JP5688742B2 - 靭性、耐磨耗性に優れる鋼の製造方法 - Google Patents

靭性、耐磨耗性に優れる鋼の製造方法 Download PDF

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本発明は自動車や各種産業機械等の部品に用いられる機械構造用鋼の内、靭性および耐磨耗性に優れた鋼の製造方法に関する。
自動車、各種産業機械の部品の内、特に耐磨耗性、疲労特性等を必要とする部品に用いられる鋼は、焼入れ処理によって高硬度化することが一般的である。焼入れ処理によってマルテンサイト組織を主体とした鋼材は、鋼成分中のCの含有量により硬度が決まり、Cの含有量を高めることで鋼材の硬度を上昇させることができる。しかし、鋼材の高硬度化は、その反面として靭性を低下させ、衝撃が加えられた場合に割れを生じるため、鋼材には硬度と靭性のバランスが要求される。
これらに対処する従来の技術として、鋼成分中にSi、Nb、Cr、Mo、Vを含むことを特徴とし、特定の圧延、熱処理により、使用中にVを核とするCr、Mo、Vの複合析出物を形成せしめた、優れた耐磨耗性と靭性を兼ね備える鋼が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、焼入れ後の焼戻し過程で、Mn、Ni、Cr等の合金成分が含まれると、Mn、Ni、Cr等の炭化物が旧オーステナイト粒界に析出して粒界破壊の原因となることに対し、Moを添加すると、Moの炭化物が旧オーステナイト粒内にある転位を核として析出するため、析出物は旧オーステナイト粒内に微細に分散析出して粒界破壊の原因とはならないとした、耐衝撃性と耐磨耗性に優れた鋼が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また、低P、低S化による粒界偏析の軽減、低Mn化による粒界強化、Moの増量とNb添加による細粒化によって靭性向上を図り、さらにNb、Cr、Moの複合添加は鋼の焼戻し軟化抵抗を著しく高めるため、高い焼戻し温度を採用することによる靭性向上を図った高強度かつ靭性および耐磨耗性が良好な高強度高靭性耐磨耗用鋼が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−102185号公報 特公平5−37202号公報 特許第3360687号公報
しかし、上記の先行技術文献における、Cr、Mo、Vの複合析出物を形成するには、焼戻し温度を200〜550℃で行う必要があるため、所定の硬度が得られない可能性がある。また、Mo添加による靭性向上は高温焼戻し条件下でのことであり、硬度確保のために低温焼戻しを行う場合には、その効果は明確ではない。さらに、低P化は製鋼段階での脱リン操業を通常操業より過剰に行う必要があるため、製造性やコストアップの問題がある。つまり、高硬度かつ高靭性であることが従来技術では達成できていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、硬度を高く保つために焼入れ後、低温焼戻しを施した条件下において、高硬度と高靭性を両立した鋼材の製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の手段では、質量%で、C:0.30〜0.65%、Si:0.20〜1.00%、Mn:0.20〜0.60%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.00〜3.00%、Al:0.005〜0.200%、N:0.0200%以下、O:0.0030%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼の、上記組成のSi、Mn、Crの含有量から算出される4Si+3Cr−Mnの値が6.00%以上を満足する鋼を800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後、400〜650℃での焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後、100〜250℃の焼戻し処理を行うことを特徴とする靭性および耐磨耗性に優れた鋼の製造方法である。
