JP5086356B2 - 情報表示パネル - Google Patents

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Description

本発明はRFID(Radio Frequency Identification)用のリーダライタを設けた情報表示パネルのアクセスポイントに、携帯型情報端末に内蔵された非接触情報記憶媒体(以下、「RFIDタグ」ともいう)あるいは非接触情報記憶媒体付きカード(ICカード)などをかざすだけで、インタラクティブなコミュニケーションを行え、音楽、ゲーム、小説、ムービー等のコンテンツ、観光地の宿泊、催し、ショッピング、スポーツ開催等のエリア情報等を瞬時にして得られる情報表示パネルに関する。
ICタグで成るRFIDタグを内蔵する携帯型情報端末をポスターにかざすことで、ポスター背面に設置するRFIDタグやリーダライタとの間でインタラクティブに情報を送受信する態様の情報表示パネルとして、例えば特許文献1:特開2002−185565号公報、特許文献2:特開2006−31531号公報、特許文献3:特開2007−34362号公報等が知られている。
しかしながら、上記の特許文献1〜3に記載の情報表示パネルにあっては、情報表示画面となるポスター(以下においては、「広告媒体」または「広告物」ともいう)自身にICタグを埋め込んだり、その背面側にICタグやリーダライタを設置しているので、夜間等においてパネル自体を明るく表示することができないという問題がある。
そこで、本出願時には未公知であるが、本出願の発明者らの検討によると、図18に示すように、該広告媒体01の背面に、LEDや蛍光灯等の直接光源02を配置し、これらの間にリーダライタ03を挿入することが考えられる。しかし、直接光源02の発光によって、広告媒体02の上にリーダライタ03の陰影04が生じてしまい、広告媒体のデザイン性を損なってしまうという問題があった。
従来の情報表示パネルの設置場所周囲に、建築資材である鉄筋といった金属が存在すると、電波障害やリーダライタのアンテナ出力の低下を招きやすいという問題もあった。
従来の情報表示パネルでは、パネルからポスターを取り外して差し替える場合に、新しいポスターのアクセスポイントに合わせてリーダライタの位置を調整したり、リーダライタから提供する情報を更新したりすることが困難であるという問題もあった。
また、情報表示パネルをコンテンツ購入の課金目的で利用する場合には、誤って携帯型情報端末を情報表示パネルに接近させただけで、不用意に課金されてしまうようなトラブルも回避しなければならない。
本発明は、上記の問題に鑑みて創案されたもので、広告媒体ないしは情報表示パネルのデザイン性を損なわず、通信不能に陥ることがなく、ポスターの差し替えに応じてリーダライタの装着位置を新しいアクセスポイントに合わせて簡単かつ能率的に変更でき、さらには電波障害に起因するアンテナ出力の低下を回避し、データの更新をまとめて行え、課金トラブルを生じない情報表示パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。
すなわち、本発明は、情報媒体を背面から照明する照明装置を、前記情報媒体の背面に設ける一方で、前記照明装置の背面側に、非接触情報記憶媒体に対応したリーダライタを設け、前記リーダライタは、少なくともアンテナ部が前記照明装置の背面側で面方向に移動自在に配設されていることを特徴とする情報表示パネルである。
なお、情報媒体としては、広告媒体や避難表示、案内標識などが含まれている。また、非接触情報記憶媒体としては、RFIDタグ、ICカードなどが含まれる。これらはパッシブタグ(受動タグ)であってもよく、また、アクティブタグ(能動タグ)であってもよい。非接触情報記憶媒体とリーダライタの情報伝達方式は、双方のアンテナ部の間で信号を双方向に伝達するものであり、電磁誘導方式または電波方式などを含んでいる。また、情報媒体と照明装置が別々になっていても良く、また、照明装置の表面に情報媒体が直接印刷されているような態様でも良い。
上記手段によれば、リーダライタを情報媒体と照明装置との間に配置するのではなく、照明装置の背面側に実装したので、照明装置が発光しても、情報媒体にリーダライタの陰影が映り込まない。この結果、外観体裁に優れた照明付きの情報表示パネルを得ることが可能となる。また、情報媒体のアクセスポイントを変更する場合でも、リーダライタの少なくともアンテナ部の場所を自在に変更できるので、情報媒体のデザインの自由度を高めることが可能になる。
上記発明において、前記照明装置は、前記情報媒体側に面状に発光する面発光光源を備えることを特徴とする。
このように、照明装置を面発光光源とすると、情報媒体と照明装置を密着させても、輝度のむらが生じないので、よりデザイン性の高い情報表示パネルを得ることができる。
上記発明において、前記照明装置は、前記情報媒体の背面に配置されるエッジライト方式の導光板、又はエレクトロルミネッセンス(EL)方式の発光板を備え、前記照明装置に対して前記情報媒体を密着させることを特徴とする。
照明装置が、LEDや蛍光灯を情報媒体の直下に配置する直接光源とする場合、情報媒体にこの照明装置を密着させてしまうと、このLEDや蛍光灯の存在が情報媒体にぼんやりと映し出されてしまう。また、LEDや蛍光灯は、非接触情報記憶媒体とリーダライタの間の通信を阻害しやすい。そこで、本発明のように、エッジライト方式の導光板の場合は、情報媒体の背面に光源が配置されないので、通信障害が生じにくい。同時に、導光板が面発光するので、情報媒体と密着させても、明るさのムラが発生しない。EL方式の場合も同様に、EL自体が面発光するので明るさのムラが生じにくく、また、EL自体を薄肉構造で構成できることから、通信障害も発生しにくい。
上記発明において、前記非接触情報記憶媒体は、RFIDタグであり、携帯型情報端末又はカード(ICカード)に内蔵されていることを特徴とする。
このようにすると、日常的に携帯している携帯電話等の携帯型情報端末やカードをかざすだけで、様々な情報を入手することが可能になる。
上記発明において、複数の前記リーダライタが、前記情報媒体の複数の異なる箇所に対応するように配設されることを特徴とする。
上記手段によれば、照明装置の背面に複数のリーダライタを実装しても、各リーダライタの陰影が広告媒体に映り込むことがない。また、一つの情報表示パネルから多数の情報を入手することができるようになる。
上記発明において、複数の前記リーダライタは、前記アンテナ部と制御部とが分離して形成されると共に、複数の前記リーダライタ間で単一の前記制御部を共有するようになっており、複数の前記アンテナ部が、前記情報媒体の前記複数の異なる箇所に対応するように配設されることを特徴とする。
上記手段によれば、一個の制御部に、複数のアンテナ部をタコ足状態にリード線で結線することで、複数のリーダライタを構成できる。この結果、各リーダライタがコンパクトになるため、情報媒体のアクセスポイントを多く設定することが可能となり、広告デザイン作成の自由度を増すことができる。また、制御部と比較して、アンテナ部は薄型に構成できるので、共有される制御部を周囲のフレーム近辺に収容することで、情報表示パネルを薄く構成することができる。また、アクセスポイントが多くなっても、アンテナ部を増やすだけで対応できるので、リーダライタ周りの回路構成をシンプルに設計でき、ひいては、安価に製造できるようになる。
