JP4964687B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
ここで、可動部材や背景部材は、透光性を有する合成樹脂製であり、LEDやランプの前方に存する場合に、発光により装飾や演出の効果を高めるようにしている。さらに特許文献1にあっては、省スペース化を目的として、可動部材、その背面に位置する背面部材、基板、カバー部材及び駆動源を前後に配置し、カバー部材及び基板に開設された開口部を介して後方の駆動源からのリンク機構の伝達ピンを挿通させ接続することで、可動部材を可動させている。
また、可動部材や背面部材は、透光性を有する合成樹脂で形成され、可動部材自体が遊技内容に関連した形状とされている。そのため、光を透過させることと遊技内容に関連したデザインとすることの両面を考慮すると、形状と機能の双方を満足する構成とすることは困難であるし、装飾効果を高めるために発光源の数を増やすとコストがかさむといった問題が生じてしまう。
遊技盤に形成された遊技領域に配設されたセンターケースを備える遊技機において、
前記センターケースは、遊技に応じて動作する可動部材を備え、
前記可動部材は、
駆動源と、
当該可動部材をセンターケースに取り付けるためのベース部材と、
前記ベース部材の後側に取り付けられ、複数の発光源が配設された発光基板と、
前記ベース部材の前側に取り付けられる前側取付部材とを備え、
前記ベース部材には、
当該孔を介して前記発光基板に配設された前記発光源からの発光を前面側に照射可能な貫通孔と、
前記前面取付部材に設けられた軸状部が挿通される取付孔部とが、
当該ベース部材の表面を前後方向に貫通して複数形成され、
前記前側取付部材は、装飾が施されているとともに、後方の前記発光源から照射された光を拡散可能であり、
複数の前記前側取付部材により、それぞれが前記軸状部を備えかつ装飾態様の異なる複数種類の小装飾部材を構成し、
前記複数の小装飾部材の軸状部は前記取付孔部に対してランダムに取付可能とすることを特徴としている。
さらに、可動部材による演出効果を高める上で、発光源等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
前記センターケースは、前面が開口するとともに奥側に窓部が形成され、
前記窓部を介して表示面を前側に臨ませるように配設された画像表示装置を備え、
前記可動部材は、遊技状態に応じて前記表示面を露出させる露出位置と当該表示面を覆う被覆位置の何れかに配置されるように動作可能となっていることを特徴としている。
前記可動部材は、前記遊技盤に後方から取り付けられた制御ベースに配設されることを特徴としている。
さらに、可動部材による演出効果を高める上で、発光源等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機100について図1から図17を用いて説明を行う。
なお、パチンコ遊技機100の外枠であって島設備に固定される機枠や、遊技領域1aの前面を覆うガラス枠、遊技領域1aの下側に設けられ遊技球を収容する上皿、下皿を有するとともに、遊技者が発射操作を行うための操作ハンドルを備えた操作パネルなどは図示を省略している。
遊技領域1a内には、普図始動ゲート(図示略)、この普図始動ゲートを遊技球が通過して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器(図示略)、普通図柄の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器(図示略)が設けられている。また、普通変動入賞装置7と、この普通変動入賞装置7に遊技球が入賞して特図の変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器(図示略)、特図の変動表示ゲームを表示する特図変動表示器(図示略)が設けられている。
なお、特図の変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える特図始動記憶表示器にて表示されるようになっており、始動記憶が1つ記憶されるのに対応してLEDを1つ点灯し、始動記憶が1つ減算されるのに対応してLEDを1つ消灯するようになっている。
なお、遊技機100に特図変動表示器を備えずに、画像表示装置15のみで特図の変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置7が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲートを遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が1加算されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。なお、普図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える普図始動記憶表示器にて表示されるようになっており、始動記憶が1つ記憶されるのに対応してLEDを1つ点灯し、始動記憶が1つ減算されるのに対応してLEDを1つ消灯するようになっている。
なお、画像表示装置15の表示領域の一部で普図変動表示ゲームを表示するようにしても良く、この場合は識別図柄として、例えば、数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようにする。この普図変動表示ゲームの停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置7の開閉部材7aが所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放される。これにより、普通変動入賞装置7に遊技球が入賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
この画像表示装置15は、例えば、液晶ディスプレイを備え、表示内容が変化可能な表示部15aがセンターケース11の表示窓部12を介して遊技盤1の前面側から視認可能となるように配されている。ここで、画像表示装置15は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっても良い。
なお、センターケース11の詳細な構成については後述する。
また、画像表示装置15にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる特図の変動表示ゲームに対応した表示ゲームを実行可能となっている。なお、この表示ゲームは、画像表示装置15において、複数種類の識別情報を所定時間変動表示させることにより行う。
そして、この特図の変動表示ゲームの結果として、特図変動表示器の表示態様が特別結果態様(たとえば「7」)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応して画像表示装置15の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となる。
このようなリーチ状態における変動表示の停止方法の変化(リーチアクション)としては、例えば、通常より変動表示の時間を長くしたり、キャラクタなどを登場させたりするものがある。また、まれに、あるリーチアクションから別のリーチアクションへ発展させたり、通常のリーチアクションとは違ったリーチアクション(いわゆるスペシャルリーチ、プレミアムリーチ)を出現させたりして遊技者の興趣を向上させるようにしている。
なお、開閉扉4aは、例えば、ソレノイドのような駆動装置により駆動される。また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出するための大入賞口用センサが配設されている。
また、図2に示すように、センターケース11の中央であって表示窓部12が形成された部分は、所定の前後幅を有する筒状の空間となっており、この筒状の空間の後端部が画像表示装置15の前面によって閉鎖されている。すなわち、センターケース11の中央には、後方に窪んだ凹室16が形成されている。
このステージ17は、前方部分が低くなるように形成され、且つ、左右両側が中央に向かって下る傾斜面となっているとともに、中央部が上向きに突出した略W字状に形成されている。また、略W字状に形成されたステージ17において、上向きに突出した中央部の両側に位置する最も低くなった部分は、前方に向かって下る傾斜面18,18,…とされている。
この球誘導流路19は、前後方向に沿って延在するように形成され、遊技球が一個流下可能な内径を有する筒状の流路で、前側に向かって下るように傾斜している。球誘導流路19の下流側の端部となる出口20は、センターケース11の前面に開口している。そして、センターケース11の前面に開口した出口20の下方には、図1に示すように普通変動入賞装置7が設けられている。つまり、この球誘導流路19を流下した遊技球は、高い確率で普通変動入賞装置7に入賞することとなる。
なお、球誘導流路19に流入せず、ステージ17の前端部から遊技領域1aに流下した遊技球は、球誘導流路19を通過した場合よりは低い確率であるが、ステージ17の外を流下する遊技球よりは高い確率で普通変動入賞装置7に入賞する可能性がある。
この流入流路21は、ステージ17の後端部に連続して形成された流入流路形成部315によって形成されており、流入口となる上流側端部は前側から遊技球を受け入れ可能に開口している。また、ステージ17の上面であって流入流路21の流入口の前側には、ステージ17上を転動する遊技球を流入口に誘導するように、前後方向に沿って延在し、流入口に向かって後方へ下る傾斜を有する溝部314が形成されている。
このワープ流路24は、センターケース11の前面側から見て左側に形成された遊技球が一個流下可能な内径を有する筒状の流路で、流入口25をなす上流側端部がセンターケース11の左側に開口している。また、ワープ流路24の出口26となる下流側端部は、ステージ17の左側部の後端に開口しており、ワープ流路24を流下した遊技球はここからステージ17上に排出されるようになっている。
このうち前側構成ユニット200は、遊技盤1に対して前面側から取り付けられている。また、前側構成ユニット200は、枠状の前側ベース部材201を有し、この前側ベース部材201の前面側には鎧部材212が取り付けられている。この鎧部材212は、センターケース11の上部および側部において、前方に向かって遊技領域1a内に突出するように配され、鎧部材212の前端が遊技領域1aの前側を覆うガラス枠の内側のガラス板の裏面近傍に配置される。そして、鎧部材212は、遊技領域1aを流下する遊技球が、センターケース11の上側および側部から凹室16内に進入するのを防止し、画像表示装置15の視認性を確保するとともにステージ17上への遊技球の流入数を制限するようになっている。
取付ベース203は、遊技盤1に形成された開口の周縁よりも外側に延出するように形成されており、開口に前側構成ユニット200を前面側から挿入した際に、遊技盤1の前面にその裏面が当接するようになっている。これによって、遊技盤1に対する前側構成ユニット200の前後位置が所定の前後位置に設定されるようになっている。
また、取付ベース203には、前後に貫通するねじ穴が複数形成されており、ねじによって前側構成ユニット200を遊技盤1に固定できるようになっている。
また、前側ベース部材201の下側の内周面には、ステージ17を形成するステージユニット216が取り付けられている。
制御ベース301は、遊技盤1に対して後方から取り付けられるものであって、図2〜図5に示すように、枠状の側面部311の前端部に連続して形成された前端鍔状部312に取付用のネジ穴312aが複数形成されている。
また、側面部311の後端部に連続して形成された裏面部313の略中央には、略矩形状の開口が形成されている。そして、裏面部313に画像表示装置15の前面が当接した状態で固定されることで、画像表示装置15の表示領域が区画されるようになっている。
下側可動ユニット400及び上側可動ユニット500は、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を画像表示装置15の表示面(表示部15a)を露出させる露出位置(図3参照)と表示面を覆う被覆位置(図4参照)との間で可動させるようになっている(詳細後述)。なお、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、通常状態では、表示面を露出させる露出位置に配置されている。
また、図4にあっては、センターケース11及び画像表示装置15の図示は省略している。
また、下側フレーム430の前面側から見て左側の延在部431の上端には、第1可動演出部材410が軸着される軸状部432が形成され、右側の延在部433の上端には、第2可動演出部材420が軸着される軸状部434が形成されている。さらに、左右両側の延在部431、433には、当該下側可動ユニット400を制御ベース301に取り付けるための取付用のネジ穴435、…が複数形成されている。
駆動モータ440は、前面側から取り付けられ、その回転軸に駆動歯車441が固定されている。
また、下側延在部436の駆動モータ440よりも上側には、動力伝達機構450が配設されている。
短片部452bの長孔452aに挿通された動力伝達摺動子451aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図8参照)により抜け止めされた状態で第1ベルクランク452に連結されている。これにより、動力伝達摺動子451aは、長孔452aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部452eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部452dよりも回動軸部452cよりの位置には、ガイド軸部452fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部452fは、下側延在部436に形成された円弧状のガイド孔436bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図7参照)により抜け止めされた状態で下側延在部436と連結されている。
可動演出部材取付部452dは、長片部452eの先端部(左側端部)に設けられ、第1可動演出部材410に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動自在(スライド)となっている。
具体的には、第1可動演出部材410が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第1可動演出部材410が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
第1可動演出部材410は、図9及び図10に示すように、複数の装飾部材610、…と、これら装飾部材610、…が取り付けられる複数の第1〜第3小枝部材(第一の取付部材)621、622、623と、複数の装飾部材610、…が取り付けられた複数の第1〜第3小枝部材621、622、623が取り付けられる大枝部材(第二の取付部材)630と、大枝部材630の裏面側に取り付けられる発光基板640等を備えている。
また、大枝部材630は、前面側から見て左上から右下に下向きに凸形状に湾曲して形成されるとともに、その中途部分から上下方向に所定の長さ突出した突出部631を有する本体部632を備えている。
また、本体部632は、その表面を前後方向に貫通して形成された貫通孔632aを備えており、発光基板640に配設された発光源641からの発光が貫通孔632aを介して前面側に照射されるようになっている。さらに、本体部632の前面側には、第1〜第3小枝部材621、622、623の軸状部621c、622f、623gが挿通される取付孔部632bが形成されている。
なお、第1可動演出部材410は、軸状部432を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図8等参照)。
なお、軸状部611は、その軸方向に略直交する断面の形状が略D字状に形成されてなり、取付孔部621b、622e、623fに回転不可に取り付けられるようになっている。
第1小枝部材621は、3つの装飾部材610、…を取り付けるためのものであり(図12参照)、第2小枝部材622は、4つの装飾部材610、…を取り付けるためのものであり(図13参照)、第3小枝部材623は、5つの装飾部材610、…を取り付けるためのものである(図14参照)。
第1小枝部材621の裏面側には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部621cが突設されている。
第2小枝部材622の裏面側であって第3直線状部622cと第4直線状部622dの接続部分には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部622fが突設されている。
また、後側平面部623aの外端部、中平面部623cの略中央部及び前面側平面部623bの略中央部に装飾部材610を取り付けるための取付孔部623fが形成されている。これにより、装飾部材610が前後位置をずらすようにして第3小枝部材623に配設された状態となる。
第3小枝部材623の裏面側であって前面側斜面部623eと反対側の外端部には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部623gが突設されている。
