JP4957298B2 - ハイブリッド自動車およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示可能なハイブリッド自動車およびその制御方法に関する。
従来から、この種のハイブリッド自動車として、走行用の動力を車軸に出力するエンジンと、エンジンにより駆動される発電機と、走行用の動力を車軸に出力するモータと、発電機やモータと電力をやり取り可能なバッテリとを備え、エンジンの運転を停止した状態でモータからの動力のみを用いるモータ走行を実行可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、モータ走行の実行が指示されたときにバッテリの残容量がモータ走行の実行に必要とされる残容量を下回っている場合、発電機によるバッテリの充電が実行されると共にモータ走行が実行不能であることを示すNGランプが点灯され、それにより運転者にモータ走行が実行不能であることを報知している。
特開2003−23703号公報
上述のハイブリッド自動車では、NGランプの点灯によりモータ走行が実行不能であることを運転者に報知することができる。ただし、上記ハイブリッド自動車では、モータ走行の実行中に当該モータ走行の続行が不能になったと判断されると、それとほぼ同時にモータ走行が終了させられると共にNGランプが点灯することになる。このため、従来のハイブリッド自動車には、モータ走行を継続させるための車両操作を実行する余地が無く、この点で、燃費の向上を図るべくモータ走行をできるだけ継続させようとする運転者のニーズに充分に応えられていない。
そこで、本発明は、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示可能なハイブリッド自動車において、モータ走行が実行されている際の運転性を向上させることを目的の一つとする。また、本発明は、このようなハイブリッド自動車において、モータ走行を継続させ易くすることを目的の一つとする。
本発明によるハイブリッド自動車およびその制御方法は、上述の目的の少なくとも何れかを達成するために以下の手段を採っている。
本発明によるハイブリッド自動車は、
内燃機関からの動力と電動機からの動力との少なくとも何れかを用いて走行可能なハイブリッド自動車であって、
前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示するためのモータ走行指示手段と、
所定の情報を報知する報知手段と、
前記モータ走行の実行が指示されているときに該モータ走行を実行可能であるか否かを判定するモータ走行可否判定手段と、
前記モータ走行可否判定手段により前記モータ走行を実行可能であると判断されたときに、所定のモータ走行終了予告条件が成立したか否かを判定する予告判定手段と、
前記予告判定手段により前記モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記予告判定手段により前記モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御すると共に前記モータ走行の終了が近づいた旨をモータ走行終了予告として報知するように前記報知手段を制御するモータ走行時制御手段と、
を備えるものである。
このハイブリッド自動車では、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示可能であり、モータ走行の実行が指示されているときには、当該モータ走行を実行可能であるか否かが判定され、モータ走行を実行可能であると判断されたときには、更に所定のモータ走行終了予告条件が成立したか否か判定される。そして、モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、モータ走行が実行されるように内燃機関と電動機とが制御され、モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、モータ走行が実行されるように内燃機関と電動機とが制御されると共にモータ走行の終了が近づいた旨をモータ走行終了予告として報知するように報知手段が制御される。このように、このハイブリッド自動車では、モータ走行の実行を終了させるべきと判断されてモータ走行が終了させられる前に、モータ走行の終了が近づいたことが予告されることから、モータ走行終了予告によりモータ走行がやがて終了する旨を運転者に知らしめると共に、運転者に対して車両操作によりモータ走行を継続させる余地を与えることができる。従って、このハイブリッド自動車では、モータ走行が実行されている際の運転性を向上させると共に、モータ走行を継続させ易くすることが可能となる。
この場合、前記モータ走行終了予告条件は、前記モータ走行の実行を終了させるべきときに成立するモータ走行終了条件よりも前に成立する条件であってもよい。
また、上記ハイブリッド自動車は、前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記蓄電手段の残容量を取得する残容量取得手段とを更に備え、前記モータ走行可否判定手段は、前記取得された残容量が所定の下限残容量以下になったときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、前記モータ走行終了予告条件は、前記取得された残容量が前記下限残容量よりも大きい所定の予告残容量以下になったときに成立してもよい。
更に、上記ハイブリッド自動車は、車速を検出する車速検出手段を更に備え、前記モータ走行可否判定手段は、前記検出された車速が所定の上限車速以上であるときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、前記モータ走行終了予告条件は、前記検出された車速が前記上限車速よりも低い所定の予告車速以上であるときに成立してもよい。
また、上記ハイブリッド自動車は、運転者によるアクセル操作量を取得するアクセル操作量取得手段と、前記取得されたアクセル操作量に基づいて前記ハイブリッド自動車に要求される要求パワーを設定する要求パワー設定手段とを更に備え、前記モータ走行可否判定手段は、前記設定された要求パワーが所定の上限パワー以上であるときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、前記モータ走行終了予告条件は、前記設定された要求パワーが前記上限パワーよりも小さい所定の予告パワー以上であるときに成立してもよい。
更に、前記モータ走行終了予告条件は、複数の予告条件を含み、前記予告判定手段は、前記複数の予告条件の何れかが成立したときに前記モータ走行終了予告条件が成立したと判断し、前記モータ走行終了予告は、前記成立した前記複数の予告条件の何れかに関連した車両状態を運転者に判別させるための情報を含んでもよい。このようなモータ走行終了予告がなされると、例えば蓄電手段の残容量不足、車速や要求パワーの高まりといったような、どのような要因によってモータ走行が終了するのかを運転者に知らしめることが可能となる。従って、運転者に対してモータ走行終了予告に応じた車両操作を実行する余地を与えて、モータ走行をより継続させ易くすることができる。
