JP4970745B2 - 空調閉鎖空間への空気取入れの制御方法 - Google Patents

空調閉鎖空間への空気取入れの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車用空調システムに関するものであり、具体的には、例えば、自動車内への空気取入れを空気質を検出するセンサの信号を用いて制御する方法に関する。
従来、このような閉鎖空間への空気取入れを制御する方法としては、外気の空気質を計測するために1種またはそれより多くのセンサを使用するものが一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術のように、一般に自動車は、外気の空気質を計測するために1種またはそれより多くのセンサを使用するのが普通であり、これらのセンサの出力は、車内に導入されて貫流させる換気の流量を調節するために利用することができる。このような自動車用空調システムの場合、例えば、空気質を検出するセンサシステムは外気の空気質を計測する2種のセンサ、すなわち炭化水素HCと一酸化炭素COの複合レベルセンサ、およびNOレベルセンサ(NOガスには少なくとも一酸化窒素、二酸化窒素、および/または亜酸化窒素が含まれる)を含んでいるのが普通である。この自動車用空調システムの空気取入れモードは、空気質を検出するそれぞれのセンサの電圧出力に基づいて変更されるものである。
前記空気取入れモードは、普通、主として外気が車内に取り込まれて循環されるフレッシュ・エアモードと、主として車内の空気が循環される再循環モードとの間で変更されるものである。また前記フレッシュ・エアモードは通常の動作モードであり、再循環モードは通常、湿度が増して窓の曇りが生ずるため、その継続時間が限定されるものである。
具体的には、検出される外気の空気質が、あらかじめ定められたHC、CO、および/またはNOガス(単数もしくは複数種類)レベルの閾値に達した時に、空気取入れモードが一時的にフレッシュ・エアモードから再循環モードに切り換えられることになる。その後、HCまたはCOガス(本明細書中では、以後一括してH/Cガスとする)、および/またはNOガス(単数もしくは複数種類)のレベルが下がり、あらかじめ定められた閾値を下回った時には、モードはフレッシュ・エアモードに戻される。普通のH/Cガスセンサの場合、センサ電圧出力は、検出されるHCおよび/またはCOガスの濃度が高くなると低下する。そして、出力電圧の変化率がある閾値に達するか、それを超えた時、エアコン制御盤に結合しているプログラムが、その変化率を空気質における重要事象(イベント)と解釈し、空気取入れモード変更の信号を出す。このモード変更は通常、空気弁または空気取入れドアの位置を切り換えることによって行なわれる。普通のNOセンサの動作様式はH/Cセンサとは逆であり、NOガス濃度が高くなるとNOセンサの電圧出力も増大する。NOセンサの出力電圧変化率における閾値超過も、同様にエアコン制御盤により、モード変更を開始させるために利用されるものである。
特開平11‐198635号公報
しかしながら、上記従来の空気取入れを制御する方法においては、普通のNOセンサは、分子量の大きなH/Cガスのような還元されたガスに対する感度が高いため、不適切な空気取入れモード切り換えを引き起こすおそれがある。NOガスが検出される時とは異なり、ある種のH/Cガスが存在しNOセンサによって検出される場合、NOセンサの電圧レベルに望ましくない低下が起こり、このためNOセンサに検出されるH/Cレベルが正常に復した時、それに応じてNOセンサの出力電圧は上昇し、エアコン制御盤に偽のNO電圧変化率信号を送ることになるという問題があった。そして、これによって空調システムのモード切り換えが引き起こされるか、または、あまりの長時間、再循環モードに保たれて窓の内部を曇らせたり、搭乗者を不快にすることになる。
そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、NO検知素子のH/C型ガスに対する交差感度による影響を消去することのできる空調閉鎖空間への空気取入れの制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下に記載の技術的手段を採用する。請求項1は、過去に検出された複数のNO ガスの値を用いてNO ガスの基準値を算出し、現在のNO ガスの値を当該算出したNO ガスの基準値で除算して、空調される閉鎖空間(16)の外部におけるNOガスの変化率を求めるステップと、閉鎖空間(16)外部における炭化水素ガスの変化率を炭化水素ガスの基準値に関連して検出するステップと、を有し、NOガスの変化率が第1の閾値である高NO閾値を上回ったとき、または炭化水素ガスの変化率が第2の閾値である低H/C閾値を以下に低下したときに、換気用取入れ扉を制御して、空気を外部から閉鎖空間に取り入れる「フレッシュ・エアモード」から空気を閉鎖空間で循環させる「再循環モード」に切り替える空気取入れの制御方法に係る発明であって、
NOガスの変化率が第3の閾値(B)以下であり、かつ、炭化水素ガスの変化率が第4の閾値(C)以下であるか否かを検出するステップと、NOガスの変化率が第3の閾値(B)以下であり、かつ、炭化水素ガスの変化率が第4の閾値(C)以下であると検出された後に、NOガスの変化率が第3の閾値(B)以上に設定される第5の閾値(D)以上になったか否かを検出するステップと、NOガスの変化率が第5の閾値(D)以上になったことを検出した場合に、所定の時間、NOガスの変化率の値を第1の閾値よりも小さい所定の値にセットして、フレッシュ・エアモードから再循環モードへの切り替えが行われないようにするステップと、を備えることを特徴とする。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の特徴を以下に列挙する。空気取入れを制御する方法は、NOガスまたはH/Cガスについての変化率の計算から誘導される。H/Cガスについては、センサの反応によってセンサ出力電圧の低下が発生し、その結果変化率の減少が起こる。空気質のレベルにおける所望の転換点に対応する較正された閾値(単数または複数)を、当該システムについて選択することができる。H/Cガスの場合、取入れ状態の転換(再循環)は、典型的には変化率が閾値のレベル以下に低下した時に行われる。NOガスについても基本的な考えは同様であるが、方向は逆である。NOガスは高濃度で存在する場合、センサ電圧の上昇を引き起こし、したがって変化率を大きくする。NOガスの場合、変化率が較正された閾値を上回ったときに再循環への切り換えが行なわれる。
さらに、閉鎖空間への空気取り入れを制御する方法は、H/Cセンサ30からのH/Cセンサ出力電圧を発生させることを含んでいる。NOセンサ出力電圧は、NOセンサ28によって発生する。空気取入れシステムは、H/C電圧比およびNO電圧比のそれぞれに基づいて制御される。NO電圧比は、あらかじめ定められた時間、基準値にリセットされるものである。
また、本発明は、基本的センサ技術の望ましくない要素に対処する方法を含むものである。典型的には、NO検知素子は、H/C型のガスに対し、多少の反応性を有する。この交差感度のために、多少ともH/Cガスが存在する場合、NOセンサ28の出力電圧が低下するという結果が生じる。NOセンサ28の出力は、典型的にはNOガスの存在下では増大するので、検知素子のH/Cに対する交差感度のために、仮に元来のH/Cガスの状況が鎮静し始めると、見かけ上は空気が「汚染された」状態が起こる。言い換えれば、NOセンサ28周囲からH/Cガスがなくなり、そのため出力電圧が上昇し始めると、NOセンサは同一の電圧上昇を介して空気質の状況に関する偽の表示を出し始める。本発明は、このような交差感度の影響を消去する方法を提供するものである。
また、本発明の空気取入れシステム10には、幾つもの長所がある。センサの交差感度の影響は、H/CセンサとNOセンサ28の出力の両方を使用して、NOセンサ28に対するH/Cガスの影響によって引き起こされる偽のNOガス状態の公算を決定する精密なアルゴリズムによって消去される。そのような状態が認識された場合、適正な動作状態が回復されるまで、NOガスの変化率の値はリセットされる。所定の時間、NOセンサ28の出力電圧信号比をゼロ値もしくは基準値にリセットすることにより、NOセンサ28からの出力信号における混乱は消去されることになる。
以下に示す本発明の実施形態は、例示的な性格のものであり、本発明、その応用、またはその用途を制限するものではない。本発明の好ましい一実施形態を図1〜図7を用いて説明する。
