JP4963154B2 - 表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アクティブマトリクス型の複数の表示パネルを備えた液晶表示装置等の表示装置およびその駆動方法に関するものである。
近年、例えば携帯装置、特にクラムシェルタイプの携帯電話機(折畳式の携帯電話機)には、メインとサブの2枚の表示パネルからなるいわゆるツインパネルが多用されている。これらパネルの表示動作は折畳機能による開閉動作にしたがって次のように制御される。例えば、一方が点灯し、他方が消灯するような制御、メインパネルにて表示していた内容の一部をサブパネルに表示させるような制御、あるいはその逆の制御などである。このように、ツインパネルを構成するメインパネルおよびサブパネルは、通常、一つの表示システムの構成要素としてそれぞれ制御される。
ここで、携帯装置、例えば携帯電話機に使用されるツインパネルにおいては、電池寿命の面から低消費電力化が望まれている。特に、サブパネルについては、通常、携帯電話機の背面(折り畳んだ状態における外面)に搭載され、時計表示など、常時表示を行うニーズがあるので、低消費電力化の要求度も高くなっている。
そこで、従来は、それぞれの表示装置に求められる性能に応じて、液晶パネルであれば、メインパネルには高精細で表示品位の高いTFTタイプを採用し、サブパネルには低消費電力駆動が可能なSTNタイプを採用することが多くなっていた。しかしながら、この場合には、メインパネルとサブパネルとが完全に別個の表示装置となってしまう。このため、パネルの制御が煩雑になるという問題や、システム全体として見たときに似たような構成の電源回路、入力I/F回路およびメモリなどが、それぞれ別個に設けられているといった問題を招来していた。
このような点から、従来、メインパネルとサブパネルとを共通の駆動装置にて駆動するツインパネルが注目されている。図14には、その一例としてメインパネル582とサブパネル583とからなるツインパネル581の回路図を示す。
メインパネル582は、基板上に薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)592が設けられたTFT基板584と、このTFT基板584に対向する対向基板585と、TFT基板584と対向基板585との間に挟まれる表示媒体としての液晶層(LC)594とを含んでいる。
TFT基板584上には、複数のゲートバスライン588と複数のソースバスライン589とが設けられている。このゲートバスライン588とソースバスライン589との交差部の近傍に、TFT592が配置されている。このTFT592は、ゲートがゲートバスライン588に接続され、ソースがソースバスライン589に接続されるとともに、ドレインが画素電極に接続されている。そして、この画素電極と、対向基板585に設けられた対向電極(COM)593との間で、画素としてのLC594に電圧を印加する。これを各TFT592において行うことによって、画像を表示する。なお、ソースバスライン589のうち、第1の配線群595に属するものはサブパネル583と共有され、第2の配線群596に属するものは、サブパネル583と共有されない。
また、メインパネル582には、さらにゲートドライバ590とソースドライバ591とが備えられている。ゲートドライバ590からの引き出し線がゲートバスライン588に接続され、ソースドライバ591からの引き出し線がソースバスライン589に接続されている。そして、ゲートドライバ590、ソースドライバ591から、それぞれのバスラインに、ゲート信号電圧、表示データ信号が印加される。
一方、サブパネル583は、基板上に薄膜トランジスタ592が設けられたTFT基板586と、このTFT基板586に対向する対向基板587と、TFT基板586と対向基板587との間に挟まれる表示媒体としての液晶層(LC)594とを含んでいる。
このサブパネル583は、図示しないFPC(Flexible Printed Circuits)を介してメインパネル582と接続されている。これによって、メインパネル582のゲートドライバ590およびソースドライバ591から、メインパネル582内の配線とFPC(Flexible Printed Circuits)とを介して、サブパネル583の各バスラインに、ゲート信号電圧または表示データ信号が印加される。
TFT基板586上には、複数のゲートバスライン588と複数のソースバスライン589とが設けられている。このゲートバスライン588とソースバスライン589との交差部の近傍に、TFT592が配置されている。このTFT592は、ゲートがゲートバスライン588に接続され、ソースがソースバスライン589に接続されるとともに、ドレインが画素電極に接続されている。そして、この画素電極と、対向基板587に設けられた対向電極(COM)593との間で、画素としてのLC594に電圧を印加する。これを各TFT592において行うことによって、画像を表示する。これによって、メインパネル582またはサブパネル583において、画像を表示することができる。
上記のように、ツインパネルを共通の駆動装置にて駆動する具体的な構成を開示した従来文献としては、例えば、特開2001−067049(第1従来技術)、特開2001−282145(第2従来技術)および特開2003−131250(第3従来技術)がある。
第1従来技術には、第1液晶表示部(第1液晶表示装置)と第2液晶表示部(第2液晶表示装置)とからなるツインパネルを備えた折畳式の移動通信端末機が開示されている。この移動通信端末機では、本体部に対してカバー部(フォルダカバー)を開閉可能であり、第1液晶表示部がカバー部の内面(折り畳まれた状態における内面)に設けられ、第2液晶表示部がカバー部の外面(折り畳まれた状態における外面)に設けられている。第1および第2液晶表示部は、1個のドライバによって駆動され、このドライバは第1液晶表示部側に設けられている。即ち、ドライバからの出力は第1液晶表示部を介して第2液晶部に入力される。第2液晶表示部は第1液晶表示部よりも表示面積が小さく(特許文献1の図4、図5参照)、第2液晶表示部には時刻の他、概略的な情報が表示され、第1液晶表示部には多様な情報が表示される。また、カバー部が閉じた状態では第2液晶表示部のみによる表示が行われ、カバー部が開いた状態では第1液晶表示部のみによる表示が行われる。
第2従来技術には、第1従来技術と同様に、第1液晶表示部(内側液晶表示部)と第2液晶表示部(外側液晶表示部)とからなるツインパネルを備えた折畳式の携帯電話機が開示されている。この携帯電話機は、本体部(下部筐体)に対してカバー部(上部筐体)を開閉可能であり、第1液晶表示部がカバー部の内面(折り畳まれた状態における内面)に設けられ、第2液晶表示部がカバー部の外面(折り畳まれた状態における外面)に設けられている。第1および第2液晶表示部は、1個のドライバによって駆動され、このドライバは第1液晶表示部側に設けられている。即ち、ドライバからの出力は第1液晶表示部を介して第2液晶表示部に入力される。第2液晶表示部は第1液晶表示部よりも表示面積が小さくなっている(特許文献2の図3、図4参照)。また、カバー部が閉じた状態では第2液晶表示部のみによる表示が行われ、カバー部が開いた状態では第1液晶表示部のみによる表示が行われる。
