JP4967986B2 - フレネルレンズシート、透過型スクリーンおよび投写型映像表示装置 - Google Patents

フレネルレンズシート、透過型スクリーンおよび投写型映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、フレネルレンズシート、フレネルレンズシートを用いた透過型スクリーン、および投写型映像表示装置に関するものである。
従来の投写型映像表示装置に用いられる透過型スクリーン用のフレネルレンズシートは、ライズ面とフレネル面を有するプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有し、投写光学部から入射した映像光の光束が各フレネルレンズ素子のライズ面を透過後、フレネル面で全反射し、他方の面から出射するように構成している。このようなフレネルレンズシートでは、ライズ面に入射した光束を効率よくフレネル面で反射させるため、ライズ面とフレネル面との角度を45°以下の鋭角に設定することが望ましい。しかしながら、鋭角によりフレネルレンズ素子が形成されると、運搬や組み立て時等の取り扱いの際に欠けが生じやすく、歩留まりが低下するという問題があった。
そこで、ライズ面とフレネル面とをつなぐ先端面を有するプリズム形状のフレネルレンズ素子群を有するフレネルレンズシートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−221611号公報(段落0020、図6)
しかしながら、フレネルレンズ素子のライズ面とフレネル面とをつなぐようにして先端面を形成した場合、この先端面を通過した光線は、本来の出射方向とは異なる方向に出射する不要光となり、2重像となって顕れて映像の質が低下するという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、フレネルレンズシートに起因する不要光による映像の質の低下を抑制し、質の高い映像を表示できるフレネルレンズ素子、フレネルレンズ素子を用いた透過型スクリーン、および投写型映像表示装置を得ることを目的とする。
本発明に係るフレネルレンズシートは、フレネル面と、ライズ面と、前記フレネル面と前記ライズ面とをつなぐ先端面と、からなるプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有し、他方の面から出射された光を拡げるために他方の面側に配置されたレンチュラーレンズとともに透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートであって、前記フレネルレンズ素子群を構成する各フレネルレンズ素子のそれぞれの前記先端面が、他方の面に形成された出射面に対し、入射光線が入射する方向の角度をδ1、前記それぞれの先端面に入射した光束が前記出射面から出射する際の出射角度をβ、とすると、β>35°となるように、前記それぞれの先端面の前記出射面に対する角度δ1が与えられるものである。
本発明のフレネルレンズシートを使用すれば、先端面を経由して出射した不要光が観察され難くなるので、良好な映像を表示することが可能となる。
実施の形態1.
図1〜4は、本発明の実施の形態1に係るフレネルレンズシート、透過型スクリーン、投写型映像表示装置を示すものであり、図1はフレネルレンズシートの構成を示す部分断面図、図2はフレネルレンズシートを有する透過型スクリーンの構成を示す部分断面図、図3は透過型スクリーンの視野角特性を示す図、図4は投写型映像表示装置の光学系の構成を示す図である。
図1に示すように、フレネルレンズシート50は、投写光学系(あるいは光源側)からの光束を所望の角度に変化させるためのフレネルレンズ素子群からなるフレネルレンズ部51と、基材部52とから構成される。フレネルレンズ部51を構成する各フレネルレンズ素子は、投写光学系からの光束が入射するライズ面53と、ライズ面53を透過した光束を所望の角度に全反射させるフレネル面54と、さらにライズ面53とフレネル面54をつなぐように形成された先端面56を有している。
