JP2009271800A - 文字表示装置 - Google Patents

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弘幸 中岡
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Abstract

【課題】従来、表示画面領域の狭小な携帯端末などにおいて、長文のメールなどを入力しようとした場合、内蔵のデバイスでは利便性が欠けるため、外付のキーボードなどの入力手段を用いる場合があった。しかし、このような場合に表示画面の小ささ故に、表示される文字も小さいため、文字を視認しづらく、文字入力において利便性が欠けるという課題が生じた。
【解決手段】以上の課題解決のため、本発明は使用する入力手段に応じて適切な文字表示を行う制御が可能な文字表示装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末の入力デバイスや、入力方式に応じて、最適な文字表示を行う画面表示制御技術に関する。
昨今のネットワークコミュニケーションサービスの高度化により、携帯電話やPDA等の携帯端末においてもメールなどの長い文章を入力する機会が増えてきている。一般的に、携帯端末の入力デバイスは、本体が小型であるために、入力キーが小さかったり、キーの種類が制限されていたりして、長文を入力するには適さない。
そこで特許文献1および特許文献2では、以下のような技術が開示されている。該技術では、携帯端末でよく使用されている、タッチペンなどにより入力するソフトウエアキーボードにおいて、入力の利便性を確保するものである。まず、利用者の入力に応じて、頻繁に利用される単語を記憶する。これにより利用者が入力する単語を予測することで、キーボードで次に入力する文字を予測し、画面に表示されたキーボードの文字を拡大する機能を有する。これにより、利用者は誤入力の少ない効率的な文字の入力が可能である。
特開平8−221169号公報 特開2007−280153号公報
特許文献3には、入力操作時において、利用者のキーを押下する圧力と速度に応じて、入力された文字を拡大するといった技術が開示されている。これによりゲーム装置などで、利用者の焦りなどの心理状態を検出して、それに応じた表示や動作をさせることが可能である。
特開2005−173931号公報
また、長文を入力する場合には、本体の入力デバイスとは別に、外付のキーボード等を接続するのも有効である。非特許文献1には近距離無線通信やケーブルを使用して携帯端末にキーボードを接続が可能な端末について述べられている。
ソフトバンクモバイル株式会社 SoftBank 705NK 取扱説明書
しかし、上記従来の技術には以下のような課題がある。つまり、特許文献1および2で開示されている技術では、端末を利用した入力では効果があるものの、ソフトウエアキーボードを画面に表示することで、文字表示の領域が狭小になってしまうという問題が生じる。また、操作対象のキーを大きく表示することで、入力操作自体は効率化するものの、入力された文字については、従来と同じ大きさで表示されるので、装置が小型化するに従って、長文の表示ができなくなる。このため、メールなどの比較的長い文章を入力すると、入力された文章の全体が見渡せず、利便性に欠けるという問題が生じる。
すると上記技術では、小型の端末において入力された文章を高い一覧性で視認することができる表示装置の実現という課題が生じる。
上記の課題を解決するために、非特許文献1のようにキーボード等の入力デバイスを接続し、これを用いて文章を入力するという解決方法が存在する。しかし、当該方法によると、端末本体の入力デバイスを操作する場合よりも、利用者と携帯端末との間の距離が遠くなる。図16は、外付のキーボードを利用する場合と、直接端末を操作する場合との端末とキーボードとの距離を示すための図である。この図16(1)にあるように、端末とキーボードを机などに置いて使用すると、利用者と携帯端末との間の距離(1601)が、個人差はあるが60〜80cm程度となる。これに対して、図16(2)のように直接端末を操作する姿勢をとると、利用者と端末間の距離(1602)は30cm程度である。このように、外部キーボードなどを使用して入力を行うと、携帯端末が備える小型の画面では、端末と利用者の距離が離れすぎるため、端末本体を所持して操作することを念頭に置いて設定された既定の文字の大きさでは文字の視認がしにくく入力の利便性が低下するという問題が生じる。
この問題に対しては、端末に表示される文字のフォントサイズの設定を手動で変更することで、表示される文字を大きくすることが可能であるが、入力デバイスが変わるたびに文字のサイズを変更しなければならず、利便性に欠けるという課題が生じる。
以上の課題を解決するために、本発明は以下のような文字表示装置を提供する。第一に、使用される入力手段などにより変化する利用者と表示画面間の視距離を考慮して、フォントサイズなどの文字表示を制御する処理を行うことの可能な文字表示装置を提供する。具体的には、文字入力手段から入力文字信号を取得するインターフェイス部と、入力文字信号に応じた文字画面を生成する文字画面生成部と、インターフェイス部を介して文字入力手段を識別するIDを取得するID取得部と、取得したIDに応じて文字画面生成部を制御する制御部と、を有する端末装置である。
第二は、上記第一の文字表示装置を基本として、ワイヤレスキーボードなどの外付の文字入力手段による入力を受け付けた場合には、相対的にフォントサイズなどの文字表示を拡大して表示させる処理が可能な文字表示装置を提供する。具体的には、制御部が、ID取得部が外付の文字入力手段のIDを取得した場合には、ID取得部が内蔵の文字入力手段のIDを取得した場合よりも相対的に大きい文字サイズの文字画面を生成するように文字画面生成部を制御するための拡大制御手段を有する端末装置である。
