JP2007085709A - 液体温調装置の制御方法 - Google Patents

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Fumihiko Koyama
文彦 小山
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Abstract

【課題】 ペルチェ素子の長寿命化を図るとともに、サーモモジュール(ペルチェ素子)における断線等の故障リスクを減少させて装置の耐久性及び信頼性を高める。
【解決手段】 熱交換室Cを有する熱交換器2を、ペルチェ素子を用いたサーモモジュール3…により加熱又は冷却するとともに、サーモモジュール3…を通電制御して熱交換室Cに流入した液体Lを温調制御するに際し、液体Lの温度(検出温度Td)を所定の目標温度Tsまで上昇させる昇温時に、検出温度Tdが予め設定した監視温度Tmに達するまでは、サーモモジュール3…を定格出力Psにより通電制御するとともに、検出温度Tdが監視温度Tmに達したなら、サーモモジュール3…を定格出力Psよりも小さい制限出力Pcにより通電制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗浄液等の液体をペルチェ素子(サーモモジュール)により温調する際に用いて好適な液体温調装置の制御方法に関する。
従来、液体が流入する流入口及び熱交換された液体が流出する流出口に連通する熱交換室を有する熱交換器と、この熱交換器を加熱又は冷却するペルチェ素子を有するサーモモジュールと、前記サーモモジュールを通電制御して熱交換室に流入した液体を温調制御する制御系とを備える液体温調装置としては、特許第3634241号公報で開示される冷却装置が知られている。
この冷却装置(熱交換器)は、外面部に付設したペルチェ素子を用いた電子モジュール(冷却器又は加熱器)と内部に流通させた液体との熱交換を行う熱交換器であって、本体ブロックの内部に、独立した複数の流通空間を配列させて設けるとともに、外部より一端に位置する流通空間から他端に位置する流通空間まで貫通する往路形成孔と復路形成孔をそれぞれ異なる位置に設け、他端に位置する流通空間(折返流通空間)を除く他の流通空間(共有流通空間)に往復路仕切板を配設して往路空間と復路空間に仕切り、かつ往路空間と復路空間の内部に一又は二以上の流路形成板を配設してそれぞれジグザグ流路を形成するとともに、折返流通空間に一又は二以上の流路形成板を配設して往路形成孔から復路形成孔に至るジグザグ流路を形成したものである。
特許第3634241号
しかし、上述した従来の液体温調装置(熱交換器)におけるペルチェ素子を用いたサーモモジュール(電子モジュール)は、その物理的特性及び構造上の要因により、急激で大きな温度変動或いは温度変動を頻繁に繰り返す熱サイクルなどに弱い側面があるため、このような使用環境下では断線等の故障リスクが増大し、耐久性及び信頼性の低下を招く問題があった。
例えば、液体温調装置により、洗浄器に用いる洗浄液を温調する場合、所定の時間間隔で洗浄液の一部を入替える必要があるが、図4に示すように、目標温度Tsが60〔℃〕に設定された洗浄液に対して、時刻tiで常温の新液(洗浄液)を注入した場合、洗浄液の温度(検出温度Tdr)は、50〔℃〕程度まで急激に低下するとともに、これに伴って、サーモモジュールの加熱温度Tprは、60〔℃〕付近から85〔℃〕程度まで急激に上昇する。しかも、このような温度変動は、所定の時間間隔(例えば、10分程度の間隔)で繰返され、サーモモジュールに対する断線等の故障リスクを増大させる要因となる。なお、図4中、Psはサーモモジュールに対する出力を示す。