JP4835987B2 - タグテープ、無線タグラベル、タグテープロール製造装置 - Google Patents

タグテープ、無線タグラベル、タグテープロール製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、外部と情報送受信可能な無線タグ回路素子を備えた無線タグラベルを作成する際に用いるタグテープ、及びこれを用いた無線タグラベル、並びにタグテープロールを製造するタグテープロール製造装置に関する。
情報を記憶する無線タグ回路素子に対し非接触(コイルを用いる電磁結合方式、電磁誘導方式、あるいは電波方式等)で情報の送受信を行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。例えばラベル状の無線タグに備えられた無線タグ回路素子は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されて情報の送受信を行うアンテナとを備えており、無線タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりIC回路部の無線タグ情報に対してアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、商品管理や検査工程等の様々な分野において実用が進められている。
このような無線タグは、通常、ラベル状の素材上に無線タグ回路素子を設けて形成され、この無線タグラベルが対象物品に貼り付けられることが多い。ラベル上に設けられた無線タグ回路素子の形状の一例としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この従来技術では、1つのIC回路部の両側に略長方形状の2つのアンテナを設け、これら2つのアンテナを略長方形状の2つの接続端子でそれぞれ上記IC回路部に接合している。そして、IC回路部と、接続端子と、各アンテナの接続端子との接合部を保護フィルムで略覆っている。
一方、上記無線タグ回路素子に対し情報の送受信を行い無線タグラベルの作成を行うタグラベル作成装置としては、例えば特許文献2に記載のものが知られている。この従来技術では、無線タグ回路素子(ICチップ)をテープ長手方向に略等間隔に配置したタグテープ(帯状のテープ)が供給スプールのまわりにロール形状に巻回されている。このタグテープは、供給スプールの径方向外側より順番に、当該タグテープを上記被印字テープ層に貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層(第2粘着剤層)、テープ基材層(基材)、作成されたタグラベルを貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層、及びタグラベル貼り付け時に剥離される剥離材層を含む複数層の積層構造から構成されており、上記無線タグ回路素子が上記テープ基材層と貼り付け用粘着剤層との間に設けられている。
このような構成であるタグテープが上記供給スプールまわりのロールから供給され、上記貼り合わせ用粘着剤層を介して所望の印字が行われた被印字テープ層(ラミネートテープ)と接着されることにより、印字済みタグラベル用テープが形成される。そして、この印字済みタグラベル用テープに備えられた無線タグ回路素子に対し無線タグ情報の書き込みを行うとともに、上記印字済みタグラベル用テープを所望の長さに切断することにより、印字付きの無線タグラベルが連続的に生成される。このようにして生成された無線タグラベルを使用する際には、上記剥離材層を剥がすことにより貼り付け用粘着剤層を露出させ、その粘着力でラベル全体を貼り付け対象に貼り付けるようになっている。
特開2003−44817号公報 特開2004−333651号公報
上記特許文献2記載の従来技術のようにタグテープを構成してロール形状とする場合、前述の積層構造が厚くなりテープ全体の層厚が大きくなると、ロール形状に巻回させている状態で内外周差によってしわが生じやすくなる等の弊害が発生する。これを回避するために、上記特許文献1記載の従来技術のように、例えば印刷等によりアンテナをテープ基材層に一体的に設けるとともに、そのテープ基材層に一体的に設けたアンテナに対しIC回路部を接合する構造が考えられる。しかしながらこの場合、上記積層構造を構成する粘着剤層の粘着剤がアンテナやアンテナとIC回路部との接合部に悪影響を与え、通信性能や耐久性が低下するおそれがあった。
本発明の目的は、テープ全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保できるタグテープ、無線タグラベル、及びタグテープロール製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、該アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記複数の無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される複数の印字領域を備えた被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、この貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り合わせ用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第1保護層と、前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第2保護層とを有することを特徴とする。
本願第1発明のタグテープにおいては、アンテナ及びIC回路部を含む無線タグ回路素子を備えたテープ基材層のテープ厚み方向一方側に貼り付け用粘着剤層を設け、これを剥離材層で覆う構造とし、さらにテープ基材層のテープ厚み方向他方側に、被印字テープ層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層を設ける。これにより、貼り付け用粘着剤層で貼り付け可能な多層構造の印字つきのタグラベル用のテープを構成することができる。
そしてこのとき、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面にアンテナを所定間隔で一体的に形成するとともに、それらアンテナにIC回路部を接合する。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、テープ全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するように貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に第2保護層を設けることにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また貼り合わせ用粘着剤層とテープ基材層との間に第1保護層を設けることにより、上記同様、貼り合わせ用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、テープ全体の層厚の低減を図りつつアンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
上記目的を達成するために、第2の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第4保護層とを有することを特徴とする。
本願第2発明のタグテープにおいては、アンテナ及びIC回路部を含む無線タグ回路素子を備えたテープ基材層のテープ厚み方向一方側に貼り付け用粘着剤層を設け、これを剥離材層で覆う構造とし、さらにテープ基材層のテープ厚み方向他方側に被印字材料(熱により発色し印字形成可能な感熱材料、インクリボンからの熱転写により印字形成可能な被転写材料、インクを塗布することで印字形成可能な受像材料)により構成された被印字層(感熱層、被転写層、受像層)を設ける。これにより、貼り付け用粘着剤層で貼り付け可能な多層構造の印字形成可能なタグラベル用のテープを構成することができる。
そしてこのとき、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面にアンテナを所定間隔で一体的に形成するとともに、それらアンテナにIC回路部を接合する。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、テープ全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するように貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に第4保護層を設けることにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また被印字層とテープ基材層との間に第3保護層を設けることにより、被印字材料によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、テープ全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記アンテナは、印刷によって前記テープ基材層の前記一方側の面に形成されていることを特徴とする。
