JP2003076920A - 広告表示物及び広告効果判定システム - Google Patents

広告表示物及び広告効果判定システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告効果が高く、また、特に、広告効果の高
い場所を判断可能な広告表示物及び広告効果判定システ
ムを提供する。 【解決手段】 広告表示物は、広告に関連する連絡先情
報(例えば、広告に関連するウェブページに接続するた
めのURL情報など)を記憶する記憶部と、その記憶部
に記憶している連絡先情報を発信する発信部とを備える
RF−IDタグ11を有する。広告効果判定システム
は、その広告表示物の発信部から発信された識別情報を
入力して、その入力回数に基づいて広告効果を判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車の中吊り広告
や、街頭ポスター、広告看板等に好適な広告表示物及び
広告効果判定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】新商品の広告や、映画・イベントの宣伝
等するために、電車の中吊り広告や街頭ポスターが広く
普及している。これらの広告表示物には、「製品名」や
「演目」あるいは「上映期間」や「上映時刻」、「出演
者」などの主要な情報に加え、人目を惹くために、印象
的なキャッチコピーが付されたり、多種多様のグラフィ
ック処理が施されるなど、さまざまな工夫が凝らされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の中吊り
広告等は、通勤移動中などに一瞥されることが多く、雑
誌等のように手元でじっくりと見られることが少ないの
で、肝心の主要情報が記憶されないことも多い。また、
電車内で中吊り広告に気が付き、興味を引かれても、そ
こに書かれている情報を記憶する前に下車駅に到着して
しまうこともある。さらに、記憶したつもりでも、忘れ
てしまうことも多い。もっとも、メモにとれば記憶する
必要はなくなるが、面倒であり、また、混雑した車内で
は他人の迷惑となり、不可能な場合もある。また、広告
主は、中吊り広告等が、本当に効果があるのか否かに常
に関心があるが、その効果は、よく把握できていない。
【0004】本発明の課題は、広告効果が高く、また、
特に、広告効果の高い場所を判断可能な広告表示物及び
広告効果判定システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、広告を表示
する広告表示物であって、広告に関連する連絡先情報を
記憶する記憶部(10)と、前記記憶部(10)に記憶
している連絡先情報を発信する発信部(111,11
2)とを備えることを特徴とする広告表示物である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の広告
表示物において、前記連絡先情報は、前記広告に関連す
るウェブページに接続するためのURL情報であること
を特徴とする広告表示物である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の広告表示物において、前記記憶部(10)は、
設置場所によって異なる識別情報を記憶し、前記発信部
(111,112)は、前記記憶部(10)で記憶して
いる識別情報を発信することを特徴とする広告表示物で
ある。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の広告
表示物を使用する広告効果判定システムであって、前記
発信部(111,112)から発信された識別情報を入
力して、その入力回数に基づいて広告効果を判断するこ
とを特徴とする広告効果判定システムである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の広告表示物において、前記記憶部(10)は、
設置場所によって異なる連絡先情報を記憶することを特
徴とする広告表示物である。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載の広告
表示物を使用する広告効果判定システムであって、前記
発信部(111,112)から発信された連絡先情報へ
のアクセス回数に基づいて広告効果を判断することを特
徴とする広告効果判定システムである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による広告表示物を中
吊り用のポスターとして使用する例を示す図である。図
1(A)は、ポスターの表面(絵柄面)を示し、図1
(B)は、裏面を示す。ポスター1は、吊り具3に保持
されて車内に掲示されている。ポスター1の表面には、
通常のポスターと同様に、映画宣伝の絵柄12や上映期
