JP4968185B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
現在の機関回転数において前記内燃機関が出力可能な最大トルクを基準として前記内燃機関への要求トルクを設定する要求トルク設定手段と、
現在の機関回転数よりも高回転数において前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わるか否か判定する動作状態判定手段と、
前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わると判定された場合には、前記アクチュエータの切り替わった後の動作状態に基づいて前記最大トルクを算出し、前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向には切り替わらないと判定された場合には、前記アクチュエータの現在の動作状態に基づいて前記最大トルクを算出する最大トルク算出手段と、
前記吸気量調整弁の弁開度を全開にするか否か判定する手段であって、前記要求トルクが前記最大トルク以上であることを全開条件とする全開判定手段と、
前記全開条件が成立しているときには前記吸気量調整弁の弁開度を全開に制御し、前記全開条件が成立していないときには前記要求トルクに応じて前記吸気量調整弁の弁開度を制御する弁開度制御手段と、
を備えることを特徴としている。
前記動作状態判定手段は、前記内燃機関の運転域と前記アクチュエータの動作状態とを関連付けたマップを有し、前記マップを用いて前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わるか否か判定することを特徴としている。
前記全開判定手段は、前記全開条件の成立を判定するための成立判定基準と、前記全開条件の不成立を判定するための不成立判定基準とを有し、前記成立判定基準と前記不成立判定基準との間にヒステリシスを設けていることを特徴としている。
前記吸気量調整弁はスロットルであり、
前記アクチュエータは可変吸気機構、スワールコントロールバルブ及びバルブリフト量可変機構の何れかであることを特徴としている。
前記要求トルク設定手段は、ドライバから要求されるドライバ要求トルクに車両の制御システムから要求されるシステム要求トルクを加算したものを前記要求トルクとして設定し、
前記全開判定手段は、前記ドライバ要求トルクが前記最大トルクに達していることを前記全開条件に含むことを特徴としている。
前記吸気量調整弁の弁開度に基づいて前記内燃機関の推定トルクを算出する推定トルク算出手段と、
前記要求トルクと前記推定トルクとの比較に基づいて前記要求トルクを実現するために必要な点火遅角量を算出し、前記点火遅角量に従って点火時期を制御する点火時期制御手段と、
前記全開条件が成立しているときには前記点火時期制御手段による点火時期の遅角を禁止する点火遅角禁止手段と、
をさらに備えることを特徴としている。
弁開度の変化に対して機関吸気量の変化が僅かとなる動作領域での前記吸気量調整弁の動作を制限する弁動作制限手段をさらに備え、
前記要求トルク設定手段は、ドライバから要求されるドライバ要求トルクに車両の制御システムから要求されるシステム要求トルクを加算したものを前記要求トルクとして設定し、
前記弁動作制限手段は、前記要求トルクに前記システム要求トルクが含まれるときには前記吸気量調整弁の動作の制限を緩和することを特徴としている。
前記吸気量調整弁の耐久性に係る指標値を算出する耐久性指標値算出手段と、
前記耐久性指標値から前記吸気量調整弁の耐久性の低下が判断される場合には、前記弁動作制限手段による前記吸気量調整弁の動作制限の緩和を禁止する制限緩和禁止手段と、
をさらに備えることを特徴としている。
前記吸気量調整弁の弁開度に基づいて前記内燃機関の推定トルクを算出する推定トルク算出手段と、
前記要求トルクと前記推定トルクとの比較に基づいて前記要求トルクを実現するために必要な点火遅角量を算出し、前記点火遅角量に従って点火時期を制御する点火時期制御手段とをさらに備え、
前記全開判定手段は、前記制限緩和禁止手段によって前記吸気量調整弁の動作制限の緩和が禁止されているときには前記全開条件を成立させることを特徴としている。
本発明の実施の形態1について図1乃至図6の各図を参照して説明する。
ACIS4の状態もオンからオフに切り替えられる。その結果、最大トルクの算出値は離散的に減少することになるが、最大トルクの前回値を基準にして設定される要求トルクは減少することなく前回値のままとなる。つまり、ACIS4がオンからオフに切り替わった直後には要求トルクと最大トルクとの間に差が生じる。しかし、要求トルクが最大トルク以上であるとする全開条件の成立は維持されるため、この場合もスロットル弁2の弁開度は全開開度に維持されることになる。
本発明の実施の形態2について図7を参照して説明する。
本発明の実施の形態3について図1,図8乃至図10の各図を参照して説明する。
本発明の実施の形態4について図1,図11乃至図14の各図を参照して説明する。
本発明の実施の形態5について図7及び図15を参照して説明する。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、以下のように変形して実施してもよい。
4 ACIS
6 アクセル開度センサ
8 要求トルク設定部
10 スロットル弁開度制御部
