JP4959219B2 - Rfid印字用紙用プリンター用rfid印字用紙 - Google Patents

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本発明はRFID印字用紙にかかるもので、とくに非接触で情報の読取りや読書きを行うとともに、印字を可能としたRFID印字用紙に関するものである。
従来から、RFID(Radio Frequency Identification)技術による、非接触で情報の読取りや読書きを行うための各種のRFID情報媒体は、所定の表面積を有する、たとえば平面状の用紙本体と、この用紙本体に設けた平面状のアンテナと、このアンテナに接続しているとともに所定の情報を記憶したICチップと、を有するとともに、外部のリーダーライターによって上記情報の読取りや書込みを可能としている。
このようなRFID情報媒体は、単葉の形態として使用される場合以外に、これを連続帯状のラベルや下げ札などの形態を有するRFID印字用紙として任意の形態のプリンターに装填して使用する場合もある。
プリンターに帯状のRFID印字用紙を装填して、その移送路上にこれを移送するとともに、印字部において印字を行い、かつ、読取り書込み部におけるデータの読取りあるいは書込みを行うためには、読取り書込み部におけるリーダーライター部分の近傍位置にRFID印字用紙がデータ交信可能な位置に至ったことを検出する必要があるが、従来は、RFID印字用紙の位置検出のみにより、リーダーライターとRFID印字用紙のアンテナとの位置合せを行うようにしていたため、種々の問題が生じている。
図7ないし図10にもとづき概説する。
図7は、従来の帯状のRFID印字用紙1の平面図、図8は、同、裏面図、図9は、図7のIX−IX線断面図である。ただし図9では、構造を明示するために厚さ方向を極端に誇張して描いてある。
RFID印字用紙1は、用紙本体として、帯状の台紙2および複数枚のRFIDラベル3を有し、さらにRFIDインレット4(とくに図7、図9を参照)を有している。
台紙2は、その表面側に剥離剤を塗布してRFIDラベル3を仮着可能とするとともに、その裏面のたとえば幅方向両端部に黒塗りの状態で用紙検出マーク5をあらかじめ印刷してある。
RFIDラベル3は、任意の紙材料あるいは樹脂材料によりこれを構成したもので、その表面側に必要な印字を可能としているとともに、その裏面側に粘着剤層6を有し、さらに、その内部に挟持した形態でRFIDインレット4を有している。なお、RFIDインレット4は、RFIDラベル3と粘着剤層6との間にこれを設けることもできる。
RFIDインレット4は、樹脂製の保護シート7と、保護シート7に収容したアンテナ8およびICチップ9と、を有する。
アンテナ8およびICチップ9は、保護シート7内に収容可能な樹脂フィルム10に各種作成手法によりこれを形成している。
アンテナ8は、RFIDラベル3の所定面積を覆う平面状を呈しており、このアンテナ8が広がる所定面積部分の領域を、たとえば矩形状のアンテナ領域11とする。
したがって、RFID印字用紙1(RFIDラベル3)は、その表面側から外部のリーダーライター20(図10)が発する制御電波をRFIDインレット4(アンテナ8)が受信し、ICチップ9からの情報の読取りやICチップ9への書込みを可能としている。
図10は、RFID印字用紙1を装填するラベルプリンターたとえばサーマルラベルプリンター12の概略側面図であって、サーマルプリンター12は、ラベル供給部13と、移送路14と、ラベル検出部15(用紙検出部)と、読取り書込み部16と、印字部17と、プリンター制御部18と、を有する。
ラベル供給部13は、帯状のRFID印字用紙1をロール状に保持するとともに、移送路14に帯状に繰り出し可能とする。
ラベル検出部15は、用紙検出センサー19を有し、台紙2の用紙検出マーク5を検出することにより、RFID印字用紙1(RFIDラベル3)の読取り書込み部16および印字部17に対する相対位置を検出可能とする。
用紙検出センサー19は、反射型あるいは透過型など任意の検出方式を採用したセンサーであって、図示の例では、用紙検出マーク5を検出可能な反射型のものを採用している。
読取り書込み部16は、リーダーライター20を有し、リーダーライター20はRFIDアンテナ21およびRFID制御部22を有しており、RFIDアンテナ21がRFIDラベル3におけるRFIDインレット4のアンテナ8との間で、データの送受信を行う。
ただし、RFIDアンテナ21とアンテナ8とは、その相対位置関係を適正に保持した状態でデータの送受信を行う必要があり、一般的には、互いに平行で、かつ近接しているほど交信効率は良好である。
