JP2006223534A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006223534A
JP2006223534A JP2005040425A JP2005040425A JP2006223534A JP 2006223534 A JP2006223534 A JP 2006223534A JP 2005040425 A JP2005040425 A JP 2005040425A JP 2005040425 A JP2005040425 A JP 2005040425A JP 2006223534 A JP2006223534 A JP 2006223534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaming machine
light
translucent member
machine according
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005040425A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Inagaki
忠 稲垣
Kiyohito Kaneko
潔人 兼子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei R&D Co Ltd filed Critical Sansei R&D Co Ltd
Priority to JP2005040425A priority Critical patent/JP2006223534A/ja
Publication of JP2006223534A publication Critical patent/JP2006223534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 透光部材の発光状態を従来よりも分かり易くすることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明のパチンコ遊技機10によれば、透光部材100の前方と側方との両方から発光状態を視認可能となるので、従来よりも透光部材100の発光状態が分かり易くなる。また、透光部材100は、普通図柄24A,24Bの変動表示の保留数に応じて点灯する保留LED25の光を受けて発光状態となるので、遊技者は、普通図柄24A,24Bの変動表示の保留数を認識し易くなる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来より、光による演出を行う電飾装置を備えた遊技機が備えられている。電飾装置は、LED等の発光素子の外側を透光部材で覆った構造をなし、発光素子の光は透光部材を透過して外部に出射するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−814号公報(段落[0023]、[0024]、図1)
しかしながら、上述した従来の電飾装置では、透光部材を側方から見た場合に発光状態が分かり難いという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、透光部材の発光状態を従来よりも分かり易くすることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、透光部材の後面側に備えた入射面に発光素子を対向配置し、その発光素子の点灯により透光部材の前面側に備えた出射面を発光状態にする電飾装置を備え、出射面は、透光部材の前後方向に対して斜め側方を向いた側部発光部のみで構成されたところに特徴を有する。
請求項2の発明に係る遊技機は、透光部材の後面側に備えた入射面に発光素子を対向配置し、その発光素子の点灯により透光部材の前面側に備えた出射面を発光状態にする電飾装置を備え、出射面は、透光部材の前後方向に対して斜め側方を向いた側部発光部及び透光部材の前後方向に対して直交した前部発光部のみで構成されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、透光部材は、その前後方向における長さが前後方向に直交する他の方向における長さよりも長い軸構造をなしかつ出射面を含む透光部材の前端部は、先細り形状であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の遊技機において、出射面を含む透光部材の前端部は、円錐形状或いは多角錐形状であるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2に記載の遊技機において、出射面を含む透光部材の前端部は、円錐台形状であるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機において、電飾装置は遊技機の前方を向いた配設面に設けられ、透光部材はその前後方向が配設面に対して直交するように配設されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、入射面は、凹状に湾曲した曲面であるところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、入射面は、凸状に湾曲した曲面であるところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、入射面は、平面であるところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、入射面は、平面、凹状に湾曲した曲面、凸状に湾曲した曲面のうちの少なくとも2つの面で構成されたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機において、発光素子の光が入射面の全体に照射されるように構成したところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項1乃至11の何れかに記載の遊技機において、透光部材には、入射面から入射した光を反射して出射面に向ける中継反射面が備えられたところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載の遊技機において、透光部材の外面のうち中継反射面に隣接し、入射面から入射した光を反射して出射面に向ける光反射部材を備えたところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項1乃至13の何れかに記載の遊技機において、発光素子が実装された回路基板と、回路基板の前面側に配置された取付部材とを備え、透光部材は、取付部材に形成された光挿通孔に嵌合されたところに特徴を有する。
請求項15の発明は、請求項14に記載の遊技機において、取付部材は、不透明な部材で構成されたところに特徴を有する。
請求項16の発明は、請求項14又は15に記載の遊技機において、透光部材の外面と光挿通孔の内面とには、透光部材が光挿通孔に嵌合された状態において互いに凹凸係合する凹凸部が設けられたところに特徴を有する。
請求項17の発明は、請求項14乃至16の何れかに記載の遊技機において、透光部材は、側方に張り出したフランジ部を備え、取付部材の前方には、フランジ部を光挿通孔の縁部との間で挟持する押さえ部材が設けられたところに特徴を有する。
請求項18の発明は、請求項1乃至17の何れかに記載の遊技機において、側部発光部を側方から囲む壁部材が設けられたところに特徴を有する。
請求項19の発明は、請求項18に記載の遊技機において、壁部材のうち側部発光部側の面は鏡面仕上げが施されたところに特徴を有する。
請求項20の発明は、請求項1乃至19の何れかに記載の遊技機において、所定条件が成立した場合に、通常の遊技とは異なる特定遊技を行うように構成され、発光素子は、特定遊技が実行されるときに点灯するように構成されたところに特徴を有する。
請求項21の発明は、請求項1乃至20の何れかに記載の遊技機において、発光素子は複数並べて配置され、所定条件が成立した場合に1回の特典遊技を実行すると共に、1回の特典遊技の実行中に所定条件が成立した場合にその所定条件の成立による特典遊技を直ちに実行せずに一時的に保留するように構成され、保留された特典遊技の数を、複数並べて配置された発光素子の点灯数によって表示するようにしたところに特徴を有する。
請求項22の発明は、請求項1乃至21の何れかに記載の遊技機において、透光部材の内部で入射面と出射面との間には、閉塞された空間部が設けられたところに特徴を有する。
[請求項1〜5,9の発明]
上記のように構成した請求項1及び2に係る発明によれば、透光部材の前方と側方との両方から発光状態を視認可能となるので、従来よりも発光状態が分かり易くなる。ここで、透光部材は、その前後方向における長さが前後方向に直交する他の方向における長さよりも長い軸構造をなしかつ出射面を含む透光部材の前端部は、先細り形状であることが好ましい(請求項3の発明)。具体的には、出射面を含む透光部材の前端部は、円錐形状或いは多角錐形状とすればよい(請求項4の発明)。また、出射面を含む透光部材の前端部は、円錐台形状としてもよい(請求項5の発明)。さらに、入射面は、平面としてもよい(請求項9の発明)。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、遊技機の前方を向いた配設面に対峙して遊技を行う遊技者は、透光部材の前方と側方との両方から発光状態を視認可能となる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明によれば、入射面から入射した光を、透光部材の内部で側方に向けて広げることができる。
[請求項8の発明]
請求項8の発明によれば、入射面から入射した光を、透光部材の内側に向けて屈折させることができる。例えば、入射面から入射した光を、透光部材の内部で集光させてから側方に向けて広げることができる。また、透光部材に入射するまでの間に側方に広がった光を透光部材の軸線と略平行な方向に向けることができる。
[請求項10の発明]
請求項10の発明によれば、入射面から入射した光を、透光部材の内部で側方に向けて広げたり、透光部材の内側に向けて屈折させたりすることで、透光部材の内部における光の進路を複雑にすることができる。
[請求項11の発明]
請求項11の発明によれば、入射面の全体に発光素子の光を当てることができ、透光部材をより明るく発光させることができる。
[請求項12の発明]
請求項12の発明によれば、入射面から入射した光が中継反射面で反射して出射面に向かうので、出射面における発光状態をより明るくすることができる。
[請求項13の発明]
請求項13の発明によれば、入射面から透光部材に入射した光が、透光部材の外面に隣接した光反射部材に反射して出射面に向かうので、出射面における発光状態をより明るくすることができる。
[請求項14の発明]
請求項14の発明によれば、透光部材の入射面を発光素子と対向した位置に位置決めすることができる。
[請求項15の発明]
請求項15の発明によれば、発光素子から出射された光が取付部材を透過して出射されることが防止される。
[請求項16の発明]
請求項16の発明によれば、光挿通孔に嵌合された透光部材を回り止めすることができる。ここで、透光部材の外面に凸部を設けることで、光挿通孔ではない孔へ挿入できないようにすることも可能である。
[請求項17の発明]
請求項17の発明によれば、フランジ部を取付部材と押さえ部材とで挟持して透光部材の光挿通孔からの抜け止めが図られる。
[請求項18の発明]
請求項18の発明によれば、壁部材によって側部発光部の周りが暗くなるので、側部発光部から出射する光を明るく見せることができる。
[請求項19の発明]
請求項19の発明によれば、側部発光部から出射する光を壁部材に反射させて、華やかな発光演出を行うことができる。
[請求項20の発明]
請求項20の発明によれば、特定遊技が実行されているか否かを遊技者に明確に認識させることができる。
[請求項21の発明]
請求項21の発明によれば、保留されている特典遊技の数を遊技者に明確に認識させることができる。
[請求項22の発明]
請求項22の発明によれば、透光部材の内部を進む光を空間部にて屈折させることが可能となる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図10に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、中央部には、表示装置13が備えられている。遊技領域R1のうち表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置13等を挟んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、始動ゲート18、風車19が設けられている。始動入賞口14及び大入賞口15の左側方には、ガイドレール12に沿ってサイドランプ22及び一般入賞口20,21が設けられ、右側方には、電飾ユニット40が設けられている。さらに、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。なお、電飾ユニット40が本発明の「電飾装置」に相当し、電飾ユニット40が配された遊技盤11の前面が本発明の「配設面」に相当する。
図1に示すように、パチンコ遊技機10のうち、遊技盤11より上方には、遊技盤11の前面側に張り出した装飾ランプ90が設けられている。パチンコ遊技機10のうち遊技盤11より下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。上皿27Aの両側には、スピーカ50Sが備えられている。また、上皿27Aに備えたボタン29を押せば、上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容される。下皿27Bの右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出されて遊技が開始される。
次に所要の各部位についてさらに詳説する。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は、その始動ゲート18に内蔵したゲートスイッチによって検出される。そして、その検出信号に基づいて、後述するように普通図柄表示装置24において普通図柄24A,24Bが変動表示される。
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口の両側部には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。そして、後述する始動口開放条件が成立すると、遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動され、可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒)に亘って横に倒される。これにより、遊技球が可動翼片14C,14Cに案内されて始動入賞口14に入り易くなる。
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた始動口センサが遊技球を検出し、その検出信号に基づいて表示装置13が後述するように図柄を変動表示する。また、所定数の賞球が上皿27Aに払い出される。
大入賞口15は、横長に形成されて、常には可動扉15Tにて閉塞されて、遊技球が入賞できない状態となっている。そして、所謂「大当たり遊技」が実行されると、遊技盤11の裏に設けた大入賞口用ソレノイドが駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
大入賞口15の内部には、図示しない継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入賞口及び計数入賞口は、選択的に何れか一方が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、最初は継続入賞口が開放しており、継続入賞口に入賞後、継続入賞口は閉鎖し、計数入賞口の開放に切り替わる。そして、継続入賞口に入賞があると、これが継続入賞口内に設けた継続スイッチに検出されて、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口に入賞があると、これが計数入賞口内に設けたカウントスイッチに検出されて、前記継続入用口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。なお、本実施形態では、連続して実行されるラウンドの回数は最高15回に設定されている。
表示装置13は、全体として枠形構造をなした表示枠体23の後端面に、図示しない液晶モジュール(詳細には、TFT−LCDモジュール)を組み付けてなる。液晶モジュールのうち表示枠体23によって取り囲まれた前面部分は、液晶画面34となっており、遊技者は、表示枠体23を通して液晶画面34に表示された画像を見ることができる。
表示枠体23は、遊技盤11に形成された図示しない取付窓に嵌め込まれて、周縁部から張り出したフランジ部を遊技盤11面に突き当てて固定されている。表示枠体23の上辺部分と両側辺部分は、遊技盤11から前方に突出している。これにより、液晶画面34の前側を遊技球が流下することが規制されると共に、表示枠体23の上方及び側方から表示枠体23の内側へ遊技球が直接進入しないように規制されている。
液晶画面34には、図1に示すように、通常は、3つの特別図柄13A,13B,13Cが横並びに停止表示されている。以下、これら各特別図柄を区別するときには、図1の左側のものから順番に、「左特別図柄13A」、「中特別図柄13B」、「右特別図柄13C」と呼ぶこととする。
各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄ごと、所定の種類のものが、液晶画面34に停止表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに当否判定し、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左特別図柄13A、右特別図柄13C、中特別図柄13Bの順で各特別図柄が停止表示される。このとき、例えば、全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合(例えば、図1の状態)に、所謂、「大当たり遊技」が実行され、可動扉15Tが開かれる。これにより、多くの遊技球が可動扉15Tに案内されて、大入賞口15に入球可能となる。
