JP4967545B2 - 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は画像形成装置、および画像形成装置の制御方法に関し、特に転写体の清掃を行なうことができる画像形成装置、および画像形成装置の制御方法に関する。
中間転写ベルトに圧接されたクリーニングブレードで中間転写ベルト上を清掃する画像形成装置(フルカラープリンタ、MFP(Multi Function Peripheral)、複写機など)では、長期間の使用により、クリーニングブレードの先端に紙粉などの異物が付着・累積する。これが原因でクリーニングの性能が低下し、クリーニング不良が発生することがある。クリーニングブレードにたまった紙粉などの異物を除去するために、中間転写ベルトの逆転を実施することが提案されている。
しかしながらこの逆転により、クリーニングブレードや中間転写ベルトに捲れが発生するプリンタが存在する。クリーニングブレードの設置場所などによって、中間転写ベルトの逆転時の中間転写ベルトとクリーニングブレードの先端との接点部分の摩擦力が大きくなるためである。
そのようなプリンタでは、摩擦力を低下させるために、クリーニングブレードと中間転写ベルトとが接する部分へ潤滑剤としてトナーを供給した後で逆転を実施する対策を行なっている。具体的には、まずトナー像を形成し、それをクリーニングブレードに掻き取らせてクリーニングブレード先端にトナーを付着させた後に、中間転写ベルトの逆転を実施する。クリーニングブレード先端に付着したトナーは、中間転写ベルトとクリーニングブレードの先端との接点部分の潤滑剤の役目を果たし、摩擦力が低下する。これにより、中間転写ベルトやクリーニングブレードの捲れが防止される。
図17は、従来のフルカラープリンタの中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去処理を示すフローチャートである。
図を参照して、Y(イエロー)のトナー像を中間転写ベルトに形成する(S901)。Yのトナー像の後端がベルトクリーナを通過するまで中間転写ベルトを駆動する(S903)。ステップS903の処理により、トナー像を中間転写ベルトクリーニングブレードで掻き取った後、中間転写ベルトを逆転させることで、中間転写ベルトクリーニングブレードに付着した紙粉などの異物を除去する(S905)。
また、コストダウンを目的として、トナーエンプティ検出センサを用いずに、画像データのドット数からトナーエンプティの検出を行うフルカラープリンタが存在する。このドット数による検出は、センサを用いた場合よりも精度が劣り、トナーエンプティを検出してもトナーが残る場合がある。これは、トナーエンプティが検出されるまでは画像かすれが発生しないように、最悪のケースを考慮した設計を行っているからである。トナーエンプティ検出時でもトナーが残っている状態が起こりうるため、ユーザがトナーを使い切ることができるように、トナーエンプティを検出してもプリント動作が可能とされている。
下記特許文献1は、クリーニングを実施するときに、クリーニングブレードよりも大きな幅のトナー像を形成することで、クリーニングブレードの捲れを防止する画像形成装置を開示している。
下記特許文献2は、画像形成後に中間転写ベルトを逆転し、クリーニングブレードの先端に付着した紙粉等の異物を除去する画像形成装置を開示している。
特開2004−272118号公報 特開平10−10939号公報
トナーエンプティ検出後もプリント可能なフルカラープリンタでは、クリーニングブレードにトナーを供給した後で中間転写ベルトを逆転させようとしても、実際にはトナー像が形成されていないケースが起こりうる。この場合、クリーニングブレードや中間転写ベルトの捲れを引き起こしてしまう。
また、トナー残量が無かったり、現像器の故障などといった要因で、トナー像形成の動作を実施しても実際にはトナー像が形成されていない場合も考えられる。この場合も、中間転写ベルトやクリーニングブレードの捲れを引き起こす恐れがある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、クリーニングブレードなどの清掃部材の異物除去を良好に行なうことができる画像形成装置、および画像形成装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、トナーが収容された現像部と、現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置が提供される。画像形成装置は、中間転写体上に清掃部材を圧接させて中間転写体を清掃する中間転写体清掃手段と、中間転写体上のトナー像の濃度を測定する濃度測定手段と、中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が清掃部材の位置に達した後に、中間転写体を逆転させることで清掃部材の異物除去を行なう異物除去手段とを備え、異物除去手段は、中間転写体上のトナー像の濃度を濃度測定手段で測定し、その濃度が一定値以上であることを検出した場合にのみ中間転写体の逆転を行なう。
好ましくは濃度測定手段が測定するトナー像は、異物除去手段が中間転写体上に形成させた清掃部材の異物除去に用いるトナー像に先立って中間転写体上に形成され、中間転写体上に形成されるトナー像の濃度検出のためのトナー像である
好ましくは濃度測定手段が測定するトナー像は、異物除去手段が中間転写体上に形成させた清掃部材の異物除去に用いるトナー像である。
