JP4973907B2 - ディップコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、接触子の接続部を基板などの貫通孔に挿入して半田付けするようにしたディップコネクタの技術分野に属する。
特許文献1及び特許文献2は、前方に開口し、相手側部材を受け入れる受入部が設けられたハウジングと、このハウジングに設けられた接触子とを備えたコネクタを開示している。この接触子は、ハウジングの後側又は後部に配置された本体と、本体から前方に延びる接触部と、本体から下方に、ハウジングの底壁を超えて延びる接続部とを備えている。そして、この接続部を基板の貫通孔に挿入して半田付けすることで、コネクタが基板に実装される。
実開平7−36369号公報 特開2000−208185号公報
このようなコネクタにプラグコネクタなどの相手側部材を挿入し又はコネクタから相手側部材を抜去しようとした場合、コネクタは相手側部材から、こじり力を受けることが多い。相手側部材をコネクタに挿入する場合、接触子同士の間、又はハウジング同士の間に接触力が生じる。この接触力に抗して相手側部材をコネクタに挿入するため、相手側部材を、挿入する方向と交差する方向にも力を加えて相手側部材を揺さぶるようにしながら挿入することが行われるが、そのときにコネクタが受ける力が、こじり力である。また、相手側部材をコネクタから抜去するときにも上記接触力に抗して相手側部材を抜去するため、同様の動作が行われることから、コネクタは、こじり力を受ける。
ハウジングの前部が基板に対して浮き上がるようなこじり力に対する強度を上げるため、例えばハウジングの底壁の前部から下方へ補強ピンを延ばし、この補強ピンを基板の貫通孔に挿入して半田付けすることでコネクタの基板への固着力を増すことが考えられる。しかし、そのようにすれば、補強ピンを設けることでコネクタの構成部品が増えるという問題がある。また、ハウジングから後方へ肉を盛り、ハウジングの前部が基板に対して浮き上がろうとすると、この肉盛り部が基板に当たって浮き上がりを阻止するようにすることが考えられる。しかし、そのようにすれば、肉盛り部によりコネクタの平面形状が大きくなり、基板を占有する面積が大きくなるという問題がある。
接触子が基板の貫通孔に挿入して半田付けされているため、接触子の基板への固着力がハウジングへの固定力を上回ることがある。そのため、ハウジングを前後するような過大なこじり力が作用すると、ハウジングにおける接触子との固定部が破損し、ハウジングが接触子から抜けて脱落するおそれがある。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、接触子を二種類に分け、これらの接触子を、相手側部材を挿入し又は抜去する方向と直交する方向に交互に並べ、これらの接触子の接続部を相手側部材を挿入し又は抜去する方向に沿って距離をあけて配置し、且つハウジングに対してこれらの接触子をこの挿入抜去方向に沿って反対側から圧入することで、コネクタの構成部品を増やすことなく且つ基板その他の実装先部材を占有する面積を大きくすることなくハウジングの受入部開口側が実装先部材に対して浮き上がるようなこじり力に対する強度を上げることができ、またハウジングを前後するようなこじり力に対する強度を上げてハウジングの脱落を防止することができ、応力集中を避けることができるディップコネクタを提供することにある。
