JP3160875U - 透明窓付ペット用介護カラー - Google Patents
透明窓付ペット用介護カラー Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ペットの装着感及び生活の質の改善を図ったペット介護用カラーを提供する。【解決手段】中央にペットの首周りに見合った大きさの円形孔3を形成したドーナッツ状円板の輪の一部を切欠いた馬蹄形円板2に形成し切欠き部の両端部を結着してペットの首周りに取付けるペット用介護カラーを構成する。また、前記馬蹄形円板をその外周円に沿った外周円部8と円形孔3に沿った内周円部9と両者の中間部に区画し、外周円部8と内周円部9を柔軟・ソフト素材で形成すると共に中間部を透明なプラスチックのシートの透明窓11として備えて透明窓付ペット用介護カラーとする。【選択図】図2
Description
本考案は、ペット(主として犬、猫)の皮膚病等の病気の治療中、ケガの治療中、ノミ等による痒みなどにおいて、ペットが患部・局部を自分で舐め、噛み、引っ掻くなどするのを予防するために、ペットの首周りに装着して用いる、ペット介護用カラーに係り、
外周円部と内周円部をペットに対する肌さわりが優しい柔軟で軽くソフトな素材で形成することによって、従来と異なり、装着時に軽く柔軟でペットの身体に優しくフィットして負担とならずストレスがあまりなく、壁や家具等にぶつかってもペットに対する衝撃が少なく、音がしないため五月蝿くないように備えると共に、中間部を透明なプラスチックのシートで形成することによって、該中間部を透視・透光可能な透明窓として備えて、光が周囲から入って明るく飼主・ペットから顔が見えて閉塞感や圧迫感が少なくストレスにならないようにしたことを特徴とする、透明窓付ペット用介護カラーを考案・提供するものである。
従来、ペット(主として犬、猫)の皮膚病等の病気の治療中、ケガの治療中、ノミ等による痒みなどにおいて、ペットが患部・局部を自分で舐め、噛み、引っ掻くなどするのを予防するために、ペットの首周りに装着して用いる、ペット介護用カラー(通称・エリザベスカラー)が、飼主等によって広く用いられている。
ところが、従来のペット介護用カラーは、全体がアクリル樹脂等のプラスチックシート製であるため、周囲から光がよく入って明るく、飼主・ペットの顔がよく見えるメリットがある反面、
1.全体がプラスチックシート製で硬いため、ペットが動き回って家具や柱等に衝突・接触すると、音がうるさく、家具や柱等にキズがつき、また、ペットの体に与える衝撃が大きい、
2.プラスチック製で冷たく硬いため、邪魔になって寝にくく、よく眠れなくなり、ペットの首周りに直接当たるため首周りの毛が抜ける、
3.プラスチック製で硬いので、食事、水飲みがしにくい、
4.プラスチック製のため、吸湿性・通気性に欠ける、
5.上記の結果、長く着けているとペットに大きなストレスが溜まり、精神不安定、不眠症、食欲不振になるなどペットの健康状態に著しい悪影響を与えるものであった。
1.全体がプラスチックシート製で硬いため、ペットが動き回って家具や柱等に衝突・接触すると、音がうるさく、家具や柱等にキズがつき、また、ペットの体に与える衝撃が大きい、
2.プラスチック製で冷たく硬いため、邪魔になって寝にくく、よく眠れなくなり、ペットの首周りに直接当たるため首周りの毛が抜ける、
3.プラスチック製で硬いので、食事、水飲みがしにくい、
4.プラスチック製のため、吸湿性・通気性に欠ける、
5.上記の結果、長く着けているとペットに大きなストレスが溜まり、精神不安定、不眠症、食欲不振になるなどペットの健康状態に著しい悪影響を与えるものであった。
前記従来のペット介護用カラーが全体をプラスチック製としたために存在した、前記[0004]項の1.乃至5.に記載した課題を、本考案ペット介護用カラーは、その外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成することによって効果的に解決すると共に、従来のペット介護用カラーのメリットであるプラスチックシート製で周囲から光がよく入って明るく飼主・ペットの顔がよく見える点が、本考案では柔軟・ソフト素材によって損なわれる点を、中間部を透視・透光可能なプラスチックシートの透明窓として備えることによって解決したものである。
請求項1の考案は、中央にペットの首周りに見合った大きさの円形孔を形成したドーナッツ状円板の輪の一部を切欠いて切欠き部とした馬蹄形円板を形成し、前記切欠き部を通して円形孔内にペットの首を嵌め、切欠き部の両端部を着脱自在に結着し漏斗形に形成してペットの首周りに取付けるように備えたものである、ペット用介護カラーにおいて、
前記馬蹄形円板をその外周円に沿った外周円部と円形孔に沿った内周円部と両者の中間部に区画し、外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成すると共に、中間部を透明なプラスチックのシートで形成して、該中間部を透視・透光可能な透明窓として備えたことを特徴とする、透明窓付ペット用介護カラーによって課題を解決したものである。
請求項2の考案は、前記切欠き部の両端部の結着位置をペットの首周りの大小に合わせて調節できるように備え、スナップボタン、布テープファスナー、若しくは、紐で着脱自在に結着するように備えたことを特徴とする、請求項1に記載の透明窓付ペット用介護カラーによって課題を解決したものである。
請求項3の考案は、前記中間部の透視・透光可能な透明窓はアクリル樹脂シートその他の有色・無色透明で曲成自在なプラスチック製であることを特徴とする、請求項1に記載の透明窓付ペット用介護カラーによって課題を解決したものである。