この場合、前記予告判定手段は、前記複数の予告条件のうちの運転者による車両操作に対する依存度が小さい予告条件から該依存度が大きい予告条件へと順番に成立の可否を判定するものであってもよい。すなわち、モータ走行終了予告条件に複数の予告条件が含まれる場合、運転者による車両操作に対する依存度が比較的小さい予告条件と当該依存度が比較的大きい予告条件とが同時に成立する可能性もある。このため、仮に運転者による車両操作に対する依存度が大きい予告条件からその成立の可否を判定すると、車両操作に対する依存度が比較的小さい予告条件と当該依存度が比較的大きい予告条件とが同時に成立する場合に、当該依存度が比較的大きい予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための情報がモータ走行終了予告に含まれることから、モータ走行を継続させるための車両操作を運転者に無駄に実行させてしまうおそれもある。従って、予告判定手段を複数の予告条件のうちの運転者による車両操作に対する依存度が小さい予告条件から該依存度が大きい予告条件へと順番に成立の可否を判定するものとすれば、モータ走行終了予告をより適正なものとすると共にモータ走行が実行される際の運転性をより向上させることが可能となる。
そして、上記ハイブリッド自動車は、所定の車軸に接続される車軸側回転要素と前記内燃機関の機関軸に接続されると共に前記車軸側回転要素に対して差回転可能な機関側回転要素とを有し、前記機関軸からの動力の少なくとも一部を前記車軸側に出力可能な動力伝達手段を更に備えてもよく、前記電動機は、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能であってもよい。また、前記動力伝達手段は、前記車軸と前記内燃機関の前記機関軸とに接続されて電力と動力との入出力を伴って前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記車軸側に出力すると共に前記蓄電手段と電力をやり取り可能な電力動力入出力手段であってもよい。更に、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電用電動機と、前記車軸と前記内燃機関の前記機関軸と前記発電用電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する3軸式動力入出力手段とを含むものであってもよい。
本発明によるハイブリッド自動車の制御方法は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、該電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示するためのモータ走行指示手段と、所定の情報を報知する報知手段とを備えたハイブリッド自動車の制御方法であって、
(a)前記モータ走行の実行が指示されているときに該モータ走行を実行可能であるか否かを判定するステップと、
(b)ステップ(a)にて前記モータ走行を実行可能であると判断されたときに、所定のモータ走行終了予告条件が成立したか否かを判定するステップと、
(c)ステップ(b)にて前記モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御し、ステップ(b)にて前記モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御すると共に前記モータ走行の終了が近づいた旨をモータ走行終了予告として報知するように前記報知手段を制御するステップと、
を含むものである。
この方法によれば、モータ走行の実行を終了させるべきと判断されてモータ走行が終了させられる前に、モータ走行の終了が近づいたことが予告されることから、モータ走行終了予告によりモータ走行がやがて終了する旨を運転者に知らしめると共に、運転者に対して車両操作によりモータ走行を継続させる余地を与えることができる。従って、この方法によれば、モータ走行が実行されている際の運転性を向上させると共に、モータ走行を継続させ易くすることが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るハイブリッド自動車20の概略構成図である。同図に示すハイブリッド自動車20は、エンジン22と、エンジン22の出力軸であるクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに連結された減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、ハイブリッド自動車20の全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「ハイブリッドECU」という)70等とを備えるものである。
エンジン22は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力する内燃機関であり、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24による燃料噴射量や点火時期、吸入空気量等の制御を受けている。エンジンECU24には、エンジン22に対して設けられて当該エンジン22の運転状態を検出する各種センサからの信号が入力される。そして、エンジンECU24は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号や上記センサからの信号等に基づいてエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。機関側回転要素としてのキャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、車軸側回転要素としてのリングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、動力分配統合機構30は、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側とにそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構37およびデファレンシャルギヤ38を介して最終的に駆動輪である車輪39a,39bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、何れも発電機として作動すると共に電動機として作動可能な周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介して二次電池であるバッテリ50と電力のやり取りを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2の何れか一方により発電される電力を他方のモータで消費できるようになっている。