本発明のディップコネクタは、奥行き方向の手前に開口し、相手側部材を受け入れる受入部が設けられたハウジングと、このハウジングに設けられた第1接触子及び第2接触子とを備え、上記ハウジングには、上記第1接触子と上記第2接触子とが、上記奥行き方向と直交する幅方向に交互に並べられており、上記第1接触子は、上記ハウジングの上記奥行き方向の奥側に配置された本体と、上記本体から上記奥行き方向の手前に延びる圧入部と、この圧入部から上記奥行き方向の手前に延びる接触部と、上記本体から上記奥行き方向及び上記幅方向と直交する高さ方向に、上記受入部を構成する壁のうち上記受入部の上記高さ方向一方側にある底壁を超えて延びる接続部とを備え、上記第2接触子は、上記底壁の上記受入部側を上記奥行き方向に延びる本体と、この本体の上記奥行き方向の奥側から上記高さ方向に延びる圧入部と、この圧入部から上記奥行き方向の手前に延びる接触部と、上記本体の上記奥行き方向の手前側から上記高さ方向に、上記底壁を超えて延びる接続部とを備え、上記ハウジングは、上記受入部を構成する壁のうち上記受入部の上記奥行き方向奥側にある奥壁を上記奥行き方向に貫通し、上記第1接触子の上記圧入部を圧入により受け入れる圧入部用貫通孔と、上記奥壁の上記奥行き方向の手前側の面から奥へ向かって凹んで設けられ、上記第2接触子の上記圧入部を圧入により受け入れる圧入部用凹部とを備え、上記ハウジングの上記底壁の反受入部側で、上記第1接触子の上記接続部と上記第2接触子の上記接続部とが、上記第1接触子の上記接続部が上記奥行き方向の奥側になり上記第2接触子の上記接続部が上記奥行き方向の手前側になるように距離をあけて配置されており、上記第1接触子の上記本体が上記ハウジングの上記奥壁に対して上記奥行き方向の奥側に配置されていると共に、上記第2接触子の上記圧入部が上記ハウジングの上記奥壁の上記圧入部用凹部に対して上記奥行き方向の手前側に配置されており、上記第1接触子の上記接続部及び上記第2接触子の上記接続部を実装先部材の貫通孔にそれぞれ挿入して半田付けすることで上記実装先部材に実装され、上記受入部で上記相手側部材の挿入又は抜去が行われるように構成した。
このディップコネクタは、貫通孔が設けられた基板その他の実装先部材に対し、第1接触子の接続部及び第2接触子の接続部を実装先部材の貫通孔に挿入して実装先部材に半田付けすることで実装される。そして、相手側部材が受入部に挿入されると、相手側部材の接触子が第1接触子の接触部及び第2接触子の接触部に接触し、ディップコネクタと相手側部材との機械的接続及び電気的接続が果たされる。そして、相手側部材の挿入又は抜去により、ハウジングの奥行き方向の手前が実装先部材に対して浮き上がるようなこじり力が作用すると、このこじり力により生じるモーメントは、第2接触子に高さ方向に生じる抗力と、第1接触子の接続部から第2接触子の接続部までの奥行き方向に沿った距離との積から生じる反モーメントによって有効に受け止められる。そのため、ハウジングが実装先部材に対して浮き上がるようなこじり力に対する強度が上がる。その場合、新たに補強ピンなどは一切設けないので、コネクタの構成部品が増えることがない。また、ハウジングに肉を盛ることもしないので、実装先部材を占有する面積が大きくならない。
また、ハウジングに奥行き方向に沿って押し引きする過大なこじり力が作用した場合、ハウジングを奥行き方向の奥へ押すこじり力に対しては、第1接触子の本体がハウジング奥壁の奥行き方向奥側において或る程度の高さにわたってハウジング奥壁を受け止め、またハウジングを奥行き方向の手前へ引くこじり力に対しては、第2接触子の圧入部がハウジング奥壁の奥行き方向手前側において或る程度の高さにわたってハウジング奥壁を受け止めるので、ハウジングが接触子から抜けて脱落するおそれがない。
さらに、第1接触子と第2接触子とが幅方向に交互に並べられているので、第1接触子同士の幅方向の間隔、第2接触子同士の幅方向の間隔が均等になるので、応力集中が避けられる。
本発明のディップコネクタは、上記第1接触子には、上記本体から上記奥行き方向の手前に突出する第1突起が設けられ、上記第2接触子には、上記本体から上記奥行き方向の奥に突出する第2突起が設けられ、上記ハウジングには、上記奥行き方向の奥に開口して上記第1突起を圧入により受け入れる第1突起用凹部と、上記奥行き方向の手前に開口して上記第2突起を圧入により受け入れる第2突起用凹部とが設けられていてもよい。