上記発明において、前記照明装置の背面側には、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部を移動自在に保持するガイドが設けられ、前記リーダライタは、少なくとも前記アンテナ部が前記ガイド上を移動することで位置決め固定されることを特徴とする。
上記手段によれば、情報媒体の差し替え作業時に、情報媒体の上に設けられるアクセスポイントの位置が変わっても、ガイドに沿ってリーダライタを、新しいアクセスポイントに対応する位置へ移動させることができる。その結果、情報媒体製作者は、何ら制約を受けることなくアクセスポイントを自由な位置に設定できる。
上記発明において、前記ガイドは、前記照明装置の背面側において移動自在に配設されることを特徴とする。このように、ガイド自在も移動できるようにすると、リーダライタの可動範囲を更に広げることが可能になる。
上記発明において、前記ガイドを複数個設け、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記ガイドのそれぞれに保持されることを特徴とする。このようにすると、複数のリーダライタをそれぞれ移動させることが可能となる。
上記発明において、前記ガイドは、X軸方向に移動するX軸ガイドと、前記X軸ガイドに対して直交配置されてY軸方向に移動するY軸ガイドを備えており、前記X軸ガイド及び前記Y軸ガイドの交差部に、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が装着されることを特徴とする。
上記手段によれば、変更されるアクセスポイントの位置に応じて、リーダライタをX軸ガイドおよびY軸ガイドにより上下左右に移動制御できる。その結果、情報表示パネルの外部から、このX軸ガイド及びY軸ガイドのみを移動させることで、リーダライタをX−Y方向に自在に移動させることができるようになる。
上記発明において、前記リーダライタは、前記非接触情報記憶媒体と無線通信するコイル状のアンテナコイルを前記アンテナ部に有しており、前記アンテナコイルの背面側に、磁性シートが配設されることを特徴とする。
上記手段によれば、情報表示パネルが設置される周囲に金属等が配置される環境でも、リーダライタの感度が上がり、その環境に左右され難くなる。その結果、利用者が携帯型情報端末やICカードをかざすだけで確実にデジタルコンテンツを活用してサービスを利用できるようになる。
上記発明において、記照明装置の背面側には、3mm以上の距離を空けて背面板が配置され、前記照明装置の裏面には前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が配設されると共に、前記背面板における前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部に対向する部位には磁性シートが配設されることを特徴とする。
これによれば、非接触情報記憶媒体と無線通信するための電磁波の周波数が、例えば13.56MHzである場合に、磁性シートをアンテナコイルの相対する位置に設けているので、上記と同様に携帯型情報端末の受信強度やリーダライタの感度を高めることが可能となる。
上記発明において、前記照明装置の裏面及び前記リーダライタには、それぞれ、連結用面ファスナーが設けられ、前記連結用面ファスナーによって、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記照明装置裏面に固定されることを特徴とする。
上記手段によれば、リーダライタを連結用の面ファスナーを介して照明装置に着脱自在に取り付けることができるので、アクセスポイントの異なる広告媒体を差し替える場合に、そのアクセスポイントに対応してリーダライタを簡単に調整しながら取り付けることができる。その結果、良好な通信状態を確保でき、かつ、広告制作者は、アクセスポイントを自由に設けたデザイン性に優れた広告媒体を制作できるようになる。
上記発明において、前記照明装置は、エッジライト方式の導光板と、前記導光板の背面側に配置される光反射板とを備えており、前記光反射板の背面側に連結用面ファスナーが設けられていることを特徴とする。
上記手段によれば、リーダライタを光反射板の背面に着脱自在に取り付けることができる。この結果、リーダライタを照明装置に固定しても、光は反射板によって情報媒体側に放出されるので、照明能力の悪化を招くことを防ぐことができる。
上記発明において、前記照明装置の背面側には背面板が配置され、前記背面板及び前記リーダライタには、それぞれ、連結用面ファスナーが設けられ、前記連結用面ファスナーによって、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記背面板の前面に固定されることを特徴とする。
上記手段によれば、デザインごとに異なるアクセスポイントを有する広告媒体に応じて、リーダライタの取り付け位置を容易に調整できる。
上記発明において、前記リーダライタから前記非接触情報記憶媒体に送信されるべき更新データが格納される情報更新用ICタグを更に備え、前記情報更新用ICタグが前記リーダライタにかざされることにより、前記更新データが前記リーダライタに読み取られることを特徴とする。
上記手段によれば、この情報更新用ICタグは、通常、情報媒体の交換作業者が保有する。交換作業時に、この情報更新用ICタグをリーダライタにかざすことで、前記非接触情報記憶媒体に送信されるべき情報を自動更新することができる。
上記発明において、前記情報媒体に前記情報更新用ICタグが設けられ、前記情報媒体が前記照明装置に設置された際に、前記情報更新用ICタグに対応する位置に設置される前記リーダライタによって、前記更新データが自動的に読み取られることを特徴とする。
上記手段によれば、情報媒体を差し替えるとき、自動的に情報更新用ICタグとリーダライタの間で更新データの送受信が行われるため、旧いリンク先等のデータ(URL等)を新しいデータにまとめて更新でき、情報媒体の差し替え作業の能率化を図ることができるようになる。
上記発明において、前記リーダライタは、前記情報更新用ICタグと通信するための情報更新専用プロトコルによってポーリングを行う情報更新部を備えることを特徴とする。
このようにすると、情報更新用ICタグと特定のリーダライタ間でしか、情報の更新を行うことができないため、部外者によって配信情報が改竄されることを防止することができる。なお、この情報更新部は、リーダライタ内の制御部に設けられることが一般的である。
上記発明において、複数の前記リーダライタのいずれかに前記非接触情報記憶媒体がかざされたか否かを検知するタッチ判断部、前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、コンテンツ購入用の購入IDを前記非接触情報記憶媒体に送信する購入ID付与部、前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、購入確認用の前記リーダライタのポーリングを開始させるポーリング開始部、購入確認用の前記リーダライタに前記非接触情報記憶媒体がかざされた際に前記非接触情報記憶媒体から前記購入IDを取得して、前記購入ID付与部が付与したものか否かを判定してコンテンツ購入の課金の許可する購入ID比較部、を有する課金制御部を備えることを特徴とする。
