JP4961959B2 - スイッチの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車内の、各種電子機器の制御等に用いられるスイッチの製造方法に関するものである。
近年、自動車において、ステアリングホイール近傍に所謂ステアリングスイッチを装着し、ハンドルを握ったまま指でこのスイッチを操作して、オーディオ機器やエアコン等の電子機器を制御することが広く行われており、誤操作がなく操作し易いものが求められている。
このような従来のスイッチ及びその製造方法について、図9〜図11を用いて説明する。
図9は従来のスイッチの分解斜視図であり、同図において、1及び2、3は略箱状で絶縁樹脂製の操作体、4は同じく絶縁樹脂製のケースで、ケース4上面には複数の通孔部4Aが形成されると共に、上方と中央の通孔部4A内には操作体1と2が中央部を支点として揺動可能に、下方の通孔部4A内には操作体3が上下動可能に各々装着されている。
そして、これらの操作体1や2、3は、白色や乳白色等の明色の透光部と、この表面を覆う黒色等の暗色の不透光部から形成されると共に、各々の上面には、不透光部や文字や記号、図形等の所定形状に除去され、透光部が露出した、「+」や「−」「∧」「∨」「MODE」等の表示部1Aや2A、3Aが形成されている。
また、5は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板5上面の各々の操作体下方には、操作軸6Aが上方へ突出した複数のプッシュスイッチ6が実装されて、スイッチ接点が形成されると共に、発光ダイオード等の複数の発光素子7が実装されて、スイッチ8が構成されている。
なお、以上のような操作体1や2、3を製作するには、図10(a)の斜視図に示すように、先ず、透光部を成形した後、表面を塗装等によって不透光部で覆った操作体1を、操作体1の内周よりやや小さな外形の保持部9Aに挿入して、図10(b)に示すように、複数の操作体1を保持具9上面に載置する。
そして、この後、上方のレーザ装置(図示せず)から、複数の操作体1に順次レーザを照射して、図10(c)に示すように、操作体1上面に不透光部が文字や記号、図形等の所定形状に除去され、透光部が露出した、「+」や「−」の表示部1Aを形成する。
また、同様にして、上面に「∧」や「∨」の表示部2Aが形成された操作体2や、「MODE」の表示部3Aが形成された操作体3が製作され、これらが保持具9から外され、袋等に所定個数梱包されて保管・搬送される。
そして、これら表示の異なる操作体1や2、3を、ケース4の上方や中央、下方の通孔部4A内に各々順番に装着し、複数のプッシュスイッチ6や発光素子7が実装された配線基板5を組立てて、スイッチ8が完成する。
また、このように構成されたスイッチ8が、図11の平面図に示すように、ステアリングホイール11と中央のエアーバッグ等を内蔵したパッド12の間の、左右のスポーク13のステアリングホイール11近傍に取付けられると共に、複数のプッシュスイッチ6や発光素子7が、配線基板5の配線パターンやコネクタ、リード線(図示せず)等を介して車両の電子回路に接続されて、自動車に搭載される。
以上の構成において、ステアリングホイール11を握りながら指を伸ばし、例えば、上方の操作体1の「+」が表示された右側を押圧操作すると、操作体1が中央部を支点として揺動し、操作体1下面が操作軸6Aを押圧して、この下方のプッシュスイッチ6の電気的接離が行われる。
そして、このプッシュスイッチ6の電気的接離に応じて、車両の電子回路が搭載した機器の制御を行い、例えば、オーディオ機器の音量が大きくなる。
また、操作体1の「−」が表示された左側を揺動操作すると、操作体1が上記とは逆方向へ揺動し、この下面のプッシュスイッチ6の電気的接離が行われ、例えば、オーディオ機器の音量が小さくなる。
さらに、中央の「∧」や「∨」が表示された操作体2を揺動操作すると、例えば、エアコンの温度の調整が行われ、下方の「MODE」が表示された操作体3を押圧操作すると、機器のモード切換えが行われる。