従って、バッテリ50は、モータMG1,MG2の何れかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになり、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されないことになる。モータMG1,MG2は、何れもモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や、図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流等が入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号等が出力される。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44から入力した信号に基づいて図示しない回転数算出ルーチンを実行し、モータMG1,MG2の回転子の回転数Nm1,Nm2を計算している。また、モータECU40は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号等に基づいてモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧、バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からのバッテリ温度Tb等が入力されている。また、バッテリECU52は、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッドECU70やエンジンECU24に出力する。実施例のバッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量SOCを算出したり、当該残容量SOCに基づいてバッテリ50の充放電電力Pb*を算出したり、残容量SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50の充電に許容される電力である充電許容電力としての入力制限Winとバッテリ50の放電に許容される電力である放電許容電力としての出力制限Woutとを算出したりする。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定すると共に、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定可能である。
ハイブリッドECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に各種処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッドECU70には、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)80からのイグニッション信号、シフトレバー81の操作位置であるシフトポジションSPを検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ87からの車速V等が入力ポートを介して入力される。また、ハイブリッドECU70には、ハイブリッド自動車20の運転モードとしてエンジン22の運転を停止した状態でモータMG2からの動力のみを用いるモータ走行モードの選択を可能とすると共に当該選択の解除を可能とするEVスイッチ88からのオン/オフ信号も入力される。実施例において、EVスイッチ88は、ハイブリッド自動車20の図示しない車室内のスイッチパネルあるいはステアリングパッド等に配置されており、EVスイッチ88がオンされると所定のEVスイッチフラグFevsが値1に設定され、EVスイッチ88がオフされると当該EVスイッチフラグFevsが値0に設定される。そして、ハイブリッドECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と各種制御信号やデータのやり取りを行なう。
更に、ハイブリッド自動車20の運転席近傍には、図1に示すようなメータ表示ユニット90が配置されている。実施例において、メータ表示ユニット90は、液晶表示パネルとして構成されており、シフトポジションSPに対応したマーク(P,R,N,D等)を点灯表示させるシフトポジション表示部、車速センサ87により検出される車速Vを表示させるスピードメータ部、積算走行距離を表示させるオドメータ部、燃料タンク内の燃料残量を表示させるフューエルゲージ部(何れも図示省略)等に加えて、モータ走行モードの実行中に点灯されるEVマーク91、モータ走行モードの実行中に使用される予告表示部92等を含む。そして、メータ表示ユニット90は、メータ用電子制御ユニット(以下「メータECU」という)95により制御される。このメータECU95もハイブリッドECU70等と通信しており、ハイブリッドECU70等との間で必要なデータの送受信を行っている。
上述のように構成された実施例のハイブリッド自動車20では、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*が計算され、この要求トルクTr*に対応する動力がリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御モードとしては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや、要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2から要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するように運転制御する上述のモータ走行モード等がある。
次に、上述のEVスイッチ88がオンされてモータ走行モードのもとでの走行(以下「モータ走行」という)が実行されるときのハイブリッド自動車20の動作について説明する。図2は、EVスイッチ88がオンされているときにハイブリッドECU70により所定時間(例えば数msec)ごとに繰り返し実行されるモータ走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