好ましくは画像形成装置は、複数色のトナー像を中間転写体上に形成することが可能であり、各色のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段をさらに備え、異物除去手段は、残量が多い色のトナーでトナー像を形成させる。
好ましくは画像形成装置は、複数色のトナー像を中間転写体上に形成することが可能であり、各色のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段をさらに備え、異物除去手段は、残量が一定量以上の色のトナーでトナー像を形成させる。
好ましくは画像形成装置は、複数色のトナー像を中間転写体上に形成することと、モノクロのトナー像を中間転写体上に形成することとが可能であり、異物除去手段は、モノクロのモードの場合は黒のトナーでトナー像を形成させる。
好ましくは画像形成装置は、複数色のトナー像を中間転写体上に形成することが可能であり、濃度測定手段で測定したトナー像の濃度が一定値に満たない場合は、別の色のトナーでトナー像の形成を再実施する。
好ましくは画像形成装置は、いずれの色でトナー像の形成を実施しても、濃度測定手段での測定結果が一定値に満たない場合は、印字を禁止する。
この発明の他の局面に従うと、現像部と、現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能な画像形成装置が提供される。画像形成装置は、現像部により作成されたトナー像を保持する転写体と、転写体に、清掃部材を圧接させて転写体を清掃する清掃手段と、転写体上のトナー像の濃度を測定する測定手段と、測定手段による測定濃度が所定値以上である場合にのみ、転写体を画像形成時とは逆の方向に回転させ、清掃部材の異物の除去を行なう異物除去手段とを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数の色に対応した複数の現像部と、複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置が提供される。画像形成装置は、中間転写体上に清掃部材を圧接させて中間転写体を清掃する中間転写体清掃手段と、中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が清掃部材の位置に達した後に、中間転写体を逆転させることで清掃部材の異物除去を行なう異物除去手段とを備え、異物除去手段は、トナーエンプティであると検出されていない色のトナーを使用してトナー像を形成させる。
この発明のさらに他の局面に従うと、トナーが収容された現像部と、現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置の制御方法が提供される。画像形成装置の制御方法は、中間転写体上に清掃部材を圧接させて中間転写体を清掃する中間転写体清掃ステップと、中間転写体上のトナー像の濃度を測定する濃度測定ステップと、中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が清掃部材の位置に達した後に、中間転写体を逆転させることで清掃部材の異物除去を行なう異物除去ステップとを備え、異物除去ステップは、中間転写体上のトナー像の濃度を濃度測定ステップで測定し、その濃度が一定値以上であることを検出した場合にのみ中間転写体の逆転を行なう。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数の色に対応した複数の現像部複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置の制御方法が提供される。画像形成装置の制御方法は、中間転写体上に清掃部材を圧接させて中間転写体を清掃する中間転写体清掃ステップと、検出手段により、複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出ステップと、中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が清掃部材の位置に達した後に、中間転写体を逆転させることで清掃部材の異物除去を行なう異物除去ステップとを備え、異物除去ステップは、トナーエンプティであると検出されていない色のトナーを使用してトナー像を形成させる。
上記発明に従うと、清掃部材の異物除去を良好に行なうことができる画像形成装置、および画像形成装置の制御方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における画像形成装置について説明する。ここでは具体例として画像形成装置は、フルカラー印字可能な電子写真複写機、電子写真プリンタ等であるものとする。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態におけるプリンタでは、中間転写ベルト上にトナー像が形成されたかどうかを濃度センサで確認し、トナー像の形成が確認できたときのみ中間転写ベルトの逆転を実施することとしている。センサとしては、画像形成装置で濃度の安定を目的として一般的に搭載されている濃度センサを用いる。すなわち、この濃度センサにより、中間転写ベルト上の捲れ防止用のトナー像の濃度を読取り、その濃度が一定値以上の場合にのみクリーニングブレード異物除去のための中間転写ベルトの逆転を実施する。
このような手法によると、確実に中間転写ベルトにトナー像が形成されている場合にのみ、中間転写ベルトの逆転を実施することが可能となる。これにより、中間転写ベルトやクリーニングブレードの捲れが防止される。
図1は、第1の実施の形態におけるタンデムカラープリンタの中央断面図である。
先ず、作像部の構成を説明する。タンデムカラープリンタ1には、KCMY(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のそれぞれに対応するカートリッジ18a〜18dが設けられている。カートリッジ18a〜18dのそれぞれには、感光体3を帯電する帯電部5、画像パターンを露光する露光部6、トナーを現像する現像部4、および転写残トナーを感光体3から分離する感光体クリーニングブレード7が内蔵されている。
タンデムカラープリンタは、感光体3上に形成された4色のトナー像を重ねて画像形成する中間転写ベルト2と、中間転写ベルト2上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写ローラ13と、中間転写ベルト2に圧接し、転写残トナーを中間転写ベルト2から分離する中間転写ベルトクリーニングブレード(清掃部材)8と、中間転写ベルト2上に形成されたトナー像の濃度を測定するIDCセンサ19と、IDCセンサ19の出力などに基づいて、中間転写ベルト2などの動作を制御する制御部51とを備えている。
なお、IDCセンサ19は、図1において手前にあるIDCセンサ19bと、奥にあるIDCセンサ19aとから構成されている(図4参照)。
IDCセンサ19は反射型の濃度センサであり、画質を安定させるために使用される。中間転写ベルト2上に画質を安定させるためのパターンを形成し、それをIDCセンサ19で読取る。その読取り値を元に、制御部51は適正な現像のパラメータを決定する。
像担持体である感光体3上に形成されたトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト2上に1次転写される。中間転写ベルト2上に転写されたトナー像は、記録シート上に2次転写される。
図2は、タンデムカラープリンタが実行する、中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去を実施するか否かの判定処理を示すフローチャートである。
画像のプリントごとに(S101)、印字枚数をカウンタでカウントする(S103)。カウント枚数が100枚に到達したときに、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去を実施する(S107)。異物除去を実施すると、カウンタをリセットする(S109)。
図3は、図2の中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。
カートリッジ18dにより、Yのトナー像を中間転写ベルト2上に形成し(S151)、IDCセンサ19の位置までYトナー像を移動させ(S153)、IDCセンサ19でそのトナー像を読取る(S155)。
図4は、図3のステップS151で形成されるトナー像の具体例を示す図である。
本実施の形態においては、中間転写ベルトの逆転を行なう前には、逆転用のトナー像とは別の濃度検出用のトナー像を形成する。濃度検出用のトナー像は、図4に示すような濃度が確認できる程度のサイズを有する。具体的にはここでは幅10mm、長さ5mmの像とし、IDCセンサ(左)19aで読取り可能な位置に形成する。
図5は、IDCセンサ19の出力を示す図である。
IDCセンサ19からの出力値(制御部51のIDCセンサからの入力値)は、トナー像でない部分を読取ったときは反射光が多いため高い値を示す。逆にトナー像部分では反射光が少なくなるため低い値を示す。
図5は、図4のYのトナー像が正常な濃度で形成された場合のIDCセンサのデータを示している。中間転写ベルト2の移動に伴い、中間転写ベルト上の濃度検出位置が移動する。トナー像が形成された5mmの部分では、IDCセンサ入力値が低く基準電圧2.5Vを下回る。
図3のステップS157では、検出濃度として使用する濃度検出位置でのYトナー像のIDCセンサによる読取り値が、基準電圧2.5V以下であるかを判定する。YESであれば、Yで正常にトナー像が形成できることが確認されるので、Yで中間転写ベルト逆転用のトナー像を新たに中間転写ベルト2に形成し(S159)、その像の後端が中間転写ベルトクリーニングブレード8の位置を通過するのを待つ(S161)。その後、中間転写ベルト2の逆転制御を実施する(S163)。
図6は、図3のステップS159で形成されるトナー像の具体例を示す図である。
この逆転時に形成するトナー像は、中間転写ベルト2の幅方向一面に形成される。これにより、中間転写ベルト2の幅方向に当接する中間転写ベルトクリーニングブレード8と、中間転写ベルト2との間の摩擦力を小さくすることができる。
図7は、Yのトナー像の濃度が正常でない場合のIDCセンサのデータ示す図であり、図5に対応する図である。
トナーが十分に供給されていない場合などには、濃度検出位置でもIDCセンサ入力値は基準電圧2.5Vを超え、ベルト裸面の4.5Vに近い値を検出する。この場合は、中間転写ベルト2に正常にトナーを供給できないため、図3のステップS157でNOと判断し、中間転写ベルトの逆転を実施しない。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態においては、濃度検出用のトナー像を逆転用のトナー像と共用することとしている。
図8は、第2の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。
ステップS251において、従来技術と同様に、中間転写ベルト2上にYで中間転写ベルト逆転用のトナー像(図6)を形成する。IDCセンサ19の位置までYトナー像を移動させ(S253)、IDCセンサ19でそのトナー像を読取る(S255)。IDCセンサでの読取り値は、図5、図7で示される第1の実施形態における濃度確認用のトナー像の読取りデータと同様である。