請求項4の考案は、前記外周円部及び内周円部の柔軟・ソフト素材は、織布、不織布、綿、プラスチックシートの外周面を織布・不織布で被覆したもの、プラスチックフォーム、前記の素材を組合せた物など、ペットに対する肌さわりが優しい柔軟・ソフト性、軽量、衝撃吸収性、防水性を備えたものである、請求項1に記載の透明窓付ペット用介護カラーによって課題を解決したものである。
本考案は、外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成すると共に、中間部を透明なプラスチックのシートで形成して、該中間部を透視・透光可能な透明窓として備えたものであるため、
1.中間部の透視・透光可能なプラスチックシートの透明窓から周囲の光がよく入って明るく、飼主・ペットの顔がよく見え、よって、常に、飼主はペットの様子を観察でき、ペットは飼主を見て安心できる効果があり、
2.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため、ペットが動き回って家具や柱等に衝突・接触しても、大きな音が出ないので五月蝿くなく、家具や柱等にキズをつけることが無く、また、ペットの体に衝撃を与えることがない効果があり、
3.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため柔軟に撓み、邪魔になって寝にくいことなく、よく眠れ、ペットの首周りに直接当たる内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため首周りの毛が抜けるようなことが全くない効果があり、
4.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため柔軟に撓んで、ペットは楽に食事、水飲みできる効果があり、
5.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため、必要に応じ、外周円部と内周円部の素材を自由に選択して吸湿性、通気性、防水性等を付与することができる効果があり、
6.上記の諸効果の結果、ペットにストレスを与えることなしに安心して使用し得る優れた特徴がある。
1.中間部の透視・透光可能なプラスチックシートの透明窓から周囲の光がよく入って明るく、飼主・ペットの顔がよく見え、よって、常に、飼主はペットの様子を観察でき、ペットは飼主を見て安心できる効果があり、
2.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため、ペットが動き回って家具や柱等に衝突・接触しても、大きな音が出ないので五月蝿くなく、家具や柱等にキズをつけることが無く、また、ペットの体に衝撃を与えることがない効果があり、
3.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため柔軟に撓み、邪魔になって寝にくいことなく、よく眠れ、ペットの首周りに直接当たる内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため首周りの毛が抜けるようなことが全くない効果があり、
4.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため柔軟に撓んで、ペットは楽に食事、水飲みできる効果があり、
5.外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成したため、必要に応じ、外周円部と内周円部の素材を自由に選択して吸湿性、通気性、防水性等を付与することができる効果があり、
6.上記の諸効果の結果、ペットにストレスを与えることなしに安心して使用し得る優れた特徴がある。
ペットにストレスを与えない介護カラーを提供する目的を、介護カラーの馬蹄形円板2をその外周円に沿った外周円部8と円形孔に沿った内周円部9と両者の中間部10に区画し、外周円部8と内周円部9を柔軟・ソフト素材で形成すると共に、中間部10を透明なプラスチックのシートで形成して、該中間部10を透視・透光可能な透明窓11として備えることによって実現した。
以下、図面により、本考案の実施例1につき説明する。
図1〜図7は、本考案透明窓付ペット介護用カラーの実施例1の図である。
符号、Aは実施例1の透明窓付ペット介護用カラー、1はペット、2は馬蹄形円板、3は円形孔、4は切欠き部、5は端部、6は端部、7は結着手段(スナップボタン)、8は外周円部、9は内周円部、10は中間部、11は透明窓である。
図1〜図7は、本考案透明窓付ペット介護用カラーの実施例1の図である。
符号、Aは実施例1の透明窓付ペット介護用カラー、1はペット、2は馬蹄形円板、3は円形孔、4は切欠き部、5は端部、6は端部、7は結着手段(スナップボタン)、8は外周円部、9は内周円部、10は中間部、11は透明窓である。
本考案は、中央にペット1の首周りに見合った大きさの円形孔3を形成したドーナッツ状円板の輪の一部を切欠いて切欠き部4とした馬蹄形円板2を形成し、前記切欠き部4を通して円形孔3内にペット1の首を嵌め、切欠き部4の両端部5、6を着脱自在に結着し漏斗形に形成してペット1の首周りに取付けるように備えたものである、ペット用介護カラーにおいて、
前記馬蹄形円板2をその外周円に沿った外周円部8と円形孔3に沿った内周円部9と両者の中間部10に区画し、外周円部8と内周円部9を柔軟・ソフト素材で形成すると共に、中間部10を透明なプラスチックのシートで形成して、該中間部10を透視・透光可能な透明窓11として備えたことを特徴とする、透明窓付ペット用介護カラーAによって課題を解決したものである。
