JP4974119B2 - 回路基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体パッケージ用回路基板の製造方法に関するものである。
近年のICチップは、高速化、高集積化、多ピン化の傾向が強く、基板との実装方法もワイヤーボンディング法からフリップチップ法へ推移する傾向にある。
しかし、フリップチップ法は高度な実装技術や、新規周辺装置の整備を強いられるため、現行装置を利用でき実装技術に安定しているワイヤーボンディング法での継続した対応が望まれている。このワイヤーボンディング法でAuワイヤーと接続される基板側のボンディングパターンは、Auワイヤーとの接続信頼性、コストの面でその表面処理は無電解NiAuめっき法よりも電解NiAuめっき法が有利とされる。よって、基板のボンディングパターン側には実効的な配線とは別に電解NiAuめっき用の給電配線が必要となるが、給電配線の存在はICチップの高速化に伴ってノイズの発生原因になるとも言われている。そこで、電解NiAuめっき後に給電配線を残さない回路基板の要求が高まっている(例えば、特許文献1参照。)。
図4は、従来の給電配線を残さない、電解NiAuめっき法を用いた回路基板の製造方法の一例を示す断面工程図である。
図4(a)は、基材1の両面に銅箔2を貼り合わせた両面銅貼積層基板33を示している。
図4(b)では、両面銅貼積層基板33の所望の位置にスルホール4を加工する。
図4(c)では、銅箔2およびスルホール4の表面に無電解銅めっきと電解銅めっきを施し、銅めっき層5を形成する。
図4(d)では、銅めっき層5上に図示省略のドライフィルムをラミネートし、所望のパターンを使用して露光、現像することにより、露出した銅めっき層5および銅箔2をエッチングして除去し、ドライフィルムを剥離して回路配線6と給電配線7を形成する。
図4(e)では、両面にソルダーレジスト層8を形成し、ボンディングパターン9と外部電極10、および給電配線7が露出するような所望の位置に開口部11を形成する。
ここでボンディングパターン9と外部電極10には、後にNiAuめっき層が形成され、給電配線7にはNiAuめっき層は形成されず、後工程でエッチング除去される。
次に図5(f)では、給電配線7に電解NiAuめっき層が形成されないようにドライフィルムで保護膜12を形成する。
図5(g)では、電解NiAuめっきを施してボンディングパターン9と外部電極10の表面にNiAuめっき層13を形成する。
図5(h)では、給電配線7を保護していた保護膜12を剥離する。
図5(i)では、露出した給電配線7をエッチングして除去する。
図5(j)では、所望の位置で製品外形加工を行い、製品とする。
特開2004−349414号公報
しかしながら、前述の作製方法では、ボンディングパターン9以外のソルダーレジスト8で覆われた回路配線6と給電配線7とが細線で高密度に配置された場合、開口部11を形成するための位置あわせが困難となり、高精度・高密度な回路配線を形成することに課題を残していた。
また、保護膜12を形成する場合にも、位置あわせ精度が不十分であると給電配線7の保護が不十分となり給電配線の一部が露出し、その露出部分にNiAuめっき層が成膜され、後工程での給電配線7のエッチングによる除去が阻害を受けて、給電層7の一部が残存しノイズ発生の原因となる恐れがあった。
加えて、回路配線6と給電配線7の形成は、銅箔上に無電解銅めっきと電解銅めっきにより銅めっき層5を形成するので、回路配線6と給電配線7の前駆体部分の膜厚が厚くなり、エッチング法では細線で高密度な回路配線6並びに給電配線7を形成することが困難となっていた。
なお、前述した回路基板の製造方法は、ボンディングパターン9並びに給電配線7と、外部電極10とが両面基板の形態である両面銅貼積層基板33のそれぞれ一方の面に形成された例であるが、多層板の形態をした銅貼積層基板の場合や、ボンディングパターン並びに給電配線と、外部電極とがスルホールを介さずに銅貼積層基板の同一面に形成される片面基板の場合であっても、最外層にボンディングパターン並びに給電配線が同一面に配置、形成される場合においては同様の課題を包含するものである。
本発明では、上記問題を解決すべく、電解めっき用の給電配線がない電解めっきを施した回路基板の製造方法において、1)基材の少なくとも片面に下地金属層を設けて銅貼積層基板を形成する工程と、2)前記下地金属層をドライフィルムで被覆した後露光・現像して開口部を有するドライフィルムパターンを形成する工程と、3)前記開口部に露出した下地金属層表面に前駆体を形成する工程と、4)前記ドライフィルムパターンを溶解除去した後、前駆体の一部を含む必要箇所を覆うためのドライフィルムパターンを再度形成する工程と、5)前記再度形成したドライフィルムパターンに覆われていない部分をエッチングする工程と、6)前記前駆体の露出している部分にニッケル−金めっき層を形成する工程と、7)前記ドライフィルムパターンを溶解除去して、ニッケル−金めっき層で覆われていない前駆体及び下地金属層を露出させる工程と、8)前記露出した前駆体及び下地金属層をエッチングして、下地金属層のみ除去する工程と、9)ニッケル−金めっき層で覆われた部分のみを露出させて、ソルダーレジスト層で被覆する工程を包含する回路基板の製造方法を採用した。