その読取ったトナー像の濃度が正常な場合は(S257でYES)、トナー像の後端が中間転写ベルトクリーニングブレード8の位置を通過するのを待つ(S261)。その後、中間転写ベルト2の逆転制御を実施する(S263)。一方、濃度が異常な場合は(S257でNO)、逆転動作を実施しない。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態において、トナー像を形成し、中間転写ベルトを逆転して、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物を除去する制御は、第1の実施の形態と同様である。第3の実施の形態では、そのときトナー像の形成に使用する色をトナーの残量の最も多いものに決定する。
図9は、第3の実施の形態における中間転写ベルト逆転時に作成するトナー像の色決定処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS301でYトナーの残量がMトナーの残量以上かが判定される。YESであれば、ステップS303でYトナー残量がCトナー残量以上かが判定される。ステップS303でYESであれば、ステップS305でYトナー残量がKトナー残量以上かが判定される。
ステップS305でYESであれば、Yトナーの残量が多いと判定し、ステップS307でトナー像の色をYに決定する。
ステップS301でNOであれば、ステップS309でMトナー残量がCトナー残量以上かが判定される。ステップS309でYESであれば、ステップS311でMトナー残量がKトナー残量以上かが判定される。
ステップS311でYESであれば、Mトナーの残量が多いと判定し、ステップS313でトナー像の色をMに決定する。
ステップS303でNO、またはステップS309でNOであれば、ステップS317で、Cトナー残量がKトナー残量以上かが判定される。ステップS317でYESであれば、Cトナーの残量が多いと判定し、ステップS319でトナー像の色をCに決定する。
ステップS305、S311、またはS317のいずれかでNOであれば、Kトナーの残量が多いと判定し、ステップS315でトナー像の色をKに決定する。
このようにすることで、トナーの残量が少ないことによるトナー像のかすれが発生する確率を少なくすることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態において、どの色でトナー像を形成するかを決定する処理以外については、第3の実施の形態と同じである。
図10は、第4の実施の形態におけるトナー像を形成するときの色の決定手法を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS401においてKトナーの残量が所定値α以上かが判定される。YESであれば、ステップS411において用いるトナー像の色をKに決定する。
ステップS401でNOであれば、ステップS403においてCトナーの残量が所定値α以上かが判定される。YESであれば、ステップS413において用いるトナー像の色をCに決定する。
ステップS403でNOであれば、ステップS405においてMトナーの残量が所定値α以上かが判定される。YESであれば、ステップS415において用いるトナー像の色をMに決定する。
ステップS405でNOであれば、ステップS407においてYトナーの残量が所定値α以上かが判定される。YESであれば、ステップS417において用いるトナー像の色をYに決定する。
ステップS407でNOであれば、ステップS409で図9に示される第3の実施の形態における処理を実施し、用いるトナーの色を決定する。
図11は、中間転写ベルトクリーニングブレードとカートリッジの位置関係を示す図である。
図に示されるように、各色カートリッジ18a〜18dと、中間転写ベルトクリーニングブレード8との間の距離には差があり、Y用のカートリッジ18dと中間転写ベルトクリーニングブレード8との間の距離は最も長く、M、C、Kの順に距離は短くなる。
図10の処理によると、トナー残量が一定以上の色のカートリッジの中から、中間転写ベルトクリーニングブレードに最も近い位置に配置されたカートリッジの色が使用される。
これにより、第3の実施の形態と同様に、トナーの残量が少ないことによるトナー像のかすれが発生する確率を少なくする効果を得ることができる。また、中間転写ベルトクリーニングブレードの位置に近い位置にあるカートリッジの色でトナー像を形成するため、トナー像形成からトナー像を中間転写ベルトクリーニングブレードで掻き取らせるまでの時間を短縮することもできる。つまり、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物を除去する制御にかかる時間を可能な限り短縮することができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態におけるプリンタの基本的な構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態において、プリンタはフルカラー印字とモノクロ印字の2つの印字モードを持つ。
図12は、モノクロ印字モードにおけるカートリッジ18a〜18dと中間転写ベルト2との位置関係を示す図である。
図に示されるように、モノクロ印字モードのときは、YMCのカートリッジ18b〜18dを駆動させず、中間転写ベルト2をYMCのカートリッジ18b〜18dから離間した状態にして、Kのカートリッジ18aのみを駆動させて印字を行う。