図1は、本実施形態における空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法を実施する自動車の内部構成を示した一部破断の透視図である。図1に示すように、空気取入れシステム10は通常、自動車12のエンジン室14の内部に装備されている。この空気取入れシステム10は、搭乗者室16に空気の流れを供給する。搭乗者室16内を流れる空気は、フレッシュ・エアモードの気流「F」でも、再循環モードの気流「R」のいずれでもよい。搭乗者室16内の気流は換気システム制御装置18によって制御され、この換気システム制御装置18は制御配線22を通じて電子工学的に制御される換気用取入れ扉20に位置を指示する信号を出す。
空気質検出センサ24は、通常は自動車12の前方端近くで、グリル領域に隣接する場所に設けられ、かつ外気流「S」の流路中に位置していて、外気流「S」がエンジン室14に入るようになっている。空気質検出センサ24からの電気信号は、センサ配線26を経て換気システム制御装置18に送られる。本発明の一つの特徴では、空気質検出センサ24はNOセンサ28および炭化水素/一酸化炭素センサ30(以下、H/Cセンサ30とする)を含んでいる。NOセンサ28およびH/Cセンサ30は、いずれもNOまたはH/Cガスを検出した時に出力電圧信号を発生する。これらの出力電圧信号は換気システム制御装置18によって受信され、換気システム制御装置18は必要ならば換気用取入れ扉20に位置変更の信号を送る。
NOセンサ28はNO、NO、NOのうちいずれか一つ以上、ないしは全部を含むNOガスの全体としてのレベル(オーバーレベル)を計測するものである。NOセンサ28からの電圧出力は、NOガス濃度が高くなると増大し、NOガス濃度が低くなると低下するのが普通である。NOセンサ28の電圧出力とは逆に、H/Cセンサ30の出力電圧は、H/Cセンサ30が炭化水素、一酸化炭素、および/または二酸化炭素ガスのいずれかの濃度の増加を検出した場合に低下するのが普通である。
また、図1に示すように、空気質検出センサ24は、代替位置31に置くこともできる。代替位置31は、自動車12のフロントガラス32とボンネット33の間の交差部分に隣接している。この場所は、通常、自動車12内への空気取入口として使用される。本発明における空気質検出センサ24の位置は特定の位置に限定されるものではなく、本実施形態で示されている場所は例示的なものである。
図2〜図4は、概括的にいうと、NOセンサ電圧比、H/Cセンサ電圧比、および換気用取入れ扉20の位置それぞれの、時間による変化を示したグラフである。普通のNOセンサ28の出力電圧におけるオーバーシュート条件が示されているが、これは本発明の空気取入れシステム10によって補正可能である。
図2は、本実施形態の空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法において、炭化水素の存在がNOセンサ28に検出される結果起こり得るオーバーシュート条件を示す出力電圧比と時間の関係を示すグラフである。図2には、典型的なNOセンサの出力電圧比(以下、OVRとする)と時間の関係がプロットされている。NOセンサのOVRは、現在のNOセンサ出力電圧値、すなわち現在のNO(now)を、基準値としての前回もしくは以前に検出されたNOセンサ出力電圧、すなわちNO(prev)と、連続的に式(1)を用いて比較することにより求められるものである。
Figure 0004970745
なお、好ましい一実施形態としては、NO(prev)は過去300秒間に検出された複数のNOセンサ出力電圧の平均値とする。この300秒という時間、あるいは時間定数は、設計者の自由裁量によって変更することができ、比較のための、あらかじめ検出された電圧の基準値となるものである。NOセンサのOVRが1.0となる単位値34(図2参照)は、現在のNOセンサ出力電圧が基準値または以前のNOセンサ出力電圧検出値と等しい時に定められる。また、基準値は計算値、推定値、もしくは類似の方法で作り出された数値であってもよい。
図2は、NOセンサ28が高分子量のH/Cガスを検知した時にNOセンサ28の出力電圧が低下(NO(now)<NO(prev))する、望ましくない状態の例を示している。高分子量H/Cガスの例には、ベンゼンや類似の芳香族ガス、および/またはウンデカンが含まれる。これらの時間中、NOセンサ28の出力電圧は、通常、NOのOVR曲線35を追随する。