図2のモータ走行時駆動制御ルーチンの開始に際して、ハイブリッドECU70のCPU72は、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ87からの車速V、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2、充放電要求パワーPb*、バッテリ50の出力制限Wout、所定のモータ走行フラグFevの値といった制御に必要なデータの入力処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、モータECU40から通信により入力するものとした。また、充放電要求パワーPb*や出力制限Woutは、バッテリECU52から通信により入力するものとした。更に、モータ走行フラグFevは、ハイブリッドECU70により別途実行される後述のモータ走行可否判定ルーチンを経て、モータ走行を実行すべき場合に値1に設定されると共にモータ走行を実行させるべきではない場合に値0に設定されて所定の記憶領域に保持されるものである。ステップS100のデータ入力処理の後、入力したモータ走行フラグFevが値1であるか否かを判定し(ステップS110)、モータ走行フラグFevが値1であれば、ステップS100にて入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動輪たる車輪39a,39bに連結された車軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定した上で、ハイブリッド自動車20に対して要求される要求パワーP*を設定する(ステップS120)。実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係が予め定められて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶されており、要求トルクTr*としては、与えられたアクセル開度Accと車速Vとに対応したものが当該マップから導出・設定される。図3に要求トルク設定用マップの一例を示す。また、実施例において、要求パワーP*は、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものと充放電要求パワーPb*(ただし放電要求側を正とする)とロスLossとの総和として計算される。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、図示するようにモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除するか、あるいは車速Vに換算係数kを乗じることによって求めることができる。
続いて、エンジン22の目標運転ポイントとしての目標回転数Ne*と目標トルクTe*とをそれぞれ値0に設定すると共に(ステップS130)、モータMG1に対するトルク指令Tm1*を値0に設定する(ステップS140)。更に、ステップS100にて入力したバッテリ50の出力制限WoutとモータMG1のトルク指令Tm1*と現在のモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2とに基づいて、モータMG2から出力してもよいトルクの上限としてのトルク制限Tmaxを次式(1)に従って計算する(ステップS150)。次いで、要求トルクTr*と減速ギヤ35のギヤ比Grとに基づいてモータMG2から出力すべきトルクとしての仮モータトルクTm2tmpを次式(2)に従って計算し(ステップS160)、仮モータトルクTm2tmpとトルク制限Tmaxとのうちの小さい方をモータMG2のトルク指令Tm2*として設定する(ステップS170)。このようにしてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定することにより、リングギヤ軸32aに出力する要求トルクTr*をバッテリ50の出力制限Woutの範囲内に制限したトルクとして設定することができる。こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定したならば、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40にそれぞれ送信し(ステップS180)、再度ステップS100以降の処理を実行する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを得るための制御を実行する。また、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*を用いてモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*を用いてモータMG2が駆動されるようにインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
Tmax=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 …(1)
Tm2tmp=Tr*/Gr …(2)
一方、ステップS110にてモータ走行フラグFevが値0であると判断された場合には、モータ走行を終了させてエンジン22の運転を伴った走行に移行させるべく、図示しないエンジン始動時駆動制御ルーチンの実行を指示するためのエンジン始動フラグをオンし(ステップS190)、本ルーチンを終了させる。なお、エンジン始動時駆動制御ルーチンは、モータMG1によりエンジン22をクランキングしながらエンジン22を始動させると共に、エンジン22のクランキングに伴ってリングギヤ軸32aに作用する駆動トルクに対する反力としてのトルクをキャンセルしつつ要求トルクTr*に基づくトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようにモータMG2を駆動制御する処理である。
引き続き、図4を参照しながら、モータ走行フラグFevを設定するためのモータ走行可否判定ルーチンについて説明する。同図に示すモータ走行可否判定ルーチンは、EVスイッチ88がオンされている際にハイブリッドECU70により所定時間(例えば数msec)ごとに繰り返し実行されるものである。
図4のモータ走行可否判定ルーチンの開始に際して、ハイブリッドECU70のCPU72は、モータ走行の可否を判定するために必要なデータの入力処理を実行する(ステップS300)。ステップS300にて入力されるデータには、少なくともEVスイッチフラグFevsの値、バッテリ50の残容量SOC、車速センサ87からの車速V、要求パワーP*等が含まれる。この場合、EVスイッチフラグFevsの値は、運転者によるEVスイッチ88の操作に応じて設定されて所定の記憶領域に保持されるものである。また、バッテリ50の残容量SOCは、バッテリECU52から通信により入力するものとし、要求パワーP*は、図2のステップS120にて設定されたものを入力することとした。ステップS300のデータ入力処理の後、入力したデータに基づくモータ走行可否判定処理を実行し(ステップS310)、モータ走行を終了させるべきであるか否かを判定する(ステップS320)。ステップS320におけるモータ走行可否判定処理には、少なくともEVスイッチフラグFevsが値0であるか否かの判定や、バッテリ50の残容量SOCがモータ走行を可能とする残容量SOCの下限値である下限残容量Sref(例えば40〜45%程度の値)を上回っているか否かの判定、車速Vがモータ走行を可能とする上限車速Vref(例えば40km前後の値)未満であるか否かの判定、要求パワーP*がモータ走行を可能とする上限パワーPref未満であるか否かの判定が含まれる。そして、ステップS320では、ステップS310における何れかの判定において否定判断がなされるとモータ走行を終了させるべきと判断され、ステップS310におけるすべての判定において肯定判断がなされると、モータ走行が可能であると判断されることになる。ステップS320にてモータ走行を終了させるべきと判断された場合には、モータ走行の実行を禁止すべくモータ走行フラグFevを値0に設定すると共にEVスイッチフラグFevsを値0に設定する(ステップS400)。そして、メータ表示ユニット90のEVマーク91を消灯させると共に予告表示部92に「モータ走行を終了します。」といったようなメッセージを表示させるためのモータ走行終了表示指令を設定した上で、設定したモータ走行終了表示指令をメータECU95に送信し(ステップS410)、本ルーチンを終了させる。
