JP4964687B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、可動部材が取り付けられたセンターケースを備える遊技機に関する。
従来、遊技機のセンターケースにおける装飾は、遊技内容に応じて大型化や複雑化が進んでいる。そういった中でも、演出部材の可動や発光といったような装飾、演出方法は最も遊技者の注目を引き、遊技に対する興味を湧かせることができる。
そこで、例えば、センターケースに表示部側へ動作する可動部材とその背景を形成する背景部材を設け、これらの後方にLEDやランプを搭載した発光基板を配設し、後方から背景領域となる部分を照射するようにした遊技機がある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、可動部材や背景部材は、透光性を有する合成樹脂製であり、LEDやランプの前方に存する場合に、発光により装飾や演出の効果を高めるようにしている。さらに特許文献1にあっては、省スペース化を目的として、可動部材、その背面に位置する背面部材、基板、カバー部材及び駆動源を前後に配置し、カバー部材及び基板に開設された開口部を介して後方の駆動源からのリンク機構の伝達ピンを挿通させ接続することで、可動部材を可動させている。
特開2004−261426号公報
しかしながら、上記特許文献1における装飾や演出では、基板はカバー部材に固定され、背景領域後方から照射するように構成されているため、可動部材の可動に伴う効果的な装飾効果は得ることができなかった。ここで、可動範囲に亘り基板を配設すると、非可動時に基板が露出して見苦しいものとなる虞がある。また、より広い範囲に基板を配設する必要があるため、多くの可動部材について大きい可動範囲に亘り発光させようとすると、コストがかさむといった問題も生じてしまう。
また、可動部材や背面部材は、透光性を有する合成樹脂で形成され、可動部材自体が遊技内容に関連した形状とされている。そのため、光を透過させることと遊技内容に関連したデザインとすることの両面を考慮すると、形状と機能の双方を満足する構成とすることは困難であるし、装飾効果を高めるために発光源の数を増やすとコストがかさむといった問題が生じてしまう。
そこで本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、発光源を少なくしても当該発光源からの発光の拡散性とデザイン性を確保して、装飾効果をより向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
遊技盤に形成された遊技領域に配設されたセンターケースを備える遊技機において、
前記センターケースは、遊技に応じて動作する可動部材を備え、
前記可動部材は、
駆動源と、
当該可動部材をセンターケースに取り付けるためのベース部材と、
前記ベース部材の後側に取り付けられ、複数の発光源が配設された発光基板と、
前記ベース部材の前側に取り付けられる前側取付部材とを備え、
前記ベース部材には、
当該孔を介して前記発光基板に配設された前記発光源からの発光を前面側に照射可能な貫通孔と、
前記前面取付部材に設けられた軸状部が挿通される取付孔部とが、
当該ベース部材の表面を前後方向に貫通して複数形成され、
前記前側取付部材は、装飾が施されているとともに、後方の前記発光源から照射された光を拡散可能であり、
複数の前記前側取付部材により、それぞれが前記軸状部を備えかつ装飾態様の異なる複数種類の小装飾部材を構成し、
前記複数の小装飾部材の軸状部は前記取付孔部に対してランダムに取付可能とすることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、遊技に応じて動作する可動部材は、当該可動部材をセンターケースに取り付けるためのベース部材を備え、ベース部材の後側に、複数の発光源が配設された発光基板が取り付けられ、ベース部材の前側に、装飾が施されているとともに、後方の発光源から照射された光を拡散する前側取付部材が取り付けられているので、発光源を少なくしても当該発光源からの発光を前側取付部材により効果的に拡散することができ、これにより、省スペース化を図りつつ光拡散性を十分に確保することができる。しかも、ベース部材に貫通孔と取付孔部を設けたことにより、当該貫通孔を介して発光基板に配設された発光源からの発光をベース部材の前面側に照射することができるとともに、当該取付孔部を介して当該発光をベース部材の取付孔部に取り付けられた前側取付部材の装飾に後方から効果的に照射することができる。また、前側取付部材は装飾が施されているため、前側取付部材自体のデザイン性を確保することができるとともに、当該前側取付部材の光拡散性によって装飾効果をより効果的に向上させることができる。
さらに、可動部材による演出効果を高める上で、発光源等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記センターケースは、前面が開口するとともに奥側に窓部が形成され、
前記窓部を介して表示面を前側に臨ませるように配設された画像表示装置を備え、
前記可動部材は、遊技状態に応じて前記表示面を露出させる露出位置と当該表示面を覆う被覆位置の何れかに配置されるように動作可能となっていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、可動部材は、遊技状態に応じて画像表示装置の表示面を露出させる露出位置や当該表示面を覆う被覆位置に配置されるように可動させることで、遊技者に遊技状態の変化を知らせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記可動部材は、前記遊技盤に後方から取り付けられた制御ベースに配設されることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、遊技盤に後方から取り付けられた制御ベースに可動部材を配設して、当該可動部材を可動させることにより、奥行き感のある演出を行うことができ、遊技の興趣をより向上させることができる。
本発明によれば、発光源を少なくしても当該発光源からの発光を前側取付部材により効果的に拡散することができ、これにより、省スペース化を図りつつ光拡散性を十分に確保することができる。しかも、ベース部材の貫通孔を介して発光基板に配設された複数の発光源からの発光を当該ベース部材の前面側に照射することができる。また、前側取付部材は装飾によって、当該前側取付部材自体のデザイン性を確保することができるとともに、ベース部材の取付孔部を介して当該前側取付部材に施された装飾を後方から効果的に照射することができるため、光拡散性によって装飾効果をより効果的に向上させることができる。
さらに、可動部材による演出効果を高める上で、発光源等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機100について図1から図17を用いて説明を行う。
図1には、ガイドレール2で囲まれ、遊技球を発射して遊技を行う遊技領域1aが前面側に形成された遊技盤1を示した。
なお、パチンコ遊技機100の外枠であって島設備に固定される機枠や、遊技領域1aの前面を覆うガラス枠、遊技領域1aの下側に設けられ遊技球を収容する上皿、下皿を有するとともに、遊技者が発射操作を行うための操作ハンドルを備えた操作パネルなどは図示を省略している。
この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1aでは、図示しない発射装置によって発射された遊技球が流下するようになっている。
