JP2020078592A - 玩具 - Google Patents

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健一郎 芦田
Kenichiro Ashida
健一郎 芦田
恵未 牧内
Emi Makiuchi
恵未 牧内
井上 康宏
Yasuhiro Inoue
康宏 井上
祐介 金田
Yusuke Kaneda
祐介 金田
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Abstract

【課題】 外被が比較的柔らかい素材で形成されても、ICタグの破損を防止することができる。【解決手段】 玩具10はぬいぐるみ型の玩具であり、外被(120)およびこの外被に充填された充填材(122)を含む。ぬいぐるみ(12)の尻部(32a)は、平坦面または略平坦面で形成され、この部分には、外被の表側に装飾部材(14)が縫い付けられる。装飾部材に対応する位置には、外被の裏側に補強部材(16)が接着される。この補強部材には、ICタグ(18)が貼り付けられる。ユーザは、装飾部材が設けられたぬいぐるみの尻部をリーダライタに接触させたり、ぬいぐるみをリーダライタに置いたり(座らせたり)して、玩具をリーダライタに翳す。すると、タグ情報が読み出されたり、タグ情報が書き換えられたりする。【選択図】 図3

Description

この発明は玩具に関し、特にたとえば、ICタグを備える、玩具に関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示されたゲーム装置は、上段の競争トラック上で競走する模型体を、下段走行面を走行する自走体で磁石の磁力を介して誘導して、模型体を競走させる2階建ての競走ゲーム装置である。模型体の下面にパッシブ型RFIDタグが設けられ、また自走体の上面にパッシブ型RFIDタグが設けられる。この競走ゲーム装置では、パッシブ型RFIDタグから発信されるコード情報が受信され、自走体および模型体の位置が個別に検出され、模型体が自走体から適宜切り離され、あるいは結合される。
特開2002−306835号
しかし、この背景技術のようなゲーム装置の模型体では、少なくとも台座部分がプラスチックで形成されており、変形し難いため、外部からの力によってパッシブ型RFIDタグが変形することがほとんどない。したがって、台座部分が比較的柔らかい材料で形成される場合については何ら考慮されていない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、玩具を提供することである。
また、この発明の他の目的は、外被が比較的柔らかい素材で形成されても、ICタグの破損を防止できる、玩具を提供することである。
第1の発明は、ぬいぐるみ型の玩具であって、ICタグ、補強部材、および外被を備える、玩具である。補強部材には、ICタグが貼り付けられる。また、この補強部材は、少なくとも当該ICタグよりも折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成される。外被は、補強部材を固定し、第1素材よりも柔らかい第2素材で形成される。補強部材は、この外被の裏側のうち、玩具を平面に置いた場合の当該玩具の設置面の裏側に固定される。
第1の発明によれば、ICタグを補強部材に貼り付けるので、柔らかい素材の外被であっても、外部からの力によってICタグが折れ曲がるのを防止することができる。つまり、ICタグが破損するのを防止することができる。また、補強部材は、玩具を平面に置いた場合の当該玩具の設置面の裏側に固定されるので、ユーザは直感的に玩具の設置面をリーダライタに翳すように操作し、リーダライタとの間でICタグのタグ情報を送受信することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、玩具を平面に置いた場合の当該玩具の設置部分は、平面または略平面となるように形成される。
第2の発明によれば、玩具の平面をリーダライタの平面に接触さたせたり、置いたりして翳すので、ユーザは直感的に操作することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、補強部材は、玩具(ぬいぐるみ)の尻部の裏側に固定される。
第3の発明によれば、ぬいぐるみ型の玩具を座らせるように操作すれば、ICタグのタグ情報を送受信することができる。したがって、ユーザは直感的に操作することができる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかに従属し、補強部材に対応する外被の表側に指標を設けた。
第4の発明によれば、指標を設けるので、タグ情報を送受信するために、ユーザがリーダライタに玩具を翳す場合に、指標が設けられた部分をリーダライタに向けたり、接触させたりするように誘導することができる。
第5の発明は、第4の発明に従属し、指標は外被に固定される別部材の装飾部材で形成される。
第5の発明によれば、別部材の装飾部材を設けるので、ユーザが指標として認識し易い。