間、映画館、入場料などの情報13、出演者名などの情
報14が印刷されている(図1(A))。ポスター1の
裏面には、RF−ID(Radio Frequenc
y IDentification)タグ11が貼付さ
れている(図1(B))。なお、RF−IDタグ11の
貼付位置は表面側であってもよいが、絵柄デザインを損
なわないために、また、テープ等で補強して強固に接着
するために、裏面に貼付することが好ましい。
【0012】RF−IDタグは、外部機器であるリーダ
ライタと非接触通信可能な、メモリ付き集積回路であ
り、「非接触データキャリア」、「無線ICタグ」、
「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接触IC
タグ」等と表現されることもある。詳細については、後
述する。
【0013】RF−IDタグ11は、良好な通信状態を
保つために、乗客の携帯型リーダが届くような範囲に設
置することが望ましい。車内中吊り用のポスター1は、
乗客の頭上に掲示されるので、RF−IDタグ11をポ
スター1の下辺側に貼付するのが好ましい。また、隣の
ポスターとの混信を防止するため、下辺側でも中央部付
近がさらに好ましい(図1(B))。また、RF−ID
タグ11をポスター裏面に貼付する場合は、表面側のR
F−IDタグ11の位置する部分にマーク11mを設け
ておくとよい。リーダで読み取る際に位置を特定しやす
くなるからである。このマーク11mの形状は、任意で
よい。例えば、(A)矩形状の着色部、(B)矩形状の
線による囲い、(C)罫書き線による表示、(D)アン
テナパターン等の特定のマーク、等の印刷がある。RF
−IDタグのリードライトに際しては、厳密な精度は求
められないので、ある程度許容を持った大きさで位置決
めマークを設ければよい。また、RF−IDタグ11
は、ライトプロテクト(書き込み防止)処理をしておく
ことが好ましい。データの内容が悪意の改ざんまたは何
らかの原因で間違った内容に書き換えられる場合は、当
該内容を信じて行動する人が迷惑するからである。
【0014】図2は、本発明による広告表示物を屋内又
は屋外掲示用のポスターとして使用する例を示す図であ
る。図1の場合と同様に、映画宣伝の絵柄12や上映期
間、映画館、入場料等の情報13、登場人物や出演者の
名前14が表示されている。屋内外掲示用のポスターの
場合は、ポスターの大きさは不特定であり、掲示する位
置もさまざまである。しかし、RF−IDタグ11は、
ポスターを見た人Mが所持する携帯型リーダ2で読み出
すので、誰にでも読み出すことができるようにするため
には、手を伸ばして届く高さである歩行面5から高さH
=50cm〜1.5m程度が最も機器を扱いやすく、最
大でもH=2.0m以下の位置に貼付されることが好ま
しい。
【0015】図3は、ポスターにRF−IDタグを貼付
した断面状態を示す図である。屋外掲示の場合、雨によ
る水濡れ等によりRF−IDタグ11の機能が働らかな
くなる場合があるので、防水処理が施されることが好ま
しい。すなわち、通常、RF−IDタグは、数cmから
数十cmの距離間で非接触交信してリードライト(R/
W)するが、使用する周波数帯や状況によって通信距離
が極端に短くなる。特に高い周波数帯域(例:2.45
GHz)で使用するタグは、水分による減衰が大きくな
り、正常な交信ができなくなる場合がある。したがっ
て、ポスターを耐水性シート15で被覆してからRF−
IDタグ11を接着し、さらに、そのRF−IDタグ1
1を耐水性保護シート16で保護するとよい。または、
RF−IDタグ11を耐水性の偏平な袋体に納めてポス
ターに接着してもよい。
【0016】次に、RF−IDタグの詳細について説明
する。図4は、RF−IDタグの一例を示す図である。
図4のRF−IDタグ11には、プラスチック等の基材
110にアンテナパターン112が形成されており、こ
のアンテナとICチップ10に内蔵する容量素子とによ
って共振回路が形成されている。RF−IDタグ11
は、この共振回路によって、一定周波数の電波を受信
し、RF−IDタグの情報を発信源に送信して送り返
す。図4の場合、アンテナパターン112は、導通部材
114により基材110の裏面でジャンピング回路を形
成して、コイル接続端子112CによりICチップ11
1の裏面のバンプ又はパッドに接続している。このよう
なRF−IDタグ11は、基材110にラミネートした
アルミ箔等の金属箔を、フォトエッチングやレジスト印
刷後のエッチングによってアンテナパターン112を形
成し、ICチップ10を装着して形成することができ
る。その大きさも20mm×20mm程度以下のサイズ
とすることができる。
【0017】図5は、RF−IDタグの他の例を示す図
である。図5(A)は、ICチップラベル10Lをアン
