JP4974820B2 - 給気系の室外端末器 - Google Patents

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本発明は、建物の壁面に開口する給気系の室外側開口端からの風雨の侵入を防止するために室外側開口端に装着する給気系の室外端末器に関するものである。
建物の壁面に開口する給気系の室外側開口端からの風雨の侵入を防止するために室外側開口端に装着する給気系の室外端末器は、給気系の室外側開口端に嵌め装着される接続筒部と、接続筒部の室外側開口部の上方、前方、側方を被うカバー部とからなっている。カバー部で画成される開口部は、実質的な給気系の室外側開口部であり、特開平7―260221号公報に示されているように、この部分からの装着用筒部内へ雨水や外風の侵入を防止するためのギャラリが設けられているものもある。ギャラリが装着されているものは、風雨の侵入を防止する機能は高いものの、通風抵抗が大きく圧力損失が大きい。そこで圧力損失を少なくするために、室外側開口部を薄肉の凸曲面に多数の孔をほぼ均一に分布させた有孔曲板で被覆した特許文献1に開示されているものも開発されている。
特開2003−65575
給気系には塵埃、虫等を捕集するフィルターが経路の途中に設けられていることが多い。しかし、経路の途中にあるためフィルターの維持管理がし辛く、フィルターが目詰まりしていると圧力損失が増加し、室外端末器の圧力損失が少なくても適性な換気(給気)が実現できない。こうしたことから、フィルターを維持管理し易い室外端末器に設けることが提案されている。特許文献1のものは曲面の孔がフィルターの機能を果たし、この要請に応えるものではあるが、実質的な給気系の室外側開口部に塵埃や微小な虫等までも捕集する機能を持たせると、比較的面積の小さいフィルターに、早期に塵埃や微小な虫等がフィルターに付着し、流速が速くなるためさらに虫等がフィルターから離れられなくなり、頻繁に清掃することが必要となる。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、風雨の侵入防止は勿論、塵埃や微小な虫等を捕集するフィルターを維持管理し易い室外端末器に設け、しかもフィルターが目詰まりし難く、圧力損失の増加の少ない給気系の室外端末器を得ることであり、そのフィルターの維持管理がし易い給気系の室外端末器を得ることである。
上記目的を達成するために本発明は、建物の外壁に開口する室外側開口端に連通して装着される接続筒部の室外側開口部の上方、前方、側方を被い下面を給気口として下向きに開放させたフードを備えた給気系の室外端末器について、そのフードの給気口の開口面積より十分に広い正面、側面、下面に及ぶ通気面を有し、通気面における微小な物質の通過を阻む保形性の有るフィルターを給気口に連設する手段を採用する。
本発明によれば、フィルターが保形性が有りフードの給気口の開口面積より十分に広い正面、側面、下面に及ぶ通気面を有するため、通気面の全面が微小な物質によって目詰まりすることは実質的に少なく、圧力損失の増加も少なく、流速が増さないため虫等の付着も軽減する。
本発明は、建物の壁面に開口するダクト管等により構成される給気系の室外側開口端からの風雨の侵入を防止するための給気系の室外端末器に関するものである。この室外端末器は、ダクト管により構成される給気系の室外側開口端に嵌め装着される接続筒部と、この接続筒部の室外側開口部の上方、前方、側方を被い下面を給気口として下向きに開放させたフードを備えている。接続筒部は、一端に半径方向に張り出すフランジを有する金属又はプラスチックの筒体として構成され、ダクト管内に嵌め装着される。
フードは、板金やプラスチック成形物として接続筒部の室外側開口部を被覆する片屋根状に構成され、接続筒部のフランジの下方に前垂れ状に延出した平面部を残して着脱可能に嵌め装着されている。フードの下面の給気口にはフィルターが連設されている。フィルターは、0.3〜0.7mm角の保形性の有るメッシュ構造で、フードの外形形状に合わせて形成され、接続筒部の下方に前垂れ状に延出した平面部を、水切り板部を除いて被覆している。このフィルターは、フードの給気口の開口面積より十分に広い(壁面に向かっての投影平面積はフードと略同じ)正面、側面、下面に及ぶ通気面を有し、通気面における微小な物質の通過を阻む。
給気によってフィルターの広い通気面を通過してフードの給気口から接続筒部へ外気が流れ、ダクト管を経て給気による換気が行われる。給気系の室外側開口端からの風雨の侵入はフードで阻止され、塵埃や微小な虫等はフィルターによって捕捉される。フィルターは面積が広く、塵埃や微小な虫等がフィルターに付着しても、他の部分から十分に外気を取入れることができるので圧力損失は増加せず、流速も速くならないため、さらに虫等がフィルターの通気面から離れられなくなったりしない。従って、頻繁に清掃しなくても適切な給気が実現できる。フィルターの軽微な汚れは、フードと外形形状が合わせられているため、フードを流下した水がフィルターの通気面を洗い流すことによってクリーニングされる。汚れの酷いときには、高所であってもホース等を使ってフィルターを洗い流すことができる。この場合、フィルターには保形性があり水の力で歪んだり、変形したりしない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の給気系の室外端末器を示す側断面図、図2は、給気系の室外端末器を示す正面図、図3は、フィルターの構成を示す拡大構成図である。
この実施の形態は、建物の壁面1に開口するダクト管2等により構成される給気系の室外側開口端3からの風雨の侵入を防止するための給気系の室外端末器である。この室外端末器は、ダクト管2により構成される給気系の室外側開口端3に嵌め装着される接続筒部4と、この接続筒部4の室外側開口部5の上方、前方、側方を一括して被い下面を給気口6として下向きに開放させたフード7を備えている(図1参照)。接続筒部4は、一端に半径方向に張り出すフランジを有する金属又はプラスチックの筒体として構成され、給気系の室外側開口端3にフランジを壁面側にして胴部に設けられたバネ(図示しない)によりダクト管2内に嵌め装着される。このフランジは、接続筒部4の下方に平面部8が前垂れ状に広く長く延出し、その下縁には水切り板部9が壁面1から離れるよう斜め前方に突出している。
フード7は、板金やプラスチック成形物として接続筒部4の室外側開口部5を被覆する片屋根状に構成され、接続筒部4のフランジの下方に前垂れ状に延出した平面部8を残して着脱可能に嵌め装着されている。フード7の下面の給気口6にはフィルター10が連設されている。フィルター10は、フィルタ枠11に図3に示すような0.3〜0.7mm角の保形性の有るメッシュを張設した構造で、フード7の外形形状に合わせて形成され、接続筒部4の下方に前垂れ状に延出した平面部8を、水切り板部9を除いて被覆している。フード7とフィルター10は全体としては図2に示すように船底状になっている。このフィルター10は、フード7の給気口6の開口面積より十分に広い(壁面に向かっての投影平面積はフードと略同じ)正面、側面、下面に及ぶ一連の通気面12を有し、通気面12における微小な物質の通過を阻む。
給気によって給気口6より十分に面積の広いフィルター10の通気面12を通過してフード7の給気口6から接続筒部4へ外気が流れ、ダクト管2を経て給気による換気が行われる。給気系の室外側開口端3からの風雨の侵入は、これを覆うフード7で阻止され、塵埃や微小な虫等はフィルター10によって捕捉される。フィルター10は面積が広く、塵埃や微小な虫等がフィルター10に付着しても、付着しない他の部分から十分に外気を取入れることができるので圧力損失は増加せず、流速も速くならないため、さらに虫等がフィルター10の通気面12から離れられなくなったりしない。従って、頻繁に清掃しなくても適切な給気量が確保できる。フィルター10の軽微な汚れは、フード7と外形形状が合わせられているため、フード7を流下した水がフィルター10の通気面12を洗い流すことによってクリーニングされる。汚れの酷いときには、高所であってもホース等を使ってフィルター10を洗い流すことができる。この場合、フィルター10には保形性があり水の力で歪んだり、変形したりしない。また、一側から通気面12に水を掛けた場合、他側の通気面12に付着した汚れは通気面12から吹き飛ばされるのでクリーニングには好適である。
フィルター10の外形形状をフード7の外形形状に合わせて形成しなくても、フィルター10の通気面12を、接続筒部4の室外側開口部5から乖離する方向に形成するか、フィルター10をフード7の給気口6の下方に長く延出させても同様の作用効果が得られる。フード7及びフィルター10の表面に紫外線に反応して顕著な親水性を発現する光触媒処理を施すことにより、雨水等を利用したセルフクリーニングも可能である。光触媒としては酸化チタンが適しており、薄い水の膜が略均一にフード7及びフィルター10表面に形成されるので水洗い効果は良好である。
給気系の室外端末器を示す側断面図である。(実施の形態1) 給気系の室外端末器を示す正面図である。(実施の形態1) フィルターの構成を示す拡大構成図である。(実施の形態1)
符号の説明
1 壁面、 4 接続筒部、 5 室外側開口部、 6 給気口、 7 フード、 10 フィルター、 12 通気面。