テープ基材層に対し印刷によってアンテナを一体形成することにより、確実にテープ全体の層厚の低減を図ることができる。
第4発明は、上記第1乃至第3発明のいずれかにおいて、前記第1保護層、前記第2保護層、前記第3保護層、前記第4保護層のいずれかは、前記テープ基材層に対して熱圧着により固定されていることを特徴とする。
保護層とテープ基材層とを熱圧着で固定することにより、テープ基材層、2つの保護層、少なくとも1つの粘着剤層、及び剥離材層を含む多層構造のタグテープを確実に実現することができる。
第5発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記第1保護層、前記第2保護層、前記第3保護層、前記第4保護層のいずれかを、樹脂系材料により構成したことを特徴とする。
保護層を、ポリエチレン、ポリアミド、ナイロン等の樹脂系材料で構成することにより、コスト高を招くことなく、アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
第6発明は、上記第1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記第2保護層、第4保護層のいずれかは、前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤に含まれる溶剤成分の浸透を防止する材料で構成されていることを特徴とする。
これにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤の溶剤成分によるアンテナとIC回路部との接合部への浸透を確実に防止し、その耐久性が低下するのを防止できる。
第7発明は、上記第1乃至第6の発明のいずれかにおいて、前記貼り付け用粘着剤層は、溶剤成分を含まない粘着剤を備えていることを特徴とする。
貼り付け用粘着剤層の粘着剤を溶剤成分を含まないものとすることにより、アンテナとIC回路部との接合部への溶剤による悪影響をなくすことができる。
第8発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記第1保護層、第3保護層のいずれかを光透過性の材料で構成したことを特徴とする。
これにより、タグテープの表側から見たときにユーザからテープ基材が透けて見えるので、テープ基材層による意匠性を阻害しないようにすることができる。
第9発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記第1保護層、第3保護層のいずれかを非光透過性の着色材料で構成したことを特徴とする。
これにより、保護層自体に意匠性を持たせることでタグテープの表側から見たときに当該意匠をユーザに見せることができる。
第10発明は、上記第1乃至第9発明のいずれかにおいて、前記アンテナと、前記IC回路部とを、異方性導電性接着剤で接合したことを特徴とする。
保護層の機能により、アンテナとIC回路部との接合部を構成する異方性導電性接着剤の劣化を防止し、耐久性を向上することができる。
上記目的を達成するために、第11の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面に一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される印字領域を備えた被印字テープ層と、この被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、この貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り合わせ用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第1保護層と、前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第2保護層とを有することを特徴とする。
本願第11発明の無線タグラベルにおいては、アンテナ及びIC回路部を含む無線タグ回路素子を備えたテープ基材層のテープ厚み方向一方側に貼り付け用粘着剤層を設け、これを剥離材層で覆う構造とし、さらにテープ基材層のテープ厚み方向他方側に、貼り合わせ用粘着剤層を介し被印字テープ層を貼り合わせる。これにより、貼り付け用粘着剤層で貼り付け可能な多層構造の印字つきの無線タグラベルを構成することができる。
そしてこのとき、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面にアンテナを一体的に形成するとともに、それらアンテナのテープ厚み方向一方側にIC回路部を接合する。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、ラベル全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するように貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に第2保護層を設けることにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また貼り合わせ用粘着剤層とテープ基材層との間に第1保護層を設けることにより、上記同様、貼り合わせ用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、ラベル全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
上記目的達成するために、第12の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面に一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第4保護層とを有することを特徴とする。
本願第12発明の無線タグラベルにおいては、アンテナ及びIC回路部を含む無線タグ回路素子を備えたテープ基材層のテープ厚み方向一方側に貼り付け用粘着剤層を設け、これを剥離材層で覆う構造とし、さらにテープ基材層のテープ厚み方向他方側に、被印字材料(熱により発色し印字形成可能な感熱材料、インクリボンからの熱転写により印字形成可能な被転写材料、インクを塗布することで印字形成可能な受像材料)により構成された被印字層(感熱層、被転写層、受像層)を設ける。これにより、貼り付け用粘着剤層で貼り付け可能な多層構造の印字つきの無線タグラベルを構成することができる。
そしてこのとき、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面にアンテナを一体的に形成するとともに、それらアンテナにIC回路部を接合する。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、ラベル全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するように貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に第4保護層を設けることにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また被印字層とテープ基材層との間に第3保護層を設けることにより、被印字材料によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、ラベル全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
上記目的を達成するために、第13の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記複数の無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される複数の印字領域を備えた被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第1保護層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第2保護層とを有する第1テープを供給する第1供給手段と、前記テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層とを有する第2テープを供給する第2供給手段と、前記第1供給手段から繰り出された前記第1テープと前記第2供給手段から繰り出された前記第2テープとを貼りあわせ生成したラミネートタグテープを巻き取り、タグテープロールとするラミネート巻取手段とを有することを特徴とする。
