JP4976229B2 - フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 - Google Patents
フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4976229B2 JP4976229B2 JP2007202807A JP2007202807A JP4976229B2 JP 4976229 B2 JP4976229 B2 JP 4976229B2 JP 2007202807 A JP2007202807 A JP 2007202807A JP 2007202807 A JP2007202807 A JP 2007202807A JP 4976229 B2 JP4976229 B2 JP 4976229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- photoresist
- ring
- carbon atoms
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
少なくともプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)および/またはプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)を溶媒として含み、且つ、酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む重合溶液を貧溶媒中へ添加沈殿させ、生成した沈殿をろ過後、有機溶媒に溶解し、貧溶媒を留去後、溶液の固形分濃度が3〜20重量%である状態で、40〜70℃において、4時間以上加熱熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過するフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法であって、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂が重合単位として、少なくとも下記
式(4a)又は(4b)で表されるモノマーに対応する重合単位、及び下記式(2)を含むことを特徴とするフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、を提供する。
少なくともプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)および/またはプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)を溶媒として含み、且つ、酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む重合溶液を貧溶媒中へ添加沈殿させ、生成した沈殿をろ過後、有機溶媒に溶解し、貧溶媒を留去後、溶液の固形分濃度が3〜20重量%である状態で、40〜70℃において、4時間以上加熱熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過されたフォトレジスト用樹脂溶液であって、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂が重合単位として、少なくとも下記
式(4a)又は(4b)で表されるモノマーに対応する重合単位、及び下記式(2)を含むことを特徴とするフォトレジスト用樹脂溶液を提供する。
なお、本明細書では、上記発明のほか、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む溶液を30〜90℃において、30分以上加熱熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過することを特徴とするフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、についても説明する。
また、本明細書では、
前記酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂が重合単位として、
少なくとも下記式(1)
を含むことを特徴とする前記記載のフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、についても説明する。
また、本明細書では、更に、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む溶液を30〜90℃において、30分以上静置熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過されたフォトレジスト用樹脂溶液、についても説明する。
上記式中、環Z1は置換基を有していてもよい炭素数6〜20の脂環式炭化水素環を示す。Raは水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を示し、R4〜R6は、同一又は異なって、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を示す。R7は環Z1に結合している置換基であって、同一又は異なって、オキソ基、アルキル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、又は保護基で保護されていてもよいカルボキシル基を示す。但し、p個のR7のうち少なくとも1つは、−COORc基を示す。前記Rcは置換基を有していてもよい第3級炭化水素基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、又はオキセパニル基を示す。pは1〜3の整数を示す。R8、R9は、同一又は異なって、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を示す。R10は水素原子又は有機基を示す。R8、R9、R10のうち少なくとも2つが互いに結合して隣接する原子とともに環を形成していてもよい。
上記式中、Raは前記に同じ。R11〜R13は、同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、又は保護基で保護されていてもよいカルボキシル基を示し、V1〜V3は、同一又は異なって、−CH2−、−CO−又は−COO−を示す。但し、(i)V1〜V3のうち少なくとも1つは−CO−若しくは−COO−であるか、又は(ii)R11〜R13のうち少なくとも1つは、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、又は保護基で保護されていてもよいカルボキシル基である。X1は炭素原子、酸素原子又は硫黄原子を示し、炭素原子のときにのみ置換基R17、R18が存在する。R14〜R18は、同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、保護基で保護されていてもよいカルボキシル基、シアノ基、フッ素原子、塩素原子などのハロゲン原子、フッ素原子により置換されている炭素数1〜6のアルキル基を示す。qは1又は2を示し、rは0又は1を示す。
上記式中、環Z2は炭素数6〜20の脂環式炭化水素環を示す。Raは前記に同じ。R19は環Z2に結合している置換基であって、同一又は異なって、オキソ基、アルキル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、保護基で保護されていてもよいカルボキシル基、保護基で保護されていてもよいアミノ基、又は保護基で保護されていてもよいスルホン酸基を示す。但し、s個のR19のうち少なくとも1つは、オキソ基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基で保護されていてもよいヒドロキシアルキル基、保護基で保護されていてもよいカルボキシル基、保護基で保護されていてもよいアミノ基、又は保護基で保護されていてもよいスルホン酸基を示す。sは1〜3の整数を示す。