また、図2に示すように透過型スクリーン73は、フレネルレンズシート50とレンチキュラーレンズ80の2枚で構成されている。フレネルレンズシート50は投写光学系からの入射光を所望の角度に曲げる作用を担っている。一方、レンチキュラーレンズ80はフレネルレンズシート50から出射された光束をレンズ部81で拡げるとともに、基材部82に拡散作用を持たせて更に拡げている。なお、フレネルレンズシート50の基材部52にも拡散作用を持たせており、透過型スクリーン73の拡散特性、すなわち視野角特性は、フレネルレンズシート50およびレンチキュラーレンズ80を合わせた性能によって決定される。
図3は、上記構成による透過型スクリーン73の垂直方向の視野角特性を示すものであり、横軸がスクリーン73を観察する角度(視野角)、縦軸が輝度であり、真正面からスクリーン73を観察したとき(視野角=0°)の輝度に対する相対輝度で表示している。スクリーン73の視野角特性を評価する場合、ピーク輝度に対して、明るさが1/10になる角度を視野角として表現することが多い。図3のような視野角特性の場合、明るさが1/10以上となる角度は±22であり、その視野角εは22°と表現する。一般的には、垂直方向の視野角は20°から35°程度の範囲で構成される場合が多い。この場合、これらの視野角を超えた角度で観察すると、急激に輝度が低下することになり、視野角を超える観察角度は、テレビを観測するには適さない角度となる。
また、図4には、映像光を投写する投写レンズ系71と、投写レンズ系71から投写された映像光を反射する反射ミラー72と、反射ミラー72を介して背面側から入射する映像光を前面側に表示する透過型スクリーン73とを有する投写型映像表示装置を示している。なお、本投写型映像表示装置においても、映像信号を生成する映像信号処理部等の電気回路を有しているが、投写型映像表示装置の構成要素のうち、光学系以外の部分、あるいは光学系についても投写レンズ系より光源に近い側の部分については図示を省略している。
ここで、本発明の実施の形態1にかかるフレネルレンズシート等の詳細な説明をする前に、一般的なフレネルレンズシート等の構成および動作について説明する。
透過型スクリーンに組み込まれるフレネルレンズシートは、本実施の形態1にかかるフレネルレンズシートのように、入射側、いわゆる光源側にフレネルレンズ部を配置する全反射型フレネルレンズシートと、光の出射側、いわゆる観測者側にフレネルレンズ部を配置する屈折型フレネルレンズシートの大きく2種類がある。一般的な全反射型フレネルレンズシート150は図5に示すように構成され、光源からの入射光線は、フレネルレンズ部151のライズ面153を透過して各フレネルレンズ素子内に入射し、フレネル面154にて所望の角度に全反射して、基材部152の出射面155より観測者側に向けて出射される。そして、フレネルレンズシート150への入射光線の入射角(面内で異なる)に対応して各フレネルレンズ素子のライズ面153やフレネル面154の形状(角度)が決定される。
一方、一般的な屈折型フレネルレンズシート160は図6に示すように構成され、光源(図中右側)からの入射光線は、入射側平面163から基材部162に内に入射し、フレネルレンズ部161のフレネル面164にて所望の角度に屈折して出射する。屈折型フレネルレンズ160についても、入射光線の入射角に対応してフレネルレンズ部63の形状(角度)が決定される。
つぎに、透過型スクリーンを用いて映像を投影する方式の一般的な投写型映像表示装置(テレビ)の構成図を図7および本実施の形態1の説明図である図4を用いて説明する。図7は垂直投写方式と呼ばれる方式で、投写レンズ系171の光軸174が透過型スクリーン173の中心173cと一致するように構成されている。透過型スクリーン173に対する投写レンズ系171の配置位置は投写レンズ171аの位置となるが、この位置に配置するとテレビの奥行きが非常に厚く構成されてしまう。そこで、斜めに配置された背面ミラー172を用いて投写レンズ系171からの光束をスクリーン173に向けて反射する方式が一般的である。
図7に示す垂直投写方式のテレビの場合、スクリーン173の中心173cに入射する光束のスクリーン173への入射角度は0°となる。スクリーン173の周辺部に向かうにつれて、同心円状にスクリーン173への入射角度が大きくなる。この垂直投写方式のテレビにおいて、奥行き寸法を小さく構成にするためには、投写レンズ171をスクリーン173に近づける必要があるが、投写レンズ系171と投写光束の干渉を回避する必要があり、テレビの薄型化には限界がある。