第三は、上記第一や第二の文字表示装置を基本として、文字の入力中に、使用する入力手段が変わると、これに応じて、フォントサイズなどの文字表示を制御することが可能な文字表示装置を提供する。例えば文字の入力中に、使用する入力手段が、携帯電話に接続された外付キーボードから本体が備えるキーパッドへ変わると、フォントサイズを縮小するような処理が可能である。具体的には、ID取得部は、インターフェイス部を介して入力文字信号を取得している文字入力手段のIDを取得する稼働中ID取得手段を有する端末装置である。
第四は、上記第一ないし第三の文字表示装置を基本として、文字入力手段の変更をタッチセンサーで検出し、これに応じて文字表示を制御することが可能な文字表示装置を提供する。具体的には、入力手段に指が触れていることをセンシングする指タッチセンサー部を有し、ID取得部は、指タッチセンサー部で指タッチがセンシングされた入力手段のIDを取得するセンシングID取得手段を有する端末装置である。
以上のような構成をとる第一の本発明によって、使用する文字入力手段に応じて文字表示を制御することが可能である。これにより、使用する文字入力手段が変更された結果、利用者と画面間の視距離が変化しても、これを考慮に入れたフォントの種類やフォントサイズで文字を画面表示することが可能となる。従って、利用者は使用する入力手段に適した大きさで入力タスクを遂行することが可能であり、入力エラーの低減や、入力速度の向上などの効果をもたらす。また、携帯端末などにおいては、本体のキーパッドなどを操作している際、すなわち視距離が短い場合には相対的に小さな文字で表示することで、画面中に多くの情報を表示することが可能であり、狭小な画面を有効に活用することが可能である。
第二の本発明によって、外付型のキーボードなどを接続した場合に、これを検知して文字を拡大表示することで、外付型の入力手段を使用した場合の視距離に適した文字の大きさで画面表示をすることが可能となる。第三の本発明によって、稼働中の文字入力手段を検知することで、文字入力中に使用する文字入力手段を変更しても、適切な文字表示をすることが可能である。第四の本発明によって、文字入力に使用している入力手段をタッチセンサーで検出することが可能である。これにより、例えば、携帯端末に外付のキーボードを使用して文字入力を行っている際に、携帯端末本体のみに付属する特殊キーなどを使用する場合に迅速に携帯端末に適切な文字表示に変更可能である。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は、主に請求項1および請求項5について説明する。また、実施例2は、主に請求項2、及び請求項6について説明する。また、実施例3は、主に請求項3、及び請求項7について説明する。実施例4は、主に請求項4、および請求項8について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1(A)、(B)は、本発明の文字表示装置における表示画面の概念図であり、本実施例の文字表示装置による処理の一例を説明するための図である。図1(A)(1)は、携帯端末において文字を通常の大きさで表示した場合の画面表示である。図1(A)(2)は携帯端末に外付のキーボードを装着した際に図1(A)(2)から切り替えて表示される画面である。外付キーボードを使用した際には、利用者と画面間の視距離が遠くなるので、文字入力がしづらくなる。図1(A)(2)に示すように、文字を拡大表示することにより文字入力時の利便性を確保することが可能である。
また、図1(B)(1)では、文字の大きさは変化させることなく、文字フォントをより太字のものに変更する処理を行った画面表示の例である。これにより、図1(A)(2)と同様に、使用する入力装置が変化して利用者と画面間の視距離が拡大しても視認性を確保することが可能である。
さらに、図1(B)(2)では、かな漢字変換処理を行う際の変換候補部分のみを拡大して表示する処理を行っている。このように、利用者が現在入力している部分のみを拡大して処理を行うことで、入力時の利便性を確保しつつ、入力された文字の表示数、つまり一画面で表示可能な情報量を減らすことなく文字表示処理を行うことが可能である。
<機能的構成>
図2は、本実施例の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(0200)は、「インターフェイス部」(0201)と、「ID取得部」(0202)と、「制御部」(0203)と、「文字画面生成部」(0204)とを有する。
なお、以下に記載する映像処理装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記録媒体(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェイスなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェイスを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「インターフェイス部」(0201)は、文字入力手段が出力する入力文字信号を取得する機能を有する。「文字入力手段」とは、文字を入力するためのキーコードを発生することができる装置のことである。たとえば、キーボードやマウス、キーパッド、タッチスクリーン、音声認識による入力等が該当する。文字入力手段で入力されたキーコードは、有線または無線の媒体を介して、「インターフェイス部」(0201)において取得される。