つまり、ステアリングホイール11近傍にスイッチ8を取付け、ステアリングホイール11から手を離すことなく、例えば親指のみを伸ばし、操作体1や2、3等を操作して車両内の機器を制御することによって、特に運転中の機器の操作が容易に行えるように構成されている。
また、夜間等の周囲が暗い場合には、所定のスイッチ(図示せず)を操作すると、発光素子7が発光し、この光が操作体1や2、3の表示部1Aや2A、3Aを照光することによって、周囲が暗い場合でも、各々の操作体の位置や表示が判り易くなるようになっているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−317236号公報
しかしながら、上記従来のスイッチにおいては、操作体1や2、3上面にレーザを照射して、表示部1Aや2A、3Aを形成する際、操作体1や2、3の寸法のばらつきや、挿入する保持部9Aとのがたつき等によって、表示部1Aや2A、3Aの位置ずれが生じる場合がある。
また、表示の異なる操作体1や2、3をケース4に装着する際、各々の表示を目視で確認しながら、配列の順番に間違いがないように、上方や中央、下方の通孔部4A内に組立てる必要があるため、製作に時間を要し、スイッチが高価なものになるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、表示部の位置ずれが少なく、製作の容易なスイッチの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、透光部の表面を覆う不透光部が所定形状に除去され、透光部が露出した表示部が形成された操作体と、この操作体を通孔部内に操作可能に装着したケースと、このケース内に形成され、上記操作体の操作によって電気的接離を行うスイッチ接点からなるスイッチの製造方法であって、上記表示部が形成されていない上記操作体を上記ケースに装着した後、組立てたスイッチユニットを下治具に載置し、この上方の上治具のカメラによって制御回路が上記操作体の外形形状を認識し、上記制御回路が認識された外形寸法とあらかじめ記憶していた上記操作体の基準寸法を比較し、各々の基準位置を基準にして、上記上治具のレーザ装置によって上記操作体に上記表示部を形成してスイッチを製作するものであり、スイッチユニットを組立てた状態で操作体に表示部を形成しているため、表示部の位置ずれが少なくなると共に、組立ての際の目視による表示の確認等が不要となり、容易にスイッチを製作することができるという作用を有し、さらに加えて、組立てたスイッチユニットを下治具に載置し、この上方の上治具のカメラによって制御回路が操作体の外形形状を認識し、制御回路が認識された外形寸法とあらかじめ記憶していた操作体の基準寸法を比較し、各々の基準位置を基準にして、上治具のレーザ装置によって上記操作体に上記表示部を形成することによって、表示部の位置ずれが少ないスイッチを、容易に製作することができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、制御回路が駆動装置によって、下治具または上治具の少なくとも一方を、前後左右または上下方向に移動、または傾倒しながら、カメラによって外形形状を認識し、また、レーザ装置によって表示部を形成するものであり、複数の操作体が様々に配列された場合でも、表示部の位置ずれが少ないスイッチを製作することができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、表示部の位置ずれが少なく、製作の容易なスイッチの製造方法を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるスイッチの断面図、図2は同斜視図であり、同図において、21及び22、23は略箱状でABSやアクリル、ポリカーボネート等の絶縁樹脂製の操作体、4は同じくABSやポリアセタール等の絶縁樹脂製のケースで、ケース4上面には複数の通孔部4Aが形成されると共に、上方と中央の通孔部4A内には操作体21と22が中央部を支点として揺動可能に、下方の通孔部4A内には操作体23が上下動可能に各々装着されている。