請求項2の手段では、質量%で、C:0.30〜0.65%、Si:0.20〜1.00%、Mn:0.20〜0.60%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.00〜3.00%、Al:0.005〜0.200%、N:0.0200%以下、O:0.0030%以下を含有し、さらにNi:0.50〜2.00%、Mo:0.05〜1.00%、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.010〜0.200%、Nb:0.010〜0.100%のうち1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼の上記組成のSi、Mn、Crの含有量から算出される4Si+3Cr−Mnの値が6.00%以上を満足する鋼を800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後、400〜650℃での焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後、100〜250℃の焼戻し処理を行うことを特徴とする靭性および耐磨耗性に優れた鋼の製造方法である。
本発明における鋼の化学成分の限定理由を以下に説明する。なお、以下において%は質量%を示す。
C:0.30〜0.65%
Cは、必要な強度および焼入れ硬さを確保するために必要な元素である。したがって、耐磨耗性の支配因子である硬さを確保するために0.30%以上が必要である。一方、0.65%を超えると靭性が低下するとともに素材の硬さが上昇するため加工性、被削性の劣化は避けられない。そこで、Cは0.30〜0.65% とし、望ましくは0.35〜0.50%とする。
Si:0.20〜1.00%
Siは、鋼の脱酸に有効な元素であり、鋼に必要な焼入性を付与し強度を高めるために添加する。さらに、Siは焼戻し軟化抵抗を向上させる。すなわち焼戻し処理および使用時の摩擦熱による耐軟化性を向上させる元素である。したがって、0.20%以上が必要である。一方、1.00%を超えると靭性が低下するとともに素材の硬さが上昇して加工性が劣化する。そこで、Siは0.20〜1.00%とし、望ましくは0.40〜0.80%とする。
Mn:0.20〜0.60%
Mnは、鋼の脱酸に有効な元素である。さらに、鋼に必要な焼入性を付与し強度を高めるために添加する。しかし、多量に添加すると靭性を低下させ、さらに、Sと結合してMnSの介在物を形成するため割れの起点となる。そこで、Mnは0.20〜0.60%とし、望ましくは0.30〜0.50%とする。
P:0.030%以下
Pは、不可避不純物として粒界に偏析し、0.030%を超えると靭性を低下させる。そこで、Pは0.030%以下とする。
S:0.030%以下
Sは、不可避不純物としてMnSの介在物を形成して靭性を低下させる。そこで、Sは0.030%以下とする。
Cr:1.00〜3.00%
Crは、鋼に必要な焼入性を付与し強度を高めるために添加する。さらに、Crは焼戻し軟化抵抗を向上させるため、焼戻し処理および使用時の摩擦熱による耐軟化性を向上させる元素である。したがって、1.00%以上が必要である。一方、3.00%を超えると靭性が低下するとともに素材の硬さが上昇して加工性が劣化する。そこで、Crは1.00〜3.00%とし、望ましくは1.20〜2.20%とする。
Al:0.005〜0.200%
Alは、鋼の脱酸に有効な元素であり、さらにNと結合しAlNを生成するため、結晶粒粗大化の抑制に有効である。したがって、0.005%以上が必要である。しかし、Alは多量に添加すると非金属介在物を生成して割れの起点となる。そこで、Alは0.005〜0.200%とし、望ましくは0.015%〜0.150%とする。
N:0.0200%以下
Nは、Alと結合してAlNを生成するため結晶粒粗大化の抑制に有効である。しかし、Nは多すぎても、その効果が飽和するため、Nは0.0200%以下とする。
O:0.0030%以下
Oは、0.0030%を超えて含有すると、割れの起点となる酸化物系介在物を生成する。そこで、酸化物系介在物の生成を抑制するために、Oは0.0030%以下とする。
以上は本発明における鋼の基本成分であるが、さらに本発明では上記成分の他にNi、Mo、B、Ti、Nbのうち1種または2種以上を添加することができる。
Ni:0.50〜2.00%
Niは、焼入性と靭性を向上させるために有効な元素である。その効果を発揮するため0.50%以上が必要であるが、Niはコストを上昇させる元素であるため、Niは0.50〜2.00%とする。
Mo:0.05〜1.00%
Moは、焼入性と靭性を向上させるために有効な元素である。その効果を発揮するため0.05%以上が必要であるが、Moはコストを上昇させる元素であるため、Moは0.05〜1.00%とする。
