JP4961209B2 - テトラヒドロアゼピンを含む不純な6−アミノカプロニトリルからカプロラクタムを製造する方法 - Google Patents

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Description

Martinの1944年発行の米国特許公報(特許文献1)は、ε−アミノカプロニトリル(ACN)は、水を脱水触媒の存在下で気相中ACNと接触させることによって、ε−カプロラクタム(CL)に転換することができることを開示している。Martinは、CLを生成する液相法も開示している。1942年11月17日発行の米国特許公報(特許文献2)を参照のこと。
より近年では、ブタジエンの直接ヒドロシアノ化によって、アジポニトリル(ADN)を安価に製造する技術が開発されている。この発見によって、MartinのCL方法に再び興味がもたれている。というのは、この安価なADNを部分水素化して、ACNを含む不純な生成物を生成することができるからである。この不純な生成物は、水素化反応のいくつかの副生成物、とりわけテトラヒドロアゼピンおよびその誘導体(以降、その両方を「THA」と呼ぶ)も含んでいる。
最近のいくつかの特許は、ACNをCLに転換する前に、THAおよびその誘導体を不純な不純なACN生成物から除去しなければならないことを明確に教示している。例えば、2001年1月2日発行の米国特許公報(特許文献3)を参照のこと。
米国特許第2,357,484号明細書 米国特許第2,301,964号明細書 米国特許第6,169,199号明細書 米国特許第6,069,246号明細書
これらの特許の示唆に反して、Martinが教示するように、ADNの部分水素から回収された500ppmを超えるTHAおよびその誘導体を含む不純なACNを気相中で処理して、THAおよびその誘導体を最初に除去することなくCLを製造できること、および得られた粗CL生成物からTHAおよびその誘導体を蒸留によって容易に除去できることが判明した。
本願を通して(文脈上からそうでないことが示唆されていない限り)、「THA」という用語を使用して、THAそれ自体だけでなく、THAとその誘導体の両方も意味する。このようなTHAおよびその誘導体は、ガスクロマトグラフィーで定量することができる。
次に、図1を参照すると、本発明の第1の実施形態を実施するための装置10が概略した形で示している。500ppmを超えるTHAを含む可能性がある不純なACN供給材料12を、ポンプ(図示せず)によって、熱交換器14に送り込み、入ってくる不純なACNを約235℃の温度に加熱する。加熱された不純なACNを、気化装置18中で水蒸気16と混合する。ACN、THA、および水の気相混合物20は、気化装置18を出て、少なくとも1台の過熱装置22に送り込まれ、蒸気20は275℃の温度に加熱される。過熱された蒸気24は、過熱装置を出て、CL合成反応器26に送り込まれる。反応器26は、Martinが教示するように、活性アルミナ、二酸化チタン、酸化バナジウムなどの脱水触媒を含む。反応器は、固定床または流動床反応器とすることができる。
反応熱は、反応温度を300〜325℃の範囲内に制御する熱伝達流体(図示せず)によって反応器から除去する。適切な熱伝達流体は、「ダウサムA(Dowtherm−A)」という登録商標でダウケミカルカンパニー(DOW Chemical Company)から販売されている材料である。反応器26内部で起こる反応によって、CLおよびアンモニアが生成する。反応を気相中で実施すると、CLオリゴマーの生成が防止される。過熱された蒸気24中に存在するTHAの大部分は、化学的転換なしに反応器26を通り抜ける。