図3は、図2に記述されているものと同一の時間中におけるH/Cセンサ30のH/CのOVR曲線を示す。典型的なH/Cセンサの出力電圧比(以下、OVRとする)と時間の関係がプロットされている。H/CセンサのOVRは、現在のH/Cセンサ出力電圧、すなわちH/C(now)を、前述のNO(prev)で例示したものと同様の300秒という時間定数を用いて算出された前回もしくは以前に検出されたH/Cセンサ出力電圧、すなわちH/C(prev)と、連続的に式(2)を用いて比較することにより求められるものである。
Figure 0004970745
また、この時間全体にわたって、図4は換気用取入れ扉の位置状態曲線38によって、換気用取入れ扉20の典型的な位置を示している。図2〜図4では、時間ゼロにおけるNOセンサのOVRは1.0に等しく、H/CセンサのOVRは1.0に等しく、換気用取入れ扉20の位置はフレッシュ・エアを取り入れる状態にあると仮定されている。
正常な動作条件下では、H/Cセンサ30によって炭化水素が検出される結果、図3に示すH/CのOVR曲線36としてプロットされているような出力電圧比が得られることになる。あらかじめ定められた第2の閾値である低H/C閾値39(図3に示されている例では、時間t2で表されている閾値点40)で、換気用取入れ扉20は信号を受け、フレッシュ・エア位置から再循環位置に変わるのが普通である。再循環位置は、少なくとも時間t3で、曲線36が回復閾値点41で再度、低H/C閾値39を越える時まで維持される。
NOセンサの信号も、換気用取入れ扉20をフレッシュ・エア位置から再循環位置に切り換える信号に使用される。NOセンサ28によって高分子量の炭化水素ガスが検出されるという望ましくない場合には、以後のNOセンサのOVRは、図2のNOのOVR曲線35が示すように、まず1.0未満に低下し、次いで図示されているような典型的な回復経路を追随すると思われる。NOのOVR曲線35の値が高NO閾値42を超過しないことが望ましい。
第1の閾値である高NO閾値42は、空気取入れシステム10を正常に作動させるために自動車設計者によってあらかじめ決定されるNOガス検出レベルの閾値であって、換気用取入れ扉20のフレッシュ・エア位置から再循環位置への切り換えが、この閾値において開始される。NOのOVR曲線35は連続的に計算されるNOセンサ出力電圧の時間による変化を表わすものであるから、一時的なNOのオーバーシュート時期43が、特にNOガスと高分子量の炭化水素ガスの両方がNOセンサ28によって検出される場合に発生し得る。
言い換えれば、NOセンサ28に対するH/Cガスの影響によって、まずNOのOVRの低下が生じ、次いでシステムが回復する際にNOのOVRの増大とオーバーシュートが起こる。時間「A」の間、NOセンサ28によって検出される高分子量ガス濃度のためにNOのOVR曲線35の誤った高い値が生じ、それが補正されない場合、換気用取入れ扉20は再循環位置に切り換えられるか、望ましくない再循環位置に維持される結果となると思われる。これは図4に破線で示されているNOイベント44として確認され、時間「A」に相当する継続時間を有する。NOイベント44の結果、換気用取入れ扉20が再循環位置に戻されることは望ましくない。なぜなら、高NO閾値42を超過したのは、NOガスの高濃度のためではなく、H/Cガスの存在によって引き起こされたNOセンサ28の出力電圧変化における望ましくない変化率のためだからである。
そこで、NOイベント44が起こることを防止するために、空気取入れシステム10は、一つのアルゴリズムを使用する。空気取入れシステム10のアルゴリズムはスタンバイモードを含んでいる。このスタンバイモードは、2種の重要事象が同時に起こる時に開始される。NOのOVR曲線35が第1のスタンバイ閾値45(図2に示す例では第3の閾値点「B」)に到達し、かつH/CのOVR曲線36が第2のスタンバイ閾値46(図3に示す例では第4の閾値点「C」)に到達した時、システムはスタンバイモードに入る。第1のスタンバイ閾値45と第2のスタンバイ閾値46は、あらかじめ定められた値であって、例えばいずれの値も0.8とする。これらの値はシステム設計者の自由裁量で、同一であっても、また異なっていてもよい。この例では、スタンバイモードは、第3の閾値「B」ならびに第4の閾値「C」が時間t1に同時に存在する時に始まる。スタンバイモードに入ったならば、アルゴリズムはNOのOVRの値が再び最初のスタンバイ閾値に等しくなるかそれを越える時(図2に示す例では、第5の閾値としての、時間t4におけるNO回復閾値点「D」(D≧B)である)を決定する。これらの閾値は、自動車12についての設計基準に基づいて、異なった別々の時間に存在してもよく、値が異なっても、また相互に異なり、較正可能な値であってもよい。