B:0.0005〜0.0050%
Bは、微量の添加で焼入性を向上させ、さらに、粒界を強化し靭性向上に有効な元素である。したがって、0.0005%以上が必要であるが、0.0050%を超えるとその効果は飽和するため、Bは0.0005〜0.0050%とする。
Ti:0.010〜0.200%
Tiは、Nと結合しTiNを生成するため、Nを固定して、焼入性向上に寄与する有効Bを確保する。さらに、Cと結合しTiCを生成するため、ピンニング効果による結晶粒粗大化の抑制および耐磨耗性の向上に有効である。したがって、0.010%以上を添加する。一方、0.200%を越えると靭性および加工性が低下する。そこで、Tiは0.010〜0.200%とする。
Nb:0.010〜0.100%
Nbは、Nb炭窒化物を生成するため、ピンニング効果による結晶粒粗大化の抑制に有効である。したがって、0.010%以上を添加する。一方、0.100%を超えると粗大なNb析出物が生じ靭性が低下する。そこで、Nbは0.010〜0.100%とする。
本発明の方法における鋼は、上記組成のSi、Mn、Crの含有量から算出される4Si+3Cr−Mnの値が6.00%以上を満足する鋼である。上述の通り、Si、Crは焼戻し軟化抵抗を向上させる元素であるため、使用時の摩擦熱による軟化を抑制し磨耗量の低減に有効である。さらに、高Si、高Crの成分設計にすると粒界強化の作用がある。一方、Mnは鋼を脆化させる元素であるため添加量は必要最小限とする。よって、上記計算式より導き出せる数値を6.00%以上とする。
次に、本発明における鋼の製造方法について説明する。
まず、上記の成分組成の鋼を加熱し800〜900℃の温度範囲に保持する。これは、鋼をオーステナイト化させるためである。800℃より低い温度に加熱すると、鋼のオーステナイト化が不十分であるため、焼入れ後に完全なマルテンサイト組織が得られない。また、900℃より高い温度に加熱するとオーステナイトが粗大化するため靭性の低下を招く。そこで、焼入れ温度は800〜900℃とする。
焼入れされた鋼は、その後400〜650℃の焼戻し処理を行う。これは、その後の熱処理において細粒化に必要なピンニング粒子となる炭化物を析出させるためである。400℃より低い温度では炭化物の析出が不十分でありピン止め効果を発揮できず細粒化しない。また、650℃より高い温度では炭化物のマトリックスへの固溶あるいは炭化物の粗大化を引き起こし、細粒化に必要なピンニング粒子数が低減する。そこで、焼戻し温度は400〜650℃とする。
以上の焼入れ焼戻し処理を1回または2回以上行う。
その後、さらに800〜900℃の温度範囲に加熱する。800℃より低い温度に加熱すると、鋼のオーステナイト化が不十分であるため、焼入れ後に完全なマルテンサイト組織が得られない。また、900℃より高い温度に加熱するとオーステナイトが粗大化するため靭性の低下を招く。そこで、焼入れ温度は800〜900℃とする。
焼入れされた鋼は、その後100〜250℃の焼戻し処理を行う。これは、靭性向上のためである。100℃より低い温度では鋼の靭性が不十分であり、250℃より高い温度では硬さの低下や低温焼戻し脆化を引き起こす。そこで、焼戻し温度は100〜250℃とする。
上記した手段の方法とすることで、硬度を高く保つため繰返し焼入れ焼戻し後の、最終の焼入れ後に、低温焼戻しを施した条件下において、高硬度と高靭性を両立した鋼材を得ることができる。
2mm−Uノッチシャルピー試験片を示し、(a)は側面図、(b)は端面図である。 ローラーピッチング試験片を示す。
表1に示す化学組成の鋼を100kg真空溶解炉で溶製し、得られた鋼を1200℃で熱間鍛造し、40mm×40mmの角鋼および径32mmの丸棒鋼に製造し、これらの角鋼および丸棒鋼を870℃に60分間保持し空冷して焼ならし処理を行った。
Figure 0005688742
その後、上記の40mm×40mmの角鋼を、図1に示す2mm−Uノッチシャルピー衝撃試験片の粗形に加工し、800〜900℃の温度範囲で20分保持し油焼入れを施した後、400〜650℃の温度範囲で90分保持し水冷する焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の温度範囲で20分保持し油焼入れを施した後、100〜250℃の温度範囲で90分保持し空冷する焼入れ焼戻し処理を行った。その後、さらにこの粗形を仕上げ加工して、図1に示す2mm−Uノッチシャルピー衝撃試験片とした。この2mm−Uノッチシャルピー衝撃試験片を用い、シャルピー衝撃試験を行った。さらに、上記試験片を用いて硬さ測定ならびに光学顕微鏡観察を行うことにより旧オーステナイト粒径を求めた。
