JP4977638B2 - 廃熱利用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃熱利用装置に係り、例えば、内燃機関を熱機関とする車両に用いられて好適な廃熱利用装置に関する。
この種の廃熱利用装置は、熱機関の廃熱によって作動流体を加熱する蒸発器と、蒸発器を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する膨張機と、膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器を経由した作動流体を蒸発器に向けて圧送するポンプとが作動流体の循環経路に順次介挿されてランキンサイクルを構成している。
そして、凝縮器などの熱交換器に潤滑油が流入して、その熱交換効率が低下することを防止するために、オイルセパレータによって作動流体と潤滑油とを分離する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、潤滑油を膨張機に供給して、その摺動部の潤滑を行うために、膨張機を経由した作動流体から潤滑油を分離し、膨張機の1次側に戻す技術が公知である(例えば、特許文献2参照)。
更に、非相溶性の潤滑油を使用し、ポンプで昇圧後の作動流体からオイルセパレータによって潤滑油を分離して膨張機の1次側に戻す技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開昭59−54712号公報 特開昭59−41609号公報 特開2004−211636号公報
しかしながら、上記各従来技術では、膨張機の摺動部の潤滑を行うことはできるものの、摺動部を有するポンプの潤滑については格別な配慮がなされておらず、ポンプの耐久性の向上、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性の向上には依然として課題が残されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ランキンサイクルに使用されるポンプの耐久性を向上し、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を向上することにある。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の廃熱利用装置は、非相溶性の潤滑油を含む作動流体の循環経路に、熱機関の廃熱によって作動流体を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器、該凝縮器を経由した作動流体を蒸発器に向けて圧送するポンプが順次介挿されたランキンサイクルと、作動流体から潤滑油を分離する潤滑油分離手段と、潤滑油分離手段によって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の凝縮器とポンプとの間に戻す潤滑油戻し手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、潤滑油分離手段は、循環経路のポンプと蒸発器との間または膨張機と凝縮器との間に介挿されるオイルセパレータを含み、潤滑油戻し手段は、オイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の凝縮器とポンプとの間に戻すリターン経路を含むことを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項2において、潤滑油戻し手段は、オイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の蒸発器と膨張機との間に戻す第2のリターン経路を含むことを特徴としている。
更にまた、請求項4記載の発明では、請求項1において、潤滑油分離手段は、循環経路のポンプと蒸発器との間及び膨張機と凝縮器との間にそれぞれ介挿されるオイルセパレータを含むことを特徴としている。
また、請求項5記載の発明では、請求項4において、潤滑油戻し手段は、オイルセパレータのうちの一つによって作動流体から分離された潤滑油を凝縮器とポンプとの間に戻す第3のリターン経路と、オイルセパレータのうちの他の1つによって作動流体から分離された潤滑油を蒸発器と膨張機との間に戻す第4のリターン経路とを含むことを特徴としている。
更に、請求項6記載の発明では、請求項5において、潤滑油戻し手段は、第3のリターン経路と第4のリターン経路とを連通するバイパス経路を含むことを特徴としている。