第6の発明は、第5の発明に従属し、補強部材は、外被の裏側のうち、装飾部材が設けられる部分に接着される、請求項5記載の玩具。
第6の発明によれば、たとえば、ワッペンまたはアップリケのような装飾部材が設けられる場合には、補強部材を接着剤で固定する場合に、接着剤が外被の表側に漏れるのを防止することができる。
第7の発明は、第1ないし第6の発明にいずれかに従属し、外被の裏側に補強部材が固定され、当該補強部材の面のうち、外被に固定される場合に当該外被に対向する面と反対側の面にICタグが貼り付けられる。
第7の発明によれば、補強部材の面のうち、ICタグを外被に対向する面と反対側の面に貼り付けるので、ICタグと玩具の表面の間に、少なくとも外被と補強部材が設けられるため、ICタグが外部からの力を受けたり、外部から接触されたりするのが難しい構成にすることができる。
第8の発明は、第1ないし第7の発明のいずれかに従属し、ICタグは粘着部材付きである。
第8の発明によれば、ICタグを補強部材に貼り付けるだけなので、ICタグの固定は簡単である。
第9の発明は、第1ないし第8の発明のいずれかに従属し、外被の内部に充填される充填物をさらに備える。
第9の発明によれば、外被の内部に充填物が充填されるぬいぐるみで玩具を構成することができる。
第10の発明は、第9の発明に従属し、充填物の素材はアクリルまたはポリエステルで
ある。
第11の発明は、第1ないし第10の発明のいずれかに従属し、補強部材は板状部材である。
第11の発明によれば、補強部材は板状部材であるので、ユーザの手で変形する玩具において、比較的硬い部分を出来る限り少なくすることができる。
第12の発明は、第1ないし第11の発明のいずれかに従属し、補強部材は角丸の多角形または円形に形成される。
第12の発明によれば、補強部材によって外被が破れてしまうのを防止することができる。
第13の発明は、第1ないし第12の発明のいずれかに従属し、第1素材は、ICタグが補強部材に貼り付けられた状態で、当該ICタグが折れ曲がるのを阻止する硬さを有する。
第13の発明によれば、ICタグが折れ曲がるのを阻止するので、ICタグが破損するのを防止することができる。
第14の発明は、第1ないし第13の発明のいずれかに従属し、第1素材は、金属以外の素材である。
第14の発明によれば、ICタグのタグ情報の送受信に影響せずに、ICタグを補強することができる。
第15の発明は、第1ないし第14の発明のいずれかに従属し、第1素材は、ABS、アクリル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンまたはポリカーボネートを含む。
第16の発明は、第1ないし第15の発明に従属し、第2素材は、アクリル、ポリエステル、塩化ビニルまたはエラストマーを含む。
第17の発明は、第1ないし第16の発明のいずれかに従属し、補強部材は、プラスチックにより形成される。
第17の発明によれば、ICタグのタグ情報の送受信に影響せずに、ICタグを補強することができる。
第18の発明は第1ないし第17の発明のいずれかに従属し、外被は、毛糸により形成される。たとえば、玩具は、毛糸を編んで形成した外被を有するぬいぐるみ型の玩具である。
第18の発明によれば、毛糸を用いた柔らかい玩具を提供することができる。
第19の発明は、第1ないし第19の発明のいずれかに従属し、玩具には保護部材がさらに設けられる。保護部材は、ICタグの面のうち、当該ICタグが補強部材に貼り付けられる面と反対側の面に設けられ、当該ICタグを保護する。
第19の発明によれば、ICタグの面のうち、補強部材にはりつられた面と反対側の面
に保護部材を設けるので、この反対側の面から外部の力が加えられてもICタグが破損するのを防止することができる。
第20の発明は、第19の発明に従属し、保護部材は、透明または半透明である。
第20の発明によれば、保護部材は、透明または半透明であるため、ICタグの表面に記載された情報が隠れるのを防止することができる。
第21の発明は、ぬいぐるみ型の玩具であって、ICタグ、ICタグが貼り付けられ、少なくとも当該ICタグより折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材、補強部材を固定し、第1素材よりも柔らかい第2素材で形成された外被、および外被の表側に固定される装飾部材を備え、補強部材は、外被と装飾部材の間に挟むように固定される、玩具である。
第22の発明は、ICタグ、ICタグを固定し、少なくとも当該ICタグより折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材、および補強部材を固定し、第1素材よりも軟らかい第2素材で少なくとも一部が形成された外被を備える、玩具である。
第21および第22の発明においても、第1の発明と同様に、ICタグの破損を防止することができる。
