JP4977912B2 - 流体温調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体温調装置に関し、特に半導体装置の製造プロセスにおける処理液の温度管理に適用して好適な流体温調装置の構成に関する。
例えば、半導体装置の製造分野においては、様々な製造プロセスにおける処理液の温度管理に、例えば熱電モジュールを用いて処理液を加熱/冷却する流体温調装置や、ヒータを用いて処理液を加熱する流体温調装置が採用されている。
また、処理液の温度を広範囲に亘って調節する場合や、処理液の迅速な加熱を要する場合、上述した熱電モジュールにヒータを組合わせて成る流体温調装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、処理液に半導体ウェハやガラス基板等の基板を浸漬させて、洗浄やエッチング等の処理を行う為の基板処理システムを示しており、この基板処理システムAは、処理液を貯留する処理槽Tと、該処理槽Tの外槽Toと内槽Tiとを繋ぐ配管Sとを具備し、上記配管Sには外槽Toから排出された処理液を内槽Tiに環流させる為のポンプPと、流体温調装置BおよびフィルタFとが介装されている。
上記流体温調装置Bは、熱電モジュールを用いた電子冷熱ユニットUとヒータHとを直列に接続して構成されており、上記ポンプPの稼働によって処理槽Tの外槽Toから矢印a、b、cの如く流体温調装置Bに送られた処理液(被温調流体)Lは、電子冷熱ユニットUにおいて加熱/冷却され、次いで矢印dの如くヒータHに送られて加熱され、電子冷熱ユニットUとヒータHとの動作によって所望の温度に調節された処理液Lは、流体温調装置BからフィルタFを介して処理槽Tの内槽Tiに環流される。
特開2006−269617号公報
ところで、上述した基板処理システムAにおける流体温調装置Bは、互いに分離独立した電子冷熱ユニットUとヒータHとを、配管で接続することによって構成されているため、処理液(液被温調流体)に対する温度調節を迅速かつ精密に実施することが難しく、さらに全体形状の大型化に伴って設置スペースが嵩張ることから、基板処理システムAの大型化をも招いてしまう問題があった。
本発明の目的は上記実状に鑑みて、被温調流体に対する温度調節を迅速かつ精密に実施することができ、併せて装置の可及的なコンパクト化をも達成し得る流体温調装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく、本願発明に関わる流体温調装置は、流路溝を形成した本体ブロックと、この本体ブロックの表面に設置されて被温調流体の通過する流路を形成する伝熱板と、この伝熱板を介在して流路を通過する被温調流体を加熱するヒータと、上記伝熱板を介在して流路を通過する被温調流体を加熱および冷却する熱電モジュールとを具備して成り、ヒータを伝熱板の内部に設置するとともに、内部にヒータを設置した上記伝熱板の外面に熱電モジュールを設置したことを特徴としている。
また、請求項2の発明に関わる流体温調装置は、請求項1の発明に関わる流体温調装置において、ヒータにおける被温調流体への加熱能力を、熱電モジュールにおける被温調流体への加熱能力よりも大きく設定したことを特徴としている。
請求項1の発明に関わる流体温調装置によれば、伝熱板を介してヒータにより被温調流体を加熱し、また上記伝熱板を介して熱電モジュールにより被温調流体を加熱/冷却していることで、電子冷熱ユニットで加熱/冷却された被温調流体をヒータに送って加熱している従来の流体温調装置に比べ、被温調流体に対して迅速かつ精密に温度調節することが可能となる。
さらに、本体ブロックの表面に設置された伝熱板を介して被温調流体を加熱するヒータ、および伝熱板を介して被温調流体を加熱/冷却する熱電モジュールは、上記伝熱板に対して内蔵もしくは接触して設けられるために、本体ブロック、電熱板、ヒータおよび熱電モジュールが極く近接して配設されることとなり、もって流体温調装置の可及的なコンパクト化を達成することが可能となる。
また、請求項1の発明に関わる流体温調装置によれば、伝熱板の内部にヒータを設置するとともに、内部にヒータを設置した上記伝熱板の外面に熱電モジュールを設置したことにより、上記ヒータによって流路の被温調流体を加熱する場合、上記熱電モジュールによって伝熱板の外面を加熱することで、上記ヒータの熱が伝熱板の外面から熱電モジュールを介して逃げることを抑えられ、もって流路の被温調流体を効率良く加熱することが可能となる。