上記手段によれば、コンテンツを購入しようとする場合、非接触情報記憶媒体に提供される購入IDにより、事前に認証を行うため、本人の購入意志を確認してから課金することができる。また、定常時には、購入確認用のリーダライタは停止しているので、例えば、非接触情報記憶媒体をポケットに収容した利用者が、情報表示パネルにもたれて不用意に課金される事態が発生するのを未然に防止できる。
上記発明において、前記課金制御部は、複数の前記リーダライタに定常的にポーリングを行わせる定常ポーリング部、前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、前記非接触情報記憶媒体に対して試用コンテンツを入手するための入手情報を送信するコンテンツ試用部、前記ポーリング開始部による購入確認用の前記リーダライタのポーリング時間を監視するタイマ部、を更に備えることを特徴とする。
このようにすることで、利用者は、購入前のコンテンツを試用することが可能となる。また、この試用に連動して、購入確認用のリーダライタのポーリング(受信待ち)時間を監視することができるので、試用内容に応じて、購入確認用のリーダライタが柔軟に待機できるようになる。
上記発明において、更に、無線通信アンテナを備えると共に電話線やインターネット等の公衆通信回線網に接続されて、通信エリアを供給する通信エリア供給装置と、前記通信エリア供給装置に接続され、外部からのアクセスを受け付けて情報を配信するWEBサーバ装置と、を備え、前記非接触情報記憶媒体を内蔵した携帯型情報端末と前記リーダライタの通信に基づいて、前記携帯型情報端末が前記通信エリア供給装置を介して前記WEBサーバ装置にアクセス可能となっていることを特徴とする。
このようにすると、携帯型情報端末が、この情報表示装置と無線通信して、必要な情報を直接ダウンロードすることが可能となる。この結果、緊急時の情報配信等に用いることが可能となる。
本発明の上記情報表示パネルによれば、リーダライタの陰影が広告媒体に映り込むことがない。この情報表示パネルは、携帯型情報端末やICカードとの間で常に良好な通信性能を確保でき、広告媒体の差し替えに際して、リーダライタの配置を新しい広告媒体のアクセスポイントに応じて容易に調整して配置し直しできる。この結果、広告媒体をリーダライタの配置に制約を受けることなく自由にデザインできる。広告媒体の差し替え時には、リンク先のデータをまとめて更新できるので、差し替え作業の効率を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る電子看板を、分解して示した要部外観斜視図である。 同じく、(a)は電子看板の正面図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。 第1実施形態の第1変形例に係り、(a)は電子看板の正面図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。 第1実施形態の第2変形例に係り、(a)は電子看板の正面図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。 同じく、第2変形例における回路構成図である。 第2実施形態に係り、電子看板を分解して示した要部外観斜視図である。 同じく、第2実施形態の背面図である。 第3実施形態に係り、電子看板を分解して示した要部外観斜視図である。 図8に示す電子看板の側面図である。 第3実施形態の変形例における図9と同様の電子看板の側面図である。 第4実施形態に係り、電子看板を分解して示した要部外観斜視図である。 第5実施形態に係り、電子看板を模式的に示した外観図である。 第6実施形態に係り、電子看板を模式的に示した外観図である。 図13の制御部の構成を示す構成図である。 同じく、課金のフロー図である。 第7実施形態に係り、誘導標識を模式的に示した外観図である。 同じく、誘導標識の設置態様を示した外観図である。 本発明者等の検討過程における情報表示パネルの概要構成図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態を順次図面に基づいて説明する。なお、各実施形態を示す図面については、均等部材または均等部分には、これらに付したと同一の符号を付すものとする。また、本実施形態において、情報媒体の一種である広告媒体は、紙や合成樹脂材製のシート材に対して、携帯型情報端末をかざす位置を示すアクセスポイントや広告等が印刷された態様のものを指す。しかし、場合によって本実施形態において広告媒体は、当該シート材の裏面(背面)に薄板の透過性シート材を密着させたものをいう。
第1実施形態は、図1,図2に示すように、本発明の情報表示パネルを、エッジライト方式に係る電子看板1に適用した物である。この電子看板1は、広告媒体(広告パネル)2と、その背面から広告媒体2を照明するために広告媒体の背面に設けた面発光タイプの照明装置3と、照明装置3の背面に付着され、携帯型情報端末の非接触情報記憶媒体であるRFIDタグやICタグ等からの無線通信による情報を読み書きするRFID用のリーダライタ4とを具備する。
電子看板1をより具体的に説明すると、照明装置3は広告パネル2の背面に付着される光透過性の導光板3aと、導光板3aの背面に付着され光の反射機能を有する反射板3bと、導光板3aおよび反射板3bの両エッジに沿って配置される光源ユニット3cとで構成される。
光源ユニット3cには、不図示の電源に接続して点灯する多数のLED3dが導光板3aの端面に対峙して埋設される。リーダライタ4は反射板3bに関して導光板3aとは反対側の背面に付着される。リーダライタ4は、広告媒体2に印刷されたアクセスポイントAに対応した位置に貼り付けられる。なお、アクセスポイントAとは、RFIDタグ内蔵の携帯型情報端末等とリーダライタ4の間で、非接触で通信するための目印をいう。
なお、導光板3aの表面の全面には、集光機能を有する多数の小さなレンズ部3eが形成され、これによりLED3dの光が広告媒体2を背面からムラを生じないように均一に照射できるようにしている。ここではレンズタイプの導光板を示したが、本発明はこれに限定されず、レーザーや機械によってV字カットの溝を形成した導光板等を用いることも勿論可能である。
上記のリーダライタ4は、ここでは特に図示しないが、アンテナボードに実装されたアンテナ部と、このアンテナ部を制御すると共に、携帯型情報端末と送受信する情報を記憶する制御部とを有する。
上記のアクセスポイントAには、携帯型情報端末やICカードがかざされ、リーダライタ4と通信を行う。なお、携帯型情報端末が内蔵する非接触情報記憶媒体であるRFIDタグは、電池を内蔵する必要のないパッシブタグ(受動タグ)でもよく、あるいは、電池を内蔵し自ら電波を発する態様のアクティブタグ(能動タグ)であってもよい。これは本第1実施形態だけでなく、以下に示される各実施形態や変形例にも当てはまるものである。RFIDタグやICタグがアクティブタグの場合は、リーダライタ4側をパッシブタグにすることも可能となる。