テナパターン111,112の双方に接続するように貼
着した平面状態、図5(B)は、アンテナパターン11
1,112からICチップラベル10Lを部分的に剥離
した状態を示し、図5(C)は、図5(A)のA−A断
面の拡大図であり、ICチップラベル10Lが異方導電
性接着剤117によりアンテナパターン111,112
に貼着されている状態が示されている。異方導電性接着
剤117は、あらかじめICチップラベル10Lのアン
テナパターン121,122面に塗工されていてタック
ラベル化している。図5(B)(C)からは、ICチッ
プラベル10Lにも小さいアンテナパターン121,1
22が印刷されていて、ICチップ10が装着している
ことが明瞭に分かる。
【0018】図5に示したRF−IDタグ11は、ポス
ター基材にアンテナパターン111,112を直接印刷
して、又は、アンテナパターン111,112を印刷し
た粘着ラベルを製作して、そのアンテナパターン11
1,112にICチップラベル10Lを装着する。アン
テナパターン111,112の印刷には導電性インキを
使用して、オフセット、グラビア、シルクスクリーン印
刷等によって印刷できる。導電性インキには、カーボ
ン、黒鉛、銀粉もしくはアルミ粉又はそれらの混合体を
ビヒクルに分散したインキを使用する。
【0019】アンテナパターンの形状は、特に限定され
ず、直線状のものでも捲線状のものでもよく、図5に示
すような2枚の羽状のものであってもよい。この羽状の
パターンに導通するようにICチップラベル10Lを貼
着している。なお、「ICチップラベル」とは、シリコ
ン基板に集積回路もしくはメモリ又はその双方を設けた
ICチップ10を、RF−IDタグのアンテナパターン
111,112に装着可能にタックラベル化した状態の
ものを意味し、当該ラベル自体にもICチップに接続し
た小型のアンテナ部を有する場合もある。具体的には、
モトローラ社が製造する「BiStatix」用のイン
ターポーザの形態のものを表現している。
【0020】RF−IDタグ11には、少なくとも、ポ
スター1に印刷されている情報に関連するウェブページ
のURL情報と、ポスター1を識別するための識別情報
が書き込まれている。この識別情報は、ポスター1の設
置場所によって変えるといい。例えば、ポスター1ごと
に変えたり、ポスター1を掲示する路線ごとに変えた
り、ポスター1を掲示する場所ごとに変える。このよう
に、後述する広告効果判定システムで、広告の効果を確
認したいグループごとに決めればよい。
【0021】次に、RF−IDタグリーダについて説明
する。RF−IDタグリーダは、ICカード等のリーダ
として専用のリーダが市販されている。しかし、このリ
ーダを携帯することは現実的ではない。携帯して持ち運
び易いリーダとして、例えば、スプリングボード社で
は、13.56MHz帯リーダ付き携帯情報端末「Vi
sor」を販売している。これは、携帯情報端末「Vi
sor」のスロットに通信モジュール(Hand’IT
module)を装着したもので、インターフェイス
を介して近接距離におけるRF通信機能が確保される。
512キロバイトのフラッシュEEPROMも備えてお
り、情報記録をすることができる。RF−IDタグリー
ダの出カは、数mW〜数百mWが好ましい。あまりに強
力では、隣接するポスターの情報を読み出してしまった
り、混信するおそれがあるからである。もっとも、後述
の管理目的等の場合のように、車内全体の情報を一括し
て取得できるような出力の大きいリーダを使用してもよ
い。なお、わが国においても携帯電話機等にRF通信機
能を搭載することが提案されており(特願2000−2
74246等)、このような携帯情報端末が普及するの
も近い将来であると考えられる。
【0022】次に、RF−IDタグ付きポスターの利用
方法について説明する。携帯端末所持者が、ポスターに
興味を持ったら、携帯端末(RF−IDタグリーダ)
を、そのポスターに接近させる(図2参照)。すると、
RF−IDタグは、リーダの電波を感知して、URL情
報、識別情報などの所定の情報をリーダ側に送信する。
携帯端末は、読み取った情報をメモリに記録する。
【0023】図6は、広告効果判定システムの処理を説
明するフローチャートである。携帯端末所持者が、その
携帯端末を操作すると、メモリに記録されたURL情報
に基づいて、ウェブページに接続される。また、このと
き、携帯端末は、メモリに記録している識別情報を送信
する。広告効果判定システムは、携帯端末からURL情
報及び識別情報を受信すると、処理を開始する(ステッ
プ(以下「S」という)501)。そして、広告効果判
定システムは、ウェブページを表示するとともに(S5
02)、識別情報の受信した回数を、識別情報ごとにカ
ウントする(S503)。このカウント数を集計するこ
とで、どのRF−IDタグから読み出された情報が多い