また、請求項2の発明に関わる流体温調装置によれば、ヒータにおける被温調流体への加熱能力を、熱電モジュールにおける被温調流体への加熱能力よりも大きく設定したことで、上記ヒータと上記熱電モジュールとによって被温調流体を加熱する際、上記熱電モジュールにおける加熱側の温度を低く抑えることができ、もってジャンクション温度に起因する上記熱電モジュールの寿命低下を未然に防止することが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に関わる流体温調装置を、半導体装置の製造プロセスにおいて使用される薬液(被温調流体)、具体的にはアンモニア過水や塩酸過水等、ウェットプロセス(RCA洗浄)やウェットエッチング等に使用される酸系の薬液を対象とし、これらの薬液を約10℃〜約80℃の範囲に亘って温度調節を行なうための流体温調装置に適用した例を示している。
上記流体温調装置1は、薬液の流入/排出される本体ブロック2と、この本体ブロック2の表面2aに設置された伝熱板3とを具備し、さらに上記伝熱板3の内部にはヒータ4が設置されているとともに、上記伝熱板3の外面にはペルチェモジュール(熱電モジュール)5が取付けられ、上記ペルチェモジュール5の外側には、該ペルチェモジュール5の放熱除去/給熱を行うウォータジャケット6が取付けられている。
上記本体ブロック2と伝熱板3との間には流路2Pが形成されており、この流路2Pを通過する薬液が伝熱板3と接触することにより、該伝熱板3を介してヒータ4およびペルチェモジュール5と薬液との間で熱交換が行われ、上記薬液に対する温度の調節が為されることとなる。
上記本体ブロック2は、薬液に対する耐蝕性を備えたテフロン(登録商標)等の樹脂材料から形成され、左右の各表面2a、2aには、それぞれ流路溝2g、2gが形成されており、さらに上記本体ブロック2には、上記流路溝2g、2gに連通する導入パイプ2Iと排出パイプ2Oとが取付けられている。
一方、上記本体ブロック2の表面2aに取付けられる伝熱板3は、熱伝導性の良好なアルミニウム等の金属材料から形成された平板状のブロックであり、本体ブロック2と対向する面には、上記流路溝2gの全域に対応した耐蝕プレート3Pが固設されている。
因みに、上記耐蝕プレート3Pは、酸性の薬液に対する耐蝕性とともに良好な熱伝導性を備えたアモルファスカーボンから形成されている。
上記伝熱板3は、本体ブロック2における左右の表面2a、2aに各々取付けられており、これら一対の伝熱板3、3は、図示していないボルト・ナットおよびスプリング等を用いて互いに締結することにより、本体ブロック2を左右から挟み付ける態様で、上記本体ブロック2の所定位置に固定設置されている。
上述の如く、本体ブロック2の表面2aに伝熱板3を設置して、本体ブロック2の流路溝2gを伝熱板3(耐蝕プレート3P)によって覆うことで、上記本体ブロック2と伝熱板3との間に流路2Pが形成されることとなる。
上記伝熱板3の内部には、3本のヒータ4が設置されている一方、上記伝熱板3の外面には、上述した如くペルチェモジュール5が、ウォータジャケット6によって挟み込まれるように保持されており、上記ペルチェモジュール5は、絶縁層(図示せず)を介して伝熱板3およびウォータジャケット6と熱的に接続されている。
ここで、伝熱板3の内部に3本のヒータ4を設置することで、伝熱板3における温度分布の均一化が図られており、また上記伝熱板3に内蔵されたヒータ4の発熱量(加熱能力)、詳しくは3本のヒータ4による総発熱量は、上記伝熱板3に接触しているペルチェモジュール5の発熱量(加熱能力)よりも大きく設定されている。
上述した構成の流体温調装置1において、矢印iの如く導入パイプ2Iに導入されて流路2Pに流入した薬液は、伝熱板3(耐蝕プレート3P)と接触しつつ流路2Pを通過することで、ヒータ4による加熱およびペルチェモジュール5による加熱/冷却によって温調された伝熱板3からの熱伝達により温度の調節が為され、こののち流路2Pから排出パイプ2Oを通って、矢印oで示す如く装置の外部へ排出されて行く。
ここで、上記流体温調装置1によって薬液の温度を上昇させる場合には、ヒータ4に通電して伝熱板3を加熱するとともに、ペルチェモジュール5の伝熱板3と接している側が放熱し、かつウォータジャケット6に接している側が吸熱するよう通電して伝熱板3を加熱する。
一方、上記流体温調装置1によって薬液の温度を下降させる場合には、ヒータ4には通電せず、上記ヒータ4による伝熱板3への加熱を停止するとともに、ペルチェモジュール5の伝熱板3と接している側が吸熱し、かつウォータジャケット6に接している側が放熱するよう通電して伝熱板3を冷却する。
因みに、薬液の温度はセンサ(図示せず)によって計測され、その温度が所望する設定温度となるよう、図示していないコントローラによって、上記ヒータ4およびペルチェモジュール5の動作が制御されることは言うまでもない。