また、リーダライタ4と非接触情報記憶媒体の情報伝達方式は、双方のアンテナ部の間で信号を双方向に伝達するものであるが、電磁誘導方式または電波方式のいずれであってもよいのは勿論である。これは本第1実施形態だけでなく、以下に示される各実施形態にも当てはまるものである。
なお、図1における矢印はLED3dから発した光の方向を示し、図2における符号6は照明装置3のエッジを保持するフレームを、7は反射板3bを保護する保護板を、8は広告媒体2を保護する透明の保護板をそれぞれ示す。
第1実施形態の電子看板1によれば、エッジライト方式の光源であるLED3dから照射された光は導光板3aの端面から入射した後、導光板3aを透過してレンズ部3eから広告媒体2を背面から照射する。このため、導光板3aが広告媒体2の背面に密着して取り付けた場合であっても、広告媒体2の面に光りのムラを生じることがない。
また、広告媒体2からリーダライタ4に至る距離も極めて短くすることができるため、携帯型情報端末のRFIDタグやICカードと、リーダライタ4との間で行われる通信において、情報の読み出しまたは書き込みを円滑に行うことができる。
導光板3aは、広告媒体2側に光を出射する面発光タイプである。この結果、昼夜を問わず、導光板3aの背面側に配置されるリーダライタ4のシルエットが完全に隠されるので、広告媒体2のデザイン性を失わない。
更に本電子看板1では、導光板3aの背面側に反射板3bを設け、この反射板3bの背面側にリーダライタ4を付着させているため、一層、リーダライタ4のシルエット(陰影)が広告媒体2に映り込むことを回避できる。また、反射板3bによって、導光板3aの明るさが増すので、通行人等の利用者に刺激を与え、視認性が良好で、インパクトある広告効果の高い電子看板1を得ることができる。
なお、上記第1実施形態では、アンテナ部と情報の読み出しおよび書き込みが可能なICチップとを一体に形成したリーダライタ4を一個設けた場合であったが、図3に示す第1変形例のように、第1実施形態と同じ構造のリーダライタ4を、複数個(本変形例では6個)独立して装着する態様にする構成とすることも可能である。これらリーダライタ4には、リーダライタごとに商品購入のための商品情報、地図等のポイントやエリア情報等のURL等が記憶されている。
係る第1変形例によれば、リーダライタ4の設けられるアクセスポイントに携帯型情報端末等をかざすことで、利用者が希望する情報を取得できる。
また、第1変形例では、各リーダライタ4を独立して設けた態様であったが、この代わりに図4、図5に示す第2変形例の構成にすることも可能である。すなわち、リーダライタ4を、アンテナ部4aと、MPUでなるメモリ部を有する制御部4bとに別々に切り離し、コイル状のアンテナ部4aをアンテナボード4dに、制御部4bをメインボード4eにそれぞれ実装して全てのリーダライタ間で共有化する。アンテナ部4aを制御部4bはリード線4cにより接続される。なお、メインボード4eは、横幅寸法が30mm、縦幅寸法が100mmの長方形の形状をなし、そこにMPUのほか、ブザー、マルチプレクサ、電源レギュレータ等の電気要素が実装される。アンテナ部4aは、横幅60mm、縦幅80mmの長方形の形状をなす。
制御部4bには、記憶部(メモリ)が実装され、例えば、携帯型情報端末に送信すべき情報を記憶したり、かざされた携帯型情報端末のIDを記憶したりする。なお、図5中の符号4fはコネクタ端子を示す。
特に本第2変形例のリーダライタ4は、複数(ここでは5個)のアンテナ部4aを備えており、これらの5個のアンテナ部4aがぞれぞれリード線4cを介して単一の制御部4bに接続されている。
この第2変形例によれば、一個の制御部4bに複数個のアンテナ部4aをタコ足状に接続してリーダライタ4を構成できるため、第1変形例と同様に、各アンテナ部4aにおいて、異なる情報の読み出しおよび書き込み信号を送受信できる。また、広告デザインの製作に自由度が増し、かつ、リーダライタ4周りの回路構成をシンプルに設計できるので、安価な電子看板1を製作できる利点がある。更に、アンテナ部4aを薄肉に構成できるので、電子看板を薄くすることが可能になる。
なお、上記第1実施形態、第1変形例、第2変形例においては、エッジライト方式の導光板3aを備えた場合を例に挙げて説明したが、勿論これに限定されることはない。好ましくは面発光する照明装置を採用する。例えば、エレクトロルミネッセンス(EL)方式のシートや、液晶パネルを利用した構成など、他の面発光構造の照明装置を採用にすることも可能である。また、導光板3aの光源もLEDに限定されず、EEEL(外部電極蛍光管)、CCEL(冷陰極管)、HCFL(熱陰極管)などを用いることもできる。
次に、本発明の第2実施形態に係る電子看板1を図6,図7に基づいて説明する。なお、上記第1実施形態や第1、第2変形例と同一または均等部材、部分には、これらに用いたと同じ符号を付すこととし、その詳細な説明は割愛する。図6は第2実施形態に係る電子看板1の要部の構成を斜視図で示す外観組み立て図、図7は電子看板1の背面を示す外観図である。
第2実施形態が第1実施形態と構成上で相違する点は、照明装置3の背面(導光板3bの背面)において、リーダライタ4のアンテナ部4aが、ガイド10に案内されて移動できるようにした点にある。
リーダライタ4はアンテナ部4aと、制御部4bとに分離した構造であり、リード線4cによって相互に接続されている。アンテナ部4aは、導光板3bの背面に所定間隙を存して平行配置した支持パネル9の前面、すなわち、導光板3bの背面に沿って移動できるようになっている。
より具体的に説明すると、支持パネル9の前面には、互いに直交する細長い板状のX軸ガイド10aとY軸ガイド10bとで成るガイド10が配置され、両ガイド10a、10bの交差する部位に取り付けたアンテナボード4dにアンテナ部4aが接着、または適宜の締結具により装着される。アンテナボード4dの背面には、不図示のモータが装備され、X軸ガイド10aおよびY軸ガイド10bに沿って設けた不図示のネジ送り機構または索状部材で形成される巻き掛けリンク機構等にモータの駆動トルクが伝達されるようになっている。
こうして、モータ、巻き掛けリンク機構等で形成される上記駆動手段は、制御部4bによりコントロールされ、駆動手段が駆動すると、アンテナ部4aを上下左右へ移動させ、駆動手段の停止によりアンテナ部4aは所定位置で位置決め固定されるようになっている。
なお、符号11は支持パネル9の背面に配したパネル底板を形成する背面板で、電子看板1を外部から異物が侵入しないように保護する。また、符号12は携帯型情報端末を示す。
第2実施形態によれば、制御部4bからの指令信号により駆動手段が作動し、ガイド10が支持パネル9の面内に沿ってX軸またはY軸方向、すなわち、上下左右方向へ移動され、新しく差し替えられる広告媒体2に設定されたアクセスポイントAに対応する最適な位置にアンテナ部4bを移動できる。これにより、携帯型情報端末12をアクセスポイントAにかざすことで、非接触でアンテナ部4aを通じて、リーダライタ4との間で通信が行われ、ユーザーにとって所定のデジタルコンテンツ等を有するサイトにアクセスでき、各種のサービスを利用できるようになる。