この発明によれば、少なくともICタグよりも折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材にICタグを貼り付けるので、柔らかい第2素材で外被が形成されても、外部からの力によってICタグが折れ曲がるのを防止することができる。したがって、ICタグの破損を防止することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の限定しない一例である玩具の外観を左側から見た側面図である。 図2は図1に示す玩具の外観を示す図解図であって、図2(A)は正面図であり、図2(B)は上面図であり、図2(C)は下面図であり、そして、図2(D)は背面図である。 図3は図1に示す玩具のIII−III断面図である。 図4(A)は図3の一部を拡大した拡大図であり、図4(B)は図4(A)に示す限定しない一例の補強部材およびこの補強部材に貼り付けられた限定しない一例のICタグをICタグ側から見た図解図である。 図5(A)は図4(B)に示すICタグの一方の面(タグ面)を示す図解図であり、図5(B)はこのICタグを他方の面(ラベル面)を示す図解図である。 図6は他の実施例の玩具の断面の一部を拡大した断面図である。
図1はこの発明の一実施例である玩具10は、ぬいぐるみ型の玩具ないし人形であり、人間、人間以外の動物、ゲームキャラクタ、アニメキャラクタなどを模した外観を有するぬいぐるみ12を含む。この実施例では、ぬいぐるみ12は、座った状態の像を模した外観を有している。ぬいぐるみ12は、頭部(鼻および耳を含む)30、胴体部32、脚部34および尻尾部36で構成され、胴体部32の尻に相当する部分(尻部)32aが平坦
面または略平坦面で形成される。したがって、玩具10を平面に置くと、図1に示すように、ぬいぐるみ12を当該平面に座らせることができる。つまり、玩具10(ぬいぐるみ12)の設置部分は、平坦または略平坦となるように形成される。
また、ぬいぐるみ12は、外被120を有し、後述するように、外被120の内部に充填材122が入れられる(充填される)。
たとえば、外被120は毛糸を編むことにより形成される。毛糸の素材は、アクリルまたはポリエステル或いは混紡糸などである。また、充填材122は、典型的には綿であり、その素材はアクリルまたはポリエステルである。この充填材122によって、毛糸で形成される外被120の外観形状が維持される。つまり、玩具10(ぬいぐるみ12)が、像を模した外観形状で維持される。
ただし、外被120は、すべて毛糸で形成される必要は無く、一部が毛糸以外で形成されてもよい。たとえば、玩具10(ぬいぐるみ12)の目または/および尻尾部36は、フエルトで形成されてもよい。または、目は、ボタンで形成されてもよい。
図2(A)は図1に示す玩具10を正面から見た正面図であり、図2(B)は図1に示す玩具10を上面から見た上面図であり、図2(C)は図1に示す玩具10を下面から見た下面図であり、そして、図2(D)は図1に示す玩具10を背面から見た背面図である。
図2(A)〜図2(C)に示すように、この実施例では、外被120は、左側の部材120aと右側の部材120bで構成され、部材120aと部材120bとは縫い合わされている。ただし、部材120aと部材120bとは、別々に用意する必要はなく、一部が連結された一つの部材であってもよい。たとえば、部材120aと部材120bが連結される一部としては、頭部30の一部または胴体部32(腹部32bまたは背中32c)の一部が該当する。
また、図2(D)から良く分かるように、尻尾部36の近傍であり、像の尻部32aには、ワッペンまたはアップリケと呼ばれる部材(装飾部材)14が外被120の表側(表面)に設けられる(縫い付けられる)。ただし、装飾部材14は、外被120に直接刺繍が施されたものでも良い。装飾部材14は、玩具10をリーダライタに翳す場合に、翳す位置をユーザに示すための指標として機能する。たとえば、装飾部材14には、玩具10の製造元の名称および/または玩具10の名称や総称などが記載される。
図3は図2(A)のIII−III断面図である。この図3に示すように、外被120(玩具10)の内部には、充填材122が充填される。また、玩具10の内部であり、外被120の裏側(裏面)には、装飾部材14に対応する位置に補強部材16が固定される(設けられる)。つまり、玩具10を平面に置いた場合の載置面(尻部32aに設けられる装飾部材14の表面)の裏側に補強部材16が固定される。たとえば、補強部材16は、接着剤(ホットボンド)で外被120の裏側に貼り付けられる。また、玩具10はICタグ18を含み、このICタグ18は補強部材16に固定される。したがって、ICタグ18は、外被120の裏側ないし内部に設けられる。このため、ユーザがICタグ18に直接触れることはない。
このように、補強部材16は、装飾部材14に対応する位置に、外被120の裏側から接着されるので、装飾部材14によって接着剤が玩具10の表面に染み出すのを防止することができる。装飾部材14は、補強部材16と同程度の大きさであり、この実施例では、装飾部材14は補強部材16よりも少し大きい。したがって、接着剤が装飾部材14か
らはみ出すことが防止される。
図4(A)は図3に示す玩具10の一部(点線で囲んだ部分)を拡大した拡大図であり、図3の点線で囲む範囲を示す。図4(B)は、補強部材16およびこの補強部材16に貼り付けられたICタグ18を、このICタグ18側から見た図である。なお、図4(A)では、接着剤および後述する粘着部材は省略してある。