また、ステップS320にてモータ走行が可能であると判断された場合には、ステップS100にて入力した残容量SOCが上述の下限残容量Srefよりも大きい予告残容量Sn(例えば下限残容量Srefよりも数%程度大きい値)以下であるか否かを判定する(ステップS330)。残容量SOCが予告残容量Snを上回っている場合には、更にステップS100にて入力した車速Vが上述の上限車速Vrefよりも小さい予告車速Vn(例えば上限車速Vrefよりも数km程度小さい値)以上であるか否かを判定し(ステップS340)、車速Vが予告車速V未満であれば、更にステップS100にて入力した要求パワーP*が上限パワーPrefよりも小さい予告パワーPn(例えば、上限パワーPrefよりも数kW程度小さい値)以上であるか否かを判定する(ステップS350)。そして、ステップS350にて要求パワーP*が予告パワーPn未満であると判断された場合、すなわちステップS330〜S350のすべてにおいて否定判断がなされた場合には、モータ走行の実行を許容すべくモータ走行フラグFevを値1に設定する(ステップS360)。更に、メータ表示ユニット90におけるモータ走行に関連した表示を現在の表示状態に保持するための現表示保持指令を設定した上で、設定した現表示保持指令をメータECU95に送信し(ステップS370)、再度ステップS300以降の処理を実行する。
一方、ステップS330にて残容量SOCが予告残容量Sn以下であると判断された場合には、モータ走行の実行を許容すべくモータ走行フラグFevを値1に設定し(ステップS380)、更に、この場合には、バッテリ50の残容量SOCとの関係でモータ走行の終了が近づいていることを運転者に予告すべく例えばEVマーク91を点滅させると共に、例えば「バッテリ残容量が不足しています。」といったようなステップS330における判定に関連した車両状態すなわちバッテリ50の残容量SOCの状態を運転者に判別させ得るメッセージを予告表示部92に表示させるためのモータ走行終了予告表示指令を設定した上で、設定したモータ走行終了予告表示指令をメータECU95に送信し(ステップS390)、再度ステップS300以降の処理を実行する。このように、実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS330にてバッテリ50の残容量SOCに関連した予告条件(モータ走行終了予告条件)が成立しているか否か判定され、当該予告条件が成立している場合には、モータ走行の終了が近づいたことを示すモータ走行終了予告として、EVマーク91の点滅(単純予告)と、成立した予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための予告表示部92への「バッテリ残容量が不足しています。」といったメッセージの表示とが実行される。
また、ステップS330にて残容量SOCが予告残容量Snを上回っていると判断された後、ステップS340にて車速Vが予告車速Vn以上であると判断された場合には、モータ走行の実行を許容すべくモータ走行フラグFevを値1に設定し(ステップS380)、更に、この場合には、車速Vとの関係でモータ走行の終了が近づいていることを運転者に予告すべく例えばEVマーク91を点滅させると共に、例えば「スピードを落としてください。」といったようなステップS340における判定に関連した車両状態すなわち車速Vの状態を運転者に判別させ得るメッセージを予告表示部92に表示させるためのモータ走行終了予告表示指令を設定した上で、設定したモータ走行終了予告表示指令をメータECU95に送信し(ステップS390)、再度ステップS300以降の処理を実行する。このように、実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS340にて車速Vに関連した予告条件(モータ走行終了予告条件)が成立しているか否か判定され、当該予告条件が成立している場合には、モータ走行の終了が近づいたことを示すモータ走行終了予告として、EVマーク91の点滅(単純予告)と、成立した予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための予告表示部92への「スピードを落としてください。」といったメッセージの表示とが実行される。
更に、ステップS340にて車速Vが予告車速Vn未満であると判断された後、ステップS350にて要求パワーP*が予告パワーPn以上であると判断された場合には、モータ走行の実行を許容すべくモータ走行フラグFevを値1に設定し(ステップS380)、更に、この場合には、要求パワーP*との関係でモータ走行の終了が近づいていることを運転者に予告すべく例えばEVマーク91を点滅させると共に、例えば「アクセルを緩めてください。」といったようなステップS350における判定に関連した車両状態すなわちアクセルペダル83を介した駆動力の要求状態を運転者に判別させ得るメッセージを予告表示部92に表示させるためのモータ走行終了予告表示指令を設定した上で、設定したモータ走行終了予告表示指令をメータECU95に送信し(ステップS390)、再度ステップS300以降の処理を実行する。このように、実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS350にて要求パワーP*に関連した予告条件(モータ走行終了予告条件)が成立しているか否か判定され、当該予告条件が成立している場合には、モータ走行の終了が近づいたことを示すモータ走行終了予告として、EVマーク91の点滅(単純予告)と、成立した予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための予告表示部92への「アクセルを緩めてください。」といったメッセージの表示とが実行される。