「入力文字信号」とは、文字入力手段において入力されたキーを特定するキースキャンコードなどのキーコード等から抽出された、文字コードのことを指す。例えば、キーボードでローマ字入力により「桜」と入力した場合には、「s,a,k,u,r,a」各文字に該当するキースキャンコードと、かな漢字変換プログラムを制御して、変換候補から「桜」という漢字を選択し確定する所定のキーコードをキースキャンコードとして受け取り、出力として、「桜」に該当する文字コード(シフトJISコードであれば8DF07)を後述する「文字画面生成部」(0204)に対して出力する。
「ID取得部」(0202)は、「インターフェイス部」(0201)を介して文字入力手段を識別するIDを取得する機能を有する。具体的には、「インターフェイス部」(0201)に対して文字入力手段が出力する入力文字信号により、どの文字入力手段より入力文字信号が出力されたかの識別を行い、IDとして取得する機能を有する。なお、「ID」は文字入力手段それぞれに付される。識別されたID情報は、後述する「制御部」(0203)に対し出力される。識別の方法は、例えば接続されるポートや、Bluetooth(登録商標)などをはじめとする近距離無線において使用するプロファイル情報や、デバイスを認識する際にデバイスドライバによって与えられる情報などにより行うことが挙げられる。
また、文字入力手段の識別は入力モードにより行うことも可能である。例えば携帯電話にキーボードを接続した場合に、携帯電話本体のキーパッドではマルチタップによる入力、一方、キーボードではローマ字かな入力が行われる場合があるとする。すると、入力モードの状態により、文字入力手段がキーパッドによるものなのか、キーボードによるものなのか識別することが可能である。
「制御部」(0203)は、取得したIDに応じて文字画面生成部を制御する機能を有する。具体的には、あらかじめ本部内に文字入力手段を識別するIDに応じた文字制御情報を蓄積し、「ID取得部」(0202)により入力を受けたIDに応じた文字制御情報を「文字画面生成部」(0204)に対して出力する機能を有する。例えば、「外付キーボード」を示すIDの入力を受けると、「フォントサイズを相対的に二段階拡大」という制御情報を「文字画面生成部」(0204)に対して出力するといった具合である。
文字制御情報は、上記に述べたもののほか次のようなものが考えられる。例えば、「文字色を変更する」といったものや、「1行あたりの文字数を変更する」といったものや、「1画面あたりの行数を変更する」といったものや、「文字を点滅させる」などが考えられる。また、文字サイズの変更などで文字画面が1画面に収まりきらない場合には「横スクロール画面に切り替える」といった制御も考えられる。さらに、現在使用していない「他の表示装置に文字画面の出力を切り替える」といったものや、文字画面を「音声」や「印刷」の形で出力するといった制御も考えられる。
「文字画面生成部」(0204)は、入力文字信号に応じた文字画面を生成する機能を有する。「文字画面」とは、文字列が表示された画面のことを指す。画面に表示された文字は、文字コード、フォントの種類、フォントサイズなどの属性を各文字が有する。具体的には、「インターフェイス部」(0201)より入力文字信号を、「制御部」(0203)より制御情報を受け取り、入力された文字を制御情報に応じて変換し、映像情報として出力する機能を有する。
上記本実施例の文字表示装置は、文字入力手段を識別するIDを取得し、文字画面生成部に対して制御を行うことを特徴とする。これにより、使用される文字入力手段に応じて、文字の大きさやフォントの種類などを制御することが可能であり、使用する文字入力手段に適合した文字で入力処理を遂行することが可能である。
<処理の流れ>
図3は、本実施例の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、文字入力手段から入力文字信号を取得する(ステップS0301)。次に文字入力手段を識別するIDを取得する(ステップS0302)。取得したIDに応じて文字画面生成を制御する(ステップS0303)。次いで、ステップS0303の制御に従って、入力文字信号に応じた文字画面を生成する(ステップS0304)。
<ハードウェア的構成>
図4は、上記機能的な各構成要件を携帯電話のハードウェアとして実現した際の、文字表示装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して文字表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、文字表示装置は、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(0401)と、不揮発性を有する記憶媒体である「ROM」(0402)と、揮発性を有する記憶媒体である「RAM」(0403)とを有している。
通信関連では、通信制御を司るベースバンドチップ等の「通信制御部」(0404)と、アンテナ(0406)を有する「携帯電話回線無線部」(0405)と、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信無線を行う「近距離無線通信部」(0407)を有している。
ヒューマンインターフェース関連では、「ワイヤレスキーボード」(0408)と、「キーパッド」(0409)と、「マイク」(0410)と、「スピーカ」(0411)と、「LCD(液晶ディスプレイ)」(0412)とを有している。「ワイヤレスキーボード」(0408)は「近距離無線通信部」(0407)に接続されており、「キーパッド」(0409)は、「アナログI/F」(0413)を介して「システムバス」(0416)に接続されている。また、「マイク」(0410)と、「スピーカ」(0411)は「アナログI/F」(0413)と、DSP(Digital Signal Processor)等が含まれる「音声処理部」(0414)とを介して「システムバス」(0416)に接続されている。「LCD」(0412)は、VRAMやディスプレイドライバ等が含まれる「画面表示制御部」(0415)を介して「システムバス」(0416)に接続されている。これら「システムバス」(0416)に接続されたハードウェア構成部は相互に接続され、情報の送受信や処理を行うことが可能である。