第3従来技術には、第1従来技術と同様に、第1液晶表示部(LCD)と第2液晶表示部(LCD)とからなるツインパネルを備えた折畳式の携帯電話機が開示されている。この携帯電話機では、本体部に対してカバー部(蓋)を開閉可能であり、第1液晶表示部がカバー部の内面(折り畳まれた状態における内面)に設けられ、第2液晶表示部がカバー部の外面(折り畳まれた状態における外面)に設けられている。第1および第2液晶表示部は、1個のドライバによって駆動され、このドライバは第1液晶表示部側に設けられている。即ち、ドライバからの出力は第1液晶表示部を介して第2液晶部に入力される。第2液晶表示部は第1液晶表示部よりも表示面積が小さく(特許文献3の図1、図10参照)、第2液晶表示部には着信があったことや年月日等の簡単な情報が表示され、第1液晶表示部には主要な情報が表示される。
特開2001−067049(平成13年03月16日公開) 特開2001−282145(平成13年10月12日公開) 特開2003−131250(平成15年05月08日公開)
上記従来の構成では、単に一つの駆動装置をメインパネルとサブパネルとで共通に使用するものであるため、特に表示頻度が高い(解像度が低い)サブパネルの低消費電力化については、十分に達成されていない。したがって、本発明は、相対的に表示頻度が高いサブパネルについての十分な低消費電力化が可能な表示装置およびその駆動方法の提供を目的としている。
本発明の表示装置は、複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段と、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う表示駆動回路とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段とを備えた表示装置の駆動方法において、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、画素電極への表示データ信号の書き込み動作において、第1の表示手段の各画素電極へは、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間にて書き込みが行われる。
前記最大書き込み時間taは、例えば、第2の表示手段の各画素電極への書き込み時間(1水平期間にほぼ同じ)をtb、第1の表示手段のライン数(ライン数少)をPa、第2の表示手段のライン数(ライン数多)をPbとしたときに、ta=tb×(Pb/Pa)によって求めることができる時間である。
したがって、第1の表示手段への表示データ信号の書き込み動作において、1垂直期間内に、書き込みを行っていない期間である書き込み休止期間が生じ、この書き込み休止期間には表示駆動回路における動作が不要な回路部の動作を停止させることができる。これにより、第1の表示装置において低消費電力化が可能となる。
本発明の表示装置は、複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段と、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、第2の表示手段の各画素電極への書き込みと同じあるいはほぼ同じ時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う表示駆動回路とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段とを備えた表示装置の駆動方法において、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、第2の表示手段の各画素電極への書き込みと同じあるいはほぼ同じ時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、画素電極への表示データ信号の書き込み動作において、第1の表示手段の各画素電極へは、第2の表示手段の各画素電極への書き込みと同じあるいはほぼ同じ時間にて書き込みが行われる。なお、ほぼ同じ時間としては、例えば、第2の表示手段の各画素電極への書き込み時間の±30%以内の時間とすることができる。
したがって、第1の表示手段への表示データ信号の書き込み動作において、1垂直期間内に、書き込みを行っていない期間である書き込み休止期間が生じ、この書き込み休止期間には表示駆動回路における動作が不要な回路部の動作を停止させることができる。これにより、第1の表示装置において低消費電力化が可能となる。
上記の表示装置において、前記表示駆動回路は、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を1垂直期間内において連続して行い、1垂直期間内に書き込み休止期間を設ける構成としてもよい。
また、表示装置の駆動方法は、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を1垂直期間内において連続して行い、1垂直期間内に書き込み休止期間を設ける構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1の表示手段の各画素電極への書き込み動作において、1垂直期間内に設けられる書き込み休止期間には、表示駆動回路における動作が不要な回路部の動作を停止させることができる。これにより、第1の表示装置において低消費電力化が可能となる。
特に、本発明の表示装置は、前記表示駆動回路は、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴としている。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1の表示手段の各画素電極への書き込み動作において、1水平期間ごとに設けられる書き込み休止期間には、表示駆動回路における動作が不要な回路部の動作を停止させることができる。これにより、第1の表示装置において低消費電力化が可能となる。
上記の表示装置および上記の表示装置の駆動方法において、第1の表示手段は第2の表示手段と比較して表示頻度が高い状態で使用される構成としてもよい。
上記の構成によれば、低消費電力化が可能な第1の表示手段は第2の表示手段と比較して表示頻度が高い状態で使用されるので、表示装置全体としての低消費電力化をさらに促進することができる。
上記の表示装置において、前記表示駆動回路は、前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲート信号線駆動回路、および前記ソース信号線に表示データ信号を供給するソース信号線駆動回路を備え、前記ソース信号線駆動回路は第1の表示手段に設けられ、第2の表示手段へのゲート信号の供給は第1の表示手段のゲート信号線を介して行われる構成としてもよい。
また、上記の表示装置の駆動方法は、第2の表示手段へのゲート信号の供給を第1の表示手段のゲート信号線を介して行う構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1の表示手段へは、第2の表示手段という負荷を介することなく、ソース信号線駆動回路から直接的に表示データ信号が供給される。ここで、第1の表示手段と第2の表示手段とを備えた表示装置において、第1の表示手段は、相対的に画素数が少なくて解像度が小さいものであり、時刻等を常時表示するなど、画素数が多くて解像度が高い第2の表示手段と比較して、通常、表示頻度が高い用途に使用される。このように、表示頻度が高い用途に使用される第1の表示装置を低負荷の状態で表示可能とすることにより、さらに低消費電力化を促進することができる。
上記の表示装置および上記の表示装置の駆動方法は、第1の表示手段における1本のソース信号線に対して第2の表示手段における複数本のソース信号線が対応しており、第1の表示手段における1本のソース信号線の表示データ信号を、このソース信号線に対応する、第2の表示手段における複数本のソース信号線に対して順次時分割で切り替えて供給する時分割駆動手段を備えていることを特徴としている