また、上記の径32mmの丸棒鋼を、図2に示すローラーピッチング試験の粗形に加工し、800〜900℃の温度範囲で20分保持し油焼入れを施した後、400〜650℃の温度範囲で90分保持し水冷する焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の温度範囲で20分保持し油焼入れを施した後、100〜250℃の温度範囲で90分保持し空冷する焼入れ焼戻し処理を行った。その後、さらにこの粗形を仕上げ加工して、図2に示すローラーピッチング試験片とした。このローラーピッチング試験片を用い、面圧3.3GPa、すべり率−40%の条件でローラーピッチング試験を行い、5×106サイクル到達後、試験を中止し、試験片のすべり接触部の磨耗量を測定した。
以上のシャルピー衝撃試験、硬さ測定、光学顕微鏡観察、ローラーピッチング試験の結果として、粒径、硬さ、衝撃値、磨耗量について表2に記載する。また、焼入れ焼戻し条件についても表2に記載する。
Figure 0005688742
表2において、No.1〜No.24の網掛けをしている部分は、熱処理条件が請求項から外れるもの、粒径が8.0μmより大きいもの、衝撃値が50J/cm2に満たないもの、および磨耗量が15μmより多いものである。なお、No.1〜No.8、No.9〜No.16、No.17〜No.24は熱処理条件は違うものの、鋼成分は同等である。
No.1〜No.8のように1回の焼入れ焼戻し処理では、粒径が8.0μmより大きく、衝撃値が50J/cm2に満たないもの、磨耗量が15μmより多いものである。しかし、No.9〜No.24の中で1回目あるいは2回目の焼入れを800〜900℃の温度範囲で行い、焼戻しを400〜650℃の温度範囲で行った後、さらに焼入れを800〜900℃の温度範囲で行い、焼戻しを100〜250℃の温度範囲で行うことで、8.0μmまで細粒化し靭性および耐磨耗性において優れることがわかる。
1 2mm−Uノッチシャルピー試験片
1a ノッチ部
2 ローラーピッチング試験片

Claims (2)

  1. 質量%で、C:0.30〜0.65%、Si:0.20〜1.00%、Mn:0.20〜0.60%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.00〜3.00%、Al:0.005〜0.200%、N:0.0200%以下、O:0.0030%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼の上記組成のSi、Mn、Crの含有量から算出される4Si+3Cr−Mnの値が6.00%以上を満足する鋼を800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後400〜650℃での焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後100〜250℃の焼戻し処理を行うことを特徴とする靭性および耐磨耗性に優れた鋼の製造方法。
  2. 質量%で、C:0.30〜0.65%、Si:0.20〜1.00%、Mn:0.20〜0.60%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.00〜3.00%、Al:0.005〜0.200%、N:0.0200%以下、O:0.0030%以下を含有し、さらにNi:0.50〜2.00%、Mo:0.05〜1.00%、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.010〜0.200%、Nb:0.010〜0.100%のうち1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼の上記組成のSi、Mn、Crの含有量から算出される4Si+3Cr−Mnの値が6.00%以上を満足する鋼を800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後400〜650℃での焼戻し処理を1回または2回以上行い、さらに800〜900℃の範囲に加熱して焼入れた後100〜250℃の焼戻し処理を行うことを特徴とする靭性および耐磨耗性に優れた鋼の製造方法。
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