12 全開判定部
14 最大トルク算出部
16 ACIS制御部
18 点火遅角禁止判定部
20 点火装置
22 推定トルク算出部
24 トルク効率算出部
26 点火遅角量算出部
28 点火時期制御部
Claims (9)
- 機関吸気量を調整する吸気量調整弁と、機関回転数に応じて動作状態が切り替わる前記吸気量調整弁とは別のアクチュエータとを備え、前記アクチュエータの動作状態によって出力性能が変化する内燃機関の制御装置において、
現在の機関回転数において前記内燃機関が出力可能な最大トルクを基準として前記内燃機関への要求トルクを設定する要求トルク設定手段と、
現在の機関回転数よりも高回転数において前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わるか否か判定する動作状態判定手段と、
前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わると判定された場合には、前記アクチュエータの切り替わった後の動作状態に基づいて前記最大トルクを算出し、前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向には切り替わらないと判定された場合には、前記アクチュエータの現在の動作状態に基づいて前記最大トルクを算出する最大トルク算出手段と、
前記吸気量調整弁の弁開度を全開にするか否か判定する手段であって、前記要求トルクが前記最大トルク以上であることを全開条件とする全開判定手段と、
前記全開条件が成立しているときには前記吸気量調整弁の弁開度を全開に制御し、前記全開条件が成立していないときには前記要求トルクに応じて前記吸気量調整弁の弁開度を制御する弁開度制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記動作状態判定手段は、前記内燃機関の運転域と前記アクチュエータの動作状態とを関連付けたマップを有し、前記マップを用いて前記アクチュエータの動作状態が前記内燃機関の出力性能を高める方向に切り替わるか否か判定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 前記全開判定手段は、前記全開条件の成立を判定するための成立判定基準と、前記全開条件の不成立を判定するための不成立判定基準とを有し、前記成立判定基準と前記不成立判定基準との間にヒステリシスを設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の制御装置。
- 前記吸気量調整弁はスロットルであり、
前記アクチュエータは可変吸気機構、スワールコントロールバルブ及びバルブリフト量可変機構の何れかであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記要求トルク設定手段は、ドライバから要求されるドライバ要求トルクに車両の制御システムから要求されるシステム要求トルクを加算したものを前記要求トルクとして設定し、
前記全開判定手段は、前記ドライバ要求トルクが前記最大トルクに達していることを前記全開条件に含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記吸気量調整弁の弁開度に基づいて前記内燃機関の推定トルクを算出する推定トルク算出手段と、
前記要求トルクと前記推定トルクとの比較に基づいて前記要求トルクを実現するために必要な点火遅角量を算出し、前記点火遅角量に従って点火時期を制御する点火時期制御手段と、
前記全開条件が成立しているときには前記点火時期制御手段による点火時期の遅角を禁止する点火遅角禁止手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 弁開度の変化に対して機関吸気量の変化が僅かとなる動作領域での前記吸気量調整弁の動作を制限する弁動作制限手段をさらに備え、
前記要求トルク設定手段は、ドライバから要求されるドライバ要求トルクに車両の制御システムから要求されるシステム要求トルクを加算したものを前記要求トルクとして設定し、
前記弁動作制限手段は、前記要求トルクに前記システム要求トルクが含まれるときには前記吸気量調整弁の動作の制限を緩和することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記吸気量調整弁の耐久性に係る指標値を算出する耐久性指標値算出手段と、
前記耐久性指標値から前記吸気量調整弁の耐久性の低下が判断される場合には、前記弁動作制限手段による前記吸気量調整弁の動作制限の緩和を禁止する制限緩和禁止手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の内燃機関の制御装置。 - 前記吸気量調整弁の弁開度に基づいて前記内燃機関の推定トルクを算出する推定トルク算出手段と、
前記要求トルクと前記推定トルクとの比較に基づいて前記要求トルクを実現するために必要な点火遅角量を算出し、前記点火遅角量に従って点火時期を制御する点火時期制御手段とをさらに備え、
前記全開判定手段は、前記制限緩和禁止手段によって前記吸気量調整弁の動作制限の緩和が禁止されているときには前記全開条件を成立させることを特徴とする請求項8記載の内燃機関の制御装置。
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