一方、本実施の形態1における投写型映像表示装置にて採用するのは、図4に示す斜め投写方式と呼ばれる方式で、投写レンズ系71の光軸74とスクリーン73の中心73cは一致しない。この方式は、斜めに投写する方式のため、投写レンズ71とスクリーン73との距離を短く構成することが可能となる。一般的には、図7に示した垂直投写方式と比べて、スクリーン73への光束の入射角度は大きく構成される。また、斜め投写方式を採用したテレビにおいて、奥行き寸法を小さく構成することは、スクリーン73への光束の入射角度をより大きく構成することにより可能となる。
なお、斜め投写方式については、本実施の形態1(図4)においては、背面ミラー72をスクリーン73と平行に配置する方式を示したが、この方式に限定されるものではない。例えば、背面ミラー72を斜めに配置してもよく、あるいは天面に配置して上から反射する方式や、背面ミラー72を用いずに直接スクリーン73に投影してもよい。
つぎに、2種類のフレネルレンズシートの特徴について、上述した投写方式と関連して説明する。図8は、全反射型フレネルレンズシート150と屈折型フレネルレンズシート160の入射角度に対応した光線の透過率を示すものである。全反射型フレネルレンズシート150の場合、入射角度が小さい領域では光線の透過率が小さいが、入射角度が大きくなるにつれて、透過率が向上していき、入射角度が45°より大きくなると透過率90%以上を得ることができる。一方、屈折型フレネルレンズシート160の場合、入射角度が小さい領域では光束の透過率は90%以上で非常に良いが、入射角度が大きくなるにつれて、徐々に透過率が減少していく。屈折型フレネルレンズシート160においては、透過型スクリーン73への入射角度が35°を超えると透過率90%以下になってしまう。
全反射型フレネルレンズシート150と屈折型フレネルレンズシート160のどちらを採用するかは、テレビの奥行き寸法や投写レンズの設計あるいは、コスト等の仕様に応じて決定される。しかし、テレビの奥行き寸法を小さくする、すなわち薄型化をするためには、本実施の形態1の投写型映像表示装置(図4)に示したように、斜め投写方式を採用することになる。斜め投写方式の場合、光束のスクリーン73への入射角度が大きくなるため、全反射型フレネルレンズ150を採用することにより、より薄型化が実現しやすくなる。
全反射型フレネルレンズシート150は、設計上は図5に示したように構成される。全反射型フレネルレンズシート150のレンズ部151におけるライズ面153とフレネル面154とのなす角(先端角)αは、製造する金型のバイト刃角から決定される。全反射型フレネルレンズシート150の場合、透過率を良くするためにレンズ部151の先端角αを45°以下で構成することが多い。
例えば、全反射型フレネルレンズシート150におけるレンズ部151の材料の屈折率を1.55、基材部152の屈折率を1.53、レンズ部先端角αを42°、レンズ部151のレンズピッチ151Pを100μmとした場合の形状について検討することとする。この時、レンズ部151のフレネル面154の出射面155に対する角度をγ(以下フレネル角と呼ぶ)とする。このような条件での全反射型フレネルレンズシート150内の代表的なフレネルレンズ素子への光線の入射角度θ(全反射型フレネルレンズシート150の平面内の位置によって規定)を50°、65°、80°とし、フレネルレンズシート150から出射する各フレネルレンズ素子を経由する光線を平行(出射面155に対して垂直)出射する条件での各フレネルレンズ素子のフレネル角γを図9に示す。
なお、全反射型フレネルレンズシート150内の代表的なフレネルレンズ素子への光線の入射角度θを50°、65°、80°とした場合の各フレネルレンズ素子部分の形状および光線の透過イメージを図10に示す。図10(a)が光線の入射角度50°の場合、図10(b)が65°、図10(c)が80°の場合の全反射型フレネルレンズシート150への光線の入射イメージ図である。同じレンズピッチ151Pで構成した場合、入射角度が大きくなるにつれて、レンズ部151における各フレネルレンズ素子への光線透過領域が狭くなることがわかる。すなわち、入射角度が大きくなるにつれて、レンズ部51の先端部における透過光線の密度が高くなる。