ここで、液晶画面34において特別図柄13A,13B,13Cの何れかが変動表示している間、或いは、大当たり遊技の実行中に、始動入賞口14に遊技球が入球した場合には、その入球に起因した特別図柄13A,13B,13Cの変動表示は直ちに行われず、一時的に保留される。本実施形態では、特別図柄13A,13B,13Cの変動表示は、最大で4回まで保留されるようになっている。そして、液晶画面34において特別図柄13A,13B,13Cの変動表示が開始されるときに、保留数が1つ減らされて、保留数が0になるまでこの動作が繰り返される。なお、保留数は、表示装置13の上辺両端部に2つずつ備えられた計4つの保留ランプ13Sの点灯数でもって遊技者に報知される。
図1に示すように、電飾ユニット40には、普通図柄表示装置24が設けられている。普通図柄表示装置24にて表示される普通図柄24A,24Bは、例えば、「0」〜「9」の数字図柄で構成されており、通常は、図5に示すように、各普通図柄24A,24Bごと、所定の種類のものが、停止表示されている。普通図柄24A,24Bは、上述したように始動ゲート18への遊技球の通過を起因に変動表示され、所定時間後に停止表示される。停止表示された2つの普通図柄24A,24Bが、例えば、奇数のぞろ目(例えば、「7 7」)になった場合に、前記した始動口開放条件が成立し、始動入賞口14の可動翼片14C,14Cが横に倒される。なお、普通図柄表示装置24で表示する図柄は、数字に限るものではなく、アルファベットや記号等でもよい。ここで、始動ゲート18への遊技球の通過が、本発明の「所定条件の成立」に相当し、普通図柄24A,24Bの変動表示が本発明の「特典遊技」に相当する。
また、普通図柄24A,24Bが変動表示している間に遊技球が始動ゲート18を通過した場合には、その通過に起因した普通図柄24A,24Bの変動表示は直ちに行われず、一時的に保留される。本実施形態では、普通図柄24A,24Bの変動表示は、最大で4回まで保留されるようになっている。そして、普通図柄24A,24Bが停止表示されると、保留数が1つ減らされて、再度、普通図柄24A,24Bの変動表示が開始され、保留数が0になるまでこの動作が繰り返される。ここで、保留数は、電飾ユニット40に設けられた4つの保留LED25(図6を参照)の点灯数によって遊技者に報知される。なお、保留LED25は、本発明の「発光素子」に相当する。
図2に示すように、パチンコ遊技機10の後面には、表示装置13に重なるようにして表示制御装置51が備えられ、表示制御装置51の下側には、ランプ制御装置52と音声制御装置50とが横並びにして取り付けられている。また、これらランプ制御装置52、音声制御装置50及び表示制御装置51の後側に重なるようにしてメイン制御装置59が取り付けられている。これら各制御装置50〜52,59は回路基板を主要部として備え、それぞれ透明な樹脂ケースに収容されている。
さらに、パチンコ遊技機10の後面の所定箇所には、上記した各種制御装置50〜52,59の他に電源装置53、払出制御装置54、受電装置55、遊技球を貯留する遊技球タンク56、遊技球を上皿27Aに払い出す払出装置57、上皿27Aに貯留された遊技球を遊技領域R1に向けて発射するための発射装置58等が設けられている。以上が、パチンコ遊技機10全体の構成に関する説明である。
次に、保留LED25及び普通図柄表示装置24を備えた電飾ユニット40の構成について詳説する。電飾ユニット40は、図6に示すように、保留LED25及び普通図柄表示装置24を実装したLED回路基板46(本発明の「回路基板」に相当する)を含む複数の部材を、ベース部材41の前面と後面とに分けて取り付けてなる。そして、遊技盤11に形成された図示しない取付窓に嵌め込まれて、ベース部材41の周縁部を遊技盤11面に突き当てて固定されている。
まず、LED回路基板46について説明すると、LED回路基板46は、ベース部材41の後面に重ねて取り付けられている。そして、LED回路基板46のうち、ベース部材41に対面した前面に、普通図柄表示装置24、保留LED25及び装飾LED26が取り付けられている。
普通図柄表示装置24は、ベース部材41の一側部寄り位置に設けられ、例えば、左右に並んだ1対の7セグメントLEDで構成されている。普通図柄表示装置24の下方には、図示しないコネクタが前方に突設されており、このコネクタに電飾ユニット40の後方から延びた図示しないハーネスが接続されている。
普通図柄表示装置24の側方には、4つの保留LED25(図6には、2つの保留LED25だけが示されている)が備えられている。保留LED25は、LED回路基板46の中央部分において、例えば、円弧線上に並んで設けられている。
保留LED25の側方には、6つの装飾LED26が備えられている。これら装飾LED26のうち、上側の2つの装飾LED26A(以下、「上装飾LED26A」という)は上下に並んで設けられており、下側の4つの装飾LED26B(以下、「下装飾LED26B」という)は、保留LED25と同様に円弧線上に並んで設けられている(図6を参照)。ここで、各LED25,26は、発光部を内包した透明樹脂部分が有色透明(例えば、赤色透明)となっており、発光部の光が着色されるようになっている。
LED回路基板46の外縁寄り部分には、複数(例えば3つ)のボス挿通孔46Aが貫通形成されている。以上が、LED回路基板46の説明である。
LED回路基板46の前面に備えたベース部材41は、以下のようである。ベース部材41は、例えば、半透明な黒色の合成樹脂(詳細には、ポリカーボネート樹脂)で構成され、LED回路基板46よりも大きい平板状をなす。ベース部材41のうち、LED回路基板46の普通図柄表示装置24と前後方向で対向した部分は、視認窓42となっている。視認窓42は、ベース部材41の他の部分よりも薄肉となっており(図7を参照)、この視認窓42を通して、普通図柄表示装置24に表示された普通図柄24A,24Bが視認可能となっている。
図6に示すように、ベース部材41のうち、4つの保留LED25と前後方向で対向した位置には、それぞれ保留LED対向孔43が貫通形成されている。これら保留LED対向孔43は何れも円形をなし、円弧線上に並んで形成されている。
保留LED対向孔43の側方で、装飾LED26との対向位置には装飾LED対向孔48が形成されている。上装飾LED26Aに対向した2つの上装飾LED対向孔48Aは、互いに独立して設けられており、下装飾LED26Bに対向した4つの下装飾LED対向孔48Bは、互いに繋がっている。
視認窓42の下方で、LED回路基板46に備えたコネクタと対向した部分には、略矩形のコネクタ用開口41Cが形成されている。図示しないが、コネクタ用開口41Cからは、コネクタに接続されたハーネスの屈曲部分が外側に突出している。これにより、ハーネスがLED回路基板46とベース部材41との間で過剰に屈曲して断線することが防止されている。
図7に示すように、ベース部材41の後面からは、視認窓42及び各LED対向孔43,48を囲むようにベース囲壁44が起立している。ベース囲壁44の外形は、LED回路基板46の外形とほぼ同一形状をなしている。
ベース部材41の後面からは、段付き状に縮径した円筒ボス45が起立している。円筒ボス45は、ベース囲壁44に沿った複数箇所に分散配置され、ベース囲壁44よりも後方に突出している。そして、円筒ボス45の小径部がLED回路基板46に形成されたボス挿通孔46Aを貫通し、円筒ボス45の周面に形成された段差部45Dが、LED回路基板46の前面に突き当たっている(図9を参照)。
図7に示すように、ベース囲壁44の端面には突起部44Tが形成されており、これら突起部44TもLED回路基板46の前面に突き当てられている。LED回路基板46は、これら段差部45D及び突起部44Tによって、ベース囲壁44の端面から浮いた状態に位置決めされている。
なお、ベース部材41のうち、ベース囲壁44の外側には、ベース部材41を遊技盤11に螺子止めするための遊技盤固定孔41Aと、ベース部材41の前面側に後述する各部材を固定するための前面部材固定孔41Bとが形成されている。さらに、ベース部材41の後面には、遊技盤11に対する取付位置を位置決めするための位置決めピン41Pが形成されている。以上が、ベース部材41の説明である。
LED回路基板46の後方には、LED回路基板46の後面全体を覆う基板カバー47が取り付けられている。基板カバー47は扁平な袋構造をなし、扁平方向における一方側に開放している。詳細には、基板カバー47は、LED回路基板46の後面に対面した後壁47Kと、その後壁47Kの周縁部から前方、即ち、LED回路基板46側に起立したカバー囲壁47Sとから構成される。
後壁47Kの上部には、横長の矩形開口47Hが貫通形成されており、この矩形開口47Hから、LED回路基板46に接続された図示しないハーネスが、LED回路基板46と基板カバー47との間を通って基板カバー47の外側に引き出されている。
図6に示すように、後壁47Kのうち、カバー囲壁47Sの内側には、前方に起立した複数のボス受容筒49が形成されている。ボス受容筒49は、円筒形状をなしカバー囲壁47Sよりも前方に突出している。そして、ボス受容筒49の内側にLED回路基板46(詳細には、ボス挿通孔46A)を貫通した円筒ボス45が嵌合し、基板カバー47の後側からボス受容筒49に挿入された螺子49Aが円筒ボス45の先端部に螺合している。これにより、LED回路基板46と基板カバー47とがベース部材41の後面側に一体に固定されている(図4を参照)。また、これら円筒ボス45、ボス挿通孔46A及びボス受容筒49により、ベース部材41に対するLED回路基板46及び基板カバー47の取付位置が位置決めされている。
なお、図6に示すように、カバー囲壁47Sの端面には複数の突起部47Tが形成されている。これら突起部47Tは、ベース部材41のベース囲壁44に形成された突起部44Tと前後方向で対向する位置に設けられており、LED回路基板46と基板カバー47とがベース部材41に螺子止めされると、LED回路基板46の後面に突き当たるようになっている。即ち、ベース囲壁44に備えた突起部44Tと、カバー囲壁47Sに備えた突起部47Tとで、LED回路基板46が前後方向(板厚方向)で挟持されている。
次にベース部材41の前面側に固定される各部材について説明する。
ベース部材41の前面には、前記保留LED25の前方に対向配置されて光が透過する透光部材100が備えられている。後に詳説するが、透光部材100は軸構造をなしており、取付部材60と押さえ部材70とによってその軸線J(図8を参照)がパチンコ遊技機10の前後方向(図1及び図5における紙面に直交する方向)を向くように保持されている。即ち、透光部材100の前後方向を向いた軸線Jが、電飾ユニット40が配設された遊技盤11の前面(本発明の「配設面」に相当する)に対して直交している。そして、これら取付部材60と押さえ部材70とが、透光部材100を保持した状態で固定部材80によりベース部材41に固定されている。
まず、取付部材60について説明すると、取付部材60は、全体が不透明な部材(例えば、黒色のポリカーボネート樹脂)で構成されている。取付部材60は、ベース部材41の前面に重ねられた敷設板61の後面に複数のLED収容筒63T,64Tを備えた構造をなす。
図7に示すように、敷設板61の保留LED25と前後方向で対向した部分には、円筒形状をなした4つの保留LED収容筒64Tが形成されている。また、下装飾LED26Bに対向した部分には、円筒形状をなした4つの下装飾LED収容筒63Tが形成されている。
これら各LED収容筒63T,64Tは、何れも敷設板61の後面から起立しかつ前後方向に開口している。各LED収容筒63T,64Tは、それぞれベース部材41に形成された保留LED対向孔43及び装飾LED対向孔48Bに嵌合しかつベース部材41の後面側に突出している。また、各LED収容筒64T,63Tの後端部は、LED回路基板46の前面近傍まで延びており、LED回路基板46に備えられた各LED25,26Bの先端部分がLED収容筒63T,64Tの内部に収容されている(図9を参照)。これにより、各LED収容筒63T,64Tの内側空間には、対向配置されたLED以外の他のLEDからの光が入らないようになっている。
即ち、下装飾LED26Bを収容した下装飾LED収容筒63Tの内側空間は、対向配置された1つの下装飾LED26Bからの光が通過するようになっており、保留LED25を収容した保留LED収容筒64Tの内部空間は、対向配置された1つの保留LED25からの光が通過するようになっている。ここで、取付部材60は不透明な部材で構成されているので、LED25,26Bの光が取付部材60を透過することはない。
また、LED収容筒63T,64Tを、ベース部材41の各対向孔43,48Bに嵌合することで、取付部材60のベース部材41に対する取付位置を位置決めすることができる。
図6及び図7に示すように、保留LED収容筒64Tの内面には、係合溝部64Mが形成されている。係合溝部64Mは、保留LED収容筒64Tの軸線方向に延びている。保留LED収容筒64Tの内側には、後述する透光部材100の後端部分(詳細には、嵌合部100A)が嵌合されている。これにより、透光部材100が保留LED25の前方に対向配置され(保留LED25が透光部材100の軸線J上に配置され)、保留LED25からの光が、保留LED収容筒64Tを通って透光部材100に照射されるようになっている。ここで、保留LED収容筒64Tの内部空間は、本発明の「光挿通孔」に相当する。
なお、後に詳説するが、透光部材100にはフランジ部101が備えられており、透光部材100が保留LED収容筒64Tに嵌合されると、このフランジ部101が保留LED収容筒64Tの前端開口縁に突き当たり、透光部材100の前端部分(詳細には、光出射部100B)が保留LED収容筒64Tから突出すると共に、後端部分が保留LED25から離れて配置されるようになっている。
以上が、取付部材60の説明であって、次に押さえ部材70について説明する。押さえ部材70は、取付部材60と同様に不透明な部材(詳細には、黒色のポリカーボネート樹脂)で構成されている。押さえ部材70は、取付部材60の前面を覆った前面構成板70Kと前面構成板70Kの周縁部から後方に起立した側壁部70Hとから構成され(図7を参照)、側壁部70Hは取付部材60の上下辺及び右側辺を囲んでいる。前面構成板70Kの後面は全体として平坦面をなし取付部材60の前面に面当接している。また、側壁部70Hの後端部はベース部材41の前面に突き当てられている(図9を参照)。
前面構成板70Kのうち、上装飾LED26Aに対向した部分には、円筒形状の上装飾LED収容筒73が形成されている。上装飾LED収容筒73は、前面構成板70Kの後面から起立して前後方向に開口している。
上装飾LED収容筒73は、取付部材60の側方を通ってベース部材41の上装飾LED対向孔48Aに嵌合しかつ、後端部がLED回路基板46の前面近傍まで延びている。そして、上装飾LED収容筒73の内側に上装飾LED26Aの先端部分が収容されている。これにより、上装飾LED収容筒73の内側空間には、対向配置された1つの上装飾LED26A以外の他のLEDからの光が入らないようになっている。ここで、押さえ部材70は、不透明な部材で構成されているので、上装飾LED26Aの光が押さえ部材70を透過することはない。
前面構成板70Kのうち、下装飾LED26Bと対向した部分には、それぞれ異形孔74が形成されている。これら異形孔74は、例えば、遊技内容に対応じたデザイン形状となっている。そして、下装飾LED26Bの光は、下装飾LED収容筒63Tの内側を通って、これら異形孔74からパチンコ遊技機10の前方に照射されるようになっている。
図7に示すように、前面構成板70Kのうち、保留LED25と対向した部分には、透光部材突出孔75が貫通形成されている。これら透光部材突出孔75から、保留LED収容筒64Tに嵌合された透光部材100の前端部分(詳細には、光出射部100B)が、パチンコ遊技機10の前方に突出している。そして、透光部材突出孔75の開口縁と保留LED収容筒64Tの前端開口縁とで透光部材100のフランジ部101が挟持されている。ここで、図9に示すように、透光部材突出孔75の開口縁には段付き状の凹所75Gが形成され、ここにフランジ部101が収容されるようになっている。
なお、押さえ部材70の後面の上下2箇所には、ピン孔77,77が陥没形成され(図7には、下側のピン孔77のみが示されている)、これらピン孔77に、ベース部材41の前面から起立した位置決めピン66,66(図6を参照)が凹凸係合している。これにより、押さえ部材70のベース部材41に対する取付位置が位置決めされている。また、押さえ部材70の下端部には、ベース部材41の前面部材固定孔41Bと整合したボス挿通孔76が貫通形成されている。
以上が、押さえ部材70の説明である。次に、固定部材80について説明する。固定部材80は、例えば、合成樹脂(詳細には、ABS樹脂)で構成され、表面の全体に鏡面仕上げ(例えば、銀メッキ)が施されている。
固定部材80は、押さえ部材70のうち、異形孔74と透光部材突出孔75の周辺部分以外の部分と重なるようにして取り付けられている(図5を参照)。また、固定部材80は、ベース部材41に形成された視認窓42と、押さえ部材70から突出した透光部材100の前端部分(詳細には、光出射部100B)の側方とを囲むようにベース部材41の前方に張り出している。ここで、固定部材80は、本発明の「壁部材」に相当する。
図7に示すように、固定部材80のうち、上装飾LED26Aと対向した部分には、上装飾LED延長筒82が形成されている。上装飾LED延長筒82は、固定部材80の前面壁から後方に延びかつ前後方向に開口している。そして、上装飾LED延長筒82の後端部が押さえ部材70の前面に当接して、上装飾LED収容筒73の内部空間と上装飾LED延長筒82の内部空間とが連通している。これにより、上装飾LED26Aからの光は、上装飾LED収容筒73及び上装飾LED延長筒82の内側を通って上装飾LED延長筒82の前端開口82Kから前方に照射されるようになっている。ここで、上装飾LED延長筒82の前端開口82Kは、透明板で塞がれている。
固定部材80の上辺の両端部には、螺子孔83,83が形成されており、下端部には後方、即ち、押さえ部材70に向かって起立した円筒ボス84が形成されている。そして、固定部材80の上辺をベース部材41の前面に突き当て、円筒ボス84を押さえ部材70のボス挿通孔76に挿入した状態で、ベース部材41の後面から前面部材固定孔41Bを貫通した螺子を螺子孔83,83及び円筒ボス84に螺合することで、取付部材60と押さえ部材70とが透光部材100を保持した状態でベース部材41の前面に固定される(図3を参照)。以上が、固定部材80の説明である。