遊技領域1a内には、普図始動ゲート(図示略)、この普図始動ゲートを遊技球が通過して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器(図示略)、普通図柄の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器(図示略)が設けられている。また、普通変動入賞装置7と、この普通変動入賞装置7に遊技球が入賞して特図の変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器(図示略)、特図の変動表示ゲームを表示する特図変動表示器(図示略)が設けられている。
さらに、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉4aを有し、特図の変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する特別変動入賞装置4、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト穴9が設けられている。この他、遊技領域1aには、一般入賞口8,8,…、打球方向変換部材としての風車(図示略)、多数の障害釘(図示略)などが配設されている。
また、遊技領域1aの下半部には、遊技領域1aを区画するガイドレール2の内周から遊技領域1aの中央に向かう所定範囲に、遊技盤1の装飾をなす板状の遊技盤装飾部材14が取り付けられている。また、遊技盤1の遊技盤装飾部材14が配される部分は、板状の遊技盤装飾部材14の厚みと略等しい深さの開口部が形成されており、遊技盤装飾部材14を遊技盤1に配設した際に、遊技盤1の前面と遊技盤装飾部材14の前面とが略同一面を形成するようになっている。
遊技盤装飾部材14には、その前面に一般入賞口8,8,…が形成されている。また、遊技盤装飾部材14の一部は光を透過可能な材質からなり、その後方に配された発光部材(LED)の発光による装飾も可能となっている。
普通変動入賞装置7は左右一対の開閉部材7aを具備し、この開閉部材7aは、常時は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持しているが、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、図示しない駆動装置(例えばソレノイド)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置7に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。この普通変動入賞装置7は、特図の始動入賞口も兼ねている。すなわち、普通変動入賞装置7の内部(入賞領域)に備えられた特図始動入賞口センサによって遊技球を検出することに基づき、特図の変動表示ゲームを開始する始動権利が発生するようになっている。
この特図の変動表示ゲームを開始する始動権利は、所定の上限数(例えば、4)の範囲内で始動記憶(特図始動記憶)として記憶される。従って、特図の変動表示ゲームが開始可能な状態で、且つ、始動記憶数が0の状態で、普通変動入賞装置7に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶されて、始動記憶数が1加算されるととともに、直ちに始動記憶に基づいて、特図の変動表示ゲームが開始され、この際に始動記憶数が1減算される。
一方、特図の変動表示ゲームが直ちに開始できない状態、例えば、既に特図の変動表示ゲームが行われ、その特図の変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、普通変動入賞装置7に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、特図の変動表示ゲームが開始可能な状態(前回の特図の変動表示ゲームの終了もしくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて特図の変動表示ゲームが開始される。
なお、特図の変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える特図始動記憶表示器にて表示されるようになっており、始動記憶が1つ記憶されるのに対応してLEDを1つ点灯し、始動記憶が1つ減算されるのに対応してLEDを1つ消灯するようになっている。
特別図柄(特図、識別情報)の変動表示ゲームは、遊技領域1a内に設けられた7セグからなる特図変動表示器で実行され、ここで実行される特図の変動表示ゲームに対応する表示ゲームを画像表示装置15に表示するようになっている。
なお、遊技機100に特図変動表示器を備えずに、画像表示装置15のみで特図の変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
普図始動ゲート内には、該普図始動ゲートを通過した遊技球を検出するための普図始動ゲートセンサが設けられている。そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート内を通過すると、普図変動表示ゲームが行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置7が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲートを遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が1加算されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。なお、普図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える普図始動記憶表示器にて表示されるようになっており、始動記憶が1つ記憶されるのに対応してLEDを1つ点灯し、始動記憶が1つ減算されるのに対応してLEDを1つ消灯するようになっている。
普図変動表示器は、当りとはずれを表示する二つのLEDによって構成され、普図変動表示ゲームは、普図変動表示器の点灯状態を所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようになっている。
なお、画像表示装置15の表示領域の一部で普図変動表示ゲームを表示するようにしても良く、この場合は識別図柄として、例えば、数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようにする。この普図変動表示ゲームの停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置7の開閉部材7aが所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放される。これにより、普通変動入賞装置7に遊技球が入賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
また、遊技領域1aの略中央には、特図の変動表示ゲームの表示領域となる表示窓部12(図2参照)を形成するセンターケース11が取り付けられており、表示窓部12の後方には画像表示装置15が配されている。
この画像表示装置15は、例えば、液晶ディスプレイを備え、表示内容が変化可能な表示部15aがセンターケース11の表示窓部12を介して遊技盤1の前面側から視認可能となるように配されている。ここで、画像表示装置15は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっても良い。
なお、センターケース11の詳細な構成については後述する。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が特図の始動口を兼ねる普通変動入賞装置7へ進入して始動条件が成立することに基づき、特図変動表示器において特図の変動表示ゲームを実行可能となっている。
また、画像表示装置15にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる特図の変動表示ゲームに対応した表示ゲームを実行可能となっている。なお、この表示ゲームは、画像表示装置15において、複数種類の識別情報を所定時間変動表示させることにより行う。
そして、この特図の変動表示ゲームの結果として、特図変動表示器の表示態様が特別結果態様(たとえば「7」)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応して画像表示装置15の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となる。
この例では、例えば、図示は省略するが、画像表示装置15の表示部15aを左領域、中領域、右領域の三つに分け、各領域で1〜9までの数字(特図:識別情報)を順次変動表示した後に、三つの各領域の変動表示を順に停止し(例えば、左領域、右領域、中領域の順で停止)、停止図柄として各領域で1つの数字が表示される特図の変動表示ゲームが行われる。また、二つの領域の変動表示を停止し、残りの一つの領域が変動表示しているときに、停止した二つの領域の数字が同じ数字で停止した状態(リーチ状態)になったときには、最後に停止する図柄の停止方法を変化できるようにしている。
このようなリーチ状態における変動表示の停止方法の変化(リーチアクション)としては、例えば、通常より変動表示の時間を長くしたり、キャラクタなどを登場させたりするものがある。また、まれに、あるリーチアクションから別のリーチアクションへ発展させたり、通常のリーチアクションとは違ったリーチアクション(いわゆるスペシャルリーチ、プレミアムリーチ)を出現させたりして遊技者の興趣を向上させるようにしている。
特別変動入賞装置4は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉4aによって開閉される大入賞口を備えていて、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせる。
なお、開閉扉4aは、例えば、ソレノイドのような駆動装置により駆動される。また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出するための大入賞口用センサが配設されている。
また、遊技領域1aに設けられた各一般入賞口8,8,…には、一般入賞口8,8,…に入った遊技球を検出するための一般入賞センサが配設されている。そして、遊技を開始することにより遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、一般入賞口8,8,…、始動入賞口(普通変動入賞装置7)、大入賞口等の入賞口の何れかに入賞すると、それぞれの入賞口に対応した所定数の賞球が排出される(払い出される)ようになっている。
図1に示すように、遊技領域1aの略中央に配されるセンターケース11は、中央に画像表示装置15の表示領域を区画する矩形状の表示窓部12を有するとともに、その周囲に装飾が施され、遊技盤1に形成された開口(図示略)に前面側から嵌め込まれている。
また、図2に示すように、センターケース11の中央であって表示窓部12が形成された部分は、所定の前後幅を有する筒状の空間となっており、この筒状の空間の後端部が画像表示装置15の前面によって閉鎖されている。すなわち、センターケース11の中央には、後方に窪んだ凹室16が形成されている。
この後方に窪んだ凹室16における下側の内周面には、遊技球が転動可能なステージ17が形成されている。
このステージ17は、前方部分が低くなるように形成され、且つ、左右両側が中央に向かって下る傾斜面となっているとともに、中央部が上向きに突出した略W字状に形成されている。また、略W字状に形成されたステージ17において、上向きに突出した中央部の両側に位置する最も低くなった部分は、前方に向かって下る傾斜面18,18,…とされている。
また、ステージ17の左右方向の中央であって、遊技球が転動する面の下側には、遊技球が流下可能な流路である球誘導流路19が形成されている。
この球誘導流路19は、前後方向に沿って延在するように形成され、遊技球が一個流下可能な内径を有する筒状の流路で、前側に向かって下るように傾斜している。球誘導流路19の下流側の端部となる出口20は、センターケース11の前面に開口している。そして、センターケース11の前面に開口した出口20の下方には、図1に示すように普通変動入賞装置7が設けられている。つまり、この球誘導流路19を流下した遊技球は、高い確率で普通変動入賞装置7に入賞することとなる。
なお、球誘導流路19に流入せず、ステージ17の前端部から遊技領域1aに流下した遊技球は、球誘導流路19を通過した場合よりは低い確率であるが、ステージ17の外を流下する遊技球よりは高い確率で普通変動入賞装置7に入賞する可能性がある。
ステージ17の下側に前後方向に沿って延在するように形成された球誘導流路19には、ステージ17から垂直に下方へ延在する流入流路21が接続している。
この流入流路21は、ステージ17の後端部に連続して形成された流入流路形成部315によって形成されており、流入口となる上流側端部は前側から遊技球を受け入れ可能に開口している。また、ステージ17の上面であって流入流路21の流入口の前側には、ステージ17上を転動する遊技球を流入口に誘導するように、前後方向に沿って延在し、流入口に向かって後方へ下る傾斜を有する溝部314が形成されている。
センターケース11の前面側から見て左側には、センターケース11の外側の遊技領域1aを流下する遊技球を受け入れ、ステージ17上へと誘導するワープ流路24が形成されている。
このワープ流路24は、センターケース11の前面側から見て左側に形成された遊技球が一個流下可能な内径を有する筒状の流路で、流入口25をなす上流側端部がセンターケース11の左側に開口している。また、ワープ流路24の出口26となる下流側端部は、ステージ17の左側部の後端に開口しており、ワープ流路24を流下した遊技球はここからステージ17上に排出されるようになっている。
図2に示すように、センターケース11は、前側に配される前側構成ユニット200と、後側に配される後側構成ユニット300から構成されている。
このうち前側構成ユニット200は、遊技盤1に対して前面側から取り付けられている。また、前側構成ユニット200は、枠状の前側ベース部材201を有し、この前側ベース部材201の前面側には鎧部材212が取り付けられている。この鎧部材212は、センターケース11の上部および側部において、前方に向かって遊技領域1a内に突出するように配され、鎧部材212の前端が遊技領域1aの前側を覆うガラス枠の内側のガラス板の裏面近傍に配置される。そして、鎧部材212は、遊技領域1aを流下する遊技球が、センターケース11の上側および側部から凹室16内に進入するのを防止し、画像表示装置15の視認性を確保するとともにステージ17上への遊技球の流入数を制限するようになっている。
さらに、鎧部材212の内側であって、後側構成ユニット300に配設された第3可動演出部材530及び第4可動演出部材540(後述)と前後に重なる位置には、第3及び第4可動演出部材530、540に配設された装飾部材610と略同等の装飾が施されている。これにより、遊技機100の装飾効果をより向上させることができる。
また、前側ベース部材201の裏面側には、当該前側構成ユニット200を遊技盤1に取り付けるための取付ベース203が形成されている。
取付ベース203は、遊技盤1に形成された開口の周縁よりも外側に延出するように形成されており、開口に前側構成ユニット200を前面側から挿入した際に、遊技盤1の前面にその裏面が当接するようになっている。これによって、遊技盤1に対する前側構成ユニット200の前後位置が所定の前後位置に設定されるようになっている。
また、取付ベース203には、前後に貫通するねじ穴が複数形成されており、ねじによって前側構成ユニット200を遊技盤1に固定できるようになっている。
さらに、前側ベース部材201の前面側から見て左側の側部には、上述したワープ流路24を構成するワープ流路構成部材215が取り付けられている。
また、前側ベース部材201の下側の内周面には、ステージ17を形成するステージユニット216が取り付けられている。
後側構成ユニット300は、枠状の制御ベース301を有し、この制御ベース301に各種の部材が取り付けられている。
制御ベース301は、遊技盤1に対して後方から取り付けられるものであって、図2〜図5に示すように、枠状の側面部311の前端部に連続して形成された前端鍔状部312に取付用のネジ穴312aが複数形成されている。
また、側面部311の後端部に連続して形成された裏面部313の略中央には、略矩形状の開口が形成されている。そして、裏面部313に画像表示装置15の前面が当接した状態で固定されることで、画像表示装置15の表示領域が区画されるようになっている。
制御ベース301の内側であって下側には、第1可動演出部材(可動部材)410及び第2可動演出部材(可動部材)420を可動させる下側可動ユニット400が配設され、その上側には、第3可動演出部材(可動部材)530及び第4可動演出部材(可動部材)540を可動させる上側可動ユニット500が配設されている。
下側可動ユニット400及び上側可動ユニット500は、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を画像表示装置15の表示面(表示部15a)を露出させる露出位置(図3参照)と表示面を覆う被覆位置(図4参照)との間で可動させるようになっている(詳細後述)。なお、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、通常状態では、表示面を露出させる露出位置に配置されている。
また、図4にあっては、センターケース11及び画像表示装置15の図示は省略している。
下側可動ユニット400は、図6〜図8に示すように、遊技状態に応じて第1可動演出部材410及び第2可動演出部材420を可動させるものである。下側可動ユニット400は、第1可動演出部材410と、第2可動演出部材420と、第1及び第2可動演出部材410、420が軸着される下側フレーム430と、第1及び第2可動演出部材410、420を駆動する駆動源となる駆動モータ440と、駆動モータ440の駆動力を可動演出部材410、420に伝達する動力伝達機構450と、駆動モータ440の駆動を制御する下側制御基板460等を備える。
下側制御基板460は、動力伝達機構450の一部を被覆する下側カバー部材455(後述)の前面側であって右側に取り付けられている。
下側フレーム430は、下向きに凸形状とされ、正面から見て略コ字状に形成されている。また、下側フレーム430の内側縁部は、後述する上側可動ユニット500の上側フレーム510の内側縁部とともに表示窓部12を構成している。
また、下側フレーム430の前面側から見て左側の延在部431の上端には、第1可動演出部材410が軸着される軸状部432が形成され、右側の延在部433の上端には、第2可動演出部材420が軸着される軸状部434が形成されている。さらに、左右両側の延在部431、433には、当該下側可動ユニット400を制御ベース301に取り付けるための取付用のネジ穴435、…が複数形成されている。
下側フレーム430の左右両側の延在部431、433を繋ぐように設けられた下側延在部436の中央やや左よりの位置には、駆動モータ440が取り付けられている。
駆動モータ440は、前面側から取り付けられ、その回転軸に駆動歯車441が固定されている。
また、下側延在部436の駆動モータ440よりも上側には、動力伝達機構450が配設されている。
動力伝達機構450は、駆動歯車441と噛み合う第1歯車451と、第1歯車451及び第1可動演出部材410と接続され、当該第1歯車451の回転運動を第1可動演出部材410の往復回動運動に変換する第1ベルクランク452と、第1歯車451と噛み合う第2歯車453と、第2歯車453及び第2可動演出部材420と接続され、当該第2歯車453の回転運動を第2可動演出部材420の往復回動運動に変換する第2ベルクランク454と、第1歯車451及び第2歯車453並びに第1ベルクランク452及び第2ベルクランク454の一部を被覆する下側カバー部材455等を備えている。
第1歯車451は、下側延在部436の駆動モータ440よりもやや中央よりの位置に、回転自在に軸支されている。また、第1歯車451の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子451aが前面側に突出するように配設されている。
第1ベルクランク452は、下側延在部436の第1歯車451よりもやや左側に、回動自在に軸支されている。第1ベルクランク452は、動力伝達摺動子451aが挿通される長孔452aが形成された短片部452bと、回動軸を構成する回動軸部452cと、先端部に第1可動演出部材410が取り付けられる可動演出部材取付部452dが形成された長片部452e等を備えている。
回動軸部452cの回動軸は、下側延在部436の前面側に下側カバー部材455が取り付けられることで、当該下側延在部436の軸受部436a及び下側カバー部材455の軸受部455aに回動自在に軸支される。
短片部452bの長孔452aに挿通された動力伝達摺動子451aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図8参照)により抜け止めされた状態で第1ベルクランク452に連結されている。これにより、動力伝達摺動子451aは、長孔452aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部452eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部452dよりも回動軸部452cよりの位置には、ガイド軸部452fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部452fは、下側延在部436に形成された円弧状のガイド孔436bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図7参照)により抜け止めされた状態で下側延在部436と連結されている。
可動演出部材取付部452dは、長片部452eの先端部(左側端部)に設けられ、第1可動演出部材410に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動自在(スライド)となっている。
これにより、駆動モータ440が回転すると、その回転運動が第1歯車451を介して第1ベルクランク452に伝達され、この第1ベルクランク452が回動軸部452cを支点とし、ガイド孔436bに挿通されたガイド軸部452fに案内されながら回動する。このとき、動力伝達摺動子451aは、第1歯車451の回転によって、第1ベルクランク452の回動軸部452cに近付くと短片部452bの長孔452aに沿って左側にスライドする一方で、回動軸部452cから離れると短片部452bの長孔452aに沿って右側にスライドする。そして、第1可動演出部材410に連結された取付用摺動子d1が、長片部452eの長孔d2に沿ってスライドすることで、第1ベルクランク452の回動に従って第1可動演出部材410を軸状部432を支点として回動させる。
具体的には、第1可動演出部材410が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第1可動演出部材410が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
以下に、第1可動演出部材410について、図9〜図14を参照して詳細に説明する。
第1可動演出部材410は、図9及び図10に示すように、複数の装飾部材610、…と、これら装飾部材610、…が取り付けられる複数の第1〜第3小枝部材(第一の取付部材)621、622、623と、複数の装飾部材610、…が取り付けられた複数の第1〜第3小枝部材621、622、623が取り付けられる大枝部材(第二の取付部材)630と、大枝部材630の裏面側に取り付けられる発光基板640等を備えている。
大枝部材630は、木の大枝を模した部材であり、その前面側に第1〜第3小枝部材621、622、623が取り付けられ、裏面側に発光基板640が取り付けられる。
また、大枝部材630は、前面側から見て左上から右下に下向きに凸形状に湾曲して形成されるとともに、その中途部分から上下方向に所定の長さ突出した突出部631を有する本体部632を備えている。
本体部632の裏面側には、正面視にて当該本体部632と略同形状に形成され、複数のLED等の発光源641が配設された発光基板640がネジ止めされるようになっている。発光源641は、本体部632の湾曲した部分や突出部631の所定位置に、所定数(例えば、10)配設されている。
また、本体部632は、その表面を前後方向に貫通して形成された貫通孔632aを備えており、発光基板640に配設された発光源641からの発光が貫通孔632aを介して前面側に照射されるようになっている。さらに、本体部632の前面側には、第1〜第3小枝部材621、622、623の軸状部621c、622f、623gが挿通される取付孔部632bが形成されている。
また、本体部632の左上端部には、下側フレーム430の左側延在部431に形成された軸状部432が挿通される挿通孔部632cが設けられている。これにより、挿通孔部632cに軸状部432が挿通されることで、当該第1可動演出部材410がセンターケース11の下側フレーム430に取り付けられた状態となる。ここで、大枝部材630は、当該第1可動演出部材410をセンターケース11に取り付けるためのベース部材を構成している。
なお、第1可動演出部材410は、軸状部432を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図8等参照)。
複数の装飾部材610、…は、略同一形状に形成され、図11(a)〜図11(c)に示すように、5枚の花びらからなる花(例えば、桜)の形状を模し、光を透過可能に樹脂成形された部材である。また、装飾部材(前側取付部材)610は、大枝部材630の前面側に第1〜第3小枝部材621、622、623を介して取り付けられるようになっており、大枝部材630の後側に取り付けられた発光基板640の発光源641からの発光が貫通孔632aを介して照射されるようになっている。このとき、装飾部材610は、樹脂成形されているため、後方の発光源641から照射された光を拡散するようになっている。
また、装飾部材610の裏面側には、花びらの後端面に対して所定の角度をつけて斜め(上向き)に延出した軸状部611が設けられている。軸状部611は、第1〜第3小枝部材621、622、623の所定の取付孔部621b、622e、623fに圧入されるようにして取り付けられる。
なお、軸状部611は、その軸方向に略直交する断面の形状が略D字状に形成されてなり、取付孔部621b、622e、623fに回転不可に取り付けられるようになっている。
第1〜第3小枝部材621、622、623は、それぞれ木の小枝を模した部材である。
第1小枝部材621は、3つの装飾部材610、…を取り付けるためのものであり(図12参照)、第2小枝部材622は、4つの装飾部材610、…を取り付けるためのものであり(図13参照)、第3小枝部材623は、5つの装飾部材610、…を取り付けるためのものである(図14参照)。
第1小枝部材621は、図12(a)〜図12(c)に示すように、略等角度(120°)で3方向に突出した3つの突出部621a、…を備え、各突出部621aの先端部に装飾部材610を取り付けるための取付孔部621bが形成されている。
第1小枝部材621の裏面側には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部621cが突設されている。
第2小枝部材622は、図13(a)〜図13(c)に示すように、屈曲するように連設された第1〜第4直線状部622a、622b、622c、622dを備え、外側の2つの第1及び第4直線状部622a、622dの外端部、並びに第1直線状部622aと第2直線状部622bの接続部分及び第2直線状部622bと第3直線状部622cの接続部分に装飾部材610を取り付けるための取付孔部622eが形成されている。
第2小枝部材622の裏面側であって第3直線状部622cと第4直線状部622dの接続部分には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部622fが突設されている。
第3小枝部材623は、図14(a)〜図14(c)に示すように、平面部623a、623b、623cと斜面部623d、623eを交互に連接して形成され、具体的には、最も後側に位置する後側平面部623aと、最も前面側に位置する前面側平面部623bと、後側平面部623a及び前面側平面部623bの間に配置された2つの中平面部623c、623cと、後側平面部623aと各中平面部623cを繋ぐ2つの後側斜面部623d、623dと、各中平面部623cと前面側平面部623bを繋ぐ2つの前面側斜面部623e、623e等を備えている。
また、後側平面部623aの外端部、中平面部623cの略中央部及び前面側平面部623bの略中央部に装飾部材610を取り付けるための取付孔部623fが形成されている。これにより、装飾部材610が前後位置をずらすようにして第3小枝部材623に配設された状態となる。
第3小枝部材623の裏面側であって前面側斜面部623eと反対側の外端部には、大枝部材630の取付孔部632bに挿通される軸状部623gが突設されている。
上記の第1〜第3小枝部材621、622、623は、大枝部材630の所定の取付孔部632bにランダムに取り付けることができ、これにより、装飾部材610のランダムな配置を実現することができる。
第2歯車453及び第2ベルクランク454は、第1歯車451及び第1ベルクランク452と略同様の構成をなしている。
即ち、第2歯車453は、下側延在部436の第1歯車451の右側に、回転自在に軸支されている。また、第2歯車453の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子453aが前面側に突出するように配設されている。
第2ベルクランク454は、下側延在部436の第2歯車453よりもやや右側に、回動自在に軸支されている。第2ベルクランク454は、動力伝達摺動子453aが挿通される長孔454aが形成された短片部454bと、回動軸を構成する回動軸部454cと、先端部に第2可動演出部材420が取り付けられる可動演出部材取付部454dが形成された長片部454e等を備えている。
回動軸部454cの回動軸は、下側延在部436の前面側に下側カバー部材455が取り付けられることで、当該下側延在部436の軸受部436a及び下側カバー部材455の軸受部455aに回動自在に軸支される。
短片部454bの長孔454aに挿通された動力伝達摺動子453aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図8参照)により抜け止めされた状態で第2ベルクランク454に連結されている。これにより、動力伝達摺動子453aは、長孔454aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部454eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部454dよりも回動軸部454cよりの位置には、ガイド軸部454fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部454fは、下側延在部436に形成された円弧状のガイド孔436bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図7参照)により抜け止めされた状態で下側延在部436と連結されている。
可動演出部材取付部454dは、長片部454eの先端部(右側端部)に設けられ、第2可動演出部材420に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
そして、駆動モータ440が回転すると、その回転運動が第1歯車451及び第2歯車453を介して第2ベルクランク454に伝達され、この第2ベルクランク454が回動軸部452cを支点とし、ガイド孔436bに挿通されたガイド軸部454fに案内されながら回動する。このとき、動力伝達摺動子453aは、第2歯車453の回転によって、第2ベルクランク454の回動軸部454cに近付くと短片部454bの長孔454aに沿って右側にスライドする一方で、回動軸部454cから離れると短片部454bの長孔454aに沿って左側にスライドする。そして、第2可動演出部材420に連結された取付用摺動子d1が、長片部454eの長孔d2に沿ってスライドすることで、第2ベルクランク454の回動に従って第2可動演出部材420を軸状部434を支点として回動させる。
即ち、第2歯車453は第1歯車451に連動して反対方向に回転し、第2ベルクランク454は第1ベルクランク452に連動して回動し、第2可動演出部材420は第1可動演出部材410に連動して回動するようになっている。
具体的には、第2可動演出部材420が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第2可動演出部材420が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
第2可動演出部材420は、大枝部材630が右上から左下にかけて下向きに凸形状に延在するように設けられている以外の点では、第1可動演出部材410と略同様の構成をなしているため、その詳細な説明は省略する。
なお、第2可動演出部材420は、軸状部434を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図8等参照)。
上側可動ユニット500は、図15〜図17に示すように、遊技状態に応じて第3可動演出部材530及び第4可動演出部材540を可動させるものである。上側可動ユニット500は、第3可動演出部材530と、第4可動演出部材540と、第3及び第4可動演出部材530、540が軸着される上側フレーム510と、第3及び第4可動演出部材530、540を駆動する駆動源となる駆動モータ520と、駆動モータ520の駆動力を可動演出部材に伝達する動力伝達機構550と、駆動モータ520の駆動を制御する2つの上側制御基板560、560等を備える。
上側制御基板560は、駆動モータ520、動力伝達機構550の一部、第3及び第4可動演出部材530、540の一部を被覆する上側カバー部材555(後述)の前面側であって左右にそれぞれ取り付けられている。
上側フレーム510は、上向きに凸形状とされ、正面から見て略コ字状に形成されている。また、上側フレーム510の内側縁部は、下側可動ユニット400の下側フレーム430の内側縁部とともに表示窓部12を構成している。
また、上側フレーム510の前面側から見て左側の延在部511の下端には、第3可動演出部材530が軸着される軸状部512が形成され、右側の延在部513の下端には、第4可動演出部材540が軸着される軸状部514が形成されている。さらに、左右両側の延在部511、513には、当該上側可動ユニット500を制御ベース301に取り付けるための取付用のネジ穴515が形成されている。
上側フレーム510の左右両側の延在部511、513を繋ぐように設けられた上側延在部516の中央やや左よりの位置には、駆動モータ520が取り付けられている。
駆動モータ520は、前面側から取り付けられ、その回転軸に駆動歯車(図示略)が固定されている。また、駆動モータ520は、モータカバー部材521により被覆されている。
また、上側延在部516の駆動モータ520よりも上側には、動力伝達機構550が配設されている。
動力伝達機構550は、駆動歯車と噛み合う第3歯車551と、第3歯車551及び第3可動演出部材530と接続され、当該第3歯車551の回転運動を第3可動演出部材530の往復回動運動に変換する第3ベルクランク552と、第3歯車551と噛み合う第4歯車553と、第4歯車553及び第4可動演出部材540と接続され、当該第4歯車553の回転運動を第4可動演出部材540の往復回動運動に変換する第4ベルクランク554と、駆動モータ520、第3歯車551及び第4歯車553並びに第3ベルクランク552及び第4ベルクランク554を被覆する上側カバー部材555等を備えている。
第3歯車551は、上側延在部516の駆動モータ520よりもやや中央よりの位置に、回転自在に軸支されている。また、第3歯車551の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子551aが後側に突出するように配設されている。
第3ベルクランク552は、上側延在部の第3歯車551よりもやや左側に、回動自在に軸支されている。第3ベルクランク552は、動力伝達摺動子551aが挿通される長孔552aが形成された短片部552bと、回動軸を構成する回動軸部552cと、先端部に第3可動演出部材530が取り付けられる可動演出部材取付部552dが形成された長片部552e等を備えている。
回動軸部552cの回動軸は、上側延在部の前面側に上側カバー部材555が取り付けられることで、当該上側延在部516の軸受部516a及びモータカバー部材521の軸受部521aに回動自在に軸支される。
短片部552bの長孔552aに挿通された動力伝達摺動子551aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図16参照)により抜け止めされた状態で第3ベルクランク552に連結されている。これにより、動力伝達摺動子551aは、長孔552aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部552eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部552dよりも回動軸部552cよりの位置には、ガイド軸部552fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部552fは、上側延在部516に形成された円弧状のガイド孔516bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図16参照)により抜け止めされた状態で上側延在部516と連結されている。
可動演出部材取付部552dは、長片部552eの先端部(左側端部)に設けられ、第3可動演出部材530に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
これにより、駆動モータ520が回転すると、その回転運動が第3歯車551を介して第3ベルクランク552に伝達され、この第3ベルクランク552が回動軸部452cを支点とし、ガイド孔516bに挿通されたガイド軸部552fに案内されながら回動する。このとき、動力伝達摺動子551aは、第3歯車551の回転によって、第3ベルクランク552の回動軸部552cに近付くと短片部552bの長孔552aに沿って左側にスライドする一方で、回動軸部552cから離れると短片部552bの長孔552aに沿って右側にスライドする。そして、第3可動演出部材530に連結された取付用摺動子d1が、長片部552eの長孔d2に沿ってスライドすることで、第3ベルクランク552の回動に従って第3可動演出部材530を軸状部512を支点として回動させる。