フルカラー印字モードの場合は、第3または第4の実施の形態と同様に、トナーの残量などによりトナー像の色を決定する。一方、モノクロ印字モードの場合は、トナーの残量に関わらずモノクロ印字モードの状態で、Kのトナー像を形成する。
図13は、第5の実施の形態におけるトナー像の色決定方法を示すフローチャートである。
ステップS501で印字モードを判定し、フルカラーモードである場合には、第3の実施の形態(または第4の実施の形態)と同様の手法でトナー像の色を決定する(S505)。一方、モノクロモードである場合には、トナー像の色をKに決定する(S503)。
本実施の形態においては、モノクロ印字モードのときは、フルカラー印字モードの状態に遷移させる時間が省略され、その分の時間なしに中間転写ベルトクリーニングブレードの異物を除去する制御を行なうことができる。
また第5の実施形態において、モノクロ印字モードの場合でも、Kのトナー残量が一定量以下の場合は、Kのトナー像での制御を実施せずに、フルカラー印字モードに遷移して、第3の実施形態(または第4の実施の形態)と同様の手法で決定された色のトナー像で制御を実施してもよい。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、トナー像を形成し、その像をIDCセンサで読取り、一定濃度以上のときのみ中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去の中間転写ベルト逆転を実施する。このとき、IDCセンサで読取ったトナー像の濃度が一定濃度以上でない場合は、別の色でトナー像を形成し、リトライする。
図14は、第6の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601において、トナー像形成色をYに設定し、ステップS603においてその色に対応するカートリッジにより、トナー像を中間転写ベルト2上に形成し(S603)、IDCセンサ19の位置までトナー像を移動させ(S605)、IDCセンサ19でそのトナー像を読取る(S607)。
トナー像のIDCセンサによる読取り値が、基準電圧2.5V以下であるかを判定する(S609)。YESであれば、その色で正常にトナー像が形成できることが確認されるので、その色で中間転写ベルト逆転用のトナー像を新たに中間転写ベルト2に形成し(S615)、その像の後端が中間転写ベルトクリーニングブレード8の位置を通過するのを待つ(S617)。その後、中間転写ベルト2の逆転制御を実施する(S619)。
トナーが十分に供給されていない場合などには、濃度検出位置でもIDCセンサ入力値は基準電圧2.5Vを超え、ベルト裸面の4.5Vに近い値を検出する。この場合は、中間転写ベルト2に正常にトナーを供給できないため、ステップS609でNOと判断し、現在のトナー像形成色はKであるかを判定する。YESであれば、中間転写ベルトの逆転を実施しない。
ステップS611でNOであれば、現在のトナー像形成色がYならMへ、MならCへ、CならKへ変更する(S613)。その後、ステップS603で変更された色でトナー像を形成する。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態においては、第6の実施の形態と同様に、トナー像形成の色を切り換え、一定濃度以上の色のトナー像でクリーニングブレードの異物除去の中間転写ベルト逆転を実施する。
ただし、すべての色に対して適正な濃度が検出できなかった場合は、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去を、中間転写ベルトクリーニングブレードや中間転写ベルトの捲れなしに実施することはできないため、印字を禁止し、その旨をユーザに通知する。
図15は、第7の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS701で、第6の実施の形態における処理を実行し、ステップS703で中間転写ベルト2の逆転は実施できたかを判定する。NOであればステップS705で印字を禁止し、ユーザに通知を行なう。
[第8の実施の形態]
第8の実施の形態におけるプリンタの構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態におけるプリンタは、トナーエンプティを検出しても動作が可能である。また、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去に関しては、図17に示す従来の手法を実行する。
第8の実施の形態では、トナー像を形成する色についてトナーエンプティを検出していれば別の色を使用する。使用する色の優先順位は、Y,M,C,Kの順である。そして、すべての色がトナーエンプティであれば、正常な濃度でトナー像が形成されない可能性があり、中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去を、中間転写ベルトクリーニングブレードや中間転写ベルトの捲れなしに実施することができない。その場合には、印字を禁止し、その旨をユーザに通知する。
図16は、第8の実施の形態における中間転写ベルト逆転時に作成するトナー像の色決定処理を示すフローチャートである。
ステップS801でYトナーがエンプティであるかを判定し、NOであればステップS811でトナー像の色をYに決定する。
ステップS801でYESであれば、ステップS803でMトナーがエンプティであるかを判定し、NOであればステップS813でトナー像の色をMに決定する。