本願第13発明においては、第1供給手段から第1テープが供給される一方、第2供給手段から第2テープが供給され、第1テープと第2テープとが貼りあわされてラミネートタグテープが生成され、ラミネート巻取手段によって巻き取られてタグテープロールとなる。
このとき、上記のようにして構成されたタグテープでは、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面においてアンテナを所定間隔で一体的に形成されており、またそれらアンテナにIC回路部が接合されている。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、テープ全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するように貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に第2保護層を設けることにより、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また貼り合わせ用粘着剤層とテープ基材層との間に第1保護層を設けることにより、上記同様、貼り合わせ用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、テープ全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
上記目的を達成するために、第14発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第4保護層とを有する第3テープを供給する第3供給手段と、前記テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層とを有する第4テープを供給する第4供給手段と、前記第3供給手段から繰り出された前記第3テープと前記第4供給手段から繰り出された前記第4テープとを貼りあわせ生成した被印字タグテープを巻き取り、タグテープロールとする被印字巻取手段とを有することを特徴とする。
本願第14発明においては、第3供給手段から第3テープが供給される一方、第4供給手段から第4テープが供給され、第3テープと第4テープとが貼りあわされて被印字タグテープが生成され、被印字巻取手段によって巻き取られてタグテープロールとなる。
このとき、上記のようにして構成されたタグテープでは、テープ基材層のテープ厚み方向一方側の面においてアンテナを所定間隔で一体的に形成されており、またそれらアンテナにIC回路部が接合されている。このようにアンテナをテープ基材層に一体化することにより、テープ全体の層厚の低減を図ることができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナとIC回路部を内包し保護するための第4保護層が貼り付け用粘着剤層とテープ基材層との間に配設されることとなるので、貼り付け用粘着剤層の粘着剤によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。また被印字層とテープ基材層との間に第3保護層が設けられていることにより、被印字材料によって上記アンテナやアンテナとIC回路部との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
以上のようにして、テープ全体の層厚の低減を図りつつアンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。この結果、しわの発生の抑制や工程数低減による製造コスト低減を図ることができる。
本発明によれば、テープ全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナやアンテナとIC回路部との接続部の耐久性を確保することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、上記本実施形態によるタグテープを巻回したタグテープロールを製造するためのタグテープロール製造装置の全体概略構造を表す概念図である。図1において、このタグテープロール製造装置は、第1テープ200B(詳細構造は後述)と第2テープ200A(詳細構造は後述)とを貼り合わせることで基材テープ210(ラミネートタグテープ、タグテープ)を作成し、この基材テープ210を巻回して基材テープロール215(タグテープロール)を製造するようになっている。
すなわち、タグテープロール製造装置は、上記第1テープ200Bが巻回された第1テープロール213と、この第1テープロール213を駆動する第1テープ軸駆動モータ214と、上記第2テープ200Aが巻回された第2テープロール211と、この第2テープロール211を駆動する第2テープ軸駆動モータ212と、上記第1及び第2テープロール213,211から繰り出された第1テープ200B及び第2テープ200Aを貼り合わせたテープのうち、セパレータ209(詳細は後述)を除く他の層からなる上記基材テープ210をリール部材215aの外周に沿って巻き取る基材テープロール215(タグテープロール)と、このリール部材215aを駆動する基材テープ軸駆動モータ216と、上記セパレータ209をリール部材217aの外周に沿って巻き取るセパレータロール217と、このリール部材217aを駆動するセパレータ軸駆動モータ218と、上記第1及び第2テープ200B,200Aのテープ搬送経路に沿って上記第1及び第2テープロール213,211と上記基材テープロール215及びセパレータロール217との間に設けられ、上記第1及び第2テープロール213,211から上記第1及び第2テープ200B,200Aを繰り出すためにそれらテープ200B,200Aに駆動力を付与する搬送ローラ219A(駆動側)及び搬送ローラ219B(従動側)と、駆動側搬送ローラ219Aを駆動する搬送ローラ軸駆動モータ220とを有する。
また、このタグテープロール製造装置はさらに、第2テープ200Aのテープ搬送経路に沿って第2テープロール211と搬送ローラ219A,219Bとの間に設けられ、繰り出される第2テープ200Aのテープ搬送方向と交差する(この例では直交)交差方向に進退可能に設けた第1ダンサローラ221と、上記第2テープ200Aに基づき生成された基材テープ210のテープ搬送経路に沿って搬送ローラ219A,219Bと基材テープロール215との間に設けられ、基材テープ210のテープ搬送方向と交差する(この例では直交)交差方向に進退可能に設けた第2ダンサローラ222と、第1テープ200Bのテープ搬送経路に沿って第1テープロール213と搬送ローラ219A,219Bとの間に設けられ、繰り出される第1テープ200Bのテープ搬送方向と交差する(この例では直交)交差方向に進退可能に設けた第3ダンサローラ223と、上記第1テープ200Bに基づき生成されたセパレータ209のテープ搬送経路に沿って搬送ローラ219A,219Bとセパレータロール217との間に設けられ、セパレータ209のテープ搬送方向と交差する(この例では直交)交差方向に進退可能に設けた第4ダンサローラ224と、上記第1〜第4ダンサローラ221〜224をそれぞれ上記交差方向(この例ではテープ搬送路と直交方向)に進退させるエアシリンダ262A,262B,262C,262Dと、上記第1テープロール213から繰り出された第1テープ200B及び上記第2テープロール211から繰り出された第2テープ200Aを押圧し貼り合わせる貼り合わせローラ225A,225Bとを有する。
また、上記基材テープ210を所定長さに切断するためのカッタ227と、コントローラ230と、搬送ローラ219A,219Bの上記テープ搬送方向下流側に、その搬送経路(図1中水平方向)に臨むように(この例ではテープの図示上側の面に正対するように)設けられ、第2テープ200Aに設けられた基材テープ210の送り位置検知用の識別子(センサマーク)を検出して対応する検出信号をコントローラ230へ入力するフォトセンサ228と、カッタ227の上記基材テープ210の搬送方向上流側に、その搬送経路(図1中水平方向)に臨むように(この例ではテープの図示下側の面に正対するように)設けられ、レーザーにより基材テープ210に図示しないエンドマークを設けるレーザーマーカー271と、上記搬送ローラ219A,219B及びローラ240A(後述)の近傍に設けられ、搬送ローラ219A,219B及び上記セパレータ209を剥離された基材テープ210に生成した静電気を除去する複数の除電ブラシ275とが設けられている。
