JP4971528B1 - 手書き文章作成方法、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

ユーザの操作によって入力される文字を表す文字コードを特定する文字コード特定工程と、ユーザの手書きによる文字の形態を表すフォントを手書きフォントとし、一つの文字コードに対して互いに文字の形態が異なる複数種の手書きフォントが文字コード毎に予め記憶された記憶装置から、コード特定工程にて特定された文字コードに対応する手書きフォントを抽出する際に、複数の文字コードからなる文章について、各文字コードに対応する同一種の手書きフォントが少なくとも連続しないように、記憶装置に記憶された複数種の手書きフォントから一つの手書きフォントを抽出するフォント抽出工程とを備える手書き文章作成方法において、タッチパネル部を介して自筆文字が入力される毎に、その自筆文字の形態を表すフォントを新たな手書きフォントとし、コード特定工程にて特定された文字コードに対応づけて、記憶装置に登録するフォント登録工程をさらに備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、ユーザの手書きによる文字の形態を表すフォントを手書きフォントとし、この手書きフォントが用いられた文章を作成する手書き文章作成方法およびプログラムに関する。
従来、ユーザの手書きによる自筆文字が記載されたシートから自筆文字をスキャナ等で読み取り、ユーザのキー操作によって特定される文字を表す文字コードに、その自筆文字の形態を表す手書きフォントを対応づけて登録し、ユーザのキー操作から手書きフォントを出力可能として、他の規定のフォントでは再現し難い個性的な手書き風文章の作成を支援する文章作成支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−62862号公報
しかし、従来の文章作成支援装置では、手書きフォントが文字コードに一対一に対応づけられているので、ユーザのキー操作によってある文字コードが入力されると、必ずその文字コードに対応する唯一の手書きフォントが出力されることになる。
このため、手書き文章中において同じ文字が何度も使われると、同一の手書きフォントが目立ってしまうことになり、読み手にとって画一的で不自然な印象を与えかねないという問題があった。これにより、個性的な手書き文章を作成するという当初の目的が充分に果たせず、没個性的な手書き文章に収斂してしまう可能性があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、手書きフォントを用いて実際の手書き文章に近い形態を再現することが可能な手書き文章作成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である手書き文章作成方法は、ユーザの操作によって入力される文字を表す文字コードを特定するコード特定工程と、ユーザの手書きによる文字の形態を表すフォントを手書きフォントとし、一つの文字コードに対して互いに文字の形態が異なる複数種の手書きフォントが文字コード毎に予め記憶された記憶装置から、コード特定工程にて特定された文字コードに対応する手書きフォントを抽出する際に、コード特定手段にて特定された複数の文字コードからなる文章について、各文字コードに対応する同一種の手書きフォントが少なくとも連続しないように予め規定された抽出手順に従い、記憶装置に記憶された複数種の手書きフォントから一つの手書きフォントを抽出するフォント抽出工程とを備える。
本発明では、さらに、ユーザのタッチ操作を介してそのユーザの手書きによる自筆文字を入力する文字入力手段、及び、文字入力手段にて入力された自筆文字を表示するとともに、フォント抽出工程にて抽出された手書きフォントを表示する表示手段からなるタッチパネル部を介して、自筆文字が入力される毎に、その自筆文字の形態を表すフォントを新たな手書きフォントとし、その新たな手書きフォントを、コード特定工程にて特定された文字コードに対応づけて、記憶装置に登録するフォント登録工程を備えた。
また、本発明は、上記タッチパネル部を有するコンピュータに、上記文字コード特定工程と、フォント抽出工程と、フォント登録工程とを実行させるためのプログラムとしても表現できる。
このように構成された本発明によれば、ユーザのキー操作によって文字が複数入力される場合であっても、手書き文章中において、その文字に対応する複数種類の手書きフォントが使用され、しかも同一種類の手書きフォントが分散されるため、画一的な不自然さが解消され、実際の手書き文章に近い形態を再現することができる。
なお、本発明において、文字とは、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット等に加えて、数字、句読点、記号等も含むものとする。また、手書きフォントとは、ユーザの手書きによる自筆文字の形態を表すフォントの他、コンピュータ等によって、ユーザの個性が反映される範囲で自筆文字が加工された文字の形態を表すフォントも含むものとする。
さらに、本発明は、タッチパネル部を備える可搬型情報端末装置(パーソナルコンピュータや、ワードプロセッサ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等)に適用できる。なお、タッチパネル部は、文字入力手段、及び、文字入力手段にて入力された自筆文字を表示するとともに、フォント抽出工程にて抽出された手書きフォントを表示する表示手段から構成される。
ところで、本発明では、手書きフォントとは別に予め規定された標準フォントが用いられた文章の表示後、その文章を手書き文章に一括変換する態様でもよいが、文章の作成中において都度変換する態様であってもよい。
また、本発明では、上記抽出手順が、手書き文章上で同一種類の手書きフォントが分散されるように規定されていればよいが、以下のように単純に規定することができる。
例えば、本発明では、上記抽出手順が、記憶手段に記憶された複数種の手書きフォントから一つの手書きフォントをランダム又は固定順に抽出する手順であってもよい。この場合、複雑なアルゴリズムを必要としないので処理負担を軽減することができる。
また、本発明では、一つの文字コードに対して予めユーザの手書きによる自筆文字を複数パターン登録させるようにしてもよいが、このような手間を軽減することもできる。
例えば、本発明では、文字コードに対する複数種の手書きフォントが、互いに大きさが異なるものでありさえすればよいので、一つの文字コードに対して予めユーザの手書きによる自筆文字を一つ登録するだけでよい。つまり、その自筆文字の大きさを拡大または縮小させることにより、ユーザが一つの自筆文字を入力するだけで、その自筆文字に対し、複数種の手書きフォントを記憶装置に記憶させておくことができる。
なお、手書きフォントの大きさが互いに異なる態様とは、単純な等倍の拡大または縮小に限らず、ユーザの個性が反映される範囲において、縦横の比率が異なる態様も含まれる。また、自筆文字全体における角度や太さを変更させることにより、その自筆文字に対する複数種類の手書きフォントを記憶装置に記憶させてもよい。
また、本発明では、ユーザの自筆文字が記載されたシートからスキャナ等で自筆文字を読み取り、そのシート上の自筆文字の形態を表す手書きフォントを、文字コードに対応づけて登録する態様でもよいし、ユーザに意識させずに手書きフォントを登録することができる態様であってもよい。
