊維に吸着させることができる。また、処理する繊維製品と水の質量比率(浴比=水の質量/繊維製品の質量)が5〜30、好ましくは8〜20の条件下で、上記記載の質量%になるように、本発明の繊維処理剤組成物を添加することが好ましい。
任意成分ではあるが本発明の繊維処理剤組成物中には、その安定性を向上させる目的から(d1)成分を用いることが好ましいが、多量配合は逆に本発明の効果を損なうおそれがあるため、注意を要する。本発明の組成物中の(d1)成分の含有量は、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましく、0.5〜10質量%が特に好ましい。また、[(a)成分+(b)成分]/(d1)成分(質量比)は、1/1〜50/1が好ましく、3/1〜30/1がより好ましく、7/1〜20/1が特に好ましい。(d2)成分は(b)成分の対象表面への吸着を向上させる目的から併用することが好ましいが、(d1)成分と同様多量配合は本発明の効果を損なうおそれがある。本発明の繊維処理剤組成物中の(d2)成分の含有量は、0〜20質量%が好ましく、1〜15質量%がより好ましく、2〜10質量%が特に好ましい。また、[(a)成分+(b)成分]/(d2)成分(質量比)は、1/5〜80/1が好ましく、1/1〜60/1がより好ましく、5/1〜40/1が特に好ましい。本発明の繊維処理剤組成物中の(e)成分の含有量は、貯蔵安定性の点から0.5〜30質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましく、4〜15質量%が特に好ましい。
本発明の繊維処理剤組成物は20℃におけるpHを2〜8、好ましくは4〜7.5に調整することが安定性の点から好適である。pH調整剤としては塩酸や硫酸など無機酸や、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸などの有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、アンモニアやその誘導体、モノエタノールアミンやジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアミン塩など、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ剤を、単独もしくは複合して用いることが好ましく、特に塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる酸と、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムから選ばれるアルカリ剤を用いることが好ましい。
本発明の繊維処理剤組成物の30℃における粘度は、取り扱いやすさ、および乳化物の安定性の観点から、2〜300mPa・sが好ましく、5〜200mPa・sがより好ましく、10〜150mPa・sが特に好ましい。このような粘度調整には(e)成分や通常の粘度調整剤等を用いて行う。
[繊維処理剤組成物の製造法]
本発明の組成物はO/W型の乳化形態が対象表面への(b)成分の吸着を促進できる点で好ましい。又(a)成分を外殻として(b)成分を内包するカプセル状の粒子が分散したO/W型乳化組成物がより好適である。これは(a)成分中のヒドロキシル基が被処理対象物と相互作用する為であるか、(a)成分中のアルキル基が(b)成分と相互作用し効率良く乳化する為であると考えられる。
本発明の組成物の製造方法としては、特に限定されないが、下記製造方法で製造することが出来る。
常温にて(a)成分、必要に応じて(d1)成分及び(d2)成分、(e)成分を、必要量の15%相当量の(c)成分に添加し、次に昇温後80℃にて攪拌した後、25℃まで冷却する(この溶液を(F)とする)。次に、必要に応じて(d1)成分及び(d2)成分を攪拌しながら添加し、攪拌放置した。その後、(b)成分をゆっくり添加した。(b)成分が常温で固体、若しくは流動しない状態の場合には融点、若しくは流動点以上に加温して添加することが望ましい。また、その場合には溶液(F)も(b)成分の融点、又は流動点以上の温度に加温することが望ましい。添加後さらに攪拌した後、配合物の温度を60℃、若しくは(b)成分の融点、若しくは流動点以上に上昇させ、さらに攪拌し、組成物を得る。そのままの温度か必要に応じて40℃程度まで冷却し、上記の方法で得られた組成物に残りの(c)成分をゆっくり添加し、攪拌する。また、必要に応じてpHを調整した後、ゆっくり常温まで配合物の温度を下げて、水中油型乳化物を得る。上記製造方法において(b)成分の一部を(a)成分と一緒に添加してもよい。
本発明では(F)の溶液を20〜75℃、好ましくは30〜60℃に調整し、(c)の水を20〜90℃、好ましくは30〜70℃で混合することが好適である。(d1)成分及び(d2)成分は溶液(F)に予め添加していてもよく、(e)成分に予め溶解していてもよく、さらに溶液(F)と(c)成分を混合した後に添加しても差し支えない。
このような方法によると、(a)成分を外殻とし(b)成分を内包した粒径0.1〜50μmのカプセル状粒子を含む水中油型乳化物が得られる。
本発明では、(b)成分のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンを内包した水中油型乳化物を含む繊維処理剤組成物を提供することができ、本発明によれば希釈により乳化が壊れず、かつ対象表面に(b)成分のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサンを効率的に吸着させることができる。