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した液体温調装置の制御方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る液体温調装置1の制御方法は、上述した課題を解決するため、液体Lが流入する流入口Ci及び熱交換された液体Lが流出する流出口Coにそれぞれ連通する熱交換室Cを有する熱交換器2を、ペルチェ素子を用いたサーモモジュール3…により加熱又は冷却するとともに、制御系4によりサーモモジュール3…を通電制御して熱交換室Cに流入した液体Lを温調制御するに際し、液体Lの温度(検出温度Td)を所定の目標温度Tsまで上昇させる昇温時に、検出温度Tdが予め設定した監視温度Tmに達するまでは、サーモモジュール3…を定格出力Psにより通電制御するとともに、検出温度Tdが監視温度Tmに達したなら、サーモモジュール3…を定格出力Psよりも小さい制限出力Pcにより通電制御するようにしたことを特徴する。
なお、本発明における定格出力Ps及び制限出力Pcは、固定された出力ではなく、最大(リミッタ)の意味である。したがって、温度制御においては、定格出力Ps及び制限出力Pcの範囲内において、各出力が可変制御される。
この場合、発明の好適な態様により、検出温度Tdを所定の目標温度Tsまで上昇させる昇温時は、運転開始に伴う昇温時又は運転中の温度変動に伴う昇温時を適用できる。この際、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における監視温度Tm…は、同一温度に設定してもよいし異なる温度に設定してもよい。また、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における制限出力Pc…も、同一出力に設定してもよいし異なる出力に設定してもよい。一方、制御系4には、少なくとも検出温度Tdが所定の目標温度Tsに達するまでの目標時間を入力することによりデータベース又は演算処理により、監視温度Tm…及び/又は制限出力Pc…を自動で設定する自動設定機能を設けることができる。さらに、熱交換室Cの内部に、当該熱交換室Cに流入した液体Lを加熱する電気ヒータ部5を収容するとともに、制御系4には、昇温時に電気ヒータ部5を通電制御する制御機能を設けることができる。
このような手法による本発明に係る液体温調装置1の制御方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 液体Lの温度(検出温度Td)が監視温度Tmに達したなら、サーモモジュール3…を定格出力Psよりも小さい制限出力Tcにより通電制御するようにしたため、サーモモジュール3…におけるペルチェ素子の加熱温度を抑制することができ、ペルチェ素子(サーモモジュール3…)の長寿命化を図ることができる。
(2) 本来、急激で大きな温度変動或いは温度変動を頻繁に繰り返す熱サイクルであっても、これらの挙動(温度変動)を抑制できるため、サーモモジュール3…(ペルチェ素子)における断線等の故障リスクを大幅に減少させることができ、液体温調装置1の耐久性及び信頼性を高めることができる。
(3) 好適な態様により、検出温度Tdを所定の目標温度Tsまで上昇させる昇温時として、運転開始に伴う昇温時及び運転中の温度変動に伴う昇温時を適用すれば、サーモモジュール3…の加熱温度を抑制する必要のある昇温時をほぼカバーできるため、本発明に係る制御方法による前記効果を確実かつ有効に確保できる。
(4) 好適な態様により、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における監視温度Tm…を、同一温度又は異なる温度に設定すれば、各昇温時に適した監視温度Tm…をそれぞれ設定可能となるため、各昇温時の挙動に対応した的確な温調制御を行うことができる。
(5) 好適な態様により、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における制限出力Pc…を、同一出力又は異なる出力に設定すれば、各昇温時に適した制限出力Pc…をそれぞれ設定可能となるため、各昇温時の挙動に対応した的確な温調制御を行うことができる。
(6) 好適な態様により、制御系4に、少なくとも検出温度Tdが所定の目標温度Tsに達するまでの目標時間を入力することによりデータベース又は演算処理により、監視温度Tm…及び/又は制限出力Pc…を自動で設定する自動設定機能を設ければ、例えば、運転開始に伴う昇温時に、ユーザーの希望する目標時間により立上げが可能となり、より使い勝手及び利便性を高めることができる。