この第2実施形態では、リーダライタ4はアンテナ部4aと制御部4bとを分離した態様であったが、両者4a、4bを一体化した態様の場合には、それをアンテナボード4dに取り付けるようにしてもよい。
また、第2実施形態ではガイド10を一個設けた構成であったが、ガイドを複数個設け、これに応じてリーダライタまたはアンテナ部を各ガイドの交差部に設ける構成とすることもできる。これによれば、複数のリーダライタまたはアンテナ部を実装する態様であっても、ガイドを複数個設けることで、各リーダライタまたはアンテナ部を最適なアクセスポイントに移動でき、広告効果を高めることができる。
また、ガイド10を支持パネル9側に設けたが、この代わりに反射板3bに設けるようにしてもよい。この場合には、通信に支障を来さないように、導光板3aや反射板3bの板厚を極力小さくするよう配慮する必要があり、また、アンテナ部は反射板3bに最も近い位置に配置することが必要である。
また、X軸ガイド10aおよびY軸ガイド10bを板状の部材で形成したが、この代わりにナイロンのような非伸縮性の樹脂素材を、糸状またはネジ状に形成した態様のものを用いてガイド10を構成することも可能である。係る構成とした場合には、リーダライタの出す電波のフェーシングによる干渉、換言すると、リーダライタ4から送信された電波が直接にRFIDタグへ到達する信号と、リーダライタから送信された電波がパネル枠6内の隙間周辺で反射され、RFIDタグへ到達する信号とが、お互いに影響し合うことを抑制できるだけでなく、電子看板1の内部空間を広くできる。
なお、本第2実施形態では、駆動手段によって自動的にアンテナ部4aが移動できる場合を示したが、手動で動かすようにすることも勿論可能である。この場合であっても、電子看板1の外部から、ガイド10(X軸ガイド10a、Y軸ガイド10b)を操作するだけで、リーダライタ4のアンテナの位置を移動させることができる。また、本実施形態では、エッジライト方式で導光板3aを照射したが、EL方式によるシート材を用いる態様であってもよい。
第3実施形態を図8,図9に基づいて説明する。第3実施形態の特徴は、磁性シート13を設けることで、電子看板1の設置環境に左右されることなく電波や電磁波の送受信性能を安定させる点にある。
図8は、第3実施形態に係る電子看板1を分解して示す外観斜視図であり、その基本形態はLEDエッジライト方式の構成を有する。すなわち、第3実施形態の電子看板1は、反射板3bの背面にリーダライタ4が配置され、リーダライタ4の背面を背面板11でカバーした構造を有する。
照明装置3と背面板11との距離、より具体的にはアンテナ部4と背面板11との距離Lが3mm以内の場合には、図9に示すように、コイル状のアンテナコイルを有するアンテナ部4aを、金属板等で成る導電層部14と、磁性シート13との間に挟み込んで積層構造に形成する。制御部4bは図9に示されるように、反射板3b側に設けるが、勿論、背面板11に装着してもよい。磁性シート13は、フェライト磁性粉末または金属磁性粉末を合成樹脂から成る基材に充填してシート状に形成したものである。また、磁性吸収体の機能を有する態様であれば、その材質は特に問わない。
本第3実施形態によれば、アンテナ部4aを導電層部14と磁性シート13とでサンドウィッチ状の積層構造とすることで、電子看板1が設置される周囲の金属に対する影響を排除できる。もっとも、導電層部14を設けると、その導電層部14が電波、電磁波を渦電流として消費するため、その分、受信強度が低下する。しかし、アンテナ部4aの背面側に磁性シート13が存在し、アンテナ部4aは導電層部14と磁性シート13によって挟持されるので、13.56MHzのRFIDタグ付き携帯型情報端末の受信強度を高めることができる。
なお、上記の距離Lが3mm以上の場合には、図10に示される変形例の構成とすることも可能である。すなわち、照明装置3としての反射板3bの背面にアンテナ部4aが装着され、アンテナ部4aに対峙する背面板11に磁性シート13が配置される。係る変形例によっても、アンテナ部4aのアンテナ出力の低下を回避できる。
上記第3実施形態およびその変形例では、LEDエッジライト方式の電子看板について説明したが、導光板3aを液晶パネルに置換した態様の電子看板であってもよいのは勿論である。この場合、アンテナ部4aと背面板11との距離Lを3mm以上に保持するのが好ましい。
次に、図11に示す第4実施形態を説明する。本第4実施形態に係る電子看板1は、上記の各実施形態における電子看板1の基本形態とほぼ同じであり、その詳細な説明は割愛する。第4実施形態は、リーダライタ4を着脱自在に装着した点に特徴がある。
照明装置3は、導光板3aの前面に拡散板15が設けられた構造となっている。拡散板15は、広告媒体2の背面において導光板3aの光を効率的に拡散させる。この結果、証明手段3は、均一なバックライトで広告媒体2に照射できる。
リーダライタ4の前面には、連結用の面ファスナー(ベルクロファスナー)が貼り付けられる。一方、導光板3aの背面側の光反射板3bにも、連結用の面ファスナー(ベルクロファスナー)16が貼り付けられる。上記の両面ファスナーにより、リーダライタ4を反射板3bに着脱自在に装着できる。これにより、リーダライタ4を面ファスナーにより光反射板3bに対して自由な位置に装着できるようになる。
第4実施形態によれば、広告媒体2を別の新しい広告媒体に差し替える場合に、リーダライタ4を取り外し、それまでとは異なる位置に設定された新しい広告媒体のアクセスポイントに、取り外したリーダライタを容易に取り付けることができる。このように、リーダライタ4におけるアンテナ部4aの位置を、アクセスポイントに合わせて微調整をしながら装着できるため、通信不能に陥る事態を未然に回避できる。また、広告制作者は、アクセスポイントを自由に設けたデザイン性に優れた広告媒体を制作できる。
なお、第4実施形態では、光反射板3b側に面ファスナー16を設けたが、背面板11側に面ファスナーを設けることも可能である。係る構成とすることで、上記のリーダライタ4を背面板11の面ファスナーも着脱自在に装着できるようになる。
また、第4実施形態では、LEDエッジライト方式の照明装置を有する電子看板1であったが、この代わりにEL方式のシートを設けた態様の電子看板にすることも可能である。
次に、第5実施形態を図12に基づいて説明する。この第5実施形態は広告媒体すなわちポスターを差し替える(切換える)場合に、複数個のリーダライタに記憶させた旧いコンテンツ掲載サイトのURL(リンク先)を、新しいコンテンツ掲載サイトのURL(リンク先)にまとめて更新できることを特徴とする。なお、以下ではデータをURLに適用した場合を例に挙げて説明しているが、更新データはURLに限定されないのは言うまでもない。
電子看板1には、照明装置3の背面に例えば8個のアンテナ部4aが設けられ、各アンテナ部4aを一個の制御部4bにリード線を介して接続するように実装される。
他方、ポスター2には、上記アンテナ部4aに対応して8カ所のアクセスポイントAが印刷により設けられ、そのうちのいずれか一カ所のアクセスポイントAのエリア内もしくはその近傍には、ハッチングで示すごとく、リンク先切換え専用のICタグ17が埋め込まれる。このICタグ17は、主としてデータを格納するためのメモリ(ICチップ)と、電波(無線)を拾うためのアンテナコイルとが一体化した形態のものである。該メモリには、リーダライタの8カ所のアンテナ部4aに対応した新しいURL情報が予め記憶されている。また、リーダライタ側から、URL情報更新専用のプロトコル(ルール)で情報の呼び出しを受けない限り、このURL情報を外部に送信できないようになっている。