前記透明窓付ペット用介護カラーAにおいて、前記切欠き部4の両端部5、6の結着位置をペット1の首周りの大小に合わせて調節できるように備え、結着手段7、例えば、スナップボタン(実施例1)、布テープファスナー、若しくは、紐で着脱自在に結着するように備えたものである。
前記中間部10の透視・透光可能な透明窓11は、アクリル樹脂シートその他の有色・無色透明で曲成自在なプラスチックで設けたものである。
また、前記外周円部8及び内周円部9の柔軟・ソフト素材は、織布、不織布、綿、プラスチックシートの外周面を織布・不織布で被覆したもの、プラスチックフォーム、前記の素材を組合せた物など、ペットに対する肌さわりが優しい柔軟・ソフト性、軽量、衝撃吸収性、防水性を備えたものである。
本考案は、最も一般的なペットである犬、猫に限らず、ペットの大小にかかわらず、ペットの皮膚病等の病気の治療中、ケガの治療中、ノミ等による痒みなどにおいて、ペットが患部・局部を自分で舐め、噛み、引っ掻くなどするのを予防するために、ペットの首周りに装着して用いる、透明窓付ペット介護用カラーとして汎用し得るものである。
A 実施例1の透明窓付ペット介護用カラー
1 ペット
2 馬蹄形円板
3 円形孔
4 切欠き部
5 端部
6 端部
7 結着手段(スナップボタン)
8 外周円部
9 内周円部
10 中間部
11 透明窓
1 ペット
2 馬蹄形円板
3 円形孔
4 切欠き部
5 端部
6 端部
7 結着手段(スナップボタン)
8 外周円部
9 内周円部
10 中間部
11 透明窓
Claims (4)
- 中央にペットの首周りに見合った大きさの円形孔を形成したドーナッツ状円板の輪の一部を切欠いた馬蹄形円板に形成し、前記切欠き部を通して円形孔内にペットの首を嵌め、切欠き部の両端部を着脱自在に結着し漏斗形に形成してペットの首周りに取付けるように備えたものである、ペット用介護カラーにおいて、
前記馬蹄形円板をその外周円に沿った外周円部と円形孔に沿った内周円部と両者の中間部に区画し、外周円部と内周円部を柔軟・ソフト素材で形成すると共に、中間部を透明なプラスチックのシートで形成して、該中間部を透視・透光可能な透明窓として備えたことを特徴とする、
透明窓付ペット用介護カラー。 - 前記切欠き部の両端部の結着位置をペットの首周りの大小に合わせて調節できるように備え、スナップボタン、布テープファスナー、紐、その他任意の結着手段で着脱自在に結着するように備えたことを特徴とする、
請求項1の透明窓付ペット用介護カラー。 - 前記中間部の透視・透光可能な透明窓はアクリル樹脂シートその他の有色・無色透明で曲成自在なプラスチック製であることを特徴とする、
請求項1の透明窓付ペット用介護カラー。 - 前記外周円部及び内周円部の柔軟・ソフト素材は、織布、不織布、綿、プラスチックシートの外周面を織布・不織布等で被覆したもの、プラスチックフォーム、前記の素材を組合せた物など、ペットに対する肌さわりが優しい柔軟・ソフト性、軽量、衝撃吸収性、防水性等を備えた素材であれば任意である、
請求項1の透明窓付ペット用介護カラー。
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WO2017048327A1 (en) | 2015-09-18 | 2017-03-23 | Cstech Us | Adjustable protective animal collar |
WO2021054557A1 (ko) * | 2019-09-16 | 2021-03-25 | 주식회사 제이에이치씨코퍼레이션 | 애완 동물용 넥카라 |
WO2022196835A1 (ja) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 信喜 溝端 | エリザベスカラー用サイズ調整器具 |
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- 2010-01-19 JP JP2010000710U patent/JP3160875U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2017048327A1 (en) | 2015-09-18 | 2017-03-23 | Cstech Us | Adjustable protective animal collar |
JP2018527945A (ja) * | 2015-09-18 | 2018-09-27 | シーエステック ユーエス | 調節可能な動物用保護カラー |
EP3349570B1 (en) * | 2015-09-18 | 2020-09-23 | Cstech US | Adjustable protective animal collar |
WO2021054557A1 (ko) * | 2019-09-16 | 2021-03-25 | 주식회사 제이에이치씨코퍼레이션 | 애완 동물용 넥카라 |
WO2022196835A1 (ja) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 信喜 溝端 | エリザベスカラー用サイズ調整器具 |
JP2022145372A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-04 | 信喜 溝端 | エリザベスカラー用サイズ調整器具 |
JP7324967B2 (ja) | 2021-03-17 | 2023-08-14 | 信喜 溝端 | エリザベスカラー用サイズ調整器具 |
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