このようにすれば、第1接触子においては圧入部の圧入部用貫通孔への圧入に加えて、第1突起が第1突起用凹部に圧入するので、第1接触子のハウジングへの接続強度が高められる。また、第2接触子においては圧入部の圧入部用凹部への圧入に加えて、第2突起が第2突起用凹部に圧入するので、第2接触子のハウジングへの接続強度が高められる。
本発明のディップコネクタは、上記第2接触子の上記本体又は上記接続部には、上記奥行き方向の奥から手前へ凹み、上記ハウジングの上記底壁に嵌合する嵌合部が設けられていてもよい。
このようにすれば、嵌合部がハウジングの底壁に嵌合するので、ハウジングに高さ方向に沿って押し引きするこじり力に対する強度が向上する。
本発明のディップコネクタは、接触子を二種類に分け、これらの接触子を、相手側部材を挿入し又は抜去する方向と直交する方向に交互に並べ、これらの接触子の接続部を相手側部材を挿入し又は抜去する方向に沿って距離をあけて配置し、且つハウジングに対してこれらの接触子をこの挿入抜去方向に沿って反対側から圧入したので、コネクタの構成部品を増やすことなく且つ実装先部材を占有する面積を大きくすることなくハウジングの受入部開口側が実装先部材に対して浮き上がるようなこじり力に対する強度を上げることができ、またハウジングを前後するようなこじり力に対する強度を上げてハウジングの脱落を防止することができ、応力集中を避けることができるディップコネクタを提供することができた。
第1接触子に第1突起を設け、第2接触子に第2突起を設け、ハウジングに第1突起を圧入により受け入れる第1突起用凹部と、第2突起を圧入により受け入れる第2突起用凹部とを設けたときには、第1接触子及び第2接触子のハウジングへの接続強度を高めることができる。
第2接触子の本体又は接続部にハウジングの底壁に嵌合する嵌合部を設けたときには、ハウジングに高さ方向に沿って押し引きするこじり力に対する強度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1ないし図5は、実施形態のディップコネクタ100を示す。このディップコネクタ100は、貫通孔が設けられたプリント配線板などの基板その他の実装先部材200に、接触子の接続部を実装先部材200の貫通孔に挿入して実装先部材200に半田付けすることで実装される。そして、このディップコネクタ100にプラグコネクタなどの相手側部材(図示省略)が挿入され、また、このディップコネクタ100から相手側部材が抜去される。以下、互いに直交する奥行き方向、高さ方向及び幅方向を定義し、これに基づいて説明する。図1で説明すると、図の左右方向が奥行き方向で左が手前、右が奥であり、図の上下方向が高さ方向、図の紙面に垂直な方向が幅方向である。
このディップコネクタ100は、相手側部材を受け入れる受入部111が設けられたハウジング110と、このハウジング110に設けられた第1接触子120及び第2接触子130とを備えている。この受入部111は奥行き方向の手前に向かって開口している。この受入部111は、ハウジング110のなかに奥行き方向の手前に向かって開口する空間を形成することにより設けられている。ハウジング110には、第1接触子120と第2接触子130とが幅方向に交互に並べられている。しかし、この実施形態によって本発明のディップコネクタにおける第1接触子及び第2接触子の数などが限定されるものではない。本発明のディップコネクタは、少なくとも一つの第1接触子と、少なくとも一つの第2接触子を有しておればよい。