ステップS803でYESであれば、ステップS805でCトナーがエンプティであるかを判定し、NOであればステップS815でトナー像の色をCに決定する。
ステップS805でYESであれば、ステップS807でKトナーがエンプティであるかを判定し、NOであればステップS817でトナー像の色をKに決定する。
ステップS807でYESであれば、ステップS809で印字を禁止し、ユーザに通知を行なう。
[実施の形態における効果]
第1〜第7の実施の形態の構成によると、実際に中間転写ベルトにトナー像が形成されているかどうかを確認し、形成されているときのみ中間転写ベルトの逆転を実施することができる。
プリンタの低価格化によりコスト削減が進み、様々な機構を多目的に使用することや、ソフト制御への置き換えを行なうことなどにより、部品点数の削減が進められている。そのような中、プリンタで一般的に設けられている濃度センサを、画質の安定化という本来の目的で使用し、さらに別の目的である中間転写ベルト逆転時に形成されるトナー像の確認に使用することができる。これにより、確実にトナー像が形成された状態で中間転写ベルトの逆転を実施することが可能となる。また、トナーエンプティの検出をセンサによるものから画像データのドット数で行うソフト制御へ置き換えることができ、コストダウンが可能となる。
なお、トナーエンプティの検出は上述のようにプリントを行なったドットの数などに基づいて制御部51で判定してもよいし、現像部4などにセンサを設けて、それで検出してもよい。
[その他]
本発明はMFP、ファクシミリ装置、複写機などの画像形成装置に対して実施することができる。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態におけるタンデムカラープリンタの中央断面図である。 中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去を実施するか否かの判定処理を示すフローチャートである。 図2の中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。 図3のステップS151で形成されるトナー像の具体例を示す図である。 IDCセンサ19の出力を示す図である。 図3のステップS159で形成されるトナー像の具体例を示す図である。 Yのトナー像の濃度が正常でない場合のIDCセンサのデータ示す図であり、図5に対応する図である。 第2の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における中間転写ベルト逆転時に作成するトナー像の色決定処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるトナー像を形成するときの色の決定手法を示すフローチャートである。 中間転写ベルトクリーニングブレードとカートリッジの位置関係を示す図である。 モノクロ印字モードにおけるカートリッジ18a〜18dと中間転写ベルト2との位置関係を示す図である。 第5の実施の形態におけるトナー像の色決定方法を示すフローチャートである。 第6の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理(S107)の詳細を示すフローチャートである。 第7の実施の形態における中間転写ベルトクリーニングブレード異物除去処理の詳細を示すフローチャートである。 第8の実施の形態における中間転写ベルト逆転時に作成するトナー像の色決定処理を示すフローチャートである。 従来のフルカラープリンタの中間転写ベルトクリーニングブレードの異物除去処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 フルカラー画像形成装置、2 中間転写ベルト、3 感光体、4 現像器、5 帯電装置、6 露光装置、7 感光体クリーニングブレード、8 中間転写ベルトクリーニングブレード、18a カートリッジ(K)、18b カートリッジ(C)、18c カートリッジ(M)、18d カートリッジ(Y)、19 IDCセンサ。

Claims (12)

  1. トナーが収容された現像部と、前記現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、前記中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置であって、
    前記中間転写体上に清掃部材を圧接させて前記中間転写体を清掃する中間転写体清掃手段と、
    前記中間転写体上のトナー像の濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が前記清掃部材の位置に達した後に、前記中間転写体を逆転させることで前記清掃部材の異物除去を行なう異物除去手段とを備え、
    前記異物除去手段は、前記中間転写体上のトナー像の濃度を前記濃度測定手段で測定し、その濃度が一定値以上であることを検出した場合にのみ前記中間転写体の逆転を行なう、画像形成装置。
  2. 前記濃度測定手段が測定するトナー像は、前記異物除去手段が前記中間転写体上に形成させた前記清掃部材の異物除去に用いるトナー像に先立って前記中間転写体上に形成され、前記中間転写体上に形成されるトナー像の濃度検出のためのトナー像である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記濃度測定手段が測定するトナー像は、前記異物除去手段が前記中間転写体上に形成させた前記清掃部材の異物除去に用いるトナー像である、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 複数色のトナー像を前記中間転写体上に形成することが可能であり、