反応器26を出るものは、CL、アンモニア、水、未反応のACN、および未反応のTHAを含む蒸気質の生成物流28である。生成物流28を分縮器30に送り込み、水の一部、ならびに大部分のCL、未反応のACN、および未反応のTHAをそれぞれ凝縮して、液体流32を生成する。凝縮器30を出るのは、また一部の水蒸気、アンモニアガス、おそらく少量のTHA、ACN、およびCLを含む蒸気流34である。流32と流34とを、アンモニア除去蒸留塔36の異なる段階へ送り込む。流32を、塔36のより低い部分に送り込み、流34を、流32を送り込む段階より高い段階に送り込む。塔36を、大気圧よりわずかに高いところで操作し、本質的にすべてのアンモニアを留出液38として、大半の水とともに除去する。留出液38を高圧アンモニア精製塔40に送り込み、そこから無水アンモニア生成物を留出液42として除去し、水(微量の有機材料とともに)を塔底物44として除去する。正確な圧力はクリティカルではなく、利用できる熱除去流体(図示せず)の温度温度に応じて異なる。塔36によって、一部の水、未反応のACN、未反応のTHA、CL、およびいくつかの高沸点物質を含む塔底物46が得られる。塔36は、棚板または充填物(図示せず)を含む可能性があり、CLオリゴマーの生成を回避するために約160℃より低い塔底温度で操作することが好ましい。構造化充填物(図示せず)を含む真空脱水塔48に塔底物46を送り込む。液体の水を、塔48から留出液50として除去する。塔底物52を塔48から除去する。塔底物52は、CL、未反応のACN、大半の未反応のTHA、およびいくつかの高沸点物質を含む。塔48は、オリゴマーの生成を回避するために約160℃より低い塔底温度で操作することが好ましい。塔底物52を真空低沸点物質除去塔54に送り込み、再び約160℃より低い塔底温度で操作する。塔54は、構造化充填物(図示せず)を含む。留出液56を塔54から除去する。留出液56は、未反応のACN、一部のCL、大半の未反応のTHA、および一部の水を含む。塔底物58を塔54から除去する。塔底物はCLおよび高沸点物質を含む。塔底物58を、構造化充填物(図示せず)を含む真空高沸点物質除去塔60に送り込み、約160℃より低い塔底温度で操作する。高沸点物質および少量の入ってくるCLを、塔底物62として除去する。入ってくるCLの大部分を、留出液64として除去する。このCLは、本発明の方法の所望の生成物である。このCLは、ナイロン6ポリマーを製造する重合に適している。望むなら、塔底物62をワイプフィルム蒸発器(図示せず)に送り込んで、塔底物62中に存在するCLを回収することができる。この回収されたCLを高沸点物質除去塔60に送り込むことができる。
この方法を工業規模で運用する場合、相当量の水が水蒸気44および50になる。この方法の経済効率を向上させるために、これらの水蒸気を合わせて、適切に処理し、反応器26に戻して再利用することができる。
次に、図2を参照すると、本発明の第2の実施形態を実施するための装置100が概略した形で示されている。500ppmを超えるTHAを含む可能性がある不純なACN供給材料120を、ポンプ(図示せず)によって、熱交換器140に送り込み、入ってくる不純なACNを約235℃の温度に加熱する。加熱された不純なACNを、気化装置180中で水蒸気160と混合する。ACN、THA、および水の気相混合物200は、気化装置180を出て、少なくとも1台の過熱装置220に送り込まれ、蒸気200は275℃の温度に加熱される。過熱された蒸気240は、過熱装置を出て、CL合成反応器260に送り込まれる。反応器260は、Martinが教示するように、活性アルミナ、二酸化チタン、酸化バナジウムなどの脱水触媒を含む。反応器は、固定床または流動床反応器とすることができる。
反応熱は、反応温度を300〜325℃の範囲内に制御する熱伝達流体(図示せず)によって反応器から除去する。適切な熱伝達流体は、「ダウサムA(Dowtherm−A)」という登録商標でダウケミカルカンパニー(DOW Chemical Company)から販売されている材料である。反応器260内部で起こる反応によって、CLおよびアンモニアが生成する。反応を気相中で実施すると、CLオリゴマーの生成が防止される。過熱された蒸気240中に存在するTHAの大部分は、化学的転換なしに反応器260を通り抜ける。