図2に示すように、第1接触子120は、本体121と、この本体121から延びる圧入部122と、この圧入部122から延びる接触部123と、本体121から延びる接続部124とを備えている。本体121は、ハウジング110の奥行き方向の奥側に配置されている。本体121は、受入部111を構成する壁のうち受入部111の奥行き方向奥側にある奥壁113に接触しているが、本体121と奥壁113との間は若干隙間が空いていてもよい。よって、第1接触子120の本体121がハウジング110の奥壁113に対して奥行き方向の奥側に配置されている。圧入部122は、本体121から奥行き方向の手前に延びている。接触部123は、この圧入部122から奥行き方向の手前に延びている。接続部124は、本体121から高さ方向に延びており、受入部111を構成する壁のうち受入部111の高さ方向一方側にある底壁112を超えてさらに高さ方向に、ハウジング110から離れる方へ延びている。この底壁112は、ディップコネクタ100の実装時に実装先部材200に面する壁である。
図1に示すように、第2接触子130は、本体131と、この本体131から延びる圧入部132と、この圧入部132から延びる接触部133と、本体131から延びる接続部134とを備えている。本体131は、底壁112の受入部側を底壁112に沿って奥行き方向に延びている。圧入部132は、本体131の奥行き方向の奥側から高さ方向に、受入部111のなかを底壁112から離れる方へ延びている。接触部133は、圧入部132から奥行き方向の手前に延びている。この実施形態では接触部133は圧入部132のなかで底壁112から最も離れた端部から延びているが、この接触部は圧入部のどの部位から延びていてもよい。接続部134は、本体131の奥行き方向の手前側から高さ方向に延びており、底壁112を超えてさらに高さ方向に、ハウジング110から離れる方へ延びている。
ハウジング110には、圧入部用貫通孔114と、圧入部用凹部115とが設けられている。圧入部用貫通孔114は奥壁113を奥行き方向に貫通しており、第1接触子120の圧入部122を圧入により受け入れるように構成されている。圧入部用凹部115は奥壁113の奥行き方向の手前側の面から奥へ向かって凹んで設けられ、奥壁113に奥行き方向の手前に開口して設けられており、第2接触子130の圧入部132を圧入により受け入れるように構成されている。よって、第2接触子130の圧入部132がハウジング110の奥壁113の圧入部用凹部115に対して奥行き方向の手前側に配置されている。この実施形態では、底壁112の受入部111に面した面から高さ方向に凹む本体用凹部118が設けられており、本体131がこの本体用凹部118に圧入されているが、このような本体用凹部118を設けずに、本体131を底壁112に沿わせるだけでもよい。
そして、図1及び図2に示すように、ハウジング110の底壁112の高さ方向の一方側つまり底壁112の反受入部側で、第1接触子120の接続部124と第2接触子130の接続部134とが、第1接触子120の接続部124が奥行き方向の奥側になり第2接触子130の接続部134が奥行き方向の手前側になるよう距離Lをあけて配置されている。第1接触子120の接続部124は底壁112の奥行き方向奥側の端部付近から高さ方向に延び、第2接触子130の接続部134は底壁112の奥行き方向手前側の端部付近から高さ方向に延びている。
第1接触子120には、本体121から奥行き方向の手前に突出する第1突起125が設けられている。また、第2接触子130には、本体131から奥行き方向の奥に突出する第2突起135が設けられている。そして、ハウジング110には、奥行き方向の奥に開口して第1突起125を圧入により受け入れる第1突起用凹部116と、奥行き方向の手前に開口して第2突起135を圧入により受け入れる第2突起用凹部117とが設けられている。この実施形態では第1突起用凹部116も第2突起用凹部117も奥壁113を貫通しているが、いずれの凹部も奥壁を貫通せずに凹ませて設けてもよい。
第2接触子130の本体131から接続部134にかけては、奥行き方向の奥から手前へ凹み、ハウジング110の底壁112に嵌合する嵌合部136が設けられている。この嵌合部は、第2接触子の本体に設けてもよいし接続部に設けてもよい。