請求項1記載の本発明の廃熱利用装置によれば、作動流体から潤滑油を分離する潤滑油分離手段と、潤滑油分離手段によって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の凝縮器とポンプとの間に戻す潤滑油戻し手段とを備えることにより、作動流体から分離された潤滑油をポンプに供給することが可能となり、ポンプの摺動部を潤滑することができるため、ポンプの耐久性を向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を向上することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、潤滑油分離手段が循環経路のポンプと蒸発器との間または前記膨張機と前記凝縮器との間に介挿されるオイルセパレータを含み、潤滑油戻し手段がオイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の凝縮器とポンプとの間に戻すリターン経路を含むことにより、ポンプの摺動部を潤滑することができるため、ポンプの耐久性を向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を向上することができる。
更に、請求項3記載の発明によれば、潤滑油戻し手段がオイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の蒸発器と膨張機との間に戻す第2のリターン経路を含むことにより、作動流体から分離された潤滑油をポンプ及び膨張機に供給することが可能となり、ポンプのみならず膨張機の摺動部をも潤滑することができるため、ポンプ及び膨張機の両方の耐久性を向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を更に向上することができる。
更にまた、請求項4記載の発明によれば、潤滑油分離手段が循環経路のポンプと蒸発器との間及び膨張機と凝縮器との間にそれぞれ介挿されるオイルセパレータを含むことにより、蒸発器及び凝縮器に流入される作動流体に含まれる潤滑油量をも最小限に抑制することができるため、蒸発器及び凝縮器の両方の熱交換効率を向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の効率を向上することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、潤滑油戻し手段がオイルセパレータのうちの一つによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の凝縮器とポンプとの間に戻す第3のリターン経路と、オイルセパレータのうちの他の1つによって作動流体から分離された潤滑油を循環経路の蒸発器と膨張機との間に戻す第4のリターン経路とを含むことにより、蒸発器及び凝縮器の両方の熱交換効率を向上しつつ、ポンプ及び膨張機の両方の耐久性を向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を更に向上することができる。
更に、請求項6記載の発明によれば、潤滑油戻し手段が第3のリターン経路と第4のリターン経路とを接続するバイパス経路を含むことにより、蒸発器及び凝縮器に流入される作動流体に含まれる潤滑油量をも最小限に抑制しつつ、潤滑油をポンプまたは膨張機へ必要に応じて分配して戻すことができる。これにより、ポンプ及び膨張機の両方の耐久性を向上しつつ、ランキンサイクル全体における潤滑油の偏在を防止しながら潤滑油量のバランスを最適化することができるため、ポンプ及び膨張機の両方の耐久性をより一層効果的に向上することができ、ひいては廃熱利用装置全体の信頼性を更に向上することができる。
図1は第1実施形態の廃熱利用装置のランキンサイクルを概略的に示す。
ランキンサイクルは、作動流体循環経路(循環経路)2を備え、この循環経路2には例えばランキンサイクルの作動流体として、潤滑油を含んだ1.1.1.2-テトラフロロエタンが封入されている。
ここで、本実施形態では、鉱油や、PAO(ポリアルファオレフィン)、LAB(直鎖型アルキルベンゼン)などの炭素と水素とを主要元素とし、所定の条件下で適正な高粘度を有するとともに、高温安定性、化学的安定性、及び低温流動性を有し、上記作動流体に対する非相溶性の潤滑油を使用している。
循環経路2には、図示しない車両のエンジンなどの熱機関の熱源4からの廃熱によって作動流体を加熱する蒸発器6と、蒸発器6を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する膨張機8と、膨張機8を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器10と、凝縮器10を経由した作動流体を蒸発器6に向けて圧送するポンプ12とが順次介挿されている。そして、膨張機8には図示しない発電機が連結され、膨張機8で得られた駆動力は電力などに変換されて様々な用途に利用される。
また、本実施形態のランキンサイクルは、オイルセパレータ(潤滑油分離手段)14及び潤滑油のリターン経路(潤滑油戻し手段)16を備え、オイルセパレータ14は、循環経路2のポンプ12と蒸発器6との間に介挿され、ポンプ12から送出された作動流体から潤滑油を分離し、潤滑油分離後の作動流体を蒸発器10に向けて供給する一方、分離された潤滑油をリターン経路16に排出する。