本発明においては、前記下地金属層は無電解めっき法、電解めっき法、極薄銅箔積層法の群から選ばれるいずれか1種の方法を用いて形成することが好ましい。
また、前記前駆体はセミアディティブ法による電解銅めっき層を用いて形成することができる。
また、前記前駆体としてはボンディングパターン用、外部電極用、回路配線用の各前駆体として使用することができる。
また、5)再度形成したドライフィルムパターンに覆われていない部分をエッチングする工程、及び8)露出した前駆体及び下地金属層をエッチングして下地金属層のみ除去する工程における下地金属層の除去が、処理時間を同一にしたエッチングにより行われる。
本発明の回路基板の製造方法によれば、電解ニッケル−金めっきを所望されるボンディングパターンと外部電極へのめっき用の給電配線は、下地金属層を用いて機能させ、その後に下地金属層はエッチングにより除去される。よって、製品の回路形成面には給電配線は残存せず、ノイズの発生などの不具合は生じない。
また、回路形成面に給電配線を配置する必要がないため、ボンディングパターンと外部電極、およびそれらを結ぶ回路配線のみを配置することが可能となり、高精細・高密度の回路基板を提供することができる。
加えて、給電配線が存在しないことから、従来法で行っていた一時的な給電配線の保護の工程およびその工程で生じる不具合の発生も抜本的に解消され、歩留まりの高い回路基板を提供することができる。
本発明において、一般的なセミアディティブ法による銅めっき層でボンディングパターン用前駆体、外部電極用前駆体、およびそれ以外の回路配線用前駆体を形成する。
ボンディングパターン前駆体とその近傍の下地金属層並びに外部電極前駆体の一部をドライフィルムを用いたフォトリソグラフィにより所望の位置に開口部を設ける工程で、電解ニッケル−金めっきが施されるボンディングパターンと外部電極の領域が決定される。その領域における下地金属層を除去することでボンディングパターンの側面が完全に形成される。
また、ドライフィルムで被覆されている部分には下地金属層が含まれ、この下地金属層を通じて全ての外部電極前駆体、ボンディングパターン、それ以外の回路配線前駆体とが電気的に連続している。下地金属層は無電解めっき法、電解めっき法、極薄銅箔積層法等を用いて形成する。この下地金属層が電解ニッケル−金めっきを実施する際の給電配線として機能する。よって、ボンディングパターン並びに外部電極、それ以外の回路配線と同一面内には電解ニッケル−金めっき用の給電配線をレイアウトする必要がなく、所望のボンディングパターン並びに外部電極、それ以外の回路配線のみを高密度にレイアウトすることが可能となる。給電配線をレイアウトする必要がないため、従来発生していた給電配線を保護する保護膜形成時の位置あわせ不良、保護膜の位置あわせ不良により、一部露出した給電配線への電解ニッケル−金めっき層の付着とそれがエッチングマスクとして機能したエッチング残などの問題を抜本的に解決することが可能となる。
電解ニッケル−金めっき後にドライフィルムを剥離し、露出した下地金属層の全てをエッチング除去して分断することで、ボンディングパターン並びに外部電極およびそれ以外の回路配線が完成する。このとき、ボンディングパターン並びに外部電極前駆体などの回路配線の厚みは、下地金属層に比べて十分に厚く形成しておくことで、下地金属層をエッチングで除去した後においても存在することができる。
また、2回行う下地金属層のエッチングで、その処理時間を共に同一とすることで、ボンディングパターンとそれに連続する回路配線との厚みの差異は電解ニッケル−金めっきの厚さを除外してほぼ同一となる。同様に外部電極の電解ニッケル−金めっきが施される部分は、1回目の下地金属層の除去に、その除去量に見合った凹みが生ずるが、2回目の下地金属層の除去で前記凹みがほぼ解消される。
この下地金属層は無電解めっき、直接電解めっきあるいは薄膜化した銅箔の貼付けなどの方法により形成され、その形成方法は特に限定しない。また、その厚みはセミアディティブ法による回路配線前駆体などの形成に十分な厚さで極力薄ければ、その厚さを特に限定するものではないが、例えば1〜3μm程度が好適であり、エッチング除去時間も極めて短時間で可能である。よって、セミアディティブ法で形成した回路配線前駆体などの厚さを著しく減じたり、その形状を損なうことはない。