またさらに、このタグテープロール製造装置は、前述した第2テープ軸駆動モータ212の駆動制御を行う第2テープ駆動回路231と、前述した第2テープ軸駆動モータ214の駆動制御を行う第1テープ駆動回路232と、前述した基材テープ軸駆動モータ216の駆動制御を行う基材テープ駆動回路233と、前述したセパレータ軸駆動モータ218の駆動制御を行うセパレータ駆動回路234と、前述した搬送ローラ軸駆動モータ220の駆動制御を行う搬送ローラ駆動回路235と、上記カッタ227を駆動して切断動作を行わせるソレノイド236と、そのソレノイド236を制御するソレノイド駆動回路237と、上記レーザーマーカー271のレーザーの出力の制御を行うレーザー駆動回路272と、コントローラ230から入力された電気信号に応じた開度に制御される開閉弁(図示せず)を備え、図示しない気体源からの気体を上記電気信号に対応した圧力の作動ガスとしてエアシリンダ262A,262B,262C,262Dへとそれぞれ供給する電気−空気変換手段として機能する電空レギュレータ265A,265B,265C,265Dと、上記電空レギュレータ265A,265B,265C,265Dの上記開閉弁をそれぞれ制御する図示しないレギュレータ駆動回路と、上記ダンサローラ221,222,223,224をその先端部に回転可能に支持し、上記エアシリンダ262A,262B,262C,262Dによって回動支点周りに回動可能なテンションアーム267A,267B,267C,267Dと、この例では上記回動支点近傍に設けられ、上記テンションアーム267A,267B,267C,267Dの角度を検出することで対応するテープ200A,210,200B,209の張力をそれぞれ検出する角度センサ268A,268B,268C,268Dとを有する。
第1テープロール213は、上記第2テープ軸駆動モータ214(第1供給手段)により駆動されるリール部材213a(第1供給手段)の周りに、第1テープ200Bが巻回されている。同様に、第2テープロール211は、上記第2テープ軸駆動モータ212(第2供給手段)により駆動されるリール部材211a(第2供給手段)の周りに、第2テープ200Aが巻回されている。また、基材テープロール215は、リール部材215a(ラミネート巻取手段)が上記基材テープ軸駆動モータ216(ラミネート巻取手段)により駆動されることにより、基材テープ210がその周りに巻回される。同様に、セパレータロール217は、リール部材217aが上記セパレータ軸駆動モータ218により駆動されることにより、セパレータ209がその周りに巻回される。
上記エアシリンダ262A〜Dのそれぞれは、ピストン262aと、シリンダ本体262bとを備えており、シリンダ本体262bに内包されたピストン262aが電空レギュレータ265A〜Dからそれぞれ供給される作動ガスによって進退されることにより、ピストン262aに連結された上記テンションアーム267A〜Dを回動支点まわりに回動させ、これによってダンサローラ221,222,223,224の位置を変化させテープ200A,210,200B,209の張力を制御するようになっている。
なお進退アクチュエータとして、エアシリンダ262に代えてソレノイドの電磁力を用いた直接駆動や、電動モータ(リニアモータ、パルスモータを含む各種モータ)等を用いてもよい。
コントローラ230は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。
上記構成において、主として搬送ローラ219A,219Bの搬送駆動力により、第1テープロール213より繰り出された第1テープ200Bも、ダンサローラ223及びローラ273を経て、貼りあわせローラ225A,225Bへと供給される。同様に、第2テープ200Aが上記第2テープロール211より繰り出され、ダンサローラ221を経て、貼りあわせローラ225A,225Bへと供給される。そして、貼り合わせローラ225A,225Bにより無線タグ回路素子Toが備えられた第1テープ200B及び第2テープ200Aが貼り合わされる。
このようにして貼り合わされたテープは、搬送ローラ219A,219Bの下流側に位置するローラ240A,240Bにおいて、第1テープ200Bに備えられていたセパレータ層200Beからなるセパレータ209と、それ以外の部分からなる基材テープ210とに分離される。基材テープ210はリール部材215aに巻き取られていき、所定の長さになったらカッタ227によって切断を行う。なおこのとき、カッタ227による切断位置のテープ搬送方向上流側において、レーザーマーカー271で基材テープ210にエンドマークを設ける。一方、セパレータ209は、リール部材217aによって巻き取られ回収される。以上の結果、長手方向に複数の無線タグ回路素子Toが所定の等間隔で順次形成された上記基材テープ210がリール部材215aに巻回され、基材テープロール215が作成される。
図2(a)は、第2テープ200Aの詳細構造を概念的に表す図1中A部の拡大側面図である。第2テープ200Aは、この例では2層構造となっており、第2テープロール211の内側に巻かれる側(図2(a)中上側)よりその反対側(図2(a)中下側)へ向かって、適宜の粘着剤からなる貼り付け用粘着剤層200Aa(タグ用粘着剤層)、剥離材層200Abの順序で積層され構成されている。なお、この剥離材層200Abは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着剤層200Aaにより当該商品等に接着できるようにしたものである。
図2(b)は、第1テープ200Bの詳細構造を概念的に表す図1中B部の拡大側面図である。第1テープ200Bは、この例では5層構造となっており、第1テープロール212の内側に巻かれる側(図2(b)中下側)よりその反対側(図2(b)中上側)へ向かって、保護層(第2保護層)200Baと、テープ基材層200Bbと、保護層(第1保護層)200Bcと、適宜の粘着剤からなる粘着剤層200Bd(貼り合わせ用粘着剤層)と、セパレータ層200Beとをこの順序で積層して構成されている。
テープ基材層200Bbは通常のPET基材テープからなり、情報を記憶するIC回路部151と情報の送受信を行うアンテナ152とを備えた無線タグ回路素子Toを設けている。無線タグ回路素子Toのアンテナ152は、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側の面(図2(b)中上側の面)にテープ幅方向に所定間隔で対向する態様で対をなして、テープ長手方向に所定の間隔で例えば印刷により一体的に形成され、アンテナ152の対向部のテープ厚み方向一方側(図2(B)中上側)にIC回路部151が異方性導電性接着剤(ACP又はACF)による接合部153により接合されている。第1及び第2保護層200Bc,200Baは例えばポリエチレン、ポリアミド、ナイロン等の樹脂系(例えばポリアミド系樹脂)材料から形成されており、テープ基材層200Bbのそれぞれの面に熱圧着によって固定されている。テープ基材層200Bbのアンテナ152及びIC回路部151は、この第2保護層200Baによって内包されている。
図3は、上記のようにして作成された基材テープ210の詳細構造を概念的に表す図1中C部の拡大側面図である。基材テープ210は、上記2層構造の第2テープ200Aと無線タグ回路素子Toを備えた5層構造の第1テープ200Bとが貼り合わされて、前述のようにセパレータ層200Be(セパレータ209)がリール部材217aで巻き取られて除去されることで、この例では、リール部材215aの外側に巻かれる側(図3中左側)よりその反対側(図3中右側)へ向かって、上記剥離材層200Abと、貼り付け用粘着剤層200Aaと、第2保護層200Baと、基材テープ層200Bbと、第1保護層200Bcと、貼り合わせ用粘着剤層200Bdとをこの順序で積層した6層構造に構成されている。
すなわち、基材テープ210は、アンテナ151とIC回路部152とを備えた無線タグ回路素子Toをテープ厚み方向の一方側の面に設けたテープ基材層200Bbと、このテープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層200Bbを貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層200Aaと、この貼り付け用粘着剤層200Aaのテープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層200Abと、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向の他方側に設けられ、複数の無線タグ回路素子Toに対応して設けられ所定の印字が施される複数の印字領域を備えた図示しない被印字テープ層に対しテープ基材層200Bbを貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層200Bdと、この貼り合わせ用粘着剤層200Bdとテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ151及びIC回路部152の接合部153を貼り合わせ用粘着剤層200Bdの粘着剤から保護するための第1保護層200Bcと、貼り付け用粘着剤層200Aaとテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151を内包し保護するように設けられ、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤から保護するための第2保護層200Baとから構成されている。