即ち、第2歯車453は、下側延在部436の第1歯車451の右側に、回転自在に軸支されている。また、第2歯車453の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子453aが前面側に突出するように配設されている。
短片部454bの長孔454aに挿通された動力伝達摺動子453aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図8参照)により抜け止めされた状態で第2ベルクランク454に連結されている。これにより、動力伝達摺動子453aは、長孔454aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部454eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部454dよりも回動軸部454cよりの位置には、ガイド軸部454fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部454fは、下側延在部436に形成された円弧状のガイド孔436bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図7参照)により抜け止めされた状態で下側延在部436と連結されている。
可動演出部材取付部454dは、長片部454eの先端部(右側端部)に設けられ、第2可動演出部材420に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
即ち、第2歯車453は第1歯車451に連動して反対方向に回転し、第2ベルクランク454は第1ベルクランク452に連動して回動し、第2可動演出部材420は第1可動演出部材410に連動して回動するようになっている。
具体的には、第2可動演出部材420が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第2可動演出部材420が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
なお、第2可動演出部材420は、軸状部434を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図8等参照)。
また、上側フレーム510の前面側から見て左側の延在部511の下端には、第3可動演出部材530が軸着される軸状部512が形成され、右側の延在部513の下端には、第4可動演出部材540が軸着される軸状部514が形成されている。さらに、左右両側の延在部511、513には、当該上側可動ユニット500を制御ベース301に取り付けるための取付用のネジ穴515が形成されている。
駆動モータ520は、前面側から取り付けられ、その回転軸に駆動歯車(図示略)が固定されている。また、駆動モータ520は、モータカバー部材521により被覆されている。
また、上側延在部516の駆動モータ520よりも上側には、動力伝達機構550が配設されている。
短片部552bの長孔552aに挿通された動力伝達摺動子551aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図16参照)により抜け止めされた状態で第3ベルクランク552に連結されている。これにより、動力伝達摺動子551aは、長孔552aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部552eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部552dよりも回動軸部552cよりの位置には、ガイド軸部552fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部552fは、上側延在部516に形成された円弧状のガイド孔516bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図16参照)により抜け止めされた状態で上側延在部516と連結されている。
可動演出部材取付部552dは、長片部552eの先端部(左側端部)に設けられ、第3可動演出部材530に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
具体的には、第3可動演出部材530が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第3可動演出部材530が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
なお、第3可動演出部材530は、軸状部512を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図17等参照)。
即ち、第4歯車553は、上側延在部516の第3歯車551の右側に、回転自在に軸支されている。また、第4歯車553の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子553aが後側に突出するように配設されている。
短片部554bの長孔554aに挿通された動力伝達摺動子553aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図16参照)により抜け止めされた状態で第3ベルクランク552に連結されている。これにより、動力伝達摺動子553aは、長孔554aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部554eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部554dよりも回動軸部よりの位置には、ガイド軸部554fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部554fは、上側延在部516に形成された円弧状のガイド孔516bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図16参照)により抜け止めされた状態で上側延在部516と連結されている。
可動演出部材取付部554dは、長片部554eの先端部(右側端部)に設けられ、第4可動演出部材540に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
即ち、第4歯車553は第3歯車551に連動して反対方向に回転し、第4ベルクランク554は第3ベルクランク552に連動して回動し、第4可動演出部材540は第3可動演出部材530に連動して回動するようになっている。
具体的には、第4可動演出部材540が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第4可動演出部材540が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
なお、第4可動演出部材540は、軸状部514を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図17等参照)。
さらに、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540による演出効果を高める上で、発光源641等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
例えば、特別遊技状態となった場合に、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の全てを上下に回動させるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540のうちの何れか(例えば、第1及び第2可動演出部材410、420のみ)を上下に回動させるようにしても良い。
また、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を画像表示装置15の表示面のほぼ全てを被覆するように回動させたが、これに限られるものではなく、表示面の縁部のみを被覆する中途位置まで回動させた後、駆動モータ440、520を反転させて露出位置(通常位置)に戻すようにしても良い。即ち、遊技状態に応じて第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の回動量を変更して、演出の効果を高めるとともに、所定の遊技状態を遊技者に報知するようにしても良い。
また、上記実施形態では、第1及び第2可動演出部材410、420を単一の駆動モータ440により回動させ、第3及び第4可動演出部材530、540を単一の駆動モータ520により回動させるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540はそれぞれ専用の駆動モータにより回動させるようにしても良いし、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の全てを単一の駆動モータにより回動させるようにしても良い。
また、第1〜第3小枝部材621、622、623に複数の装飾部材610、…を取り付けるようにしたが、これに限られるものではなく、装飾部材610は少なくとも一つ取り付けられていれば良い。
加えて、大枝部材630に第1〜第3小枝部材621、622、623を取り付けるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第3小枝部材621、622、623のうちの何れかの小枝部材を取り付けるようにしても良い。
1 遊技盤
11 センターケース
15 画像表示装置
300 後側構成ユニット
301 制御ベース
400 下側可動ユニット
410 第1可動演出部材
420 第2可動演出部材
500 上側可動ユニット
530 第3可動演出部材
540 第4可動演出部材
610 装飾部材
621 第1小枝部材
622 第2小枝部材
623 第3小枝部材
630 大枝部材
640 発光基板
641 発光源
Claims (3)
- 遊技盤に形成された遊技領域に配設されたセンターケースを備える遊技機において、
前記センターケースは、遊技に応じて動作する可動部材を備え、
前記可動部材は、
駆動源と、
当該可動部材をセンターケースに取り付けるためのベース部材と、
前記ベース部材の後側に取り付けられ、複数の発光源が配設された発光基板と、
前記ベース部材の前側に取り付けられる前側取付部材とを備え、
前記ベース部材には、
当該孔を介して前記発光基板に配設された前記発光源からの発光を前面側に照射可能な貫通孔と、
前記前面取付部材に設けられた軸状部が挿通される取付孔部とが、
当該ベース部材の表面を前後方向に貫通して複数形成され、
前記前側取付部材は、装飾が施されているとともに、後方の前記発光源から照射された光を拡散可能であり、
複数の前記前側取付部材により、それぞれが前記軸状部を備えかつ装飾態様の異なる複数種類の小装飾部材を構成し、
前記複数の小装飾部材の軸状部は前記取付孔部に対してランダムに取付可能とすることを特徴とする遊技機。 - 前記センターケースは、前面が開口するとともに奥側に窓部が形成され、
前記窓部を介して表示面を前側に臨ませるように配設された画像表示装置を備え、
前記可動部材は、遊技状態に応じて前記表示面を露出させる露出位置と当該表示面を覆う被覆位置の何れかに配置されるように動作可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記可動部材は、前記遊技盤に後方から取り付けられた制御ベースに配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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