酸によりアルカリ可溶となる樹脂を構成する重合単位として、前記式(1)〜(3)以外にも必要に応じて追加することができる。具体的には、以下のようなビニル系単量体が挙げられる。メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等の置換基を有してもよい直鎖状又は分岐鎖上の炭素数1〜20のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル化合物、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ノルボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、テトラシクロドデカニル(メタ)アクリレート等の置換基を有してもよい炭素数6〜20の脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル化合物、スチレン、α−スチレン、p−メチルスチレン等の置換基を有してもよい芳香族アルケニル化合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル化合物、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド化合物等が挙げられる。
下記高分子化合物の合成
還流管、撹拌子、3方コック、温度計を備えた丸底フラスコに、窒素雰囲気下、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)35.7g、及びプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)23.8gを入れて温度を80℃に保ち、撹拌しながら、2−メチル−2−メタクリロイルオキシアダマンタン12.23g、5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン11.60g、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン6.17g、ジメチル2,2′−アゾビスイソブチレート[和光純薬工業(株)製、商品名「V−601」]1.80g、PGMEA66.3g及びPGME44.2gを混合したモノマー溶液を6時間かけて一定速度で滴下した。滴下終了後、さらに2時間撹拌を続けた。重合反応終了後、得られた反応溶液を孔径0.1μmのフィルターでろ過した後、該反応溶液の7倍量のヘキサンと酢酸エチルの9:1(体積比;25℃)混合液中に撹拌しながら滴下した。生じた沈殿物を濾別し、得られた湿結晶を固形分15重量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)を添加し、撹拌して溶解した。得られた溶液を20torr(=2.67Pa)の圧力で濃縮した。固形分が約40重量%となった時点で濃縮を停止し、PGMEA及びPGMEを添加して、ポリマー濃度10重量%のPGMEA/PGME(重量比6/4)溶液を調製した。この溶液を60℃で8時間加熱し25℃まで空冷した後に、孔径0.1μmのフィルターでろ過することによりポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8900、分子量分布(Mw/Mn)が1.90であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)アダマンタン12.89g、5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン10.92g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.20gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8500、分子量分布(Mw/Mn)が1.87であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)シクロヘキサン11.29g、5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン11.94g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.77gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が9100、分子量分布(Mw/Mn)が1.95であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)シクロヘキサン11.45g、5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.11g、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン6.44gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が9400、分子量分布(Mw/Mn)が1.98であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)アダマンタン12.52g、1−フロロ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン11.46g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.02gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8300、分子量分布(Mw/Mn)が1.83であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)シクロヘキサン10.94g、1−フロロ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.50g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.56gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8800、分子量分布(Mw/Mn)が1.85であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)アダマンタン11.59g、1−トリフロロメチル−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.83g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン5.58gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が7800、分子量分布(Mw/Mn)が1.79であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)−3−メチルシクロヘキサン10.50g、1−トリフロロメチル−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン13.59g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン5.91gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8000、分子量分布(Mw/Mn)が1.81であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを2−メチル−2−メタクリロイルオキシアダマンタン11.72g、1−シアノ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.37g、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン5.91gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8700、分子量分布(Mw/Mn)が1.82であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)アダマンタン12.38g、1−シアノ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン11.67g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン5.95gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8100、分子量分布(Mw/Mn)が1.80であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)シクロヘキサン10.81g、1−シアノ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.71g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.48gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8900、分子量分布(Mw/Mn)が1.88であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)シクロヘキサン10.96g、1−シアノ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.89g、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン6.16gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が9100、分子量分布(Mw/Mn)が1.91であった。
下記高分子化合物の合成
実施例1の3つのモノマーを1−(1−メタクリロイルオキシ−1−メチルエチル)−3−メチルシクロヘキサン11.26g、1−シアノ−5−メタクリロイルオキシ−3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン12.41g、1,3−ジヒドロキシ−5−メタクリロイルオキシアダマンタン6.33gへ変更した以外は実施例1と同様な操作を行い、ポリマー溶液を得た。得られたポリマーをGPC分析したところ、Mw(重量平均分子量)が8800、分子量分布(Mw/Mn)が1.88であった。
実施例の番号に対応した比較例について、実施例における60℃、8時間の加熱処理を行わない以外は実施例と同様の操作を行った。
実施例および比較例で得られたポリマー溶液を、固形分濃度5重量%、溶媒組成PGMEA/PGME(重量比6/4)になるように調製し、1日間および10日間25℃で放置した。その後、調整したポリマー溶液50gを、孔径0.02μm のフィルターを装着したステンレスホルダー(アドバンテック東洋製、KST−47)に入れ、0.15MPaの圧力でろ過し、その性能を評価した。
Claims (5)
- 少なくともプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)および/またはプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)を溶媒として含み、且つ、酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む重合溶液を貧溶媒中へ添加沈殿させ、生成した沈殿をろ過後、有機溶媒に溶解し、貧溶媒を留去後、溶液の固形分濃度が3〜20重量%である状態で、40〜70℃において、4時間以上加熱熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過するフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法であって、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂が重合単位として、少なくとも下記
式(4a)又は(4b)で表されるモノマーに対応する重合単位、及び下記式(2)を含むことを特徴とするフォトレジスト用樹脂溶液の製造方法。
- 少なくともプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)および/またはプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)を溶媒として含み、且つ、酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂を含む重合溶液を貧溶媒中へ添加沈殿させ、生成した沈殿をろ過後、有機溶媒に溶解し、貧溶媒を留去後、溶液の固形分濃度が3〜20重量%である状態で、40〜70℃において、4時間以上加熱熟成後、細孔径1μm以下のろ材によりろ過されたフォトレジスト用樹脂溶液であって、
酸によりアルカリ可溶となるフォトレジスト用樹脂が重合単位として、少なくとも下記
式(4a)又は(4b)で表されるモノマーに対応する重合単位、及び下記式(2)を含むことを特徴とするフォトレジスト用樹脂溶液。
- 請求項3記載のフォトレジスト用樹脂溶液に、更に光酸発生剤を含むフォトレジスト用組成物。
- 請求項4記載のフォトレジスト用組成物を基板に塗布し、露光後、アルカリ溶解を少なくとも含む工程によるパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202807A JP4976229B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202807A JP4976229B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009037108A JP2009037108A (ja) | 2009-02-19 |
JP4976229B2 true JP4976229B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=40439054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007202807A Active JP4976229B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4976229B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8753793B2 (en) | 2009-01-15 | 2014-06-17 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Method for producing resin solution for photoresist, photoresist composition, and pattern-forming method |
JP2010204306A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Jsr Corp | フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法 |