オイルセパレータ14は、その設置場所において異なる液体として存在する作動流体と潤滑油とをこれらの密度差を利用して分離するものであり、本実施形態では作動流体よりも潤滑油のほうが低密度となっているため、リターン経路16はオイルセパレータ14の上部近傍に、蒸発器2に延設される循環経路2はオイルセパレータ14の底部近傍にそれぞれ位置づけられている。なお、作動流体と潤滑油とを遠心力分離や電界分離により分離したり、或いは液体の粘度差を利用したフィルタによる濾過方式によって分離したりしてもよい。また、オイルセパレータ14はポンプ12の吐出側に内蔵しても良い。
リターン経路16は、オイルセパレータ14と、循環経路2の凝縮器10とポンプ12との間に接続され、オイルセパレータ14にて分離された潤滑油をポンプ12の上流側の循環経路2に戻す。
また、リターン経路16には、流量調節弁18が介挿され、流量調節弁18は、ポンプ12、ひいてはランキンサイクルの作動状況に応じて、オイルセパレータ14からリターン経路16を経てポンプ12の上流側の循環経路2へ戻される潤滑油量を調節する。
以上のように、上述の第1実施形態の場合には、作動流体から分離された潤滑油をポンプ12に供給することが可能となり、ポンプ12の図示しない摺動部を潤滑することができるため、ポンプ12の耐久性を向上することができる。
しかも、蒸発器6に流入される作動流体に含まれる潤滑油量を最小限に抑制することができるため、蒸発器6における熱交換効率を向上することができる。なぜなら、蒸発器6に流入される作動流体中の潤滑油量の低減により、蒸発器6の汚れ係数の低下、作動流体中の潤滑油の劣化の防止、蒸発器6における作動流体の圧力損失の低減などを図ることができるためである。こうして、ポンプ12の耐久性及び効率や蒸発器6における熱交換効率の向上により、廃熱利用装置全体の効率及び信頼性を大幅に向上することができる。
本発明は上述した第1実施形態に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、図2に示される第2実形態の廃熱利用装置の場合、第1実施形態の廃熱利用装置に対し、オイルセパレータ14によって作動流体から分離された潤滑油を循環経路2の蒸発器6と膨張機8との間に戻す第2のリターン経路(潤滑油戻し手段)20を更に備えている。
各リターン経路16,20は、オイルセパレータ14から延びる共用経路22を有しており、共用経路22に流量調節弁18が介挿されるとともに、共用経路22から各リターン経路16,20への分岐点には各リターン経路16,20へ流入される潤滑油の分配量を調節する三方弁24が設けられている。なお、各リターン経路16,20は、それぞれオイルセパレータ14から独立して延びる経路で構成しても構わない。
第2実施形態の場合、作動流体から分離された潤滑油をポンプ12及び膨張機8に供給することが可能となり、ポンプ12のみならず膨張機8の摺動部をも潤滑することができるため、ポンプ12及び膨張機8の両方の耐久性を向上することができる。
一方、図3に示される第3実施形態の廃熱利用装置の場合、オイルセパレータ14に加え、循環経路2の膨張機8と凝縮器10との間における作動流体から潤滑油を分離する第2のオイルセパレータ(オイルセパレータ、潤滑油分離手段)26を更に備えている。
循環経路2の凝縮器10とポンプ12との間に接続される第3のリターン経路(潤滑油戻し手段)28がオイルセパレータ14から延設されるとともに、循環経路2の蒸発器6と膨張機8との間に接続される第4のリターン経路(潤滑油戻し手段)30が第2のオイルセパレータ26から延設されている。なお、第3のリターン経路28には、第1実施形態の場合のリターン経路16と同様に流量調節弁18が介挿されている。
ここで、膨張機8を経由した後の作動流体はガス化しているため、第2のオイルセパレータ26における作動流体と潤滑油との分離は、作動流体の流路を拡径することにより作動流体の流速を落として潤滑油を分離するような簡素な気液分離機構が採用されている。
すなわち、第2のオイルセパレータ26においては、オイルセパレータ14とは逆に作動流体よりも潤滑油のほうが高密度となっているため、第4のリターン経路30は第2のオイルセパレータ26の底部近傍に、凝縮器10まで延設される循環経路2は第2のオイルセパレータ26の上部近傍にそれぞれ位置づけられている。なお、第2のオイルセパレータ26は膨張機8の出口側に内蔵しても良い。
また、第4のリターン経路30には、第2のポンプ32が介挿され、第2のポンプ32は、その回転数制御により、膨張機8、ひいてはランキンサイクルの作動状況に応じて、第2のオイルセパレータ26から第4のリターン経路30を経て膨張機8の上流側の循環経路2へ戻される潤滑油量を調節する。
第3実施形態の場合、蒸発器6に加え、凝縮器10に流入される作動流体に含まれる潤滑油量をも最小限に抑制することができるため、蒸発器6及び凝縮器10の両方の熱交換効率を向上しつつ、更にポンプ12及び膨張機8の両方の耐久性を向上することができるため、廃熱利用装置全体の効率及び信頼性を更に向上することができる。