最後に所望の位置に開口部を設けたソルダーレジストを形成する。このとき、開口部の端面は、ボンディングパターン並びに外部電極に施した電解ニッケル−金めっきの端面を被覆するような位置とし、開口部には電解ニッケル−金めっきのみが露出するようにする。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1(a)〜図3(m)は本発明の実施例を説明するための断面工程図である。
まず図1(a)に示すように基材1の表面に薄い銅箔からなる下地金属層14を貼り付けた銅貼積層基板3を作成した。
ここで基材1は厚さ0.2mmのガラスエポキシ基材を使用し、下地金属層14は、厚さ12μmの銅箔を薄膜化して厚さを3μmとしたものを使用した。
本実施例では片面に銅箔を貼り付けた銅貼積層基板3を使用したが、基材の両面に銅箔を貼り付けた両面銅貼積層基板を使用して、両面同時に加工を施せば、それぞれの面に任意の回路パターンを有する回路基板を作成することができるのは言うまでもない。
次に、図1(b)に示すように、銅貼積層基板3の表面にドライフィルム15をラミネートした後、図1(c)に示すように、ボンディングパターン16用、外部電極18用ならびに回路配線17用の開口パターンを有するガラスマスク21を用いて露光・現像を行って図1(d)に示すようにドライフィルム15をエッチング除去して、図1(e)に示すドライフィルムパターン15’を形成した。ここで、ドライフィルムはネガ型のRY−3325(日立化成社製)を用い、露光は90mj/cmの条件とした。また、ガラスマスクには、所望のボンディングパターン用、外部電極用ならびに回路配線用の開口パターンを、ネガ型のドライフィルムを用いてセミアディティブ法で形成するための、所望のパターンが黒で描画されている。続いての現像には1%炭酸ナトリウム水溶液を用い、52秒間の現像処理を行った。ここで使用するドライフィルムは電解めっきに耐え、高精細なパターンを形成でき得る種類であれば特に限定しない。
次に、図2(f)では、銅貼積層基板3の表面に露出している下地金属層14上に、所望のボンディングパターン16用、外部電極18用ならびに回路配線17用の前駆体24を、電解銅めっきで形成した。ここで注意する点としてはめっき膜厚で、今回は20μmの厚さに形成した。この理由は、ドライフィルムの厚さが25μmであり、これ以上の厚さにめっきを形成するとドライフィルムの剥離が困難になるからである。電解銅めっきの他の条件はセミアディティブ法として広く一般的に用いられている条件でかまわない。ここではセミアディティブ法に一般的に使われるめっき液を用いれば良く、種類については特に限定するものではない。
次に、図2(g)では、既存のドライフィルムパターンを3%水酸化ナトリウム水溶液で剥離し、ボンディングパターン16用前駆体ならびに外部電極18用の前駆体24の所望の位置に電解ニッケル−金めっきを選択的に行うためのドライフィルムパターン25を再度形成し、ボンディングパターン16用前駆体ならびに外部電極18用の前駆体24を露出させた。ここで形成したドライフィルムパターン25の下には残存する下地金属層14があり、これはボンディングパターン用前駆体、外部電極用前駆体ならびに回路配線用前駆体24と密着しており、ボンディングパターン16用前駆体及び外部電極18用前駆体24に電解ニッケル−金めっきをするための給電配線として機能する。また、ここで使用するドライフィルムは耐電解金めっき性を有する種類であれば限定しないが、例えば、Dupont社のリストンSA−150を使用できる。
次に、図2(h)では、前記ドライフィルムパターン25をマスクとして露出している下地金属層14をエッチングして除去した。このときに使用するエッチング液はドライフィルムパターン25にダメージを与えないアルカリ性以外の水溶液でエッチング可能な種類であれば特に限定しない。例えば塩化鉄水溶液や塩化銅水溶液などが使用できる。ここで、下地金属層14以外にボンディングパターン16用前駆体ならびに外部電極18用前駆体24もエッチングにより溶解し、エッチング時間に見合った量だけ膜厚が減少している。
次に、図2(i)では、ボンディングパターン16用前駆体24ならびに外部電極18用前駆体24の表面に電解ニッケル−金めっきを施し、ニッケル−金めっき層19を形成し、ボンディングパターン16及び外部電極18を形成した。電解ニッケルと電解金の膜厚は特にここで定めないが、例えば前者は5μm程度、後者は0.5〜1.0μm程度である。電解めっきそれぞれの種類、めっき条件も特に限定しないが、広く一般的に使用されているものでかまわない。例えば、電解ニッケルめっき液はワット浴が、電解金めっき液はシアン浴を使用することができる。
次に、図2(j)では、ドライフィルムパターン25を3%水酸化ナトリウム水溶液剥離した。ここでは、回路配線17用前駆体と外部電極18用前駆体並びに複数のボンディングパターン16用前駆体24が下地金属層14を通して電気的に連続した状態にある。