図10に示したように、レンズ部151の先端角αを維持して尖った形状が作成できれば、図8に示したような理想的な全反射型フレネルレンズの透過率を得ることができる。すなわち、フレネルレンズシート150内の各フレネルレンズ素子への入射角が50°、65°、80°のどの場合でも、透過率90%以上の良好な性能を得ることができる。
しかし、図10に示したように、レンズ部151の先端部を尖った形状で作成するには、全反射型フレネルレンズシート150を製造する金型のバイト刃も尖った形状で作成する必要がある。全反射型フレネルレンズシート150を製造する金型のバイト刃を尖った形状で作成すると、製造時に刃が欠ける等の問題が発生する可能性が高くなる。さらに、全反射型フレネルレンズシート150のレンズ部151の先端が尖っていると、輸送時あるいは取り付け工程時等に全反射型フレネルレンズシート150の表面がこすれた場合、レンズ部151の先端が欠ける等の問題が発生する可能性がある。全反射型フレネルレンズシート150のレンズ部151の先端が欠けると、光線の透過率が劣化し光利用効率が低下し、あるいは不要光が発生して画像の品位を劣化してしまう恐れがある。
このような問題を回避するために、上述した特許文献1では、図11に示すようにフレネルレンズシート250のレンズ部251を構成する各フレネルレンズ素子が、ライズ面253とフレネル面254をつなぐ平坦な先端面256を有するように構成している。しかし、特許文献1に示すように単に先端面256を設けただけでは、以下のような問題が発生する。
レンズ部251のライズ面253を透過し、フレネル面254で全反射した光線257aは、本実施の形態1と同様に(図1中の光線57aのように)所望の角度(図1の場合は0°出射)で出射面255より観測者側に出射される。一方、レンズ部251の各フレネルレンズ素子の先端面256から入射した光線257b1は、フレネル面254で全反射し、出射面255より出射する。あるいは、先端面256から入射した光線257b2は、直接出射面255より出射する。この光線257b1、257b2(まとめて257bと表記する)は、本来の出射方向(すなわち図11における光線257aの出射方向)とは異なる方向に出射する。本来の方向に出射する光線257aを正規光と定義した場合、異なる方向に出射する光線257bは不要光ということになる。
この不要光257bは、例えば横方向に1本の線をスクリーン上に表示した場合、正規光257aと異なる方向に出射する光線となる。図12において、上から透過型スクリーン73を覗き込んだとき、正規光257aの上(あるいは構成によっては下あるいはフレネルレンズシート251のフレネルレンズ素子の配列方向)に不要光257bが見えることにより画像の品位が劣化してしまう。これは、すなわち2重像と一般的に呼ばれるものであり、上方向から覗き込んだとき、1本の線が2重に観測される不具合となる。
全反射型フレネルレンズシート150のレンズ部151において、各フレネルレンズ素子の先端が図5に示すように尖った形状で構成されていれば、このような不要光は発生しないが、製造性等を考えた場合、レンズ部151の各フレネルレンズ素子の先端はあまり尖っていない方が望ましい。
一方、透過型スクリーンは、上述したようにフレネルレンズシートと、レンチュラーレンズの組み合わせにより定まる特有の視野角εを有しており、テレビを観測する場合、この視野角εを超えると急激に輝度が低下することになり、実質的に画像を観察することが困難である。すなわち、先端面256から入射した不要光257bが透過型スクリーン73の視野角εよりも大きな角度で出射すれば、通常のテレビを観測する位置からは、不要光が視認しにくくなり、良好な画像を得ることができる。
そこで、本実施の形態1にかかるフレネルレンズシート50のレンズ部51における各フレネルレンズ素子の先端となる先端面56と、不要光57bの出射角βとの関係について図1を用いて説明する。フレネルレンズシート50のレンズ部51への光線の入射角をθ、先端面56とフレネルレンズシート50の出射面55とのなす角度を先端面角δ1、フレネル面54とフレネルレンズシート50の出射面55とのなす角度をフレネル角γとし、レンズ部51の材料の屈折率をn1、基材部52の材料の屈折率をn2とすると、先端面56への光線の入射角はθ―δ1となる。先端面56を透過した光線は、屈折角аでレンズ部51に入射する。この屈折角аは、所謂スネルの法則により、式1で計算される。