また、上記ペルチェモジュール5は、特定の温度以上で寿命が縮む特性があるため、伝熱板3の外面(ペルチェモジュール5が接している面)の温度をセンサ(図示せず)によって計測し、その温度がペルチェモジュール5に影響することのない温度以下となるよう、上記ヒータ4およびペルチェモジュール5の動作を制御することが有効である。
上記構成の流体温調装置1によれば、流路2Pに臨む伝熱板3を介してヒータ4により薬液を加熱し、また上記伝熱板3を介してペルチェモジュール4により薬液を加熱/冷却しているので、電子冷熱ユニットで加熱/冷却された被温調流体をヒータに送って加熱している従来の流体温調装置(図4参照)に比べ、薬液に対する迅速かつ精密な温度調節を行うことが可能となる。
また、上記構成の流体温調装置1によれば、本体ブロック2の表面2aに設置された伝熱板3を介して薬液を加熱するヒータ4が伝熱板3の内部に設置され、伝熱板3を介して薬液を加熱/冷却するペルチェモジュール5が伝熱板3に対して接触して設けられているため、上記本体ブロック2、電熱板3、ヒータ4およびペルチェモジュール5が極く近接して配設され、もって流体温調装置1の可及的なコンパクト化が達成されることとなる。
また、上記構成の流体温調装置1においては、流路2Pに臨む伝熱板3の内部にヒータ4を設置し、伝熱板3の外面にペルチェモジュール5を設置したことで、上記流路2Pを通過する薬液を加熱する場合、上述の如くヒータ4とペルチェモジュール5とで伝熱板3を加熱することにより、本体ブロック2、伝熱板3、ペルチェモジュール5間の温度勾配は、図2中に実線で示す如きものとなる。
すなわち、伝熱板3とペルチェモジュール5との境界面が最高温度点taとなり、ヒータ4の熱量がペルチェモジュール5を介してウォータジャケット5内の冷却水に吸収されることがないので、ヒータ4からの熱量によって流路2Pの薬液Lが伝熱板3を介して効率良く加熱されることとなる。
また、上記構成の流体温調装置1においては、ヒータ4による薬液への加熱能力を、ペルチェモジュール5による薬液への加熱能力よりも大きく設定したことで、ヒータ4とペルチェモジュール5とによって薬液を加熱する際、上記ペルチェモジュール5における加熱側の温度を低く抑えることができる。
例えば、ヒータ4とペルチェモジュール5とによる総発熱量が同じ2kwであっても、ヒータ4の加熱能力を1kw、ペルチェモジュール5の加熱能力を1kwに設定した場合、ペルチェモジュール5の加熱側の温度が110℃まで上昇するのに対し、ヒータ4の加熱能力を1.2kw、ペルチェモジュール5の加熱能力を0.8kwに設定すると、ペルチェモジュール5の加熱側の温度は100℃に抑えられる。
このように、ヒータ4の加熱能力をペルチェモジュール5の加熱能力よりも大きく設定したことで、上記ペルチェモジュール5における加熱側の温度が低く抑えられ、もってジャンクション温度が不用意に上昇することに起因する、上記熱電モジュールの寿命低下を未然に防止することができる。
ところで、上記流体温調装置1において、薬液の温度を上昇させる場合には、上述の如く伝熱板3をヒータ4とペルチェモジュール5とで加熱しているが、薬液が所望の温度に到達した後は、ヒータ4への通電をoffして、ペルチェモジュール5のみで薬液の温調を実施する。
ここで、外乱によって薬液の温度低下があった場合、その変化量が1℃未満であればペルチェモジュール5のみによって温調を行い、1℃以上〜10℃以下の変化量であれば、ペルチェモジュール5と併せてヒータ4によって温調を行うことが好ましい。
なお、上述した流体温調装置1は、本体ブロック2の左右に、それぞれ伝熱板3(ヒータ4)、ペルチェモジュール5およびウォータジャケットを設置しているが、上記本体ブロック2の一方の表面2aに流路溝2gを形成し、上記一方の表面2aのみに伝熱板3(ヒータ4)、ペルチェモジュール5およびウォータジャケットを設置して、流体温調装置を構成し得ることは言うまでもない。
図3は、本発明に関連する流体温調装置の参考例を示しており、この流体温調装置10は、薬液の流入/排出される本体ブロック12と、この本体ブロック12の一方の表面12aに設置された伝熱板13Aと、上記本体ブロック12の他方の表面12aに設置された伝熱板13Bとを具備している。
また、伝熱板13Aの内部には3本のヒータ14が設置されている一方、伝熱板13Bの外面にはペルチェモジュール(熱電モジュール)15が取付けられ、上記ペルチェモジュール15の外側には、該ペルチェモジュール15の放熱除去/給熱を行うウォータジャケット16が取付けられている。
