JP4955468B2 - 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 - Google Patents
貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4955468B2 JP4955468B2 JP2007167974A JP2007167974A JP4955468B2 JP 4955468 B2 JP4955468 B2 JP 4955468B2 JP 2007167974 A JP2007167974 A JP 2007167974A JP 2007167974 A JP2007167974 A JP 2007167974A JP 4955468 B2 JP4955468 B2 JP 4955468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- loading platform
- guide rail
- cylinder
- cargo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 63
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 241000951498 Brachypteraciidae Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 1
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
同文献に記載の技術では、シャシフレーム上に、後方に向けて傾斜可能なリフトフレームを備えており、このリフトフレーム上に、ローラに案内されてリフトフレーム上をスライド移動可能な荷台(ボデー)が設けられている。
この荷台には、その前端に、駆動用のスプロケットおよびアイドラが設けられ、これにチェーンが巻回されている。そして、このチェーンの一端が、上記リフトフレーム前端に固定され、他端がリフトフレーム後端に固定されている。そして、上記駆動用のスプロケットが油圧モータによって駆動されるとスプロケットがチェーンに沿って走行されるようになっており、これにより、リフトフレームの全体に渡って荷台がスライド移動可能になっている。特に、このリフトフレームは、その後端側に斜め下方に屈曲した屈曲部を有し、荷台をリフトフレームの屈曲部に沿って下降させることによって、荷台を地上にほぼ水平状態に降ろすことができるようになっている。
そして、この荷台昇降装置によれば、前方案内レールに案内される荷台を乗換フレーム上に乗り換えさせる乗換機構を備えているので、この乗換機構によって、シャシフレーム上に格納した位置から自車両の後方に降ろした位置までスライド移動可能な荷台を、前方案内レールで案内し、次いで、乗換フレーム上に乗り換えて引き続き後方案内レールに沿ってシャシフレーム後方から自車両の後方に降ろした位置まで移動させることができる。
さらに、前記乗換機構は、前記荷台の前端部に設けられて前記前方案内レールに案内されつつ転動する荷台前側ローラと、前記乗換フレームに設けられた係合溝とを更に備えて構成されており、前記係合溝は、前記前方案内レールの端部に対向する位置に設けられ、自車両の後方に前記前方案内レールに沿って転動してきた前記荷台前側ローラを、当該係合溝に係合させるようになっていることは好ましい。
また、本発明のうち第二の発明は、荷台を自車両の後方に降ろして車両等の貨物を積載するとともに、その積載した貨物を前記荷台を格納して運搬するための貨物自動車であって、前記荷台をシャシフレーム上に格納した位置から自車両の後方に降ろした位置までスライド移動可能なスライド移動機構を有する荷台昇降装置を備え、前記荷台昇降装置として、第一の発明に係る貨物自動車用荷台昇降装置が装備されていることを特徴としている。
図1は、本発明に係る貨物自動車用荷台昇降装置を備える貨物自動車の一実施形態である車両運搬車の側面図である。また、図2は、その車両運搬車の荷台を説明する側面図である。
図1に示すように、この車両運搬車1は、そのシャシフレーム2上に荷台3を備えている。この荷台3は、図2に示すように、その前部に、いわゆる鳥居5が一体に設けられており、また、荷台3の後部には、後煽り4が装備されている。この後煽り4は、前後に回動可能に取付けられており、同図に示す垂直な閉じ位置、および後方に回動して車両を乗り入れるときのスロープとなる開き位置(後述する)のそれぞれに位置可能になっている。
詳しくは、本実施形態では、図2に示すように、この移動案内面25aは、荷台3の後方側に形成された第一の移動案内面25rと、その第一の移動案内面25rに連続して荷台3の前方側に形成された第二の移動案内面25fとを有して形成されている。
この荷台昇降装置は、そのスライド移動機構6によって、荷台3を、シャシフレーム2上に格納した同図に示す格納位置、およびその格納位置から荷台3を自車両の後方に且つ地上GLと略水平となる位置まで降ろした乗込位置(後述する図9(g)参照)までスライド移動可能に構成されている。これにより、この車両運搬車1は、乗込位置で車両を荷台3に積載するとともに、その積載した車両を、荷台3を格納位置に格納して運搬可能になっている。