前述したように、図4に示すように、換気用取入れ扉20の位置は、H/CセンサのOVRがH/C回復閾値点41に(時間tにおいて)到達するまで再循環位置に維持される。H/CセンサのOVRが回復閾値点41を時間tに通過すると、車両のエアコンシステムはフレッシュ・エア取入れモードに復帰すべきである。しかしながら、ある種のH/CガスがNOセンサに影響を及ぼす結果、NOのOVRはH/Cガス濃度が低下するに従って増大し始める。NOセンサ28の視野から見れば、NOのOVRの増大は、たとえ空気がH/C濃度が低下しつつあることを示していても、汚れた空気の存在を示すのである。
NOイベント44に起因する換気用取入れ扉20の誤った位置決めを防止するために、空気取入れシステム10にはNOセンサ28の出力電圧比を一時的にオーバーライドする機能が設けられている。空気取入れシステム10がスタンバイモード(ほぼNO回復閾値点「D」で始まり、あらかじめ定められた継続時間「T」だけ続く)に入っているならば、NOセンサのOVRは1.0の値にセットまたはリセットされる。本発明の好ましい一実施形態としては、時間「T」は約120秒間である。継続時間「T」の間、NOのオーバーシュート期間43は、NOのOVR曲線35がその単位値1.0に復帰するまでマスキングされる。NOのオーバーシュート期間43がマスキングされることにより、NOイベント44は排除され、それによって換気用取入れ扉20の位置はフレッシュ・エア位置に保たれる。継続時間「T」は、あらかじめ定められた値で、NOのOVR曲線35が通常は1.0の値に復帰するために十分な時間である。これは、ほぼ時間tにある時点「E」で起こる。また、時点「E」が自動車12の設計条件によって変動し得ることは明白である。
NOセンサ28はNOガスの存在に加えて高分子量H/Cガスの存在によって出力が変動し易いので、より安定なH/Cセンサ30の出力をNOセンサ28の出力と組み合わせて、継続時間「T」決定を助けるために使用する。時点「E」を確定するためには、ほぼ時間tに現れるH/Cセンサ30の出力安定点「F」を用いる。好ましい一実施形態としては、この点におけるH/CセンサのOVRは、H/Cの閾値点「C」におけるH/CのOVRよりも大きいか、それに等しい値である。これによって、NOのOVR曲線35における混乱の影響を低減することができる。H/Cセンサ30の出力安定点「F」は、システム設計者の自由裁量によって選ばれる任意の値である。
図5を用いて、換気システム制御装置18が行う本発明の空気取入れシステム10の典型的な制御ステップを説明する。制御開始時の状態では、NOセンサのOVRおよびH/CセンサのOVRは、いずれも1.0に等しい値であると仮定されている。比較ステップS60では、NOセンサのOVRおよびH/CセンサのOVRの両方が、種々の閾値点と比較される。現在のNOセンサのOVRが、NOのあらかじめ定められた第1のスタンバイ閾値点「B」と比較され、現在のNOセンサのOVRがあらかじめ定められた閾値点「B」以下であるか否かが判断される。現在のH/CセンサのOVRがH/Cのあらかじめ定められた第2のスタンバイ閾値点「C」と比較され、H/CセンサのOVRがH/Cのあらかじめ定められた第2のスタンバイ閾値点「C」以下であるか否かが判断される。NOセンサのOVRが第1のスタンバイ閾値点「B」以下であるという条件、およびH/CセンサのOVRが第2のスタンバイ閾値点「C」以下であるという条件の両方が揃わなければ、プログラムは比較ステップS60を反復する。
上記条件が揃えば、すなわちNOセンサのOVRが閾値点「B」以下であり、かつH/CセンサのOVRが閾値点「C」以下であるならば、動作ステップS62で、空気取入れシステム10にスタンバイモードで動作するよう信号が送られる。次にスタンバイモードにある時は、比較ステップS64で、現在のNOセンサのOVRがNO回復閾値点「D」と比較される。現在のNOセンサのOVRがNO回復閾値点「D」を下回るならば、プログラムはステップS64を反復することになる。現在のNOセンサのOVRがNO回復閾値点「D」以上であるならば、プログラムは次にセッティングステップS66を実行する。