印字部17は、サーマルヘッド23およびプラテンローラー24を有し、この間にRFID印字用紙1を挟持し、プラテンローラー24の回転駆動により、RFID印字用紙1をRFIDラベル3上に移送するとともに、ICチップ9のデータに関連した所定の内容をサーマルヘッド23により印字可能とする。
プリンター制御部18は、上述のラベル検出部15、読取り書込み部16および印字部17を制御する。
こうした構成のRFID印字用紙1およびサーマルプリンター12において、RFID印字用紙1の移送にともなってラベル検出部15の用紙検出センサー19がRFID印字用紙1(台紙2)の用紙検出マーク5を検出し、読取り書込み部16におけるリーダーライター20によるデータ読取り書込みのタイミング、および印字部17における印字のタイミングを制御可能としている。
しかしながら、RFIDラベル3におけるRFIDインレット4(アンテナ8)の大きさや取付け位置には各種のRFID印字用紙1によって異なる場合があり、読取り書込み部16におけるRFIDアンテナ21との間に適正な交信特性を確保するためには、RFIDインレット4とRFIDアンテナ21との間の位置合わせに支障が生ずるという問題がある。
たとえば、RFIDインレット4が組み込まれている領域(より厳密には、アンテナ領域11)にはできれば印字部17におけるサーマルヘッド23およびプラテンローラー24の押圧力を極端にかけることは避けたいので、このアンテナ領域11を避けてRFIDラベル3上の印字デザインを設計する必要がある。
ただし、このアンテナ領域11を避けずに印字が可能としても、RFIDインレット4の大きさが異なる場合には、このRFIDインレット4をRFIDラベル3のどの位置に組み込めばよいのかを明示するラベル仕様書をいちいち作成する必要があり、面倒であるという問題がある。
さらに、サーマルプリンター12についても、RFIDラベル3のどの領域にRFIDインレット4があるのかによって、RFIDアンテナ21との適正位置を演算により確認した上でデータの読取り書込みを行う必要があり、RFIDインレット4の大きさや位置に応じてプリンター制御部18内部の位置検出用制御ソフトをその都度変更する必要があるという問題がある。
このような問題を解消するためには、RFIDラベル3におけるRFIDインレット4の位置をあらかじめ固定しておけばよいが、RFID印字用紙1の仕様すなわちRFIDインレット4の大きさや位置が異なる仕様について専用のサーマルプリンター12を準備しておくことになり、現実的ではないという問題がある。
特開2006−4150号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、用紙本体のサイズやRFIDインレットのサイズなどにより、RFIDインレットの挟み込み位置を必ずしも固定しなくてもよいRFID印字用紙を提供することを課題とする。
また本発明は、RFIDラベルなどの用紙本体のRFIDインレットと読取り書込み部のRFIDアンテナとの間に最適な交信特性を簡単に得ることができるRFID印字用紙を提供することを課題とする。
また本発明は、RFID印字用紙のどの位置にどのような大きさのRFIDインレットが組み込まれていてもこのRFIDインレットを簡単に検出可能としたRFID印字用紙を提供することを課題とする。
また本発明は、RFID印字用紙の長さ方向および幅方向のどの位置にどのような大きさのRFIDインレットが組み込まれていてもこのRFIDインレットを簡単に検出可能としたRFID印字用紙を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、RFID印字用紙においてRFIDインレットが組み込まれている二次元的な位置をRFIDラベルなどの用紙本体自体の裏面にマークしておき、これを検出可能とすることに着目したもので、所定の表面積を有する用紙本体と、この用紙本体に設けたアンテナと、このアンテナに接続しているとともに所定の情報を記憶したICチップと、を有し、リーダーライターによりこのICチップとの間において少なくとも前記情報の読取りを可能とするとともに、前記用紙本体の表面に前記情報に関連した内容を印字可能としたRFID印字用紙用プリンター用RFID印字用紙であって、記用紙本体における前記アンテナの位置に対応して前記用紙本体の裏面に設けたアンテナ指示マーは、前記アンテナが広がるアンテナ領域の幅方向の中心部に位置し、記アンテナ領域の前記用紙本体における長さ方向の長さ分および前記アンテナ領域の幅方向の中心線の左右に前記アンテナ領域の幅を超えない所定幅であることを特徴とするRFID印字用紙用プリンター用RFID印字用紙である。