さて、上述した取付部材60と押さえ部材70とによって保持された透光部材100を図8に基づいて説明する。透光部材100は、例えば無色透明な合成樹脂で構成され、全体として軸構造をなしている。透光部材100の後端部分は嵌合部100Aとなっており、前端部分は光出射部100Bとなっている。そして、保留LED25からの光は、保留LED25に対面した後端面100Tから入射し、透光部材100の内部を透過して光出射部100Bの表面から出射されるようになっている。ここで、透光部材100は、無色透明なので、保留LED25から出射された光を変色させることなく光出射部100Bから出射することができる。なお、透光部材100の後端面100Tは、本発明の「入射面」に相当し、光出射部100Bの表面は、本発明の「出射面」に相当する。
より詳細には、嵌合部100Aは円柱形状をなしている。嵌合部100Aの外面には、透光部材100の軸線J方向に延びた係合突条103が形成されている。この嵌合部100Aが取付部材60の保留LED収容筒64Tに嵌合すると共に、係合突条103が保留LED収容筒64Tの内面に形成された係合溝部64Mと凹凸係合している。これにより、透光部材100の保留LED収容筒64T内における回り止めがなされている。また、透光部材100に係合突条103を設けたことで、透光部材100は取付部材60の下装飾LED収容筒63Tに挿入不可能となり、取付け間違いを防止することができる。仮に、下装飾LED収容筒63Tに挿入可能であっても、透光部材100が回り止めされないことで取り付け間違いを気付かせることができる。なお、これら係合突条103及び係合溝部64Mは、本発明の「凹凸部」に相当する。
透光部材100の後端面100Tには、陥没凹所102が形成されている。陥没凹所102は、後端面100Tの中心部分に形成され、内面は略球面形状をなしている。そして、透光部材100の後端面100Tに照射された光は、陥没凹所102にて屈折して透光部材100の内部で側方に向かって広がるようになっている。ここで、本実施形態では、後端面100Tのうち、陥没凹所102のほぼ全体に保留LED25の光が照射されるようになっている。
さて、透光部材100の前端側に備えた光出射部100Bは、縦長の円錐形状をなしている。換言すれば、光出射部100Bには、透光部材100の前後方向を向いた軸線J(図8を参照)に平行な面(遊技盤11の前面に対して直交する面)は設けられていない。よって、遊技者が前面から光出射部100Bを見た際に、光出射部100Bの表面全体が視認可能となる。従って、透光部材の前端側に軸線Jと平行な面を設けた場合と比較すると、遊技者は透光部材100の発光状態を視認し易くなる。本実施形態では、「出射面」としての光出射部100Bの表面全体が、本発明の「側部発光部」に相当する。また、光出射部100Bの表面は、微細な凹凸を有するつや消し仕上げが施されている。これにより、表面がつや出し仕上げされた場合に比較して、光出射部100Bの表面全体がぼんやりと光るようになっている。ここで、本実施形態の透光部材100は、底面の直径Rが、例えば、5mmとなっており、高さHが、例えば、12mmとなっている。なお、光出射部100Bの底面の直径Rは4mm〜6mmで、高さHは10mm〜15mmであることが好ましい。
透光部材100のうち、嵌合部100Aと光出射部100Bとの境界部分には、側方に張り出したフランジ部101が一体形成されている。透光部材100を取付部材60に取り付ける際には、このフランジ部101が保留LED収容筒63Tの前端開口縁に当接して、光出射部100Bが保留LED収容筒63Tの内部に没入しないようになっている。また、フランジ部101が取付部材60と押さえ部材70との間で挟持されることで、透光部材100の前後方向における位置決めがなされると共に、保留LED収容筒63Tからの抜け外れが防止されている。
本実施形態のパチンコ遊技機10に関する構成は以上であり、以下動作について説明する。操作ノブ28を操作して、遊技球が遊技盤11の遊技領域R1における上方部分に弾き出されると、それら遊技球は、ランプ風車17や障害釘等に当たって向きを変えられ、ランダムな経路を通って遊技領域R1の下方に向かう。
遊技球が、流下する途中で始動ゲート18を通過すると、普通図柄表示装置24にて普通図柄24A,24Bの変動表示が開始される。そして、普通図柄表示装置24が普通図柄24A,24Bを所定時間に亘って変動表示した後、所定の数字図柄で停止表示する。ここで、停止表示した普通図柄24A,24Bが奇数のぞろ目の場合には、可動翼片14C,14Cが横に倒れ、始動入賞口14に入球し易くなる。
始動入賞口14に入球すると、その遊技球は遊技盤11の裏側に取り込まれ、代わりに所定数(例えば、10個)の賞球が上皿27Aに払い出される。また、表示装置13において、特別図柄13A,13B,13Cのスクロール表示が開始される。特別図柄13A,13B,13Cは、所定時間に亘ってスクロール表示された後で、1つずつ順次に停止表示される。そして、停止表示された3つの特別図柄13A,13B,13Cが、ぞろ目になると、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れて大入賞口15が開放する。すると、多くの遊技球が可動扉15Tを案内にして大入賞口15に入球する。大入賞口15に遊技球が入球すると、その遊技球は遊技盤11の裏側に取り込まれ、代わりに所定数(例えば、15個)の賞球が上皿27Aに払い出される。
ところで、普通図柄表示装置24において普通図柄24A,24Bが変動表示している間に、始動ゲート18を遊技球が通過すると、その通過に起因した普通図柄24A,24Bの変動表示は直ちに行われず、代わりに、普通図柄表示装置24の側方に備えた保留LED25が点灯する。具体的には、保留数が増加するに従って4つの保留LED25が上から順番に点灯していく。
変動表示中の普通図柄24A,24Bが停止表示すると、保留中の普通図柄24A,24Bの変動表示が開始される。このとき、点灯している保留LED25のうち、最下部の保留LED25が1つ消灯される。以下、保留中の普通図柄24A,24Bの変動表示が行われる度に、点灯している保留LED25が下から順番に消灯する。遊技者は、保留LED25の点灯数によって、保留されている普通図柄24A,24Bの変動表示回数を認識することができる。
さて、保留LED25からの光は、以下のようにしてパチンコ遊技機10の前方に出射される。即ち、保留LED25が点灯すると、その光は、図10に示すように、取付部材60の保留LED収容筒64Tの内部を通って、透光部材100の後端面100Tに照射され、後端面100Tから透光部材100の内部に入射する。
透光部材100の後端面100Tには、略球面状に湾曲した陥没凹所102が形成されているので、保留LED25からの光は、透光部材100の内部に入射する際に、この陥没凹所102の内面において側方に広がるように屈折する。そして、透光部材100の内部に入射した光は、透光部材100の内部を通って、パチンコ遊技機10の前方に突出した光出射部100Bの表面から出射する。
また、陥没凹所102で屈折して透光部材100の嵌合部100Aの外周面に向かった光の少なくとも一部は、嵌合部100Aの外周面にて反射され、光出射部100Bの表面から出射する。これにより、光出射部100Bから出射される光をより明るくすることができる。なお、嵌合部100Aの外周面は、本発明の「中継反射面」に相当する。
ここで、透光部材100を透過した光が出射される光出射部100Bは、円錐形状をなしているので、透光部材100をその軸線J方向の前方から見た場合(図5を参照)は勿論、透光部材100の軸線J方向に対して斜め側方から見た場合(図3を参照)でも、遊技者は光出射部100Bの表面から出射される光を視認することが可能となる。つまり、透光部材100の前面側(遊技盤11の前面側)に対峙して遊技を行う遊技者の体格差や遊技中の姿勢の変化等により遊技者の目の位置が変わっても、常に透光部材100の発光状態を視認可能となり、普通図柄24A,24Bの保留数を認識し易くなる。
また、視認窓42及び透光部材100の光出射部100Bの側方は、固定部材80によって囲まれているので、透光部材100の周辺部分及び視認窓42の周辺部分が若干暗くなって、透光部材100から出射する光や、普通図柄表示装置24に表示される普通図柄24A,24Bが相対的に明るく見える。これにより、遊技者は透光部材100の発光状態をより視認し易くなる。また、透光部材100から出射された光は、固定部材80のうち、透光部材100側を向いた側面85(図3を参照)に反射するので、透光部材100の周辺部分において華やかな発光演出を行うことができる。
このように、本実施形態によれば、透光部材100の前方と側方との両方から発光状態を視認可能となるので、従来よりも透光部材100の発光状態が分かり易くなる。また、透光部材100は、普通図柄24A,24Bの変動表示の保留数に応じて点灯する保留LED25の光を受けて発光状態となるので、遊技者は、普通図柄24A,24Bの変動表示の保留数を認識し易くなる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記一実施形態では、パチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、遊技機であれば、コイン遊技機やスロットマシン等に備えてもよい。