以上説明したように、実施例のハイブリッド自動車20では、EVスイッチ88をオンすることによりエンジン22の運転を停止した状態でモータMG2からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示可能であり、EVスイッチ88がオンされてモータ走行の実行が指示されているときには、モータ走行を実行可能であるか否かが判定され(図4のステップS310,S320)、モータ走行を実行可能であると判断されたときには、更に所定のモータ走行終了予告条件が成立したか否か判定される(図4のステップS330,S340,S350)。そして、モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、モータ走行が実行されるようにエンジン22とモータMG2とが制御され(図2のステップS120〜S180)、モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、モータ走行が実行されるようにエンジン22とモータMG2とが制御されると共に(図2のステップS120〜S180)モータ走行の終了が近づいた旨をモータ走行終了予告として報知するようにメータ表示ユニット90が制御される(図4のステップS390)。このように、ハイブリッド自動車20では、モータ走行の実行を終了させるべきと判断されてモータ走行が終了させられる前に、モータ走行の終了が近づいたことが予告されることから、モータ走行終了予告によりモータ走行がやがて終了する旨を運転者に知らしめると共に、運転者に対して例えばアクセルペダル83の踏み込みを緩めること等の車両操作によりモータ走行を継続させる余地を与えることができる。従って、実施例のハイブリッド自動車20では、モータ走行が実行されている際の運転性を向上させると共に、モータ走行を継続させ易くすることが可能となる。
また、実施例のハイブリッド自動車20では、バッテリ50の残容量SOCに関連した予告条件、車速Vに関連した予告条件および要求パワーP*に関連した予告条件の何れかが成立したときにモータ走行終了予告条件が成立したと判断され、成立した予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための情報がモータ走行終了予告として報知される(図4のステップS390)。このようなモータ走行終了予告がなされると、例えばバッテリ50の残容量不足、車速Vや要求パワーP*の高まりといったような、どのような要因によってモータ走行が終了するのかを運転者に知らしめることが可能となる。従って、運転者に対してモータ走行終了予告に応じた車両操作(アクセル操作)を実行する余地を与えて、モータ走行をより継続させ易くすることができる。更に、実施例のハイブリッド自動車20では、バッテリ50の残容量SOCに関連した予告条件(ステップS330)、車速Vに関連した予告条件(ステップS340)、および要求パワーP*に関連した予告条件(ステップS350)の何れかが成立したときにモータ走行終了予告がなされるが、これらの予告条件のうちの少なくとも2つが同時に成立することもあり得る。また、バッテリ50の残容量SOC、車速Vおよび要求パワーP*というパラメータの変化の運転者によるアクセル操作に対する依存度は、この順番(SOC→V→P*)で大きくなる。このため、仮にアクセル操作に対する依存度が大きい予告条件からその成立の可否を判定すると、アクセル操作に対する依存度が比較的小さい予告条件と当該依存度が比較的大きい予告条件とが同時に成立する場合に、当該依存度が比較的大きい予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための情報がモータ走行終了予告に含まれることから、モータ走行を継続させるためのアクセル操作を運転者に無駄に実行させてしまうおそれもある。これを踏まえて、ハイブリッド自動車20では、モータ走行を実行可能であると判断されたときに、バッテリ50の残容量SOCに関連した予告条件、車速Vに関連した予告条件、および要求パワーP*に関連した予告条件をこの順番すなわちアクセル操作(車両操作)に対する依存度の小さい順に成立しているか否か判定している(ステップS330〜S350)。これにより、モータ走行終了予告条件をより適正なものとすると共にモータ走行が実行される際の運転性をより向上させることが可能となる。
そして、上記ハイブリッド自動車20では、バッテリ50の残容量SOCが下限残容量Sref以下になったときや、車速Vが上限車速Vref以上であるとき、あるいは要求パワーP*が所定の上限パワーPref以上であるときにモータ走行の実行を終了させるべきと判断されることから、モータ走行終了予告条件をバッテリ50の残容量SOCが下限残容量Srefよりも大きい予告残容量Sn以下になったときや、車速Vが上限車速Vrefよりも低い予告車速Vn以上であるとき、あるいは要求パワーP*が上限パワーPrefよりも小さい所定の予告パワーPn以上であるときに成立するものとすれば、モータ走行の終了が近づいている旨を運転者により適正に予告することが可能となる。ただし、モータ走行終了予告条件のパラメータは、バッテリ50の残容量SOCや車速V、要求パワーP*に限られるものではなく、モータ走行終了予告条件がモータ走行の実行を終了させるべきときに成立するモータ走行終了条件よりも前に成立する条件となるのであれば、他の如何なるものであっても構わない。また、図4のステップS310,S320にて用いられるモータ走行終了条件のパラメータもバッテリ50の残容量SOCや車速V、要求パワーP*に限られるものではなく、モータ走行を実行可能であるか否かを判定するのに適したものであれば、他の如何なるものであっても構わない。
なお、上記実施例のハイブリッド自動車20では、駆動軸としてのリングギヤ軸32aとモータMG2とがモータMG2の回転数を減速してリングギヤ軸32aに伝達する減速ギヤ35を介して連結されているが、減速ギヤ35の代わりに、例えばHi,Loの2段の変速段あるいは3段以上の変速段を有したモータMG2の回転数を変速してリングギヤ軸32aに伝達する変速機を採用してもよい。また、実施例のハイブリッド自動車20は、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aに接続された車軸に出力するものであるが、本発明の適用対象は、これに限られるものでもない。すなわち、本発明は、図5に示す変形例としてのハイブリッド自動車20Aのように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aに接続された車軸(車輪39a,39bが接続された車軸)とは異なる車軸(図5における車輪39c,39dに接続された車軸)に出力するものに適用されてもよい。更に、実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して車輪39a,39bに接続される車軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものであるが、本発明の適用対象は、これに限られるものでもない。すなわち、本発明は、図6に示す変形例としてのハイブリッド自動車20Bのように、エンジン22のクランクシャフトに接続されたインナーロータ232と車輪39a,39bに動力を出力する車軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を車軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えたものに適用されてもよい。