(7) 好適な態様により、熱交換室Cの内部に、当該熱交換室Cに流入した液体Lを加熱する電気ヒータ部5を収容するとともに、制御系4に、昇温時に電気ヒータ部5を通電制御する制御機能を設ければ、電気ヒータ部5によりサーモモジュール3…を補助できるため、サーモモジュール3…を制限出力Tcに切換えたことに伴う目標温度Tsまで加熱する時間の遅れを回避することができる。また、サーモモジュール3…の加熱温度を、更なる低い温度に抑制できるとともに、サーモモジュール3…に対する急激で大きな温度変動或いは頻繁な温度上昇(温度変動)を、より抑制することができる。しかも、液温を速やかに上昇させる場合にも十分に対応でき、制御精度及び制御の安定性を高めることができるなど、用途や使用環境に応じた的確な温調を行うことができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る制御方法を実施できる液体温調装置1の構成について、図6〜図8を参照して説明する。
液体温調装置1の全体構成を図8に示す。液体温調装置1は熱交換器2を備える。熱交換器2の具体的構成を図7(図6)に示す。熱交換器2は、全体を耐薬品性に優れた素材、例えば、テフロン(登録商標)素材により一体形成した交換器本体21を備える。交換器本体21は、全体を偏平な直方体状に形成し、上下方向に貫通する円柱形状の熱交換室Cを有するとともに、この熱交換室Cに連通する流入口Ciと流出口Coを有する。流入口Ciは、交換器本体21の一外側面に臨み、洗浄液等の液体Lは、この流入口Ciを通して熱交換室Cに流入するとともに、流出口Coは、交換器本体21の一外側面に臨み、熱交換室Cで熱交換された液体Lは、この流出口Coを通して外部に流出する。なお、2iは流入配管Xi(図8)に接続する流入接続管であり、流入口Ciの外端に取付けるとともに、2oは流出配管Xo(図8)に接続する流出接続管であり、流出口Coの外端に取付ける。
また、熱交換室Cの内部には、当該熱交換室Cに流入した液体Lを加熱する電気ヒータ部5を収容する。電気ヒータ部5には、線状電気ヒータ部5wを用いる。線状電気ヒータ部5wは、ヒータ本体と、このヒータ本体の全体を被覆することにより、ヒータ本体と液体Lの接触を遮断し、ヒータ本体を液体Lから保護する被覆部を備える。この場合、ヒータ本体には、例えば、シーズヒータを用いることができる。ヒータ本体(シーズヒータ)は、例えば、ステンレス素材により形成した細いヒータ管と、このヒータ管に内部に通したニクロム線等の発熱線と、ヒータ管に充填して発熱線を固定する酸化マグネシウム等の充填材により構成することができる。31…は発熱線から外部に導出したリード線を示す。このように、電気ヒータ部5に、線状電気ヒータ部5wを用いれば、熱交換室Cの空間内に収容することにより、液体Lに対する有効な接触率を高めることができるとともに、既存の液体温調装置に対しても大掛かりな設計変更を施すことなく容易に適用できる利点がある。
一方、線状電気ヒータ部5wを熱交換室Cの内部に組付けるに際しては、図6に示すように、交換器本体21の内周面から外側面に至る一対の挿通孔23,24を形成する。そして、線状電気ヒータ部5wの両端側を、交換器本体21の内周面から各挿通孔23,24にそれぞれ挿通させ、交換器本体21の外側面から突出した線状電気ヒータ部5wの外周面と交換器本体21の外側面間を溶着部により溶着(溶接)する。また、線状電気ヒータ部5wは、湾曲部(折曲部を含む)5wrを設けることによりリング状或いは渦巻状に巻回し、熱交換室Cの内部に所定の長さ分を収容する。特に、巻回数は、必要な加熱能力等を考慮して複数回とすることが望ましい。なお、図示は省略したが、プレート部材(棒部材)或いはネット部材等により形成した支持部材を、熱交換室Cの内部に収容し、線状電気ヒータ部5wを、熱交換室Cの空間内における所定位置に安定に保持することが望ましい。