次に、図3(k)では、ドライフィルムレジスト25の剥離によって露出し、かつニッケル−金めっきがその表面に施されていない下地金属層14を、一回目のエッチングと同様な条件でエッチング除去した。この操作により、回路配線17用前駆体と外部電極18用前駆体ならびにボンディングパターン16用の各前駆体24を繋ぐ下地金属層14が分断され、ボンディングパターン16、回路配線17と外部電極18が形成される。ここで、2回目のエッチングにより回路配線17用前駆体24の厚さは減少する。1回目と2回目のエッチングは同じ条件で行うので、その膜厚の減少量もほぼ等しく、2回目のエッチング後の回路配線17用前駆体と、ニッケル−金めっき層19を除いたボンディングパターン16用前駆体24ならびに外部電極18用前駆体24の厚さはほぼ等しくなる。
次に、図3(m)では、銅貼積層基板3上にボンディングパターン16ならびに外部電極18が所望の寸法で露出されるようにソルダーレジスト層8を設けた。
以上のようにしてボンディングパターン16ならびに外部電極18が所望の寸法で露出し、回路配線17がソルダーレジスト層8で覆われた回路配線基板100を得た。
このようにして得られた本発明の回路基板は、回路形成面に給電配線が存在しないので、回路形成面積を広くとることができ、高精細・高密度の回路基板を提供することができる。その上ノイズの発生などの不具合も生じない。
加えて、本発明の回路基板の製造方法によれば、給電配線が存在しないことから、従来法で行っていた一時的な給電配線の保護の工程およびその工程で生じる不具合の発生も抜本的に解消され、歩留まり高く回路基板を提供することができる。
本実施例ではボンディングパターンと外部電極が同一面に配置されている例を示したが、それぞれが他方の面に配置される場合でも問題なく本発明を適用することができる。
本発明に係る回路基板の製造方法を示す断面工程図である。 図1に続く回路基板の製造方法を示す断面工程図である。 図2に続く回路基板の製造方法を示す断面工程図である。 従来の回路基板の製造方法の一例を示す断面工程図である。 図4に続く回路基板の製造方法を示す断面工程図である。
符号の説明
1 基材
2 銅箔
3 銅貼積層基板
4 スルホール
5 銅めっき層
6、17 回路配線
7 給電配線
8 ソルダーレジスト層
9,16 ボンディングパターン
10、18、22 外部電極
11 開口部
12 保護膜
13 NiAuめっき層
14 下地金属層
15 ドライフィルム
19 ニッケル−金めっき層
21 ガラスマスク
24 前駆体
25 ドライフィルムパターン
33 両面銅貼積層基板

Claims (5)

  1. 電解めっき用の給電配線がない回路基板の製造方法であって、
    基材の少なくとも片面に下地金属層を設けて銅貼積層基板を形成する工程と、
    前記下地金属層をドライフィルムで被覆した後露光・現像して開口部を有するドライフィルムパターンを形成する工程と、
    前記開口部に露出した下地金属層表面に前駆体を形成する工程と、
    前記ドライフィルムパターンを溶解除去した後、前駆体の一部を含む必要箇所を覆うためのドライフィルムパターンを再度形成する工程と、
    前記再度形成したドライフィルムパターンに覆われていない部分をエッチングする工程と、
    前記前駆体の露出している部分にニッケル−金めっき層を形成する工程と、
    前記ドライフィルムパターンを溶解除去して、ニッケル−金めっき層で覆われていない前駆体及び下地金属層を露出させる工程と、
    前記露出した前駆体及び下地金属層をエッチングして、下地金属層のみ除去する工程と、
    ニッケル−金めっき層で覆われた部分のみを露出させて、ソルダーレジスト層で被覆する工程を包含することを特徴とする回路基板の製造方法。
  2. 前記下地金属層無電解めっき法、電解めっき法、極薄銅箔積層法の群から選ばれる1
    種を用いて形成することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  3. 前記前駆体をセミアディティブ法による電解銅めっき層で形成することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の回路基板の製造方法。
  4. 前記前駆体が、ボンディングパターン用、外部電極用、回路配線用の各前駆体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
  5. 前記再度形成したドライフィルムパターンに覆われていない部分をエッチングする工程、及び前記露出した前駆体及び下地金属層をエッチングして下地金属層のみ除去する工程における下地金属層の除去が、処理時間を同一にしたエッチングにより行われることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
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