第5実施形態によれば、図12の二点鎖線で示すように、新しいポスター2を貼り替えると、ICタグ17側のアンテナコイルが、これに対向配置されたアンテナ部4aに自動的にかざされる。制御部4bは、特に図示しない情報更新部を有しており、定期的に、アンテナ部4aを利用して情報更新専用プロトコルによってポーリング作業を行うようになっている。この結果、制御部4bにおける情報更新部は、ICタグ17に記憶されている新しいURL情報をアンテナ部4aを利用して取得することができ、すべてのアンテナ部4a、あるいは任意のアンテナ部4aにおける新しいURL(リンク先)をまとめて更新できる。
上記の第5実施形態では、ポスターにICタグ17を埋め込んだ態様、すなわち、ICタグ17をポスターに一体化させた態様であるが、この代わりに、上記ICタグ17を装備した携帯型のICタグ装置(例えば、ICカードやICタグ内蔵型携帯端末)を利用することもできる。係る変形例によれば、ポスター切換え作業者がICタグ装置を把持し、これを貼り替えた新ポスターの上からいずれか一のアンテナ部4aに振りかざすだけで、全部の、あるいは任意のURL情報(リンク先)を書き換えることができる。これにより、広告媒体を安価に製作できる。
次に、第6実施形態を説明する。この第6実施形態は上記各実施形態等における電子看板1との間の電波の送受信が誤作動のない確実なものとし、利用者が必要とする音楽やゲーム、動画等のコンテンツを安全、確実に取得できる課金システムを有することを特徴とする。なお、以下では携帯型情報端末に適用した場合を例に挙げて説明するが、ICカード等にも適用できる。
図13に示すように、第6実施形態の電子看板1は、図4や図12に示す電子看板1の基本形態とほぼ同じ基本形態を有する。すなわち、6個(個数はこれに限定されない)のアンテナ部a〜fがアンテナボードに実装され、各アンテナ部a〜fをメインボード4e上のMPUでなるメモリ部等を有する制御部4bにリード線4cを介して接続され、6個のリーダライタが形成される。
これらアンテナ部a〜fのいずれかに携帯型情報端末等がふりかざされることで、後述する制御部4bから利用者が購入しようとするコンテンツに関する購入用のIDが携帯型情報端末へ転送して付与される。また、各アンテナ部a〜fで形成される各リーダライタは、後述の制御部4eにより定常的にポーリングが実行されている。
メインボード4eには、制御部4eに接続される購入確認用のアンテナ部gが実装される。また、この購入確認用アンテナ部gは、通常、ポーリング作業を行っていない。他の各アンテナ部a〜fに携帯型情報端末等がかざされて通信を行ったときに、はじめて、購入確認用アンテナ部gがポーリングを開始する。この制御は制御部4bが行行っている。
制御部4bの構成を更に詳細に説明する。なお、以下ではアンテナ部a〜f、および購入確認専用アンテナ部gを、説明の便宜上、リーダライタa〜f、および購入確認用リーダライタgと称することとする。
制御部4bは、不図示のMPU(またはCPU)や記憶部の他に、図14に示すように、課金制御部4xを有する。この課金制御部4xは、定常ポーリング部18、タッチ判断部19、コンテンツ試用部20、購入ID付与部21、ポーリング開始部22、タイマ部23、購入ID比較部24で構成される。
定常ポーリング部18は、リーダライタa〜f(ただし、購入確認用リーダライタgは除く)に定常的にポーリングを行わせる。この際、隣接するリーダライタ同士が同時にポーリングしないように制御する。タッチ判断部19は、リーダライタa〜fに携帯型情報端末がかざされたか否かを検知する。コンテンツ試用部20は、携帯型情報端末がアクセスポイントにタッチされると、携帯型情報端末に、例えば、音楽やゲームを試し的に用いる試用コンテンツをダウンロードするためのURL情報を送信する。利用者は、入手したURL情報に基づいて公衆通信回線に接続して、試用コンテンツをダウンロードする。なお、情報量が少ない場合には、リーダライタa〜fから携帯型情報端末にコンテンツを直接送信することも可能である。
購入ID付与部21は、携帯型情報端末がリーダライタa〜fにかざされた(タッチされた)ときに、コンテンツ購入用のID(購入ID)を携帯型情報端末側に送信する。なお、この購入IDは、制御部4bの記憶部に保管されるか、購入確認用リーダライタgに記憶される。
ポーリング開始部22は、携帯型情報端末がリーダライタa〜fにかざされると、購入確認用リーダライタgのポーリングを開始させる。つまり、購入可能状態に移行する。タイマ部23は、ポーリング開始部22による購入確認用リーダライタgのポーリング時間を監視し、予め設定された時間だけ購入確認用リーダライタgがポーリングできるようにする。購入ID比較部24は、購入確認用リーダライタgに携帯型情報端末がかざされた場合に、携帯型情報端末から購入IDを取得し、この購入IDと、制御部4bが保管している購入IDを比較して、一致する場合はコンテンツ購入の課金の許可すると同時に、正規コンテンツをダウンロードするためのURL情報を携帯型情報端末に送信する。
なお、上記タイマ部23がポーリング開始部22を作動させる所定時間とは、例えば、5分間程度が好ましいが、試用させるコンテンツに応じて適宜変更することが可能である。加えて、携帯型情報端末が購入確認用リーダライタgに一度かざされると、直ちにタイマがOFFとなるようにしておくことも好ましい。
第6実施形態の作動を図15に示す課金フロー図に基づいて説明する。
電子看板1は主電源に導通しており、ステップ1(以下、ステップを「S」で表示する)において、定常ポーリング部18は、リーダライタa〜fを順次にポーリングする。利用者が音楽のコンテンツを購入する為に携帯型情報端末をアクセスポイントにかざすと、その携帯型情報端末がかざされたか否かがタッチ判断部19で判断される(S2)。タッチされたと判断した場合に、ステップ3に進み、タッチ判断部19は、音楽が試聴用コンテンツをダウンロード可能なURL情報を携帯型情報端末に送信する(S3)。これと同時に、購入ID付与部21は、音楽を購入するための購入IDを携帯型情報端末に送信し(S4)、更に、この購入IDを制御部4bで保管する(S5)。
制御部4bに購入IDが転送されると、ポーリング開始部22により購入確認用リーダライタgのポーリングが開始される(S6)。タイマ部23では、購入確認用リーダライタgのポーリング時間をカウントし、所定時間経過したか否かが判定される(S7)。購入確認用リーダライタgのポーリングが開始されてから所定時間が経過した場合には、購入確認用リーダライタgのポーリングを終了させて(S15)、最初に戻る。一方、所定時間が経過していない場合は、購入確認用リーダライタgに携帯型情報端末がタッチされたか否かをタッチ判断部19で判断する(S8)。タッチされない場合はS7に戻って、所定時間ポーリングしたか否かの判定を繰り返す。S8において、携帯型情報端末が購入確認用リーダライタgにかざされた場合、購入ID比較部24により携帯型情報端末に付与されたIDと制御部4bに保管されたIDとが一致するか否かが比較判断される(S9)」。S9で購入IDが一致しないと判断された場合には、購入者以外の他人の携帯型情報端末が誤って触れたと判断し、S7に戻って、所定時間ポーリングしたか否かの判定を行う。これにより、不用意に他人に課金されることが回避される。