具体的には、第3可動演出部材530が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第3可動演出部材530が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
第3可動演出部材530は、大枝部材630が左下から右上にかけて上向きに凸形状に延在するように設けられている以外の点では、第1及び第2可動演出部材410、420と略同様の構成をなしているため、その詳細な説明は省略する。
なお、第3可動演出部材530は、軸状部512を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図17等参照)。
第4歯車553及び第4ベルクランク554は、第3歯車551及び第3ベルクランク552と略同様の構成をなしている。
即ち、第4歯車553は、上側延在部516の第3歯車551の右側に、回転自在に軸支されている。また、第4歯車553の回転軸からずれた偏心位置に動力伝達摺動子553aが後側に突出するように配設されている。
第4ベルクランク554は、上側延在部516の第4歯車553よりもやや右側に、回動自在に軸支されている。第4ベルクランク554は、動力伝達摺動子553aが挿通される長孔554aが形成された短片部554bと、回動軸を構成する回動軸部(図示略)と、先端部に第4可動演出部材540が取り付けられる可動演出部材取付部554dが形成された長片部554e等を備えている。
回動軸部(図示略)の回動軸は、上側延在部516の前面側に上側カバー部材555が取り付けられることで、当該上側延在部516の軸受部516a及びモータカバー部材521の軸受部521aに回動自在に軸支される。
短片部554bの長孔554aに挿通された動力伝達摺動子553aは、ワッシャ等の抜止部材W1(図16参照)により抜け止めされた状態で第3ベルクランク552に連結されている。これにより、動力伝達摺動子553aは、長孔554aの長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
長片部554eは、ジグザグ状に屈曲して形成され、可動演出部材取付部554dよりも回動軸部よりの位置には、ガイド軸部554fが後側に突出するように配設されている。このガイド軸部554fは、上側延在部516に形成された円弧状のガイド孔516bに挿通されて、ワッシャ等の抜止部材W2(図16参照)により抜け止めされた状態で上側延在部516と連結されている。
可動演出部材取付部554dは、長片部554eの先端部(右側端部)に設けられ、第4可動演出部材540に取付固定される取付用摺動子d1と、この取付用摺動子d1が挿通される長孔d2等を備えている。これにより、取付用摺動子d1は、長孔d2の長手方向に沿って往復移動(スライド)自在となっている。
そして、駆動モータ520が回転すると、その回転運動が第3歯車551及び第4歯車553を介して第4ベルクランク554に伝達され、この第4ベルクランク554が回動軸部を支点とし、ガイド孔516bに挿通されたガイド軸部554fに案内されながら回動する。このとき、動力伝達摺動子553aは、第4歯車553の回転によって、第4ベルクランク554の回動軸部に近付くと短片部554bの長孔554aに沿って右側にスライドする一方で、回動軸部から離れると短片部554bの長孔554aに沿って左側にスライドする。そして、第4可動演出部材540に連結された取付用摺動子d1が、長片部554eの長孔d2に沿ってスライドすることで、第4ベルクランク554の回動に従って第4可動演出部材540を軸状部514を支点として回動させる。
即ち、第4歯車553は第3歯車551に連動して反対方向に回転し、第4ベルクランク554は第3ベルクランク552に連動して回動し、第4可動演出部材540は第3可動演出部材530に連動して回動するようになっている。
具体的には、第4可動演出部材540が下方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を被覆した状態(被覆位置に配置された状態)となり(図4参照)、一方、第4可動演出部材540が上方向に回動することにより画像表示装置15の表示面を露出した状態(露出位置に配置された状態)となる(図3参照)。
第4可動演出部材540は、大枝部材630が右下から左上にかけて上向きに凸形状に延在するように設けられている以外の点では、第1〜第3可動演出部材410、420、530と略同様の構成をなしているため、その詳細な説明は省略する。
なお、第4可動演出部材540は、軸状部514を挿通孔部632cに挿通させてワッシャ等の抜止部材W3により抜け止めされた状態で取り付けられている(図17等参照)。
上記の下側可動ユニット400及び上側可動ユニット500は、当該遊技機100の遊技状態に応じて第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を可動させるようになっている。即ち、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の演出動作は、遊技を制御する遊技制御手段からのコマンドに基づき、表示制御手段の制御の下で行われるようになっており、例えば、変動表示ゲームの変動開始時、リーチ状態となった場合、特別遊技状態中などに、画像表示装置15の表示態様に関連して第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を可動させる。具体的には、例えば、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540が露出位置(図3参照)と被覆位置(図4参照)の間を往復して回動するように、下側可動ユニット400は第1及び第2可動演出部材410、420を上下に回動させるとともに、上側可動ユニット500は第3及び第4可動演出部材530、540を上下に回動させる。
以上のように、本実施形態の遊技機100は、遊技盤1に形成された遊技領域1aに配設されたセンターケース11を備える遊技機100において、センターケース11は、遊技に応じて動作する第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を備え、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、駆動モータ440、520と、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の各々をセンターケース11に取り付けるための大枝部材630と、大枝部材630の後側に取り付けられ、複数の発光源641、…が配置された発光基板640と、大枝部材630の前側に取り付けられる装飾部材610とを備え、装飾部材610は、装飾が施されているとともに、後方の発光源641から照射された光を拡散するように構成されている。
従って、遊技に応じて動作する第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、当該第1〜第4可動演出部材410、420、530、540をセンターケース11に取り付けるための大枝部材630を備え、大枝部材630の後側に、複数の発光源641、…が配置された発光基板640が取り付けられ、大枝部材630の前側に、装飾が施されているとともに、後方の発光源641から照射された光を拡散する装飾部材610が取り付けられているので、発光源641を少なくしても当該発光源641からの発光を装飾部材610により効果的に拡散することができ、これにより、省スペース化を図りつつ光拡散性を十分に確保することができる。また、装飾部材610は装飾が施されているため、装飾部材610自体のデザイン性を確保することができるとともに、当該装飾部材610の光拡散性によって装飾効果をより効果的に向上させることができる。