また、本発明は、動力分配統合機構30の代わりに、エンジン22の動力を車軸側に伝達する動力伝達手段として無段変速機(以下「CVT」という)を備えた車両に適用されてもよい。このような車両の一例であるハイブリッド自動車20Cを図7に示す。同図に示す変形例のハイブリッド自動車20Cは、エンジン22からの動力をベルト式あるいはトロイダル式のCVT200やデファレンシャルギヤ38等を介して例えば前輪である車輪39a,39bに出力する前輪駆動系と、同期発電電動機であるモータMGからの動力をデファレンシャルギヤ38′等を介して例えば後輪である車輪39c,39dに出力する後輪駆動系とを備える。そして、モータMGは、インバータを介してエンジン22により駆動されるオルタネータ29や、当該オルタネータ29からの電力ラインに出力端子が接続されたバッテリ50に接続されている。これにより、モータMGは、オルタネータ29やバッテリ50からの電力により駆動されたり、回生を行って発電した電力によりバッテリ50を充電したりする。
ここで、上記実施例および変形例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明しておく。すなわち、上記実施例および変形例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG,MG2が「電動機」に相当し、EVスイッチ88が「モータ走行指示手段」に相当し、メータ表示ユニット90およびメータECU95が「報知手段」に相当し、図4のステップS310,S320の処理を実行するハイブリッドECU70が「モータ走行可否判定手段」に相当し、図4のステップS330〜S390の処理を実行するハイブリッドECU70、図2のモータ走行時駆動制御ルーチンを実行するハイブリッドECU70やエンジンECU24、モータECU40が「モータ走行時制御手段」に相当する。また、モータMG,MG2等と電力をやり取り可能なバッテリ50が「蓄電手段」に相当し、車速センサ87が「車速検出手段」に相当し、アクセルペダルポジションセンサ84が「アクセル操作量取得手段」に相当し、図2のステップS120の処理を実行するハイブリッドECU70が「要求パワー設定手段」に相当し、モータMG1および動力分配統合機構30の組み合わせや対ロータ電動機230、CVT200が「動力伝達手段」に相当し、モータMG1および動力分配統合機構30や対ロータ電動機230が「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG1が「発電用電動機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。
なお、「内燃機関」は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力するエンジン22に限られず、水素エンジンといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「電動機」や「発電用電動機」は、モータMG,MG2のような同期発電電動機に限られず、誘導電動機といったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「モータ走行指示手段」は、モータ走行の実行を指示可能なものであれば、EVスイッチ88以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「報知手段」は、所定の情報を報知可能なものであれば、メータ表示ユニット90のように情報を視覚的に報知するもの以外に、聴覚等の他の五感を介して情報を報知する形式のものであっても構わない。「モータ走行時制御手段」は、ハイブリッドECU70とエンジンECU24とモータECU40との組み合わせ以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「蓄電手段」は、バッテリ50のような二次電池に限られず、電動機と電力をやり取り可能なものであればキャパシタといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「車速検出手段」は、車速を検出可能なものであれば、車速センサ87以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「アクセル操作量取得手段」は、運転者によるアクセル操作量を取得可能なものであれば、アクセルペダルポジションセンサ84以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「要求パワー設定手段」は、アクセル操作量に基づいてハイブリッド自動車に要求される要求パワーを設定するものであれば、他の如何なる形式のものであっても構わない。「動力伝達手段」は、所定の車軸に接続される車軸側回転要素と内燃機関の機関軸に接続されると共に車軸側回転要素に対して差回転可能な機関側回転要素とを有し、機関軸からの動力の少なくとも一部を車軸側に出力可能なものであれば、モータMG1および動力分配統合機構30の組み合わせや対ロータ電動機230、CVT200以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「電力動力入出力手段」は、モータMG1と動力分配統合機構30との組み合わせに限られず、対ロータ電動機のような他の如何なる形式のものであっても構わない。何れにしても、これら実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明の実施例に係るハイブリッド自動車20の概略構成図である。 実施例のハイブリッドECU70により実行されるモータ走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 実施例のハイブリッドECU70により実行されるモータ走行可否判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車20Aの概略構成図である。 変形例のハイブリッド自動車20Bの概略構成図である。 変形例のハイブリッド自動車20Cの概略構成図である。
符号の説明
20,20A,20B,20C ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、29 オルタネータ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、37 ギヤ機構、38,38′ デファレンシャルギヤ、39a〜39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(ハイブリッドECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、87 車速センサ、88 EVスイッチ、90 メータ表示ユニット、91 EVマーク、92 予告表示部、95 メータECU、200 CVT、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、MG,MG1,MG2 モータ。