а=SIN−1((SIN(θ―δ1))/n1) ・・・式1
先端面56を透過した光線は、その角度に応じて、2つのパタンに分類される。1つ目は、先端面56を透過後、フレネル面54で全反射してから出射する不要光57b1で、もう1つは、先端面56を透過後、フレネル面54を経由せずに出射する不要光57b2である。先端面56を透過後、フレネル面54で全反射するか否かは、先端面角δ1および光線の入射角θに関係している。
先端面56を透過後、フレネル面54で全反射する不要光57b1においては、出射面55から出射する際の出射角βは以下の式2より計算できる。
β=SIN −1 (n1×SIN(180−(δ1+a+2×γ))) ・・・式2
一方、先端面56を透過後、フレネル面54で反射されずに出射する不要光57b2の出射面55から出射する際の出射角βは以下の式3より計算できる。
β=SIN −1 (n1×SIN(a+δ1)) ・・・式3
不要光57b1と57b2の出射角βが透過型スクリーン73の視野角εよりも大きな角度で出射する条件について検討する。不要光57b1と57b2のそれぞれの出射角βは式2および式3で計算されることより、先端面56を透過後、フレネル面54で全反射する場合においては、出射角βがスクリーン73の視野角εより大きくなる条件は式4で示される。
β=SIN −1 (n1×SIN(180−(δ1+a+2×γ)))>ε ・・・式4
すなわち、フレネルレンズシート50を組み込んだ透過型スクリーン73の視野角がεの場合、不要光57b1を視認させないようにするには、各フレネルレンズ素子の先端面角δ1を式4で示される条件を満足するように与えればよい
ここで、一般的な透過型スクリーンの視野角の最大値は35°であるので、βが35°より大きくなるように、つまり、各フレネルレンズ素子の先端面角δ1を式6で示される条件を満足するように与えれば、ほとんどの透過型スクリーンに対して不要光57b1が視認されることの無いフレネルレンズシート50を得ることができる。
SIN −1 (n1×SIN(180−(δ1+a+2×γ)))>35 ・・・式6
一方、先端面56を透過後、フレネル面54で全反射されない不要光57b2の場合、出射角βがスクリーン73の視野角εより大きくなる条件は式7で示される。
β=SIN −1 (n1×SIN(a+δ1)) > ε ・・・式7
すなわち、フレネルレンズシート50を組み込んだ透過型スクリーン73の視野角がεの場合、不要光57b2を視認させないようにするには、各フレネルレンズ素子の先端面角δ1を式7で示される条件を満足するように与えればよい。ここで、不要光57b1のときと同様に、βが35°より大きくなるように、つまり、各フレネルレンズ素子の先端面角δ1を式9で示される条件を満足するように与えれば、ほとんどの透過型スクリーンに対して不要光57b2が視認されることの無いフレネルレンズシート50を得ることができる。
SIN −1 (n1×SIN(a+δ1))>35 ・・・式9
上記の式2および式3を用いて、先端面角δ1と、不要光57b1と57b2(まとめて57bと表記する)の強度及び不要光57bの出射角βおよびレンズ部51における各フレネルレンズ素子の先端面56のフレネル面54に対する先端角δ2の関係について実際にシミュレーションで検討した。
今回行ったシミュレーションは、図9に示したように、レンズ部51の材料の屈折率を1.55、基材部52の屈折率を1.53、レンズ部先端角α(フレネル面54とライズ面53との延長交差角)を42°、フレネルレンズ部51のレンズピッチ51Pを100μmとして検討した。このような条件でのフレネルレンズシート50の代表的なフレネルレンズ素子への光線の入射角度θを50°、65°、80°とし、かつフレネルレンズシート50からの光線を平行出射する場合のフレネル角をγ、レンズ部51の先端面56の平坦部長さ(フレネル面54とライズ面53との交点から先端面56とライズ面53との交点までの水平距離)xを3μmとする。この時先端面角δ1を変化させた時の不要光57bの出射角βおよび不要光57bの強度のシミュレーション結果を図13に、先端面角度δ1と不要光57bの出射角度βとの関係を図14に、先端面角度δ1と不要光57bの強度との関係を図15に示す。