かが分かるので、掲示場所ごとに、ポスターの広告効果
の高低が分かる。
【0024】本実施形態によれば、広告に関連するウェ
ブページのURL情報がRF−IDタグに記録されてい
るので、そのURL情報を読み出して、ウェブページに
簡単に接続することができる。したがって、ポスターに
興味を持った人は、関連する情報をじっくりと見ること
ができ、広告効果が高い。また、ポスターの貼付場所に
よって異なる識別情報を入力し、その入力回数を、識別
情報ごとにカウントするので、カウント数の多少によっ
て、広告効果の高い貼付場所が容易に分かる。
【0025】(第2実施形態)図7は、広告効果判定シ
ステムの第2実施形態の処理を説明するフローチャート
である。なお、前述した第1実施形態と重複する説明に
ついては、適宜省略する。本実施形態においては、RF
−IDタグに書き込むURL情報自体を、判定するグル
ープごと等に変えてある。そのようにすれば、URL情
報によって、ポスターを識別できるので、識別情報を別
個に設ける必要はない。
【0026】携帯端末所持者が、その携帯端末を操作す
ると、メモリに記録されたURL情報に基づいて、ウェ
ブページに接続される。広告効果判定システムは、携帯
端末からURL情報を受信すると、処理を開始する(S
601)。そして、広告効果判定システムは、ウェブペ
ージを表示するとともに(S602)、そのウェブペー
ジのアクセス回数をカウントした後(S603)、メイ
ンのウェブページにジャンプする(S604)。このウ
ェブページへのアクセス回数を集計することで、どこの
場所のRF−IDタグから読み出された情報が多いかが
分かり、広告効果の高低が分かる。
【0027】本実施形態によれば、ポスターの貼付場所
によって異なるURL情報に基づいてウェブページを表
示し、そのアクセス回数をカウントするので、カウント
数の多少によって、広告効果の高い貼付場所が容易に分
かる。
【0028】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、携帯端末
に、携帯端末所持者の属性情報(年齢、性別など)を記
憶させておき、URL情報とともに、その属性情報を送
信するようにすれば、広告に興味を持った人のマーケテ
ィング調査等にも利用可能である。また、上記実施形態
では、広告表示物の一例として、ポスターを挙げて説明
したが、ポスターに限られず、広告看板等であってもよ
い。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 (実施例1)図1、図5を参照して本発明の実施例を説
明する。キャストコート紙(120g/m2 )110
に、月刊誌の車内中吊り用ポスターをオフセット印刷で
印刷して、絵柄12とともに目次や記事内容等も同時に
印刷した。この目次・記事内容の情報13をRF−ID
タグ(大日本印刷株式会社製[accuwave」;4
kBits)11に記録し、このポスターの表面下辺部
に貼付した。この車内中吊り用ポスターを車内に掲示し
て、RF−IDタグ11の情報を携帯型RF−IDタグ
リーダで読み取ったところ、RF−IDタグから5cm
の距離からURL情報及び識別情報を読み取ることがで
きた。このURL情報に基づいてウェブページに接続し
たところ、広告に関連するウェブページを表示した。一
方、広告効果判定システムにおいては、識別情報別にカ
ウントしており、そのカウント数を集計することで、広
告設置場所の広告効果を判定することができた。
【0030】(実施例2)ポリプロピレン系合成紙 ユ
ポ130μm(王子油化株式会社製 商品名)にオフセ
ット印刷で、封切り映画の広告用ポスターを印刷して、
宣伝の絵柄12とともに上映期間、上映映画館、入場料
等の情報13も同時に印刷した。印刷表面には耐水性の
オーバーコートを行った。一方、樹脂含浸したラベル状
の耐水性紙基材に、カーボン顔料による導電性インキを
用いてシルクスクリーン印刷により、アンテナパターン
の印刷を行ない乾燥した。このアンテナパターンのIC
チップ接続端部上に、モトローラ社タック加工済ICチ
ップラベル「BiStatix」(1kBits)を実
装した。このRF−IDタグラベルに、ポスター掲示場
所によって異なるURL情報を記録し、このポスターの
裏面位置であって歩行面から高さ1.2mの位置に貼付
した。貼付面をさらに耐水性タックラベル(ポリエチレ
ンシート)でシールして保護した。なお、RF−IDタ
グ11のある部分のポスター表面側には、「RF−ID
タグが貼付されていること、読み取り可能なこと」の表
示を設けた。この屋外広告用ポスターを街頭に掲示し
て、RF−IDタグの情報を携帯型RF−IDタグリー
ダで読み取ったところ、RF−IDタグから5cmの距
離からURL情報を読み取ることができた。雨天の日で
も読み取りに支障はなかった。このURL情報に基づい