図4は、上記コントローラ230で実行される制御手順を表すフローチャートである。
この図4において、まずステップS501において、基材テープ210の上記リール部材215aへの巻き回し作業が完了したかどうかを判定する。この判定は、例えば上記巻き回し作業を終えた操作者により、図示しない操作手段等を介し巻き回し作業が完了した旨の操作信号が入力されたかどうかを判定することにより行われる。巻き回し作業が完了した場合には判定が満たされて次のステップS502に移る。
ステップS502では、図示しない操作手段等を介し入力された基材テープの作成開始の旨の操作信号に応じ、テープ駆動を開始する。すなわち、搬送ローラ駆動回路235に制御信号を出力し、搬送ローラ軸駆動モータ220の駆動力によって第2テープ200A、第1テープ200Bを第2テープロール211及び第1テープロール213から繰り出し駆動させる。なおこのとき併せて、第2及び第1テープ駆動回路231,232と基材テープ駆動回路233及びセパレータ駆動回路234にも制御信号が出力され、第2及び第1テープ軸駆動モータ212,214と基材テープ軸駆動モータ216及びセパレータ軸駆動モータ218も駆動される。これにより、第2テープロール211から第2テープ200Aが繰り出されるとともに第1テープロール213から第1テープ200Bが繰り出されて、貼り合わせローラ225A,225Bで貼り合わされて一体化され、搬送ローラ219A,219B側へと搬送される。
なお、本フロー中には特に記載していないが、上記ステップS502でテープ駆動を開始する際には、第2及び第1テープ軸駆動モータ212,214と基材テープ軸駆動モータ216及びセパレータ軸駆動モータ218のモータ速度を制御すると共に、エアシリンダ262A〜262Dでテンションアーム267A〜267Dを回動させ、角度センサ268A〜268Dで検出したテンションアーム267A〜267Dの角度から算出したテープ搬送時における各テープ200A,200B,209,210の張力が適宜の値となるように張力制御(駆動時テープ張力制御)を行う。なお、この駆動時テープ張力制御は、テープ駆動中において常時行われるようになっている。
次のステップS503では、リール部材215aで巻き取られていく基材テープ210が、所定の巻取終了位置に達したかどうかを判定する。通常の巻取開始直後はこの判定が満たされず、次のステップS504に移る。
次のステップS504では、製造される1巻き分の基材テープロール215に備える無線タグ回路素子Toの最後の分(最後のタグ)が来たかどうかを判定する。1巻き分の基材テープロール215の無線タグ回路素子Toの個数が例えばN=40個ならば、基材テープ210の無線タグ回路素子Toの個数が40個に達したか否かによって判定を行う。この判定は、第2テープ200Aと第1テープ200Bとを貼り合わせた基材テープ210がフォトセンサ282の箇所を通過する際に、第2テープ200Aの剥離材層200Abに設けられた識別子をフォトセンサ282で検出して、識別子の検知数をカウントすることにより判定することができる。判定が満たされない場合はステップS503に戻る。一方、無線タグ回路素子Toの個数がN=40に達した場合には、判定が満たされて次のステップS505に移る。
ステップS505では、基材テープ210に設けられる適宜の長さの余白分(ここには無線タグ回路素子Toが備えられていない)の送りかどうかを判定する。余白の長さとしては、無線タグ回路素子Toを例えば3個分設置するだけの長さが設定される。余白分の送りであれば判定が満たされて、その送りを実行するとともに先のステップS503に戻る。
上記のようにしてステップS503〜ステップS505を繰り返し、基材テープ210に備えられた無線タグ回路素子ToがN個分であり、さらにステップS505において基材テープ210を余白分だけ送って余白を形成し、ステップS503に戻ると、判定が満たされて次のステップS506に移る。
ステップS506では、搬送ローラ駆動回路235に制御信号を出力し、搬送ローラ軸駆動モータ220の駆動を停止させて第2テープロール211及び第1テープロール213からの第2テープ200A、第1テープ200Bの繰り出し駆動を停止させる。このとき、テープ駆動が停止した際にテープの位置ずれが生じないようにするために、供給側である第2テープ200A及び第1テープ200Bの張力が、巻取側である基材テープ210とセパレータ209の張力と略等しくなるように張力制御(停止時テープ張力制御)を行う。
次のステップS507では、ソレノイド駆動回路237に制御信号を出力してソレノイド236を駆動し、カッタ227を用いて基材テープ210を切断(分断)する。これにより、所定の長さの基材テープ210が巻回されたタグテープロール215が完成する。なお、上記カッタ227による切断位置は、例えば先のステップS505において3個分の無線タグ回路素子Toに対応する長さの余白が設けられている場合、その余白のうち無線タグ回路素子To1個分の長さの余白が切除され2個分の長さの余白が切断後に残るような位置に設定される。
その後、ステップS508に移り、レーザー駆動回路272に制御信号を出力してレーザーマーカー271よりレーザーを発振し、このレーザーにより基材テープ210のセパレータ200Abの上記カッタ227による切断位置のテープ搬送方向上流側にエンドマーク(図示せず)を設ける。なお、このエンドマークは、例えば上述した切断後に残される無線タグ回路素子To2個分の長さの余白中に設けられる。そして、ステップS501に戻る。
なお、上記では特に説明しなかったが、通常、最初にタグテープロールの製造作業を開始する際には、第1テープ200B、第2テープ200Aのテープロール213、211からの繰り出し位置からリール部材215aによる基材テープ210の巻取り位置までには無線タグToが設置されていない余白部分(例えば10個程度の無線タグ回路素子Toの設置長さである)が存在する。この余白部分については、その余白部分が終了する位置(最初の無線タグ回路素子Toの位置の少しテープ搬送方向下流側位置)がカッタ227のところにきたとき、カッタ227で切断することにより、切除されるようになっている。その後、上記余白部分を切除された基材テープ210がリール部材215aに巻き回されると、ステップS501の判定が満たされてステップS502以降の手順によりタグテープロールの製造が開始される。
以上のようにして製造される本実施形態の基材テープ210(タグテープ)によれば、図3に示すように、アンテナ152及びIC回路部151を含む無線タグ回路素子Toを備えたテープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側(図3中左側)に貼り付け用粘着剤層200Aaを設け、これを剥離材層200Abで覆う構造とし、さらにテープ基材層200Bbのテープ厚み方向他方側(図3中右側)に、被印字テープ層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層200Bdを設けているので、貼り付け用粘着剤層200Bdで貼り付け可能な多層構造の印字つきのタグラベル用のテープを構成することができる。
このとき、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側の面にアンテナ152をテープ幅方向に所定間隔で一体的に形成するとともに、それらアンテナ152のテープ厚み方向一方側にIC回路部151を接合して、アンテナ152をテープ基材層200Bbに一体化しているので、基材テープ210全体の層厚の低減を図ることができる。特にアンテナ152をテープ基材層200Bbに印刷により一体的に形成した場合には、基材テープ210全体の層厚を確実に低減することができる。
またこのとき、一体的に形成されたアンテナ152とIC回路部151を内包し保護するように、貼り付け用粘着剤層200Aaとテープ基材層200Bbとの間に保護層200Ba(第2保護層)を設けているので、貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤によってアンテナ152自体やアンテナ152とIC回路部151との接合部153の耐久性が低下するのを防止できる。また貼り合わせ用粘着剤層200Bdとテープ基材層200Bbとの間に保護層100Bc(第1保護層)を設けているので、上記同様、貼り合わせ用粘着剤層200Bdの粘着剤によってアンテナ152自体や、異方性導電性接着剤(ACP又はACF)から構成されるアンテナ152とIC回路部151との接合部153の耐久性が低下するのを防止できる。