このように、線状電気ヒータ部5wを、湾曲部(折曲部を含む)5wrを設けることにより熱交換室Cの内部に所定の長さ分を収容すれば、液体Lに対する接触面積を大きくしたり容易に変更できるなど、設計自由度を高めることができるとともに、液体Lに対する撹拌効果(流路変更効果)により熱交換室Cにおける滞留時間を長くすることができるため、熱交換能力を高めることができる利点がある。
そして、図7に示すように、線状電気ヒータ部5wを組付けた交換器本体21の上面を、テフロン素材により形成した上面シート25とカーボン素材で形成した上伝熱板26を積層して閉塞するとともに、交換器本体21の下面を、テフロン素材により形成した下シート27とカーボン素材で形成した下伝熱板28を積層して閉塞すれば、熱交換器2を構成することができる。
さらに、熱交換器2における上伝熱板26及び下伝熱板28には、サーモモジュール3…の作用面を取付ける。サーモモジュール3は、熱交換器2を加熱又は冷却する複数のペルチェ素子を配列して構成したものである。また、各サーモモジュール3…の放熱面(作用面の反対側)には放熱ユニット41…を取付ける。放熱ユニット41…は、サーモモジュール3…の放熱面に当接する放熱プレート41p…及びこの放熱プレート41p…の内部に配した冷却配管41c…を備え、この冷却配管41c…には、冷却水を循環させるウォータクーラ43を接続する。
他方、サーモモジュール3…を通電制御して熱交換室Cに流入した液体Lを温調制御する制御系4を備える。制御系4は、図8に示すコントローラ51を備える。コントローラ51は、液体温調装置1における全体の制御を司るとともに、必要なデータベースや演算処理機能、更には、所定の温度条件に基づいて線状電気ヒータ部5wを通電制御する制御機能を備えている。そして、コントローラ51の入力側には、熱交換室C内における液体Lの温度を検出する温度センサ52を接続するとともに、コントローラ51の出力側には、各サーモモジュール3…及び線状電気ヒータ部5wを接続する。なお、53はサーモモジュール3の温度を検出する温度センサであり、この温度センサ53は、温度センサ52の代わりに用いてもよいし、温度センサ52と併用してもよい。その他、図8に示す液体温調装置1において、55は液体Lを循環させる送液ポンプ、56は液体Lの流量を表示又は記録する流量計を示す。以上が液体温調装置1の構成となる。
次に、このような構成を有する液体温調装置1の使用方法及び本実施形態に係る制御方法について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、液体温調装置1を使用するに際しては、図8に示すように、半導体の洗浄を行う洗浄器61等に接続して使用する。この場合、液体温調装置1における温調された液体Lの吐出口57は、供給配管Xsを介して洗浄器61の流入口62に接続するとともに、液体温調装置1における液体Lの戻り口58は、戻り配管Xrを介して洗浄器61の流出口63に接続する。なお、洗浄液(液体L)にはアンモニア水等が用いられる。また、洗浄器61の底部には排液回路64を接続するとともに、戻り配管Xrには新液注入回路65を接続する。排液回路64は排液バルブ(電磁開閉バルブ)66を備えるとともに、新液注入回路65は、新液収容タンク67を備え、この新液収容タンク67は、新液注入バルブ(電磁開閉バルブ)68を介して戻り配管Xrに接続する。そして、各バルブ66及び68は、コントローラ51の出力側に接続する。
これにより、液体Lの循環は次のようになる。液体温調装置1の運転により、送液ポンプ55が作動し、洗浄器61内の液体(洗浄液)Lは、洗浄器61の流出口63から戻り配管Xrを介して液体温調装置1の戻り口58に送られ、さらに、送液ポンプ55を接続した流入配管Xiを介して熱交換器2における流入接続管2iに送られる。そして、流入接続管2iに送られた液体Lは、熱交換室Cに流入し、熱交換室C内に一時滞留する。また、熱交換室C内の液体Lは、流出接続管2oから流出し、流量計56を接続した流出配管Xoを介して吐出口57に送られるとともに、さらに、供給配管Xsを介して洗浄器61の流入口62に送られる。そして、流入口62に送られた液体Lは、洗浄器61に供給され、この液体(洗浄液)Lにより半導体等の電子部品の洗浄が行われるとともに、洗浄後の液体Lは、流出口63から流出する一連の循環が繰返される。