一方、図4に示される第4実施形態の廃熱利用装置の場合には、第3実施形態の第3のリターン経路28を第2のオイルセパレータ26から延設するようにするとともに、第4のリターン経路30をオイルセパレータ14から延設するようにし、更に第3のリターン経路28と第4のリターン経路30とを接続するバイパス経路34を更に備えている。
第3のリターン経路28には2方弁36が介挿され、一方、第4のリターン経路30には、第2実施形態の場合の第2のリターン経路20と同様に、流量調節弁18、及び三方弁24が介挿されている。
三方弁24は、膨張機8やポンプ12、ひいてはランキンサイクルの作動状況に応じて、オイルセパレータ14から第4のリターン経路30、バイパス経路34へそれぞれ流入される潤滑油の分配量を調節するとともに、2方弁36の開弁により第2のオイルセパレータ26からバイパス経路34、第4のリターン経路30を介して膨張機8の上流側へ流入される潤滑油とポンプ12の上流側へ流入される潤滑油との分配量を調節している。
第4実施形態の場合、各オイルセパレータ14,26によって作動流体から分離された潤滑油をポンプ12または膨張機8へ必要に応じて分配して戻すことができ、ポンプ12及び膨張機8の両方の耐久性を向上しつつ、ランキンサイクル全体における潤滑油の偏在を防止しながら潤滑油量のバランスを最適化する潤滑油循環制御を行うことができるため、廃熱利用装置全体の信頼性をより一層効果的に向上することができる。
一方、図5に示される第5実施形態の廃熱利用装置の場合、第4実施形態の廃熱利用装置に対し、第2のオイルセパレータ26によって作動流体から分離された潤滑油量を検出するフロート式の油量センサ38を備えている。
第5実施形態の場合、膨張機8やポンプ12、ひいてはランキンサイクルの作動状況に加え、油量センサ38にて検出された潤滑油量に応じて、流量調節弁18、三方弁24、2方弁36を駆動することにより、ランキンサイクル全体の潤滑油循環制御の制御性の向上を図ることができて好ましい。
本発明の第1実施形態に係る廃熱利用装置の模式図である。 本発明の第2実施形態に係る廃熱利用装置の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る廃熱利用装置の模式図である。 本発明の第4実施形態に係る廃熱利用装置の模式図である。 本発明の第5実施形態に係る廃熱利用装置の模式図である。
符号の説明
2 作動流体循環経路(循環経路)
6 蒸発器
8 膨張機
10 凝縮器
12 ポンプ
14 オイルセパレータ(潤滑油分離手段)
16 リターン経路(潤滑油戻し手段)
20 第2のリターン経路(潤滑油戻し手段)
26 第2のオイルセパレータ(オイルセパレータ、潤滑油分離手段)
28 第3のリターン経路(潤滑油戻し手段)
30 第4のリターン経路(潤滑油戻し手段)
34 バイパス経路

Claims (6)

  1. 非相溶性の潤滑油を含む作動流体の循環経路に、熱機関の廃熱によって前記作動流体を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器、該凝縮器を経由した作動流体を前記蒸発器に向けて圧送するポンプが順次介挿されたランキンサイクルと、
    前記作動流体から潤滑油を分離する潤滑油分離手段と、
    前記潤滑油分離手段によって作動流体から分離された潤滑油を前記循環経路の前記凝縮器と前記ポンプとの間に戻す潤滑油戻し手段とを備えることを特徴とする廃熱利用装置。
  2. 前記潤滑油分離手段は、前記循環経路の前記ポンプと前記蒸発器との間または前記膨張機と前記凝縮器との間に介挿されるオイルセパレータを含み、
    前記潤滑油戻し手段は、前記オイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を前記循環経路の前記凝縮器と前記ポンプとの間に戻すリターン経路を含むことを特徴とする請求項1に記載の廃熱利用装置。
  3. 前記潤滑油戻し手段は、前記オイルセパレータによって作動流体から分離された潤滑油を前記循環経路の前記蒸発器と前記膨張機との間に戻す第2のリターン経路を含むことを特徴とする請求項2に記載の廃熱利用装置。
  4. 前記潤滑油分離手段は、前記循環経路の前記ポンプと前記蒸発器との間及び前記膨張機と前記凝縮器との間にそれぞれ介挿されるオイルセパレータを含むことを特徴とする請求項1に記載の廃熱利用装置。
  5. 前記潤滑油戻し手段は、前記オイルセパレータのうちの一つによって作動流体から分離された潤滑油を前記循環経路の前記凝縮器と前記ポンプとの間に戻す第3のリターン経路と、前記オイルセパレータのうちの他の1つによって作動流体から分離された潤滑油を前記循環経路の前記蒸発器と前記膨張機との間に戻す第4のリターン経路とを含むことを特徴とする請求項4に記載の廃熱利用装置。
  6. 前記潤滑油戻し手段は、前記第3のリターン経路と前記第4のリターン経路とを連通するバイパス経路を含むことを特徴とする請求項5に記載の廃熱利用装置。
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