以上の結果、基材テープ210全体の層厚の低減を図りつつ、アンテナ152及びアンテナ152とIC回路部151との耐久性を確保することができる。この結果、基材テープ210のしわの発生の抑制や工程数低減による製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態では特に、第1及び第2保護層200Bc,200Baをポリエチレン、ポリアミド、ナイロン等の樹脂系(例えばポリアミド系樹脂)材料から形成することにより、コスト高を招くことなく、アンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部の耐久性が低下するのを防止できる。
なお、本発明は、上記一実施形態に限られるものではなく、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲でさらに種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)感熱タイプのテープの場合
上記実施形態においては、製造された基材テープロールを用いて無線タグラベル作成する際に、その基材テープロールから繰り出した基材テープ210の第2テープ200B側の粘着剤層200Bdに所定の印字が行われた被印字テープ(カバーフィルム)が貼り付けられてタグラベルが作成される、いわゆるラミネートタイプのタグテープである基材テープ210を製造する例を説明したが、これに限られず、例えば第1テープをいわゆる感熱テープとして構成することで、感熱タイプのタグテープを製造するようにしてもよい。
図5は、本変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図であり、前述の図3に対応する図である。なお、この図5において前述の図3と同等の部分には同一の符号を付している。
この図5において、本変形例のタグテープ210Aでは、例えば上記実施形態と類似の構成のタグテープロール製造装置(後述の図6参照)を用い、第1テープ200Bに対応する第1テープ200B1と、第2テープ200Aとを貼り合わせることで構成されている(詳細は後述)。このとき、第1テープ200B1には、図3に示した上記実施形態における第1テープ200Bの貼り合わせ用粘着剤層200Bdに代えて、熱により発色し印字形成可能な感熱材料(印字材料)からなる感熱層200Bd1(被印字層)が設けられている。
すなわち、第1テープ200B1は、図5の左側から右側に向かって(第1テープロール213の内側に巻かれる側からその反対側へ向かって)、保護層200Baと、テープ基材層200Bbと、保護層200Bcと、適宜の粘着剤からなる粘着剤層200Bd(貼り合わせ用粘着剤層)と、感熱層200Bd1とをこの順序で積層した4層に構成されている。一方、第2テープ200Aは、前述した通り、図5の左側から右側に向かって(第2テープロール211の外側に巻かれる側からその反対側へ向かって)、剥離剤層200Abと粘着剤層200Aa(貼り付け用粘着剤層)とをこの順で積層した2層に構成されている。
以上の結果、本変形例のタグテープ210Aは、無線タグ回路素子Toをテープ厚み方向の一方側(図5中左側)の面に設けた上記テープ基材層(例えば紙からなる)200Bbと、このテープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側に設けられ、テープ基材層200Bbを貼り付け対象に貼り付けるための上記貼り付け用粘着剤層200Abと、この貼り付け用粘着剤層200Abのテープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される上記剥離材層200Abと、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向他方側(図5中左側)に設けられた上記感熱層200Bd1と、この感熱層200Bd1とテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を感熱層200Bd1の感熱材料から保護するための上記保護層(第3保護層)200Bcと、貼り付け用粘着剤層200Aaとテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151を内包し保護するように設けられ、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤から保護するための上記保護層(第4保護層)200Baとから構成されることとなる。
図6は、上記構成のタグテープ210Aを巻回したタグテープロールを製造するタグテープロール製造装置の全体概略構造の概念図であり、上記実施形態の図1に対応する図である。また、上記図5は、図6中D部の拡大図に相当している。
この図6に示す本変形例のタグテープロール製造装置では、前述の図1に示すタグテープロール製造装置におけるセパレータ209の分離工程、すなわちローラ240B、第4ダンサローラ224、エアシリンダ262D、セパレータロール217、このセパレータロール217を駆動するセパレータ軸駆動モータ218、及びこのセパレータ軸駆動モータ218の駆動制御を行うセパレータ駆動回路234等を省いた点と、セパレータの剥離がなくなったためセパレータ剥離位置後段に設けた除電ブラシ275を省いた点が異なる。その他の構成については図1に示す構成と同様である。なお、第1テープ軸駆動モータ214及びリール部材213aが各請求項記載の第3供給手段を構成し、テープ200Bは第3テープを構成する。同様に、第2テープ軸駆動モータ212及びリール部材211aが第4供給手段を構成し、テープ200Aは第4テープを構成する。
本変形例のタグテープ210Aは、上記図6に示す構成のタグテープロール製造装置によって、前述したように図1のタグテープロール製造装置と同様の方法で、上記第1テープ200B1と第2テープ200Aとを貼り合わせて作成され、リール部材215aに巻き取る。このようにして、無線タグ回路素子Toをテープ長手方向に所定等間隔で備えたタグテープ210Aを巻回したタグテープロール215が製造される。
本変形例のタグテープ210Aによれば、前述したように、上記実施形態の基材テープ210における被印字テープを貼り合わせるための粘着層200Bdの代わりに、感熱材料により構成された感熱層200Bd1を設けた点を異ならせているだけなので、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。すなわち、貼り付け用粘着剤層200Aaで貼り付け可能な多層構造の印字形成可能なタグラベル用のテープを構成することができ、このときアンテナ152をIC回路部151に接合してテープ基材層200Bbに一体化しているので、タグテープ210A全体の層厚の低減を図ることができる。また保護層200Bc,200Baにより、それぞれ感熱層200Bd1の感熱材料、貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤によってアンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部153の耐久性が低下するのを防止できる。
(2)インクリボンを用いたレセプタタイプのテープの場合
本変形例は、第1テープをいわゆるレセプタテープとして構成し、インクリボンの転写により印字する転写タイプのタグテープを製造するようにしたものである。
図7は、本変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図であり、前述の図3や図5に対応する図である。前述の図3や図5と同等の部分には同一の符号を付している。
この図7において、本変形例のタグテープ210Bでも、例えば上記(1)の変形例と同様の構成のタグテープロール製造装置を用い、第1テープ200B2と、第2テープ200Aとを貼り合わせることで構成されている。このとき、第1テープ200B2には、図3に示した上記実施形態における第1テープ200Bの貼り合わせ用粘着剤層200Bdに代えて、インクリボンからの熱転写により印字形成可能な被転写材料により構成された被印字層としての転写層(レセプタ層)200Bd2が設けられている。