次に、本実施形態に係る具体的な制御方法について、図3〜図8を参照しつつ図1及び図2に示すフローチャートに従って説明する。
最初に、運転開始に伴う昇温時の制御方法及び動作について、図3を参照し、図1に示すフローチャートに従って説明する。なお、目標温度Tsは60〔℃〕、監視温度Tmは40〔℃〕、制限出力Pcは40〔%〕に設定されている。
まず、運転スイッチをONにして運転を開始する(ステップS1)。図3中、tsが運転開始時点を示す。運転開始時における液体Lの温度(液温)は、常温(20〔℃〕程度)となっているため、この液温は、温度センサ52により検出され、検出温度Tdとしてコントローラ51に付与される。コントローラ51には、予め目標温度Tsが設定されているため、目標温度Tsと検出温度Tdの偏差に基づいてサーモモジュール3…が通電制御される。運転開始時には、検出温度Tdが目標温度Tsよりも低いため、コントローラ51は加熱モードとなり、サーモモジュール3…に対して定格出力Psとなる100〔%〕出力により通電制御(加熱制御)する(ステップS2)。
なお、加熱モード時(冷却モード時)には、サーモモジュール3…により上伝熱板26及び下伝熱板28を介して熱交換室Cが加熱(冷却)され、熱交換室Cにおける熱交換作用により液体Lが加熱(冷却)されることにより、液体Lの温度が目標温度Tdとなるように温調制御が行われる。
一方、コントローラ51は、検出温度Tdが監視温度Tmに達したか否かを監視する(ステップS3)。そして、監視温度Tmに達したなら、コントローラ51は、サーモモジュール3…に対する出力を、100〔%〕出力から予め設定した制限出力Pcとなる40〔%〕出力に切換え、この40〔%〕出力によりサーモモジュール3…に対する通電制御(加熱制御)を行う(ステップS4)。図3中、tcが監視温度Tmに達した時点を示す。この後、サーモモジュール3…に対しては、40〔%〕出力による通電制御を継続し、検出温度Tdが目標温度Tsに達したなら、コントローラ51は、40〔%〕出力をリセットし、100〔%〕出力に復帰させる(ステップS5,S6)。図3中、teが目標温度Tsに達した時点を示す。
図3において、Tdrは100〔%〕出力のみによる検出温度、Tprは100〔%〕出力のみによるサーモモジュール3…の加熱温度をそれぞれ示す。この場合、サーモモジュール3…は、目標温度Tsに達するまで100〔%〕出力により制御されるため、目標温度Tsに達した時点terでは、サーモモジュール3…の加熱温度Tprは120〔℃〕程度の高温まで上昇する。これに対して、監視温度Tmに達した時点tcで40〔%〕出力に切換えた場合、サーモモジュール3…の加熱温度Tpは100〔℃〕程度まで上昇するが、100〔℃〕を大きく越えて上昇することはなく加熱温度Tpが抑制される。
以上の制御では、サーモモジュール3…に対して制御する場合を示したが、サーモモジュール3…に対する制御と共に、線状電気ヒータ部5wに対する制御を併用してもよい。即ち、運転スイッチのONにより、線状電気ヒータ部5wに対して給電制御し、検出温度Tdが目標温度Tsに達するまで、線状電気ヒータ部5wに対する給電を継続するとともに、検出温度Tdが目標温度Tsに達したなら給電を停止する(ステップS7)。
これにより、サーモモジュール3…の加熱を、線状電気ヒータ部5wの加熱により補助することができるため、サーモモジュール3…を制限出力Tcに切換えたことに伴う目標温度Tsまで加熱する時間の遅れを回避することができるとともに、サーモモジュール3…の加熱温度を、更なる低い温度に抑制できる。また、液温を速やかに上昇させる場合にも十分に対応でき、制御精度及び制御の安定性を高めることができるなど、用途や使用環境に応じた的確な温調を行うことができる利点がある。
そして、検出温度Tdが目標温度Tsに達した以降は、定常状態(運転中)の温調処理が行われる(ステップS8)。