上記本体ブロック12と伝熱板13A、13Bとの間には、それぞれ流路12Pが形成されており、この流路12Pを通過する薬液が伝熱板13A、13Bと接触することにより、該伝熱板13A、13Bを介してヒータ14およびペルチェモジュール15と薬液との間で熱交換が行われ、上記薬液に対する温度の調節が為されることとなる。
上記流体温調装置10の構成は、本体ブロック12の一方の表面12aに、ヒータ14を内蔵した伝熱板13Aを設置し、本体ブロック12の他方の表面12aに、ペルチェモジュール15およびウォータジャケット16を取付けた伝熱板13Bを設置した以外、図1に示した流体温調装置1と基本的に変わるところはないので、上記流体温調装置10の構成要素において、流体温調装置1の構成要素と同一の作用を成すものには、図1と同一の符号に10を加算した(10番台の)符号を附して詳細な説明は省略する。
上記構成の流体温調装置10によれば、一方の流路12Pに臨む伝熱板13Aを介してヒータ14により薬液を加熱し、また他方の流路12Pに臨む伝熱板13Bを介してペルチェモジュール14により薬液を加熱/冷却しているので、電子冷熱ユニットで加熱/冷却された被温調流体をヒータに送って加熱している従来の流体温調装置(図4参照)に比べ、薬液に対する迅速かつ精密な温度調節を行うことが可能となる。
また、上記構成の流体温調装置10によれば、本体ブロック12の表面12aに設置された伝熱板13Aを介して薬液を加熱するヒータ14が伝熱板13Aの内部に設置され、伝熱板13Bを介して薬液を加熱/冷却するペルチェモジュール15が伝熱板13Bに対して接触して設けられているため、上記本体ブロック12、電熱板13A、13B、ヒータ14およびペルチェモジュール15が極く近接して配設され、もって流体温調装置10の可及的なコンパクト化が達成されることとなる。
ここで、上述した流体温調装置10は、本体ブロック12の一方の表面12aに、ヒータ14を内蔵した伝熱板13Aを設置し、本体ブロック12の他方の表面12aに、ペルチェモジュール15およびウォータジャケット16を取付けた伝熱板13Bを設置しているが、上記伝熱板13Aを挟んで本体ブロック12、伝熱板13B、ペルチェモジュール15およびウォータジャケット16を、左右対称に設置して流体温調装置を構成することも可能である。
上記構成の流体温調装置によれば、ヒータ14の発熱によって伝熱板13Aを挟んだ左右の流路12P、12Pの薬液を効率良く加熱することができ、また伝熱板13Aの一方側(図中の右方側)にヒータ14の発熱が放出されず、断熱処置を講じる必要がないために構造が簡易なものとなる。
なお、上述した実施例においては、半導体装置の製造に関わるウェットプロセス(RCA洗浄)やウェットエッチング等に使用される薬液の温度調節に、本発明の流体温調装置を適用した例を示したが、様々な製造プロセスにおける薬液の温度管理にも、本発明の流体温調装置を有効に適用し得ることは勿論である。
さらに、上述した実施例においては、半導体装置の製造分野に本発明を適用した例を示したが、精密な温度調節を必要とする様々な産業分野における諸設備に対しても、本発明の流体温調装置を有効に適用し得ることは言うまでもない。
本発明に関わる流体温調装置の実施例を示す概念的な全体平面図。 図1の流体温調装置における流路ブロック、伝熱板、熱電変換モジュールおよび冷却板における温度勾配を示す概念図。 本発明に関連する流体温調装置の参考例を示す概念的な全体平面図。 従来流体温調装置示す概念図。
符号の説明
1…流体温調装置、
2…流路ブロック、
2a…表面、
2g…流路溝、
2P…流路、
3…伝熱板、
3P…耐食プレート、
4…ヒータ、
5…ペルチェモジュール(熱電モジュール)、
6…ウォータジャケット

Claims (2)

  1. 流路溝を形成した本体ブロックと、
    前記本体ブロックの表面に設置されて被温調流体の通過する流路を形成する伝熱板と、
    前記伝熱板を介在して前記流路を通過する被温調流体を加熱するヒータと、
    前記伝熱板を介在して前記流路を通過する被温調流体を加熱および冷却する熱電モジュールとを具備して成り、
    前記ヒータを前記伝熱板の内部に設置するとともに、内部にヒータを設置した前記伝熱板の外面に前記熱電モジュールを設置したことを特徴とする流体温調装置。
  2. 前記ヒータにおける被温調流体への加熱能力を、前記熱電モジュールにおける被温調流体への加熱能力よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1記載の流体温調装置。
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