すなわち、本変形例のタグテープ210Bは、無線タグ回路素子Toをテープ厚み方向の一方側(図7中左側)の面に設けた上記テープ基材層(例えばPETからなる)200Bbと、このテープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側に設けられ、テープ基材層200Bbを貼り付け対象に貼り付けるための上記貼り付け用粘着剤層200Abと、この貼り付け用粘着剤層200Abのテープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される上記剥離材層200Abと、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向他方側(図7中左側)に設けられた上記被転写層200Bd2と、この被転写層200Bd2とテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を被転写層200Bd2に転写されたインクリボンからの被転写材料から保護するための上記保護層(第3保護層)200Bcと、貼り付け用粘着剤層200Aaとテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151を内包し保護するように設けられ、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤から保護するための上記保護層(第4保護層)200Baとから構成される。
本変形例のタグテープ210Bによっても、上記実施形態と同様、アンテナ152をテープ基材層200Bbに一体化してタグテープ210B全体の層厚の低減を図れ、また保護層200Bc,200Baにより、それぞれ被転写層200Bd2の被転写材料、貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤によってアンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部153の耐久性が低下するのを防止できる。
(3)インクジェットにより受像するテープである場合
本変形例は、第1テープをインクジェットにより印字可能なテープとして構成し、インクジェット印字タイプのタグテープを製造するようにしたものである。
図8は、本変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図であり、前述の図3、図5、及び図7に対応する図である。前述の図3、図5、図7と同等の部分には同一の符号は付している。
この図8において、本変形例のタグテープ210Cでも、例えば上記(1)の変形例と同様の構成のタグテープロール製造装置を用い、第1テープ200B3と第2テープ200Aとを貼り合わせることで構成されている。このとき、第1テープ200B3には、図3に示した上記実施形態における第1テープ200Bの貼り合わせ用粘着剤層200Bdに代えて、インクを塗布することで印字形成可能な受像材料により構成された被印字層としての受像層200Bd3が設けられている。
すなわち、本変形例のタグテープ210Cは、無線タグ回路素子Toをテープ厚み方向の一方側(図8中左側)の面に設けた上記テープ基材層(例えば紙)200Bbと、このテープ基材層200Bbのテープ厚み方向一方側に設けられ、テープ基材層200Bbを貼り付け対象に貼り付けるための上記貼り付け用粘着剤層200Abと、この貼り付け用粘着剤層200Abのテープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される上記剥離材層200Abと、テープ基材層200Bbのテープ厚み方向他方側(図8中右側)に設けられた上記受像層200Bd3と、この受像層200Bd3とテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を受像層200Bd3の受像材料やこの受像層200に塗布されるインクから保護するための上記保護層(第3保護層)200Bcと、貼り付け用粘着剤層200Aaとテープ基材層200Bbとの間に介在配置され、アンテナ152及びIC回路部151を内包し保護するように設けられ、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤から保護するための上記保護層(第4保護層)200Baとから構成される。
本変形例のタグテープ210Cによっても、上記実施形態と同様、アンテナ152をテープ基材層200Bbに一体化してタグテープ210C全体の層厚の低減を図れ、また保護層200Bc,200Baにより、それぞれ受像層200Bd3の受像材料やこれに塗布されるインク、貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤によってアンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部153の耐久性が低下するのを防止できる。
(4)その他
(4−1)第2保護層を貼り付け用粘着剤層の粘着剤の溶剤成分の侵食を防止する材料で構成した場合
上記の実施形態では、基材テープ210の第2保護層200Baを、アンテナ152及びIC回路部151の接合部153を貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤から保護するために、ポリエチレン、ポリアミド、ナイロン等の樹脂系材料から形成するとした。この際さらに、この第2保護層200Baを、貼り付け用粘着剤層200Aaを構成する具体的な粘着剤の溶剤成分に応じて、当該溶剤成分の侵食を防止する材料で構成することが好ましい。図5、図7、図8に示す各変形例のタグテープ210A、210B、210Cの第2保護層200Baについても同様にすることができる。
このようにすることにより、第2保護層200Baによって、貼り付け用粘着剤層200Aaの粘着剤の溶剤成分によるアンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部153への浸透を確実に防止し、その耐久性が低下するのを防止できる。
さらには、上記貼り付け用粘着剤層200Aaを溶剤成分を含まない粘着剤、例えば水系の粘着剤で形成してもよい。この場合、アンテナ152やアンテナ152とIC回路部151との接合部153への溶剤による悪影響を確実になくすことができる。
(4−2)第1保護層のバリエーション
例えば、上記第1保護層200Bcを光透過性の透明材料で構成することもできる。この場合、テープの表側から見たときにユーザからテープ基材層200Bbが透けて見えるので、テープ基材層200Bbによる意匠性を阻害しないようにすることができる。
また逆に、第1保護層200Bcを光非透過性の着色材料で構成することもできる。この場合、第1保護層200Bc自体に意匠性を持たせ、テープの表側から見たときに当該意匠をユーザに見せることができる。
以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態のタグテープロール製造装置の一実施形態の全体概略構造を表す概念図である。 第2テープの詳細構造を概念的に表す図1中A部の拡大側面図、及び、第1テープの詳細構造を概念的に表す図1中B部の拡大側面図である。 基材テープの詳細構造を概念的に表す図1中C部の拡大側面図である。 コントローラで実行される制御手順を表すフローチャートである。 感熱タイプのテープの変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図である。 感熱タイプのテープの変形例におけるタグテープロール製造装置の全体概略構造を表す概念図である。 レセプタタイプのテープの変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図である。 インクジェットで受像するテープの変形例におけるタグテープの詳細構造を概念的に表す側面図である。
符号の説明
152 タグ側アンテナ
200A 第2テープ
200Aa 貼り付け用粘着剤層
200Ab 剥離剤層
200B 第1テープ
200Ba 保護層(第2保護層、第4保護層)
200Bb テープ基材層
200Bc 保護層(第1保護層、第3保護層)
200Bd 貼り合わせ用粘着剤層
200Bd1 感熱層(被印字層)
200Bd2 転写層(被印字層)
200Bd3 受像層(被印字層)
210 基材テープ(タグテープ)
210A〜C タグテープ
230 コントローラ
To 無線タグ回路素子

Claims (14)

  1. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、該アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、
    このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、
    この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、
    前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記複数の無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される複数の印字領域を備えた被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、