図13および図14に示すように、先端面角度δ1を0°(この時、先端面56がフレネルレンズシート50の出射面55と平行)から50°まで変化していくと、それに応じて不要光57bの出射角βの値が小さくなっていくのがわかる。不要光出射角が小さくなるということは、通常テレビを観測する正面位置から視認しやすくなるということを示している。言い換えると、不要光57bの出射角βの値が大きくなると、通常テレビを観測する位置から不要光57bを視認しにくくなり、不要光57bの出射角度は大きいほど良好であると言える。
さらに、今回の検討においては、フレネルレンズシート50の先端面56の平坦部長さxを3μm一定としている。図8においても説明したとおり、フレネルレンズシート50への入射角度θが大きくなるほど、フレネルレンズシート50のレンズ部51における各フレネルレンズ素子の先端面へ入射する光線の密度が高くなる。このため、先端面56の長さを一定とした場合、先端面56を透過する不要光57bの強度も入射角度θが大きくなるほど大きくなることが、図13、15よりわかる。なお、図13および図15における不要光強度は、フレネルレンズシート50内のフレネルレンズ素子のうち、入射角θが50°で、レンズ部51の先端面56の先端面角度δ1が0°における不要光57bの強度に対する相対値で示している。
また、図13に先端面56とフレネル面54との角度δ2を示しているが、どの場合においても、δ2の値が本来(先端面56を設けなかった場合)のレンズ部51の先端角42°より大きく構成されている。このことは、レンズ部51を緩やかに形成することを示しており、フレネルレンズシート50の製造性が向上するとともに、フレネルレンズシート50の取り扱い時にレンズ先端が欠けやすい等の問題も回避することができる。
さらに、フレネルレンズシート50のレンズ部51における各フレネルレンズ素子の先端面56の先端面角度δ1をできるだけ0°に近づけて構成することで、不要光57bの出射角βの角度を大きくできるとともに、フレネルレンズシート50における入射角度θが大きい部分に対しても、不要光の強度を小さく抑えることが可能となる。
このように、実施の形態1においては、通常テレビを観測する位置からは不要光が観測しにくいように、不要光57bの出射角βをスクリーン73の視野角εよりも大きく構成することにより、不要光57bが視認され難くなり、良好な映像を得ることができる。
以上のように、本実施の形態1にかかるフレネルレンズシートによれば、フレネル面54と、ライズ面53と、フレネル面54とライズ面53とをつなぐ先端面56と、からなるプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有するフレネルレンズシート50であって、フレネルレンズ素子群を構成する各フレネルレンズ素子のそれぞれの先端面56が、他方の面に形成された出射面55に対する角度をδ1、それぞれの先端面56に入射した光束57bが出射面55から出射する際の出射角度をβ、とすると、β>35°となるように、それぞれの先端面56の出射面55に対する角度δ1が与えられるので、一般的なほとんどの透過型スクリーンに組み込まれた際、不要光57bが視認されること無く、良好な映像を表示することが可能となる。
とくに、δ1を20°以下になるように構成することにより、δ1を一律に規定しても、入射角が50°以上の投写型映像表示装置に組み込まれた場合には、不要光57bの出射角度βを35°より大きくすることができる。そのため、フレネルレンズシート50の製造に使用する型のバイトの刃先角を緩やかでかつ一定に形成できるため、金型の製造工程が短縮されると共に、レンズ部51の先端が折れやすい等の問題も回避することができ、一般的なほとんどの透過型スクリーンに組み込まれた際、不要光57bが視認されること無く、良好な映像を表示することが可能となる。