図4(A)から分かるように、この実施例では、外被120の表側に装飾部材14が貼り付けられ、この装飾部材14に対応する位置であり、外被120の裏側に補強部材16が接着される。つまり、玩具10を外側または内側から見た場合に、装飾部材14と補強部材16は重なるように配置されている。
また、図4(A)および図4(B)から分かるように、補強部材16は円板状に形成され、ICタグ18は円形のシート状に形成され、補強部材16はICタグ18よりもやや大きく形成される。ただし、図4(A)では(図3も同様)、分かり易くするために、ICタグ18の厚みを補強部材16の厚みと同程度で示してあるが、実際には、ICタグ18は補強部材16よりも薄い。以下、同様である。また、補強部材16およびICタグ18の形状は、多角形でもよい。かかる場合には、補強部材16は角丸に形成される。これは、玩具10を使用した場合に、補強部材16の角が外被120に当たり、外被120が破れてしまうのを防止するためである。また、補強部材16は円板状(板状部材)であるため、ICタグ18の破損を防止しつつ、ぬいぐるみ12のように変形可能な玩具10において、硬い部分を出来る限り少なくすることができる。
補強部材16は、金属以外の素材であり、少なくともICタグ18より折れ曲がり難い硬さ、または、ICタグ18が折れ曲がるのを阻止する硬さを有している素材で形成される。したがって、補強部材16は、外被120よりも硬い。この実施例では、補強部材16はプラスチック板であり、その素材としては、ABS(ABS樹脂:アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂の総称)、アクリル、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PS(ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)などが採用される。このように、補強部材16を金属以外の素材で形成するのは、リーダライタとICタグ18の間でタグ情報を送受信する場合に、磁界が変化してしまい、その送受信に影響を及ぼすのを回避するためである。また、補強部材16は、少なくともICタグ18より折れ曲がり難くするために設けられるため、仮にユーザが曲げようとしても、簡単に折れ曲がったり、簡単に割れたりしない強度を有する。
ICタグ18は、汎用のパッシブ型のRFIDタグであり、図5(A)に示すように、ICチップ18a、これに連結されるアンテナ18bが絶縁性の基材(たとえば、紙または合成樹脂)18c上に設けられる。ICチップ18aおよびアンテナ18bが設けられるICタグ18の一方の面(タグ面)では、少なくとも、ICチップ18aおよびアンテナ18bが保護膜(図示せず)で覆われる。また、図示は省略するが、この実施例のICタグ18は、ラベルシール型のICタグであり、タグ面には、保護膜の表面(ICチップ18aおよびアンテナ18b側と反対側の面)に粘着部材(たとえば、接着用の糊)が設けられる(塗布される)。したがって、ICタグ18は、粘着部材によって補強部材16に貼り付けられる。また、図5(B)に示すように、ICチップ18aおよびアンテナ18bが設けられていないICタグ18の他方の面(ラベル面)には、タグ情報またはタグ情報に関連する情報(記載情報)が記載される。ここでは、記載情報の一例として、玩具10(ぬいぐるみ)の種類(像)とその色(水色)が記述される。
上記のとおり、ICタグ18は補強部材16に貼り付けられるが、図4(A)に示すように、ICタグ18と玩具10の表面(外側)の間には、補強部材16、外被120およ
び装飾部材14が設けられるため、外部からの力が加わり難く、外部からICタグ18に触れるのも困難である。つまり、ICタグ18は破損し難い位置に設けられる。
また、ICタグ18のラベル面は、タグ面の反対側の面であるため、ICタグ18が補強部材16に貼り付けられても、図4(B)に示すように、このラベル面に記載された記載情報を視認することができる。また、補強部材16では、ICタグ18が貼り付けられていない面が外被120の裏側に貼り付けられるため、補強部材16が外被120に貼り付けられても、補強部材16に貼り付けられたICタグ18のラベル面に記載された記載情報を視認することができる。
ただし、いずれの場合も、外被120の内部を見ることができる状況であり、その内部を見ることができない状況では、ICタグ18自体を見ることはできない。
また、図示は省略するが、ICタグ18のラベル面には、少なくともICタグ18を覆うように、保護部材が設けられてもよい。たとえば、保護部材は、透明または半透明のホットボンドを或る程度の厚みを有するように、ICタグ18に塗り付けたものである。他の実施例では、保護部材として、透明または半透明のプラスチック製のシールを用いることもできる。また、その他の実施例では、透明または半透明の補強部材16を2枚用意し、2枚の補強部材16の間にICタグ18を設けるようにしてもよい。
