JPH05323938A - 文字パターン発生装置 - Google Patents
文字パターン発生装置Info
- Publication number
- JPH05323938A JPH05323938A JP4133197A JP13319792A JPH05323938A JP H05323938 A JPH05323938 A JP H05323938A JP 4133197 A JP4133197 A JP 4133197A JP 13319792 A JP13319792 A JP 13319792A JP H05323938 A JPH05323938 A JP H05323938A
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- JP
- Japan
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- font
- character
- typeface
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- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、画一的でない人間味のある
文字を発生する文字パターン発生装置を提供することに
ある。 【構成】 本発明の構成は、文字出力処理において、特
定の字体が選択されているとき、その字体の範囲で、自
動的に書体を変化させる手段を持つことを特徴とする。
文字を発生する文字パターン発生装置を提供することに
ある。 【構成】 本発明の構成は、文字出力処理において、特
定の字体が選択されているとき、その字体の範囲で、自
動的に書体を変化させる手段を持つことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乱数に基づいて複数の
書体から一つを選択して使用する文字パターン発生装置
に関する。
書体から一つを選択して使用する文字パターン発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、情報処理技術の著しい発展によ
り、情報記録のための出力装置としてのプリンタも長足
の進歩を遂げている。最近のプリンタは、印刷できる字
体中、明朝体,ゴシック体をはじめとして、筆文字や行
書体,ペン字体等の様々な字体に対応できるようになっ
ている。
り、情報記録のための出力装置としてのプリンタも長足
の進歩を遂げている。最近のプリンタは、印刷できる字
体中、明朝体,ゴシック体をはじめとして、筆文字や行
書体,ペン字体等の様々な字体に対応できるようになっ
ている。
【0003】これらプリンタに利用される文字パターン
発生装置では、各字体に対応して、それぞれ1種類づつ
の書体のフォントを備えることにより、各字体には常に
決められた1種類の文字パターン発生が行われる構成に
なっている。
発生装置では、各字体に対応して、それぞれ1種類づつ
の書体のフォントを備えることにより、各字体には常に
決められた1種類の文字パターン発生が行われる構成に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字パターン発
生装置では、字体と書体とが1対1であるため、例えば
行書体が選択された時には、それに対応して発生される
行書体の文字パターンは当然のことながら1種類だけで
あるが、人が行書体で文字を書いた場合、同じ文字を書
いても、書く場所や時間が異なると、その書体は微妙に
変化する。これは行書体に限らず、ペン字体,草書体,
楷書体,筆文字等でも同じで、一般に人が書くのに使用
する字体の書体は一種類の文字パターンでは忠実な表現
が不可能である。
生装置では、字体と書体とが1対1であるため、例えば
行書体が選択された時には、それに対応して発生される
行書体の文字パターンは当然のことながら1種類だけで
あるが、人が行書体で文字を書いた場合、同じ文字を書
いても、書く場所や時間が異なると、その書体は微妙に
変化する。これは行書体に限らず、ペン字体,草書体,
楷書体,筆文字等でも同じで、一般に人が書くのに使用
する字体の書体は一種類の文字パターンでは忠実な表現
が不可能である。
【0005】すなわち本発明の目的は、画一的な文字パ
ターン発生しかできない従来の文字パターン発生装置に
鑑み、画一的でない人間味のある文字を発生する文字パ
ターン発生装置を提供することにある。
ターン発生しかできない従来の文字パターン発生装置に
鑑み、画一的でない人間味のある文字を発生する文字パ
ターン発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字出力処理
において、特定の字体が選択されているとき、その字体
の範囲で、自動的に書体を変化させる手段を持つことを
特徴とする文字パターン発生装置にあり、具体的には、
複数の書体の文字パターンを保持するフォント保持手段
と、乱数発生手段とを備え、該乱数発生手段にて得られ
る乱数に基づいて、前記フォント保持手段内の特定の書
体の文字パターンを選択して、フォントを生成する手段
を備える。
において、特定の字体が選択されているとき、その字体
の範囲で、自動的に書体を変化させる手段を持つことを
特徴とする文字パターン発生装置にあり、具体的には、
複数の書体の文字パターンを保持するフォント保持手段
と、乱数発生手段とを備え、該乱数発生手段にて得られ
る乱数に基づいて、前記フォント保持手段内の特定の書
体の文字パターンを選択して、フォントを生成する手段
を備える。
【0007】
【作用】このため、得られる乱数に基づいて、フォント
保持手段内の特定の書体フォントを選択して文字パター
ンを生成する文字パターン発生装置として作用する。以
降、添付図面を利用して、本発明による一実施例の説明
を行う。
保持手段内の特定の書体フォントを選択して文字パター
ンを生成する文字パターン発生装置として作用する。以
降、添付図面を利用して、本発明による一実施例の説明