(2)前記実施形態では、透光部材100の嵌合部100Aの外面で透光部材100に入射した光の少なくとも一部を反射するように構成していたが、嵌合部100Aの外側に、透光部材100に入射した光を反射する光反射部材を配置してもよい。具体的には、図11に示すように、鏡面を備えたシート状の光反射部材200を、鏡面が透光部材100の内側に向くように嵌合部100Aの外面と保留LED収容筒64Tの内面との間に挟めばよい。このようにすれば、透光部材100に入射して嵌合部100Aの外面に向かった光のうち、嵌合部100Aの外面で反射されずに透過した光が、光反射部材200で反射されて、再び透光部材100の内部を通って光出射部100Bに向かうので、光出射部100Bから出射する光をより明るくすることが可能となる。
(3)前記実施形態では、後端面100Tの陥没凹所102の全体に保留LED25の光が照射されるようにしていたが、後端面100Tの全体に照射されるようにしてもよい。具体的には、図12に示すように、後端面100Tを透光部材100の軸線Jと直交した平面Lに投影した図形S1が、その平面Lに保留LED25の光を照射したときの照射部分S2の内側に収まるようにすればよい。このようにすれば、透光部材100から出射される光をより明るくすることができる。ここで、透光部材100の軸線J方向において、照射部分S2と図形S1とが整合するように構成すれば、保留LED25の光が後端面100Tから外れた部位に照射されることをが避けられ無駄がなくなる。
(4)前記実施形態では、透光部材100の光出射部100Bを円錐形状としていたが、透光部材100の軸線を中心として回転対称な他の先細り形状としてもよい。具体的には、図13の(A)に示すように、円錐台形状としてもよい。この場合、光出射部100Bの表面は、透光部材100の軸線に直交した前端面121とフランジ部101から前端面121に向かって窄むように傾斜した錐面122とから構成され、保留LED25の光は、これら両面121,122から出射される。そして、光出射部100Bのうち、前端面121が本発明の「前部発光部」に相当し、錐面122が本発明の「側部発光部」に相当する。
また、図13の(B)に示すように、段付き状に先細りとなった略円錐形状でもよい。さらに、図14の(A)に示すように、多角錐形状としてもよいし、図14の(B)に示すように、複数の円錐体210,210を備えた構造或いは、円錐体の前端部が先割れした構造としてもよい。これらの場合も、光出射部100Bの表面のうちの透光部材100の軸線に対して窄むように傾斜した錐面122が本発明の「側部発光部」に相当する。このように、発光素子を透光部材100の後面側に対向配置し、光出射部100Bを透光部材100の前後方向に対して斜め側方を向いた側部発光部のみ又は、側部発光部及び透光部材100の前後方向に対して直交した前部発光部のみで構成したこと(換言すれば、透光部材100の前後方向を向いた直線(例えば、軸線J)に平行な面を設けないこと)により、透光部材100の光出射部100Bにおける発光状態を向上させることができる。なお、光出射部100Bは、軸線Jに対して回転対称な形状であったが、上記条件を満たす形状であれば回転対称に限らず回転非対称な形状(例えば、底面の中心を通りかつ底面に直交する直線上に頂点が配置されていない略円錐形状)でもよい。従って、光出射部100Bのデザインを多様にすることができる。
(5)前記実施形態では、陥没凹所102の内面は略球面形状をなしていたが、球面以外の湾曲面(例えば、円錐面)でもよいし、平面(例えば、多角錐面)であってもよい。また、図15に示すように陥没凹所102を複数設けてもよい。
(6)前記実施形態では、透光部材100の後端面100Tに陥没凹所102を形成していたが、図16の(A)に示すように、後端面100Tを透光部材100の軸線Jに直交する平面としてもよい。この場合、後端面100Tに直交するように入射した光は、屈折することなくそのまま直進して、光出射部100Bに達する。また、図16の(B)に示すように、後端面100Tを保留LED25側に突出した凸状の湾曲面としてもよい。このようにすれば、後端面100Tから入射した光を、透光部材100の内側に向けて屈折させることができる。例えば、図17の(A)に示すように、透光部材100に入射するまでの間に側方に広がった光を透光部材100の軸線と略平行な方向に屈折することが可能となる。或いは、図17の(B)に示すように、後端面100Tから入射した光を、透光部材100の内部で集光させてから側方に向けて広げることができる。
さらに、透光部材100の後端面100Tを、透光部材100の軸線Jに直交する平面、保留LED25側に突出した凸状の湾曲面、透光部材100の前端側に陥没した凹上の湾曲面のうちの、少なくとも2つの面で構成してもよい(図15を参照)。このようにすれば、透光部材100の内部における光の進路が複雑となり、光出射部100Bにおける発光状態を向上させることができる。
(7)前記実施形態では、透光部材100の後端面100Tと保留LED25との間は離れていたが、図18に示すように、後端面100Tのうち陥没凹所102の内面に、保留LED25の先端外面を面接触させてもよい。これにより、保留LED25を透光部材100の前後方向を向いた軸線J上に位置決めすることができる。
(8)前記実施形態において、透光部材100は中身が詰まった中実構造をなしていたが、図19の(A)に示すように、透光部材100の内部に閉塞された空間部111を備えた構造としてもよい。詳細には、空間部111は、軸方向における中間部分に形成され、例えば、略楕円球形状をなしている。この空間部111により、透光部材100の内部においても光を屈折させることができる(図19の(B)を参照)。ここで、透光部材100を射出成形すると、その過程で透光部材100の内部に気泡ができるが、その気泡を空間部111とすれば、空間部111を設けるために透光部材100を別途加工する手間が省ける。空間部111の形状は、楕円球形状に限るものではなく、他の形状でもよい。また、空間部111を複数形成してもよい。
(9)前記実施形態では、発光素子としてLEDを用いていたが、電球やエレクトロルミネッセンスを用いてもよい。
(10)前記実施形態では、保留LED25の点灯数によって、普通図柄24A,24Bの変動表示の保留数を表示するようにしていたが、特別図柄13A,13B,13Cの変動表示の保留数を表示するようにしてもよい。
また、例えば、遊技の状態として、大当たり遊技が行われる確率が1/315に設定された通常遊技状態と、通常遊技状態よりも大当たり遊技が行われる確率が高く設定された確率変動状態と備え、通常遊技状態中は発光素子を消灯し、確率変動状態中は発光素子を点灯或いは点滅させて、確率変動状態であることを報知するような構成としてもよい。また、通常遊技状態及び確率変動状態以外の遊技の状態として特別図柄の変動時間が通常遊技状態よりも短く設定された時間短縮状態を備え、時間短縮状態中に発光素子を点灯或いは点滅させて、時間短縮状態であることを報知するような構成としてもよい。さらに、通常遊技状態時は発光素子を消灯し、時間短縮状態時には点滅、確率変動状態時は点灯し続けるような構成としてもよい。また、大当たり遊技中に点灯するようにしてもよい。発光素子の発光パターンは上記したものに限るものではなく、その他の発光パターンとしてもよい。上記構成において、通常遊技状態が本発明の「通常の遊技」に相当し、確率変動状態、時間短縮状態、大当たり遊技が本発明の「特定遊技」に相当する。なお、発光素子及び発光素子の光を受けて発光状態となる透光部材は、「特定遊技」であることを遊技者に報知する報知手段となる。従来の遊技機では、遊技者は現在の遊技状態を認識し難いという問題があったが、上記構成によれば、前方及び側方から発光状態が視認可能な透光部材によって遊技状態が報知されるので、従来の遊技機に比較して、遊技者は現在の遊技状態を認識し易くなる。
(11)前記実施形態では、透光部材100を電飾ユニット40に設けていたが、他の電飾装置(例えば、ランプ風車17)に設けてもよい。
(12)遊技機裏面側に設けた基板などに発光素子と透光部材とを配置してもよい。例えば、基板に設けて誤作動などが起こった場合に点灯する構成とした場合、点灯していることが認識し難いと、検査する者が誤作動であることを気づかない虞があり、結果、遊技機に不具合が生じる虞がある。本発明では、このような問題も解決することが可能である。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 パチンコ遊技機の背面図 電飾ユニットの斜視図 電飾ユニットの斜視図 電飾ユニットの正面図 電飾ユニットの分解斜視図 電飾ユニットの分解斜視図 透光部材の側面図 電飾ユニットの部分断面図 電飾ユニットの部分断面図 他の実施形態(2)に係る電飾ユニットの部分断面図 他の実施形態(3)に係る透光部材及び保留LEDの斜視図 他の実施形態(4)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(4)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(5)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(6)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(6)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(7)に係る透光部材の側面図 他の実施形態(8)に係る透光部材の側面図
符号の説明