同図に示すように、このスライド移動機構6は、アクチュエータ部7およびフレーム部8を備えている。フレーム部8は、上記シャシフレーム2の上面に固定されており、前方案内レール31および後述する移動フレーム15を案内するための移動フレーム案内レール35を備えて構成されている。
まず、上記フレーム部8について詳しく説明する。なお、図4は、そのフレーム部の説明図であり、同図(a)はその平面図、同図(b)はその側面図である。
詳しくは、この一対のリヤステーアーム62は、その基端部側が、ブラケット39aに支軸61を介して回動可能に連結されており、各リヤステーアーム62の先端には、地上に接地するための車輪64が設けられている。この一対のリヤステーアーム62は、略コ字型をなす溝形鋼から形成され、そのコ字型の内側の面が、後述する後方案内レールの後半部分を受け持つ第二案内レール34として構成されている。
詳しくは、この前方案内レール31は、図4(a)に示すように、シャシフレーム2上での車両前方側に一対をなして設けられている。各前方案内レール31は、荷台3をスライド移動させるべきスライド方向に沿って車両幅方向の両側にそれぞれ設けられている。各前方案内レール31は、略コ字型をなす溝形鋼であり、その溝側を幅方向での外側にそれぞれ向けて配置されることで対をなしている。
このアクチュエータ部7は、図5(a)に示すように、前方シリンダ10、および荷台スライドシリンダ11を備え、これら前方シリンダ10および荷台スライドシリンダ11は、車両幅方向での中央に且つスライド方向に沿って配置されている。そして、前方シリンダ10は、その車両前方側のシリンダ先端10aが、上記の前方シリンダ連結ブラケット19に支軸を介して回動可能に連結されるようになっている。
詳しくは、この傾斜フレーム18には、図5(a)および(c)に示すように、車両後方側の端部下面に連結ブラケット18bが固定されており、この連結ブラケット18bが支軸18aを介して移動フレーム15の車両後方側の端部に回動可能に連結されている。また、移動フレーム15と傾斜フレーム18との間には、相互を繋ぐ傾斜シリンダ14が設けられている。この傾斜シリンダ14は、そのシリンダ側の端部が支軸14aを介して移動フレーム15の前後方向前側に固定され、また、ロッド先端が、支軸14bを介して傾斜フレーム18の略中央に設けられた連結ブラケット18cに回動可能に連結されている。これにより、この傾斜シリンダ14を駆動させることによって、傾斜フレーム18をシャシフレーム2に沿って倒した倒伏位置(図5(a)参照)と自車両後方に傾斜した傾斜位置(図5(c)参照)とにそれぞれ回動させるようになっている。
詳しくは、図5(a)および(c)に示すように、スライド移動シリンダ13は、シリンダ端部が、支軸13bを介して傾斜フレーム18の前側先端の連結ブラケット18sに回動可能に支持されており、また、そのロッド先端13aが、乗換フレーム9前側の幅方向中央の位置に、支軸を介して回動可能に連結されている。
この一対の第一案内レール33は、上記他のレール同様に、略コ字型をなす溝形鋼であり、その溝側を幅方向での内側にそれぞれ向けて配置されることで対をなしている。
そして、この乗換フレーム9には、図5(b)にも示すように、係合フック嵌合ピン22がそれぞれ設けられている。この左右の係合フック嵌合ピン22は、上記荷台3の係合フック23に係合する係合軸であり、荷台3の係合フック23に対向する高さに位置するように設けられている。また、この乗換フレーム9には、左右の係合フック嵌合ピン22よりもさらに車両幅方向外側の位置に、略コ字型をなす溝形鋼を用いて構成された荷台前側ローラ係合溝21を備えており、この荷台前側ローラ係合溝21は、上記荷台3の荷台前側ローラ24に係合可能な位置に、係合溝の開口部が対向する高さに位置するようになっている。
詳しくは、図5に示すように、乗換フレーム後ローラ16は、スライド方向での車両後方側に設けられ、また、乗換フレーム前ローラ17は、スライド方向での車両前方側に設けられている。そして、これら乗換フレーム後ローラ16および乗換フレーム前ローラ17は、乗換フレーム9の外側面から幅方向外側に向けて張り出しており、車両幅方向を向く支軸を介してその軸まわりに回動可能になっている。
以下、この乗換機構について説明する。
この乗換機構は、既に上述した、図2に示す荷台3の前端部に設けられた係合フック23と、前記乗換フレーム9に設けられた係合フック嵌合ピン22とを備えて構成されている。この係合フック嵌合ピン22は、係合フック23に係合可能な係合軸として設けられている。すなわち、上記荷台スライドシリンダ11を伸長させると、その伸長に応じて荷台3は前方案内レール31に案内されつつ車両後方にスライド移動するが、このとき、係合フック嵌合ピン22は、上述のように、係合フック23にスライド方向で対向する位置に設けられているため、自車両の後方にスライド移動してきた係合フック23に係合可能になっている。