を行う。
【0008】
【実施例】図1は本発明の構成を示すブロック図であ
り、図2は図1のFONT部4の詳細を示す概念図、図
3は実施例の文字パターン発生装置の動作を説明するた
めのフローチャートであり、この処理の制御プログラム
はROM2に格納され、CPU1の制御のもと行われ
る。図1に於いて、1は文字パターン発生装置の主要部
の制御を行なうCPUであり、2はCPU1の制御プロ
グラムを記憶するROMである。3はCPU1がROM
2内に格納されたプログラムによって動作を行なう時に
利用する一時記憶用のRAMである。4は、発生する文
字パターンを記憶するためのフォントメモリで、FON
T部と称する。5はプリンタ、6はキーボード(KB
D)、7は表示部であるCRT、8は大容量記憶を行な
うディスク記憶装置(DISK)である。 図2は図1
のFONT部4の詳細を説明するためのもので、9〜1
4はFONT部4内部に格納されている字体(文字パタ
ーン)の様子を示している。9は明朝体、10はゴシッ
ク体、11は楷書体、12〜14は行書体にそれぞれ対
応している。本実施例では、行書体について本発明を適
用した場合の説明を行なうため、行書体は12の行書体
A、13の行書体B、14の行書体Cの3種類の文字パ
ターンに細分化されて格納されている。
り、図2は図1のFONT部4の詳細を示す概念図、図
3は実施例の文字パターン発生装置の動作を説明するた
めのフローチャートであり、この処理の制御プログラム
はROM2に格納され、CPU1の制御のもと行われ
る。図1に於いて、1は文字パターン発生装置の主要部
の制御を行なうCPUであり、2はCPU1の制御プロ
グラムを記憶するROMである。3はCPU1がROM
2内に格納されたプログラムによって動作を行なう時に
利用する一時記憶用のRAMである。4は、発生する文
字パターンを記憶するためのフォントメモリで、FON
T部と称する。5はプリンタ、6はキーボード(KB
D)、7は表示部であるCRT、8は大容量記憶を行な
うディスク記憶装置(DISK)である。 図2は図1
のFONT部4の詳細を説明するためのもので、9〜1
4はFONT部4内部に格納されている字体(文字パタ
ーン)の様子を示している。9は明朝体、10はゴシッ
ク体、11は楷書体、12〜14は行書体にそれぞれ対
応している。本実施例では、行書体について本発明を適
用した場合の説明を行なうため、行書体は12の行書体
A、13の行書体B、14の行書体Cの3種類の文字パ
ターンに細分化されて格納されている。
【0009】KBD6によって入力された文字は、RO
M2内部に格納されているプログラムに従って、RAM
3を利用してCPU1によって文書処理される。出来上
がった文書は必要に応じてプリンタ5やCRT7に出力
される。また、DISK8へ格納されたりもする。文書
がプリンタ5に出力される際には、所要の文字パターン
をその都度、FONT部4から得て印刷が実行される。
M2内部に格納されているプログラムに従って、RAM
3を利用してCPU1によって文書処理される。出来上
がった文書は必要に応じてプリンタ5やCRT7に出力
される。また、DISK8へ格納されたりもする。文書
がプリンタ5に出力される際には、所要の文字パターン
をその都度、FONT部4から得て印刷が実行される。
【0010】以下、文字パターンをプリンタ5に出力す
るときの実施例の基本的な動作を図3を中心にして説明
する。まず、ステップS15で、プリンタ5への出力文
字の字体が行書体かどうかが調べられる。行書体でない
場合にはS24に進み、他の字体の出力処理が成される
が、行書体であった場合にはS16に処理が移行する。
ステップS16では、書体の変化が指示されているかど
うかが検査され、されていない場合はS19に進んで行
書体Aの文字パターンが選択される。一方、書体の変化
が指示されている時には、次のステップS17に移行す
る。S17では、不図示の乱数発生手段(例えば、CP
U1がROM2内部の乱数発生プログラムに従って所定
のアルゴリズムによって乱数を発生する)によって得ら
れる乱数を3で除して、その余りを利用して文字パター
ンの変化を決定する。即ち、S18〜S22によって剰
余が0の時には行書体Aが、余剰が1の時には行書体B
が、そして剰余が2の時には行書体Cが選択されるよう
になっている。
るときの実施例の基本的な動作を図3を中心にして説明
する。まず、ステップS15で、プリンタ5への出力文
字の字体が行書体かどうかが調べられる。行書体でない
場合にはS24に進み、他の字体の出力処理が成される
が、行書体であった場合にはS16に処理が移行する。
ステップS16では、書体の変化が指示されているかど
うかが検査され、されていない場合はS19に進んで行
書体Aの文字パターンが選択される。一方、書体の変化
が指示されている時には、次のステップS17に移行す
る。S17では、不図示の乱数発生手段(例えば、CP
U1がROM2内部の乱数発生プログラムに従って所定
のアルゴリズムによって乱数を発生する)によって得ら
れる乱数を3で除して、その余りを利用して文字パター
ンの変化を決定する。即ち、S18〜S22によって剰
余が0の時には行書体Aが、余剰が1の時には行書体B
が、そして剰余が2の時には行書体Cが選択されるよう
になっている。
【0011】この様にして、選ばれた文字パターンがス
テップS23によりプリンタ5に出力されることによ
り、プリンタ5では行書体の出力に於いて、3種類の書
体の異なる印刷がランダムに印刷されることになる。
テップS23によりプリンタ5に出力されることによ
り、プリンタ5では行書体の出力に於いて、3種類の書
体の異なる印刷がランダムに印刷されることになる。
【0012】
【他の実施例】前述の実施例では書体の変化を行なう字
体の例として行書体の場合についてだけ示したが、これ
はその他の字体でも全く同様に実施できることは明らか
で、例えば、ペン字体,草書体,楷書体,筆文字等に適
用すれば好適である。また、書体の変化も行書体A,