てウェブページに接続したところ、そのURLのウェブ
ページを表示した後、メインのウェブページにジャンプ
した。広告効果判定システムにおいては、上記のURL
ウェブページのアクセス回数をカウントしており、その
カウント数を集計することで、広告設置場所の広告効果
を判定することができた。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、広告に関連する連絡先情報を記憶する記
憶部と、連絡先情報を発信する発信部とを備えるので、
その広告に関連する連絡先へ容易に連絡することができ
る。
【0032】請求項2の発明によれば、前記連絡先情報
は、広告に関連するウェブページに接続するためのUR
L情報であるので、簡単に、ウェブページに接続するこ
とができる。
【0033】請求項3の発明によれば、設置場所によっ
て異なる識別情報を記憶し、その記憶している識別情報
を発信するので、設置場所ごとの広告効果が分かる。
【0034】請求項4の発明によれば、識別情報を入力
して、その入力回数に基づいて広告効果を判断するの
で、広告設置場所の広告効果を簡単に判断できる。
【0035】請求項5の発明によれば、設置場所によっ
て異なる連絡先情報を記憶するので、設置場所ごとの広
告効果が分かる。
【0036】請求項6の発明によれば、連絡先情報への
アクセス回数に基づいて広告効果を判断するので、広告
設置場所の広告効果を容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告表示物を中吊り用のポスター
として使用する例を示す図である。
【図2】本発明による広告表示物を屋内又は屋外掲示用
のポスターとして使用する例を示す図である。
【図3】ポスターにRF−IDタグを貼付した断面状態
を示す図である。
【図4】RF−IDタグの一例を示す図である。
【図5】RF−IDタグの他の例を示す図である。
【図6】広告効果判定システムの処理を説明するフロー
チャートである。
【図7】広告効果判定システムの第2実施形態の処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ポスター 2 RF−IDタグリーダ 3 吊り具 10 ICチップ 10L ICチップラベル 11 RF−IDタグ 110 基材 111,112 アンテナパターン 114 導通部材 117 異方導電性接着剤 121,122 アンテナパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 19/00 G09F 21/04 S // G09F 15/02 G06K 19/00 Q 21/04 H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告を表示する広告表示物であって、 広告に関連する連絡先情報を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶している連絡先情報を発信する発信部
    とを備えることを特徴とする広告表示物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の広告表示物において、 前記連絡先情報は、前記広告に関連するウェブページに
    接続するためのURL情報であることを特徴とする広告
    表示物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の広告表示
    物において、 前記記憶部は、設置場所によって異なる識別情報を記憶
    し、 前記発信部は、前記記憶部で記憶している識別情報を発
    信することを特徴とする広告表示物。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の広告表示物を使用する
    広告効果判定システムであって、 前記発信部から発信された識別情報を入力して、その入
    力回数に基づいて広告効果を判断することを特徴とする
    広告効果判定システム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の広告表示
    物において、 前記記憶部は、設置場所によって異なる連絡先情報を記
    憶することを特徴とする広告表示物。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の広告表示物を使用する
    広告効果判定システムであって、 前記発信部から発信された連絡先情報へのアクセス回数
    に基づいて広告効果を判断することを特徴とする広告効
    果判定システム。
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