このように、保護部材を設けた場合には、後述するように、充填材122を充填する場合に外被120の内部に挿し込まれる管がICタグ18に当たったり、ICタグ18を擦ったりしても、ICタグ18が破損するのを出来る限り防止することができる。また、透明または半透明の保護部材を設けるのは、上述した記載情報が隠れないようにするためである。
たとえば、上記のような玩具10を製造する場合には、まず、外被120の裏側が外側に向けられた状態となるように、部材120aと部材120bがその一部を除いて縫合される。たとえば、胴体部32の腹部32bまたは背中32cのうち、尻部32aに近い部分を除いて、部材120aと部材120bが縫合される。次に、部材120aと部材120bの縫い代が裏側になるように、外被120を裏返して、外被120の表側が外側に向けられる。続いて、外被120の表側であり、尻部32aに、装飾部材14が縫い付けられる。さらに、部材120aと部材120bが縫合されていない上記の一部(説明の都合上、以下、「未縫合部」という)から、ICタグ18を貼り付けた補強部材16が外被120の内部に入れられる。そして、補強部材16が、装飾部材14に対応する位置であり、外被120の裏側に接着材で固定(接着)される。このとき、補強部材16のICタグ18が貼り付けられていない面が外被120の裏側に接着される。その後、未縫合部から綿入れ用の管が通され、綿入れが行われる。綿入れが終了すると、未縫合部が外被120の表側から縫合される。
ただし、綿入れ用の管が細く、この管が外被120の編み目を通る場合には、未縫合部が外被120の表側から縫合された後に、綿入れが行われても良い。
このような玩具10は、リーダライタに翳されると、タグ情報が読み出されたり、ホストコンピュータからの指示に従ってタグ情報が書き換えられたりする。たとえば、リーダライタは、ゲーム装置などの情報処理装置に設けられ、ユーザが情報処理装置を把持したときに、または、情報処理装置が机上などの平面に置かれたときに、その正面側ないし上面側からICタグ18のタグ情報を読み取れるような位置に配置される。また、ICタグ18は、近距離(周波数帯によって数cm〜数m)で無線通信することによってタグ情報を送受信する。このため、ユーザは玩具10をリーダライタに接触させるように翳す。た
だし、玩具10はリーダライタ上に置かれることもある。
この実施例では、玩具10(ぬいぐるみ12)は像を模した外観であり、この像の尻部32aを平坦面ないし略平坦面で形成したことにより、像を座らせることができる。また、像の尻部32aには装飾部材14が設けられる。したがって、ユーザは、玩具10をリーダライタに翳す場合に、直感的に、像の尻部32aをリーダライタに向けると考えられる。つまり、ぬいぐるみ12の外観形状や装飾部材14によって、ユーザは玩具10の平坦面(ぬいぐるみ12の尻部32a)をリーダライタに向けるように誘導される。この点において、装飾部材14は、玩具10をリーダライタに翳す場合の指標として機能する。また、この装飾部材14は、外被120とは別部材で形成されるため、ユーザは装飾部材14(指標)を認識し易い。さらに、装飾部材14は、ぬいぐるみ12の尻部32aに設けられるので、玩具10を平面に置いた場合に、この装飾部材14を視認することができない。このため、玩具10(ぬいぐるみ12)のデザインに影響を与えない。すなわち、ICタグ18の位置をユーザに明確に認識させることができるとともに、玩具10の外観(デザイン)に影響を及ぼさないようにすることができる。
このように、玩具10はリーダライタに翳すように使用され、ICタグ18はリーダライタと近距離で無線通信する。したがって、安定して通信させるためには、ICタグ18は、リーダライタと或る程度の距離を保ちながら、安定した姿勢で玩具10に配置される必要がある。したがって、上述したように、この実施例では、ICタグ18は、平坦面または略平坦面で形成される像の尻部32aであり、外被120の裏側に貼り付けられる。
ただし、玩具10が比較的大きいものであれば、玩具10をリーダライタに翳す場合に、像の尻部32aをリーダライタに向けるよりも、他の部分(たとえば、脚の裏)を向けた方が玩具10を翳し易い場合がある。かかる場合には、像の尻部32aに代えて、脚部34のうち、脚の裏に相当する部分にICタグ18を設けるようにしてもよい。したがって、この場合には、脚の裏に相当する部分であり、ICタグ18が設けられる位置に対応する位置に、装飾部材14が設けられる。
この実施例によれば、ぬいぐるみ型の玩具において、少なくともICタグよりも折れ曲がり難い硬さを有する素材で形成された補強部材にこのICタグを貼り付けるので、比較的柔らかい素材の外被であっても、ICタグが外部からの力によって折れ曲がり難くすることができる。したがって、ICチップが破壊されたり、アンテナが切断されたりするのを防止することができる。つまり、ICタグが破損するのを防止することができる。
なお、この実施例では、ICタグが貼り付けられた補強部材が外被の裏側に接着されるようにしたが、これに限定される必要はない。たとえば、図6に示すように、ICタグ18が貼り付けられた補強部材16は、外被120と装飾部材14の間に設ける(固定する)ようにしてもよい。かかる場合にも、ICタグ18は補強部材16に貼り付けられ、装飾部材14の裏側に設けられるため、ICタグ18が破損するのを防止することができる。また、装飾部材14と補強部材16は同程度の大きさであり、装飾部材14は外被120に縫い付けられるため、この場合には、補強部材16を外被120や装飾部材14に接着しなくても、外被120と装飾部材14の間で安定して配置することができる。