次に、運転中における制御方法及び動作について、図4及び図5を参照し、図2に示すフローチャートに従って説明する。なお、目標温度Tsは60〔℃〕、監視温度Tmは60〔℃〕、制限出力Pcは40〔%〕に設定されており、特に、監視温度Tmは、サーモモジュール3…の加熱温度を検出する温度センサ53から得る検出温度Tdが監視対象となる。
運転中は、コントローラ51により排液バルブ66及び新液注入バルブ68がシーケンス制御され、定期的に液体Lの一部の入替え処理が行われる。図5に、液体Lの一部の入替え処理を行う際における各バルブ66,68の制御に係わるタイムチャートを示す。液体Lの一部の入替え処理は、時間Ti(例えば、10分)間隔で行われる。また、液体Lの一部の入替え処理が行われない期間では、上述した定格出力Psとなる100〔%〕出力により、サーモモジュール3…に対する通電制御(温調制御)が行われる(ステップ21)。
そして、入替え時間になれば、コントローラ51により排液バルブ66が閉側から開側に制御され、洗浄器61内における液体Lの一部が排出される排液処理が行われる(ステップS22,S23)。排液処理は、設定時間To(例えば、30秒)にわたって行われ、設定時間Toが経過したなら排液処理を終了させる(ステップS24,S25)。即ち、コントローラ51により排液バルブ66が開側から閉側に制御される。なお、排液量は、液体Lの全体量に対して1/10程度が目安となる。
また、排液処理の終了と同時に、コントローラ51により新液注入バルブ68が閉側から開側に制御され、新液注入回路65から戻り配管Xrに対して新液(液体L)が供給される新液注入処理が行われる(ステップS25)。供給量は、排液量を補充する必要があるため、排液量と同じである。さらに、新液注入処理が開始したならサーモモジュール3…に対する出力が、100〔%〕出力から制限出力Pcとなる40〔%〕出力に切換えられ、この40〔%〕出力によりサーモモジュール3…に対する通電制御(加熱制御)が行われる(ステップS26)。即ち、運転中の温度変動に伴う昇温時を、制限出力Pcを用いる対象としているため、新液注入処理が開始したことに基づいてコントローラ51が検出温度Pdを監視する。この場合、新液Lの注入により、検出温度Tdは急激に低下し、これにより、サーモモジュール3…の加熱温度Tpも上昇する。したがって、監視温度Tmを60〔℃〕に設定すれば、直ちに40〔%〕出力に切換えられる。なお、運転中の温度変動に伴う昇温時は、このような温度条件となることが既知のため、制御手法的には、新液注入処理の開始と同時に40〔%〕出力に切換える制御を行ってもよい。図4は、新液注入処理の開始と同時に40〔%〕出力に切換えた場合を示している。
新液注入処理は、設定時間Ta(例えば、30秒)にわたって行われ、設定時間Taが経過したなら新液注入処理を終了させる(ステップS27,S28)。即ち、コントローラ51により新液注入バルブ68が開側から閉側に制御される。一方、サーモモジュール3…に対する通電制御は、40〔%〕出力により継続し、検出温度Tdが目標温度Tsに達したなら、コントローラ51は、40〔%〕出力をリセットし、100〔%〕出力に復帰させる(ステップS29)。図4中、teが目標温度Tsに達した時点を示す。なお、例示した液体Lの入替え処理は、排液処理を行った後に新液注入処理を行う場合を示したが、新液注入処理を行った後に排液処理を行ってもよいし、排液処理と新液注入処理を同時に行ってもよい。
図4において、Tdrは100〔%〕出力のみによる検出温度、Tprは100〔%〕出力のみによるサーモモジュール3…の加熱温度をそれぞれ示す。この場合、サーモモジュール3…は、目標温度Tsに達するまで100〔%〕出力により制御されるため、目標温度Tsに達した時点terでは、サーモモジュール3…の加熱温度Tprは85〔℃〕程度の高温まで上昇する。これに対して、監視温度Tmに達した時点、即ち、新液Lの注入を開始する時点tiで40〔%〕出力に切換えた場合、サーモモジュール3…の加熱温度Tpは63〔℃〕程度まで上昇するが大きく上昇することはなく加熱温度Tpが大幅に抑制される。