    この貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り合わせ用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第1保護層と、
    前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第2保護層と
    を有することを特徴とするタグテープ。
  2. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、
    このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、
    この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、
    前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、
    この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、
    前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第4保護層と
    を有することを特徴とするタグテープ。
  3. 請求項1又は2記載のタグテープにおいて、
    前記アンテナは、印刷によって前記テープ基材層の前記一方側の面に形成されていることを特徴とするタグテープ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記第1保護層、前記第2保護層、前記第3保護層、前記第4保護層のいずれかは、前記テープ基材層に対して熱圧着により固定されていることを特徴とするタグテープ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記第1保護層、前記第2保護層、前記第3保護層、前記第4保護層のいずれかを、樹脂系材料により構成したことを特徴とするタグテープ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記第2保護層、第4保護層のいずれかは、前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤に含まれる溶剤成分の浸透を防止する材料で構成されていることを特徴とするタグテープ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記貼り付け用粘着剤層は、溶剤成分を含まない粘着剤を備えていることを特徴とするタグテープ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記第1保護層、第3保護層のいずれかを光透過性の材料で構成したことを特徴とするタグテープ。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記第1保護層、第3保護層のいずれかを非光透過性の着色材料で構成したことを特徴とするタグテープ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項記載のタグテープにおいて、
    前記アンテナと、前記IC回路部とを、異方性導電性接着剤で接合したことを特徴とするタグテープ。
  11. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面に一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、
    このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、
    この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、
    前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される印字領域を備えた被印字テープ層と、
    この被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、
    この貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り合わせ用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第1保護層と、
    前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第2保護層と
    を有することを特徴とする無線タグラベル。
  12. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面に一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、
    このテープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、当該テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、
    この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層と、
    前記テープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、
    この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、
    前記貼り付け用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記貼り付け用粘着剤層の当該粘着剤から保護するための第4保護層と
    を有することを特徴とする無線タグラベル。
  13. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、前記複数の無線タグ回路素子に対応して設けられ所定の印字が施される複数の印字領域を備えた被印字テープ層に対し、前記テープ基材層を貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層と、貼り合わせ用粘着剤層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第1保護層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第2保護層とを有する第1テープを供給する第1供給手段と、
    前記テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層とを有する第2テープを供給する第2供給手段と、
    前記第1供給手段から繰り出された前記第1テープと前記第2供給手段から繰り出された前記第2テープとを貼りあわせ生成したラミネートタグテープを巻き取り、タグテープロールとするラミネート巻取手段と
    を有することを特徴とするタグテープロール製造装置。
  14. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うアンテナとを備えた無線タグ回路素子のうち、前記アンテナがテープ厚み方向一方側の面にテープ長手方向に所定の間隔で一体的に形成され、前記アンテナに前記IC回路部が接合されたテープ基材層と、このテープ基材層の前記テープ厚み方向他方側に設けられ、印字形成可能な被印字材料により構成された被印字層と、この被印字層と前記テープ基材層との間に介在配置され、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を前記被印字材料から保護するための第3保護層と、前記テープ基材層の前記テープ厚み方向一方側に、前記アンテナ及び前記IC回路部を内包し保護するように設けられ、前記アンテナ及び前記IC回路部の接合部を粘着剤から保護するための第4保護層とを有する第3テープを供給する第3供給手段と、
    前記テープ基材層を貼り付け対象に貼り付けるための貼り付け用粘着剤層と、この貼り付け用粘着剤層の前記テープ厚み方向一方側を覆うとともに貼り付け時には剥離される剥離材層とを有する第4テープを供給する第4供給手段と、
    前記第3供給手段から繰り出された前記第3テープと前記第4供給手段から繰り出された前記第4テープとを貼りあわせ生成した被印字タグテープを巻き取り、タグテープロールとする被印字巻取手段と
    を有することを特徴とするタグテープロール製造装置。
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