上記の構成によれば、第1の表示手段を介して第2の表示手段に表示データ信号を供給する場合において、画素数の多い第2の表示手段のソース信号線に対応するソース信号線が画素数の少ない第1の表示手段において不足する場合であっても、表示データ信号供給用の信号線を別途設けることなく、表示データ信号を第1の表示手段のソース信号線を介して第2の表示手段のソース信号線に適切に供給することができる。
上記の表示装置において、前記表示駆動回路は、前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲート信号線駆動回路、および前記ソース信号線に表示データ信号を供給するソース信号線駆動回路を備え、前記ソース信号線駆動回路は第2の表示手段に設けられ、第1の表示手段へのゲート信号の供給は第2の表示手段のゲート信号線を介して行われる構成としてもよい。
上記の表示装置の駆動方法は、第1の表示手段へのゲート信号の供給を第2の表示手段のゲート信号線を介して行う構成としてもよい。
上記の表示装置において、第1の表示手段と第2の表示手段とは第1の筐体部に対して第2の筐体部を開閉可能な装置に設けられ、第1の表示手段は、第1の筐体部に対して第2の筐体部を閉じた折畳状態における第1または第2の筐体部の外面側に表示面を配して設けられ、第2の表示手段は、前記折畳状態における第1または第2の筐体部の内面側に表示面を配して設けられている構成としてもよい。
また、表示装置の駆動方法の駆動方法において、第1の表示手段と第2の表示手段とは第1の筐体部に対して第2の筐体部を開閉可能な装置に設けられ、第1の表示手段は、第1の筐体部に対して第2の筐体部を閉じた折畳状態における第1または第2の筐体部の外面側に表示面を配して設けられ、第2の表示手段は、前記折畳状態における第1または第2の筐体部の内面側に表示面を配して設けられている構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示装置を備え、第1の筐体部に対して第2の筐体部を開閉可能な装置においては、表示装置の使用状態において、第1の筐体部に対して第2の筐体部を閉じた折畳状態となる頻度が高くなる。したがって、第1の表示手段が折畳状態における第1または第2の筐体部の外面側に表示面を配して設けられ、第2の表示手段が折畳状態における第1または第2の筐体部の内面側に表示面を配して設けられている構成は、消費電力を低減する上で好適である。
本発明の表示装置は、第1の表示手段と、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段と、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う表示駆動回路とを備えている構成である。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う構成である。
したがって、第1の表示手段への表示データ信号の書き込み動作において、1垂直期間内に、書き込みを行っていない期間である書き込み休止期間が生じ、この書き込み休止期間には表示駆動回路における動作が不要な回路部の動作を停止させることができる。これにより、第1の表示装置において低消費電力化が可能となる。
参考の形態
本発明の参考の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図1には本参考の形態の液晶表示装置(表示装置)1の回路図を示す。液晶表示装置1は図1に示すように、サブパネル(第1の表示手段)10とメインパネル(第2の表示手段)20とを備えたツインパネル構成である。これらパネル10,20は、コントラストおよび応答速度などの点で優れ、表示品位が高いアクティブマトリクス型となっている。
メインパネル20は、基板上に薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)25が設けられたTFT基板21と、このTFT基板21に対向する対向基板22と、TFT基板21と対向基板22との間に挟まれる表示媒体としての液晶層(LC)26とを含んでいる。
TFT基板21上には、複数のゲートバスライン(ゲート信号線)24と複数のソースバスライン(ソース信号線)16とが設けられている。このゲートバスライン24とソースバスライン16との交差部の近傍に、TFT25が配置されている。このTFT25は、ゲートがゲートバスライン24に接続され、ソースがソースバスライン16に接続されるとともに、ドレインが画素電極に接続されている。そして、この画素電極と、対向基板22に設けられた対向電極(COM)27との間で、画素としてのLC26に電圧を印加する。これを各TFT25において行うことによって、画像を表示する。なお、ソースバスライン16のうち、第2の配線群32に属するものは全てメインパネル20のソースバスライン16として使用され、そのうち第1の配線群31に属するものはサブパネル10およびメインパネル20のソースバスライン16として使用される。
また、メインパネル20には、さらにゲートドライバ13とソースドライバ15とが備えられている。ゲートドライバ13からの引き出し線はメインパネル20のゲートバスライン24およびサブパネル10のゲートバスライン(ゲート信号線)14に接続され、ソースドライバ15からの引き出し線はソースバスライン16に接続されている。そして、ゲートドライバ13、ソースドライバ15から、それぞれのバスラインに、ゲート信号電圧、表示データ信号が印加される。
なお、本参考の形態において、ゲートドライバは、サブパネル10とメインパネル20とで共用されるゲートドライバ13のみが設けられているものの、サブパネル10とメインパネル20とにそれぞれ専用のものが設けられていてもよい。
サブパネル10は、TFT(薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor)25が設けられたTFT基板11と、このTFT基板11に対向する対向基板12と、TFT基板11と対向基板12との間に挟まれる表示媒体としての液晶層とを含んでいる。この液晶層は液晶キャパシタ26を構成する。
サブパネル10はメインパネル20よりもソースバスライン16の数が少なく、画素数が少ないため、メインパネル20よりも解像度が低いものとなっている。
サブパネル10は、メインパネル20と同様、基板上に薄膜トランジスタ25が設けられたTFT基板11と、このTFT基板11に対向する対向基板12と、TFT基板11と対向基板12との間に挟まれる表示媒体としての液晶層(LC)26とを含んでいる。
このサブパネル10は、図示しないFPC(Flexible Printed Circuits)を介してメインパネル20と接続されている。これによって、メインパネル20のゲートドライバ13およびソースドライバ15から、メインパネル20内の配線とFPC(Flexible Printed Circuits)とを介して、サブパネル10の各バスラインに、ゲート信号電圧または表示データ信号が印加される。
液晶表示装置1が一つの装置、例えば携帯装置に備えられる場合、サブパネル10はメインパネル20よりも表示頻度が高い(使用時間が長い)表示パネルとして使用される。例えば、サブパネル10は、適用された装置において、時刻、その装置の現在の状態、あるいは何らかの概要情報を示す表示装置として使用され、メインパネル20は、例えば操作者の操作に基づいて表示動作を開始する、サブパネル10での表示情報よりも詳細な情報(何らかの詳細情報)を表示する表示装置として使用される。
具体的には、例えば図2(a)(b)に示すように、本体部(第1の筐体部)41に対してカバー部(第2の筐体部)42を開閉可能な折畳式の携帯電話機40において、サブパネル10はカバー部42の外面(折り畳まれた状態における外面)に設けられ、メインパネル20はカバー部42の内面(折り畳まれた状態における内面)に設けられる。この状態におけるカバー部42の要部の縦断面図を図3に示す。同図に示すように、サブパネル10とメインパネル20とは、カバー部42内部において背中合わせに対向した状態に設けられている。したがって、液晶表示装置1では、表示頻度の高い方のサブパネル10側にサブパネル10とメインパネル20とで共用されるソースドライバ15が設けられた構成である。
上記の携帯電話機40において、電話による通話時、電子メールの送信操作時および受信メールについての内容確認時等の使用時にはカバー部42を開いた状態とする。この場合には、サブパネル10の表示動作がオフとなり、メインパネル20の表示動作がオンとなる。一方、カバー部42を閉じた待ち受け状態(電源オン状態)においては、サブパネル10の表示動作がオンとなり、メインパネル20の表示動作がオフとなる。携帯電話機40においては、通常、例えば一日の内でカバー部42を開いている状態よりもカバー部42を閉じている状態の方が多いので、サブパネル10はメインパネル20よりも表示頻度が高くなる。
次に、上記の第1および第2液晶パネル10,20の表示動作についてさらに詳細に説明する。ここで、サブパネル10の画素数は、メインパネル20の画素数に対して、例えば列方向および行方向においてそれぞれ1/2であり、総画素数が1/4であるものとする。一例として、サブパネル10は、120×3(RGB)×160、メインパネル20は240×3(RGB)×320とする。
サブパネル10を表示させる場合、図4に示すように、ソースバスライン16にはソースドライバ13から表示データ信号が印加され、ゲートバスライン14にはゲートドライバ13からTFT25をオン/オフするためのゲート信号が印加される。このとき、ゲートバスライン14の電圧がHighになると、そのゲートバスライン14に接続されているTFT25がオンとなり、ソースバスライン16に印加されている表示データ信号が画素(液晶キャパシタ26)に書き込まれる。
なお、図4において、16a1,16a2,16a3…は、第1の配線群31に属する第1,第2,第3…のソースバスライン16を示し、14−1,14−2…は第1,第2…のゲートバスライン14を示し、24−1,24−2…は第1,第2…のゲートバスライン24を示す。
サブパネル10の表示駆動においては、ソースバスライン16a1,16a2,16a3…に表示データ信号を印加し、ゲートバスライン14−1,14−2…を線順次駆動することにより、1画面の表示(書き込み)を繰り返し行う。このとき、メインパネル20は表示を行わないので、メインパネル20のゲートバスライン24−1,24−2…にはゲートドライバ13からゲート信号(駆動信号)が印加されない。
一方、メインパネル20を表示させる場合、図5に示すように、サブパネル10の場合と同様、ソースバスライン16にはソースドライバ15から表示データ信号が印加され、ゲートバスライン24にはゲートドライバ23からTFT25をオン/オフするためのゲート信号が印加される。このとき、ゲートバスライン24の電圧がHighになると、そのゲートバスライン24に接続されているTFT25がオンとなり、ソースバスライン16に印加されている表示データ信号が画素(液晶キャパシタ26)に書き込まれる。
なお、図5において、16b1,16b2,16b3…は、第2の配線群32に属する第1,第2,第3…のソースバスライン16を示す。
メインパネル20の表示駆動においては、ソースバスライン16b1,16b2,16b3…に表示データ信号を印加し、ゲートバスライン24−1,24−2…を線順次駆動することにより、1画面の表示(書き込み)を繰り返し行う。このとき、サブパネル10は表示を行わないので、サブパネル10のゲートバスライン14−1,14−2…にはゲートドライバ13からゲート信号(駆動信号)が印加されない。
ここで、従来のツインパネル構成の液晶表示装置において、サブパネル10での各画素電極への書き込み時間(各ゲートバスラインの選択期間)は、メインパネル20での各画素電極への書き込み時間に対して、4倍に設定されている。この値は、メインパネル20の総画素数(画素電極数)に対するサブパネル10の総画素数(画素電極数)の逆数に基づいて設定される。この場合における両パネル10,20同士の各画素電極への書き込み時間の関係を示すと、図6のようになる。即ち、同図において、サブパネル10におけるゲート信号波形のパルス長はメインパネル20におけるゲート信号波形のパルス長の4倍になっている。
これに対し、本参考の形態の液晶表示装置1では、サブパネル10における各画素電極への書き込み時間を短縮し、サブパネル10に対する短時間書き込みを行っている。この短時間書き込みでは、サブパネル10における各画素電極への書き込み時間を例えばメインパネル20における各画素電極への書き込みとほぼ同じ時間に設定している。これにより、液晶表示装置1では、サブパネル10が表示を行う際の消費電力を低減できるようにしている。
サブパネル10に対する短時間書き込み方式としては、図7に示すように、第1の方式(参考方式)および第2の方式(本発明方式)がある。同図における第1および第2の方式を示す波形は、サブパネル10における各画素電極の書き込み時間と書き込みタイミングを示している。
これら第1および第2の方式でのサブパネル10における各画素電極への書き込み時間(ゲート信号波形のパルス長)は、本来的にサブパネル10に与え得る書き込み時間すなわち一水平期間(以下、標準書き込み時間と称する)にて書き込みを行う従来の方式に対して、1/4となっている。上記の標準書き込み時間は、メインパネル20における各画素電極への書き込み時間との関係から例えば次のように設定することができる。即ち、標準書き込み時間は、メインパネル20における各画素電極への書き込み時間に対して、メインパネル20の総画素数Pbに対するサブパネル10の総画素数Paの比(Pa/Pb)の逆数倍(Pb/Pa)に設定される時間とすることができる。
第1の方式(参考方式)では、図7に示すように、サブパネル10の各画素電極に対して標準書き込み時間よりも短い時間にて連続的に書き込みを行い、1垂直期間よりも短い時間にてサブパネル10の各画素電極への書き込みを終了させる。これにより、1垂直期間内において、書き込みを停止している書き込み休止期間を生じさせる。この場合、フレーム周波数は例えば50〜60Hzとなるようにする。
この場合の各画素電極への書き込み時間は、前述のように、メインパネル20における各画素電極への書き込み時間とほぼ同じ時間に設定することができる。この場合、サブパネル10に対してもメインパネル20と同じ条件にてゲートドライバ13およびソースドライバ15を駆動することになる。即ち、メインパネル20に対して書き込みを行う際の周波数にてゲートドライバ13およびソースドライバ15を動作させ、ゲートドライバ13からのゲート信号によって順次ゲートバスライン14を選択して行き、ソースドライバ15からの表示データ信号を各画素電極に書き込んで行く。
第2の方式(本発明方式)では、図7に示すように、サブパネル10の各画素電極に対し、サブパネル10の一水平期間(標準書き込み時間)ごとに、標準書き込み時間よりも短い時間にて書き込みを行い、サブパネル10の各画素電極への一水平期間ごとの書き込みを一水平期間よりも短い時間にて終了させる。これにより、各一水平期間内において、書き込みを停止している書き込み休止期間を生じさせる。
この場合の各画素電極への書き込み時間は、第1の方式の場合と同様、メインパネル20における各画素電極への書き込み時間とほぼ同じ時間に設定することができる。この場合、各ゲートバスライン14の選択期間は従来と同じである一方、ソースドライバ15の駆動周波数は、間欠動作である点を除けば、メインパネル20と同じである。
液晶表示装置1においてサブパネル10の書き込みに第1または第2の方式を採用するのは次の考え方に基づくものである。即ち、従来のように、サブパネルとメインパネルとをそれぞれ専用のソースドライバにて駆動する場合には、各パネルの駆動条件に応じ、ソースドライバを含めてそれぞれのモジュール(パネル)に最適な設計を行うことになる。これに対し、サブパネル10とメインパネル20とでソースドライバ15を共用する液晶表示装置1では、サブパネル10とメインパネル20とを含む一つのツインパネルシステムという扱いであり、基本的にサブパネル10とメインパネル20とに同じパネル技術を用いている。したがって、相対的に画素数が少ないサブパネル10についても、相対的に画素数が多いメインパネル20と同じ書き込み時間にて表示データ信号の書き込み(充電)が可能である。
次に、液晶表示装置1において第1または第2の方式を採用することによりサブパネル10の消費電力を低減することができる理由について説明する。
液晶表示装置1の消費電力は、駆動周波数に比例した、液晶表示装置1を駆動するための本来の消費電力と、周辺回路(駆動回路)にて定常的に消費していて、液晶表示装置1の駆動そのものと関係のない消費電力とに分けることができる。
前者(図9(a)(b)の消費電力C1,C2)については、液晶表示装置1の駆動条件によって自動的に決まり、後者(図9(a)(b)の消費電力B1,B2)については、下記のような工夫により低減が可能である。
・駆動回路のオペアンプなどのバイアス電流を書き込み休止期間には流さないようにする。
・不必要な電源回路の動作を停止させる。
・書き込み休止期間は、液晶表示装置1全体の消費電力が少なくなるため、電源回路の発振周波数を下げるなどして、電源回路部の消費電力を下げ、変換効率を向上させる。
このようにして、書き込み休止期間中の周辺回路の消費電力を低減することにより、液晶表示装置1全体での低消費電力化が可能になる。なお、第1および第2の方式では、書き込み休止期間中における周辺回路の消費電力を0にすることが理想であるものの、実際には、図9(a)(b)の消費電力A1,A2の部分が存在するため、完全に0にすることは困難である。
上記の点を具体的に説明すると、ソースドライバ15を含む表示装置駆動回路(表示駆動回路)33は、図8に示すように、コントロール部33a、電源部33b、DAコンバータ33c、基準電圧作成回路33dおよび列電極駆動用オペアンプ33eを備えている。なお、上記表示装置駆動回路(表示駆動回路)33の回路機能は、コスト等の観点から複数のICチップに分かれている場合もある。
図9(a)(b)は、サブパネル10の前記標準書き込み時間内における消費電力を模式的に示したものである。即ち、図9(a)は各画素電極に対して標準書き込み時間にて書き込みを行う従来の書き込み方式での消費電力を示し、図9(b)は第2の方式での消費電力を示す。なお、第1の方式と第2の方式とは、書き込みタイミングが異なるものの、実質的な書き込み時間が同じであるので、消費電力が同じと見なすことができる。
同図において、消費電力A1,A2は、液晶表示装置1の電源オン状態において、従来方式と第2の方式(本発明方式)に拘わり無く基本的にサブパネル10にて消費される電力を示す。消費電力B1,B2は、表示装置駆動回路33において、画素電極への書き込みを行っているか否かに拘わらず、各回路を動作可能状態としたときに消費される電力を示す。この消費電力としては、コントロール部33aでの内部クロックの発生動作、電源部33bでの電圧発生動作、並びに基準電圧作成回路33dおよび列電極駆動用オペアンプ33eに流れるバイアス電流により発生するものがある。消費電力C1,C2は、各画素電極での実際の書き込み動作によって消費される電力を示す。
従来方式での消費電力(図9(a))と第2の方式(本発明方式)での消費電力(図9(b))とを比較した場合、両者は、消費電力A1とA2および消費電力B1とB2がそれぞれほぼ同一となる。即ち、第2の方式(本発明方式)では、書き込み時の駆動周波数が高くなるため、その時点の消費電力は増大するものの、書き込み休止期間の消費電力C2は0(ゼロ)となる。したがって、消費電力C2は消費電力C1と同一と見なすことができる。
一方、従来方式と第2の方式(本発明方式)では消費電力B1とB2が顕著に異なり、第2の方式では従来方式に対して消費電力を大幅に低減可能である。これは次の理由による。標準書き込み時間によって書き込みを行う従来方式では、コントロール部33aでの内部クロックの発生動作、電源部33bでの電圧発生動作、並びに基準電圧作成回路33dおよび列電極駆動用オペアンプ33eにバイアス電流が流れることにより電力消費が標準書き込み時間中において常時発生する。これに対し、標準書き込み時間の1/4の時間だけ書き込みを行う第2の方式(本発明方式)では、書き込み休止期間中にそれらの動作を停止させ、それら動作による消費電力を0(ゼロ)にすることができる。なお、書き込み休止期間に不要電源を停止する点に関し、例えばTFT25などの絵素用のオン/オフ用電源は停止できないものの、対向電極用の電源や表示装置駆動回路で使用する電源は停止可能である。
なお、サブパネル10の各画素電極への書き込み時間は、メインパネル20の各画素電極への書き込み時間とほぼ同じ時間が好ましいものの、これに限定されることなく、1垂直期間をサブパネル10とメインパネル20とで同一とした場合にサブパネル10の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間という条件の下で、任意に設定することができる。これは以下に示す他の例においても同様である。
〔実施の形
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
本実施の形態の液晶表示装置(表示装置)2は図10に示す構成を有している。すなわち、液晶表示装置2は、サブパネル(第1の表示手段)100とメインパネル(第2の表示手段)200とを備えたツインパネル構成である。サブパネル100およびメインパネル200はアクティブマトリクスパネルである。これらサブパネル100とメインパネル200とにおいて、ゲートバスラインを駆動するゲートドライバは、それぞれ専用のゲートドライバ113、123が備えられ、ソースバスラインを駆動するソースドライバは、サブパネル100とメインパネル200とで共用の1個のソースドライバ115が備えられている。
ソースドライバ115から出力される表示データ信号は、サブパネル100のソースバスラインを介してメインパネル200のソースバスラインに供給される。なお、サブパネル100のソースバスラインとメインパネル200のソースバスラインとの接続は、両パネル間に設けられた、柔軟な構造を有する接続部材、例えばFPC30を介して行われている。
ここで、メインパネル200は、サブパネル100よりも画素数が多く、サブパネル100よりも高い解像度を有する。したがって、メインパネル200のソースバスラインはサブパネル100のソースバスラインよりも多くなっている。このために、液晶表示装置2では、サブパネル100の1本のソースバスラインをメインパネル200の複数本のソースバスラインに対応させている。即ち、液晶表示装置2では、サブパネル100における1本のソースバスラインの表示データ信号を時分割駆動部119によってメインパネル200における複数本(例えば3本)のソースバスラインに与えている。具体的には、複数個の切り替えスイッチからなる時分割駆動部119の各切り替えスイッチによって、サブパネル100における1本のソースバスラインの表示データ信号がメインパネル200の対応する複数本のソースバスラインに対して時分割により切り替えて与えられる。
このように、画素数が少ないサブパネル100側に設けられたソースドライバ115によって、サブパネル100は通常の駆動(非時分割駆動)を行い、画素数が多いメインパネル200は時分割駆動を行うことにより、メインパネル200ではサブパネル100よりも高解像度での表示が可能となる。
図11には、図10に示した液晶表示装置2の回路図を示す。
液晶表示装置2において、サブパネル100は、前記サブパネル10と同様、TFT25が設けられたTFT基板11、対向基板12および液晶層からなる液晶キャパシタ26を有する。TFT基板11上には、複数のゲートバスライン14、複数のソースバスライン16および上記TFT25が配置されている。TFT25は、対向基板12に設けられた対向電極(COM)27と前記画素電極との間において画素を構成する液晶キャパシタ26に電圧を印加する。
メインパネル200は、前記メインパネル20と同様、TFT25が設けられたTFT基板21、対向基板22および液晶層からなる液晶キャパシタ26を有する。TFT基板21上には、複数のゲートバスライン24、複数のソースバスライン28および上記TFT25が配置されている。TFT25は、対向基板22に設けられた対向電極(COM)27と前記画素電極との間において画素を構成する液晶キャパシタ26に電圧を印加する。
本実施の形態の液晶表示装置2において、時分割駆動部119は、メインパネル200に設けられている。この時分割駆動部119は、メインパネル200のソースバスライン28ごとに設けられたスイッチングTFT17を備えている。これらスイッチングTFT17は、ソースバスライン28におけるサブパネル100側の端部に設けられている。
液晶表示装置2では、サブパネル100の1本のソースバスライン16から供給される表示データ信号をメインパネル200の例えば2本のソースバスライン28に時分割で与える構成であることから、隣り合う2個のスイッチングTFT17が1組となっている。そして、それら2個1組のスイッチングTFT17に対応する2本のソースバスライン28に対して1本のソースバスライン16がスイッチングTFT17を介して導通可能となっている。
また、時分割駆動部119は、各組の第1、第2のスイッチングTFT17に対応して第1、第2のスイッチング制御信号線18a,18bを有している。このうち、第1スイッチング制御信号線18aは、各組の第1のスイッチングTFT17のゲートと接続され、第2スイッチング制御信号線18bは各組の第2のスイッチングTFT17のゲートと接続されている。第1、第2のスイッチング制御信号線18a,18bには、各組のスイッチングTFT17を時分割駆動するための、即ち各組の2本のソースバスライン28をそれらに対応する1本のソースバスライン16と時分割にて接続するためのスイッチング制御信号が供給される。
さらに、時分割駆動部119は、サブパネル100(サブパネル100のソースバスライン16)とメインパネル200(メインパネル200のソースバスライン28)とを切り離す機能も備えている。
なお、時分割駆動部119の配置位置は、例えば配線の効率を考えた場合、メインパネル200とするのが好ましいものの、サブパネル100あるいはサブパネル100とメインパネル200との間であってもよい。
サブパネル100およびメインパネル200は、それぞれ前記サブパネル10およびメインパネル20と同様に使用され、例えば図2(a)(b)に示した携帯電話機40において、サブパネル100は前記サブパネル10の位置に設けられ、メインパネル200は前記メインパネル20に設けられる。
上記のように、液晶表示装置2では、解像度の低いサブパネル100側にソースドライバ115を設け、2個の表示パネル(サブパネル100およびメインパネル200)を1個の駆動回路(ソースドライバ115)によって駆動し、時分割駆動部119によって、メインパネル200を時分割駆動し、かつ2個の表示パネル(サブパネル100およびメインパネル200)を切り離せるようにしている。
上記の液晶表示装置2において、カバー部42を閉じた状態ではサブパネル100のみの表示動作がオン状態となり、メインパネル200は表示動作がオフ状態となる。この場合、ソースドライバ115からのスイッチング制御信号によって時分割駆動部119の全てのスイッチングTFT17がオフとなって、ソースドライバ115からの表示データ信号はメインパネル200のソースバスライン28へは供給されない。また、ゲートドライバ113は動作を行う一方、ゲートドライバ123は動作を停止する。
一方、カバー部42を開いた状態ではメインパネル200のみの表示動作がオン状態となり、サブパネル100は表示動作がオフ状態となる。この場合、ソースドライバ115からのスイッチング制御信号に従って動作する時分割駆動部119のスイッチングTFT17により、ソースドライバ115からの表示データ信号はメインパネル200のソースバスライン28へ供給される。また、ゲートドライバ113は動作を停止する一方、ゲートドライバ123は動作を行う。
次に、上記のサブパネル100およびメインパネル200の表示動作についてさらに詳細に説明する。なお、サブパネル100の画素数とメインパネル200の画素数との関係は、例えば、前記サブパネル10の画素数とメインパネル20の画素数との関係と同様、サブパネル100の画素数がメインパネル200の画素数に対して、列方向および行方向においてそれぞれ1/2であり、総画素数が1/4であるものとする。
サブパネル100を表示させる場合、ソースバスライン16にはソースドライバ115から表示データ信号が印加され、ゲートバスライン14にはゲートドライバ113からTFT25をオン/オフするためのゲート信号が印加される。ここで、ゲートバスライン14の電圧がHighになると、そのゲートバスライン14に接続されているTFT25がオンとなり、ソースバスライン16に印加されている表示データ信号が画素(液晶キャパシタ26)に書き込まれる。
サブパネル100の表示駆動においては、ソースバスライン16に表示データ信号を印加し、ゲートバスライン14を線順次駆動することにより、1画面の表示(書き込み)を繰り返し行う。
このとき、メインパネル200は表示を行わないので、ソースドライバ115から第1、第2のスイッチング制御信号線18a,18bにLow電圧を印加して、時分割駆動部119の全てのスイッチングTFT17をオフとし、メインパネル200のソースバスライン28を電気的に切り離す。また、このとき、メインパネル200のゲートバスライン24の駆動も行わない。
上記の動作では、解像度の低いサブパネル100を表示させる場合に、解像度の高いメインパネル200の負荷を電気的に切り離す。したがって、液晶表示装置2では、さらに消費電力の低減が可能となる。
一方、メインパネル200を表示させる場合、ソースバスライン16にはソースドライバ115から表示データ信号が印加され、ゲートバスライン24にはゲートドライバ123からTFT25をオン/オフするためのゲート信号が印加される。このとき、ゲートバスライン24の電圧がHighになると、そのゲートバスライン24に接続されているTFT25がオンとなり、ソースバスライン16に印加されている表示データ信号が画素(液晶キャパシタ26)に書き込まれる。