すなわち、上述のように、乗換フレーム9は、荷台前側ローラ係合溝21を備えており、この荷台前側ローラ係合溝21は、上記前方案内レール31の端部に対向する位置に位置している。これにより、上記荷台スライドシリンダ11を伸長させると、その伸長に応じて荷台3は前方案内レール31に案内されつつ車両後方にスライド移動するが、このとき、荷台3の荷台前側ローラ24は、前方案内レール31から乗換フレーム9側の荷台前側ローラ係合溝21に挿入されて係合される。そのため、前方案内レール31に案内される荷台3を、前方案内レール31から乗換フレーム9上に乗り換えさせ、その乗り換えた状態をより確実に支持可能になっている。なお、不図示であるが、対向方向での前方案内レール31端部と荷台前側ローラ係合溝21との隙間は、荷台前側ローラ24が荷台前側ローラ係合溝21に円滑に進入させて自身の溝に係合可能なように、ローラの直径よりも狭い隙間に設けられている。ここで、上記係合溝には、この荷台前側ローラ係合溝21が対応している。
この車両運搬車1が走行状態のときには、図1に示すように、その荷台3は、シャシフレーム2上に格納された格納位置にある。そして、この車両運搬車1は、その荷台3を自車両の後方に降ろして、例えば他の車両を積車する際には、まず、リヤステーシリンダ12を駆動してロッド12rを縮小させ、これにより、一対のリヤステーアーム62を、図9(a)に示すように、同図の符号A方向に回動させて、一対のリヤステーアーム62の車輪64を地上GLに接地させる。
ここで、荷台3の荷台縦根太25の下面は、上述のように、荷台縦根太受けローラ39に当接して荷台3の後方へのスライド移動を案内する移動案内面25aになっており、この移動案内面25aは、図2に示すように、荷台3の後方側に形成された第一の移動案内面25rと、その第一の移動案内面25rに連続して荷台3の前方側に形成された第二の移動案内面25fとを有して形成され、さらに、第二の移動案内面25fの車両上下方向での位置は、第一の移動案内面25rの車両上下方向での位置よりも車両上方側にオフセット量Tだけ偏倚した位置に設けられているので、荷台3の後端である荷台接地ローラ26を可及的速やかに地上GLに接地させて、荷台3の後端が接地する間の荷台3の片持ち状態を早期に解消することができる。
ここで、この前方シリンダ10による移動フレーム15の移動によって、傾斜フレーム18後方の第一案内レール33の後端部33aが、上記接地位置のリヤステー60側の第二案内レール34の先端部34aに対し相互に当接する。これにより、上述のように、第一案内レール33の後端部33aおよび第二案内レール34の先端部34a相互が連続して一の後方案内レール33,34を構成する。
次いで、図9(f)に示すように、傾斜フレーム18上のスライド移動シリンダ13が更に伸長されると、第一案内レール33の後端部33aおよび第二案内レール34の先端部34a相互が当接して、連続した一の後方案内レール33,34を構成しているので、乗換フレーム9の後端部に設けられた乗換フレーム後ローラ16は、第一案内レール33から第二案内レール34に乗り移り、乗換フレーム9が後ろ下がりに傾斜していく。これにより、乗換フレーム9に支持されている荷台3もその前方が次第に下がり、自車両の後方で地上GLに対し水平となる方向に降下を開始する。
上述のように、この車両運搬車1によれば、その荷台昇降装置は、スライド移動機構6を構成する前方シリンダ10および荷台スライドシリンダ11相互が、乗換フレーム9を含む乗換機構によって複数の支軸を介して繋がれているので、スライド移動の際の回動に応じて前方シリンダ10および荷台スライドシリンダ11等の複数の油圧シリンダを追従させる自由度を比較的に大きく得られる。したがって、スライド移動の際の回動に応じて支点の相対的な位置が移動しても、乗換機構で回動可能に繋がれている部分で所定の範囲内で追従可能である。
また、この荷台昇降装置によれば、前記乗換機構は、荷台3の前端部に設けられた係合フック23と、乗換フレーム9に設けられた係合軸である係合フック嵌合ピン22とを備えて構成されており、係合フック嵌合ピン22は、前方案内レール31の端部に対向する位置に位置するように設けられ、自車両の後方にスライド移動してきた係合フック23に係合可能になっているので、荷台3が自車両の後方にスライド移動する動きを利用して係合フック23および係合フック嵌合ピン22相互を係合させることができる。そのため、簡単な構成で乗換機構を構成することを可能としている。
なお、第一の移動案内面25rと第二の移動案内面25fとの間には、図2に示すように、相互の面を繋ぐ斜面25sが形成され、これにより、第一の移動案内面25rと第二の移動案内面25fとがよりなだらかに連続する面として設けられているので、オフセット量Tを設けて偏倚させた移動案内面25aであっても、荷台3をスムーズにスライド移動させることができる。
なお、本発明に係る貨物自動車用荷台昇降装置およびこれを備えた貨物自動車は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
2 シャシフレーム
3 荷台
4 後煽り
5 鳥居
6 スライド移動機構
7 アクチュエータ部
8 フレーム部
9 乗換フレーム
10 前方シリンダ
11 荷台スライドシリンダ(後方シリンダ)
12 リヤステーシリンダ
13 スライド移動シリンダ
14 傾斜シリンダ
15 移動フレーム
16 乗換フレーム後ローラ
17 乗換フレーム前ローラ
18 傾斜フレーム
19 前方シリンダ連結ブラケット
20 荷台連結ブラケット
21 荷台前側ローラ係合溝
22 係合フック嵌合ピン(係合軸)
23 係合フック
24 荷台前側ローラ
25 縦根太
26 荷台接地ローラ
27 固定フレーム横根太
28 固定フレーム縦根太
29 固定フレーム本体
30 第一案内レール支柱
31 前方案内レール