B,Cの3種類として説明したが、本発明の主旨からし
て、この変化数がこれに限定されるものでない事は明ら
かで、もっと多くとも、またもっと少なくとも良い。
体の例として行書体の場合についてだけ示したが、これ
はその他の字体でも全く同様に実施できることは明らか
で、例えば、ペン字体,草書体,楷書体,筆文字等に適
用すれば好適である。また、書体の変化も行書体A,
B,Cの3種類として説明したが、本発明の主旨からし
て、この変化数がこれに限定されるものでない事は明ら
かで、もっと多くとも、またもっと少なくとも良い。
【0013】さらにまた、本実施例では行書体の全ての
文字についてA,B,Cの異なる文字パターンを備えて
いる例の説明を行なったが、その一部だけを異なる文字
パターンとしても良い。つまり、出現頻度の高い文字に
限定してそれぞれ異なる文字パターンを準備し、他は共
通にして使うようにしておけば、メモリ容量の節約が可
能になる。
文字についてA,B,Cの異なる文字パターンを備えて
いる例の説明を行なったが、その一部だけを異なる文字
パターンとしても良い。つまり、出現頻度の高い文字に
限定してそれぞれ異なる文字パターンを準備し、他は共
通にして使うようにしておけば、メモリ容量の節約が可
能になる。
【0014】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、手書き文字風の字
体で印刷を行なうような場合、従来では一字体で一書体
の文字パターンしか準備されておらず、従って画一的で
機械的な印象の強い印刷結果しか得られなかったが、本
発明によれば、複数書体の文字パターンを備え、しかも
乱数を利用してランダムに異なるパターンの文字を印刷
できるようになるので、印刷結果は異和感のない、人間
味のあるものとなり、より手書き文字に近い印刷を得る
ことが可能になる。
体で印刷を行なうような場合、従来では一字体で一書体
の文字パターンしか準備されておらず、従って画一的で
機械的な印象の強い印刷結果しか得られなかったが、本
発明によれば、複数書体の文字パターンを備え、しかも
乱数を利用してランダムに異なるパターンの文字を印刷
できるようになるので、印刷結果は異和感のない、人間
味のあるものとなり、より手書き文字に近い印刷を得る
ことが可能になる。
【図1】本発明の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】FONT部の詳細を示す概念図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…FONT
部、5…プリンタ、12…行書体A、13…行書体B、
14…行書体C
部、5…プリンタ、12…行書体A、13…行書体B、
14…行書体C
Claims (2)
- 【請求項1】 文字出力処理において、特定の字体が選
択されているとき、その字体の範囲で、自動的に書体を
変化させる手段を持つことを特徴とする文字パターン発
生装置。 - 【請求項2】 複数の書体の文字パターンを保持するフ
ォント保持手段と、乱数発生手段とを備え、該乱数発生
手段にて得られる乱数に基づいて、前記フォント保持手
段内の特定の書体の文字パターンを選択して、フォント
を生成することを特徴とする文字パターン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133197A JPH05323938A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 文字パターン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133197A JPH05323938A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 文字パターン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323938A true JPH05323938A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15098991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4133197A Pending JPH05323938A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 文字パターン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05323938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886098B1 (ja) * | 2011-07-29 | 2012-02-29 | 義一 中村 | 可搬型情報端末装置 |
JP4971528B1 (ja) * | 2012-01-05 | 2012-07-11 | 義一 中村 | 手書き文章作成方法、及び、プログラム |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133197A patent/JPH05323938A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886098B1 (ja) * | 2011-07-29 | 2012-02-29 | 義一 中村 | 可搬型情報端末装置 |
WO2013018166A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Nakamura Yoshikazu | 文章作成装置 |
JP4971528B1 (ja) * | 2012-01-05 | 2012-07-11 | 義一 中村 | 手書き文章作成方法、及び、プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020422 |