JP5740184B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2015-06-24 | 富士フイルム株式会社 | パターン形成方法及びレジスト組成物 |
JP5712099B2 (ja) | 2010-09-28 | 2015-05-07 | 富士フイルム株式会社 | レジスト組成物、並びに、それを用いたレジスト膜及びパターン形成方法 |
JP5772760B2 (ja) * | 2012-08-13 | 2015-09-02 | 信越化学工業株式会社 | ポジ型レジスト材料並びにこれを用いたパターン形成方法 |
JP6167016B2 (ja) | 2013-10-31 | 2017-07-19 | 富士フイルム株式会社 | 積層体、有機半導体製造用キットおよび有機半導体製造用レジスト組成物 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09152714A (ja) * | 1995-11-29 | 1997-06-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物及びレジスト像の製造法 |
JP4929552B2 (ja) * | 2000-10-30 | 2012-05-09 | 住友化学株式会社 | 固体樹脂の製造方法 |
US6864324B2 (en) * | 2002-04-19 | 2005-03-08 | Chem First Electronic Materials L.P. | Anhydrous, liquid phase process for preparing hydroxyl containing polymers of enhanced purity |
JP4276869B2 (ja) * | 2002-10-25 | 2009-06-10 | 富士フイルム株式会社 | レジスト組成物の製造方法及び該レジスト組成物を用いたパターン形成方法 |
US7276575B2 (en) * | 2003-02-06 | 2007-10-02 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | Process for refining crude resin for resist |
JP3759526B2 (ja) * | 2003-10-30 | 2006-03-29 | 丸善石油化学株式会社 | 半導体リソグラフィー用共重合体の製造方法 |
JP3694692B2 (ja) * | 2003-12-11 | 2005-09-14 | 丸善石油化学株式会社 | レジスト用ポリマー溶液およびその製造方法 |
JP4577172B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2010-11-10 | 住友化学株式会社 | 化学増幅型レジスト組成物 |
JP5002137B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2012-08-15 | 富士フイルム株式会社 | 化学増幅型レジスト組成物及びその製造方法 |
JP5022594B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2012-09-12 | 株式会社ダイセル | フォトレジスト用樹脂溶液及びその製造方法 |
-
2007
- 2007-08-03 JP JP2007202807A patent/JP4976229B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009037108A (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4355011B2 (ja) | 液浸リソグラフィー用共重合体及び組成物 | |
JP5631550B2 (ja) | フォトレジスト用共重合体の製造方法 | |
JP5588095B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用共重合体とその製造方法 | |
JP5030474B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用樹脂組成物 | |
JP4976229B2 (ja) | フォトレジスト用樹脂溶液の製造方法、フォトレジスト組成物およびパターン形成方法 | |
JP5107089B2 (ja) | 液浸用フォトレジスト高分子化合物及び組成物 | |
JP5308660B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用重合体の製造方法 | |
US8753793B2 (en) | Method for producing resin solution for photoresist, photoresist composition, and pattern-forming method | |
JP4536244B2 (ja) | フォトレジスト用高分子化合物及びその製造方法 | |
JP2010150447A (ja) | ラクトン骨格を含む単量体、高分子化合物及びフォトレジスト組成物 | |
JP2008106084A (ja) | 半導体リソグラフィー用共重合体、組成物並びに該共重合体の製造方法 | |
JP6520054B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用重合体の精製方法および製造方法、レジスト組成物の製造方法、ならびにパターンが形成された基板の製造方法 | |
JP5653583B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用共重合体の製造方法 | |
JP5384421B2 (ja) | 半導体リソグラフィー用共重合体の製造方法 | |
JP5085263B2 (ja) | フォトレジスト用高分子化合物及びフォトレジスト組成物 | |
JP5553488B2 (ja) | リソグラフィー用重合体並びにその製造方法 | |
JP4744113B2 (ja) | 液浸露光用フォトレジスト用高分子化合物の製造法 | |
JP7236830B2 (ja) | 単量体、フォトレジスト用樹脂、フォトレジスト用樹脂組成物、及びパターン形成方法 | |
JP4316254B2 (ja) | フォトレジスト用樹脂組成物及びその製造法 | |
JP6299076B2 (ja) | リソグラフィー用重合体の製造方法、レジスト組成物の製造方法、およびパターンが形成された基板の製造方法 | |
JP5562651B2 (ja) | 化学増幅型フォトレジスト用樹脂及びその製造方法 | |
JP2013127023A (ja) | リソグラフィー用重合体の製造方法、リソグラフィー用重合体、レジスト組成物、および基板の製造方法 | |
WO2021002212A1 (ja) | フォトレジスト用樹脂、フォトレジスト用樹脂の製造方法、フォトレジスト用樹脂組成物、及びパターン形成方法 | |
JP2008037973A (ja) | 半導体レジスト保護膜用樹脂及び半導体の製造方法 | |
JP2008019308A (ja) | 半導体レジスト樹脂の保護膜用樹脂及び半導体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100323 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4976229 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |