JP4962052B2 - 電動車両 - Google Patents

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Description

この発明は、電動車両に関し、特に、複数の蓄電装置を車両走行用の電源として搭載した電動車両に関する。
近年、環境に配慮した自動車として、ハイブリッド車両(Hybrid Vehicle)や電気自動車(Electric Vehicle)などの電動車両が注目されている。ハイブリッド車両は、従来の内燃機関に加え、電動機を車両走行用の動力源としてさらに搭載した車両である。電気自動車は、電動機のみを車両走行用の動力源として搭載した車両である。
このような電動車両においては、電動機による走行持続距離の拡大を図るために、電動機に電力を供給する蓄電部の大容量化が進んでいる。そして、蓄電部を大容量化するための手段として、複数の蓄電装置を有する構成が提案されている。
たとえば、特開2002−10502号公報(特許文献1)は、複数の蓄電池と、複数の昇降圧コンバータとを備える蓄電池用充放電装置を開示する。複数の昇降圧コンバータは、複数の蓄電池に対応して設けられ、互いに並列して主正母線および主負母線に接続される(特許文献1参照)。
特開2002−10502号公報 特開2000−231911号公報 特開2005−63681号公報
蓄電部の大容量化に伴ない蓄電部の体格も増大するところ、車両の搭載スペースの関係上、複数の蓄電装置を複数のパックに分割して車両に搭載する必要性が生じ得る。
一方、蓄電装置は、温度に応じて充放電特性が変化する。そして、複数の蓄電装置が複数のパックに分割して車両に搭載される場合、パック間や各パック内で生じる温度ばらつきにより、蓄電装置間で充放電量のアンバランスが生じたり、充放電能力の低下を招く。
上記の特開2002−10502号公報では、そのようなパック間や各パック内で生じる温度ばらつきによって生じ得る上記問題およびその解決手段については特に検討されていない。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、パック間や各パック内で生じる温度ばらつきを考慮することにより各蓄電装置の制御性向上を図ることができる電動車両を提供することである。
この発明によれば、電動車両は、並列接続された複数の蓄電装置を車両走行用の電源として搭載した電動車両である。複数の蓄電装置の各々は、直列接続された複数の蓄電セルから成る。電動車両は、電動機と、電圧変換器と、複数の蓄電パックと、冷媒供給装置とを備える。電動機は、複数の蓄電装置から電力の供給を受けて車両走行用の駆動力を発生する。電圧変換器は、並列接続された複数の蓄電装置と電動機との間に設けられる。複数の蓄電パックは、複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルを格納する。冷媒供給装置は、複数の蓄電パック内に格納される複数の蓄電セルを冷却するための冷媒を供給す
る。複数の蓄電パックの各々は、第1および第2の領域を含む。第2の領域は、第1の領域よりも蓄電セルの冷却性が低い。複数の蓄電装置の各々は、複数の蓄電パックの第1および第2の領域の各々において複数の蓄電装置の数に略均等配分された複数の蓄電セルを直列接続することによって形成される。
この発明においては、並列接続された複数の蓄電装置と電動機との間に電圧変換器が設けられる。複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルは、複数の蓄電パックに格納される。複数の蓄電パックの各々は、第1の領域と、第1の領域よりも蓄電セルの冷却性が低い第2の領域とを含む。そして、複数の蓄電装置の各々は、複数の蓄電パックの第1および第2の領域の各々において複数の蓄電装置の数に略均等配分された複数の蓄電セルを直列接続することによって形成されるので、蓄電装置間の温度ばらつきが抑制される。
したがって、この発明によれば、並列接続された複数の蓄電装置をバランスよく使用することができる。その結果、特定の蓄電装置の劣化が早まるのを防止することができる。
好ましくは、第2の領域は、第1の領域よりも冷媒の通流方向の下流側、または、対応の蓄電パックにおいて第1の領域よりも内側に位置する領域である。
さらに好ましくは、複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数列に配設される。冷媒供給装置は、複数の蓄電セルの配列方向と交差する一の方向から複数の蓄電セルへ冷媒を供給する。
さらに好ましくは、複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数の蓄電装置ごとに配列方向に交互に配設される。
さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、かつ、格納される複数の蓄電セルの配列数が異なる第1および第2の蓄電パックを含む。接合器は、第1および第2の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルの配列差によって生じる空き領域に配設される。
また、さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設される。接合器は、積層された複数の蓄電パックの車両後方側に隣接して配設される。
また、さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設される。接合器は、積層された複数の蓄電パックの上部に隣接して配設される。
また、好ましくは、複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数の蓄電装置ごとに第1および第2の領域にわたって纏めて配設される。
さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設される。接合器は、積層された複数の蓄電パックの車両側方側に隣接して配設される。
また、さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と電圧変換器との電気的な接続
および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設される。接合器は、積層された複数の蓄電パックの車両後方側に隣接して配設される。
また、この発明によれば、電動車両は、複数の蓄電装置を車両走行用の電源として搭載した電動車両である。複数の蓄電装置の各々は、直列接続された複数の蓄電セルから成る。電動車両は、電動機と、複数の電圧変換器と、複数の蓄電パックと、冷媒供給装置とを備える。電動機は、複数の蓄電装置から電力の供給を受けて車両走行用の駆動力を発生する。複数の電圧変換器は、複数の蓄電装置に対応して設けられ、電動機に対して互いに並列に接続される。複数の蓄電パックは、複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルを格納する。冷媒供給装置は、複数の蓄電パック内に格納される複数の蓄電セルを冷却するための冷媒を供給する。複数の蓄電パックの各々は、第1および第2の領域を含む。第2の領域は、第1の領域よりも蓄電セルの冷却性が低い。複数の蓄電装置の各々は、複数の蓄電パックの第1および第2の領域のいずれか一方に配設される複数の蓄電セルを直列接続することによって形成される。
この発明においては、複数の蓄電装置に対応して複数の電圧変換器が設けられ、複数の電圧変換器は、電動機に対して互いに並列に接続される。複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルは、複数の蓄電パックに格納される。複数の蓄電パックの各々は、第1の領域と、第1の領域よりも蓄電セルの冷却性が低い第2の領域とを含む。そして、複数の蓄電装置の各々は、複数の蓄電パックの第1および第2の領域のいずれか一方に配設される複数の蓄電セルを直列接続することによって形成されるので、各蓄電装置内の温度ばらつきが抑制される。
したがって、この発明によれば、複数の蓄電装置の各々の温度管理が容易となり、各蓄電装置の能力を十分に発揮させることができる。
好ましくは、第2の領域は、第1の領域よりも冷媒の通流方向の下流側、または、対応の蓄電パックにおいて第1の領域よりも内側に位置する領域である。
さらに好ましくは、複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数列に配設される。冷媒供給装置は、複数の蓄電セルの配列方向と交差する一の方向から複数の蓄電セルへ冷媒を供給する。
さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と複数の電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設される。接合器は、積層された複数の蓄電パックの車両側方側に隣接して配設される。
また、さらに好ましくは、電動車両は、複数の蓄電装置と複数の電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備える。複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、かつ、格納される複数の蓄電セルの配列数が異なる第1および第2の蓄電パックを含む。接合器は、第1および第2の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルの配列差によって生じる空き領域に配設される。
この発明によれば、各蓄電パック内で生じる温度ばらつきを考慮することにより蓄電装置間の温度ばらつきを抑制するようにしたので、並列接続された複数の蓄電装置をバランスよく使用することができる。
また、この発明によれば、各蓄電パック内で生じる温度ばらつきを考慮することにより各蓄電装置内の温度ばらつきを抑制するようにしたので、複数の蓄電装置の各々の温度管理が容易となり、各蓄電装置の能力を十分に発揮させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電動車両の一例として示されるハイブリッド車両の後部側方図である。図1を参照して、ハイブリッド車両10は、後部座席12と、第1の蓄電パック14と、第2の蓄電パック16と、冷却ファン18と、排気口20とを備える。
第1および第2の蓄電パック14,16は、このハイブリッド車両10に搭載される蓄電機構である。このハイブリッド車両10では、車両走行用のモータジェネレータ(後述)による走行距離拡大を図るために蓄電部の大容量化が図られており、並列接続された2つの蓄電装置(後述)が第1および第2の蓄電パック14,16に格納される。
第1および第2の蓄電パック14,16は、後部座席12と車両最後部に設けられたトランクルーム(図示せず)との間に積層して配設され、第2の蓄電パック16の上部に第1の蓄電パック14が配設される。
なお、この図1では、下段の第2の蓄電パック16の方が上段の第1の蓄電パック14よりも車両前後方向の幅が広く示されているが、第1および第2の蓄電パック14,16の車両前後方向の幅は同等であってもよい。
冷却ファン18は、乗員室内の空気を吸気し、第1および第2の蓄電パック14,16内へ冷却風を供給する。排気口20は、第1および第2の蓄電パック14,16から吸熱した冷却風を車外へ排出する。
図2,図3は、図1に示したハイブリッド車両10に搭載される蓄電パックの一例を示す断面図である。なお、図2,図3では、水平方向の断面図が示されている。図2を参照して、蓄電パックは、2列に配設された複数の蓄電セル30を含む。
複数の蓄電セル30は、適宜接続されて複数の蓄電装置を形成する(接続関係については後述)。複数の蓄電セル30の車両前方側には、複数の蓄電セル30の配列方向に沿って吸気ダクト32が配設され、複数の蓄電セル30の車両後方側には、複数の蓄電セル30の配列方向に沿って排気ダクト34が配設される。そして、冷却ファン18(図1)から供給される冷却風が吸気ダクト32から複数の蓄電セル30に供給され、冷却風は複数の蓄電セル30の間を通り排気ダクト34で集約されて外部へ排出される。
ここで、複数の蓄電セル30の冷却性について、領域36に配設される複数の蓄電セル30と領域38に配設される複数の蓄電セル30とでは冷却性が異なる。すなわち、領域38は領域36よりも下流側または内側に位置するので、領域38に配設される複数の蓄電セル30は、領域36に配設される複数の蓄電セル30よりも冷却性が低い。
また、図3を参照して、この蓄電パックでは、複数の蓄電セル30は3列に配設される。そして、この蓄電パックでも、領域40に配設される複数の蓄電セル30と領域42に配設される複数の蓄電セル30とでは冷却性が異なる。すなわち、領域42は領域40よ
りも下流側または内側に位置するので、領域42に配設される複数の蓄電セル30は、領域40に配設される複数の蓄電セル30よりも冷却性が低い。
なお、図2に示した領域36,38および図3に示した領域40,42は、蓄電パック内で冷却性が異なるおおよその領域を示すものであり、蓄電パック内で冷却性が異なる領域が図2,図3で示した領域に厳密に区分されるものではない。
図2,図3に示したように、このハイブリッド車両10に搭載される各蓄電パック内では、複数の蓄電セル30が配設される領域によって蓄電セル間に温度差が発生する。また、蓄電パック間でも温度差が発生し得る。そして、この温度差は、第1および第2の蓄電パック14,16に格納される複数の蓄電セル30によって形成される複数の蓄電装置(後述)の充放電量にアンバランスを発生させ、特定の蓄電装置の劣化を早める。
そこで、この実施の形態1では、上記温度ばらつきの発生を考慮し、第1および第2の蓄電パック14,16に格納される複数の蓄電セル30によって形成される複数の蓄電装置間の冷却性を均等化するように、複数の蓄電セル30を適切に接続して複数の蓄電装置を形成することとしたものである。
ここで、この実施の形態1によるハイブリッド車両10の電気システムの構成について説明する。
図4は、図1に示したハイブリッド車両10の電気システムの構成を概略的に示す全体ブロック図である。図4を参照して、電気システム100は、電源システム102と、駆動力発生部104とを備える。駆動力発生部104は、インバータ106−1,106−2と、モータジェネレータ110−1,110−2と、動力伝達機構112と、駆動軸114と、駆動ECU(Electronic Control Unit)108とを含む。
インバータ106−1,106−2は、互いに並列して主正母線MPLおよび主負母線MNLに接続される。そして、インバータ106−1,106−2は、電源システム102から供給される直流電力を交流電力に変換してそれぞれモータジェネレータ110−1,110−2へ出力する。また、インバータ106−1,106−2は、それぞれモータジェネレータ110−1,110−2により回生発電された交流電力を直流電力に変換して電源システム102へ出力する。
なお、各インバータ106−1,106−2は、たとえば、三相分のスイッチング素子を含むブリッジ回路から成る。そして、インバータ106−1,106−2は、それぞれ駆動ECU108からの駆動信号PWM1,PWM2に応じてスイッチング動作を行なうことにより、対応のモータジェネレータを駆動する。
モータジェネレータ110−1,110−2は、それぞれインバータ106−1,106−2から供給される交流電力を受けて回転駆動力を発生する。また、モータジェネレータ110−1,110−2は、外部からの回転力を受けて回生電力を発生する。モータジェネレータ110−1,110−2は、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える三相交流回転電機から成る。そして、モータジェネレータ110−1,110−2は、動力伝達機構112と連結され、動力伝達機構112にさらに連結される駆動軸114を介して回転駆動力が車輪(図示せず)へ伝達される。
なお、モータジェネレータ110−1,110−2は、動力伝達機構112または駆動軸114を介してエンジン(図示せず)にも連結される。そして、駆動ECU108によって、エンジンの発生する駆動力とモータジェネレータ110−1,110−2の発生す
る駆動力とが最適な比率となるように制御が実行される。なお、モータジェネレータ110−1,110−2のいずれか一方を専ら電動機として機能させ、他方のモータジェネレータを専ら発電機として機能させてもよい。
駆動ECU108は、インバータ106−1,106−2をそれぞれ駆動するための駆動信号PWM1,PWM2を生成し、その生成した駆動信号PWM1,PWM2をそれぞれインバータ106−1,106−2へ出力してインバータ106−1,106−2を制御する。
一方、電源システム102は、蓄電装置120−1,120−2と、リレー回路122と、コンバータ124と、平滑コンデンサCと、コンバータECU126とを含む。
蓄電装置120−1,120−2は、充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池から成る。蓄電装置120−1,120−2は、互いに並列してリレー回路122に接続される。この蓄電装置120−1,120−2は、図1に示した第1および第2の蓄電パック14,16に含まれる複数の蓄電セルを適宜接続することによって形成される。第1および第2の蓄電パック14,16に含まれる複数の蓄電セルと蓄電装置120−1,120−2との関係については、後ほど説明する。なお、蓄電装置120−1,120−2の少なくとも一方をキャパシタで構成してもよい。
リレー回路122は、システムメインリレーSMR1,SMR2を含む。システムメインリレーSMR1は、並列接続された蓄電装置120−1,120−2の正極端子とコンバータ124との間に接続され、システムメインリレーSMR2は、蓄電装置120−1,120−2の負極端子とコンバータ124との間に接続される。
コンバータ124は、リレー回路122と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU126からの駆動信号PWCに基づいて、並列接続された蓄電装置120−1,120−2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。この電源システム102においては、並列接続された蓄電装置120−1,120−2に対して単一のコンバータ124が設けられており、コンバータ124によって蓄電装置120−1,120−2のトータルの充放電量は制御できるが、蓄電装置120−1,120−2の各々の充放電量を制御することはできない。
平滑コンデンサCは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLおよび主負母線MNLに含まれる電力変動成分を低減する。コンバータECU126は、コンバータ124を駆動するための駆動信号PWCを生成し、その生成した駆動信号PWCをコンバータ124へ出力してコンバータ124を制御する。
図5は、図1に示した第1の蓄電パック14の断面図である。図5を参照して、第1の蓄電パック14は、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aと、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aと、システムメインリレーSMR1,SMR2(図4)と、安全プラグ44とを含む。
第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは、2列に配設され、各列において互いに交互に配設される。第1の複数の蓄電セル50−1Aは、図示されるように直列に接続され、第2の蓄電パック16において直列接続された第3の複数の蓄電セル(後述)とともに蓄電装置120−1(図4)を形成する。また、第2の複数の蓄電セル50−2Aは、図示されるように直列に接続され、第2の蓄電パック16において直列接続された第4の複数の蓄電セル(後述)とともに蓄電装置120−2(図4)を形成する。
直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの一端および直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aの一端は、システムメインリレーSMR1に接続される。システムメインリレーSMR2には、第2の蓄電パック16において直列接続された第3の複数の蓄電セルの一端および第2の蓄電パック16において直列接続された第4の複数の蓄電セルの一端が接続される。
安全プラグ44は、図示されない2つのヒューズを含む。一方のヒューズは、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの他端と、第2の蓄電パック16において直列接続された第3の複数の蓄電セルの他端との間に接続される。他方のヒューズは、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aの他端と、第2の蓄電パック16において直列接続された第4の複数の蓄電セルの他端との間に接続される。
システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44(以下、これらを纏めて「J/B(ジャンクション・ボックス)」とも称する。)は、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの車両後方側に隣接して配設される。そして、第1の蓄電パック14の車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第1の蓄電パック14の車両後方側に排気ダクト34が配設される。
図6は、図1に示した第2の蓄電パック16の断面図である。図6を参照して、第2の蓄電パック16は、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bと、直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bとを含む。
第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは、3列に配設され、各列において互いに交互に配設される。第3の複数の蓄電セル50−1Bは、図示されるように直列に接続され、その直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの一端は、第1の蓄電パック14内のシステムメインリレーSMR2に接続され、その他端は、第1の蓄電パック14内の安全プラグ44に接続される。
また、第4の複数の蓄電セル50−2Bも、図示されるように直列に接続され、その直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの一端は、第1の蓄電パック14内のシステムメインリレーSMR2に接続され、その他端は、第1の蓄電パック14内の安全プラグ44に接続される。そして、第2の蓄電パック16の車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第2の蓄電パック16の車両後方側に排気ダクト34が配設される。
この実施の形態1においては、蓄電装置120−1(図4)は、第1の蓄電パック14に格納される直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1A(図5)と、第2の蓄電パック16に格納される直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1B(図6)とから成る。また、蓄電装置120−2(図4)は、第1の蓄電パック14に格納される直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2A(図5)と、第2の蓄電パック16に格納される直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2B(図6)とから成る。
そして、図5に示したように、第1の蓄電パック14において、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは交互に配設される。また、図6に示したように、第2の蓄電パック16において、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは交互に配設される。
このような構成により、第1および第2の蓄電パック14,16内では、複数の蓄電セルが配設される領域によって蓄電セル間に温度差が生じ(図2,図3参照)、また、第1および第2の蓄電パック14,16間でも温度差が生じるけれども、蓄電装置120−1
,120−2間の冷却性は均等化される。
したがって、この実施の形態1によれば、並列接続された複数の蓄電装置120−1,120−2をバランスよく使用することができる。その結果、蓄電装置120−1,120−2のいずれか一方において劣化が早まるのを防止することができる。
さらに、この実施の形態1においては、下段の第2の蓄電パック16に含まれる複数の蓄電セルは3列構成から成り、上段の第1の蓄電パック14に含まれる複数の蓄電セルは2列構成から成る。そして、J/Bは、第1の蓄電パック14において、第1および第2の蓄電パック14,16における複数の蓄電セルの配列差により生じる空き領域に配設される。したがって、この実施の形態1によれば、第1および第2の蓄電パック14,16およびJ/Bをコンパクトに配置することができる。
なお、特に図示しないが、第1および第2の蓄電パック14,16の上下関係を入替えてもよい。
[実施の形態1の変形例1]
図7は、実施の形態1の変形例1における第1の蓄電パック14Aの断面図である。図7を参照して、第1の蓄電パック14Aは、図5に示した実施の形態1における第1の蓄電パック14の構成において、システムメインリレーSMR2を備えない構成から成る。
図8は、実施の形態1の変形例1における第2の蓄電パック16Aの断面図である。図8を参照して、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bおよび直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bは、第1の蓄電パック14Aと同様に2列構成から成り、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bの車両後方側にシステムメインリレーSMR2が隣接して配設される。
すなわち、この実施の形態1の変形例1では、第1の蓄電パック14Aに含まれる複数の蓄電セルの配列構成と第2の蓄電パック16Aに含まれる複数の蓄電セルの配列構成とは同じであり、複数の蓄電セルの車両後方側にJ/Bが配設される。
したがって、この実施の形態1の変形例1によれば、J/Bの配設領域が車両後方からの衝突に対するクラッシャブルゾーンとなり、蓄電装置120−1,120−2を構成する複数の蓄電セルの車両後方からの衝突安全性が向上する。
なお、上記においては、システムメインリレーSMR1および安全プラグ44が第1の蓄電パック14A内に格納され、システムメインリレーSMR2が第2の蓄電パック16A内に格納されるものとしたが、システムメインリレーSMR1,SMR2の配置を入替えてもよいし、安全プラグ44を第2の蓄電パック16A内に配設するなどしてもよい。
[実施の形態1の変形例2]
図9は、実施の形態1の変形例2における第1の蓄電パック14Bの断面図である。図9を参照して、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは、2列に配設される。直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの一端は、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aの一端と接続され、第1の蓄電パック14Bの上部に積層して配設されるシステムメインリレーSMR1に接続される。
また、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの他端および直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aの他端は、第1の蓄電パック14Bの上部に積層して配設される安全プラグ44に接続される。
図10は、実施の形態1の変形例2における第2の蓄電パック16Bの断面図である。図10を参照して、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは、第1の蓄電パック14Bと同様に2列構成から成る。直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの一端は、直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの一端と接続され、第1の蓄電パック14Bの上部に積層して配設されるシステムメインリレーSMR2に接続される。
また、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの他端および直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの他端は、第1の蓄電パック14Bの上部に積層して配設される安全プラグ44に接続される。
図11は、実施の形態1の変形例2におけるJ/Bを示した図である。図11を参照して、J/B17は、システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44を含み、第1の蓄電パック14Bの上部に積層して配設される。
以上のように、この実施の形態1の変形例2によれば、J/B17は、積層された第1および第2の蓄電パック14B,16Bのさらに上部に積層して配設されるので、第1および第2の蓄電パック14B,16Bの車両前後方向の長さを短縮することができる。
[実施の形態1の変形例3]
図12は、実施の形態1の変形例3における第1の蓄電パック14Cの断面図である。図12を参照して、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは、2列に配設され、車両前後方向に対して左右均等に纏めて配設される。そして、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの各々は、図示されるように直列に接続される。
システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44から成るJ/Bは、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの車両側方側に隣接して配設される。直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの一端および直列接続された第2の複数の蓄電セル50−1Bの一端は、システムメインリレーSMR1に接続され、各他端は、安全プラグ44に接続される。そして、第1の蓄電パック14Cの車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第1の蓄電パック14Cの車両後方側に排気ダクト34が配設される。
図13は、実施の形態1の変形例3における第2の蓄電パック16Cの断面図である。図13を参照して、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bも、第1の蓄電パック14Cと同様に2列構成から成り、車両前後方向に対して左右均等に纏めて配設される。直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの一端および直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの一端は、第1の蓄電パック14C内のシステムメインリレーSMR2に接続され、各他端は、安全プラグ44に接続される。そして、第2の蓄電パック16Cの車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第2の蓄電パック16Cの車両後方側に排気ダクト34が配設される。
この実施の形態1の変形例3では、第1および第2の蓄電パック14C,16Cの各々において、蓄電装置120−1,120−2を形成する複数の蓄電セルは、車両前後方向に対して左右均等に配設されるので、蓄電装置120−1,120−2間の冷却性は均等化される。したがって、この実施の形態1の変形例3によっても、並列接続された複数の蓄電装置120−1,120−2をバランスよく使用することができる。
また、この実施の形態1の変形例3では、複数の蓄電セルの車両側方側にJ/Bが配設される。したがって、この実施の形態1の変形例3によれば、第1および第2の蓄電パック14C,16Cの車両前後方向の長さおよび高さを短縮することができる。
なお、上記においては、J/Bは第1の蓄電パック14Cに格納されるものとしたが、第2の蓄電パック16CにJ/Bを格納してもよい。あるいは、システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44を分散して第1および第2の蓄電パック14C,16Cに格納してもよい。
[実施の形態1の変形例4]
図14は、実施の形態1の変形例4における第1の蓄電パック14Dの断面図である。図14を参照して、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの配置構成は、図12に示した実施の形態1の変形例3における第1の蓄電パック14Cと同じである。システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44から成るJ/Bは、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの車両後方側に隣接して配設される。
図15は、実施の形態1の変形例4における第2の蓄電パック16Dの断面図である。図15を参照して、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bの配置構成は、図13に示した実施の形態1の変形例3における第2の蓄電パック16Cと同じである。なお、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bの車両後方側には、第1の蓄電パック14D内のJ/B配置領域に対応してスペースが設けられている。
この実施の形態1の変形例4によれば、第1の蓄電パック14D内のJ/Bの配設領域およびその領域に対応した第2の蓄電パック16D内のスペースが車両後方からの衝突に対するクラッシャブルゾーンとなり、蓄電装置120−1,120−2を構成する複数の蓄電セルの車両後方からの衝突安全性が向上する。
なお、上記においては、実施の形態1の変形例3と同様にJ/Bは第1の蓄電パック14Dに格納されるものとしたが、第2の蓄電パック16DにJ/Bを格納してもよい。あるいは、システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44を分散して第1および第2の蓄電パック14D,16Dに格納してもよい。
[実施の形態2]
図16は、この発明の実施の形態2によるハイブリッド車両の構成を概略的に示す全体ブロック図である。図16を参照して、この電気システム100Aは、図4に示した実施の形態1における電気システム100の構成において、電源システム102に代えて電源システム102Aを含む。
電源システム102Aは、蓄電装置120−1,120−2と、リレー回路122−1,122−2と、コンバータ124−1,124−2と、平滑コンデンサCと、コンバータECU126Aとを含む。
リレー回路122−1は、システムメインリレーSMR1,SMR2を含む。システムメインリレーSMR1は、蓄電装置120−1の正極端子とコンバータ124−1との間に接続され、システムメインリレーSMR2は、蓄電装置120−1の負極端子とコンバータ124−1との間に接続される。リレー回路122−2は、システムメインリレーSMR3,SMR4を含む。システムメインリレーSMR3は、蓄電装置120−2の正極端子とコンバータ124−2との間に接続され、システムメインリレーSMR4は、蓄電装置120−2の負極端子とコンバータ124−2との間に接続される。
コンバータ124−1は、リレー回路122−1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU126Aからの駆動信号PWC1に基づいて、蓄電装置120−1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。コンバータ124−2は、リレー回路122−2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU126Aからの駆動信号PWC2に基づいて、蓄電装置120−2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。すなわち、この電源システム102Aにおいては、蓄電装置120−1,120−2に対応してそれぞれコンバータ124−1,124−2が設けられており、コンバータ124−1,124−2によって蓄電装置120−1,120−2の充放電量をそれぞれ制御することができる。
コンバータECU126Aは、コンバータ124−1,124−2をそれぞれ駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成し、その生成した駆動信号PWC1,PWC2をそれぞれコンバータ124−1,124−2へ出力してコンバータ124−1,124−2を制御する。
この実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、蓄電装置120−1,120−2は、複数の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルによって形成される。具体的には、蓄電装置120−1,120−2は、図1に示したように積層して配設される第1および第2の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルによって形成される。
図17は、実施の形態2における第1の蓄電パック14Eの断面図である。図17を参照して、第1の蓄電パック14Eは、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aと、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aと、システムメインリレーSMR1,SMR3(図16)と、安全プラグ44とを含む。
第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは、2列に配設される。ここで、第1の複数の蓄電セル50−1Aは、第1の蓄電パック14E内で相対的に冷却性の高い領域に配設される複数の蓄電セルから成り、第2の複数の蓄電セル50−2Aは、第1の蓄電パック14E内で相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルから成る(図2参照)。
システムメインリレーSMR1,SMR3は、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの側方の一方に隣接して配設され、安全プラグ44は、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの側方の他方に隣接して配設される。そして、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aの一端は、システムメインリレーSMR1に接続され、その他端は、安全プラグ44に接続される。また、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aの一端は、システムメインリレーSMR3に接続され、その他端は、安全プラグ44に接続される。そして、第1の蓄電パック14Eの車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第1の蓄電パック14Eの車両後方側に排気ダクト34が配設される。
図18は、実施の形態2における第2の蓄電パック16Eの断面図である。図18を参照して、第2の蓄電パック16Eは、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bと、直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bと、システムメインリレーSMR2,SMR4(図16)とを含む。
第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは、2列に配設される。ここで、第3の複数の蓄電セル50−1Bは、第2の蓄電パック16E内で相対的に冷却性の
高い領域に配設される複数の蓄電セルから成り、第4の複数の蓄電セル50−2Bは、第2の蓄電パック16E内で相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルから成る(図2参照)。
システムメインリレーSMR2,SMR4は、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bの側方であって第1の蓄電パック14E内のシステムメインリレーSMR1,SMR3と同方向に隣接して配設される。そして、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの一端は、システムメインリレーSMR2に接続され、その他端は、第1の蓄電パック14E内の安全プラグ44に接続される。また、直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの一端は、システムメインリレーSMR4に接続され、その他端は、安全プラグ44に接続される。そして、第2の蓄電パック16Eの車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第2の蓄電パック16Eの車両後方側に排気ダクト34が配設される。
この実施の形態2においては、上述のように、蓄電装置120−1,120−2に対応してコンバータ124−1,124−2がそれぞれ設けられ、コンバータ124−1,124−2により蓄電装置120−1,120−2の充放電量をそれぞれ制御することができる。
一方、蓄電装置120−1(図16)は、第1の蓄電パック14Eに格納される直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1A(図17)と、第2の蓄電パック16Eに格納される直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1B(図18)とから成る。また、蓄電装置120−2(図16)は、第1の蓄電パック14Eに格納される直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2A(図17)と、第2の蓄電パック16Eに格納される直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2B(図18)とから成る。
そして、蓄電装置120−1を形成する第1および第3の複数の蓄電セル50−1A,50−1Bは、対応の蓄電パック内において相対的に冷却性の高い領域に配設され、蓄電装置120−2を形成する第2および第4の複数の蓄電セル50−2A,50−2Bは、対応の蓄電パック内において相対的に冷却性の低い領域に配設される。
このような構成により、蓄電装置120−1,120−2間で温度差は生じるけれども、各蓄電装置120−1,120−2内の温度ばらつきは抑制されるので、各蓄電装置120−1,120−2の温度管理が容易になる。
図19は、蓄電装置120−1,120−2の温度と許容放電電力との関係を示した図である。図19を参照して、横軸は蓄電装置の温度を示し、縦軸は蓄電装置の許容放電電力を示す。図示されるように、蓄電装置が高温になると、蓄電装置から放電可能な電力(許容放電電力)は低下する。なお、蓄電装置が極低温の場合にも許容放電電力は低下するが、図19では低温領域については図示していない。
区間B1は蓄電装置120−1内の温度ばらつきを示し、区間B2は蓄電装置120−2内の温度ばらつきを示す。比較例として示されるように、この実施の形態2のような蓄電セルの配置構成を採用しない場合(たとえば、蓄電装置120−1を形成する複数の蓄電セルと蓄電装置120−2を形成する複数の蓄電セルとを交互配置したような場合)、蓄電装置120−1内の温度ばらつき(B1)および蓄電装置120−2内の温度ばらつき(B2)は相対的に大きくなり、蓄電装置120−1,120−2のいずれも許容放電電力が制限される。
一方、本発明として示される実施の形態2においては、蓄電装置120−1は、第1お
よび第2の蓄電パック14E,16Eにおいて相対的に冷却性の高い領域に配設される複数の蓄電セルによって形成され、蓄電装置120−2は、第1および第2の蓄電パック14E,16Eにおいて相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルによって形成される。したがって、蓄電装置120−1,120−2間に温度差が発生するけれども、蓄電装置120−1内の温度ばらつき(B1)および蓄電装置120−2内の温度ばらつき(B2)は比較例に比べて小さくなり、各蓄電装置120−1,120−2の温度管理が容易になる。
したがって、この実施の形態2によれば、各蓄電装置120−1,120−2の能力を十分に発揮させることが可能となる。
[実施の形態2の変形例1]
図20は、実施の形態2の変形例1における第2の蓄電パック16Fの断面図である。図20を参照して、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは、3列に配設される。ここで、第3の複数の蓄電セル50−1Bは、第2の蓄電パック16F内で相対的に冷却性の高い領域に配設される複数の蓄電セルから成り、第4の複数の蓄電セル50−2Bは、第2の蓄電パック16F内で相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルから成る(図3参照)。
そして、第3の複数の蓄電セル50−1Bは、図示されるように直列に接続され、その直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bの一端は、システムメインリレーSMR2に接続され、その他端は、第1の蓄電パック内の安全プラグに接続される。また、第4の複数の蓄電セル50−2Bは、図示されるように直列に接続され、その直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bの一端は、システムメインリレーSMR4に接続され、その他端は、第1の蓄電パック内の安全プラグに接続される。
なお、この実施の形態2の変形例1における第1の蓄電パックの構成は、図17に示した実施の形態2における第1の蓄電パック14Eと同じである。
以上のように、この実施の形態2の変形例1においても、実施の形態2と同様に各蓄電装置120−1,120−2内の温度ばらつきが抑制されるので、各蓄電装置120−1,120−2の温度管理が容易になる。したがって、この実施の形態2の変形例1によっても、各蓄電装置120−1,120−2の能力を十分に発揮させることができる。
[実施の形態2の変形例2]
図21は、実施の形態2の変形例2における第1の蓄電パック14Fの断面図である。図21を参照して、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aは、2列に配設される。ここで、直列接続された第1の複数の蓄電セル50−1Aは、第1の蓄電パック14F内で相対的に冷却性の高い領域に配設される複数の蓄電セルから成り、直列接続された第2の複数の蓄電セル50−2Aは、第1の蓄電パック14F内で相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルから成る。
システムメインリレーSMR1〜SMR4および安全プラグ44から成るJ/Bは、第1および第2の複数の蓄電セル50−1A,50−2Aの車両後方側に隣接して配設される。そして、第1の蓄電パック14Fの車両前方側に吸気ダクト32が配設され、第1の蓄電パック14Fの車両後方側に排気ダクト34が配設される。
図22は、実施の形態2の変形例2における第2の蓄電パック16Gの断面図である。図22を参照して、第3および第4の複数の蓄電セル50−1B,50−2Bは、3列に配設される。ここで、直列接続された第3の複数の蓄電セル50−1Bは、第2の蓄電パ
ック16G内で相対的に冷却性の高い領域に配設される複数の蓄電セルから成り、直列接続された第4の複数の蓄電セル50−2Bは、第2の蓄電パック16G内で相対的に冷却性の低い領域に配設される複数の蓄電セルから成る。
この実施の形態2の変形例2においては、下段の第2の蓄電パック16Gに含まれる複数の蓄電セルは3列構成から成り、上段の第1の蓄電パック14Fに含まれる複数の蓄電セルは2列構成から成る。そして、J/Bは、第1の蓄電パック14Fにおいて、第1および第2の蓄電パック14F,16Gにおける複数の蓄電セルの配列差により生じる空き領域に配設される。
したがって、この実施の形態2の変形例2によれば、第1および第2の蓄電パック14F,16GおよびJ/Bをコンパクトに配置することができる。また、実施の形態2の変形例1に比べて、複数の蓄電セルを直列接続するためのバスバーの総距離を短くすることができる。
なお、特に図示しないが、第1および第2の蓄電パック14F,16Gの上下関係を入替えてもよい。
なお、上記の各実施の形態においては、蓄電装置は2つから成り、蓄電パックも2つから成るものとしたが、この発明は、2つ以上の蓄電装置が2つ以上の蓄電パックにより実装されるハイブリッド車両に適用可能である。
また、上記においては、この発明による電動車両の一例としてハイブリッド車両について説明したが、この発明の適用範囲は、ハイブリッド車両に限定されるものではなく、電気自動車や燃料電池車など蓄電装置を車両走行用の直流電源として搭載する電動車両全般を含む。
また、この発明は、車両外部の電源(商用電源など)から蓄電装置を充電可能な電動車両(たとえば、充電プラグを車両外部の電源に接続することによって蓄電装置を充電可能ないわゆるプラグインハイブリッド車両や、電気自動車など)に好適である。その理由は、このような電動車両では、電動機による走行持続距離の拡大を図るために蓄電部が大容量化されるところ、蓄電部は複数の蓄電装置により構成され、また、搭載スペースの関係上、複数の蓄電装置は複数の蓄電パックに分割して実装されるからである。
なお、上記において、蓄電装置120−1,120−2は、この発明における「複数の蓄電装置」に対応し、モータジェネレータMG1,MG2の少なくとも一方は、この発明における「電動機」に対応する。また、コンバータ124は、この発明における「電圧変換器」に対応し、第1の蓄電パック14(14A〜14F)および第2の蓄電パック16(16A〜16G)は、この発明における「複数の蓄電パック」に対応する。さらに、冷却ファン18は、この発明における「冷媒供給装置」に対応し、システムメインリレーSMR1,SMR2および安全プラグ44、またはシステムメインリレーSMR1〜SMR4および安全プラグ44から成るJ/Bは、この発明における「接合器」を形成する。また、さらに、コンバータ124−1,124−2は、この発明における「複数の電圧変換器」に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による電動車両の一例として示されるハイブリッド車両の後部側方図である。 図1に示すハイブリッド車両に搭載される蓄電パックの一例を示す断面図である。 図1に示すハイブリッド車両に搭載される蓄電パックの他の一例を示す断面図である。 図1に示すハイブリッド車両の電気システムの構成を概略的に示す全体ブロック図である。 図1に示す第1の蓄電パックの断面図である。 図1に示す第2の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例1における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例1における第2の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例2における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例2における第2の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例2におけるJ/Bを示した図である。 実施の形態1の変形例3における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例3における第2の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例4における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態1の変形例4における第2の蓄電パックの断面図である。 この発明の実施の形態2によるハイブリッド車両の構成を概略的に示す全体ブロック図である。 実施の形態2における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態2における第2の蓄電パックの断面図である。 蓄電装置の温度と許容放電電力との関係を示した図である。 実施の形態2の変形例1における第2の蓄電パックの断面図である。 実施の形態2の変形例2における第1の蓄電パックの断面図である。 実施の形態2の変形例2における第2の蓄電パックの断面図である。
符号の説明
10 ハイブリッド車両、12 後部座席、14,14A〜14F 第1の蓄電パック、16,16〜16G 第2の蓄電パック、17 J/B、18 冷却ファン、20 排気口、30,50−1A,50−1B,50−2A,50−2B 蓄電セル、32 吸気ダクト、34 排気ダクト、36,38,40,42 領域、44 安全プラグ、100
電気システム、102,102A 電源システム、104 駆動力発生部、106−1,106−2 インバータ、108 駆動ECU、110−1,110−2 モータジェネレータ、112 動力伝達機構、114 駆動軸、120−1,120−2 蓄電装置、122,122−1,122−2 リレー回路、124,124−1,124−2 コンバータ、126,126A コンバータECU、C 平滑コンデンサ、MPL 主正母線、MNL 主負母線、SMR1〜SMR4 システムメインリレー。

Claims (16)

  1. 並列接続された複数の蓄電装置を車両走行用の電源として搭載した電動車両であって、
    前記複数の蓄電装置の各々は、直列接続された複数の蓄電セルから成り、
    前記電動車両は、
    前記複数の蓄電装置から電力の供給を受けて車両走行用の駆動力を発生する電動機と、
    前記並列接続された複数の蓄電装置と前記電動機との間に設けられる電圧変換器と、
    前記複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルを格納する複数の蓄電パックと、
    前記複数の蓄電パック内に格納される複数の蓄電セルを冷却するための冷媒を供給する冷媒供給装置とを備え、
    前記複数の蓄電パックの各々は、
    第1の領域と、
    前記第1の領域よりも前記蓄電セルの冷却性が低い第2の領域とを含み、
    前記複数の蓄電装置の各々は、前記複数の蓄電パックの前記第1および第2の領域において前記複数の蓄電装置の数に均等配分された複数の蓄電セルを直列接続することによって形成される、電動車両。
  2. 前記第2の領域は、前記第1の領域よりも前記冷媒の通流方向の下流側、または、対応の蓄電パックにおいて前記第1の領域よりも内側に位置する領域である、請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数列に配設され、
    前記冷媒供給装置は、前記複数の蓄電セルの配列方向と交差する一の方向から前記複数の蓄電セルへ前記冷媒を供給する、請求項2に記載の電動車両。
  4. 前記複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、前記複数の蓄電装置ごとに前記配列方向に交互に配設される、請求項3に記載の電動車両。
  5. 前記複数の蓄電装置と前記電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、かつ、格納される複数の蓄電セルの配列数が異なる第1および第2の蓄電パックを含み、
    前記接合器は、前記第1および第2の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルの配列差によって生じる空き領域に配設される、請求項4に記載の電動車両。
  6. 前記複数の蓄電装置と前記電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの車両後方側に隣接して配設される、請求項4に記載の電動車両。
  7. 前記複数の蓄電装置と前記電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの上部に隣接して配設される、請求項4に記載の電動車両。
  8. 前記複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、前記複数の蓄電装置ごとに前記第1および第2の領域にわたって纏めて配設される、請求項3に記載の電動車両。
  9. 前記複数の蓄電装置と前記電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの車両側方側に隣接して配設される、請求項8に記載の電動車両。
  10. 前記複数の蓄電装置と前記電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの車両後方側に隣接して配設される、請求項8に記載の電動車両。
  11. 複数の蓄電装置を車両走行用の電源として搭載した電動車両であって、
    前記複数の蓄電装置の各々は、直列接続された複数の蓄電セルから成り、
    前記電動車両は、
    前記複数の蓄電装置から電力の供給を受けて車両走行用の駆動力を発生する電動機と、
    前記複数の蓄電装置に対応して設けられ、前記電動機に対して互いに並列に接続される複数の電圧変換器と、
    前記複数の蓄電装置の各々を構成する複数の蓄電セルを格納する複数の蓄電パックと、
    前記複数の蓄電パック内に格納される複数の蓄電セルを冷却するための冷媒を供給する冷媒供給装置とを備え、
    前記複数の蓄電パックの各々は、
    第1の領域と、
    前記第1の領域よりも前記蓄電セルの冷却性が低い第2の領域とを含み、
    前記複数の蓄電装置の各々は、前記複数の蓄電パックの前記第1および第2の領域のいずれか一方に配設される複数の蓄電セルを直列接続することによって形成される、電動車両。
  12. 前記第2の領域は、前記第1の領域よりも前記冷媒の通流方向の下流側、または、対応の蓄電パックにおいて前記第1の領域よりも内側に位置する領域である、請求項11に記載の電動車両。
  13. 前記複数の蓄電パックの各々に格納される複数の蓄電セルは、複数列に配設され、
    前記冷媒供給装置は、前記複数の蓄電セルの配列方向と交差する一の方向から前記複数の蓄電セルへ前記冷媒を供給する、請求項12に記載の電動車両。
  14. 前記複数の蓄電装置と前記複数の電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの車両側方側に隣接して配設される、請求項13に記載の電動車両。
  15. 前記複数の蓄電装置と前記複数の電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、かつ、格納される複数の蓄電セルの配列数が異なる第1および第2の蓄電パックを含み、
    前記接合器は、前記第1および第2の蓄電パックに格納される複数の蓄電セルの配列差によって生じる空き領域に配設される、請求項13に記載の電動車両。
  16. 前記複数の蓄電装置と前記複数の電圧変換器との電気的な接続および切離しを行なうリレー回路を含む接合器をさらに備え、
    前記複数の蓄電パックは、車両の上下方向に積層して配設され、
    前記接合器は、前記積層された複数の蓄電パックの車両後方側に隣接して配設される、請求項13に記載の電動車両。
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