実施例に用いる配合成分を以下にまとめて示す。また、例中の「%」は、特記しない限り「質量%」である。
<配合成分>
・(a)成分
(a−1):合成例1で製造した多糖誘導体(a−1)
(a−2):合成例2で製造した多糖誘導体(a−2)
・比較の化合物
(a’−1):合成例3で製造した多糖誘導体(a’−1)
(a’−2):合成例4で製造した多糖誘導体(a’−2)
・(b)成分
(b−1):式(4)[式中、R4a、R4b、R4cはメチル基、R4dは炭素数3のアルキレン基、R4e中のpは350〜450、qは5〜15、jは2〜5、kは0、Lは水素原子である。]で表されるポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサン(HLB値1)
・(c)成分:水
・(d)成分
(d1−1):2―エチルヘキシルグリセリルエーテル
・(e)成分
(e−1):グリセリン
合成例1:多糖誘導体(a−1)の合成例
冷却管を装備した5Lの卓上型ニーダーに、重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(SE390、ダイセル社製)1000gを入れ、攪拌しながらイソプロピルアルコール(IPA)500g、次式(8)
Figure 0004980043
で表される化合物24.45g、48%水酸化ナトリウム水溶液61.21g、水68.17gを加えた。13.3kPaまで減圧した後、窒素により常圧に戻す操作を3回繰り返して内部を窒素で置換し、76℃まで昇温、10時間攪拌・反応した。反応終了後、50℃以下に冷却し、混合物にコハク酸43.38g、IPA30gからなるスラリーを加え、再度75℃まで昇温して3時間中和反応を行った。中和終了後、減圧下(26.6kPa)75℃で溶媒を留去し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体(a−1))1010gを得た。
得られた多糖誘導体(a−1)のポリオキシアルキレン基を含む置換基の置換度は0.0075であった。
合成例2:多糖誘導体(a−2)の合成例
冷却管を装備した5Lの卓上型ニーダーに、重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(SE390、ダイセル社製)1000gを入れ、攪拌しながらイソプロピルアルコール500g、前記式(8)で表される化合物27.97g、48%水酸化ナトリウム水溶液61.21g、水68.17gを加えた。13.3kPaまで減圧した後、窒素により常圧に戻す操作を3回繰り返して内部を窒素で置換し、76℃まで昇温、10時間攪拌・反応した。反応終了後、50℃以下に冷却し、混合物にコハク酸43.38g、IPA30gからなるスラリーを加え、再度75℃まで昇温して3時間中和反応を行った。中和終了後、減圧下(26.6kPa)75℃で溶媒を留去し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体(a−2))997gを得た。
得られた多糖誘導体(a−2)のポリオキシアルキレン基を含む置換基の置換度は0.0083であった。
合成例3:多糖誘導体(a’−1)の合成例
冷却管を装備した5Lの卓上型ニーダーに、重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(SE390、ダイセル社製)700gを入れ、攪拌しながらイソプロピルアルコール350g、前記式(8)で表される化合物22.02g、48%水酸化ナトリウム水溶液42.85g、水47.72gを加えた。13.3kPaまで減圧した後、窒素により常圧に戻す操作を3回繰り返して内部を窒素で置換し、76℃まで昇温、10時間攪拌・反応した。反応終了後、40℃以下に冷却し、混合物にコハク酸30.36g、IPA30gからなるスラリーを加え、再度75℃まで昇温して3時間中和反応を行った。中和終了後、減圧下(26.6kPa)75℃で溶媒を留去し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体(a’−1))680gを得た。
得られた多糖誘導体(a’−1)のポリオキシアルキレン基を含む置換基の置換度は0.0092であった。
合成例4:多糖誘導体(a’−2)の合成例
冷却管を装備した5Lの卓上型ニーダーに、重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(SE390、ダイセル社製)1000gを入れ、攪拌しながらイソプロピルアルコール500g、前記式(8)で表される化合物50.65g、48%水酸化ナトリウム水溶液61.21g、水68.2gを加えた。13.3kPaまで減圧した後、窒素により常圧に戻す操作を3回繰り返して内部を窒素で置換し、76℃まで昇温、10時間攪拌・反応した。反応終了後、50℃以下に冷却し、混合物にコハク酸43.38g、IPA30gからなるスラリーを加え、再度75℃まで昇温して3時間中和反応を行った。中和終了後、減圧下(26.6kPa)75℃で溶媒を留去し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体(a’−2))1055gを得た。
得られた多糖誘導体(a’−2)のポリオキシアルキレン基を含む置換基の置換度は0.0144であった。
