JP4978342B2 - 給電ユニット - Google Patents

給電ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4978342B2
JP4978342B2 JP2007174215A JP2007174215A JP4978342B2 JP 4978342 B2 JP4978342 B2 JP 4978342B2 JP 2007174215 A JP2007174215 A JP 2007174215A JP 2007174215 A JP2007174215 A JP 2007174215A JP 4978342 B2 JP4978342 B2 JP 4978342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
holding body
unit according
supply unit
power feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007174215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009017633A (ja
Inventor
英樹 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2007174215A priority Critical patent/JP4978342B2/ja
Publication of JP2009017633A publication Critical patent/JP2009017633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4978342B2 publication Critical patent/JP4978342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車体側面に設けられたスライドドアに電力を供給するための給電ユニットに関する。
従来から、車体側面に取り付けられたスライドドアに対して、該スライドドアの開閉やロックなどを電動で行うための電力を車体側から給電ユニットを介して供給している(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載されたケーブル支持部構造では、ケーブルガイド(給電ケーブル)の両端部を第1支持部材及び第2支持部材において回動可能に支持している。
特開2004−40862公報
しかしながら、前述した従来技術によれば、第1支持部材及び第2支持部材が露出しているため、雨水、雪及びゴミなどが第1支持部材及び第2支持部材に付着することにより、スライドドアの開閉に伴うケーブルガイドの円滑な作動を妨げるおそれがあった。
そこで、本発明は、雨水等がかかった場合においても、円滑な回動が妨げられない給電ユニットを提供するものである。
本発明に係る給電ユニットは、車体側から給電ケーブルを介して車両のスライドドアに電力を供給する給電ユニットであって、前記スライドドア側に設けられた保持体と、前記給電ケーブルが接続され、前記保持体に回動軸部を介して回動可能に支持された給電本体とを備え、前記給電本体に、前記回転軸部を覆う遮蔽部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る給電ユニットによれば、給電本体に回転軸部を覆う遮蔽部を設けたため、雨水や雪などが給電ユニットに降りかかった場合においても、前記回転軸部にまで雨水等が浸入することがない。従って、スライドドアの開閉時に、給電ケーブルが接続された給電本体を円滑に回動させることができる。また、回転軸部が遮蔽部によって遮られて見えないため、外観向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は、本発明の実施形態による給電ユニットの近傍部を示す車両室内の斜視図である。
車体側面には、車両前後方向に沿って開閉可能に構成されたスライドドア1が設けられている。該スライドドア1の室内側の下部には、車両前後方向の略中央部に本実施形態による給電ユニット3が設けられている。また、スライドドア1の車両後方側には、車体部材に車体側ホルダ5が取り付けられている。これらの車体側ホルダ5と給電ユニット3との間には、給電ケーブル7が配索されている。
前記給電ケーブル7は可撓性を有しており、給電ケーブル7の内部には、電力供給線や信号線等の配線が束ねられて収容されている。また、給電ケーブル7の車体側ホルダ5との接続部及び給電ユニット3との接続部は、スライドドア1の開閉に伴って回動可能に構成されている。
図2は本発明の実施形態による給電ユニットを拡大した斜視図、図3は図2のA−A線による断面図、図4は本発明の実施形態による給電ユニットの保持体に形成した排出流路を示す正面図、及び、図5は図3のB−B線による断面図である。
本実施形態による給電ユニット3は、スライドドア1の室内面にボルト孔9に挿通される図外のボルトを介して取り付けられる略矩形状の取付板11と、該取付板11から車両室内側に突出した保持体13と、該保持体13内に回動可能に保持された略球状の給電本体15とを備えている。
前記保持体13は、取付板11の上部に設けられた上側保持体17と、取付板11の下部に設けられた下側保持体19とから一体に形成されている。上側保持体17の室内側の外周縁には、周方向に沿って排出用フランジ21が形成されている。この排出用フランジ21は、図3に示すように、上側が開口した断面略コ字状に形成され、排出用フランジ21の内方が溝に形成されている。また、図2に示すように、排出用フランジ21は、取付板11の近傍において下方に屈曲している。