「RAM」(0403)は、各種処理を行うプログラムを「CPU」(0401)に実行させるために読み出すと同時にそのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「RAM」(0403)や「ROM」(0402)にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、「CPU」(0401)で実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。
初期状態において、「ROM」(0402)上には、入力デバイスからキースキャンコードを受け取って文字コードをアプリケーションプログラムに渡す機能を持つキーサーバプログラムと、文字の入力表示を伴う処理を行うアプリケーションプログラムが蓄積されており、必要に応じて「CPU」(0401)において実行される。「RAM」(0403)上には入力文字列の文字コードを格納する変数Lと、文字入力手段識別IDを保管する変数Iと、文字入力手段識別IDと文字制御情報を対応づけて所持する制御テーブルTと、文字画面のパラメータを格納する変数Sの領域が確保されている。
ここで文字入力手段として、「ワイヤレスキーボード」(0408)が接続され、文字が入力されると、「CPU」(0401)において実行されているキーサーバプログラムが、キースキャンコードを受け取り、これを文字コードに変換して変数Lへ格納する。同時に、キーサーバプログラムは、「ワイヤレスキーボード」の識別IDである「i(w)」をIに代入する。すると、キーサーバプログラムは、制御テーブルT内を走査して、Iの値であるi(w)を検索して、これに対応する制御情報を抽出する。制御情報には、例えば「文字を太字にする」、「文字の大きさを相対的に4ポイント拡大する」、「所定の機能モジュールを起動する」などの命令が記述されている。ここで、i(w)に対する制御情報に「文字を太字にする」という命令が記述されていたとすると、キーサーバプログラムは、「RAM」(0403)上のS内のボールドという属性の値に対して、デフォルト値が0(ボールドでない)であれば1(ボールドである)へ値を更新する。「CPU」(0401)上で実行されているアプリケーションプログラムは、「RAM」(0403)上のLの値とSの値を読み取り、文字画面を生成する。これを「画面表示制御部」(0415)に転送し、文字画面表示として「LCD」(0412)に表示する。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の文字表示装置によって、文字入力手段を識別するIDを取得し、表示される文字の大きさやフォントの種類等を制御する処理を実行することができる。これにより、使用する文字入力手段に基づいて変化する利用者と表示画面との距離に適合した文字の大きさや種類により、利便性の高い文字入力を行うことが可能となる。
≪実施例2≫
<概要>
図5は、本実施例の文字表示装置における処理について説明するための概念図である。図5(1)は本体内蔵のキーパッドを使用した場合における表示の一例であり、図5(2)は外付のキーボードを接続した場合の表示の一例である。これらの図が示すように、外付のキーボードを使用した場合には、利用者と表示画面との間の視距離(0501)が本体内蔵のキーパッドを使用した場合の視距離(0502)に比べ、大きくなる。このため、キーパッドを使用する場合と同じ文字の大きさでは入力する文字が視認しづらくなる。本実施例の文字表示装置では、外付の文字入力手段を使用する場合には図5(2)が示すように、文字サイズを相対的に拡大して利用者の視認性を確保する処理が可能である。
<機能的構成>
図6は、本実施例の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(0600)は、実施例1を基本として「インターフェイス部」(0601)と、「ID取得部」(0602)と、「制御部」(0603)と、「文字画面生成部」(0604)を有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして、本実施例の文字表示装置の特徴点は、「制御部」(0603)が「拡大制御手段」(0605)を有する点である。
「拡大制御手段」(0605)は、「ID取得部」(0602)が外付の文字入力手段のIDを取得した場合には、ID取得部が内蔵の文字入力手段のIDを取得した場合よりも相対的に大きい文字サイズの文字画面を生成するように「文字画面生成部」(0604)を制御する機能を有する。「外付の文字入力手段」とは文字表示装置を有する機器が具備する「内蔵の文字入力手段」以外の文字入力手段を指す。当手段は、「ID取得部」(0602)において取得された入力手段を識別するID情報を受け取り、ID情報により外付の文字入力手段であるか否かを判断し、当該IDに応じて文字の大きさを拡大するような制御情報を「文字画面生成部」(0604)に対して出力する。
<処理の流れ>