また、この実施例では、保護部材は、ICタグが貼り付けられていない面を外被に接着するようにしたが、ICタグが貼り付けられた面を外被に接着するようにしてもよい。このようにしても、ICタグは接着剤と補強部材の間に挟まれて固定されるため、ICタグが破損するのを防止することができる。ただし、記載情報を視認可能とするためには、ICタグのラベル面に粘着部材を設けて、このラベル面側を補強部材に接着するとともに、透明または半透明の補強部材を用いる必要がある。
さらに、この実施例では、外被をアクリル等の素材の毛糸で形成するようにしたが、外被は塩化ビニルまたはエラストマーなどの素材で形成されてもよい。かかる場合には、外被はそれ自体で外観形状を維持することができるため、その内部に綿などの充填材を入れる必要がない。ただし、この場合には、外被の内部に入っている空気が充填材に相当する。
さらにまた、この実施例では、補強部材は少なくともICタグよりも折れ曲がり難い素材で形成するようにしたが、これに限定される必要はない。たとえば、補強部材は、ICタグの基材の素材と同じ素材で形成され、補強部材の全体として、少なくともICタグよりも折れ曲がり難く形成されてもよい。つまり、補強部材は、ICタグの基材と同じ素材のシートを複数枚重ね合わせて形成される。または、補強部材は、ICタグの基材と同じ素材のシートの厚みを大きくして形成される。或いは、補強部材は、ICタグの基材と同じ素材のシートの厚みを大きくするとともに、そのシートを複数枚重ね合わせることにより、形成される。
また、この実施例では、補強部材を外被に接着するようにしたが、補強部材の固定方法は限定される必要はない。たとえば、補強部材の一部に孔を設けて、外被に縫い付けても良い。このようにした場合には、外被の平坦面でない部分でも、補強部材を固定することができる。
さらに、この実施例では、別部品の装飾部材が外被の表面に設けられるようにしたが、これに限定される必要はない。装飾部材に代えて、外被の尻部に指標となる模様を付すようにしてもよい。
さらにまた、この実施例では、ICタグを補強部材に貼り付けるようにしたがこれに限定される必要はない。補強部材を用いずに、ICタグよりも折れ曲がり難い素材で形成されたコイン形状または円盤形状のケースでICタグを覆っているコイン型のICタグを、外被の裏側に固定(接着)するようにしてもよい。または、このコイン型のICタグを、装飾部材と外被の間に設ける(固定する)ようにしてもよい。このコイン型のICタグでは、ケースが補強部材として機能する。
10 …玩具(ぬいぐるみ型の玩具)
12 …ぬいぐるみ
14 …装飾部材
16 …補強部材
18 …ICタグ
120 …外被
122 …充填材
第1の発明は、平面に載置されるデザインであり、かつ、ユーザによって把持されて外部の情報処理装置に翳されることで近距離無線通信を行うぬいぐるみ型の玩具であって、ぬいぐるみと、指標と、ICタグとを備える、玩具である。指標は、ぬいぐるみの表面であって、玩具が平面に載置された状態にあるときに当該平面に対向することで外方から視認できない領域に設けられる。
ICタグは、指標の裏側であって、当該指標を向けて情報処理装置に玩具を翳すことで通信可能な位置に設けられる。
第1の発明によれば、ICタグの位置を示す指標をぬいぐるみを載置したときに見えない領域に設けることにより、通常は載置されて飾られるぬいぐるみのデザインに影響を与えず、一方で、ぬいぐるみを情報処理装置に翳す場合には、指標によって、ICタグの位置を容易に認識することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、玩具の表面は、ぬいぐるみの外被と、指標を含む装飾部材とを含み、当該外被と当該装飾部材とは異なる部材で形成される
第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、装飾部材は、玩具の表面であって、当該玩具が平面に載置された状態にあるときに、当該平面に対向することで外方から視認することができない領域に設けられ、玩具の表面の領域において、装飾部材の周囲に位置するぬいぐるみの外被は、当該装飾部材とは異なる部材で形成される
第4の発明は、第1から第3の発明までのいずれかに従属し、玩具の表面であって、当該玩具が平面に載置された状態にあるときに、当該平面に対向することで外方から視認することができない領域のうち、指標を含む部分は、平面または略平面となるように形成される
第5の発明は、第1から第4の発明までのいずれかに従属し、玩具は、ICタグが貼り付けられる補強部材を含み、当該補強部材は玩具の他の部分よりも硬い
第6の発明は、第1から第5の発明までのいずれかに従属し、補強部材は指標の裏側に固定され、当該補強部材の面のうち、当該指標に対向する面とは反対側の面にICタグが貼り付けられる