例えば、本発明が適用された文章作成装置(以下、単に「本発明」ともいう)では、ユーザのタッチ操作を介してユーザの手書きによる自筆文字を入力する文字入力手段と、文字入力手段にて入力された自筆文字に対応する文字コードを特定するコード特定手段と、タッチパネル部を介して自筆文字が入力される毎に、該自筆文字の形態を表すフォントを新たな手書きフォントとし、その新たな手書きフォントを、コード特定手段にて特定された文字コードに対応づけて、記憶手段に登録するフォント登録手段とを備えればよい。
このような構成によれば、例えばタッチパネルのペン操作や指操作などによって入力される自筆文字を自動的に認識し、その自筆文字の形態を表すフォントが随時登録されるので、ユーザにとっては他の目的(学習ゲーム等)で自筆文字を入力するだけで、自動的に手書きフォントが登録され、登録に係る煩わしさを軽減することができる。
また、本発明では、文章を作成する際に、ユーザのキー操作によって一つずつ文字を全て入力させる態様であってもよいが、文字の入力毎にユーザの意図するフレーズを予測する予測変換機能を利用することによって、ユーザの労力を軽減することもできる。
具体的には、本発明では、コード特定手段にて特定された文字コードに基づいて、その文字コードから推測される複数の文字を表す候補フレーズを抽出するフレーズ抽出手段と、フレーズ抽出手段にて抽出された候補フレーズについて、ユーザによる選択操作を受け付ける候補フレーズ受付手段とを備えればよい。
さらには、本発明では、全ての文字について手書きフォントを使用する態様でもよいし、手書きフォントを限定的に使用することができる態様であってもよい。
例えば、本発明では、フォント抽出手段が、候補フレーズ受付手段にて受け付けた候補フレーズが、予め設定された対象フレーズと一致する場合に限り、手書きフォントを抽出し、表示手段が、フォント抽出手段による手書きフォントが非抽出の場合、手書きフォントとは別に文字コード毎に予め規定された標準フォントが用いられた文章を表示する構成でもよい。
この構成によれば、対象フレーズ以外のフレーズが手書きフォントに変換されないので、フレーズに応じて、標準フォントに変換することで、画一的ではあるが書体が整った読み易い表現にすることができ、手書きフォントに変換することで、個性的な表現にすることができる。つまり、ユーザは、標準フォントが用いられたフレーズと、手書きフォントが用いられたフレーズとを組み合わせることにより、読み易く、個性的な文章を作成することができる。
なお、この構成は、あくまでもオプションとして用いればよく、上記のように限定的に使用する必要がない場合には、対象フレーズとして全ての候補フレーズを設定しておけばよい。さらには、ユーザによって選択されたフレーズについて、手書きフォントと標準フォントとのいずれのフォントを用いて表示するかをユーザに選択させる態様であってもよい。
また、本発明では、上記態様に限らず、フレーズ毎に複数種類の手書きフォントをユーザに選択させる態様であってもよい。
具体的には、本発明では、フォント抽出手段にて抽出した複数の手書きフォントが用いられたフレーズを手書きフレーズとし、この手書きフレーズについて、ユーザによる選択操作を受け付ける手書きフレーズ受付手段を備え、表示手段が、手書きフレーズ受付手段にて受け付けた手書きフレーズを表示する構成でもよい。この場合、ユーザにとっては、一つの手書きフレーズについて複数のバリエーションから選択できるので、文章の作成における表現の幅を広げることができる。
また、本発明では、手書きフォントをビジネス用の手書きフォントとプライベート用の手書きフォントとに区分して記憶手段に記憶しておき、手書きフレーズ受付手段が、候補フレーズ受付手段にて受け付けた候補フレーズに基づいて、ビジネス用及びプライベート用のいずれか一方の手書きフォントが用いられた手書きフレーズを優先的にユーザに提示する構成であってもよい。
この構成では、候補フレーズ受付手段にて受け付けたフレーズが、例えば「おはようご
ざいます」であればビジネス用の手書きフォントを優先的に提示し、一方、「おはよう」であればプライベート用の手書きフォントを優先的に提示することで、フレーズの内容に応じた手書きフォントをユーザに選択させ易くなるので、ユーザにとっては、負荷の少ない操作で適性の高いフォントを選択することができる。
また、本発明は、手紙や葉書、各種の文書の出力を目的として使用することができるだけでなく、EメールやFAX等の各種データの送受信を目的として使用することもできる。
具体的には、本発明では、他の情報端末装置との間で情報を送受信する(データ通信を行う)通信手段を備え、通信手段が、表示手段にて表示された複数の手書きフォントからなる手書き文章を他の情報端末装置に送信するとともに、他の可搬型情報端末装置から手書き文章を受信し、表示手段が、他の可搬型情報端末装置から通信手段を介して受信した手書き文章を表示する構成であってもよい。
また、本発明は、手書きフォントを用いて実際の手書き文章に近い形態を再現することが可能な文章作成装置であるが、例えば、文章作成装置によって作成された文章に基づいて音声メッセージを作成する場合にも、実際の発話に近い形態を再現することが困難であるという同様の課題を有する。つまり、従来では、文字毎にユーザの発声を表す文字発声データが文字コードに一対一に対応づけられているので、複数の文字発声データからなる文章発声データにおいて、同じ種類の文字発声データが何度も使われると、聞き手にとって画一的で不自然な印象を与えかねないという問題があった。
このような問題を解決するために、例えば複数の他の情報端末装置のうちの一つであるサーバが、文章発声作成装置として、発声記憶手段と、文字発声抽出手段と、文章発声生成手段とを備える。具体的には、発声記憶手段には、ユーザを識別するためのユーザID毎に、一ないし複数の文字コードに対応するデータとして、そのユーザが発する音声を表す文字発声データと手書きフォントとが対応づけられた発声リストを予め記憶しており、文字発声抽出手段が、文章作成装置から通信手段を介して受信した情報に含まれるユーザIDに基づいて、その情報に基づく手書き文章を構成する手書きフォントから、各手書きフォントに対応する文字発声データを発声記憶手段から抽出する。そして、文章発声生成手段が、文字発声抽出手段にて抽出された複数の文字発声データからなる文章発声データを生成する。
一方、文章作成装置では、音声メッセージを出力する音声出力手段を備え、通信手段が、他の文章作成装置から受信した手書き文章及びユーザIDをサーバに送信するとともに、そのサーバから、そのユーザIDに基づき発声リストから抽出されて、その手書き文章を構成する手書きフォントに対応する文字発声データを順次受信し、音声出力手段が、通信手段を介して受信した複数の文字発声データに基づく音声を音声メッセージとして出力する。
この構成によれば、文字発声データが手書きフォントに対応づけられているので、手書き文章中において、同一種類の手書きフォントが分散されている分、同一種類の文字発声データも分散されることになり、画一的な不自然さが解消され、実際の発話に近い形態を再現することが可能となる。
なお、上記構成では、発声記憶手段にて、文字発声データと手書きフォントとが対応づけられており、文字発声抽出手段が、文章作成装置から通信手段を介して受信した情報に基づく手書き文章を対象として、文字発声データを抽出しているがこれに限定されなくてもよい。例えば、発声記憶手段には、一ないし複数の文字コードに対して互いに異なる複
