JP4975343B2 - 冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 - Google Patents
冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4975343B2 JP4975343B2 JP2006069346A JP2006069346A JP4975343B2 JP 4975343 B2 JP4975343 B2 JP 4975343B2 JP 2006069346 A JP2006069346 A JP 2006069346A JP 2006069346 A JP2006069346 A JP 2006069346A JP 4975343 B2 JP4975343 B2 JP 4975343B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- temperature
- steel pipe
- transformation point
- point temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
例えば、高炭素鋼の冷間鍛造加工性を向上させるために、球状化熱処理する方法と熱処理した後の金属組織について知られている。(特許文献1、2参照)
一方、部品の形状が複雑になるとともに加工回数の低減によるコスト低減の観点から、さらに冷間鍛造加工性の優れた鋼管が必要となっている。
本発明では優れた冷間鍛造加工性を有する厚肉の高強度鋼管を提供することを目的としている。
(1)本発明は、質量%で、C:0.15〜0.50%、Si:0.35%以下、Mn:0.50〜2.50%、S:0.010%以下、P:0.010%以下を含み、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域においてセメンタイトの平均粒径が0.10μm以上、1.00μm以下であり、さらにフェライトの分率が10%以下、かつフェライト結晶粒の円相当の平均粒径が7.8μm以下であることを特徴とする冷間鍛造加工性に優れた鋼管である。
(2)本発明は、前記フェライト結晶粒の円相当の平均粒径が4.5μm以下であることを特徴とする(1)に記載の冷間鍛造加工性に優れた鋼管である。
(3)更に本発明は、重量%でCr:0.05〜1.50%、Mo:0.05〜1.50%、Ni:0.10〜2.00%、Cu:0.10〜2.00%、Ti:0.01〜0.20%、Nb:0.005〜0.100%、B:0.0005〜0.0100%以下、Mg:0.0050%以下、Ca:0.0010〜0.0100%のうち一種または二種以上を含んだ(1)又は(2)記載の冷間鍛造加工性に優れた鋼管である。
(5)本発明は、(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の化学組成を有する鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で室温まで連続冷却した後、Ac1変態点温度以上、(Ac1変態点温度+30℃)以下に再加熱し、その温度範囲で20分以下保持した後、0.01〜0.10℃/secの冷却速度で(Ar 1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲まで連続冷却し、その後空冷することを特徴とする先の(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の鋼管の製造方法である。
(6)本発明は、(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の化学組成を有する鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で室温まで連続冷却した後、Ac1変態点温度以上、(Ac1変態点温度+30℃)以下に再加熱し、その温度範囲で20分以下保持した後、0.1〜1.0℃/secの冷却速度で(Ar1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲まで連続冷却し、(Ar1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲で5分以上、60分以下保持した後、空冷することを特徴とする先の(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の鋼管の製造方法である。
本発明では化学成分、金属組織を特定条件下で組み合わせているが、以下各要件ごとに説明する。はじめに、化学成分の限定理由について説明する。
Cは自動車および機械構造用部品としての強度及び焼き入れ性を確保するために必要な元素であるが、0.15%未満では最終製品の強度が不足し、焼き入れ性も確保できない。また、0.50%を超えるとむしろ硬くなりすぎて冷問加工性の劣化を招く。従って、Cは0.15〜0.50%とする。
Siは固溶体強化により硬さの上昇を招き冷間加工性が劣化する。従って、Siは0.35%以下とした。
Mnは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.50%未満ではこの効果が不十分である。一方、2.50%を超えるとむしろ硬くなって冷間加工性の劣化を招く。従って、Mnは0.50〜2.50%とする。
SはMnと結合してMnSを形成する。MnSは冷間加工において割れの発生起点となる。このため、S量はできるだけ少ないことが望ましい。従って、Sは0.010%以下とする。
Crは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.05%未満ではこの効果が不十分である。一方、1.50%を超えるとむしろ硬くなって冷間加工性の劣化を招く。従って、Crは0.05〜1.50%とする。
Moは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.05%未満ではこの効果が不十分である。一方、1.50%を超えるとむしろ硬くなって冷間加工性の劣化を招く。従って、Moは0.05〜1.50%とする。
Niは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.10%未満ではこの効果が不十分である。一方、2.00%を超えるとむしろ硬くなって冷間加工性の劣化を招く。従って、Niは0.10〜2.00%とする。
Cuは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.10%未満ではこの効果が不十分である。一方、2.00%を超えるとむしろ硬くなって冷間加工性の劣化を招く。従って、Cuは0.10〜2.00%とする。
TiはNとの親和力が強いためにB添加した場合にBNの析出を防止し、固溶Bが確保できる。TiはB添加する場合に必要に応じて添加するが、0.01%未満では効果が不十分である。一方、0.20%を超えるとTiCの析出硬化が顕著となり、冷間加工性の劣化を招く。従って、Tiは0.01〜0.20%とする。