の発明は、第6の発明に従属し、玩具には保護部材がさらに設けられる。保護部材は、ICタグの面のうち、当該ICタグが補強部材に貼り付けられる面と反対側の面に設けられ、当該ICタグを保護する。
の発明によれば、ICタグの面のうち、補強部材にはりつられた面と反対側の面に保護部材を設けるので、この反対側の面から外部の力が加えられてもICタグが破損するのを防止することができる。
の発明は、第の発明に従属し、保護部材は、透明または半透明である。
の発明によれば、保護部材は、透明または半透明であるため、ICタグの表面に記載された情報が隠れるのを防止することができる。
図1はこの発明の限定しない一例である玩具の外観を左側から見た側面図である。 図2は図1に示す玩具の外観を示す図解図であって、図2(A)は正面図であり、図2(B)は上面図であり、図2(C)は下面図であり、そして、図2(D)は背面図である。 図3は図2(A)に示す玩具のIII−III断面図である。 図4(A)は図3の一部を拡大した拡大図であり、図4(B)は図4(A)に示す限定しない一例の補強部材およびこの補強部材に貼り付けられた限定しない一例のICタグをICタグ側から見た図解図である。 図5(A)は図4(B)に示すICタグの一方の面(タグ面)を示す図解図であり、図5(B)はこのICタグ他方の面(ラベル面)を示す図解図である。 図6は他の実施例の玩具の断面の一部を拡大した断面図である。
図1はこの発明の一実施例である玩具10は、ぬいぐるみ型の玩具ないし人形であり、人間、人間以外の動物、ゲームキャラクタ、アニメキャラクタなどを模した外観を有するぬいぐるみ12を含む。この実施例では、ぬいぐるみ12は、座った状態のを模した外観を有している。ぬいぐるみ12は、頭部(鼻および耳を含む)30、胴体部32、脚部34および尻尾部36で構成され、胴体部32の尻に相当する部分(尻部)32aが平坦面または略平坦面で形成される。したがって、玩具10を平面に置くと、図1に示すように、ぬいぐるみ12を当該平面に座らせることができる。つまり、玩具10(ぬいぐるみ12)の設置部分は、平坦または略平坦となるように形成される。
たとえば、外被120は毛糸を編むことにより形成される。毛糸の素材は、アクリルまたはポリエステル或いは混紡糸などである。また、充填材122は、典型的には綿であり、その素材はアクリルまたはポリエステルである。この充填材122によって、毛糸で形成される外被120の外観形状が維持される。つまり、玩具10(ぬいぐるみ12)が、を模した外観形状で維持される。
また、図2(D)から良く分かるように、尻尾部36の近傍であり、の尻部32aには、ワッペンまたはアップリケと呼ばれる部材(装飾部材)14が外被120の表側(表面)に設けられる(縫い付けられる)。ただし、装飾部材14は、外被120に直接刺繍が施されたものでも良い。装飾部材14は、玩具10をリーダライタに翳す場合に、翳す位置をユーザに示すための指標として機能する。たとえば、装飾部材14には、玩具10の製造元の名称および/または玩具10の名称や総称などが記載される。
ICタグ18は、汎用のパッシブ型のRFIDタグであり、図5(A)に示すように、ICチップ18a、これに連結されるアンテナ18bが絶縁性の基材(たとえば、紙または合成樹脂)18c上に設けられる。ICチップ18aおよびアンテナ18bが設けられるICタグ18の一方の面(タグ面)では、少なくとも、ICチップ18aおよびアンテナ18bが保護膜(図示せず)で覆われる。また、図示は省略するが、この実施例のICタグ18は、ラベルシール型のICタグであり、タグ面には、保護膜の表面(ICチップ18aおよびアンテナ18b側と反対側の面)に粘着部材(たとえば、接着用の糊)が設けられる(塗布される)。したがって、ICタグ18は、粘着部材によって補強部材16に貼り付けられる。また、図5(B)に示すように、ICチップ18aおよびアンテナ18bが設けられていないICタグ18の他方の面(ラベル面)には、タグ情報またはタグ情報に関連する情報(記載情報)が記載される。ここでは、記載情報の一例として、玩具10(ぬいぐるみ12)の種類()とその色(水色)が記述される。
この実施例では、玩具10(ぬいぐるみ12)はを模した外観であり、このの尻部32aを平坦面ないし略平坦面で形成したことにより、を座らせることができる。また、の尻部32aには装飾部材14が設けられる。したがって、ユーザは、玩具10をリーダライタに翳す場合に、直感的に、の尻部32aをリーダライタに向けると考えられる。つまり、ぬいぐるみ12の外観形状や装飾部材14によって、ユーザは玩具10の平坦面(ぬいぐるみ12の尻部32a)をリーダライタに向けるように誘導される。この点において、装飾部材14は、玩具10をリーダライタに翳す場合の指標として機能する。また、この装飾部材14は、外被120とは別部材で形成されるため、ユーザは装飾部材14(指標)を認識し易い。さらに、装飾部材14は、ぬいぐるみ12の尻部32aに設けられるので、玩具10を平面に置いた場合に、この装飾部材14を視認することができない。このため、玩具10(ぬいぐるみ12)のデザインに影響を与えない。すなわち、ICタグ18の位置をユーザに明確に認識させることができるとともに、玩具10の外観(デザイン)に影響を及ぼさないようにすることができる。