Claims (6)

  1. 建物の外壁に開口する室外側開口端に連通して装着される接続筒部の室外側開口部の上方、前方、側方を被い下面を給気口として下向きに開放させたフードを備えた給気系の室外端末器であって、そのフードの前記給気口の開口面積より十分に広い正面、側面、下面に及ぶ通気面を有し、この通気面における微小な物質の通過を阻む保形性の有るフィルターを前記給気口に連設し
    前記通気面は、前記外壁の壁面に向かっての投影平面積が前記フードと略同じである給気系の室外端末器。
  2. 請求項1に記載の給気系の室外端末器であって、フィルターの通気面を、接続筒部の室外側開口部から乖離する方向に形成した給気系の室外端末器。
  3. 請求項1に記載の給気系の室外端末器であって、フィルターの外形形状をフードの外形形状に合わせて形成した給気系の室外端末器。
  4. 請求項1〜請求項3までのいずれかに記載の給気系の室外端末器であって、フード及びフィルターの表面に親水性を発現する光触媒処理を施した給気系の室外端末器。
  5. 請求項1〜請求項4までのいずれかに記載の給気系の室外端末器であって、フィルターを0.3〜0.7mm角のメッシュ構造で構成した給気系の室外端末器。
  6. 請求項1〜請求項5までのいずれかに記載の給気系の室外端末器であって、フィルターをフードの給気口の下方に長く延出させた給気系の室外端末器。
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