上記用紙本体の裏面に、上記アンテナ指示マークとは異なる部位に上記用紙本体の位置を検出可能とする用紙検出マークを設けることができる。
上記アンテナ指示マークは、上記用紙本体において上記アンテナが広がるアンテナ領域の長さ方向および幅方向を指示可能とすることができる。
上記アンテナ指示マークは、上記用紙本体において上記アンテナが広がるアンテナ領域の長さ方向に伸びていることができる。
上記アンテナ指示マークは、上記用紙本体において上記アンテナが広がるアンテナ領域の幅方向に伸びていることができる。
上記アンテナ指示マークは、上記用紙本体において上記アンテナが広がるアンテナ領域の幅方向の中心部に位置してこれを設けることができる。
上記アンテナ指示マークは、上記リーダーライターによる上記情報の読み取りを最大効率にする位置にこれを設けることができる。
上記用紙本体は、台紙および粘着剤層を有するRFIDラベルはもちろん、台紙や粘着剤層を持たないタグ(下げ札)、その他任意の形態の用紙本体とすることができる。
本発明によるRFID印字用紙においては、RFIDインレットが組み込まれている二次元的な位置をRFIDラベルの台紙あるいは用紙本体自体の裏面にアンテナ指示マークとしてあらかじめ形成しておくようにしたので、アンテナが広がるアンテナ領域の長さ方向および幅方向にわたって、その位置検出が可能となり、RFIDラベルにおけるRFIDインレット(アンテナ)の位置や大きさが異なっても、そのRFIDインレットの位置を直接検出することが可能となって、読取り書込み部におけるRFIDアンテナとの間の交信特性を適正に維持可能であるとともに、ラベル仕様の変更作業も容易となる。
本発明は、RFID印字用紙のアンテナ専用にアンテナ指示マークを設けるようにしたので、RFID印字用紙におけるアンテナの位置を直接検出可能としたRFID印字用紙を実現した。
つぎに本発明の実施例によるRFID印字用紙30を図1ないし図6にもとづき説明する。ただし、図7ないし図10と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、帯状のRFID印字用紙30の平面図、図2は、同、裏面図、図3は、図1のIII−III線断面図である。
RFID印字用紙30は、前述のRFID印字用紙1(図7)と同様に、帯状の台紙2と、複数枚のRFIDラベル3と、RFIDインレット4と、を有し、さらに、台紙2の裏面に用紙検出マーク5とともにアンテナ指示マーク31をあらかじめ印刷してある。
アンテナ指示マーク31は、RFIDラベル3すなわち用紙本体の裏面(台紙2の裏面)に、RFIDインレット4のアンテナ8の二次元的な位置に対応しているものであって、用紙検出マーク5と同様の黒塗りの領域をあらかじめ印刷してある。
ただし、アンテナ指示マーク31は、用紙検出マーク5とは異なる部位にこれを設けているもので、RFIDラベル3においてアンテナ8が広がる矩形状のアンテナ領域11の長さ方向および幅方向を直接指示可能とするように、アンテナ領域11に対応するその裏面側に位置している。なお、アンテナ支持マーク31は、少なくともアンテナ領域11を示していればよく、アンテナ領域11より大きな領域を占めるRFIDインレット4全体を示すようにこれを形成することもできる。
換言すれば、アンテナ指示マーク31は、前記リーダーライター20(図10)によるICチップ9からの情報の読取りやICチップ9への情報の書込みを最大効率にする位置にこれを設けることが望ましい。
すなわち、アンテナ指示マーク31は、アンテナ8が広がるアンテナ領域11の長さ方向(RFIDラベル3の移送方向)にアンテナ領域11の長さ分だけ伸びているとともに、アンテナ領域11の幅方向にも伸びており、アンテナ領域11の幅方向の中心部に位置してこれを設けている。具体的には、アンテナ領域11の幅方向の中心線11Cの左右にたとえば2mm、計4mmの幅でこれを形成している。
図4は、RFID印字用紙30を装填して印字およびデータの読取り書込みを行うためのRFID印字用紙用プリンター(サーマルプリンター32)の概略側面図であって、サーマルプリンター32は、前述のサーマルプリンター12(図10)と同様に、ラベル供給部13と、移送路14と、用紙検出部15と、読取り書込み部16と、印字部17と、プリンター制御部18と、を有するとともに、読取り書込み部16に関連してアンテナ検出部33を有する。