数種の文字発声データが記憶されており、文字発声抽出手段が、他の装置から通信手段を介して受信した情報に基づく標準文章(複数の標準フォントが用いられた文章)を対象として、文字発声データを抽出してもよい。この場合も、上記構成と同様の効果を得ることができる。
また、例えば、本発明では、発声記憶手段が、手書きフォント毎に互いに音声周波数が異なる文字発声データを記憶しており、文字発声データのうち、プライベート用の手書きフォントに対応するデータが、ビジネス用の手書きフォントに対応するデータよりも音声周波数が高いデータであってもよい。
つまり、発声記憶手段には、一ないし複数の文字コードに対して、例えば高音、中音、低音といった互いに音声周波数が異なる複数種の文字発声データが記憶されており、文字発声抽出手段が、対象となる文章に含まれるフレーズに基づいて、各一ないし複数の文字コードに異なる音声周波数の文字発声データを当てはめることにより、より文章に適した(ひいては、ユーザの感情に即した)発声を再現することが可能となる。
なお、本発明では、文字発声抽出手段にて抽出された文章発声データが表す音声メッセージを出力する音声出力手段を備えてもよいし、通信手段が、文章発声抽出手段にて抽出された文章発声データを他の文章作成装置に送信する構成であってもよい。つまり、文章発声作成装置は、文章作成装置と一体に構成されてもよいし、別体に構成されてもよい。
また、本発明は、少なくとも、他の文章作成装置のユーザに対応する発声リストを記憶する記憶手段と、音声メッセージを出力する音声出力手段とを備える最小構成であってもよい。具体的には、音声出力手段が、他の文章作成装置から通信手段を介して受信した手書き文章に基づいて、その手書き文章を構成する手書きフォントに対応する文字発声データを発声リストから順次抽出し、その抽出した複数の文字発声データに基づく音声を音声メッセージとして出力するように構成する。
このような構成によれば、文章発声データ中において、同一種類の文字発声データが分散されるため、画一的な不自然さが解消され、実際の発話に近い形態を再現することが可能となる。
本発明が適用された第1実施形態としてのメール通信システムの概要を示す構成図である。 フォントリスト及びデータベースの内容を示す説明図である。 サーバが行うデータベース処理の手順を示すシーケンス図である。 第1実施形態における携帯電話機の構成を示すブロック図および概略図である。 携帯電話機のマイコンが実行するメール作成処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における携帯電話機のマイコンが実行するメール読み上げ処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における携帯電話機の構成を示すブロック図および概略図である。 携帯電話機のマイコンが実行するフォントリスト生成処理を示すフローチャートである。 携帯電話機のメモ画面および文字記入画面を示す概略図である。 携帯電話機のマイコンが実行する発声リスト生成処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における携帯電話機のマイコンが実行するメール読み上げ処理を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、第1実施形態のメール通信システム1は、メール機能を有する複数の携帯電話機10が互いにメールを送受信するように構成されたシステムである。メール通信システム1は、携帯電話機10の他に、スキャナ20と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」)30と、サーバ40とを備える。
以下、メール通信システム1の各構成について説明する。
[スキャナ]
スキャナ20は、携帯電話機10のユーザによって記載された自筆文字を読み込むための装置である。具体的には、スキャナ20は、サインペンや鉛筆、ボールペン、万年筆等を用い、ユーザ自身の手書きによって自筆文字が直接記入された文字記入シート3をスキャンし、そのスキャン画像をPC30に出力する。
文字記入シート3には、個々の自筆文字を記入するため文字記入枠32が配置されている。文字記入枠32は、文字を識別するための各文字コードに対して、2つの枠33,34が用意されており、それぞれの枠33,34にビジネス用の自筆文字とプライベート用の自筆文字とがユーザによって記入されるようになっている。また、枠33,34には、記入すべき文字を指定するための指定文字35がそれぞれ予め記入されている。
なお、以下では、2つの枠33,34のうち、ビジネス用の自筆文字が記入される方の枠をビジネス枠33、プライベート用の自筆文字が記入される枠をプライベート枠34と称する。ちなみに、ここでの「文字」とは、言葉を視覚的に表すために、線や点の組み合わせによって記号化したものをいい、ひらがなに限らず、カタカナや漢字、アルファベット、句読点、絵文字、記号等もその概念に含まれる。
[PC]
PC30には、スキャナ20から出力されたスキャン画像に基づいて手書きフォントを作成するためのフォント作成プログラムがインストールされており、PC30に内蔵されたCPUは、フォント作成プログラムに規定される手順に従って、個々の文字コードに手書きフォントが対応づけられてなるフォントリスト5(図2A参照)を生成するリスト生成処理を行う。
具体的には、リスト生成処理では、周知の文字認識技術を用いて、スキャン画像から文字コードを認識するとともに、個々の文字コードに対応する文字記入枠32(ビジネス枠33,プライベート枠34)から文字画像を抽出し、各文字画像をビットマップ形式やベクター形式等の所定の形式にデータ化することで、自筆文字のオリジナルの形態を表す自筆フォントを作成する。そして、各自筆フォントを等倍したり、縦横の比率を変更して各自筆フォントを拡大・縮小したり、各自筆フォントの太字や斜体を作成したりする。
つまり、リスト生成処理では、オリジナルの自筆フォントについて、自筆文字の特徴が失われない範囲内で加工することにより、ユーザの手書きによる文字の形態を表す複数種類の手書きフォントを作成し、これら複数の手書きフォントからなるフォントリスト5を生成する。具体的には、図2Aに示すように、フォントリスト5では、一つの文字コードに、一つのビジネス用の自筆フォントと一つのプライベート用の自筆フォントとが対応づけられ、各自筆フォントに複数の手書きフォントが対応づけられることになる。なお、以
下では、自筆フォントと手書きフォントとを、単に「手書きフォント」と称する。
また、PC30は、携帯電話機10およびサーバ40に通信可能に接続され、ユーザ操作に従って、フォントリスト5を携帯電話機10に送信したり、ユーザを識別するためのユーザIDとともにフォントリスト5をサーバ40に送信したりするように構成されている。
[サーバ]
サーバ40には、PC30から送信されてくるフォントリスト5、及び、携帯電話機10から送信されてくる各種情報をユーザID毎に記憶するデータベース7(図2B参照)が構築されている。そして、サーバ40に内蔵されたCPUが、このデータベース7を管理するとともに、携帯電話機10との間で通信を行うことにより、携帯電話機10から送信されてくる情報をデータベース7に追加したり、携帯電話機10から送信されてくる要求に沿った情報をデータベース7から抽出し、その抽出した情報を携帯電話機10に送信したりするデータベース処理を行う。