さらに、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540による演出効果を高める上で、発光源641等の部品点数を増加させることがないため、コストアップを防止することができる。
また、センターケース11は、前面が開口するとともに奥側に表示窓部12が形成され、表示窓部12を介して表示面を前側に臨ませるように配設された画像表示装置15を備え、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、遊技状態に応じて表示面を露出させる露出位置と当該表示面を覆う被覆位置の何れかに配置されるように動作可能となっている。
従って、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、遊技状態に応じて画像表示装置15の表示面を露出させる露出位置や当該表示面を覆う被覆位置に配置されるように可動させることで、遊技者に遊技状態の変化を知らせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540は、遊技盤1に後方から取り付けられた制御ベース301に配設されている。
従って、遊技盤1に後方から取り付けられた制御ベース301に第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を配設して、当該第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を可動させることにより、奥行き感のある演出を行うことができ、遊技の興趣をより向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、特別遊技状態となった場合に、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の全てを上下に回動させるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540のうちの何れか(例えば、第1及び第2可動演出部材410、420のみ)を上下に回動させるようにしても良い。
また、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540を画像表示装置15の表示面のほぼ全てを被覆するように回動させたが、これに限られるものではなく、表示面の縁部のみを被覆する中途位置まで回動させた後、駆動モータ440、520を反転させて露出位置(通常位置)に戻すようにしても良い。即ち、遊技状態に応じて第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の回動量を変更して、演出の効果を高めるとともに、所定の遊技状態を遊技者に報知するようにしても良い。
また、上記実施形態では、第1及び第2可動演出部材410、420を単一の駆動モータ440により回動させ、第3及び第4可動演出部材530、540を単一の駆動モータ520により回動させるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540はそれぞれ専用の駆動モータにより回動させるようにしても良いし、第1〜第4可動演出部材410、420、530、540の全てを単一の駆動モータにより回動させるようにしても良い。
さらに、小枝部材として、第1〜第3小枝部材621、622、623を例示したが、これに限られるものではなく、小枝部材の形状、大きさ、装飾部材610の取付個数等は適宜任意に変更することができる。
また、第1〜第3小枝部材621、622、623に複数の装飾部材610、…を取り付けるようにしたが、これに限られるものではなく、装飾部材610は少なくとも一つ取り付けられていれば良い。
加えて、大枝部材630に第1〜第3小枝部材621、622、623を取り付けるようにしたが、これに限られるものではなく、第1〜第3小枝部材621、622、623のうちの何れかの小枝部材を取り付けるようにしても良い。
なお、本発明の遊技機100は、上述の実施形態に示されるようなパチンコ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機100に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す遊技盤の正面図である。 図1の遊技盤を示す分解斜視図である。 図1の遊技盤に備わる後側構成ユニットを示す正面図である。 図3の後側構成ユニットに備わる可動演出部材を内側に回動させた状態を示す図である。 図3の後側構成ユニットを示す分解斜視図である。 図3の後側構成ユニットに備わる下側可動ユニットを示す正面図である。 図6の下側可動ユニットを示す背面図である。 図6の下側可動ユニットを示す分解斜視図である。 図6の下側可動ユニットに備わる第1可動演出部材を正面側から見て示した分解斜視図である。 図9の第1可動演出部材を背面側から見て示した分解斜視図である。 図9の第1可動演出部材に備わる装飾部材を示す図である。 図11の装飾部材と第1小枝部材を示す図である。 図11の装飾部材と第2小枝部材を示す図である。 図11の装飾部材と第3小枝部材を示す図である。 図3の後側構成ユニットに備わる上側可動ユニットを示す正面図である。 図15の上側可動ユニットを示す背面図である。 図15の上側可動ユニットを示す分解斜視図である。
符号の説明
100 遊技機
1 遊技盤
11 センターケース
15 画像表示装置
300 後側構成ユニット
301 制御ベース
400 下側可動ユニット
410 第1可動演出部材
420 第2可動演出部材
500 上側可動ユニット
530 第3可動演出部材
540 第4可動演出部材
610 装飾部材
621 第1小枝部材
622 第2小枝部材
623 第3小枝部材
630 大枝部材
640 発光基板
641 発光源

Claims (3)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域に配設されたセンターケースを備える遊技機において、
    前記センターケースは、遊技に応じて動作する可動部材を備え、
    前記可動部材は、
    駆動源と、
    当該可動部材をセンターケースに取り付けるためのベース部材と、
    前記ベース部材の後側に取り付けられ、複数の発光源が配設された発光基板と、
    前記ベース部材の前側に取り付けられる前側取付部材とを備え、
    前記ベース部材には、
    当該孔を介して前記発光基板に配設された前記発光源からの発光を前面側に照射可能な貫通孔と、
    前記前面取付部材に設けられた軸状部が挿通される取付孔部とが、
    当該ベース部材の表面を前後方向に貫通して複数形成され、
    前記前側取付部材は、装飾が施されているとともに、後方の前記発光源から照射された光を拡散可能であり、
    複数の前記前側取付部材により、それぞれが前記軸状部を備えかつ装飾態様の異なる複数種類の小装飾部材を構成し、
    前記複数の小装飾部材の軸状部は前記取付孔部に対してランダムに取付可能とすることを特徴とする遊技機。
  2. 前記センターケースは、前面が開口するとともに奥側に窓部が形成され、
    前記窓部を介して表示面を前側に臨ませるように配設された画像表示装置を備え、
    前記可動部材は、遊技状態に応じて前記表示面を露出させる露出位置と当該表示面を覆う被覆位置の何れかに配置されるように動作可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記可動部材は、前記遊技盤に後方から取り付けられた制御ベースに配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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