以上の制御では、サーモモジュール3…に対して制御する場合を示したが、運転開始時と同様、サーモモジュール3…に対する制御と共に、線状電気ヒータ部5wに対する制御を併用してもよい。即ち、新液Lの注入を開始すると同時に、線状電気ヒータ部5wに対して給電制御し、検出温度Tdが目標温度Tsに達するまで、線状電気ヒータ部5wに対する給電を継続するとともに、検出温度Tdが目標温度Tsに達したなら給電を停止する(ステップS30)。
これにより、運転開始時の場合と同様、サーモモジュール3…の加熱を、線状電気ヒータ部5wの加熱により補助することができるため、サーモモジュール3…を制限出力Tcに切換えたことに伴う目標温度Tsまで加熱する時間の遅れを回避することができる。また、サーモモジュール3…の加熱温度を、更なる低い温度に抑制できるとともに、サーモモジュール3…に対する急激で大きな温度変動或いは頻繁な温度上昇(温度変動)を、より抑制することができる。しかも、液温を速やかに上昇させる場合にも十分に対応でき、制御精度及び制御の安定性を高めることができるなど、用途や使用環境に応じた的確な温調を行うことができる利点がある。
なお、線状電気ヒータ部5wに対する給電は、必要により新液注入バルブ68に対する開側への制御と同時に行ってもよいし、この制御よりも所定時間早める方法でもよい。また、給電の停止は、必要により新液注入バルブ68に対する閉側への制御と同時に行ってもよいし、この制御よりも所定時間遅らせる方法でもよい。さらに、運転中は、運転開始時ほど加熱量が必要ないため、線状電気ヒータ部5wを使用した際には、サーモモジュール3…に対する通電を停止してもよい。以下、液体温調装置1の運転が継続する場合には、同様の動作(制御)が繰返される(図1:ステップS9)。
よって、このような本実施形態に係る液体温調装置1の制御方法によれば、液体Lの温度(検出温度Td)が監視温度Tmに達したなら、サーモモジュール3…を定格出力Psよりも小さい制限出力Tcにより通電制御するようにしたため、サーモモジュール3…におけるペルチェ素子の加熱温度を抑制することができ、ペルチェ素子(サーモモジュール3…)の長寿命化を図ることができる。また、本来、急激で大きな温度変動或いは温度変動を頻繁に繰り返す熱サイクルであっても、これらの挙動(温度変動)を抑制できるため、サーモモジュール3…(ペルチェ素子)における断線等の故障リスクを大幅に減少させることができ、液体温調装置1の耐久性及び信頼性を高めることができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,制御手法,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、液温を所定の目標温度Tsまで上昇させる昇温時として、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時に適用した場合を示したが、他の突発的な温度変動にも適用可能である。また、運転開始に伴う昇温時又は運転中の温度変動に伴う昇温時のいずれか一方にのみ適用してもよい。このような運転開始に伴う昇温時及び運転中の温度変動に伴う昇温時を適用すれば、サーモモジュール3…の加熱温度を抑制する必要のある昇温時をほぼカバーできるため、本発明に係る制御方法による作用効果を確実かつ有効に確保できる。
一方、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における監視温度Tm…は、同一温度に設定してもよいし異なる温度に設定してもよい。また、運転開始に伴う昇温時と運転中の温度変動に伴う昇温時における制限出力Pc…も、同一出力に設定してもよいし異なる出力に設定してもよい。これにより、各昇温時に適した監視温度Tm…,制限出力Pc…をそれぞれ設定可能となるため、各昇温時の挙動に対応した的確な温調制御を行うことができる。さらに、目標温度Tsの設定を変更する毎に監視温度Tmの設定を変更し直す煩わしさを回避するため、目標温度Tsに達するまで100〔%〕出力(定格出力Ps)を継続し、目標温度Tsに達してから制限出力Pcに切換えることもできるし、或いは監視温度Tmを設定するに際して目標温度Tsに対する百分率〔%〕で設定してもよい。また、検出温度Tdが目標温度Tsに達したなら、制限出力Pcをリセットし、定格出力Psに復帰させる場合を示したが、復帰させる出力は、必ずしも定格出力Psでなくてもよい。