具体的には、データベース処理では、図3に示すように、携帯電話機10から後述する文字発声データを登録するためのデータ登録要求(ユーザIDを含む情報)を受信すると(S110)、1音節からなる各種の単語(音節単語)を順にユーザに発声させるための音声ガイダンスを携帯電話機10に送信する(S120)。そして、音声ガイダンスに従ってユーザが発する音声(ユーザ音声)を表す肉声データを携帯電話機10から受信すると(S130)、音節単語を構成する一ないし複数の文字コードにその肉声データを対応づけて一時記憶する(S140)。さらに、各肉声データについて、ユーザ音声の中心周波数だけが異なる複数の文字発声データを作成する(S150)。
つまり、データベース処理では、オリジナルの肉声データについて、ユーザ音声の周波数スペクトルの形状が失われない範囲内で加工することにより、複数種類の文字発声データを作成し、これら文字発声データがデータベース7に登録される(S160)。具体的には、図2Bに示すように、データベース7では、一つの音節単語に、一ないし複数の文字コードを介して、複数のビジネス用の手書きフォント、複数のプライベート用の手書きフォント、及び、複数の文字発声データが対応づけられることになる。さらに、複数の文字発声データのうち、オリジナルのユーザ音声の中心周波数を基準として、低音側の音声に相当する各文字発声データが各ビジネス用の手書きフォントに対応づけられ、高音側の音声に相当する各文字発声データが各プライベート用の手書きフォントに対応づけられる。なお、以下では、肉声データと文字発声データとを、単に「文字発声データ」と称する。
また、サーバ40に内蔵されたCPUは、携帯電話機10にて表示された手書きフォントの集合体としての手書き文章を表すデータ(ユーザIDを含むデータ)を受信すると、その受信データに基づいて、ユーザIDに対応するデータベース7から、一ないし複数の手書きフォントに対応する各文字発声データを抽出する。そして、その抽出した順に構成された複数の文字発声データの集合体としての文章発声データを生成し、その文章発声データを携帯電話機10に送信する発声データ送信処理を実行するように構成されている。
[携帯電話機]
携帯電話機10は、少なくとも通話機能とメール機能とを有するものである。具体的には、図4A−4Bに示すように、携帯電話機10は、操作部12と、通信部14と、音声入力部16と、音声出力部18と、表示部22と、制御部24と、外部接続部28とを備える。
操作部12は、複数の操作キーからなり、ユーザによる操作キーの押下操作(キー操作)によって特定される各種情報を制御部24に入力するものである。具体的には、操作部12は、ユーザによって各操作キーが押下される毎に、その押下された操作キーを表すキー信号を制御部24に入力するように構成されている。なお、複数の操作キーには、その押下回数によって文字を特定し入力するための複数の文字操作キーが含まれている。
通信部14は、携帯電話機10の位置をカバーする通信エリア内の基地局に接続され、他の携帯電話機10との間で音声データやショートメッセージといった各種データの授受を行ったり、インターネット網を介して、サーバ40あるいは他の携帯電話機10との間で音声データやEメール、画像データといった各種データの送受信を行ったりするものである。なお、以下では、ショートメッセージとEメールとを単に「メール」と称する。
音声入力部16は、周囲から集音した音声を電圧信号に変換するマイクロフォンを有し、このマイクロフォンを介して入力した電圧信号に基づいて、音声データを生成する周知のものである。一方、音声出力部18は、通信部14にて受信した音声データを音声信号に復調する復調器や、復調器にて復調された音声信号を増幅するアンプ、アンプにて増幅された音声信号に基づく出力を行うスピーカ等を有する周知のものである。
表示部22は、周知の液晶ディスプレイからなり、制御部24からの指令に従って、メールに関する情報や画像データ等を表示したり、ユーザのキー操作に基づく各種情報を表示したりする。
外部接続部28は、PC30に例えば通信ケーブルを介して接続され、本実施形態ではPC30から前述のフォントリスト5(図2A参照)を取得するために用いられる。
制御部24は、操作部12,通信部14,音声入力部16,外部接続部28からの入力に基づいて、通信部14,音声出力部18,表示部22,外部接続部28を制御するものであり、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」)25と、メモリ26とを備えている。
メモリ26は、読み書き可能な不揮発性の記憶装置であり、予め外部接続部28を介して取得したフォントリスト5および手書きフォントの他、各文字操作キーの押下回数にそれぞれ対応する文字コード、その文字コード毎に予めデフォルトのフォントとして設定された標準フォント、及び、後述するフォーマルなフレーズとして予め登録された登録フレーズが記憶されている。なお、文字コードとは、ユーザのキー操作によって入力される文字を特定するためのコードである。
マイコン25は、CPU,ROM,RAM等からなり、このうち、CPUが、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、RAMを作業領域とし、各種処理を実行する。具体的には、マイコン25は、操作部12から入力されたユーザ操作(キー信号)に従って、PC30から外部接続部28を介してフォントリスト5を取得し、その取得したフォントリスト5をメモリ26に記憶するフォントリスト記憶処理を実行する。
また、マイコン25は、通信部14を介してサーバ40との間で通信を行い、サーバ40に前述のデータ登録要求を送信することでサーバ40に前述のデータベース処理を起動させる。そして、サーバ40から音声ガイダンスを受信すると、音声出力部18を介してその音声ガイダンスを出力するとともに、音声入力部16を介して入力した肉声データをサーバ40に送信することで前述の文字発声データをサーバ40に登録する文字発生データ登録処理を実行する。
さらに、マイコン25は、通話機能とメール機能とを実現するための各種処理を実行す
るとともに、このうち、メール機能を実現するための処理(メール処理)において、以下のメール作成処理およびメール読み上げ処理を実行するように構成されている。
[メール作成処理]
ここで、マイコン25(CPU)が実行するメール作成処理を、図5に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、本処理は、メール処理において、操作部12を用いたユーザ操作によって、メールを作成するためのコマンドが入力された場合に起動する。
まず、本処理が起動すると、S210では、メール作成画面50(図4B参照)を表示部22に表示し、このメール作成画面50において配置されている手書きボタン52が押下されたか否かを、操作部12からの入力に基づいて判断する。ここで、手書きボタン52が押下されたと判断した場合には、手書き文章の作成に対応する設定(手書き設定)を行って、S215に移行し、手書きボタン52が押下されていないと判断した場合には、標準フォントによる文章の作成に対応する設定(標準設定)を行って、S270に移行する。
なお、メール作成画面50は、図4Bに示すように、手書きボタン52の他、メールの本文を表示するための本文領域54と、候補フレーズを選択するための選択領域56とを含んで構成されている。
S215では、操作部12から入力されるキー信号に基づいてメモリ26を参照し、文字操作キーの押下回数に対応する文字コードを特定できたか否かを、ユーザによる他の文字操作キーの押下の有無等に基づいて判断する。ここで、文字コードを特定できたと判断した場合には、S220に移行し、文字コードが特定できていないと判断した場合には、本ステップの再実行によって待機する。