そして、これらの操作体21や22、23は、白色や乳白色等の明色の透光部21Bや、この表面を覆う黒色等の暗色の不透光部21C等から形成されると共に、各々の上面には、不透光部21Cが文字や記号、図形等の所定形状に除去され、透光部21Bが露出した、「+」や「−」「∧」「∨」「MODE」等の表示部21Aや22A、23Aが形成されている。
また、5は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面には銅箔等の複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、この配線基板5上面の各々の操作体下方には、操作軸6Aが上方へ突出した複数のプッシュスイッチ6が実装されて、スイッチ接点が形成されている。
さらに、これらのプッシュスイッチ6の操作軸6A上端には、操作体21や22の下面に突出した押圧部21Dや22Dが当接すると共に、各々の操作体下方の配線基板5上面には、発光ダイオード等の複数の発光素子7が実装されて、スイッチ25が構成されている。
次に、このように構成されたスイッチ25の製造方法について説明する。
先ず、図3の分解斜視図に示すように、表示部が形成されていない操作体21や22、23を、ケース4の上方や中央、下方の通孔部4A内に各々装着すると共に、複数のプッシュスイッチ6や発光素子7が実装された配線基板5をケース4下面に装着して、図4の斜視図に示す、操作体21及び22、23がケース4上面から突出したスイッチユニット25Aを組立てる。
つまり、このスイッチユニット25Aの状態では、操作体21や22、23には表示部が形成されておらず、ケース4に装着する際に、配列の順番を間違えることはないため、例えば、揺動操作用の操作体21と22は、上方と中央の通孔部4Aに逆に組立ててもよいため、各操作体を目視で確認する必要がなく、容易に組立てが行えるようになっている。
そして、このスイッチユニット25A、及びこれと一対のスイッチユニット26Aを、図5のブロック構成図に示すような、スイッチ製造装置の下治具30上面に載置する。
なお、同図において、31は下治具30上方に配置された上治具で、カメラ32とレーザ装置33が設けられると共に、この上治具31には、上治具31を前後左右及び上下方向に移動させるモータ等の駆動装置34が接続されている。
また、下治具30はチャック35に挟持され、このチャック35に、下治具30を前後左右及び上下方向に移動、あるいは傾倒するモータ等の駆動装置36が接続されると共に、カメラ32やレーザ装置33、駆動装置34や36が、マイコン等の電子部品から形成された制御回路37に接続されている。
以上の状態から、図6(a)の部分構成図に示すように、先ず、制御回路37が駆動装置34を駆動して、上治具31を前後左右方向に移動して、カメラ32がスイッチユニット25Aの操作体21の前後左右方向の寸法を測定し、この操作体21の外形形状のデータが制御回路37に出力されると共に、このデータから制御回路37が演算を行い、例えば、操作体21の中心等の基準位置を算出して、これを記憶する。
次に、図6(b)に示すように、上治具31を左方向に移動し、カメラ32を操作体22の上方にした後、前後左右に移動して、操作体22の外形寸法を測定すると共に、このデータから制御回路37が、操作体22の基準位置を算出してこれを記憶する。
さらに、図6(c)に示すように、上治具31を左方向に移動してカメラ32を操作体23の上方にし、操作体23の外形寸法を測定するが、この時、操作体23は操作体21や22に対し、やや傾いた状態で装着されているため、制御回路37が駆動装置36を駆動しチャック35を回転して、下治具30を傾倒させ、カメラ32に対して操作体23上面を水平にした状態で、外形寸法の測定や基準位置の算出・記憶が行われる。
そして、この後、図6(d)に示すように、下治具30を水平に戻すと共に、上治具31を移動して、レーザ装置33を操作体21の上方に移動し、レーザ装置33からレーザを照射しながら上治具31を前後左右に移動して、操作体21上面に、不透光部21Cが除去され、透光部21Bが露出した表示部21Aを形成する。