ここで、液晶表示装置2では、ソースドライバ115からの表示データ信号を解像度の低いサブパネル100のソースバスライン16を介して解像度の高いメインパネル200のソースバスライン28に伝えるため、解像度の高いメインパネル200を時分割駆動させている。
メインパネル200の表示駆動においては、ソースバスライン16に表示データ信号を印加し、ゲートバスライン24を線順次駆動することにより、1画面の表示(書き込み)を繰り返し行う。
このとき、サブパネル100は表示を行わないものの、メインパネル200に表示データ信号を印加するため、時分割駆動部119のスイッチングTFT17のオン/オフを制御する。具体的には、第1、第2のスイッチング制御信号線18a,18bからのスイッチング制御信号によって、それらに接続されたスイッチングTFT17のオン/オフを制御し、1組をなす2本のソースバスライン28、例えばソースバスライン28−1,28−2に対して時分割で表示データ信号を与える。ただし、ゲートバスライン14の駆動は行わない。
上記の動作では、解像度の高いメインパネル200を表示する場合には、解像度の低いサブパネル100の負荷を電気的に切り離すことができず、余分な電力を必要とする。しかしながら、解像度の高いメインパネル200と解像度の低いサブパネル100とを備えたツインパネル構成では、折畳式の携帯電話機40等において、通常、解像度の低いサブパネル100は相対的に表示頻度が高い用途に使用され、解像度の高いメインパネル200は表示頻度が低い用途に使用される。したがって、液晶表示装置2では、その使用状態において、メインパネル200が表示を行う上記の状態を生じる頻度が低くなり、液晶表示装置2全体としては消費電力の低減を実現できる。
なお、上記の電気的負荷は、主にゲートバスライン14とクロスする箇所での絶縁部の容量、およびTFT25部分での寄生容量などに起因するものである。
ここで、本実施の形態の液晶表示装置2においても、前記液晶表示装置1と同様、サブパネル100に対する短時間書き込み方式である第1または第2の方式にてサブパネル100の各画素電極への書き込みを行うので、サブパネル100が表示を行う際の消費電力を低減することができる。その理由については前述のとおりである。
液晶表示装置2の場合、メインパネル200への表示データ信号の供給は、サブパネル100のソースバスライン16および時分割駆動部119を介して行っている。したがって、図12に示すように、前記の標準書き込み時間(サブパネルゲート信号波形)に対して半分の時間がメインパネル200のゲートバスライン24の選択時間(メインパネルゲート信号波形)となり、その一つの選択時間内にて時分割駆動部119により2本1組のソースバスライン28を切り替えて時分割駆動(時分割駆動部スイッチ波形)している。このように、液晶表示装置2においても、第1または第2の方式によるサブパネル100の各画素電極への書き込みは、メインパネル200の各画素電極への書き込みとほぼ同じ時間にて行われる。
以上の実施の形態において、容量性の負荷と接続されるスイッチングTFT17としては、図13に示すような構成としてもよい。同図に示すスイッチングTFT17は、NチャンネルのMOSFET301とPチャンネルMOSFET302とインバータ303とからなる。このようなCMOSの構成では、片チャンネルの構成よりも、正確なスイッチング動作が可能である点は勿論、能力の点でも電圧レベルの制御を安定に行い得るという点でも好ましい。なお、スイッチング動作としては、片チャンネルのスイッチング素子からなる構成でも問題はない。
なお、液晶表示装置2において、サブパネル100とメインパネル200との解像度の組み合わせは、メインパネル200の時分割駆動を何分割の駆動にするかによって自由に決定することができる。本実施の形態においては、メインパネル200について2分割の時分割駆動を行っているので、メインパネル200はサブパネル100の解像度の2倍までの解像度にて表示が可能である。
また、以上のように、ツインパネル構成の液晶表示装置において、ソースドライバ(列電極駆動回路)は、サブパネル側とメインパネル側との何れの側にも搭載することができる。しかしながら、低消費電力化は、常時表示状態で使用される可能性あるいは必要性が高いのパネルに対して求められる。一方、ソースドライバ(列電極駆動回路)をメインパネルに搭載した構成(液晶表示装置1)では、メインパネルのソースバスライン、即ち負荷を介してサブパネルのソースバスラインを駆動することになる。このため、ソースドライバの出力部の負荷が大きくなり、サブパネルの低消費電力化に対しては不利となる。そこで、サブパネルの低消費電力化が必要であれば、サブパネル側にソースドライバを搭載することが好ましい。
また、液晶表示装置2では、時分割駆動部119のスイッチングTFT17が時分割駆動用のスイッチ、およびサブパネル100とメインパネル200との切り離し用のスイッチを兼用しているので、それぞれ専用のスイッチを設ける場合と比較して、部品点数が少なく構成が簡単、かつ低コストとなっている。
また、携帯電話機40において、ソースドライバ115が設けられている側のサブパネル10,100、言い換えるとカバー部42の外面に設けられているサブパネル10,100は、カバー部42を開いたときに表示動作がオフとなる構成に限らず、カバー部42の開閉にかかわらず表示動作が常時オンである構成としてもよい。
以上の実施の形態では、スイッチングTFT17は、ソースドライバ15またはソースドライバ115からの信号により駆動するものとしているが、他の駆動回路によって駆動する構成としてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の表示装置は、複数の表示部を有し、専らAC電源を使用する据え置き型、固定型の装置にも利用可能であるのものの、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等、複数の表示部を有し、電池駆動を行うために低消費電力化が要求される携帯装置に特に好適である。
本発明の参考の形態における表示装置の構成を示す回路図である。 図2(a)は、図1に示した表示装置を備えている携帯電話機のカバー部を閉じた折畳状態を示す斜視図、図2(b)は同携帯電話機のカバー部を開いた状態を示す斜視図である。 図2に示した携帯電話機におけるカバー部の要部を示す縦断面図である。 図1に示した表示装置におけるサブパネルを表示させる場合の動作を示すタイミングチャートである。 図1に示した表示装置におけるメインパネルを表示させる場合の動作を示すタイミングチャートである。 従来のツインパネル構成の液晶表示装置におけるサブパネルでの各画素電極への書き込み時間とメインパネルでの各画素電極への書き込み時間との関係を説明する波形図である。 図1に示したツインパネル構成の液晶表示装置におけるサブパネルでの各画素電極への書き込み時間とメインパネルでの各画素電極への書き込み時間との関係を説明する波形図である。 一般的な表示装置駆動回路の構成を示すブロック図である。 図9(a)は従来の液晶表示装置におけるサブパネルでの消費電力を示す説明図、図9(b)は本実施の形態の液晶表示装置におけるサブパネルでの消費電力を示す説明図である。 本発明の実施の形態における表示装置の概略構成を示す正面図である。 図10に示した表示装置の構成を示す回路図である。 図11に示したツインパネル構成の液晶表示装置におけるサブパネルでの各画素電極への書き込み時間とメインパネルでの各画素電極への書き込み時間との関係を説明する波形図である。 図11に示したスイッチングTFTの他の例を示す回路図である。 従来のツインパネル構成の表示装置を示す回路図である。