    各色のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段をさらに備え、
    前記異物除去手段は、残量が多い色のトナーでトナー像を形成させる、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 複数色のトナー像を前記中間転写体上に形成することが可能であり、
    各色のトナーの残量を検出するトナー残量検出手段をさらに備え、
    前記異物除去手段は、残量が一定量以上の色のトナーでトナー像を形成させる、請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 複数色のトナー像を前記中間転写体上に形成することと、モノクロのトナー像を前記中間転写体上に形成することとが可能であり、
    前記異物除去手段は、モノクロのモードの場合は黒のトナーでトナー像を形成させる、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 複数色のトナー像を前記中間転写体上に形成することが可能であり、
    前記濃度測定手段で測定したトナー像の濃度が一定値に満たない場合は、別の色のトナーでトナー像の形成を再実施する、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. いずれの色でトナー像の形成を実施しても、前記濃度測定手段での測定結果が一定値に満たない場合は、印字を禁止する、請求項4から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 現像部と、前記現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能な画像形成装置であって、
    前記現像部により作成されたトナー像を保持する転写体と、
    前記転写体に、清掃部材を圧接させて前記転写体を清掃する清掃手段と、
    前記転写体上のトナー像の濃度を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定濃度が所定値以上である場合にのみ、前記転写体を画像形成時とは逆の方向に回転させ、前記清掃部材の異物の除去を行なう異物除去手段とを備えた、画像形成装置。
  10. 複数の色に対応した複数の現像部と、前記複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、前記中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置であって、
    前記中間転写体上に清掃部材を圧接させて前記中間転写体を清掃する中間転写体清掃手段と、
    前記中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が前記清掃部材の位置に達した後に、前記中間転写体を逆転させることで前記清掃部材の異物除去を行なう異物除去手段とを備え、
    前記異物除去手段は、トナーエンプティであると検出されていない色のトナーを使用してトナー像を形成させる、画像形成装置。
  11. トナーが収容された現像部と、前記現像部におけるトナーのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、前記中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置の制御方法であって、
    前記中間転写体上に清掃部材を圧接させて前記中間転写体を清掃する中間転写体清掃ステップと、
    前記中間転写体上のトナー像の濃度を測定する濃度測定ステップと、
    前記中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が前記清掃部材の位置に達した後に、前記中間転写体を逆転させることで前記清掃部材の異物除去を行なう異物除去ステップとを備え、
    前記異物除去ステップは、前記中間転写体上のトナー像の濃度を前記濃度測定ステップで測定し、その濃度が一定値以上であることを検出した場合にのみ前記中間転写体の逆転を行なう、画像形成装置の制御方法。
  12. 複数の色に対応した複数の現像部前記複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出手段とを備え、トナーエンプティの検出後も動作可能であり、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、前記中間転写体上に転写されたトナー像を記録シート上に2次転写する画像形成装置の制御方法であって、
    前記中間転写体上に清掃部材を圧接させて前記中間転写体を清掃する中間転写体清掃ステップと、
    前記検出手段により、前記複数の現像部それぞれのトナーエンプティを検出する検出ステップと、
    前記中間転写体上にトナー像を形成させ、そのトナー像が前記清掃部材の位置に達した後に、前記中間転写体を逆転させることで前記清掃部材の異物除去を行なう異物除去ステップとを備え、
    前記異物除去ステップは、トナーエンプティであると検出されていない色のトナーを使用してトナー像を形成させる、画像形成装置の制御方法。
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