購入IDが一致した場合には(S9)、利用者がコンテンツの購入意思があるものと認証され、利用者に対して直接に課金データが携帯型情報端末に送信され、課金される(S10)。これと同時に、正規コンテンツをダウンロードするためのURLが携帯型情報端末に送信される(S11)。その後、購入確認用リーダライタgのポーリングが強制的に終了され(S15)、最初の定常状態に復帰する(S1)。
このように、第6実施形態によれば、利用者の携帯型情報端末のIDタグを活用することで、購入IDが一致するかどうかを比較判断し、安全、確実な認証課金システムを備えた信頼性ある電子看板1を得ることができる。また、複数のリーダライタ(アンテナ)を利用することで、多数の商品から好みの商品を選択することが可能となり、簡易で利便性の高い電子看板を得ることができる。
次に、図16、図17を参照して本実施形態の第7実施形態について説明する。ここでは、本発明の情報表示パネルを、誘導標識101に適用した場合を示す。なお、この誘導標識101の基本構成は、第1〜第6実施形態で示した電子看板1と同様であるので、ここでは異なる部分を中心に説明することとし、重複する説明は省略する。
誘導標識101は、図16に示されるように、誘導案内表示面102と、この誘導案内表示面と一体的に設けられる面発光タイプの照明装置103と、照明装置103の背面に装着される通信ボックス180とを備える。照明装置103は、光透過性の導光板103aと、導光板103aのエッジに沿って配置される光源ユニット103cとで構成される。ここでは、導光板103aの表面自体に誘導案内表示面102が形成されている。この誘導案内表示面102には、避難方向を示す矢印マーク102aが印刷又は凹凸によって表示される。
通信ボックス180は、リーダライタ104と、通信エリア供給装置130と、WEBサーバ装置140と、バッテリ150を備えており、これらは特に図示しない配線によって相互に接続されている。リーダライタは、ICタグを内蔵した携帯型情報端末が、矢印マーク102aにかざされた際に、このICタグと通信して、避難経路を入手するためのURL情報を携帯型情報端末に送信する。なお、このURL情報のアクセス先は、WEBサーバ装置140に設定されている。
通信エリア供給装置130は、無線通信アンテナを備えると共に、電話線やインターネット等の公衆通信回線網160に接続されており、無線通信エリアを供給するものである。この通信エリアは、特に限定されないが、例えば、半径10数メートル程度の極めて小さい範囲の通信エリアとなるフェムトセルなどである。いわゆる携帯電話の通話エリア外であっても、通信エリア供給装置130の存在により、携帯型情報端末が通信・通話できる。通信エリア供給装置130は、WEBサーバ装置140にも接続されている。従って、携帯型情報端末は、通信エリア供給装置130を介して、WEBサーバ装置140に接続して、必要な情報をダウンロード可能となっている。
WEBサーバ装置140は、WWWサーバとして機能し、外部からのアクセスを受け付けて、情報を配信するようになっている。更に、このWEBサーバ装置140は、DNSサーバ機能も有している。仮に、震災や停電等によって公衆通信回線網160が切断された場合であっても、携帯型情報端末が通話エリア供給装置130を経由して、特定のURLへのアクセス要求があった場合、そのURL(ドメインネーム)のアクセス先をDNSサーバ機能が解決する。この結果、携帯型情報端末は、WEBサーバ装置140のWWWサーバ機能へのアクセスできる。また、WEBサーバ装置140には、避難経路情報や緊急連絡先情報などが保存されており、携帯型情報端末からの要求に基づいて配信可能となっている。
バッテリ150は、いわゆる無停電電源装置(UPS)として機能し、停電時においても、照明装置103、リーダライタ104、通信エリア供給装置130、WEBサーバ装置140に電源を供給する。
誘導標識101は、図17に示されるように、壁面190に形成される取付穴190Aに挿入される。挿入後、誘導標識101に電源と公衆通信回線を接続するだけで、簡単に設置することができる。
この誘導標識101によれば、定常時は、避難経路を提示する誘導標識として機能する。同時に、通信エリア供給装置130によって、地下鉄構内や高層ビルの上層階など、通話エリア圏外となりやすい場所においても携帯型情報端末の通信・通話エリアを提供することができる。従って、仮に災害が発生した場合は、この誘導標識101に接近することで、携帯型情報端末を利用して外部と連絡を図ることができる。更に、携帯型情報端末を、誘導標識101にタッチすると、WEBサーバ装置140にアクセスするためのURL情報がリーダライタ104から供給される。このURL情報に基づいて、通信エリア供給装置130を経由してWEBサーバ装置140にアクセスすることで、避難経路や周辺地図等を入手できる。なお、これらの動作は、全て、通信ボックス180内の閉じた空間内の機器によって実現されるため、仮に、公衆通信回線網160がダウンした場合であっても、確実に情報を入手できるようになっている。
以上、上記実施形態では、情報表示パネルを電子看板は誘導標識に用いる場合に限って示したが、本発明はこれらの各実施形態および各変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、情報表示パネルの設置形態も上記実施形態に限定されず、例えば、店舗のフロア、地面、店舗や駅構内の壁面等、様々な態様で使用することが可能である。また、上記全ての実施形態では、内蔵されるリーダライタが、電源を用いて電気的に動作する構造に限って示したが、本発明はこれに限定されず、ICタグを内蔵した携帯型情報端末側が電気的に動作するアクティブタグの場合は、リーダライタ側がRFIDタグのみで構成されていても良い。
本発明の情報表示パネルは、RFID(Radio Frequency Identification)用のリーダライタを設けたアクセスポイントに、携帯型情報端末に内蔵された非接触情報記憶媒体(以下、「RFIDタグ」ともいう)あるいは非接触情報記憶媒体付きカード(非接触ICカード)などをかざすだけで、電子看板との間でインタラクティブなコミュニケーションを行え、音楽、ゲーム、小説、ムービー等のコンテンツ、観光地の宿泊、催し、ショッピング、スポーツ開催等のエリア情報等を瞬時にして得られる安全、確実、信頼性ある電子看板に利用できる。

Claims (21)

  1. 情報媒体を背面から照明する照明装置を、前記情報媒体の背面に設ける一方で、前記照明装置の背面側に、非接触情報記憶媒体に対応したリーダライタを設け
    前記リーダライタは、少なくともアンテナ部が前記照明装置の背面側で面方向に移動自在に配設されていることを特徴とする情報表示パネル。
  2. 前記照明装置は、前記情報媒体側に面状に発光する面発光光源を備えることを特徴とする請求の範囲1に記載の情報表示パネル。