1,2 液晶表示装置(表示装置)
10,100 サブパネル(第1の表示手段)
11,21 TFT基板
13,113,123 ゲートドライバ(ゲート信号線駆動回路、表示駆動回路)
14,24 ゲートバスライン(ゲート信号線)
15,115 ソースドライバ(ソース信号線駆動回路、表示駆動回路)
16,28 ソースバスライン(ソース信号線)
17 スイッチングTFT
18 スイッチング制御信号線
18a 第1のスイッチング制御信号線
18b 第2のスイッチング制御信号線
20,200 メインパネル(第2の表示手段)
25 TFT(スイッチング手段)
26 液晶キャパシタ
27 対向電極
30 FPC
40 携帯電話機
41 本体部(第1の筐体部)
42 カバー部(第2の筐体部)
119 時分割駆動部(時分割駆動手段)

Claims (6)

  1. 複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、
    それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段と、
    前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う表示駆動回路とを備え、
    前記表示駆動回路は、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段にそれぞれ設けられ、前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲート信号線駆動回路と、前記第の表示手段に設けられ、前記ソース信号線に表示データ信号を供給するソース信号線駆動回路と、前記第1の表示手段における1本のソース信号線に対して第2の表示手段における複数本のソース信号線が対応しており、第1の表示手段における1本のソース信号線の表示データ信号を、このソース信号線に対応する、第2の表示手段における複数本のソース信号線に対して順次時分割で切り替えて供給する時分割駆動手段を備え、
    前記表示駆動回路は、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴とする表示装置。
  2. 複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、
    それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段と、
    前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、第2の表示手段の各画素電極への書き込みと同じ時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行う表示駆動回路とを備え、
    前記表示駆動回路は、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段にそれぞれ設けられ、前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲート信号線駆動回路と、前記第の表示手段に設けられ、前記ソース信号線に表示データ信号を供給するソース信号線駆動回路と、前記第1の表示手段における1本のソース信号線に対して第2の表示手段における複数本のソース信号線が対応しており、第1の表示手段における1本のソース信号線の表示データ信号を、このソース信号線に対応する、第2の表示手段における複数本のソース信号線に対して順次時分割で切り替えて供給する時分割駆動手段を備え、
    1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴とする表示装置。
  3. 第1の表示手段と第2の表示手段とは第1の筐体部に対して第2の筐体部を開閉可能な装置に設けられ、第1の表示手段は、第1の筐体部に対して第2の筐体部を閉じた折畳状態における第1または第2の筐体部の外面側に表示面を配して設けられ、第2の表示手段は、前記折畳状態における第1または第2の筐体部の内面側に表示面を配して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段とを備えた表示装置の駆動方法において、
    第1の表示手段における1本のソース信号線に対して第2の表示手段における複数本のソース信号線が対応しており、第1の表示手段における1本のソース信号線の表示データ信号を、このソース信号線に対応する、第2の表示手段における複数本のソース信号線に対して順次時分割で切り替えて供給し、
    前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段の各画素電極への書き込み時間として設定し得る最大書き込み時間よりも短い時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行い、かつ
    1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴とする表示装置の駆動方法。
  5. 複数のゲート信号線、複数のソース信号線、これらゲート信号線とソース信号線との各交差部近傍に配置され、スイッチング動作の制御端子が前記ゲート信号線に接続されたスイッチング手段、および前記スイッチング手段を介して前記ソース信号線と接続された画素電極を有する第1の表示手段と、それぞれ複数の前記ゲート信号線、ソース信号線、スイッチング手段および画素電極を有し、各ソース信号線が第1の表示手段の対応するソース信号線と接続され、第1の表示手段よりも画素数が多い第2の表示手段とを備えた表示装置の駆動方法において、
    第1の表示手段における1本のソース信号線に対して第2の表示手段における複数本のソース信号線が対応しており、第1の表示手段における1本のソース信号線の表示データ信号を、このソース信号線に対応する、第2の表示手段における複数本のソース信号線に対して順次時分割で切り替えて供給し、
    前記ゲート信号線に前記スイッチング手段をオン動作させるためのゲート信号を供給し、かつ前記ソース信号線に表示データ信号を供給することによる前記画素電極への書き込み動作を行い、この書き込み動作において、第2の表示手段の各画素電極への書き込みと同じ時間による短時間書き込み動作にて第1の表示手段の各画素電極への書き込みを行い、かつ
    1垂直期間を第1の表示手段と第2の表示手段とで同一とした場合に第1の表示手段に設定される1水平期間ごとに、第1の表示手段の各画素電極への前記短時間書き込み動作を行い、各1水平期間内に書き込み休止期間を設けることを特徴とする表示装置の駆動方法。
  6. 第1の表示手段と第2の表示手段とは第1の筐体部に対して第2の筐体部を開閉可能な装置に設けられ、第1の表示手段は、第1の筐体部に対して第2の筐体部を閉じた折畳状態における第1または第2の筐体部の外面側に表示面を配して設けられ、第2の表示手段は、前記折畳状態における第1または第2の筐体部の内面側に表示面を配して設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置の駆動方法。
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