10 パチンコ遊技機
25 保留LED(発光素子)
40 電飾ユニット(電飾装置)
46 LED回路基板(回路基板)
60 取付部材
64M 係合溝部(凹凸部)
64T 保留LED収容筒
70 押さえ部材
80 固定部材(壁部材)
100 透光部材
100B 光出射部
100T 後端面(入射面)
101 フランジ部
102 陥没凹所
103 係合突条(凹凸部)
111 空間部
122 錐面(側部発光部)
200 光反射部材


Claims (22)

  1. 透光部材の後面側に備えた入射面に発光素子を対向配置し、その発光素子の点灯により前記透光部材の前面側に備えた出射面を発光状態にする電飾装置を備え、
    前記出射面は、前記透光部材の前後方向に対して斜め側方を向いた側部発光部のみで構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 透光部材の後面側に備えた入射面に発光素子を対向配置し、その発光素子の点灯により前記透光部材の前面側に備えた出射面を発光状態にする電飾装置を備え、
    前記出射面は、前記透光部材の前後方向に対して斜め側方を向いた側部発光部及び前記透光部材の前後方向における前方を向いた前部発光部のみで構成されたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記透光部材は、その前後方向における長さが前後方向に直交する他の方向における長さよりも長い軸構造をなしかつ前記出射面を含む前記透光部材の前端部は、先細り形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記出射面を含む前記透光部材の前端部は、円錐形状或いは多角錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記出射面を含む前記透光部材の前端部は、円錐台形状であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  6. 前記電飾装置は遊技機の前方を向いた配設面に設けられ、前記透光部材はその前後方向が前記配設面に対して直交するように配設されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記入射面は、凹状に湾曲した曲面であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記入射面は、凸状に湾曲した曲面であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  9. 前記入射面は、平面であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  10. 前記入射面は、平面、凹状に湾曲した曲面、凸状に湾曲した曲面のうちの少なくとも2つの面で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  11. 前記発光素子の光が前記入射面の全体に照射されるように構成したことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機。
  12. 前記透光部材には、前記入射面から入射した光を反射して前記出射面に向ける中継反射面が備えられたことを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の遊技機。
  13. 前記透光部材の外面のうち前記中継反射面に隣接し、前記入射面から入射した光を反射して前記出射面に向ける光反射部材を備えたことを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
  14. 前記発光素子が実装された回路基板と、
    前記回路基板の前面側に配置された取付部材とを備え、
    前記透光部材は、前記取付部材に形成された光挿通孔に嵌合されたことを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の遊技機。
  15. 前記取付部材は、不透明な部材で構成されたことを特徴とする請求項14に記載の遊技機。
  16. 前記透光部材の外面と前記光挿通孔の内面とには、前記透光部材が前記光挿通孔に嵌合された状態において互いに凹凸係合する凹凸部が設けられたことを特徴とする請求項14又は15に記載の遊技機。
  17. 前記透光部材は、側方に張り出したフランジ部を備え、
    前記取付部材の前方には、前記フランジ部を前記光挿通孔の縁部との間で挟持する押さえ部材が設けられたことを特徴とする請求項14乃至16の何れかに記載の遊技機。
  18. 前記側部発光部を側方から囲む壁部材が設けられたことを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の遊技機。
  19. 前記壁部材のうち前記側部発光部側の面は鏡面仕上げが施されたことを特徴とする請求項18に記載の遊技機。
  20. 所定条件が成立した場合に、通常の遊技とは異なる特定遊技を行うように構成され、前記発光素子は、前記特定遊技が実行されるときに点灯するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記載の遊技機。
  21. 前記発光素子は複数並べて配置され、
    所定条件が成立した場合に1回の特典遊技を実行すると共に、前記1回の特典遊技の実行中に前記所定条件が成立した場合にその所定条件の成立による前記特典遊技を直ちに実行せずに一時的に保留するように構成され、
    保留された前記特典遊技の数を、複数並べて配置された前記発光素子の点灯数によって表示するようにしたことを特徴とする請求項1乃至20の何れかに記載の遊技機。
  22. 前記透光部材の内部で前記入射面と前記出射面との間には、閉塞された空間部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至21の何れかに記載の遊技機。
JP2005040425A 2005-02-17 2005-02-17 遊技機 Pending JP2006223534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040425A JP2006223534A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040425A JP2006223534A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006223534A true JP2006223534A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36985407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005040425A Pending JP2006223534A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006223534A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000365A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011142990A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012245153A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013183778A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2014094109A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Sammy Corp 遊技機の電飾装置
JP2015003090A (ja) * 2014-09-05 2015-01-08 株式会社藤商事 遊技機
JP2016168159A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017127732A (ja) * 2017-05-01 2017-07-27 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2018047105A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 株式会社平和 遊技機
JP2018171147A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2018171145A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2018171146A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019024664A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 サミー株式会社 遊技機の演出装置