図1及び図2に示すように、このディップコネクタ100は、実装先部材200に対し、第1接触子120の接続部124及び第2接触子130の接続部134を実装先部材200の貫通孔に挿入して実装先部材200に半田付けすることで実装される。そして、相手側部材が受入部111に挿入されると、相手側部材の接触子が第1接触子120の接触部123及び第2接触子130の接触部133に接触し、ディップコネクタ100と相手側部材との機械的接続及び電気的接続が果たされる。そして、相手側部材の挿入又は抜去により、図1に白抜き矢印で示すようにハウジング110の奥行き方向の手前が実装先部材200に対して浮き上がるようなこじり力が作用すると、このこじり力により生じるモーメントは、第2接触子130に高さ方向に生じる抗力と、第1接触子120の接続部124から第2接触子130の接続部134までの奥行き方向に沿った距離Lとの積から生じる反モーメントによって有効に受け止められる。そのため、ハウジング110が実装先部材200に対して浮き上がるようなこじり力に対する強度が上がる。その場合、新たに補強ピンなどは一切設けないので、ディップコネクタ100の構成部品が増えることがない。また、ハウジング110に肉を盛ることもしないので、実装先部材200を占有する面積が大きくならない。
また、ハウジング110に奥行き方向に沿って押し引きする過大なこじり力が作用した場合、ハウジング110を奥行き方向の奥へ押すこじり力に対しては、第1接触子120の本体121がハウジング110の奥壁113の奥行き方向奥側において或る程度の高さにわたってハウジング110の奥壁113を受け止め、またハウジング110を奥行き方向の手前へ引くこじり力に対しては、第2接触子130の圧入部132がハウジング110の奥壁113の奥行き方向手前側において或る程度の高さにわたってハウジング110の奥壁113を受け止めるので、ハウジング110が第1接触子120又は第2接触子130から抜けて脱落するおそれがない。
本発明は、第1接触子に第1突起を設けず且つハウジングに第1突起用凹部を設けない実施形態、第2接触子に第2突起を設けず且つハウジングに第2突起用凹部を設けない実施形態、第1接触子に第1突起を設けず、第2接触子に第2突起を設けず且つハウジングに第1突起用凹部及び第2突起用凹部を設けない実施形態を含んでいる。しかし、上記実施形態のディップコネクタ100は、第1接触子120に、本体121から奥行き方向の手前に突出する第1突起125を設け、第2接触子130に、本体131から奥行き方向の奥に突出する第2突起135を設け、ハウジング110に、奥行き方向の奥に開口して第1突起125を圧入により受け入れる第1突起用凹部116と、奥行き方向の手前に開口して第2突起135を圧入により受け入れる第2突起用凹部117とを設けた。このようにすれば、第1接触子120においては圧入部122の圧入部用貫通孔114への圧入に加えて、第1突起125が第1突起用凹部116に圧入するので、第1接触子120のハウジング110への接続強度が高められる。また、第2接触子130においては圧入部132の圧入部用凹部115への圧入に加えて、第2突起135が第2突起用凹部117に圧入するので、第2接触子130のハウジング110への接続強度が高められる。
本発明は、第2接触子に嵌合部を設けない実施形態を含んでいる。しかし、上記実施形態のディップコネクタ100は、第2接触子130の本体131から接続部134にかけて、奥行き方向の奥から手前へ凹み、ハウジング110の底壁112に嵌合する嵌合部136を設けている。このようにすれば、嵌合部136がハウジング110の底壁112に嵌合するので、ハウジング110に高さ方向に沿って押し引きするこじり力に対する強度が向上する。嵌合部を第2接触子の本体又は接続部に設けたときも同様である。
また、上記実施形態のディップコネクタ100は、第1接触子120と第2接触子130とが幅方向に交互に並べられているので、第1接触子同士の幅方向の間隔、第2接触子同士の幅方向の間隔が均等になることから、応力集中が避けられる。
上記実施形態は本発明のディップコネクタの一つの例を示したに過ぎない。したがって、この実施形態の記載によって本発明のディップコネクタが限定解釈されるものではない。
図3におけるI−I線断面図である。 図3におけるII−II線断面図である。 実施形態のディップコネクタの正面図である。 実施形態のディップコネクタの側面図である。 実施形態のディップコネクタの平面図である。
100 ディップコネクタ
110 ハウジング
111 受入部
112 底壁
113 奥壁
114 圧入部用貫通孔
115 圧入部用凹部
116 第1突起用凹部
117 第2突起用凹部
120 第1接触子
121 本体
122 圧入部
123 接触部
124 接続部
125 第1突起
130 第2接触子
131 本体
132 圧入部
133 接触部
134 接続部
135 第2突起
136 嵌合部

Claims (3)

  1. 奥行き方向の手前に開口し、相手側部材を受け入れる受入部が設けられたハウジングと、このハウジングに設けられた第1接触子及び第2接触子とを備え、
    上記ハウジングには、上記第1接触子と上記第2接触子とが、上記奥行き方向と直交する幅方向に交互に並べられており、
    上記第1接触子は、上記ハウジングの上記奥行き方向の奥側に配置された本体と、上記本体から上記奥行き方向の手前に延びる圧入部と、この圧入部から上記奥行き方向の手前に延びる接触部と、上記本体から上記奥行き方向及び上記幅方向と直交する高さ方向に、上記受入部を構成する壁のうち上記受入部の上記高さ方向一方側にある底壁を超えて延びる接続部とを備え、
    上記第2接触子は、上記底壁の上記受入部側を上記奥行き方向に延びる本体と、この本体の上記奥行き方向の奥側から上記高さ方向に延びる圧入部と、この圧入部から上記奥行き方向の手前に延びる接触部と、上記本体の上記奥行き方向の手前側から上記高さ方向に、上記底壁を超えて延びる接続部とを備え、
    上記ハウジングは、上記受入部を構成する壁のうち上記受入部の上記奥行き方向奥側にある奥壁を上記奥行き方向に貫通し、上記第1接触子の上記圧入部を圧入により受け入れる圧入部用貫通孔と、上記奥壁の上記奥行き方向の手前側の面から奥へ向かって凹んで設けられ、上記第2接触子の上記圧入部を圧入により受け入れる圧入部用凹部とを備え、
    上記ハウジングの上記底壁の反受入部側で、上記第1接触子の上記接続部と上記第2接触子の上記接続部とが、上記第1接触子の上記接続部が上記奥行き方向の奥側になり上記第2接触子の上記接続部が上記奥行き方向の手前側になるように距離をあけて配置されており、
    上記第1接触子の上記本体が上記ハウジングの上記奥壁に対して上記奥行き方向の奥側に配置されていると共に、上記第2接触子の上記圧入部が上記ハウジングの上記奥壁の上記圧入部用凹部に対して上記奥行き方向の手前側に配置されており、
    上記第1接触子の上記接続部及び上記第2接触子の上記接続部を実装先部材の貫通孔にそれぞれ挿入して半田付けすることで上記実装先部材に実装され、上記受入部で上記相手側部材の挿入又は抜去が行われるように構成したディップコネクタ。
  2. 上記第1接触子には、上記本体から上記奥行き方向の手前に突出する第1突起が設けられ、
    上記第2接触子には、上記本体から上記奥行き方向の奥に突出する第2突起が設けられ、
    上記ハウジングには、上記奥行き方向の奥に開口して上記第1突起を圧入により受け入れる第1突起用凹部と、上記奥行き方向の手前に開口して上記第2突起を圧入により受け入れる第2突起用凹部とが設けられている請求項1のディップコネクタ。
  3. 上記第2接触子の上記本体又は上記接続部には、上記奥行き方向の奥から手前へ凹み、上記ハウジングの上記底壁に嵌合する嵌合部が設けられている請求項1又は請求項2のディップコネクタ。
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