なお、この時、制御回路37が先ほどカメラ32で測定し認識した操作体21の外形寸法と、あらかじめ記憶していた操作体21の基準寸法を比較すると共に、演算した中心等の基準位置を基準にして、上治具31を前後左右に移動し位置の補正を行いながら、レーザを照射して表示部21Aを形成するようになっている。
そして、この後、カメラ32で操作体22や23の外形寸法を測定した場合と同様に、制御回路37が駆動装置34や36を駆動して、上治具31や下治具30を移動・傾倒し、レーザ装置33からレーザを照射して、操作体22と23上面に表示部22Aと23Aを形成する。
また、この時も、操作体21上面に表示部21Aを形成した場合と同様に、制御回路37がカメラ32で測定し認識した操作体22と23の外形寸法と、あらかじめ記憶していた操作体22と23の基準寸法を比較し、各々の基準位置を基準にして、レーザ装置33を前後左右に移動し位置の補正を行いながら、表示部22Aと23Aを形成するようになっている。
以上のように、表示部が形成されていない操作体が装着されたスイッチユニット25Aに、カメラ32による各操作体の外形寸法の測定と、レーザ装置33によるレーザ照射を順次行うことによって、図2に示したような、操作体21や22、23上面に「+」や「−」「∧」「∨」「MODE」等の表示部21Aや22A、23Aが形成されたスイッチ25が完成する。
つまり、表示部が形成されていない各操作体をケース4に装着し、スイッチユニット25Aを組立てた後、制御回路37がカメラ32で各操作体の外形寸法を測定すると共に、各操作体の中心等の基準位置を演算して、あらかじめ記憶していた各操作体の基準寸法と比較し、位置ずれの補正を行いながらレーザを照射して、各表示部を形成するように構成されている。
したがって、各操作体の寸法のばらつきや、ケース4の通孔部4Aに対する各操作体の偏心やがたつき等が生じた場合でも、基準寸法に対し約0.1mm以下の、表示部の位置ずれが殆んどないスイッチを製作することが可能なようになっている。
なお、以上のようなレーザ装置33としては、一般にYAGレーザが用いられ、焦点距離150〜250mm、出力7〜8W前後でレーザを照射し、1回で各表示部の加工が行われるが、出力を5〜6Wと低めにし、2〜3回レーザ装置33を移動して加工を行えば、下面の透光部21Bを損焼することなく、不透光部21Cのみを除去して表示部21A等を形成することができる。
さらに、図7の部分構成図に示すように、下治具30と上治具31の間に吹出ノズル38と吸入ノズル39を設け、レーザが照射されるスイッチユニット25Aや26A上面に、吹出ノズル38から冷気を吹付けると共に、排気ノズル39で吸気するようにすれば、レーザ照射面が冷却され、粉塵等も発生しづらくなるため、製作をより行い易くすることができる。
そして、このように製作された一対のスイッチ25や26が、図8の平面図に示すように、ステアリングホイール11と中央のエアーバッグ等を内蔵したパッド12の間の、左右のスポーク13のステアリングホイール11近傍に取付けられると共に、複数のプッシュスイッチ6や発光素子7が、配線基板5の配線パターンやコネクタ、リード線(図示せず)等を介して車両の電子回路に接続されて、自動車に搭載される。
以上の構成において、ステアリングホイール11を握りながら指を伸ばし、例えば、上方の操作体21の「+」が表示された右側を押圧操作すると、操作体21が中央部を支点として揺動し、操作体21下面の押圧部21Dが操作軸6Aを押圧して、この下方のプッシュスイッチ6の電気的接離が行われる。
そして、このプッシュスイッチ6の電気的接離に応じて、車両の電子回路が搭載した機器の制御を行い、例えば、オーディオ機器の音量が大きくなる。
また、操作体21の「−」が表示された左側を揺動操作すると、操作体21が上記とは逆方向へ揺動し、この下面のプッシュスイッチ6の電気的接離が行われ、例えば、オーディオ機器の音量が小さくなる。
さらに、中央の「∧」や「∨」が表示された操作体22を揺動操作すると、例えば、エアコンの温度の調整が行われ、下方の「MODE」が表示された操作体23を押圧操作すると、機器のモード切換えが行われる。