図7は、本実施例の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、文字入力手段から入力文字信号を取得する(ステップS0701)。次に文字入力手段を識別するIDを取得する(ステップS0702)。次に、取得したIDが外付の文字入力手段か否かの判断を行う(ステップS0703)。外付の文字入力手段であった場合には、相対的に文字サイズを拡大するように文字画面生成を制御する(ステップS0704)。その後、取得したIDに応じて文字画面生成を制御する(ステップS0705)。次いで、ステップS0705の制御に従って、入力文字信号に応じた文字画面を生成する(ステップS0706)。
<ハードウェア構成>
図8は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、文字表示装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して文字表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、本実施例の文字表示装置は実施例1と同様に、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(0801)と、不揮発性を有する記憶媒体である「ROM」(0802)と、揮発性を有する記憶媒体である「RAM」(0803)とを有している。
通信関連では、通信制御を司るベースバンドチップ等の「通信制御部」(0804)と、アンテナ(0806)を有する「携帯電話回線無線部」(0805)と、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信無線を行う「近距離無線通信部」(0807)を有している。
ヒューマンインターフェース関連では、「ワイヤレスキーボード」(0808)と、「キーパッド」(0809)と、「マイク」(0810)と、「スピーカ」(0811)と、「LCD(液晶ディスプレイ)」(0812)とを有している。「ワイヤレスキーボード」(0808)は「近距離無線通信部」(0807)に接続されており、「キーパッド」(0809)は、「アナログI/F」(0813)を介して「システムバス」(0816)に接続されている。また、「マイク」(0808)と、「スピーカ」は「アナログI/F」(0813)と、DSP(Digital Signal Processor)等が含まれる「音声処理部」(0814)とを介して「システムバス」(0816)に接続されている。「LCD」(0812)は、VRAMやディスプレイドライバ等が含まれる「画面表示制御部」(0815)を介して「システムバス」(0816)に接続されている。「システムバス」(0816)に接続されたハードウェア構成部は相互に接続され、情報の送受信や処理を行うことが可能である。
ここで実施例1に示したような処理により、キーサーバプログラムが、外付の文字入力手段である「ワイヤレスキーボード」(0808)よりキースキャンコードを受け取り、これを文字コードに変換して変数Lへ格納する。同時に、キーサーバプログラムは、「ワイヤレスキーボード」の識別IDである「i(w)」をIに代入する。すると、キーサーバプログラムは、制御テーブルT内を走査して、Iの値であるi(w)を検索して、これに対応する制御情報を抽出する。制御情報には、「文字の大きさを相対的に4ポイント拡大する」などの命令が記述されている。キーサーバプログラムは、「RAM」(0803)上のS内の文字サイズという属性に対して、デフォルト値が12ポイントであれば16ポイントへ値を更新する。「CPU」(0801)上で実行されているアプリケーションプログラムは、「RAM」(0803)上のLの値とSの値を読み取り、文字画面を生成する。これを「画面表示制御部」(0815)に転送し、文字表示として「LCD」(0812)に表示する。
<効果の簡単な説明>
このようにして、外付の文字入力手段の場合には、文字サイズを拡大するように文字画面生成を制御することにより、内蔵の文字入力手段を使用する場合に比べ画面と利用者の距離が大きくなる事に起因する文字の視認しづらさを解消することができる。このため、文字入力時の利便性が向上する。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例の文字表示装置は、上記実施例を基本として、稼働中の文字入力手段の識別IDを取得することを特徴とする。これにより、文字入力中に使用する文字入力手段が変更されても、これに応じて文字画面表示を制御することができる。従って、使用されている文字入力手段に基づく視距離に適合した文字表示処理を行うことができる。
<機能的構成>
図9は、本実施例の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(0900)は、この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(0900)は、実施例1を基本として「インターフェイス部」(0901)と、「ID取得部」(0902)と、「制御部」(0903)と、「文字画面生成部」(0904)を有する。また、「制御部」(0903)は、実施例2で述べた「拡大制御手段」(0905)を有していてもよい。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして、本実施例の文字表示装置の特徴点は、「ID取得部」(0902)が「稼働中ID取得手段」(0906)を有する点である。
「稼働中ID取得手段」(0906)は、インターフェイス部を介して入力文字信号を取得している文字入力手段のIDを取得する機能を有する。「稼働中ID」とは使用されている文字入力手段を示す識別IDである。具体的には、本手段はインターフェイス部が取得する入力文字信号により、どの文字入力手段が使用されているかをリアルタイムに取得する機能を有する。使用されている文字入力手段を常に監視し、変更が生じたら即時に識別ID情報を制御部に対して出力を行う。
<処理の流れ>