このように、玩具10はリーダライタに翳すように使用され、ICタグ18はリーダライタと近距離で無線通信する。したがって、安定して通信させるためには、ICタグ18は、リーダライタと或る程度の距離を保ちながら、安定した姿勢で玩具10に配置される必要がある。したがって、上述したように、この実施例では、ICタグ18は、平坦面または略平坦面で形成されるの尻部32aであり、外被120の裏側に貼り付けられる。
ただし、玩具10が比較的大きいものであれば、玩具10をリーダライタに翳す場合に、の尻部32aをリーダライタに向けるよりも、他の部分(たとえば、脚の裏)を向けた方が玩具10を翳し易い場合がある。かかる場合には、の尻部32aに代えて、脚部34のうち、脚の裏に相当する部分にICタグ18を設けるようにしてもよい。したがって、この場合には、脚の裏に相当する部分であり、ICタグ18が設けられる位置に対応する位置に、装飾部材14が設けられる。

Claims (22)

  1. ぬいぐるみ型の玩具であって、
    ICタグ、
    前記ICタグが貼り付けられ、少なくとも当該ICタグより折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材、および
    前記補強部材を固定し、前記第1素材よりも柔らかい第2素材で形成された外被を備え、
    前記補強部材は、前記外被の裏側のうち、前記玩具を平面に置いた場合の当該玩具の設置面の裏側に固定される、玩具。
  2. 前記玩具を平面に置いた場合の当該玩具の設置部分は、平面または略平面となるように形成される、請求項1記載の玩具。
  3. 前記補強部材は、前記玩具の尻部の裏側に固定される、請求項1または2に記載の玩具。
  4. 前記補強部材に対応する前記外被の表側に指標を設けた、請求項1ないし3のいずれかに記載の玩具。
  5. 前記指標は前記外被に固定される別部材の装飾部材で形成される、請求項4記載の玩具。
  6. 前記補強部材は、前記外被の裏側のうち、装飾部材が形成される部分に接着される、請求項5記載の玩具。
  7. 前記外被の裏側に前記補強部材が固定され、当該補強部材の面のうち、前記外被に固定される場合に当該外被に対向する面と反対側の面に前記ICタグが貼り付けられる、請求項1ないし6のいずれかに記載の玩具。
  8. 前記ICタグは粘着部材付きである、請求項1ないし7のいずれかに記載の玩具。
  9. 前記外被の内部に充填される充填物をさらに備える、請求項1ないし8のいずれかに記載の玩具。
  10. 前記充填物の素材はアクリルまたはポリエステルである、請求項9記載の玩具。
  11. 前記補強部材は板状部材である、請求項1ないし10のいずれかに記載の玩具。
  12. 前記補強部材は角丸の多角形または円形に形成される、請求項1ないし11のいずれかに記載の玩具。
  13. 前記第1素材は、前記ICタグが前記補強部材に貼り付けられた状態で、当該ICタグが折れ曲がるのを阻止する硬さを有する、請求項1ないし12のいずれかに記載の玩具。
  14. 前記第1素材は、金属以外の素材である、請求項1ないし13のいずれかに記載の玩具。
  15. 前記第1素材は、ABS、アクリル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンまたはポリカーボネートを含む、請求項1ないし14のいずれかに記載の玩具。
  16. 前記第2素材は、アクリル、ポリエステル、塩化ビニルまたはエラストマーを含む、請求項1ないし15のいずれかに記載の玩具。
  17. 前記補強部材は、プラスチックにより形成される、請求項1ないし16のいずれかに記載の玩具。
  18. 前記外被は、毛糸により形成される、請求項1ないし17のいずれかに記載の玩具。
  19. 前記ICタグの面のうち、当該ICタグが前記補強部材に貼り付けられる面と反対側の面に、当該ICタグを保護する保護部材をさらに設けた、請求項1ないし18のいずれかに記載の玩具。
  20. 前記保護部材は、透明または半透明である、請求項19記載の玩具。
  21. ぬいぐるみ型の玩具であって、
    ICタグ、
    前記ICタグが貼り付けられ、少なくとも当該ICタグより折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材、
    前記補強部材を固定し、前記第1素材よりも柔らかい第2素材で形成された外被、および
    前記外被の表側に固定される装飾部材を備え、
    前記補強部材は、前記外被と前記装飾部材の間に挟むように固定される、玩具。
  22. ICタグ、
    前記ICタグを固定し、少なくとも当該ICタグより折れ曲がり難い硬さを有する第1素材で形成された補強部材、および
    前記補強部材を固定し、前記第1素材よりも軟らかい第2素材で少なくとも一部が形成された外被を備える、玩具。
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