反応器260を出るものは、CL、アンモニア、水、未反応のACN、および未反応のTHAを含む蒸気質の生成物流280である。第1の実施形態と対照的に、生成物流280を凝縮せずに、直接アンモニア除去蒸留塔300のより低い部分に送り込む。これは、オリゴマーの生成を限定するために、ACNの気相環化加水分解によって生成された粗CLを、蒸留する前に150℃以下の温度に1時間以下の期間にわたって冷却する2000年5月30日発行の米国特許公報(特許文献4)の教示との違いを反映している。オリゴマー化は気相では容易には起こらず、通常は液相に限られることは、当業者は周知であるので、本発明の第2の実施形態で実施するように、オリゴマー形成を限定する代替手段は、加水分解反応器260を蒸気として出ていく蒸気流280を、150℃よりかなり高い温度で、直接にまたはいくらか冷却した後にCL蒸留系列に送り込むことである。これには、他の処理流、ユーティリティ流、または他の熱交換流体との熱交換による間接的な熱回収の効率の悪さを伴うことなく、その後の蒸留における気相反応生成物の熱含量を直接利用する追加された利点がある。塔300は大気圧よりわずかに高いところで動作し、本質的にすべてのアンモニア、および大半の水を塔頂流320で除去する。塔300は、塔頂流320を凝縮して、液体還流流360、液体留出液流380、少量の非凝縮性蒸気ベント流(図示せず)を生成するのに十分な能力を有する凝縮器340を備える。あるいは、蒸気質の生成物流280を、凝縮器340に関する要件を削減しながらしかもオリゴマー形成を限定する手段である、蒸気をその露点より低い温度にまでではないが冷却するための冷却装置(図示せず)に通すことができる。前記冷却装置用の冷媒は、循環冷却水、空気、他の処理流、または他の熱交換流体とすることができるが、これだけに限定されない。留出液380を高圧アンモニア精製塔400に送り込み、そこから無水アンモニア生成物を留出液420として除去し、水(微量の有機材料とともに)を塔底物440として除去する。正確な圧力はクリティカルではなく、利用できる熱除去流体(図示せず)の温度温度に応じて異なる。塔300によって、一部の水、未反応のACN、未反応のTHA、CL、およびいくつかの高沸点物質を含む塔底物460が得られる。塔300は、棚板または充填物(図示せず)を含む可能性があり、オリゴマーの生成を回避するために約160℃より低い塔底温度で操作することが好ましい。構造化充填物(図示せず)を含む真空脱水塔480に塔底物460を送り込む。液体の水は、塔480から留出液500として除去する。塔底物520は、塔480から除去する。塔底物520は、CL、未反応のACN、大半の未反応のTHA、およびいくつかの高沸点物質を含む。塔480は、オリゴマーの生成を回避するために約160℃より低い塔底温度で操作することが好ましい。塔底物520を真空低沸点物質除去塔540に送り込み、再び約160℃より低い塔底温度で操作する。塔540は、構造化充填物(図示せず)。留出液560を540から除去する。留出液560は、未反応のACN、一部のCL、大半の未反応のTHA、一部の水を含む。塔底物580を塔540から除去する。塔底物は、CLおよび高沸点物質を含む。塔底物580を、構造化充填物(図示せず)を含む真空高沸点物質除去塔600に送り込み、約160℃より低い塔底温度で操作する。高沸点物質および少量の入ってくるCLを、塔底物620として除去する。入ってくるCLの大部分を、留出液640として除去する。このCLは、本発明の方法の所望の生成物である。このCLは、ナイロン6ポリマーを製造する重合に適している。望むなら、塔底物620をワイプフィルム蒸発器(図示せず)に送り込んで、塔底物620中に存在するCLを回収することができる。この回収されたCLを高沸点物質除去塔600に送り込むことができる。
この方法を工業規模で運用する場合、相当量の水が水蒸気440および500になる。この方法の経済効率を向上させるために、これらの流を合わせて、適切に処理し、反応器260に戻して再利用することができる。
この実施例は、本発明の方法の第1の実施形態を示す。
約50重量%のACNおよび50重量%の水を含む溶液を蒸発させ、次いで脱水触媒(アルミナ)を用いて気相中300℃、大気圧で反応させた。溶液を製造するために使用したACN中に存在するTHA量は、ガスクロマトグラフ分析で決定して1800ppmであった。反応器を出ていく有機生成物は、無水ベースで、1.25重量%の未反応のACN、700ppmのTHA、および残りは実質的にカプロラクタムを含んでいた。他のいくつかの微量不純物も、化学量論量のアンモニア反応生成物、および非転換水とともに存在した。このデータは、反応工程でTHAが消費されて、不特定生成物が形成されることを示唆している。次いで、気相生成物を冷却して、アンモニアで飽和されたる水性カプロラクタム溶液を生成した。