図10は、本実施例の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、文字入力手段から入力文字信号を取得する(ステップS1001)。次に、文字入力手段を識別するIDを取得する(ステップS1002)。IDを取得すると、稼働中の文字入力手段が変更されたか否かを取得されたIDが変更されたか否かで判断する(ステップS1003)。IDが変更されたと判断された場合には、取得したIDに応じて文字画面生成を制御する(ステップS1004)。IDが変更されていないと判断された場合には既定の設定による制御のまま、次のステップ(ステップS1005)の処理を行う。次のステップでは、入力文字信号に応じた文字画面を生成する(ステップS1005)。最後に、文字入力が終了したか否かを判断し(ステップS1006)、終了であると判断すると処理は完了し、終了でないと判断した場合には、最初の処理(ステップS1001)に戻る。
<ハードウェア構成>
図11は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、文字表示装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して文字表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、文字表示装置は、実施例1と同様に、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1101)と、不揮発性を有する記憶媒体である「ROM」(1102)と、揮発性を有する記憶媒体である「RAM」(1103)とを有している。
通信関連では、通信制御を司るベースバンドチップ等の「通信制御部」(1104)と、アンテナ(1106)を有する「携帯電話回線無線部」(1105)と、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信無線を行う「近距離無線通信部」(1107)を有している。
ヒューマンインターフェース関連では、「ワイヤレスキーボード」(1108)と、「キーパッド」(1109)と、「マイク」(1110)と、「スピーカ」(1111)と、「LCD(液晶ディスプレイ)」(1112)とを有している。「ワイヤレスキーボード」(1108)は「近距離無線通信部」(1107)に接続されており、「キーパッド」(1109)は、「アナログI/F」(1113)を介して「システムバス」(1116)に接続されている。また、「マイク」(1110)と、「スピーカ」(1111)は「アナログI/F」(1113)と、DSP(Digital Signal Processor)等が含まれる「音声処理部」(1114)とを介して「システムバス」(1116)に接続されている。「LCD」(1112)は、VRAMやディスプレイドライバ等が含まれる「画面表示制御部」(1115)を介して「システムバス」(1116)に接続されている。「システムバス」(1116)に接続されたハードウェア構成部は相互に接続され、情報の送受信や処理を行うことが可能である。
ここで、当初「ワイヤレスキーボード」(1108)を使用して文字を入力していたとすると、実施例1に示したような処理により、ワイヤレスキーボードという文字入力手段に応じた、文字画面の表示がされている。このとき、利用者が本体の「キーパッド」(1109)を使用して文字を入力したとすると、キーサーバプログラムが、当初「ワイヤレスキーボード」(1108)より受け取っていた、キースキャンコードを「キーパッド」(1109)から受け取るようになる。すると、これを文字コードに変換して変数Lへ格納すると同時に、キーサーバプログラムは、「キーパッド」の識別IDである「i(p)」をIに代入する。すると、キーサーバプログラムは、Iの値が変化したのを検出する。そして、制御テーブルT内を走査して、Iの値であるi(p)を検索して、これに対応する制御情報を抽出する。ここで、制御情報には、「文字の大きさをデフォルト値に戻す」などの命令が記述されているとする。そうすると、キーサーバプログラムは、「RAM」(1103)上のS内の文字サイズという属性に対して、デフォルト値の値を上書きして更新する。「CPU」(1101)上で実行されているアプリケーションプログラムは、再度「RAM」(1103)上のLの値とSの値を読み取り、文字画面を生成する。これを「画面表示制御部」(1115)に転送し、文字画面表示として「LCD」(1112)に表示する。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の文字表示装置によって使用中の文字入力手段を常時監視することで、文字入力中に使用される文字入力手段が変わっても、これに応じて文字表示を制御することが可能である。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例における文字表示装置は上記実施例を基本として、稼働中の文字入力手段の識別IDを指タッチセンサーにより検出する処理が可能である。これにより、文字入力中に使用する文字入力手段が変更されても、これに応じて文字画面表示を制御することができる。その上、指タッチセンサーにより文字入力手段の変更を検出可能であるので、文字入力手段からの入力を待たずに、使用されている文字入力手段に基づく視距離に適合した文字表示処理を切り替えて行うことができる。
<機能的構成>
図12は、本実施例の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(1200)は、この図にあるように、本実施例の「文字表示装置」(1200)は、実施例1を基本として「インターフェイス部」(1201)と、「ID取得部」(1202)と、「制御部」(1203)と、「文字画面生成部」(1204)を有する。また、「制御部」(1203)は、実施例2で述べた「拡大制御手段」(1205)を有していてもよい。また、「ID取得部」(1202)は実施例3で述べた「稼働中ID取得手段」(1206)を有していてもよい。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして、本実施例の文字表示装置の特徴点は、「指タッチセンサー部」(1207)を有する点と、「ID取得部」(1203)が「センシングID取得手段」(1208)を有する点である。
「指タッチセンサー部」(1207)は、文字入力手段に指が触れていることをセンシングする機能を有する。具体的にはタッチセンサーなどのデバイスにより、指が触れているか否かを検出するための信号を取得し、指が触れたことを検出すると、センシング情報として「ID取得部」(1202)内の「センシングID取得手段」(1208)に対して出力を行う。
図13は本実施例の文字表示装置を携帯電話端末に搭載した場合の例である。この図を使用して、指タッチセンサーのセンシング素子の位置について説明を行う。センシング素子は、文字入力手段に付属するものであれば、どのような位置、大きさ、範囲において装着することが可能である。例えば、通常端末を操作する際に使用するタッチパッド(1301)のような場所に設けるものでもよいし、文字入力をしようとした際に自然に手が触れる部位(1302)に設けるのもよい。
「センシングID取得手段」(1208)は、「指タッチセンサー部」(1207)で指タッチがセンシングされた入力手段のIDを取得する機能を有する。具体的には文字入力手段において「指タッチセンサー部」(1207)において検出されたセンシング情報の入力を取得し、文字入力手段を識別するID情報を「制御部」(1203)に出力を行う。
<処理の流れ>
図14は、本実施例の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、指の接触が検出されたか否かを判断する(ステップS1401)。接触が検出されたと判断されると、文字入力手段を識別するIDを取得する(ステップS1402)。次に取得したIDに応じて文字画面作成を制御する(ステップS1403)。接触が検出されていないと判断されると、そのまま文字入力手段から入力文字信号を取得する処理(ステップS1404)に入る。次いで、入力文字信号に応じた文字画面を生成する(ステップS1405)。最後に、文字入力が終了したか否かを判断し(ステップS1406)、終了であると判断すると処理は完了し、終了でないと判断した場合には、最初の処理(ステップS1401)に戻る。
このように本実施例の文字表示装置では、指タッチセンシング処理により文字入力手段を識別するIDを取得する処理が存在する点に特徴を有する。このため、文字入力を待たずに取得した文字入力手段に適合した文字画面の生成処理を行うことが可能である。
<ハードウェア構成>
図15は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、文字表示装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して文字表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、文字表示装置は、実施例1と同様に、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1501)と、不揮発性を有する記憶媒体である「ROM」(1502)と、揮発性を有する記憶媒体である「RAM」(1503)とを有している。
通信関連では、通信制御を司るベースバンドチップ等の「通信制御部」(1504)と、アンテナ(1506)を有する「携帯電話回線無線部」(1505)と、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信無線を行う「近距離無線通信部」(1507)を有している。
ヒューマンインターフェース関連では、「ワイヤレスキーボード」(1508)と、「キーパッド」(1509)と、「マイク」(1510)と、「スピーカ」(1511)と、「LCD(液晶ディスプレイ)」(1512)とを有している。「ワイヤレスキーボード」(1508)は「近距離無線通信部」(1507)に接続されており、「キーパッド」(1509)は、「アナログI/F」(1513)を介して「システムバス」(1516)に接続されている。また、「マイク」(1510)と、「スピーカ」(1511)は「アナログI/F」(1513)と、DSP(Digital Signal Processor)等が含まれる「音声処理部」(1514)とを介して「システムバス」(1516)に接続されている。「LCD」(1512)は、VRAMやディスプレイドライバ等が含まれる「画面表示制御部」(1515)を介して「システムバス」(1516)に接続されている。「システムバス」(1516)に接続されたハードウェア構成部は相互に接続され、情報の送受信や処理を行うことが可能である。
本実施例の文字表示装置における構成で特徴的なのは、「タッチセンサー」(1517)を新たに有し、「アナログI/F」(1513)に接続されている点である。
ここで、当初「ワイヤレスキーボード」(1508)を使用して文字を入力していたとすると、実施例1に示したような処理により、ワイヤレスキーボードという文字入力手段に応じた、文字画面の表示がされている。このとき、利用者が装置本体を手に取り「タッチセンサー」(1517)に触れると、接触の検知信号が、「アナログI/F」(1513)を介して「CPU」(1501)において実行されているキーサーバプログラムに伝えられる。すると、キーサーバプログラムは、「タッチセンサー」の識別IDである「i(t)」をIに代入する。すると、キーサーバプログラムは、制御テーブルT内を走査して、Iの値であるi(t)を検索して、これに対応する制御情報を抽出する。制御情報には、「文字の大きさをデフォルト値に戻す」などの命令が記述されている。キーサーバプログラムは、「RAM」(1503)上のS内の文字サイズという属性に対して、デフォルト値の値を上書きして更新する。キーサーバプログラムは、「キーパッド」(1509)などからキースキャンコードが到来次第、これを入力文字列Lとして蓄積し、「CPU」(1501)上で実行されているアプリケーションプログラムへ値を渡す。同時に、「RAM」(1503)上のSの値を読み取り、文字画面を生成する。これを「画面表示制御部」(1515)に転送し、文字画面表示として「LCD」(1512)に表示する。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の文字表示装置によってタッチセンサーなどのデバイスを使用して、文字入力手段の切り替えを検出することにより、文字の入力を待たずにその文字入力手段に適切な文字表示を制御する処理を行うことが可能である。
実施例1の文字表示装置による処理の一例を説明するための図 実施例1の文字表示装置による処理の一例を説明するための図 実施例1の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例1の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例1の文字表示装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例2の文字表示装置による処理の一例を説明するための図 実施例2の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例2の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2の文字表示装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例3の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3の文字表示装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例4の文字表示装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例4の文字表示装置による処理の一例を説明するための図 実施例4の文字表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4の文字表示装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 従来技術の文字表示装置による処理の一例を説明するための図
符号の説明
0200 文字表示装置
0201 インターフェイス部
0202 ID取得部
0203 制御部
0204 文字画面生成部

Claims (8)

  1. 文字入力手段から入力文字信号を取得するインターフェイス部と、
    入力文字信号に応じた文字画面を生成する文字画面生成部と、
    インターフェイス部を介して文字入力手段を識別するIDを取得するID取得部と、
    取得したIDに応じて文字画面生成部を制御する制御部と、
    を有する文字表示装置。
  2. 制御部は、ID取得部が外付の文字入力手段のIDを取得した場合には、ID取得部が内蔵の文字入力手段のIDを取得した場合よりも相対的に大きい文字サイズの文字画面を生成するように文字画面生成部を制御するための拡大制御手段を有する請求項1に記載の文字表示装置。
  3. ID取得部は、インターフェイス部を介して入力文字信号を取得している文字入力手段のIDを取得する稼働中ID取得手段を有する請求項1および2に記載の文字表示装置。
  4. 文字入力手段に指が触れていることをセンシングする指タッチセンサー部を有し、
    ID取得部は、指タッチセンサー部で指タッチがセンシングされた入力手段のIDを取得するセンシングID取得手段を有する請求項1から3のいずれかに記載の文字表示装置。
  5. 文字入力手段から入力文字信号を取得する入力文字信号取得ステップと、
    入力文字信号に応じた文字画面を生成する文字画面生成ステップと、
    入力文字信号取得ステップを介して文字入力手段を識別するIDを取得するID取得ステップと、
    取得したIDに応じて文字画面生成ステップを制御する制御ステップと、
    を有する文字表示方法。
  6. 制御ステップは、ID取得ステップが外付の文字入力手段のIDを取得した場合には、ID取得ステップが内蔵の文字入力手段のIDを取得した場合よりも相対的に大きい文字サイズの文字画面を生成するように文字画面生成ステップを制御するための拡大制御サブステップを有する請求項5に記載の文字表示方法。
  7. ID取得ステップは、入力文字信号取得ステップを介して入力文字信号を取得している文字入力手段のIDを取得する稼働中ID取得サブステップを有する請求項5および6に記載の文字表示方法。
  8. 文字入力手段に指が触れていることをセンシングする指タッチセンシングステップを有し、
    ID取得ステップは、指タッチセンシングステップで指タッチがセンシングされた入力手段のIDを取得するセンシングID取得サブステップを有する請求項5から7のいずれかに記載の文字表示方法。
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