セッティングステップS66では、NOセンサのOVRが「T」秒間、1.0という値にセットされる。セッティングステップS66に続いて、時間質問ステップS68において、プログラムは連続的に時間「T」秒が経過したか否かを問い合わせる。時間「T」が経過していなければ、プログラムは時間質問ステップS68を反復する。所定の時間「T」秒が経過した時には、比較ステップS70が実行される。比較ステップS70では、現在のH/CセンサのOVRがH/Cセンサの出力安定点「F」と比較される。現在のH/CセンサのOVRが、H/Cセンサ30の出力安定点「F」以上ならば、更新ステップS72が実行される。更新ステップS72では、プログラムはNOセンサのOVRを現在値1.0で始まるように更新し、プログラムはスタート直後に戻る。現在のH/CセンサのOVRがH/Cセンサ30の出力安定点「F」以上でなければ、維持ステップS74が実行される。維持ステップS74では、NOセンサのOVRは1.0の値に維持され、プログラムはステップS70に戻る。
ここで、図2に戻ってみると、NOのOVR曲線35には種々の区分が定義されている。NOのOVR曲線35の第1区分50では、いかなる時間の点を取っても、NOのセンサの現在の出力電圧をNOセンサ28の以前の出力電圧で割った商は不変であり、NOセンサのOVRは1.0に等しい。第2区分52では、NOのOVR曲線35の変化率は負である。連続するそれぞれのNOの現在出力電圧はNOセンサ28の以前の出力電圧よりも小さいので、NOのOVR曲線35の変化率は負となる。連続するNOセンサ28の現在出力電圧は、すべてNOセンサ28の以前の出力電圧未満であるため、NOのOVR曲線35上のどの値も1.0未満である。第3区分54では、連続するNOセンサ28の現在出力電圧は、すべてNOセンサ28の以前の出力電圧値よりも大きいので、NOのOVR曲線35の変化率は正である。NOセンサ28の非NOガスに対する感度が高いために、NOのOVR曲線35に混乱が起こる程度は、それに対応するH/Cセンサ30のH/CのOVR曲線36におけるよりも大きい。このため、H/Cセンサ30の出力安定点「F」を明らかにするためには、H/CのOVR曲線36が用いられる。H/CのOVR曲線36が全く平坦になり、かつH/Cのあらかじめ定められた閾値点以上(F≧C)である場合、NOのOVR曲線35における混乱は、事実上ゼロまで弱められている。
本発明のもう一つの特徴について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態における空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法に利用されるNOセンサ出力電圧の検出と制御ステップを示す簡単化した流れ図である。計算ステップS76では、NOセンサ出力電圧比が時間に関して、連続する複数のNOセンサ出力電圧値から計算される。比較ステップS78で、NOおよびH/Cの電圧比が両方ともあらかじめ定められた閾値に達した時、システムはスタンバイモードに入る。次に、決定ステップS80では、NOセンサ出力電圧比がNO回復閾値以上になる時が決定される。リセットステップS82では、NOセンサ出力電圧比が、あらかじめ定められた時間、基準値にリセットされる。このように図6は、本発明の自動車換気システムを制御するためのNOセンサ出力電圧比を計算し、使用するために必要なステップを示すものである。
本発明のさらにもう一つの特徴について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態における空気取入れシステム10によって自動車の換気システム制御の前に利用される複数の並列ステップを示す流れ図である。信号発生ステップS84では、H/Cセンサの出力電圧を用いてH/Cガスレベル信号が作られる。平行している信号発生ステップS86では、NOセンサ出力電圧を用いてNOガスレベル信号が作られる。そして、制御ステップS88では、信号発生ステップS84およびS86でそれぞれ作られたH/CセンサおよびNOセンサ28の各電圧比に基づいて、換気システムが制御される。リセットステップS90では、NOセンサ出力電圧比が、あらかじめ定められた長さの時間リセットされ、偽のNOセンサ出力電圧を作動可能状態で消去する。
このように本実施形態によれば、空気取入れシステム10は、幾つもの利点を有しており、高分子量の炭化水素ガスが検出される場合には、NOセンサ28が発生する出力電圧を、自動車の換気制御システムに使用される制御信号からマスキングすることができる。