また、本実施の形態1にかかる透過型スクリーンによれば、背面側から受けた映像光を前面側に表示する透過型スクリーン73であって、背面側に配され、フレネル面54とライズ面53とからなるプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有し、一方の面からの入射光を所定の角度で他方の面から出射するフレネルレンズシート50と、前面側に配され、フレネルレンズシート50から出射された光を拡げるレンチュラーレンズ80と、を備え、フレネルレンズ素子群を構成する各フレネルレンズ素子は、それぞれフレネル面54とライズ面53とをつなぐ先端面56を有し、それぞれの先端面56に入射した光束57bが出射面55から出射する際の出射角度をβ、フレネルレンズシート50とレンチュラーレンズ80とによって定まるスクリーン73の視野角をεとすると、β>εとなるように、それぞれの先端面56が他方の面に形成された出射面55に対する角度δ1が与えられるので、不要光57bが視認されること無く、良好な映像を表示することが可能となる。
とくに、各フレネルレンズ素子へ入射するそれぞれの光束の入射角度をθ、各フレネルレンズ素子のそれぞれのフレネル面54が出射面55に対する角度をγ、それぞれの先端面56に入射したそれぞれの光束の屈折角度をaとすると、それぞれの光束がそれぞれのフレネル面54で反射されてから出射面55から出射する場合は、SIN −1 (n1×SIN(180−(δ1+a+2×γ)))>εが成立し、それぞれの光束がそれぞれのフレネル面54で反射されずに出射面55から出射する場合は、SIN −1 (n1×SIN(a+δ1))>εが成立する、ように構成したので、不要光57bの出射角βが視野角εより大きくなり、不要光57bが視認されること無く、良好な映像を表示することが可能となる。
さらに、本実施の形態1における投写型映像表示装置によれば、上記不要光57bの出射角βが所定値以上になるように先端面56の角度δ1が規定されたフレネルレンズシート50を有する透過型スクリーン73と、透過型スクリーン73の背面側から映像光を投写する投写光学部(71、72)と、投写光学部において映像光を発生させるための映像信号を生成し、生成した映像信号を投写光学部に出力する映像信号処理部と、を備えたので、先端面56に入射した不要光57bが視認され難く、良好な映像を表示することができる。
なお、本実施の形態1においては、レンチュラーレンズ80のレンズ部81を入射側に設けた例について説明したが、レンチキュラーレンズ80のレンズ部81を出射側に設けた構成についても、視野角特性については同様のことが言える。さらに、図2においては、スクリーン73をフレネルレンズ50とレンチキュラーレンズ80の2枚で構成する例を示したが、1枚で双方の機能を満たすように構成してもよく、更に部材を追加した構成についても同様である。1枚で構成する場合は、先端面56の角度δ1等は、一枚で構成した際の出射面に対する角度で規定すればよい。
また、今回の検討においては、平坦部長さxを3μmとして行ったが、この長さが長くなるに応じて不要光の量は増加するため、平坦部長さxは短く構成した方が光利用効率は向上する。
本発明の実施の形態1に係るフレネルレンズシートの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る透過型スクリーンの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る透過型スクリーンの垂直方向の視野角特性を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る投写型映像表示装置の光学的な構成を示す図である。 一般的な全反射型フレネルレンズシートの構成を示す断面図である。 一般的な屈折型フレネルレンズシートの構成を示す断面図である。 一般的な垂直投写方式の投写型映像表示装置の光学的な構成を示す図である。 一般的な全反射型フレネルレンズと屈折型フレネルレンズにおける入射角度と透過率性能との関係を示す図である。 フレネルレンズシートにおける入射角度とフレネル角との関係を示す図である。 一般的な全反射型フレネルレンズシートにおける入射角の異なるフレネルレンズ素子部分の構成を示す断面図である。 従来の先端面を有するフレネルレンズシートでの動作を説明するための断面図である。 従来の先端面を有するフレネルレンズシートにおける不要光による2重像を示す図である。 先端面を有するフレネルレンズシートにおける不要光出射角および不要光強度についてのシミュレーション結果を示す表である。 シミュレーション結果にもとづく、先端面を有するフレネルレンズシートにおける先端面角と不要光出射角との関係を示す図である。 シミュレーション結果にもとづく、先端面を有するフレネルレンズシートにおける先端面角と不要光強度との関係を示す図である。