Claims (9)

  1. 内燃機関からの動力と電動機からの動力との少なくとも何れかを用いて走行可能なハイブリッド自動車であって、
    前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示するためのモータ走行指示手段と、
    所定の情報を報知する報知手段と、
    前記モータ走行の実行が指示されているときに該モータ走行を実行可能であるか否かを判定するモータ走行可否判定手段と、
    前記モータ走行可否判定手段により前記モータ走行を実行可能であると判断されたときに、複数の予告条件のうちの運転者による車両操作に対する依存度が小さい予告条件から該依存度が大きい予告条件へと順番に成立の可否を判定すると共に、前記複数の予告条件の何れか一つが成立したときにモータ走行終了予告条件が成立したと判断して以後の判定を行わない予告判定手段と、
    前記予告判定手段により前記モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記予告判定手段により前記モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御すると共に前記モータ走行の終了が近づいた旨および前記成立した一つの予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための情報をモータ走行終了予告として報知するように前記報知手段を制御するモータ走行時制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車。
  2. 前記モータ走行終了予告条件は、前記モータ走行の実行を終了させるべきときに成立するモータ走行終了条件よりも前に成立する条件である請求項1に記載のハイブリッド自動車。
  3. 請求項1または2に記載のハイブリッド自動車において、
    前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、
    前記蓄電手段の残容量を取得する残容量取得手段とを更に備え、
    前記モータ走行可否判定手段は、前記取得された残容量が所定の下限残容量以下になったときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、
    前記モータ走行終了予告条件は、前記取得された残容量が前記下限残容量よりも大きい所定の予告残容量以下になったときに成立するハイブリッド自動車。
  4. 請求項1から3の何れかに記載のハイブリッド自動車において、
    車速を検出する車速検出手段を更に備え、
    前記モータ走行可否判定手段は、前記検出された車速が所定の上限車速以上であるときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、
    前記モータ走行終了予告条件は、前記検出された車速が前記上限車速よりも低い所定の予告車速以上であるときに成立するハイブリッド自動車。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のハイブリッド自動車において、
    運転者によるアクセル操作量を取得するアクセル操作量取得手段と、
    前記取得されたアクセル操作量に基づいて前記ハイブリッド自動車に要求される要求パワーを設定する要求パワー設定手段とを更に備え、
    前記モータ走行可否判定手段は、前記設定された要求パワーが所定の上限パワー以上であるときに前記モータ走行の実行を終了させるべきと判断し、
    前記モータ走行終了予告条件は、前記設定された要求パワーが前記上限パワーよりも小さい所定の予告パワー以上であるときに成立するハイブリッド自動車。
  6. 請求項1から5の何れかに記載のハイブリッド自動車において、
    所定の車軸に接続される車軸側回転要素と前記内燃機関の機関軸に接続されると共に前記車軸側回転要素に対して差回転可能な機関側回転要素とを有し、前記機関軸からの動力の少なくとも一部を前記車軸側に出力可能な動力伝達手段を更に備え、
    前記電動機は、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能であるハイブリッド自動車。
  7. 前記動力伝達手段は、前記車軸と前記内燃機関の前記機関軸とに接続されて電力と動力との入出力を伴って前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記車軸側に出力すると共に前記蓄電手段と電力をやり取り可能な電力動力入出力手段である請求項6に記載のハイブリッド自動車。
  8. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電用電動機と、前記車軸と前記内燃機関の前記機関軸と前記発電用電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する3軸式動力入出力手段とを含む請求項7に記載のハイブリッド自動車。
  9. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、該電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力のみを用いるモータ走行の実行を指示するためのモータ走行指示手段と、所定の情報を報知する報知手段とを備えたハイブリッド自動車の制御方法であって、
    (a)前記モータ走行の実行が指示されているときに該モータ走行を実行可能であるか否かを判定するステップと、
    (b)ステップ(a)にて前記モータ走行を実行可能であると判断されたときに、複数の予告条件のうちの運転者による車両操作に対する依存度が小さい予告条件から該依存度が大きい予告条件へと順番に成立の可否を判定すると共に、前記複数の予告条件の何れか一つが成立したときにモータ走行終了予告条件が成立したと判断して以後の判定を行わないステップと、
    (c)ステップ(b)にて前記モータ走行終了予告条件が成立していないと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御し、ステップ(b)にて前記モータ走行終了予告条件が成立したと判断されたときには、前記モータ走行が実行されるように前記内燃機関と前記電動機とを制御すると共に前記モータ走行の終了が近づいた旨および前記成立した一つの予告条件に関連した車両状態を運転者に判別させるための情報をモータ走行終了予告として報知するように前記報知手段を制御するステップと、
    を含むハイブリッド自動車の制御方法。
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