32 (前方案内レールの)傾斜部
33 第一案内レール(後方案内レール)
34 第二案内レール(後方案内レール)
35 移動フレーム案内レール
39 荷台縦根太受けローラ
41 乗換フレーム横根太
42 乗換フレーム縦根太
60 リヤステー
Claims (5)
- 荷台を自車両の後方に降ろして車両等の貨物を積載するとともに、その積載した貨物を、前記荷台を格納して運搬する貨物自動車に用いられ、複数の油圧シリンダとして、シャシフレーム側に連結される前方シリンダと、荷台側に連結される後方シリンダとを有し、これら前方シリンダおよび後方シリンダを用いて前記荷台をシャシフレーム上に格納した位置から自車両の後方に降ろした位置までスライド移動させるスライド移動機構を備える荷台昇降装置であって、
前記スライド移動機構は、荷台をシャシフレーム上の前方で案内する前方案内レールと、その前方案内レールから荷台を乗り換えさせる乗換フレームと、その乗換フレームをシャシフレーム後方から自車両の後方に降ろした位置まで案内する後方案内レールとを有する乗換機構を備え、当該乗換機構は、前記前方シリンダおよび後方シリンダの間に設けられて、前記前方シリンダおよび後方シリンダ相互を複数の支軸を介して繋いでいることを特徴とする貨物自動車用荷台昇降装置。 - 前記乗換機構は、前記荷台の前端部に設けられた係合フックと、前記乗換フレームに設けられた係合軸とを備えて構成されており、
前記係合軸は、前記係合フックに対向する位置に設けられ、前記後方シリンダの作動に応じて自車両の後方にスライド移動してきた前記係合フックに係合するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の貨物自動車用荷台昇降装置。 - 前記乗換機構は、前記荷台の前端部に設けられて前記前方案内レールに案内されつつ転動する荷台前側ローラと、前記乗換フレームに設けられた係合溝とを更に備えて構成されており、
前記係合溝は、前記前方案内レールの端部に対向する位置に設けられ、自車両の後方に前記前方案内レールに沿って転動してきた前記荷台前側ローラを、当該係合溝に係合させるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の貨物自動車用荷台昇降装置。 - 前記乗換機構は、前記前方シリンダの作動に応じてシャシフレーム上の後方且つ自車両の前後方向に沿って移動する移動フレームと、その移動フレーム上に回動可能に設けられた傾斜フレームと、その傾斜フレームをシャシフレームに沿って倒した倒伏位置と自車両後方に傾斜した傾斜位置とにそれぞれ回動させる傾斜シリンダと、前記傾斜フレーム後方に設けられて前記乗換フレームをスライド移動可能に支持するとともに前記後方案内レールの前半部分を受け持つ第一案内レールと、シャシフレーム後方に回動可能に設けられて前記後方案内レールの後半部分を受け持つ第二案内レールを有するリヤステーと、そのリヤステーを地上から離間した離間位置と地上に接地した接地位置とにそれぞれ回動させるリヤステーシリンダと、前記傾斜フレームに設けられて前記乗換フレームを前記後方案内レールに沿ってスライド移動させるスライド移動シリンダと、を備えており、
当該乗換機構は、前記傾斜フレームが前記傾斜位置のときに且つ前記リヤステーが前記接地位置のときに、前記第一案内レールおよび前記第二案内レール相互を連続させて一の後方案内レールを構成し、前記スライド移動シリンダの作動に応じて、前記乗換フレームに乗り換えた前記荷台を、当該後方案内レールに沿ってシャシフレーム上から自車両の後方に降ろす上で必要な高さまで下げるように移動させつつ支持するようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の貨物自動車用荷台昇降装置。 - 荷台を自車両の後方に降ろして車両等の貨物を積載するとともに、その積載した貨物を、前記荷台を格納して運搬するための貨物自動車であって、
前記荷台をシャシフレーム上に格納した位置から自車両の後方に降ろした位置までスライド移動可能なスライド移動機構を有する荷台昇降装置を備え、前記荷台昇降装置として、請求項1〜4のいずれか一項に記載の貨物自動車用荷台昇降装置が装備されていることを特徴とする貨物自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167974A JP4955468B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167974A JP4955468B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009006764A JP2009006764A (ja) | 2009-01-15 |
JP4955468B2 true JP4955468B2 (ja) | 2012-06-20 |
Family
ID=40322316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007167974A Active JP4955468B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4955468B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5536422B2 (ja) * | 2009-11-19 | 2014-07-02 | 古河産機システムズ株式会社 | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 |