実施例1
表1に示す(a)〜(e)成分を用い、下記に記す方法で、表1に示す組成の繊維処理剤組成物を調製した。得られた組成物の粘度を下記方法で測定した。また、得られた組成物を全自動洗濯機による洗濯に用い、その投入口における液残りを下記方法で測定した。結果を表1に示す。
<繊維処理剤組成物の調製方法>
表1の(a)成分、(b)成分の1/5(質量比)及び(e)成分を表1の組成にするのに必要な(c)成分の15%(25℃)に添加し、25℃にて1時間攪拌した後、(d1)成分を添加し、更に20分攪拌した後、残りの(b)成分を添加する。次に、25℃で1時間攪拌した後、配合物の温度を60℃に上昇させ、1時間攪拌し、組成物を得る。上記の方法で得られた組成物を30分かけて40℃まで冷却した後、残りの(c)成分を添加し、30分攪拌し、pHを調整した後、1時間掛けて、25℃にまで配合物の温度を下げて、水中油型乳化物を含む繊維処理剤組成物を得た。尚、攪拌速度は全ての工程で400rpmである。
<粘度の測定法>
30℃の各組成物をB型VISCOMETER(TOKIMEC製 ロータNo.2、回転速度60rpm)により粘度を測定した。
<投入口の液残りの測定方法及び柔軟性能の評価方法>
全自動洗濯機(シャープ製 ES−U70C)の投入口に表1記載の各組成物40gを入れて、洗濯処理を行った(水量45L、浴比17(下記の方法で調製した木綿タオル)、水温20℃、アタック使用量40g、水温成り行き)。その後、投入口に残った液をアルミホイルプレートに回収し、70℃で一晩乾燥させた。一方、各組成物原液5gをアルミホイルプレートに入れ、同様に乾燥させた。乾燥して残った残渣の重量から下記式(9)により液残りを算出した。
[液残り(%)]=[(A)/(B)×5]/40×100 (9)
(A):投入口に残った液の乾燥重量(g)
(B):各組成物原液5gの乾燥重量(g)。
また、柔軟性能は下記方法で評価した。
(1)柔軟性能の評価に供する木綿タオルの調製
市販の木綿タオル(木綿100%)を市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)アタック)を用いて洗濯した(ナショナル製全自動洗濯機NA−F60E、洗剤濃度20g/30L、浴比17、水温20℃、洗濯コースは標準コース)。この操作を計5回繰り返した後、20℃、45%RHの条件で乾燥させ、評価用タオルとした。
(2)柔軟効果の評価
比較例3の繊維処理剤組成物で処理した木綿タオルの柔らかさを基準として、表1記載の他の繊維処理剤組成物で処理した木綿タオルの柔らかさを判定した。
Figure 0004980043
実施例の繊維処理剤組成物は、比較例のそれと比べて、投入口への液残りが少ないことが確認された。又、投入口への液残りが少ないことから、比較例3の繊維処理剤組成物で処理した木綿タオルと比較して、実施例1〜5の組成物で処理した木綿タオルは柔軟性能で優れていることが確認された。一方、比較例1や2の繊維処理剤組成物で処理した木綿タオルは、比較例3の繊維処理剤組成物で処理した木綿タオルと同程度の柔軟性能であった。

Claims (3)

  1. 下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有し、(a)成分と(b)成分の質量比が、(a)/(b)=1/100〜30/100である繊維処理剤組成物を用い、洗濯機の自動投入口を使用して繊維製品を処理する方法
    (a)成分:単糖単位、又はヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化された単糖単位(a1)、及び単糖単位又はヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)化された単糖単位のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、一般式(1)で表される基で置換されている単糖単位(a2)を有し、[(a1)+(a2)]/(a2)がモル比で1000/9より大きく1000/1以下である重量平均分子量15万〜25万の多糖誘導体
    −R1a−(OR1b)n−E−R1c (1)
    [式中、R1aはヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1bはヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、nは1〜50の数を示し、n個のR1bは同一又は異なっていてもよい。Eは−O−、−COO−又は−OCO−から選ばれる基を示し、R1cはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の1価炭化水素基を示す。]
    (b)成分:HLBが0を超え7以下のポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサン
    (c)成分:水
  2. 前記繊維処理剤組成物が、さらに、水溶性溶剤を含有する、請求項1記載の方法
  3. 前記繊維処理剤組成物が、(a)成分及び(b)成分を含有する混合溶液(A)に、攪拌下、(c)成分を添加して乳化させることにより調整した水中油型乳化物を含有する、請求項1又は2記載の方法
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