S220では、S215にて特定された文字コードに基づいて、周知の予測変換機能を用いて、複数の文字からなる候補フレーズを抽出する。なお、予測変換機能とは、ユーザが頻繁に使うフレーズやフレーズの種別を学習し、そのフレーズの使用頻度や時間軸等を基に予測したフレーズを表示部22に表示する機能をいう。
続くS230では、S220にて抽出されて表示部22に表示された候補フレーズのうちの一つが選択されたか否かを、操作部12からの入力に基づいて判断する。ここで、候補フレーズが選択されたと判断した場合には、S232に移行し、候補フレーズが選択されなかったと判断した場合には、S215に戻る。そして、S215にて新たな文字コードが追加入力されると、S220において、追加入力分を含む複数の文字コードに基づいて、新たな候補フレーズが抽出されることになる。
S232では、S230にて選択された候補フレーズが、手書きフォントを抽出すべきフレーズとして予め設定された対象フレーズであるか否かを判断し、対象フレーズであると判断した場合には、S235に移行し、対象フレーズでないと判断した場合には、S270に移行する。
S235では、S232にて判断された対象フレーズの種別が、フォーマルなフレーズであるか否か、換言すれば、メモリ26内の登録フレーズであるか否かを判断し、フォーマルなフレーズであると判断した場合には、S240に移行し、フォーマルでない(カジュアルな)フレーズであると判断した場合には、S245に移行する。なお、登録フレーズとは、フォーマルなフレーズとしてメモリ26内に予め登録されたフレーズをいう。また、メモリ内の登録フレーズは、後述するS250の判断結果が反映されるように更新される。
S240では、ビジネス用の手書きフォントからなる手書きフレーズ(ビジネスフレーズ)、及び、プライベート用の手書きフォントからなる手書きフレーズ(プライベートフレーズ)のうち、ビジネスフレーズについて、ユーザに優先的に提示する際の優先度を表す提示優先度が高くなるように設定する。一方、S245では、プライベートフレーズについて提示優先度が高くなるように設定する。
続くS250では、S240またはS245にて提示優先度が高くなるように設定された方のフレーズが先頭となるように、さらには標準フォントからなる標準フレーズが最後尾となるように、ビジネスフレーズ、プライベートフレーズ、及び標準フレーズを選択領域56に表示し、これらのうち、手書きフレーズが選択されたか否かを、操作部12からの入力に基づいて判断する。手書きフレーズが選択されたと判断した場合には、S255に移行し、標準フレーズが選択されたと判断した場合には、S270に移行する。
S255では、S250にて選択された手書きフレーズを構成する手書きフォントを、メモリ26内の複数の手書きフォントから昇順に抽出する。具体的には、一つの文字コードに対応する手書きフォントを繰り返し抽出する際に、本文領域54にて表示される複数の手書きフォントからなる手書き文章において、その文字コードに対応する手書きフォントであって直近に表示されたものと異なる形態のフォントを順に抽出していく。
続くS260では、その抽出した手書きフォントからなる手書きフレーズ(抽出フレーズ)を本文領域54に表示し、S215に戻る。これにより、手書き文章において、各文字コードに対応する同一種類の手書きフォントが分散されることになる(図6参照)。
一方、S210にて標準設定がなされた場合、S250にて標準フレーズが選択されたと判断した場合、又は、S232にて候補フレーズが設定フレーズでないと判断した場合に移行するS270では、標準フォントあるいは標準フレーズを本文領域54に表示する通常処理を実行し、S210に戻る。
[メール読み上げ処理]
次に、マイコン25が実行するメール読み上げ処理を、図6に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、本処理は、メール処理において、操作部12を用いたユーザ操作によって、受信メールを表示するためのコマンドが入力された場合に起動する。
まず、本処理が起動すると、S310では、ユーザによって選択された受信メールの本文を表示部22に表示する。続いて、S315では、受信メールに手書き文章が含まれているか否かを判断する。ここで、手書き文章が含まれていると判断した場合には、S315に移行し、手書き文章が含まれていないと判断した場合には、本処理を終了する。
S320では、受信メールの本文を表示中の画面において配置されている読み上げボタン(図示せず)が押下されたか否かを、操作部12からの入力に基づいて判断する。ここで、読み上げボタンが押下されたと判断した場合には、S330に移行し、読み上げボタンが押下されていないと判断した場合には、本ステップの再実行によって待機する。
S330では、表示部22に表示中の受信メールの本文を表すデータとともに、その受信メールの送信元であるユーザを識別するためのユーザIDを含むデータを、通信部14を介してサーバ40に送信する。
続くS340では、サーバ40から通信部14を介して前述の文章発声データを受信したか否かを判断し、ここで、受信済みであると判断した場合には、S350に移行し、未
受信であると判断した場合には、本ステップの再実行によって待機する。
S350では、S340にて受信した文章発声データが表す音声メッセージを、音声出力部18を介して出力し、本処理を終了する。
つまり、受信メールの本文に手書き文章が含まれていれば、その手書き文章において同一種類の手書きフォントが分散していることから、手書きフォント毎に音声周波数が異なる文字発声データも分散することになり、これによって、抑揚のない場合と比較してより自然なメールの読み上げが可能となる。
[第1実施形態の効果]
以上説明したように、メール通信システム1では、携帯電話機10のメール機能によって作成される手書き文章において、各文字コードに対応する同一種類の手書きフォントが分散されるため、文章の形態が画一的であるという不自然さが解消され、携帯電話機10のキー操作によって実際の手書き文章の形態に近いメールを、容易にユーザに作成させることができる。
また、メール通信システム1では、同様に、携帯電話機10のメール機能によって読み上げられる手書き文章において、各文字コードに対応する同一種類の文字発声データが分散されるため、音感が画一的であるという不自然さが解消され、受信メールの送信元のユーザによる実際の読み上げの形態に近い音声データを、ユーザに提供することができる。
また、携帯電話機10では、メール作成中に随時、入力文字が手書きフレーズ(ひいては、手書きフォント)に変換されるので、ユーザにとっては、その手書きフォントの雰囲気を文章の内容に反映させることができる。
また、携帯電話機10では、入力文字を手書きフレーズに変換する際に、ユーザによって入力された候補フレーズの内容に応じた手書きフレーズ(ビジネス,プライベート)が、選択領域56の先頭となるように優先的に表示されるので、ユーザの選択に係る負荷を軽減させることができる。
[発明との対応関係]
なお、本第1実施形態において、S215の処理を行うマイコン25がコード特定手段の一例、メモリ26が記憶手段の一例、S255の処理を行うマイコン25がフォント抽出手段の一例、表示部22が出力手段(及び表示手段)の一例、S220の処理を行うマイコン25がフレーズ抽出手段の一例、S230の処理を行うマイコン25が候補フレーズ受付手段の一例、S250の処理を行うマイコン25が手書きフレーズ受付手段の一例、通信部14およびマイコン25が通信手段の一例に相当する。
[変形例]
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、第1実施形態は、上記態様に限らず、以下の変形例にて実施することも可能である。
例えば、メール作成処理のS235,S240及びS245では、メモリ26内の登録フレーズに基づいて提示優先度を判断しているところを、別形態として、S250の判断結果に基づいて提示優先度を判断してもよい。つまり、S235,S240及びS245では、対象フレーズの内容に沿った提示優先度を設定することに代えて、ユーザが直近に選択した対象フレーズの種別の提示優先度が高くなるように設定してもよい。さらに言えば、S235,S240及びS245の処理は、あくまでもオプションとして用いればよく、例えば手書きフォントがビジネス用とプライベート用とに分類されていない場合には省略されてもよい。
また、メール作成処理のS232では、ユーザが選択した候補フレーズの内容によっては手書きフォントを表示しないようにしているが、どのような候補フレーズであっても手書きフォントを表示する可能性を残すようにしてもよい。つまり、S232の処理は、あくまでもオプションとして用いればよく、限定的に使用する必要がない場合には、設定フレーズの対象を全ての候補フレーズに拡張しておけばよい。
また、メール作成処理のS230及びS250では、ユーザに候補フレーズを選択させてから手書きフレーズを選択させているところを、別形態として、候補フレーズの中に手書きフレーズを含むように選択領域56に表示させることにより、ユーザに候補フレーズを選択させる段階で、ユーザに手書きフレーズを選択させるようにしてもよい。
また、メール作成処理のS255では、S250にて選択された手書きフレーズを構成する手書きフォントを、メモリ26内の複数の手書きフォントから昇順に抽出しているところを、別形態として、メモリ26内の複数の手書きフォントからランダムに抽出してもよい。
また、メール作成処理では、S230にて候補フレーズが選択される毎に、S260にて手書きフレーズ(抽出フレーズ)を表示するようにしている。これに対し、別形態として、S230にて候補フレーズが選択される毎に、その候補フレーズに対応する複数の標準フォント(標準フレーズ)を表示し、全ての標準フレーズからなる標準文章が表示された後に、ユーザのキー操作によって手書き設定がなされると、標準文章を手書き文章に一括変換するようにしてもよい。
また、メール作成処理では、S210にて手書き設定がなされた場合であっても、S230及びS250の処理によっては標準フォントが表示され得る。これに対し、別形態として、S210にて手書き設定がなされた場合には、必ず手書きフォントが表示されるようにしてもよい。さらに言うと、例えば、S210にてビジネス用またはプライベート用の手書き設定が選択され、その選択された手書き設定に必ず従って、手書きフォントが表示されるようにしてもよい。
また、サーバ40のデータベース7では、一つの音節単語に、文字コードを介して、一ないし複数のビジネス用の手書きフォント、一ないし複数のプライベート用の手書きフォント、及び、一ないし複数の文字発声データが対応づけられているところを、別形態として、単に、一つの音節単語に、一ないし複数の文字発声データだけが対応づけられていてもよい。
この場合、サーバ40が行う発声データ送信処理では、携帯電話機10から複数の標準フォント(即ち、文字コード)からなる文章を表す文章データ(ユーザIDを含むデータ)を受信すると、その受信した文章データに基づいて、文章発声データにおいて各音節単語(文字コード)に対応する同一種類の文字発声データが分散するように、ユーザIDに対応するデータベース7から文字発声データを抽出してもよい。なお、携帯電話機10が行うメール読み上げ処理では、受信メールに手書き文章が含まれているか否かに係わらず、受信メールに対応する文章データをサーバ40に送信すればよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面と共に説明する。なお、第2実施形態のメール通信システム1は、メール機能を有する複数の携帯電話機10が互いにメールを送受信するシステムである点で第1実施形態と共通し、スキャナ20、PC30、及びサーバ40を不要とする点で第1実施形態と相違する。
以下、本発明の第2実施形態について詳細に説明するが、第1実施形態と同じ構成については、同一の符合を用いることにより説明を省略し、第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
[携帯電話機]
携帯電話機10は、図7A−7Bに示すように、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインターフェースとしてのタッチパネル部11と、通信部14と、音声入力部16と、音声出力部18と、制御部24と、外部接続部28とを備える。なお、タッチパネル部11は、表示部22と操作部12とから構成される。
表示部22は、表示パネルとしての薄型の液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイによって構成され、制御部24からの指令に従って、メールに関する情報や画像データ等を表示したり、ユーザのキー操作に基づく各種情報を表示したりする。
操作部12は、操作入力パネルとして表示部22の表面に一体的に配設されて、各種の表示画像に対応する箇所のタッチ操作を入力するための装置である。なお、操作部12としては、マトリックススイッチ方式や、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などの周知の方式のうちいずれの方式のものが採用されてもよい。
例えば、メール作成画面50は、図7Bに示すように、手書きボタン52の他、メールの本文を表示するための本文領域54と、候補フレーズを選択するための選択領域56と、複数の操作キー58を含んで構成されている。なお、操作キー58には、ユーザの一ないし複数の押下操作に従って文字を入力し、その入力された文字を表すキー信号を制御部24に入力するための複数の文字操作キーが含まれている。
制御部24は、操作部12,通信部14,音声入力部16,外部接続部28からの入力に基づいて、通信部14,音声出力部18,表示部22,外部接続部28を制御するものである。制御部24は、マイコン25と、メモリ26とを備えている。
メモリ26には、後述するフォントリスト5、手書きフォント、文字発声データ、及び後述する発声リストが記憶される。また、メモリ26には、操作部12から入力される各キー信号に対応づけられた文字コード、文字コード毎に予めデフォルトのフォントとして設定された標準フォント、及び、前述の音声ガイダンスが記憶されている。但し、本第2実施形態のフォントリスト5および後述する発声リストは、手書きフォントがビジネス用のフォントとプライベート用のフォントとに区分されることなく、メモリ26に記憶される。
マイコン25は、少なくとも、タッチ操作に対応する位置(タッチ位置)の他に、タッチパネル部11に対するドラッグ・アンド・ドロップ操作(指やペンなどでタッチパネル部11をタッチして、タッチパネル部11をなぞった後にリリースする操作)の始点位置から終点位置までの位置を、操作部12からの入力に基づいて読み取る処理を含む周知の操作読取処理を行う。
また、マイコン25は、手書きフォントを作成するフォント作成プログラムがインストールされており、このフォント作成プログラムに規定される手順に従って、個々の文字コードに手書きフォントが対応づけられてなるフォントリスト5を生成するフォントリスト生成処理(後述する)を行う。
また、携帯電話機10には、文字発声データを作成する発声作成プログラムがインストールされており、マイコン25は、この発声作成プログラムに規定される手順に従って、個々の文字コードに文字発声データが対応づけられてなる発声リストを生成する発声リスト生成処理(後述する)を行う。
さらに、マイコン25は、通話機能とメール機能とを実現するための各種処理を実行するとともに、このうち、メール機能を実現するための処理(メール処理)において、メール作成処理およびメール読み上げ処理(後述する)を実行するように構成されている。なお、メール作成処理は、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
[フォントリスト生成処理]
ここで、マイコン25(CPU)が実行するフォントリスト生成処理を、図8に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、本処理は、操作部12を用いたユーザ操作によって、手書きフォントを登録するためのコマンドが入力されたとき、又は、ユーザの自筆文字の入力を必要とする他の処理が実行されるときに起動する。
まず、本処理が起動すると、S410では、手書きフォントを登録するためのコマンド(登録コマンド)が入力されたか否かを判断する。ここで、登録コマンドが入力されたと判断した場合には、S415に移行し、登録コマンドが入力されていないと判断した場合、つまり、ユーザの手書きによる文字の入力を必要とする他の処理(手書きアプリケーション)が実行されている場合には、S420に移行する。
なお、手書きアプリケーションには、クロスワードパズルに代表される各種ゲームの他、ユーザの自筆文字によるメモを記録するためのメモソフト等が含まれる。例えば、メモソフトは、図9Aに示すように、タッチパネル部11上のメモ画面60のうち、文字入力領域62にペン入力されたユーザの手書きによる文字を操作読取処理によって読み取り、その読み取った文字を本文領域64に反映させる機能を有するアプリケーションである。
S415では、手書きアプリケーションの状態を表す状態フラグを、手書きアプリケーションが起動中でないことを表すオフ(0)に設定し、S425に移行する。一方、S420では、状態フラグを、手書きアプリケーションが起動中でないことを表すオン(1)に設定し、S425に移行する。
S425では、状態フラグがオフ(0)に設定されているか否かを判断する。ここで、状態フラグが0であると判断した場合には、S430に移行し、状態フラグが1であると判断した場合には、S435に移行する。
S430では、手書きフォントを登録するための専用の文字記入画面70をタッチパネル部11に表示して、S435に移行する。例えば、文字記入画面70は、図9Bに示すように、記入すべき文字を表す指定文字76、及び、指定文字76に隣接して配置された文字枠78からなる文字記入シート74と、文字記入シート74において選択された文字枠78にリンクされ、ユーザによるペン入力を受け付ける文字入力領域72とを有して構成される。
S435では、タッチパネル部11を介してユーザの手書きによる自筆文字が入力されたか否かを判断する。ここで、自筆文字が入力されたと判断した場合には、S440に移行し、自筆文字が入力されていないと判断した場合には、本ステップの再実行によって待機する。例えば、タッチパネル部11に文字記入画面70が表示されている場合には、文字記入シート74に自筆文字がペン入力されるまで待機する。
S440では、状態フラグがオン(1)に設定されているか否かを判断する。ここで、状態フラグが1であると判断した場合には、S445に移行し、状態フラグがオフ(0)であると判断した場合には、S450に移行する。
S445では、周知の文字認識技術を用いて、タッチパネル部11に入力された自筆文字から文字コードを認識し、S470に移行する。例えば、タッチパネル部11にメモ画面60が表示されている場合には、文字入力領域62にペン入力された自筆文字を本文領域64に表示する際に、その自筆文字に対応する文字コードを特定する。
一方、S450では、文字記入画面70における文字記入シート74に入力された自筆文字から文字画像を抽出し、その文字画像を所定の形式にデータ化することで自筆フォントを作成する。そして、第1実施形態と同様に、一つのオリジナルの自筆フォントに対して、自筆文字の特徴が失われない範囲内で加工することにより、複数の手書きフォントを作成する。
そして、続くS460では、S450にて作成した複数の手書きフォントを、文字記入シート74における一つの記入枠78(つまり、指定文字76を表す文字コード)に対応づける作業を、全ての文字コードについて行うことによってフォントリスト5を生成し、その生成したフォントリスト5をメモリ26に登録する。
S470では、例えばメモ画面60における文字入力領域62に入力された自筆文字から文字画像を抽出し、その文字画像を所定の形式にデータ化することで手書きフォントを作成し、S425に戻る。
S470に続くS480では、S470にて作成した手書きフォントを、S445にて手書きアプリケーションの実行中に認識された文字コードに対応づけてメモリ26に記憶することにより、メモリ26内のフォントリスト5を更新する。なお、ここでは、S450の加工によって生成された手書きフォントあるいは古い手書きフォントから優先的に、S470にて新たに生成された手書きフォントに上書きされる。
[発声リスト生成処理]
次に、マイコン25が実行する発声リスト生成処理を、図10に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、本処理は、操作部12を用いたユーザ操作によって、文字発声データを登録するためのコマンドが入力されたとき、又は、他の携帯電話機10から発声リストの送信要求(リスト要求)を、通信部14を介して受信したときに起動する。
まず、本処理が起動すると、S510では、文字発声データを登録するためのコマンド(登録コマンド)が入力されたか否かを判断する。ここで、登録コマンドが入力されたと判断した場合には、S520に移行し、登録コマンドが入力されていないと判断した場合、つまり、他の携帯電話機10から発声リストの送信要求(リスト要求)を、通信部14を介して受信した場合には、S570に移行する。
S520では、1音節からなる各種の単語(音節単語)を順にユーザに発声させるための音声ガイダンスを表すデータを、メモリ26から読み出して、その読み出したデータに基づく音声ガイダンスを、音声出力部18を介して出力する。
続くS530では、S520にて出力中の音声ガイダンスに従ってユーザが発する音声を表す肉声データを、音声入力部16を介して取得し、S540に移行する。
S540では、S530にて取得した肉声データを、音節単語を構成する一ないし複数の文字コードに対応づけて、RAMに一時記憶する。
続くS550では、S540にて一時記憶した個々の肉声データについて、第1実施形態と同様に、ユーザ音声の周波数スペクトルの形状が失われないように、中心周波数(音声周波数)だけが異なる複数種類の文字発声データを作成し、S560に移行する。
S560では、S550にて作成した複数種類の文字発声データを、一つの音節単語に対応づける作業を、全ての音節単語について行うことによって発声リストを生成し、その生成した発声リストを、ユーザIDに対応づけてメモリ26に登録し、本処理を終了する。なお、本第2実施形態では、一つの音節単語を構成する一ないし複数の文字コード毎に、個々の手書きフォントに対応づけて個々の文字発声データをメモリ26に記憶する。
S570では、通信部14を介して受信したリスト要求の送信元に対して、S560にて登録した発声リストを、通信部14を介して送信し、本処理を終了する。なお、メモリ26に発声リストが登録されていない場合には、その旨を表すメッセージ情報を、通信部14を介して送信し、本処理を終了する。
[メール読み上げ処理]
次に、マイコン25が実行するメール読み上げ処理を、図11に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、本処理は、メール処理において、操作部12を用いたユーザ操作によって、受信メールを表示するためのコマンドが入力された場合に起動する。
まず、本処理が起動すると、S310、S315、及び、S320を順に実行する。なお、これらのステップは、第1実施形態と共通するため、説明を省略する。但し、S320にて、読み上げボタンが押下されたと判断した場合には、S610に移行する。
S610では、表示部22に表示中の受信メールの送信元のユーザIDに対応する発声リストが、メモリ26に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には、S640に移行し、記憶されていないと判断した場合には、S620に移行する。
S620では、表示部22に表示中の受信メールの送信元に対して、前述のリスト要求を、通信部14を介して送信する。
続くS630では、その送信元である携帯電話機10から、通信部14を介して、その携帯電話機10のユーザを識別するためのユーザIDとともに、発声リストを受信したか否かを判断する。ここで、発声リストを受信したと判断した場合には、その発声リストを、発声リストとともに受信したユーザIDに対応づけてメモリ26に記憶して(S635)、S640に移行し、発声リストを受信していないと判断した場合には、本ステップ(S630)の再実行によって待機する。
S640では、表示部22に表示中の受信メールの送信元のユーザIDに基づき、受信メールに含まれている手書き文章について、手書きフォントに対応する文字発声データを、メモリ26から順次抽出する。
続くS650では、S640にて抽出された複数の文字発声データからなる文章発声データを生成し、S660に移行する。
S660では、S650にて生成された文章発声データに基づく音声メッセージを、音声出力部18を介して出力し、本処理を終了する。
[第2実施形態の効果]
以上説明したように、メール通信システム1では、携帯電話機10の手書き入力機能によって文字が入力される毎に、携帯電話機10のユーザの手書きによる自筆文字が手書き
フォントとして自動的に登録されるので、スキャナ20やPC30が不要となり、構成を簡略化することができる。
また、メール通信システム1では、携帯電話機10が、ユーザの文字発声データを作成し、発声リストを生成するとともに、他の携帯電話機10からの要求に応じて自身の発声リストを送信し、且つ、他の携帯電話機10からの受信メールについて、その受信メールのユーザIDに対応する発声リストから文章発声データを生成し、音声出力するように構成されている。この構成により、サーバ40が不要となり、構成をより簡略化することができる。
[発明との対応関係]
なお、本第2実施形態において、タッチパネル部11が手書き入力手段の一例、S445の処理を行うマイコン25がコード特定手段の一例、S480の処理を行うマイコン25がフォント登録手段の一例、音声出力部18およびマイコン25が音声出力手段の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明の文章作成装置の一例として、メール通信システム1および携帯電話機10に適用する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、手紙や葉書、各種の文書の出力を目的とするプリントシステム及びPC(又はプリンタ)に適用する態様であってもよいし、PC等にネットワークを介して接続されるサーバであってもよい。なお、PC等の情報端末を複数のユーザによって使用する場合には、ユーザ毎に手書きフォントをPCやサーバ等に登録すればよい。
さらに、上記実施形態のメール通信システム1および携帯電話機10を、文章発声データを作成する文章発声作成システムおよび文章発声作成装置として捉えることもできる。
また、上記実施形態のメール作成処理では、手書き文章中の文字コードに対応する同一種類の手書きフォントが分散されるように、手書きフォントを抽出(表示)しているが、これに限定されるものではなく、例えば、手書き文章中の隣り合う手書きフォントのフォント間隔が一定とならないように(分散されるように)、手書きフォントを表示してもよい。あるいは、手書き文章中の一文において、先頭の手書きフォントが最も大きく(又は太く)なるように、手書きフォントを抽出してもよいし、手書き文章に英単語が含まれていれば、その英単語のうちアクセントが強いアルファベットが最も大きくなる(又は太く)なるように、手書きフォントを抽出してもよい。
1…メール通信システム、3…文字記入シート、5…フォントリスト、7…データベース、10…携帯電話機、11…タッチパネル部、12…操作部、14…通信部、16…音声入力部、18…音声出力部、20…スキャナ、22…表示部、24…制御部、25…マイコン、26…メモリ、28…外部接続部、40…サーバ、50…メール作成画面、52…手書きボタン、54…本文領域、56…選択領域、58…操作キー、60…メモ画面、70…文字記入画面。

Claims (2)

  1. ユーザの操作によって入力される文字を表す文字コードを特定する文字コード特定工程と、
    前記ユーザの手書きによる文字の形態を表すフォントを手書きフォントとし、一つの前記文字コードに対して互いに文字の形態が異なる複数種の手書きフォントが前記文字コード毎に予め記憶された記憶装置から、前記コード特定工程にて特定された文字コードに対応する手書きフォントを抽出する際に、前記コード特定工程にて特定された複数の文字コードからなる文章について、各文字コードに対応する同一種の手書きフォントが少なくとも連続しないように予め規定された抽出手順に従い、前記記憶装置に記憶された複数種の手書きフォントから一つの手書きフォントを抽出するフォント抽出工程と、
    を備え、さらに、
    前記ユーザのタッチ操作を介して該ユーザの手書きによる自筆文字を入力する文字入力手段、及び、前記文字入力手段にて入力された自筆文字を表示するとともに、前記フォント抽出工程にて抽出された手書きフォントを表示する表示手段からなるタッチパネル部を介して、前記自筆文字が入力される毎に、該自筆文字の形態を表すフォントを新たな前記手書きフォントとし、該新たな手書きフォントを、前記コード特定工程にて特定された文字コードに対応づけて、前記記憶装置に登録するフォント登録工程と、
    を備えることを特徴とする手書き文章作成方法。
  2. 請求項1に記載の前記文字コード特定工程前記フォント抽出工程、及び前記フォント登録工程を前記タッチパネル部を有するコンピュータに実行させるためのプログラム。
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