CN109166112B (zh) * | 2018-08-20 | 2021-08-20 | 浙江大丰文体设施维保有限公司 | 运动车台自动维护平台 |
JP7104414B2 (ja) * | 2018-11-19 | 2022-07-21 | 新生自動車工業株式会社 | 昇降機構及び貨物容器昇降基台 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2607734B2 (ja) * | 1990-06-18 | 1997-05-07 | 極東開発工業株式会社 | 貨物自動車 |
JP2000006708A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Tadano Ltd | 車輌運搬車の荷台傾斜装置 |
JP3769170B2 (ja) * | 2000-05-01 | 2006-04-19 | 極東開発工業株式会社 | 貨物自動車におけるボデーの積卸装置 |
JP4592411B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2010-12-01 | 新明和工業株式会社 | 車両運搬車 |
JP4764123B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-08-31 | 株式会社タダノ | 車輌運搬車 |
-
2007
- 2007-06-26 JP JP2007167974A patent/JP4955468B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009006764A (ja) | 2009-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8286290B2 (en) | Dock leveler | |
WO2009113268A1 (en) | Apparatus for transferring vehicles onto conveyor | |
JP4955468B2 (ja) | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 | |
JP4837551B2 (ja) | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 | |
JP4818897B2 (ja) | 貨物自動車用突入防止装置、およびこれを備える貨物自動車 | |
JP2009006765A (ja) | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 | |
EP2571721A1 (en) | Tail lift for a vehicle | |
JP5536422B2 (ja) | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 | |
JP5161721B2 (ja) | 車両用昇降装置 | |
JP5543759B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP2007276744A (ja) | 車両運搬車の荷台移動装置 | |
JP5191371B2 (ja) | ロープ牽引式輸送設備のロープ誘導装置 | |
JP4221325B2 (ja) | 車輌積付け方法およびその装置 | |
JP6359944B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP2004315215A (ja) | 搬送装置 | |
JP3122441B1 (ja) | 昇降装置 | |
JP2882776B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP7181500B2 (ja) | 車両運搬車 | |
JP6285262B2 (ja) | 貨物自動車用バンパ装置およびこれを備える貨物自動車 | |
JP6264655B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP3019690B2 (ja) | 移載装置 | |
JP2011105216A (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP2002179393A (ja) | 舞台下格納式昇降台車 | |
JP3019691B2 (ja) | 移載装置 | |
JP3199217U (ja) | スライド式ダンプトラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20100412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4955468 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |