JP7030479B2 - 文字データの生成方法、文字データの生成装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

文字データの生成方法、文字データの生成装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、文字データの生成方法、文字データの生成装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、メモ帳、日記帳等の紙媒体には、手書きの文字が筆記されて文字が記録されている。例えば、原稿用紙のマス目に文字を記載して、手書きで文章を作成することが行われている。
また、パーソナルコンピュータ、高機能携帯端末等の情報入力装置の普及と共に、キーボード、タッチパネル等の入力インタフェースを用いて、入力された文字が表示画面に活字として表示されて、活字による文章を作成することが行われている。
活字を用いて作成された文章と、手書き文字を用いて作成された文章とを比べると、手書き文字を用いて作成された文章の方が、読み手に対して強い印象を与えると考えられている。
これは、活字が、画一で機械的な印象を与えるのとは対照的に、手書き文字は、書き手によって異なり、個性的で人間的な印象を与えることが一因と考えられる。
特開2013-37419号公報
上述したように高機能携帯端末等では、タッチパネルを用いて手書き文字を入力し、入力された文字を活字に変換して、文章を作成することが提案されている。
しかし、手書き文字に基づいて作成されるのは、活字を用いて作成された文章であり、手書き文字の文字画像を用いた文章を作成するものではない。
また、特許文献1は、活字を用いて作成された文章が印刷された紙媒体に記載された手書きの文字のメモ情報を、電子書籍化された文章における対応する位置に配置する技術を提案している。
しかし、特許文献1が提案する技術も、手書き文字の文字画像を用いた文章を作成することは提案していない。
そこで、本明細書では、手書き文字の文字画像の文字データの生成方法、文字データの生成装置及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本明細書に開示する文字データの生成方法は、複数の文字入力枠内にユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得することと、複数の文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成することと、を含む。
また、本明細書に開示する文字データの生成装置は、複数の文字入力枠内にユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得する文字入力部と、複数の文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成する処理部と、を備える。
更に、本明細書に開示するコンピュータプログラムは、複数の文字入力枠内にユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得することと、複数の文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成することと、をコンピュータに実行させる。
上述した文字データの生成方法によれば、手書きの文字を入力して、手書き文字の文字画像の文字データを生成できる。
また、上述した文字データの生成装置によれば、手書きの文字を入力して、手書き文字の文字画像の文字データを生成できる。
更に、上述したコンピュータプログラムによれば、手書きの文字を入力して、手書き文字の文字画像の文字データを生成できる。
本明細書に開示する文字データの生成装置の一実施形態を示す図である。 タッチパネルを示す図である。 本実施形態の文字データの生成装置の動作を説明するフローチャートである。 文字の筆跡の位置情報に基づいて、文字の画像を生成することを説明する図(その1)である。 文字の筆跡の位置情報に基づいて、文字の画像を生成することを説明する図(その2)である。 文字の筆跡の位置情報に基づいて、文字の画像を生成することを説明する図(その3)である。 禁則文字の判定を説明する図(その1)である。 禁則文字の判定を説明する図(その2)である。 仮想ボディ領域から余白領域を除去する処理を説明する図である。 仮想ボディ領域を拡張する処理を説明する図である。 仮想ボディ領域から重複領域を除去する処理を説明する図である。 文字画像を表示する例を示す図である。 文字データのデータ構造を説明する図である。 本明細書に開示するシステムの一実施形態を示す図である。
以下、本明細書で開示する文字データの生成装置の好ましい一実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する文字データの生成装置の一実施形態を示す図である。
本実施形態の文字データの生成装置(以下、単に装置ともいう)10は、手書きの文字を入力し、入力された文字を画像化して文字データを生成して、手書き文字の文字画像のデータ構造を作成する。装置10は手書きされた文字ごとに画像化するので、画像化された文字画像をリフロー表示することも可能である。
装置10は、処理部11と、メモリ12と、タッチパネル13と、通信部14を有する。
処理部11は、一つまたは複数の中央演算回路と、レジスタと、キャッシュメモリと、インタフェース等の周辺回路とを有する。処理部11は、メモリ12に予め記憶されている所定のコンピュータプログラムに従い、装置10の各ハードウェア構成要素の制御及び各種処理を行い、処理中に生じるデータを一時的に保存するためにメモリ12を利用する。
メモリ12は、ランダムアクセスメモリ(RAM)若しくはリードオンリーメモリ(ROM)等の半導体メモリ、又は磁気ディスク若しくはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有していてもよい。また、メモリ12は、非一時的な記憶媒体12aに記憶されたコンピュータプログラムを、読み出し可能なドライブ(図示せず)を有していてもよい。
図2は、タッチパネルを示す図である。
タッチパネル13は、処理部11に制御されて、装置10の動作に伴う各種の情報を画面上に表示可能である。図2に示すように、タッチパネル13は、処理部11に制御されて、複数の文字入力枠F1~F8を表示する。
また、タッチパネル13は、処理部11に制御されて、タッチパネル13に表示されている複数の文字入力枠内に、ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得可能である。処理部11は、タッチパネル13が検知する筆跡の位置情報に基づいて、ユーザが描く文字の筆跡の描画速度を検知可能である。また、タッチパネル13は、ユーザが描く文字の筆跡の位置の描画圧力を検知可能であることが好ましい。処理部11は、筆跡の描画速度又は描画圧力に基づいて、文字の筆跡の太さを決定することができる。
複数の文字入力枠F1~F8のそれぞれには、ユーザが描いた文字の筆跡が表示されている。
更に、タッチパネル13は、処理部11に制御されて、ユーザによる操作を入力可能であってもよい。
装置10は、表示部及び文字入力部として機能するタッチパネル13を有しているが、装置10は、表示部及び文字入力部を、それぞれ別個のハードウェアとして有していてもよい。表示部として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。また、文字入力部として、マウス、デジタイザ、ペンタブレットを用いることができる。装置10は、例えば、表示部に表示された複数の文字入力枠内に、マウス、デジタイザ又はペンタブレットを用いて、ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得してもよい。
通信部14は、ネットワーク(図14参照)を介して、サーバ(図14参照)との間で情報の送受信を行うことができる。通信部14は、信号の送受信を行う通信回路及び通信線を有する。処理部11は、通信部14を用いて、手書き文字画像の文字データをサーバへ送信し得る。
次に、上述した装置10の動作を、図3に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS301において、装置10は、図4に示すように、タッチパネル13に表示されている複数の文字入力枠F1~F3内に、ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得する。装置10は、縦書きの文字を入力するように、複数の文字入力枠F1~F3をタッチパネル13に表示している。ユーザは、複数の文字入力枠F1~F3内に、上側から下側に向かう縦方向に文字を描いていく。なお、装置10は、横書きの文字を入力するように複数の文字入力枠を表示してもよい。この場合、ユーザは、複数の文字入力枠内に、左側から右側に向かう横方向に文字を描いていく。
例えば、装置10は、1つの段落を形成する複数の文字を入力するための複数の文字入力枠内に、ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得してもよい。これにより入力された複数の文字は、1つの段落を形成する一連の文字画像として記憶される。1つの段落を形成する複数の文字を入力するための複数の文字入力枠の内、タッチパネル13に一度に表示しきれない文字入力枠は、例えば、タッチパネル13に対するユーザの操作に基づいて、順次表示するようにしてもよい。
次に、ステップS303において、装置10は、複数の文字入力枠F1~F3内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の文字画像を生成する。装置10は、文字画像として、ベクタ画像又はラスタ画像を生成し得るが、ベクタ画像を生成することが、文字画像が拡大又は縮小して表示されたときに、滑らかな文字を表示する観点から好ましい。
装置10は、文字画像のそれぞれを、文字画像を識別する文字画像コードを用いて、当該文字が入力された文字入力枠と同じ寸法を有する仮想ボディ領域と関連付ける。仮想ボディ領域は、文字の画像に対して当該文字が描かれた文字入力枠と同じ位置関係を有する。仮想ボディ領域は、文字画像を表示する時に、各文字画像が表示される領域を決定するために使用される。仮想ボディ領域の縦のサイズが、文字画像の縦のサイズに対応し、仮想ボディ領域の横のサイズが、文字画像の横のサイズに対応する。
図4に示す例では、文字入力枠F1に描かれた文字画像G1の仮想ボディ領域B1は、文字画像G1に対して当該文字が描かれた文字入力枠F1と同じ位置関係を有し、文字入力枠F1と同じ寸法を有する。仮想ボディ領域B1のサイズは、縦のサイズ及び横のサイズがある。同様に、文字入力枠F2に描かれた文字画像G2の仮想ボディ領域B2のサイズは、文字画像G2に対して当該文字が描かれた文字入力枠F2と同じ位置関係を有し、文字入力枠F1と同じ寸法を有する。文字入力枠F3に描かれた文字画像G3の仮想ボディ領域B3のサイズは、文字画像G3に対して当該文字が描かれた文字入力枠F3と同じ位置関係を有し、文字入力枠F1と同じ寸法を有する。装置10は、文字画像のそれぞれについて、仮想ボディ領域のサイズ及び文字画像と仮想ボディ領域との位置関係を、文字画像を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。
図5に示すように、装置10は、文字入力枠F1内に始点を有する筆跡501の位置情報に基づいて、文字の画像と文字が描かれた文字入力枠F1との位置関係について、文字の筆跡501と当該文字が描かれた文字入力枠F1との位置関係が維持されるように、文字入力枠F1内に描かれた文字の文字画像503を生成する。この場合、筆跡501の終点が、文字入力枠F1ではなく、文字入力枠F1の下側に配置された文字入力枠F2内に位置していても、筆跡は、始点を有する文字入力枠F1内に描かれた文字として画像化される。
図4に示す例では、文字画像G1は、文字入力枠F1内に始点を有し、文字入力枠F2内に終点を有する筆跡に基づいて生成されている。
文字入力枠F1内に始点を有する複数の筆跡があれば、それぞれの筆跡は同じ文字入力枠F1に描かれた文字の文字画像として生成される。装置10は、同じ文字入力枠に描かれた複数の筆跡の文字の文字画像を1つの文字画像に合成して、合成された文字画像を、文字画像を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。例えば、図4に示す文字画像G1は、3つの筆跡の文字画像が合成されて生成され、文字画像G2は、2つの筆跡の文字画像が合成されて生成される。
また、装置10は、図5に示すように、文字入力枠F2内に始点及び終点を有する筆跡502の位置情報に基づいて、文字の画像と文字が描かれた文字入力枠F2との位置関係について、文字の筆跡502と当該文字が描かれた文字入力枠F2との位置関係が維持されるように、文字入力枠F2内に描かれた文字の文字画像504を生成する。図4に示す例では、文字画像G2は、文字入力枠F2内に始点を有し且つ文字入力枠F2内に終点を有する筆跡に基づいて生成されている。
このように、文字入力枠に描かれた筆跡が1つであれば、装置10は、筆跡を1つの文字画像として、文字画像を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。例えば、図4に示す文字画像G3は、1つの筆跡の文字画像により生成される。
次に、装置10が、文字入力枠内に描かれた筆跡に基づいて、文字画像を生成する動作について、図6を参照しながら、以下に説明する。
まず、装置10は、タッチパネル13を用いて取得された、文字入力枠内に始点を有する筆跡の位置情報に基づいて、入力点P1~P5を取得する。筆跡の始点は、入力点P1であり、筆跡の終点は入力点P5である。入力点P1~P5は、文字入力枠内に描かれた筆跡の全ての位置情報に基づいて取得される位置であってもよい。また、入力点P1~P5は、文字入力枠内に描かれた筆跡の位置情報の中から所定の間隔で選択された複数の位置であってもよい。
次に、装置10は、筆跡の始点P1及び終点P5を除いた入力点P2~P4のそれぞれについて、当該入力点と隣接する2つの入力点とを結ぶことにより形成される角度を2等分する2等分線A2~A4を生成する。例えば、入力点P1と入力点P2と入力点P3とを結ぶことにより、入力点P2では、180度よりも大きい角度と、180度よりも小さい角度が形成される。2等分線A2は、入力点P2に形成される2つの角度のそれぞれを2等分する。
そして、装置10は、入力点P2~P4のそれぞれについて、当該入力点から当該入力点の筆跡の太さに対応する長さだけ離れた両側の2等分線A2~A4上の位置に制御点を配置する。装置10は、筆跡の太さに対応する長さを、例えば、メモリ12に記憶された、筆跡の太さと、対応する長さとの関係を有するテーブルを参照して求めてもよい。2等分線A2には、入力点P2の両側に制御点C2a、C2bが配置される。同様に、2等分線A3には、入力点P3の両側に制御点C3a、C3bが配置され、2等分線A4には、入力点P4の両側に制御点C4a、C4bが配置される。入力点における筆跡の太さは、装置10が検知したユーザが描く文字の筆跡の描画速度又は描画圧力に基づいて決定され得る。例えば、装置10は、筆跡の描画速度が遅い程、筆跡の太さを太くしてもよい。また、装置10は、筆跡の描画圧力が高い程、筆跡の太さを太くしてもよい。なお、入力点における筆跡の太さとして、固定値を用いてもよい。
次に、装置10は、文字画像の開始点Sを配置する。装置10は、筆跡の始点である入力点P1と入力点P2とを結ぶ直線を、入力点P1から入力点P2とは反対側に延長し、入力点P1から入力点P1における筆跡の太さに対応する長さだけ離れた直線上の位置に開始点Sを配置する。
また、装置10は、文字画像の終了点Eを配置する。装置10は、筆跡の終点である入力点P5と入力点P4とを結ぶ直線を、入力点P5から入力点P4とは反対側に延長し、入力点P5から入力点P5の筆跡の太さに対応する長さだけ離れた直線上の位置に終了点Eを配置する。
次に、装置10は、開始点Sと、制御点C2a~C4aと、終了点Eとを結ぶ曲線Maを作成する。同様に、装置10は、開始点Sと、制御点C2b~C4bと、終了点Eとを結ぶ曲線Mbを作成する。本実施形態では、装置10は、公知の曲線補間アルゴリズムを用いて、2次のペジェ曲線Ma及びMbを作成する。ここで、装置10は、2つの制御点間の中点を通るように2次のペジェ曲線Ma、Mbを作成することが好ましい。
次に、装置10は、2つのペジェ曲線Ma、Mbにより囲まれる領域を所定の色で塗りつぶして、筆跡の画像を生成する。本実施形態では、装置10は、文字入力枠に描かれた筆跡のベクタ画像を生成する。以上が、装置10が、文字入力枠内に描かれた筆跡に基づいて、文字画像を生成する動作の説明である。
図4に示す文字画像G1~G3は、上述した処理により生成されて、タッチパネル13に表示されている。
次に、ステップS305において、装置10は、複数の文字入力枠に描かれた文字画像について、禁則文字判断を行う。装置10は、文字画像のそれぞれについて、文字入力枠内に配置された文字画像が、文字入力枠内の下側の所定の領域内に含まれていない場合には、文字画像の文字を行頭禁則文字であると判断する。行頭禁則文字は、直前に位置する文字と分割して表示されることが禁止される文字である。行頭禁則文字として、”、”、”?”、”。”、”」”、”)”等が挙げられる。
図7では、文字入力枠700内に文字画像701が配置されている。文字画像701は、行頭禁則文字の句点”。”である。文字入力枠700は、矩形であり、左上の隅が原点(0,0)であり、原点から右に向かってX方向、原点から下に向かってY方向が定められている。文字入力枠700の右上の隅の座標は(H,0)、左下の隅の座標は(0、L)、右下の隅の座標は(H,L)である。
装置10は、文字入力枠700内に配置された文字画像701が、文字入力枠700内の下側の半分の領域内に含まれていない場合には、文字を行頭禁則文字であると判断する。文字画像701は、文字入力枠700のY座標がL/2~Lの領域内には含まれないので、装置10は、文字画像701の文字を、行頭禁則文字であると判断する。装置10は、文字画像701が行頭禁則文字であることを、文字画像を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。
図4に示す例では、装置10は、文字画像G3を、文字を行頭禁則文字であると判断する。
また、装置10は、文字画像のそれぞれについて、文字入力枠内に配置された文字画像が、文字入力枠内の上側の所定の領域内に含まれていない場合には、文字画像の文字を行末禁則文字であると判断する。行末禁則文字は、直後に位置する文字と分割して表示されることが禁止される文字である。行末禁則文字として、”「”、”(”等が挙げられる。
図8では、文字入力枠800内に文字画像801が配置されている。文字画像801は、行末禁則文字の括弧開き”(”である。
装置10は、文字入力枠800内に配置された文字画像801が、文字入力枠800内の上側の半分の領域内に含まれていない場合には、文字を行末禁則文字であると判断する。文字画像801は、文字入力枠800のY座標が0~L/2の領域内には含まれないので、装置10は、文字画像801の文字を、行末禁則文字であると判断する。装置10は、文字画像801が行末禁則文字であることを、文字画像を識別する文字画像コードと関連づけられてメモリ12に記憶する。
なお、手書き文字が横書きで入力される場合には、装置10は、文字画像のそれぞれについて、文字入力枠内に配置された文字画像が、文字入力枠内の右側の所定の領域内(例えば、X座標がH/2~Hの領域内)に含まれていない場合には、文字画像の文字を行頭禁則文字であると判断する。また、装置10は、文字画像のそれぞれについて、文字入力枠内に配置された文字画像が、文字入力枠内の左側の所定の領域内(例えば、X座標が0~H/2の領域内)に含まれていない場合には、文字画像の文字を行末禁則文字であると判断する。
次に、ステップS307において、装置10は、文字画像のそれぞれについて、仮想ボディ領域の余白領域を削除する。
以下、図9に示す3つの文字画像G1~G3を例にして、装置10のステップS307の動作を説明する。
装置10は、文字画像G1について、文字画像G1が描かれた文字入力枠F1内に配置された当該文字の文字画像G1が、上側から下側に向かう縦方向において文字入力枠F1内に配置されていない余白領域R1を、文字画像G1と関連付けられている仮想ボディ領域B1から除去する。この結果、仮想ボディ領域B1の縦のサイズL1は、文字入力枠F1よりも減少する。ここで、図9に示すように、装置10は、文字画像G1と、余白領域R1以外の仮想ボディ領域B1の部分との位置関係が維持されるように、仮想ボディ領域B1から余白領域R1を除去する。
同様に、装置10は、文字画像G2について、文字画像G2が描かれた文字入力枠F2内に配置された当該文字の文字画像G2が、上側から下側に向かう縦方向において文字入力枠F2内に配置されていない余白領域R2及びR3を、文字画像G2と関連付けられている仮想ボディ領域B2から除去する。この結果、仮想ボディ領域B2の縦のサイズL2は、文字入力枠F2よりも減少する。ここで、図9に示すように、装置10は、文字画像G2と、余白領域R2及びR3以外の仮想ボディ領域B2の部分との位置関係が維持されるように、仮想ボディ領域B2から余白領域R2及びR3を除去する。
また、装置10は、文字画像G3について、文字画像G3が描かれた文字入力枠F3内に配置された当該文字の文字画像G3が、上側から下側に向かう縦方向において文字入力枠F3内に配置されていない余白領域R4を、文字画像G3と関連付けられている仮想ボディ領域B3から除去する。この結果、仮想ボディ領域B3の縦のサイズL3は、文字入力枠F3よりも減少する。ここで、図9に示すように、装置10は、文字画像G3と、余白領域R4以外の仮想ボディ領域B3の部分との位置関係が維持されるように、仮想ボディ領域B3から余白領域R4を除去する。
装置10は、仮想ボディ領域B1~B3のそれぞれのサイズ及び文字画像G1~G3と仮想ボディ領域B1~B3との位置関係を、文字画像G1~G3を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。
これにより、複数の文字画像が並べて表示される時に、文字画像と文字画像との間が詰まって表示されるので、ユーザが各文字を視認し易くなる。
次に、ステップS309において、装置10は、複数の文字入力枠のそれぞれについて、文字入力枠を超えて文字画像が描かれている場合、次の文字画像の仮想ボディ領域のサイズを、文字入力枠を超えて文字が描かれている分だけ拡張する。
以下、図10に示す文字入力枠F1を例にして、装置10のステップS309の動作を説明する。
装置10は、文字入力枠F1について、ユーザが描く文字「大」の筆跡の始点が、文字入力枠F1内に位置しており、文字「大」の筆跡の終点が、上側から下側に向かう縦方向において、文字入力枠F1の次に配置される文字入力枠F2内に位置していると判断する。文字「大」は、複数の筆跡が合成されて生成された画像であるが、文字「大」の元となった筆跡の内の1つの終点が文字入力枠F2内に位置していれば、装置10は、文字「大」の筆跡の終点が、文字入力枠F2内に位置していると判断する。
この場合、装置10は、文字入力枠F2に描かれた文字画像「人」と関連付けられている仮想ボディ領域B2における縦方向の寸法を、文字入力枠F2内において文字「大」の筆跡が描かれている延出領域E1の上側から下側に向かう縦方向の寸法だけ、下側から上側に向かって拡張する。この結果、仮想ボディ領域B2の縦のサイズL2が増加する。ここで、図9に示すように、装置10は、文字画像G2と、仮想ボディ領域B2の拡張されない部分との位置関係が維持されるように、仮想ボディ領域B2を拡張する。装置10は、仮想ボディ領域B2のサイズ及び文字画像G2と仮想ボディ領域B2との位置関係を、文字画像G2を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。
ここで、文字入力枠F2及びF3については、文字が文字入力枠を超えて描かれていないので、ステップ309の処理は行われない。
次に、ステップS311において、装置10は、ステップS309において縦方向の寸法が拡張された仮想ボディ領域のサイズが文字入力枠を超えている場合、仮想ボディ領域が、文字入力枠のサイズを超えた領域を、仮想ボディ領域から除去する。
以下、図11に示す文字入力枠F2を例にして、装置10のステップS309の動作を説明する。
装置10は、文字画像G2と関連付けられている仮想ボディ領域B2が、仮想ボディ領域B2における文字入力枠F2のサイズを超えた延出領域E2を、仮想ボディ領域B2から除去する。この結果、仮想ボディ領域B2の縦のサイズL2が減少する。ここで、図11に示すように、装置10は、文字画像G2と、仮想ボディ領域B2の除去されない部分との位置関係が維持されるように、仮想ボディ領域B2から延出領域E2を除去する。装置10は、仮想ボディ領域B2のサイズ及び文字画像G2と仮想ボディ領域B2との位置関係を、文字画像G2を識別する文字画像コードと関連づけてメモリ12に記憶する。
本実施形態のように、縦方向に配置された複数の文字入力枠F1~F3を用いて、縦書きの文字を入力する場合には、仮想ボディ領域の縦のサイズが変更されるが、仮想ボディ領域の横のサイズは変更されない。一方、横方向に配置された複数の文字入力枠F1~F3を用いて、横書きの文字を入力する場合には、仮想ボディ領域の横のサイズが変更されるが、縦のサイズは変更されない。
上述したように生成された文字画像G1~G3及び文字画像G1~G3と関連づけられた仮想ボディ領域B1~B3を用いて、文字画像G1~G3を表示する例を図12に示す。
まず、3つの文字画像G1~G3が配置される領域として、3つの仮想ボディ領域B1~B3が隙間無く順番に縦方向に配置される。仮想ボディ領域B1の縦のサイズはL1であり、仮想ボディ領域B2の縦のサイズはL2であり、仮想ボディ領域B3の縦のサイズはL3である。3つの仮想ボディ領域B1~B3のそれぞれは、幅が一致するように、縦方向に並べて配置される。
次に、文字画像G1は、文字画像G1と仮想ボディ領域B1との位置関係に基づいて、仮想ボディ領域B1に対して配置される。同様に、文字画像G2は、文字画像G2と仮想ボディ領域B2との位置関係に基づいて、仮想ボディ領域B2に対して配置され、文字画像G3は、文字画像G3と仮想ボディ領域B3との位置関係に基づいて、仮想ボディ領域B3に対して配置される。このようにして、図12に示すように、仮想ボディ領域B1~B3に基づいて、文字画像G1~G3が表示される。
次に、ステップS313において、装置10は、上述したように生成した文字画像に基づいて、文字データのデータ構造を生成する。
図13は、文字データのデータ構造を説明する図である。
データ構造1300は、コンテナデータ1と、文字画像テーブル1310と、オブジェクトサイズ情報テーブル1320を有する。
コンテナデータは、複数の文字画像を有する1又は複数の段落の配置情報を有する。一の段落に対応して、1つのブロックデータが配置される。装置10は、文字の組方向(縦書き、横書き)に対応して、コンテナデータ内のブロックデータの順番及び配置関係を決定する。コンテナデータは、1又は複数の段落の配置情報を、1又は複数のブロックデータの配置情報として有する。複数の段落の配置情報としては、例えば、各段落が配置される順番及び組方向が挙げられる。
図13に示すデータ構造1300では、コンテナデータ1は、3つのブロックデータ1~3を有する。ブロックデータ1~3は、段落に含まれる文字画像の配置情報を有する。複数の文字画像の配置情報としては、例えば、各文字画像が配置される順番及び組方向が挙げられる。
図13に示すブロックデータ1は、文字画像コード1~4の配置情報と、コンテナデータ2の配置情報を有する。文字画像コードは、文字画像を識別する識別情報である。
コンテナデータ2は、コンテナデータ1とは異なり、段落の配置情報を有するものではない。コンテナデータ2は、行頭禁止文字である「。」の文字画像コード、及び「。」の直前の文字の文字画像コードの配置情報を含むコンテナデータとして生成される。装置10は、行頭禁止文字であることが関連づけられている文字画像コードに対して、直前の文字の文字画像コードの配置情報を含むコンテナデータ2を生成する。これにより、ブロックデータ1が表示される時に、コンテナデータ2内の2つの文字画像コードの文字画像を、同じ行に表示して、行頭禁止文字と直前の文字とが、異なる行に表示されないようにすることができる。
同様に、装置10は、行末禁止文字であることが関連づけられている文字画像コードに対して、行末禁止文字の文字画像コード、直後の文字の文字画像コードの配置情報を含むコンテナデータをブロックデータ内に生成する。これにより、ブロックデータが表示される時に、コンテナデータ内の複数の文字画像コードの文字画像を、同じ行に表示することにより、行末禁止文字と直後の文字とが、異なる行に表示されないようにすることができる。
ブロックデータ2は、文字画像コード7~文字画像コード9の配置情報を有する。ブロックデータ3は、文字画像コード10及び文字画像コード11の配置情報を有する。
文字画像テーブル1310には、データ構造1300に含まれる文字画像コードと関連付けられた文字画像が、文字画像コードと関連づけられて登録される。
オブジェクトサイズ情報テーブル1320には、文字画像コードのそれぞれに対して、仮想ボディ領域のサイズ及び文字画像と仮想ボディ領域との位置関係が、文字画像コードと関連づけられて登録される。
図14は、本明細書に開示するシステムの一実施形態を示す図である。
本実施形態のシステム1は、上述した装置10と、サーバ20と、端末30を備える。装置10とサーバ20とは、ネットワークNを介して、通信可能に接続される。また、サーバ20と端末30とは、ネットワークNを介して、通信可能に接続される。更に、装置10と端末30とは、ネットワークNを介して、通信可能に接続されていてもよい。
装置10は、文字データを有するデータ構造を、ネットワークNを介して、サーバ20へ送信する。サーバ20は、データ構造を記憶する。
サーバ20は、端末30からの要求に応じて、文字データを有するデータ構造を、ネットワークNを介して、端末30へ送信する。端末30は、文字データを有するデータ構造を表示して、ユーザが文字データを閲覧する。
上述した本実施形態の装置10によれば、手書きの文字を入力して、手書き文字の文字画像の文字データを生成できる。また、本実施形態の装置10によれば、1文字1文字ごとに画像化して保存するため手書き入力した文章を文字の大きさ、行数、配置を端末側で自由に変更可能にリフロー表示させることができる。
本発明では、上述した実施形態の手書き文字の文章を作成する文字データの生成方法、文字データの生成装置及びコンピュータプログラムは、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
1 システム
10 文字データの生成装置
11 処理部
12 メモリ
12a 記憶媒体
13 タッチパネル
14 通信部
20 サーバ
30 端末
B1~B3 仮想ボディ領域
F1~F8 文字入力枠
G1~G3 文字画像
P1~P4 入力点
C1a~C3b 制御点
Ma、Mb ペジェ曲線
N ネットワーク
L1~L3 仮想ボディ領域の縦のサイズ
R1~R4 余白領域
E1 延出領域
E2 延出領域

Claims (9)

  1. 複数の文字入力枠内に第1側から第2側に向かってユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得することと、
    複数の前記文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成することと、
    を含む文字データの生成方法であって、
    前記文字の画像を生成することは、
    当該文字の画像と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係について、当該文字の筆跡と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係が維持されるように、当該文字の画像を生成することと、
    前記文字の画像のそれぞれを、当該文字入力枠と同じ寸法を有する仮想ボディ領域と関連付けることと、
    前記文字の画像のそれぞれについて、当該文字が描かれた前記文字入力枠内に配置された当該文字の画像が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において前記文字入力枠内に配置されていない領域を、当該文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域から除去することと、
    ユーザが描く第1の文字の筆跡の始点が、第1の前記文字入力枠内に位置しており、当該第1の文字の筆跡の終点が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において、第1の前記文字入力枠の次に配置される第2の前記文字入力枠内に位置している場合、第2の前記文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域における前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法を、第2の前記文字入力枠内において第1の文字の筆跡が描かれている領域の前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法だけ、前記第2側から前記第1側に向かって拡張すること、
    を含む、文字データの生成方法
  2. 前記文字の画像を生成することは、
    前記文字の画像のそれぞれについて、前記文字入力枠内に配置された当該文字の画像が、前記文字入力枠内の前記第2側の所定の領域内に含まれていない場合には、当該文字を行頭禁則文字であると判断し、前記文字入力枠内に配置された当該文字の画像が、前記文字入力枠内の前記第1側の所定の領域内に含まれていない場合には、当該文字を行末禁則文字であると判断する、ことを含む請求項1に記載の文字データの生成方法。
  3. 前記文字入力枠内の前記第2側の所定の領域は、前記文字入力枠内の前記第2側の半分の領域である請求項2に記載の文字データの生成方法。
  4. 前記文字入力枠内の前記第1側の所定の領域は、前記文字入力枠内の前記第1側の半分の領域である請求項2又は3に記載の文字データの生成方法。
  5. 第2の前記文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域の寸法が、第2の前記文字入力枠を超える場合、当該仮想ボディ領域が、第2の前記文字入力枠の寸法を超えた領域を、当該仮想ボディ領域から除去することを含む請求項1~4の何れか一項に記載の文字データの生成方法。
  6. ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を前記順次取得することは、
    1つの段落を形成する複数の文字を入力するための複数の前記文字入力枠内に、ユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得することを含む請求項1~の何れか一項に記載の文字データの生成方法。
  7. 前記文字の画像を生成することは、
    複数の前記文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字のベクタ画像を生成することを含む、請求項1~の何れか一項に記載の文字データの生成方法。
  8. 複数の文字入力枠内に第1側から第2側に向かってユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得する文字入力部と、
    複数の前記文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成する処理部と、
    を備える文字データの生成装置であって、
    前記処理部は、
    当該文字の画像と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係について、当該文字の筆跡と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係が維持されるように、当該文字の画像を生成し、
    前記文字の画像のそれぞれを、当該文字入力枠と同じ寸法を有する仮想ボディ領域と関連付け、
    前記文字の画像のそれぞれについて、当該文字が描かれた前記文字入力枠内に配置された当該文字の画像が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において前記文字入力枠内に配置されていない領域を、当該文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域から除去し、
    ユーザが描く第1の文字の筆跡の始点が、第1の前記文字入力枠内に位置しており、当該第1の文字の筆跡の終点が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において、第1の前記文字入力枠の次に配置される第2の前記文字入力枠内に位置している場合、第2の前記文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域における前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法を、第2の前記文字入力枠内において第1の文字の筆跡が描かれている領域の前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法だけ、前記第2側から前記第1側に向かって拡張する、文字データの生成装置
  9. 複数の文字入力枠内に第1側から第2側に向かってユーザが描く文字の筆跡の位置情報を順次取得することと、
    複数の前記文字入力枠内に描かれた文字のそれぞれについて、当該文字の筆跡の位置情報に基づいて、当該文字の画像を生成することと、
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記文字の画像を生成することは、
    当該文字の画像と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係について、当該文字の筆跡と当該文字が描かれた前記文字入力枠との位置関係が維持されるように、当該文字の画像を生成することと、
    前記文字の画像のそれぞれを、当該文字入力枠と同じ寸法を有する仮想ボディ領域と関連付けることと、
    前記文字の画像のそれぞれについて、当該文字が描かれた前記文字入力枠内に配置された当該文字の画像が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において前記文字入力枠内に配置されていない領域を、当該文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域から除去することと、
    ユーザが描く第1の文字の筆跡の始点が、第1の前記文字入力枠内に位置しており、当該第1の文字の筆跡の終点が、前記第1側から前記第2側に向かう方向において、第1の前記文字入力枠の次に配置される第2の前記文字入力枠内に位置している場合、第2の前記文字の画像と関連付けられている前記仮想ボディ領域における前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法を、第2の前記文字入力枠内において第1の文字の筆跡が描かれている領域の前記第1側から前記第2側に向かう方向の寸法だけ、前記第2側から前記第1側に向かって拡張すること、
    を含む、コンピュータプログラム
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