また、上側保持体17の内面23及び下側保持体19の内面25は、図3に示すように、略球状の給電本体15の外表面に対応した略球状に形成されている。上側保持体17の内面23の上端から取付板11にかけて挿通孔27が形成されており、該挿通孔27の内部を給電本体15から導出された導出ケーブル29が配索されている。該導出ケーブル29は、取付板11の裏面に設けられた支持板31にクリップ33を介して保持されている。
さらに、上側保持体17の内面23には、略水平面状に周方向に沿って凹部35が形成されている。該凹部35には、後述する給電本体15の凸部37が挿入されており、給電本体15が回動する際に凹部35と凸部37によって給電本体15の回動方向がガイドされるように構成されている。また、前記凹部35には、図4に示すように、下方に延びる排出流路39が凹部35に連通して形成されている。
一方、給電本体15は、外形が略球状に形成されており、前記上側保持体17の凹部35に対応する部位に凸部37が形成されている。給電本体15の下端部には、下方に突出する回動軸部41が形成されており、該回動軸部41は、下側保持体19に形成した回動軸部用支持凹部43に収容されている。給電本体15は、この回動軸部41を中心として略水平面上を回動する。また、給電本体15の下部には、周方向に沿って遮蔽部45が形成されている。この遮蔽部45は、給電本体15の下部から斜め下方に向けて延びており、前記回動軸部41及び回動軸部用支持凹部43を覆うように形成されている。
そして、下側保持体19には、図3に示すように、取付板11の近傍に排出溝47が設けられている。該排出溝47の底面49は、図5に示すように、車両前後方向の中央部が最も高い頂部51に形成され、該頂部51から車両前方又は後方に向かうにつれて斜めに傾斜している。
なお、図3に示すように、給電本体15の凸部37と上側保持体17の凹部35との上下方向に沿う寸法差を△dとすると、△d=d2−d1となる。また、給電本体15の遮蔽部45の下端部と下側保持体19の室内側の端部との距離をgとすると、gよりも△dの方が小さく設定されている。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
前記給電本体15の遮蔽部45の下方に位置する保持体13の部位に排出溝47を設け、該排出溝47の底面49を斜め下方に傾斜させている。このため、給電本体15の遮蔽部45に雨水等が降りかかった場合、図5の矢印に示すように、この雨水等を排出溝47を介して効率的に排出することができる。
前記給電本体15の外形を略球状に形成し、前記保持体13の内面23,25を前記給電本体15の外形に対応した略球状に形成して、前記給電本体15を保持体13の内面23,25に回動可能に保持すると共に、前記給電本体15の外表面に凸部37を形成し、該凸部37を摺動可能に保持する凹部35を前記保持体13の内面23,25に沿って形成している。スライドドア1の開閉に伴って給電ケーブル7が揺動するときに、給電本体15が保持体13内を回動するが、前記凹部35及び凸部37が給電本体15の回動のガイド手段となるため、給電本体15の回動を円滑に行うことができる。
前記給電本体15の回動方向に略直交する方向(上下方向)に沿う前記凹部35と凸部37との寸法差△dを、前記遮蔽部45と該遮蔽部45の内方に位置する保持体13の部位との寸法差gよりも小さく設定している。このため、給電本体15が回動方向に略直交する方向に揺動しても、遮蔽部45が保持体13に干渉することを防止することができる。
前記凸部37及び凹部35を、前記給電本体15の上部及び保持体13の上部にそれぞれ配設しているため、雨水等が凸部37及び凹部35にかかりにくくなり、給電本体15を円滑に回動させることができる。
前記保持体13の凹部35に排出流路39を連通して設けているため、仮に、凹部35内に雨水等が浸入した場合でも、図4の矢印に示すように、排出流路39を介して効率的に排出させることができる。
前記上側保持体17の上部に排出用フランジ21を設けているため、上側保持体17に雨水等がかかった場合でも、排出用フランジ21を介して効率的に排出される。また、排出用フランジ21によって、上側保持体17の強度を向上させることができる。
ところで、本発明に係る給電ユニット3は、前記実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の実施形態による給電ユニットの近傍部を示す車両室内の斜視図である。 本発明の実施形態による給電ユニットを拡大した斜視図である。 図2のA−A線による断面図である。 本発明の実施形態による給電ユニットの保持体に形成した排出流路を示す正面図である。 図3のB−B線による断面図である。
符号の説明
1…スライドドア
3…給電ユニット
7…給電ケーブル
13…保持体
15…給電本体
21…排出用フランジ
23,25…内面
35…凹部
37…凸部
39…排出流路
41…回動軸部
45…遮蔽部
47…排出溝
49…底面

Claims (7)

  1. 車体側から給電ケーブルを介して車両のスライドドアに電力を供給する給電ユニットであって、
    前記スライドドア側に設けられた保持体と、前記給電ケーブルが接続され、前記保持体に回動軸部を介して回動可能に支持された給電本体とを備え、
    前記給電本体に、前記回転軸部を覆う遮蔽部を設けたことを特徴とする給電ユニット。
  2. 前記給電本体の遮蔽部の下方に位置する保持体の部位に排出溝を設け、該排出溝の底面を斜め下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の給電ユニット。