JP2019147050A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019147049A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019147051A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019162469A (ja) * 2019-05-17 2019-09-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019213986A (ja) * 2019-09-30 2019-12-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019213985A (ja) * 2019-09-30 2019-12-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020028377A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社平和 遊技機
JP2021013864A (ja) * 2019-01-09 2021-02-12 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08336636A (ja) * 1995-06-15 1996-12-24 Sophia Co Ltd 入賞球案内部材
JPH1157124A (ja) * 1997-08-25 1999-03-02 Takeshi Taniguchi パチンコ機
JPH11319195A (ja) * 1998-12-07 1999-11-24 Takao:Kk 照明体
JP2002017966A (ja) * 2000-07-06 2002-01-22 Sankyo Kk 遊技機
JP2002367420A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Takagi Seiko Corp ディスプレイ用照明装置
JP2003052914A (ja) * 2001-08-08 2003-02-25 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004163886A (ja) * 2002-06-20 2004-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 平板表示素子用照明装置
JP2004195172A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Kazuo Saito パチンコ機の打ち球の流下の進路を障害する電飾入りルミバー

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08336636A (ja) * 1995-06-15 1996-12-24 Sophia Co Ltd 入賞球案内部材
JPH1157124A (ja) * 1997-08-25 1999-03-02 Takeshi Taniguchi パチンコ機
JPH11319195A (ja) * 1998-12-07 1999-11-24 Takao:Kk 照明体
JP2002017966A (ja) * 2000-07-06 2002-01-22 Sankyo Kk 遊技機
JP2002367420A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Takagi Seiko Corp ディスプレイ用照明装置
JP2003052914A (ja) * 2001-08-08 2003-02-25 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004163886A (ja) * 2002-06-20 2004-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 平板表示素子用照明装置
JP2004195172A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Kazuo Saito パチンコ機の打ち球の流下の進路を障害する電飾入りルミバー

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000365A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011142990A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012245153A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013183778A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2014094109A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Sammy Corp 遊技機の電飾装置
JP2015003090A (ja) * 2014-09-05 2015-01-08 株式会社藤商事 遊技機
JP2016168159A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018047105A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 株式会社平和 遊技機
JP2018171145A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2018171147A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2018171146A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017127732A (ja) * 2017-05-01 2017-07-27 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019024664A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 サミー株式会社 遊技機の演出装置
JP2020028377A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社平和 遊技機
JP2021013864A (ja) * 2019-01-09 2021-02-12 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019162469A (ja) * 2019-05-17 2019-09-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019147050A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019147049A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019147051A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019213986A (ja) * 2019-09-30 2019-12-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019213985A (ja) * 2019-09-30 2019-12-19 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006223534A (ja) 遊技機
JP5878801B2 (ja) 遊技機
JP5234572B2 (ja) 遊技機
JP5340079B2 (ja) 弾球遊技機
JP2005152579A (ja) 弾球遊技機
JP5070407B2 (ja) 遊技機
JP2005152580A (ja) 弾球遊技機
JP2002011154A (ja) 遊技機
JP2002017964A (ja) 遊技機
JP2005152112A (ja) 弾球遊技機
JP2002035232A (ja) 遊技機
JP2014100173A (ja) 遊技機
JP2002143404A (ja) 遊技機
JP5238843B2 (ja) 遊技機
JP2004049464A (ja) 遊技機
JP2002011156A (ja) 遊技機
JP2002011187A (ja) 遊技機
JP2002017966A (ja) 遊技機
JP2018099457A (ja) 遊技機
JP5234571B2 (ja) 遊技機
JP2018099458A (ja) 遊技機
JP2008043428A (ja) センター役物及び該センター役物を備えた遊技機
JP6559738B2 (ja) 遊技機
JP2007289328A (ja) 遊技機
JP2002035234A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110209