他方、制御系4(コントローラ51)に、少なくとも検出温度Tdが所定の目標温度Tsに達するまでの目標時間を入力することによりデータベース又は演算処理により、監視温度Tm…及び/又は制限出力Pc…を自動で設定する自動設定機能を設けてもよい。これにより、例えば、運転開始に伴う昇温時に、ユーザーの希望する目標時間により立上げが可能となり、より使い勝手及び利便性を高めることができる。
また、熱交換器2に単一の熱交換室Cを設けた場合を例示したが、複数の熱交換室C…を順次設けてもよい。さらに、液体温調装置1の用途として洗浄器61に接続した場合を例示したが、温調制御した液体Lを利用する冷却器等、他の各種機器を対象とした用途にも同様に利用できる。
本発明の最良の実施形態に係る液体温調装置の制御方法を説明するための運転開始に伴う昇温時の制御動作を示すフローチャート、 同液体温調装置の制御方法を説明するための運転中の温度変動に伴う昇温時の制御動作を示すフローチャート、 同液体温調装置の制御方法を実施した際における運転開始に伴う昇温時の時間対温度変化特性図、 同液体温調装置の制御方法を実施した際における運転中の温度変動に伴う昇温時の時間対温度変化特性図、 同液体温調装置における液体の一部の入替え処理を行う際の各バルブの制御に係わるタイムチャート、 同液体温調装置の熱交換器における交換器本体の一部破断平面図、 同液体温調装置における熱交換器の一部断面側面図、 同液体温調装置の全体構成図、
符号の説明
1 液体温調装置
2 熱交換器
3… サーモモジュール
4 制御系
5 電気ヒータ部
L 液体
C 熱交換室
Ci 流入口
Co 流出口
Td 検出温度
Ts 目標温度
Tm 監視温度
Ps 定格出力
Pc 制限出力

Claims (6)

  1. 液体が流入する流入口及び熱交換された液体が流出する流出口にそれぞれ連通する熱交換室を有する熱交換器を、ペルチェ素子を用いたサーモモジュールにより加熱又は冷却するとともに、制御系により前記サーモモジュールを通電制御して前記熱交換室に流入した液体を温調制御する液体温調装置の制御方法において、前記液体の温度(検出温度)を所定の目標温度まで上昇させる昇温時に、前記検出温度が予め設定した監視温度に達するまでは、前記サーモモジュールを定格出力により通電制御するとともに、前記検出温度が前記監視温度に達したなら、前記サーモモジュールを前記定格出力よりも小さい制限出力により通電制御することを特徴とする液体温調装置の制御方法。
  2. 前記検出温度を所定の目標温度まで上昇させる昇温時は、運転開始に伴う昇温時又は運転中の温度変動に伴う昇温時であることを特徴とする請求項1記載の液体温調装置の制御方法。
  3. 前記運転開始に伴う昇温時と前記運転中の温度変動に伴う昇温時における前記監視温度は、同一温度又は異なる温度に設定することを特徴とする請求項2記載の液体温調装置の制御方法。
  4. 前記運転開始に伴う昇温時と前記運転中の温度変動に伴う昇温時における前記制限出力は、同一出力又は異なる出力に設定することを特徴とする請求項2記載の液体温調装置の制御方法。
  5. 前記制御系は、少なくとも前記検出温度が所定の目標温度に達するまでの目標時間を入力することによりデータベース又は演算処理により、前記監視温度及び/又は前記制限出力を自動で設定する自動設定機能を備えることを特徴とする請求項1,3又は4記載の液体温調装置の制御方法。
  6. 前記熱交換室の内部に、当該熱交換室に流入した液体を加熱する電気ヒータ部を収容するとともに、前記制御系は、前記昇温時に前記電気ヒータ部を通電制御する制御機能を備えることを特徴とする請求項1記載の液体温調装置の制御方法。
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