Bは焼き入れ性の確保に有効な元素であるが、0.0005%未満ではこの効果が不十分である。一方、0.0100%を超えると粒界脆化を招く場合がある。従って、Bは0.0005〜0.0100%とする。
Mgは脱酸元素であり、酸化物を生成する。酸化物はMnSの析出核になりMnSの微細均一分散に効果がある。0.0050%を超えても歩留まりが極端に悪くなるばかりで効果は飽和する。従って、Mgは0.0050%以下とする。
Caは、介在物の形態を調整し、冷問加工性を向上するのに有効である。Caは多すぎると鋼中の介在物が増し逆に冷間加工性を劣化させる。従って、Caは0.0010〜0.0100%とする。
冷間鍛造加工性はセメンタイトの形態および分散状態、さらにはフェライト分率とフェライト粒径に大きく影響される。冷間鍛造加工性の優れた鋼管を得るためには、鋼管の管軸方向に垂直な断面においてセメンタイトの平均粒径が0.10μm以上、1.00μm以下であり、さらにフェライトの分率が10%以下、かつフェライト結晶粒の円相当の平均粒径が10μm以下にすることが重要であり、上記の一つでも満足しない場合、本発明の効果は得られず、全てを満足して初めて効果が得られるものである。
セメンタイトの平均粒径は冷間鍛造加工におけるボイドの発生に大きく影響する。セメンタイトが微細なるとボイドの発生は抑制できるがセメンタイトの平均粒径が0.10μm未満になると強度の上昇にともない伸びが低下し、そのため冷問鍛造加工性も低下する。一方、セメンタイトの平均粒径の増加にともない冷間鍛造加工性は向上するが、セメンタイトの平均粒径が1.00μmを超えると、冷間鍛造加工におけるボイドの発生により冷間鍛造加工性が低下し、割れが発生しやすくなる。以上より、セメンタイトの平均粒径は0.10μm以上、1.00μm以下とする。
本発明の金属組織を得るためには、鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で連続冷却することによりフェライトの生成を抑制する。その結果、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域において、セメンタイトが均一に分散した組織が得られ、その後の球状化熱処理により、球状化したセメンタイトの均一分散化が達成できる。
次に、球状化熱処理条件について説明する。
鋼管を(Ac1変態点温度−20℃)以上、Ac1変態点温度未満に再加熱し、その温度範囲で50分以上、80分以下保持した後、空冷する。まず、加熱温度を(Ac1変態点温度−20℃)以上に限定したのは加熱温度が(Ac1変態点温度−20℃)未満ではセメンタイトの球状化が不十分で軟質化が達成できない。一方、加熱温度がAc1変態点温度を超えると、一部がオーステナイト化されセメンタイトの一部が再固溶される。オーステナイトは加熱後の空冷においてフェライト+パーライトに変態し軟質化が達成できない。以上のことから本熱処理での加熱温度を(Ac1変態点温度−20℃)以上、Ac1変態点温度未満とした。
加熱時問を50〜80分に保持した理由について説明する。
加熱時間が50分未満ではセメンタイトの球状化が不十分で軟質化が達成できない。一方、80分を超えるとセメンタイトの球状化は進行するが硬さの低下代は飽和してしまう。さらには熱処理時間が増すことで、製造コストが高くなる。以上のことから本熱処理での加熱時間を50以上、80分以下とする。
表2の記号15は本発明例である記号5と同じ化学成分であり硬さも同等であるが、フェライトの分率が14.0%と本発明範囲から外れることから、圧縮高さが本発明例である記号5に比較して高く、冷間鍛造性が劣っている。これは、熱処理条件がcであり、Ac3変態点温度以上に加熱後の冷却速度が低い影響によるものと思われる。
表2の記号16は試験例である記号9と同じ化学成分で南り硬さも同等であるが、セメンタイトの平均粒径が2.00μmと本発明範囲から外れることから、圧縮高さが本発明例である記号9に比較して高く・冷間鍛造性が劣っている。
表2の記号17は試験例である記号10と同じ化学成分であり硬さも同等であるが、フェライト結晶粒の円相当の平均粒径が20.5μmと本発明範囲から外れることから、圧縮高さが試験例である記号10に比較して高く、冷間鍛造性が劣っている。
Claims (6)
- 質量%で、C:0.15〜0.50%、Si:0.35%以下、Mn:0.50〜2.50%、S:0.010%以下、P:0.010%以下を含み、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域においてセメンタイトの平均粒径が0.10μm以上、1.00μm以下であり、さらにフェライトの分率が10%以下、かつフェライト結晶粒の円相当の平均粒径が7.8μm以下であることを特徴とする冷間鍛造加工性に優れた鋼管。
- 前記フェライト結晶粒の円相当の平均粒径が4.5μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の冷間鍛造加工性に優れた鋼管。
- 更に、重量%で、Cr:0.05〜1.50%、Mo:0.05〜1.50%、Ni:0.10〜2.00%、Cu:0.10〜2.00%、Ti:0.01〜0.20%、Nb:0.005〜0.100%、B:0.0005〜0.0100%以下、Mg:0.0050%以下、Ca:0.0010〜0.0100%のうち一種または二種以上を含んだことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷間鍛造加工性に優れた鋼管。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化学組成を有する鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で室温まで連続冷却した後、(Ac1変態点温度−20℃)以上、Ac1変態点温度未満に再加熱し、その温度範囲で50分以上、80分以下保持した後、空冷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鋼管の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化学組成を有する鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で室温まで連続冷却した後、Ac1変態点温度以上、(Ac1変態点温度+30℃)以下に再加熱し、その温度範囲で20分以下保持した後、0.01〜0.10℃/secの冷却速度で(Ar 1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲まで連続冷却し、その後空冷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鋼管の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化学組成を有する鋼管をAc3変態点温度以上に加熱後、1.0℃/sec以上の冷却速度で室温まで連続冷却した後、Ac1変態点温度以上、(Ac1変態点温度+30℃)以下に再加熱し、その温度範囲で20分以下保持した後、0.1〜1.0℃/secの冷却速度で(Ar1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲まで連続冷却し、(Ar1変態点温度−20℃)以上、Ar1変態点温度以下の温度範囲で5分以上、60分以下保持した後、空冷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069346A JP4975343B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069346A JP4975343B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007246956A JP2007246956A (ja) | 2007-09-27 |