つまり、ステアリングホイール11近傍にスイッチ25や26を取付け、ステアリングホイール11から手を離すことなく、例えば親指のみを伸ばし、操作体21や22、23等を操作して車両内の機器を制御することによって、特に運転中の機器の操作が容易に行えるように構成されている。
また、夜間等の周囲が暗い場合には、所定のスイッチ(図示せず)を操作すると、発光素子7が発光し、この光が例えば操作体21Bを通って、操作体21の表示部21A等が照光されることによって、周囲が暗い場合でも、各々の操作体の位置や表示が判り易くなるようになっている。
このように本実施の形態によれば、表示部が形成されていない操作体21や22、23をケース4に組立てた後、制御回路37がカメラ32によって各操作体の形状を認識すると共に、上治具31や下治具30を移動させ、レーザ装置33によって不透光部21Cを除去し、透光部21Bが露出した表示部21Aや22A、23Aを形成することによって、スイッチを組立てた状態で各操作体に表示部を形成しているため、表示部の位置ずれが少なくなると共に、組立ての際の目視による表示の確認等が不要となり、容易に製作の可能なスイッチの製造方法を得ることができるものである。
また、上治具31や下治具30を、前後左右または上下方向に移動、または傾倒することによって、スイッチ25や26のように様々な表示の複数の操作体が配列された場合でも、連続して複数の表示部を形成できるため、表示部の位置ずれが少ないスイッチを比較的短い時間で製作することができる。
なお、以上の説明では、スイッチ接点として、プッシュスイッチ6を用いた構成について説明したが、略ドーム状で導電金属製の可動接点を用いたものや、可撓性の上下フィルム間に可動接点と固定接点を対向させたもの等、様々なスイッチ接点を用いても、本発明の実施は可能である。
また、以上の説明では、上治具31と下治具30の両方を、移動または傾倒する構成として説明したが、やや製作に時間がかかるようにはなるが、いずれか一方のみを移動または傾倒する構成としてもよい。
本発明によるスイッチの製造方法は、表示部の位置ずれが少なく、容易に製作が可能なものを実現でき、主に自動車の各種電子機器の制御用のスイッチの製造方法として有用である。
本発明の一実施の形態によるスイッチの断面図 同斜視図 同スイッチユニットの分解斜視図 同斜視図 同スイッチ製造装置のブロック構成図 同部分構成図 同部分構成図 同ステアリングホイールの平面図 従来のスイッチの分解斜視図 同斜視図 同ステアリングホイールの平面図
符号の説明
4 ケース
4A 通孔部
5 配線基板
6 プッシュスイッチ
6A 操作軸
7 発光素子
11 ステアリングホイール
12 パッド
13 スポーク
21、22、23 操作体
21A、22A、23A 表示部
21B 透光部
21C 不透光部
21D、22D 押圧部
25、26 スイッチ
25A、26A スイッチユニット
30 下治具
31 上治具
32 カメラ
33 レーザ装置
34、36 駆動装置
35 チャック
37 制御回路
38 吹出ノズル
39 吸入ノズル

Claims (2)

  1. 透光部の表面を覆う不透光部が所定形状に除去され、透光部が露出した表示部が形成された操作体と、この操作体を通孔部内に操作可能に装着したケースと、このケース内に形成され、上記操作体の操作によって電気的接離を行うスイッチ接点からなるスイッチの製造方法であって、上記表示部が形成されていない上記操作体を上記ケースに装着した後、組立てたスイッチユニットを下治具に載置し、この上方の上治具のカメラによって制御回路が上記操作体の外形形状を認識し、上記制御回路が認識された外形寸法とあらかじめ記憶していた上記操作体の基準寸法を比較し、各々の基準位置を基準にして、上記上治具のレーザ装置によって上記操作体に上記表示部を形成するスイッチの製造方法
  2. 制御回路が駆動装置によって、下治具または上治具の少なくとも一方を、前後左右または上下方向に移動、または傾倒しながら、カメラによって外形形状を認識し、また、レーザ装置によって表示部を形成する請求項1記載のスイッチの製造方法。
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