すなわち、読取り書込み部16は、アンテナ検出部33と一体的なものであって、RFID印字用紙30の移送路14におけるほぼ同一位置の表面側および裏面側にそれぞれ設けてある。換言すれば、アンテナ検出部33は、読取り書込み部16のリーダーライター20による情報の読み取りを最大効率にする位置にこれを設けている。
アンテナ検出部33は、アンテナ検出センサー34を有し、用紙検出センサー19が用紙検出マーク5を検出すると同様に、このアンテナ検出センサー34がRFID印字用紙30のアンテナ指示マーク31を検出可能な位置にアンテナ検出センサー34を設けている。
とくに、アンテナ検出部33は、RFIDラベル3においてアンテナ8が広がるアンテナ領域11すなわち、アンテナ領域11のRFIDラベル3における長さ方向および幅方向の位置を検出可能である。
このアンテナ検出センサー34によるアンテナ支持マーク31の検出と同時に読取り書込み部16によるデータの送受信が可能なように、この読取り書込み部16の前記リーダーライター20を配置してある。
なお、アンテナ検出センサー34は、RFIDラベル3におけるアンテナ指示マーク31の位置に応じて、移送路14の幅方向に手動あるいは自動的に任意の位置にこれを移動調節してセット可能とする。
図5は、RFIDラベル3(RFIDインレット4)と読取り書込み部16(リーダーライター20)およびアンテナ検出センサー34との相対位置関係を示す概略側面図であって、図5(1)は交信開始可能状態を示し、図5(2)は交信中の状態を示し、図5(3)は交信不可状態を示し、図6は、RFIDインレット4によるRFIDインレット4における電磁誘導作用の時間経過を示すグラフである。
図6に示すように、RFIDインレット4のアンテナ8が読取り書込み部16におけるRFIDアンテナ21からの電磁エネルギーを受けてからのチャージ時間は、たとえば50ms程度であり、また応答時間は20ms程度である。すなわち、読取り時間として実際にかかる時間は70ms程度であり、また、書込み時間はその内容量にもよるがたとえば309ms程度である。
一方、用紙検出センサー19による用紙検出マーク5の検出時間、およびアンテナ検出センサー34によるアンテナ指示マーク31の検出時間は、40〜100μsであって、用紙検出センサー19およびアンテナ検出センサー34による検出時間の方がリーダーライター20による読取り時間および書込み時間よりはるかに早いことが知られている。
したがって、図5に示すように、移送路14上を移送されてくるRFIDラベル3が読取り書込み部16の部分にさしかかったところで、アンテナ検出センサー34がアンテナ指示マーク31の先端部を検出することにより、図5(1)に示すように、リーダーライター20のRFIDアンテナ21がRFIDインレット4のアンテナ8との間で交信を開始可能な状態となったことをただちに認識することができる。
図5(2)に示すように、アンテナ検出センサー34がアンテナ指示マーク31を検出しつづけている間すなわち、図5(3)に至るまでは、リーダーライター20とRFIDインレット4との間での交信が可能な状態を維持している。すなわち、この交信可能状態にある間に、RFIDインレット4のICチップ9からのデータを読取り、必要であればICチップ9にデータを書き込むことができる。
すなわちリーダーライター20は、アンテナ検出部33(アンテナ検出センサー34)がアンテナ8を検出してから検出が終了するまでの間においてICチップ9との間のデータ交信を可能とする。
具体的には、たとえば、RFIDアンテナ21の交信可能な領域になったときに、RFIDラベル3の移送を一時的に停止し、あるいは移送速度を一定のレベルに低下させ、この交信可能状態の間に、RFIDラベル3の移送速度を制御しつつ、適正なデータの送受信を行ってデータの読取りあるいは書込みを行う。
また、用紙検出センサー19による用紙検出マーク5の検出により、印字部17に対するRFIDラベル3の位置検出を行い、印字部17におけるRFIDラベル3の表面側への印字のタイミングを制御することができる。
かくして、用紙検出センサー19による用紙検出マーク5の検出と、アンテナ検出センサー34によるアンテナ指示マーク31の検出とを分離独立して実行するようにするとともに、アンテナ指示マーク31の長さ方向および幅方向での検出を確実にしたので、アンテナ指示マーク31(アンテナ8)の位置を確実に検出して、すなわち、アンテナ領域11の位置を二次元的に検出可能として、読取り書込み部16とRFIDラベル3との間の交信を適正に実行可能とすることができる。