符号の説明
50 フレネルレンズシート、 51 レンズ部、 52 基材部、 53 ライズ面、 54 フレネル面、 55 出射面、 56 先端面、
71 投写レンズ系(投写光学部)、 72 ミラー(投写光学部)、 73 透過型スクリーン、 80 レンチュラーレンズ、
a 屈折角、 β 出射角度、 δ1 先端面角、 γ フレネル角、 ε 視野角

Claims (6)

  1. フレネル面と、ライズ面と、前記フレネル面と前記ライズ面とをつなぐ先端面と、からなるプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有し、他方の面から出射された光を拡げるために他方の面側に配置されたレンチュラーレンズとともに透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートであって、
    前記フレネルレンズ素子群を構成する各フレネルレンズ素子のそれぞれの前記先端面が、他方の面に形成された出射面に対し、入射光線が入射する方向の角度をδ1、
    前記それぞれの先端面に入射した光束が前記出射面から出射する際の出射角度をβ、とすると、
    β>35°となるように、前記それぞれの先端面の前記出射面に対する角度δ1が与えられるフレネルレンズシート。
  2. フレネル面と、ライズ面と、前記フレネル面と前記ライズ面とをつなぐ先端面と、からなるプリズム形状のフレネルレンズ素子群を一方の面に有し、他方の面から出射された光を拡げるために他方の面側に配置されたレンチュラーレンズとともに透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートであって、
    前記フレネルレンズシートと前記レンチュラーレンズとによって定まる前記透過型スクリーンの視野角をεとし、
    前記フレネルレンズ素子群を構成する各フレネルレンズ素子のそれぞれの前記先端面が、他方の面に形成された出射面に対し、入射光線が入射する方向の角度をδ1
    前記それぞれの先端面に入射した光束が前記出射面から出射する際の出射角度をβとすると、
    β>εとなるように、前記それぞれの先端面の前記出射面に対する角度δ1が与えられるフレネルレンズシート。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載されたフレネルレンズシートにおいて、
    δ1<20°となるように前記それぞれの先端面が形成されることを特徴とするフレネルレンズシート。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のフレネルレンズシートと、
    前記フレネルレンズシートの前記出射面側に配され、前記フレネルレンズシートから出射された光を拡げるレンチュラーレンズと、
    を備えてなる透過型スクリーン。
  5. 前記フレネルレンズ素子群を構成する材料の屈折率をn1、
    前記フレネルレンズシートと前記レンチュラーレンズとによって定まる前記透過型スクリーンの視野角をεとし
    記各フレネルレンズ素子のそれぞれの前記フレネル面が前記出射面に対する角度をγ、
    前記それぞれの先端面に入射した前記それぞれの光束の屈折角度をaとすると、
    前記それぞれの光束が前記それぞれのフレネル面で反射されてから前記出射面から出射する場合は、SIN−1(n1×SIN(180−(δ1+a+2×γ)))>εが成立し、
    前記それぞれの光束が前記それぞれのフレネル面で反射されずに前記出射面から出射する場合は、SIN−1(n1×SIN(a+δ1))>εが成立する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の透過型スクリーン。
  6. 請求項4または5のいずれか一項に記載の透過型スクリーンと、
    前記透過型スクリーンの背面側から映像光を投写する投写光学部と、
    前記投写光学部において前記映像光を発生させるための映像信号を生成し、生成した映像信号を前記投写光学部に出力する映像信号処理部と、
    を備えてなる投射型映像表示装置。
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