  3. 前記給電本体の外形を略球状に形成し、前記保持体の内面を前記給電本体の外形に対応した略球状に形成して、前記給電本体を保持体の内面に回動可能に保持すると共に、前記給電本体の外表面に凸部を形成し、該凸部を摺動可能に保持する凹部を前記保持体の内面に沿って形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の給電ユニット。
  4. 前記給電本体の回動方向に略直交する方向に沿う前記凹部と凸部との寸法差を、前記遮蔽部と該遮蔽部の内方に位置する保持体の部位との寸法差よりも小さく設定したことを特徴とする請求項3に記載の給電ユニット。
  5. 前記凸部及び凹部を、前記給電本体の上部及び保持体の上部にそれぞれ配設したことを特徴とする請求項3又は4に記載の給電ユニット。
  6. 前記保持体の凹部に排出流路を連通して設けたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の給電ユニット。
  7. 前記保持体の上部に排出用フランジを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給電ユニット。
JP2007174215A 2007-07-02 2007-07-02 給電ユニット Active JP4978342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174215A JP4978342B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 給電ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174215A JP4978342B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 給電ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009017633A JP2009017633A (ja) 2009-01-22
JP4978342B2 true JP4978342B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=40357865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007174215A Active JP4978342B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 給電ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4978342B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109565086B (zh) * 2016-08-26 2022-03-08 松下知识产权经营株式会社 蓄电系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3836758B2 (ja) * 2002-07-01 2006-10-25 本田技研工業株式会社 ケーブル支持部構造
JP4862358B2 (ja) * 2005-10-31 2012-01-25 住友電装株式会社 ケーブルの支持装置
JP2007159217A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Yazaki Corp ハーネス用回転クランプとそれを用いたハーネス配索構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009017633A (ja) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8694202B2 (en) Information providing system of motorcycle
JP2009179201A (ja) 車両用開閉体のヒンジ構造
JP5556753B2 (ja) 車両のデッキガーニッシュのシール材固定構造
JP4978342B2 (ja) 給電ユニット
JP2012071706A (ja) コンソールボックス
JP2014110691A (ja) アクチュエータ
JP2016102317A (ja) ドアロック装置
JP7068975B2 (ja) 車両の収納部構造
JP6297809B2 (ja) 給電装置
JP4818183B2 (ja) ドアミラーベースの取付構造
CN110173172B (zh) 汽车用门闩装置
JP2009126389A (ja) 自動車用カップホルダ構造
JP4753300B2 (ja) 回転クランプ
JP5145093B2 (ja) スライド構造体用の給電装置
JP7014037B2 (ja) 乗物用照明装置
JP2008195149A (ja) 自動車の前部構造
JP6211819B2 (ja) コネクタの取付構造
JP3766258B2 (ja) 車両用ミラー装置
JP2008100537A (ja) 車両用収容ボックス
JP2009029358A (ja) 車両用給電経路カバー構造
JP2007045294A (ja) バッテリボックス
JP2007245846A (ja) ドア用ハーネスプロテクタの防水構造
JP2022108086A (ja) リッド装置
JP6821241B2 (ja) ハーネスの配索構造
JP4742765B2 (ja) 車両の開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4978342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150