また、アンテナ指示マーク31の位置を検出してから、このアンテナ指示マーク31が読取り書込み部16の部分から交信不可状態へと外れるまでの間はデータの読取りおよび書込みが可能であるため、図10に示したサーマルプリンター12の場合のように、移送路14上のRFIDラベル3(RFIDインレット4)の位置によってはRFID印字用紙1全体を一時的に上流側にバックフィードしなければならないようなことはない。
なお、RFIDラベル3におけるRFIDインレット4の二次元的な位置が変更となっても、そのRFIDインレット4の変更位置に応じてアンテナ指示マーク31を台紙2の裏面に印刷しておくことができ、かつ、RFID印字用紙30の幅方向におけるアンテナ検出センサー34の位置を調節することができるので、たとえば図1および図2に示した例とは異なってRFIDラベル3におけるRFIDインレット4が幅方向の端部近傍に位置変更されても、適正にこれを検出することができる。
なおまた、アンテナ検出センサー34としては、RFID印字用紙30の幅方向にわたってCCDなどを一列に並列した構成のセンサー(図示せず)を採用すれば、アンテナ指示マーク31が幅方向に位置変更されてもこれを確実に検出することができる。
さらに本発明においては、アンテナ検出センサー34と読取り書込み部16とが一体であれば、移送路14における用紙検出センサー19とアンテナ検出センサー34との相対位置関係は任意であって、いずれかが上流側に位置していても構わず、サーマルプリンター32の設計の自由度を大きくすることができる。
本発明の実施例によるRFID印字用紙30の平面図である。 同、裏面図である。 同、図1のIII−III線断面図である。 同、RFID印字用紙30を装填して印字およびデータの読取り書込みを行うためのRFID印字用紙用プリンター(サーマルプリンター32)の概略側面図である。 同、RFIDラベル3(RFIDインレット4)と読取り書込み部16(リーダーライター20)およびアンテナ検出センサー34との相対位置関係を示す概略側面図であって、図5(1)は交信開始可能状態を示し、図5(2)は交信中の状態を示し、図5(3)は交信不可状態を示す。 同、RFIDインレット4によるRFIDインレット4における電磁誘導作用の時間経過を示すグラフである。 従来の帯状のRFID印字用紙1の平面図である。 同、裏面図である。 同、図7のIX−IX線断面図である。 同、RFID印字用紙1を装填するラベルプリンターたとえばサーマルラベルプリンター12の概略側面図である。
符号の説明
1 RFID印字用紙(従来、図7)
2 台紙(用紙本体)
3 RFIDラベル(用紙本体)
4 RFIDインレット
5 用紙検出マーク
6 粘着剤層
7 保護シート
8 アンテナ
9 ICチップ
10 樹脂フィルム
11 アンテナ領域
11C アンテナ領域11の中心線(図2)
12 サーマルプリンター
13 ラベル供給部
14 移送路
15 ラベル検出部(用紙検出部)
16 読取り書込み部
17 印字部
18 プリンター制御部
19 用紙検出センサー
20 リーダーライター
21 RFIDアンテナ
22 RFID制御部
23 サーマルヘッド
24 プラテンローラー
30 RFID印字用紙(実施例、図1、図2、図3)
31 アンテナ指示マーク
32 サーマルプリンター(RFID印字用紙用プリンター、図4)
33 アンテナ検出部
34 アンテナ検出センサー

Claims (2)

  1. 所定の表面積を有する用紙本体と、この用紙本体に設けたアンテナと、このアンテナに接続しているとともに所定の情報を記憶したICチップと、を有し、リーダーライターによりこのICチップとの間において少なくとも前記情報の読取りを可能とするとともに、前記用紙本体の表面に前記情報に関連した内容を印字可能としたRFID印字用紙用プリンター用RFID印字用紙であって、
    記用紙本体における前記アンテナの位置に対応して前記用紙本体の裏面に設けたアンテナ指示マーは、前記アンテナが広がるアンテナ領域の幅方向の中心部に位置し、記アンテナ領域の前記用紙本体における長さ方向の長さ分および前記アンテナ領域の幅方向の中心線の左右に前記アンテナ領域の幅を超えない所定幅であることを特徴とするRFID印字用紙用プリンター用RFID印字用紙。
  2. 前記用紙本体の裏面に、前記アンテナ指示マークとは異なる部位に前記用紙本体の位置を検出可能とする用紙検出マークを設けたことを特徴とする請求項1記載のRFID印字用紙用プリンター用RFID印字用紙。
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