水性カプロラクタム溶液を大気圧、145℃で、単段蒸留器中でフラッシュして、アンモニアおよび大部分の水を除去した。残留材料を再び単段蒸留器で圧力120トール(16kPa)、145℃でフラッシュして、追加の水を除去した。
次に、1.4リットルの溶融カプロラクタムを、それから4.5フィートのズルツァー(Sulzer)BX(登録商標)メッシュ充填物を収容したバッチ式蒸留器に移した。蒸留器は、頭部圧力10トール(1.3kPa)で操作した。次いで、ACNおよびTHAを塔頂で還流比50:1で蒸留した。4回連続で50mLの蒸留カットを塔頂で取り出して、THAおよびACNを除去した。留出液カットのガスクロマトグラフ分析結果は、以下の通りである。
Figure 0004961209
これらのデータは、THAもACNも蒸留によってカプロラクタムから十分に除去されていることを示唆している。
上記のカット#4を取り出した後、還流比を1:1に低減し、生成物であるカプロラクタムを塔頂で蒸留した。全量850mLの精製カプロラクタム生成物を回収したが、ガスクロマトグラフィーで検出可能な量のTHAもACNも含まれていなかった。バッチ式蒸留器に仕込んだ初期の材料中の高沸点物質は、釜残渣中に残ったままであった。
この実施例は、THAを蒸留によってカプロラクタムから容易に除去できることを示している。この実施例は、カプロラクタム合成のために500ppmを超えるレベルのTHAを含有するACNを利用し、残渣THAをカプロラクタム生成物から除去することが可能であることを実証している。
この実施例は、バッチ式で行っているが、所望の分離は、カプロラクタム回収の改善が期待されるはずの一連の連続塔で実施できることも示している。
本発明の方法の代替実施形態を示す流れ図である。 本発明の方法の代替実施形態を示す流れ図である。

Claims (2)

  1. アジポニトリルの部分水素化によって得られる不純な6−アミノカプロニトリル(ACN)からカプロラクタム(CL)を製造する方法であって、前記不純な6−アミノカプロニトリルがACNと、最低500ppmのテトラヒドロアゼピンおよびその誘導体(THA)との両方を含むものであり
    (1)前記不純なACNと水との両方が気相中にある状態で、ACNとTHAとの両方を含む前記不純なACNを、脱水触媒の存在下で高温で前記水と接触させて、CL、アンモニア、水、ACN、およびTHAを含む気相反応生成物を生成する工程と、
    (2)前記アンモニア、および前記水の大部分を前記気相反応生成物から分離して、未反応ACN、未反応THA、CLおよび少量の前記水を含む溶液を生成し、次いで前記水を前記溶液から分離して、CL、ACN、およびTHAを含む溶融物を生成する工程と、
    (3)前記溶融物を低沸点物質除去蒸留塔に導入し、前記THAと前記ACNとの両方の大部分を留出液として除去し、CL、高沸点物質、および多くとも前記THAと前記ACNとの両方の少量部分を塔底物として除去する工程と、
    (4)前記塔底物を高沸点物質除去蒸留塔に導入し、CL、および多くとも少量部分の高沸点物質を留出液生成物として除去し、前記高沸点物質の大部分を塔底物として除去する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 工程(2)において、前記気相反応生成物を部分凝縮することによって前記アンモニア、および前記水の大部分を前記気相反応生成物から分離し、アンモニア、および水を含む蒸気流、ならびに水、CL、未反応のACN、およびTHAを含む液化流を生成し、前記蒸気流を蒸留塔の所定の段階に導入し、前記液体流を前記蒸留塔の所定の段階より低い段階に導入し、塔底物として、未反応ACN、未反応THA、CL、および少量部分の水を含む溶液を取り出すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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