  3. 前記照明装置は、前記情報媒体の背面に配置されるエッジライト方式の導光板、又はエレクトロルミネッセンス(EL)方式の発光板を備え、前記照明装置に対して前記情報媒体を密着させることを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の情報表示パネル。
  4. 前記非接触情報記憶媒体は、RFIDタグであり、携帯型情報端末又はカードに内蔵されていることを特徴とする請求の範囲1、2又は3に記載の情報表示パネル。
  5. 複数の前記リーダライタが、前記情報媒体の複数の異なる箇所に対応するように配設されることを特徴とする請求の範囲1乃至4のいずれかに記載の情報表示パネル。
  6. 複数の前記リーダライタは、前記アンテナ部と制御部とが分離して形成されると共に、複数の前記リーダライタ間で単一の前記制御部を共有するようになっており、
    複数の前記アンテナ部が、前記情報媒体の前記複数の異なる箇所に対応するように配設されることを特徴とする請求の範囲5に記載の情報表示パネル。
  7. 前記照明装置の背面側には、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部を移動自在に保持するガイドが設けられ、
    前記リーダライタは、少なくとも前記アンテナ部が前記ガイド上を移動することで位置決め固定されることを特徴とする請求の範囲1乃至のいずれかに記載の情報表示パネル。
  8. 前記ガイドは、前記照明装置の背面側において移動自在に配設されることを特徴とする請求の範囲に記載の情報表示パネル。
  9. 前記ガイドを複数個設け、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記ガイドのそれぞれに保持されることを特徴とする請求の範囲又はに記載の情報表示パネル。
  10. 前記ガイドは、X軸方向に移動するX軸ガイドと、前記X軸ガイドに対して直交配置されてY軸方向に移動するY軸ガイドを備えており、前記X軸ガイド及び前記Y軸ガイドの交差部に、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が装着されることを特徴とする請求の範囲又はに記載の情報表示パネル。
  11. 前記照明装置の裏面及び前記リーダライタには、それぞれ、連結用面ファスナーが設けられ、
    前記連結用面ファスナーによって、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記照明装置裏面に固定されることを特徴とする請求の範囲1乃至のいずれかに記載の情報表示パネル。
  12. 前記照明装置は、エッジライト方式の導光板と、前記導光板の背面側に配置される光反射板とを備えており、
    前記光反射板の背面側に連結用面ファスナーが設けられていることを特徴とする請求の範囲11に記載の情報表示パネル。
  13. 前記照明装置の背面側には背面板が配置され、
    前記背面板及び前記リーダライタには、それぞれ、連結用面ファスナーが設けられ、
    前記連結用面ファスナーによって、前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が前記背面板の前面に固定されることを特徴とする請求の範囲1乃至のいずれかに記載の情報表示パネル。
  14. 前記リーダライタは、前記非接触情報記憶媒体と無線通信するコイル状のアンテナコイルを前記アンテナ部に有しており、
    前記アンテナコイルの背面側に、磁性シートが配設されることを特徴とする請求の範囲1乃至13のいずれかに記載の情報表示パネル。
  15. 前記照明装置の背面側には、3mm以上の距離を空けて背面板が配置され、
    前記照明装置の裏面には前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部が配設されると共に、前記背面板における前記リーダライタの少なくとも前記アンテナ部に対向する部位には磁性シートが配設されることを特徴とする請求の範囲1乃至14のいずれかに記載の情報表示パネル。
  16. 前記リーダライタから前記非接触情報記憶媒体に送信されるべき更新データが格納される情報更新用ICタグを更に備え、
    前記情報更新用ICタグが前記リーダライタにかざされることにより、前記更新データが前記リーダライタに読み取られることを特徴とする請求の範囲1乃至15のいずれかに記載の情報表示パネル。
  17. 前記情報媒体に前記情報更新用ICタグが設けられ、
    前記情報媒体が前記照明装置に設置された際に、前記情報更新用ICタグに対応する位置に設置される前記リーダライタによって、前記更新データが自動的に読み取られることを特徴とする請求の範囲16に記載の情報表示パネル。
  18. 前記リーダライタは、前記情報更新用ICタグと通信するための情報更新専用プロトコルによってポーリングを行う情報更新部を備えることを特徴とする請求の範囲16又は17に記載の情報表示パネル。
  19. 複数の前記リーダライタのいずれかに前記非接触情報記憶媒体がかざされたか否かを検知するタッチ判断部、
    前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、コンテンツ購入用の購入IDを前記非接触情報記憶媒体に送信する購入ID付与部、
    前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、購入確認用の前記リーダライタのポーリングを開始させるポーリング開始部、
    購入確認用の前記リーダライタに前記非接触情報記憶媒体がかざされた際に前記非接触情報記憶媒体から前記購入IDを取得して、前記購入ID付与部が付与したものか否かを判定してコンテンツ購入の課金の許可する購入ID比較部、
    を有する課金制御部を備えることを特徴とする請求の範囲1乃至18のいずれかに記載の情報表示パネル。
  20. 前記課金制御部は、
    複数の前記リーダライタに定常的にポーリングを行わせる定常ポーリング部、
    前記非接触情報記憶媒体が前記リーダライタにかざされた際に、前記非接触情報記憶媒体に対して試用コンテンツを入手するための入手情報を送信するコンテンツ試用部、
    前記ポーリング開始部による購入確認用の前記リーダライタのポーリング時間を監視するタイマ部、を更に備えることを特徴とする請求の範囲19に記載の情報表示パネル。
  21. 更に、無線通信アンテナを備えると共に電話線やインターネット等の公衆通信回線網に接続されて、通信エリアを供給する通信エリア供給装置と、前記通信エリア供給装置に接続され、外部からのアクセスを受け付けて情報を配信するWEBサーバ装置と、を備え、
    前記非接触情報記憶媒体を内蔵した携帯型情報端末と前記リーダライタの通信に基づいて、前記携帯型情報端末が前記通信エリア供給装置を介して前記WEBサーバ装置にアクセス可能となっていることを特徴とする請求の範囲1乃至20のいずれか一項に記載の情報表示パネル。
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