また、NOセンサ出力電圧信号をあらかじめ定められた時間、ゼロ値もしくは単位値にリセットすることにより、NOセンサ28からの出力電圧信号に生ずる混乱を消去することができる。
また、ある種のNOセンサ出力電圧信号を選択的にマスキングすることにより、自動車の空気取入れシステム10から、それを行なわない場合、NOセンサ28がNOガスの代わりに、あるいはNOガスに上乗せして高分子量の炭化水素ガスを検出した時に誘導される望ましくない再循環モード動作期間を消去することができる。
なお、ここに記載した実施形態は、単に例示的性格のものであり、したがって本発明の骨子から逸脱しない改変は、本発明の範囲内である。そのような改変は、本発明の技術思想および範囲からの逸脱したものとは考えない。
第1実施形態における空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法を実施する自動車の内部構成を示した一部破断の透視図である。 第1実施形態の空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法において、炭化水素の存在がNOセンサ28に検出される結果起こり得るオーバーシュート条件を示す出力電圧比と時間の関係を示すグラフである。 第1実施形態の空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法において、炭化水素/一酸化炭素センサ(H/Cセンサ30)の出力電圧比と時間との関係を示す、図2と同様のグラフである。 図2ならびに図3に示されている種々のNOセンサ28の出力電圧比および炭化水素/一酸化炭素センサ(H/Cセンサ30)の出力電圧比に対して、フレッシュ・エア位置と再循環位置との間で変動する換気用取入れ扉20の位置を示すグラフである。 第1実施形態における空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法の動作ステップを示す流れ図である。 第1実施形態における空調閉鎖空間への空気取入れを制御する方法に利用されるNOセンサ出力電圧の検出と制御ステップを示す簡単化した流れ図である。 第1実施形態における空気取入れシステム10によって自動車の換気システム制御の前に利用される複数の並列ステップを示す流れ図である。
符号の説明
10 空気取入れシステム
16 搭乗者室(閉鎖空間)
18 換気システム制御装置
20 換気用取入れ扉
28 NOセンサ
30 H/Cセンサ
44 NOイベント

Claims (1)

  1. 過去に検出された複数のNO ガスの値を用いてNO ガスの基準値を算出し、現在のNO ガスの値を前記算出したNO ガスの基準値で除算して、空調される閉鎖空間(16)の外部におけるNOガスの変化率を求めるステップと、
    前記閉鎖空間(16)外部における炭化水素ガスの変化率を前記炭化水素ガスの基準値に関連して検出するステップと、を有し、
    前記NOガスの変化率が第1の閾値である高NO閾値を上回ったとき、または前記炭化水素ガスの変化率が第2の閾値である低H/C閾値を以下に低下したときに、換気用取入れ扉を制御して、空気を外部から前記閉鎖空間に取り入れる「フレッシュ・エアモード」から空気を前記閉鎖空間で循環させる「再循環モード」に切り替える空気取入れの制御方法であって、
    前記NOガスの変化率が第3の閾値(B)以下であり、かつ、前記炭化水素ガスの変化率が第4の閾値(C)以下であるか否かを検出するステップと、
    前記NOガスの変化率が前記第3の閾値(B)以下であり、かつ、前記炭化水素ガスの変化率が前記第4の閾値(C)以下であると検出された後に、前記NOガスの変化率が前記第3の閾値(B)以上に設定される第5の閾値(D)以上になったか否かを検出するステップと、
    前記NOガスの変化率が前記第5の閾値(D)以上になったことを検出した場合に、所定の時間、前記NOガスの変化率の値を前記第1の閾値よりも小さい所定の値にセットして、前記フレッシュ・エアモードから前記再循環モードへの切り替えが行われないようにするステップと、
    を備えることを特徴とする空気取入れの制御方法。
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