JP4975343B2 true JP4975343B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=38591574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006069346A Active JP4975343B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4975343B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2755760C (en) | 2009-03-25 | 2014-10-21 | Nippon Steel Corporation | Electric resistance welded steel pipe excellent in deformability and fatigue properties after quenching |
JP5679115B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2015-03-04 | Jfeスチール株式会社 | 冷間加工性、被削性および焼入れ性に優れた高炭素鋼管およびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3432950B2 (ja) * | 1995-04-17 | 2003-08-04 | 新日本製鐵株式会社 | 冷間加工性と捩り疲労強度特性を兼備した高周波焼入れ軸部品用鋼材 |
JP2001200313A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-24 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れた冷間鍛造用電縫鋼管の製造方法 |
JP3783666B2 (ja) * | 2002-08-05 | 2006-06-07 | Jfeスチール株式会社 | 球状化焼鈍後の冷間鍛造性に優れた機械構造用鋼及びその製造方法 |
JP4486516B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2010-06-23 | 新日本製鐵株式会社 | 冷間加工性と焼き入れ性に優れた電縫鋼管とその製造方法 |
-
2006
- 2006-03-14 JP JP2006069346A patent/JP4975343B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007246956A (ja) | 2007-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6461360B2 (ja) | ばね用鋼線およびばね | |
JP6479527B2 (ja) | 酸洗性、および焼入れ焼戻し後の耐遅れ破壊性に優れたボルト用線材、並びにボルト | |
JP5618917B2 (ja) | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品 | |
CN108350549B (zh) | 具有优异的冷加工性的非淬火和回火的线材及其制造方法 | |
CN107406949B (zh) | 机械结构零件用钢线 | |
JP5576785B2 (ja) | 冷間鍛造性に優れた鋼材、及びその製造方法 | |
JP5704717B2 (ja) | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品 | |
JP5618916B2 (ja) | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品 | |
JP2017048459A (ja) | 機械構造部品用鋼線 | |
WO2017115842A1 (ja) | 肌焼鋼、浸炭部品および肌焼鋼の製造方法 | |
JP2004137542A (ja) | 非調質鋼熱間鍛造部材の製造方法 | |
JP2020125538A (ja) | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法 | |
JP5278660B2 (ja) | 鋼製部品の製造方法 | |
JP2011246784A (ja) | 強度および靭性に優れた圧延非調質棒鋼ならびにその製造方法 | |
JP2017122270A (ja) | 冷間加工部品用鋼 | |
JP5704716B2 (ja) | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法 | |
JP2004204263A (ja) | 冷間加工性と浸炭時の粗大粒防止特性に優れた肌焼用鋼材とその製造方法 | |
JP2012237052A (ja) | 冷間鍛造性および結晶粒粗大化抑制能に優れた肌焼鋼とその製造方法 | |
JP2019065343A (ja) | 油井用鋼管及びその製造方法 | |
JP4975343B2 (ja) | 冷間鍛造加工性に優れた鋼管およびその製造方法 | |
JP5990428B2 (ja) | 転動疲労特性に優れた軸受用鋼材およびその製造方法 | |
JP5688742B2 (ja) | 靭性、耐磨耗性に優れる鋼の製造方法 | |
JP5679440B2 (ja) | 冷間鍛造性に優れ、高周波焼入れ後におけるねじり強度に優れた高周波焼入れ用鋼、およびその製造方法 | |
JP4344126B2 (ja) | ねじり特性に優れる高周波焼もどし鋼 | |
JP2007513259A (ja) | 優れた低温衝撃特性を有する冷間圧造用鋼線及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110822 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120411 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4975343 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |