JP4951461B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントサイドフレームの外側にホイールハウスアッパーメンバーが設けられ、ホイールハウスアッパーメンバーの下側にフロントホイールハウスが設けられた車体前部構造に関する。
車体前部構造のなかには、フロントフェンダの下端縁部から膨出部(以下、衝撃支え部材)が車幅方向内側に向けて膨出され、この衝撃支え部材が車体前後方向に向けてフロントサイドフレームと略平行に配置され、衝撃支え部材の後端部がフロントピラーに連結されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−133126号公報
特許文献1の車体前部構造によれば、車体前部から後方に向けて衝撃荷重が作用した場合、作用した衝撃荷重の一部を衝撃支え部材に分散することが可能である。
このように、衝撃荷重を膨出部で分散することで衝撃荷重を良好に支えることが可能になる。
ところで、車両のなかには、車高が異なるものがある。車高が異なる相手車両が左右どちらかにずれてオフセット衝突した場合、相手車両は衝撃支え部材からずれてしまう。
このため、相手車両を衝撃支え部材に当てることが難しく、衝撃支え部材で衝撃荷重を良好に分散、吸収することはできない。
さらに、フロントフェンダに衝撃支え部材を設けるために、フロントフェンダの形状が複雑になり、そのことが生産性を高める妨げになっていた。
本発明は、車体前方から作用する衝撃荷重を良好に支えることができ、さらに、衝撃支え部材を簡単な構成にすることができる車体前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体前後方向に向いてフロントサイドフレームが設けられ、前記フロントサイドフレームの前端部にフロントバルクヘッドが設けられ、前記フロントサイドフレームの外側にフロントピラーから車両前方向に向かって延びるホイールハウスアッパーメンバーが設けられ、前記ホイールハウスアッパーメンバーの下側にフロントホイールハウスが設けられた車体前部構造において、前記フロントホイールハウスのうち、車体前方に臨む部位が鋼材で形成されたフェンダ前部と、前記フェンダ前部の全域で車体前方から作用する衝撃荷重を支えるように、前記フェンダ前部の車体外側縁を補強する補強枠部と、を有する衝撃支え部材を備え、前記補強枠部は、中空のパイプで形成され、前記フェンダ前部の車体外側縁に沿って設けられた外側枠と、前記外側枠の上端部から前記ホイールハウスアッパーメンバーに向けて延出され、前記ホイールハウスアッパーメンバーに取り付けられた上枠と、前記外側枠の下端部から前記フロントバルクヘッドに向けて延出され、前記フロントバルクヘッドに取り付けられた下枠と、前記外側枠の中間部から前記フロントサイドフレームに向けて延出され、前記フロントサイドフレームに取り付けられた中間枠と、を有し、前記衝撃支え部材は、前記外側枠が前記フェンダ前部の車体外側縁に溶接され、前記下枠が前記フェンダ前部の下端部に溶接され、前記中間枠が前記フェンダ前部の中間部に溶接され、フロントサイドフレームから車体外側に向けて張り出させ、ホイールハウスアッパーメンバーの下側に前記フロントバルクヘッドの下端部まで張り出させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フロントホイールハウスのうち、車体前方に臨む部位を鋼材で形成してフェンダ前部とし、このフェンダ前部の車体外側縁を補強枠部で補強した。そして、フェンダ前部および補強枠部で衝撃支え部材を構成した。
この衝撃支え部材は、車体前方から作用する衝撃荷重をフェンダ前部の全域で支えることができる。
ここで、フェンダ前部は、フロントサイドフレームの断面積やホイールハウスアッパーメンバーの断面積と比較して大きい。
よって、オフセット衝突した相手車両の高さが異なる場合でも、フェンダ前部に相手車両を確実に当てることができる。
これにより、衝撃支え部材で車体前方から作用する衝撃荷重を良好に支えることができる。
さらに、フロントホイールハウスの前部を鋼材で形成してフェンダ前部とすることで、フロントホイールハウスの前部を衝撃支え部材の一部を構成する部材として兼用することができる。
このように、フロントホイールハウスの前部を衝撃支え部材の一部として兼用することで、衝撃支え部材の専用部材を減らすことができ、衝撃支え部材を簡単な構成にすることができる。
加えて、衝撃支え部材の構成部材としてフェンダ前部を利用することで、フェンダ前部に補強部材を設けるだけで、衝撃支え部材を形成することができる。
よって、衝撃支え部材を設けるための空間をフロントホイールハウスの車体前方側に確保する必要がない。
これにより、フロントホイールハウスの車体前側に、衝撃支え部材を配置する空間を確保することが難しい車両でも衝撃支え部材を備えることができる。
請求項に係る発明では、補強枠部を外側枠、上枠、下枠および中間枠で形成した。このように、補強枠部を外側枠、上枠、下枠および中間枠の枠材のみで形成することで、補強枠部の軽量化を図ることができる。
請求項に係る発明では、補強枠部を中空のパイプで形成した。補強枠部を中空に形成することで、補強枠部の一層の軽量化を図ることができる。
また、衝撃支え部材は、フロントサイドフレームから車体外側に向けて張り出させ、ホイールハウスアッパーメンバーの下側にフロントバルクヘッドの下端部まで張り出させたので、相手車両がオフセット衝突した場合に、衝撃支え部材を相手車両に確実に当てることで、相手車両がフロントホイールハウスを乗り越えてフロントピラーまで侵入することを防ぐことができる。これにより、車室内の空間を良好に確保することができる。

本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。
車体前部構造10は、車体前後方向に向いて右フロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)11が設けられ、右フロントサイドフレーム11の前端部11aにフロントバルクヘッド12の右脚部13が設けられ、右フロントサイドフレーム11の外側に右ホイールハウスアッパーメンバー(ホイールハウスアッパーメンバー)14が設けられ、右ホイールハウスアッパーメンバー14の前端部14aからフロントバルクヘッド12の右上端部12aまで右アッパーメンバー16が延出されている。
さらに、車体前部構造10は、右ホイールハウスアッパーメンバー14の下側に右フロントホイールハウス(フロントホイールハウス)18が配置され、右フロントホイールハウス18の車体中心側縁18aが右フロントサイドフレーム11に設けられるとともに、右フロントホイールハウス18の頂部18bが右ホイールハウスアッパーメンバー14にブラケット(図示せず)を介して設けられている。
加えて、車体前部構造10は、右フロントサイドフレーム11の外側で、かつ、右ホイールハウスアッパーメンバー14の下側に右衝撃支え部材(衝撃支え部材)20を備えている。
ここで、上述した車体前部構造10の右側構造は、図3に示す車体前部構造10の左側構造と左右略対称である。
よって、図3に示すように、車体前部構造10の左側構造に右側構造の構成部材と同じ符号を付して左側構造の説明を省略する。
なお、右側構造の右フロントサイドフレーム11および左側構造の左フロントサイドフレーム11(図示せず)の前端部にフロントバンパービーム28が架け渡されている。
図2は本発明に係る車体前部構造を示す分解斜視図、図3は本発明に係る車体前部構造を示す正面図である。
右フロントサイドフレーム11は、前端部11aの上壁22に取付孔22aが形成され、取付孔22aと同軸上に配置されたナット(図示せず)が裏面に溶接されている。
右ホイールハウスアッパーメンバー14は、右フロントピラー(フロントピラー)24から車両前方向に向かって延び、前端部14aの外側壁26に取付孔26aが形成され、取付孔26aと同軸上に配置されたナット(図示せず)が裏面に溶接されている。
フロントバルクヘッド12は、左右の脚部13,13(左脚部13は図3参照)の上端部に上梁部材15が架け渡され、左右の脚部13,13の下端部に下梁部材17が架け渡されることで略矩形状に形成された部材である。
このフロントバルクヘッド12は、右脚部13の下端部13aに取付孔13bが形成され、取付孔13bと同軸上に配置されたナット(図示せず)が裏面に溶接されている。
右フロントホイールハウス18は、車体前方に臨むフェンダ前部31と、フェンダ前部31の上端部31aから車体後方に向けて湾曲状に形成されたフェンダ後部32とを備える。
フェンダ後部32は、樹脂材で成形された部材である。
フェンダ後部32は、頂部18bが右ホイールハウスアッパーメンバー14にブラケットを介してボルト止めされ、後端部32aが右フロントサイドフレーム11の後端部11bにブラケットを介してボルト止めされている。
フェンダ前部31は、鋼材で形成された部材である。
フェンダ前部31は、右ホイールハウスアッパーメンバー14の下側に設けられ、上端部31aから下端部31bに向けて湾曲状に形成され、正面視で略矩形状に形成されている(図3も参照)。
フェンダ前部31は、車体中心側縁18aが右フロントサイドフレーム11に取り付けられ、下端部31bが張出部34に取り付けられ、上端部31aがフェンダ後部32の前端部32bにボルト止めされている。
張出部34は、右脚部13の下端部13aから車体外側に張り出した部位である。
このフェンダ前部31は、図3に示すように、右フロントサイドフレーム11から車体外側に向けて幅寸法がW1になるように張り出されている。
さらに、フェンダ前部31は、図3に示すように、高さ寸法がH1になるように形成されている。
図4は本発明に係る車体前部構造のフェンダ前部をフェンダ後部に取り付けた状態を示す断面図である。
図4において、フェンダ前部31の上端部31aが、フェンダ後部32の前端部32bにボルト止めされた状態を具体的に説明する。
すなわち、フェンダ前部31の上端部31aがフェンダ後部32の前端部32bに下側から重ね合わされ、前端部32bおよび上端部31aのそれぞれの取付孔36…,37…(前端部32bの取付孔36…は図2も参照)に段付きボルト38が差し込まれ、ナット39にねじ部38aがねじ結合されることで、フェンダ前部31の上端部31aがフェンダ後部32の前端部32bにボルト止めされている。
図2に戻って、フェンダ前部31は、右衝撃支え部材20の一部を兼用する部材である。
右衝撃支え部材20は、フェンダ前部31および補強枠部41を備えている。
フェンダ前部31は、前述したように、右フロントホイールハウス18のうち、車体前方に臨む部位を鋼材で形成したものである。
補強枠部41は、フェンダ前部31の車体外側縁31cを補強するように中空のパイプで形成された部材である。
この補強枠部41は、フェンダ前部31の車体外側縁31cに沿って設けられた外側枠42と、外側枠42の上端部42aから右ホイールハウスアッパーメンバー14に向けて延出された上枠43と、外側枠42の下端部42bから右脚部13の下端部13aに向けて延出された下枠44と、外側枠42の中間部42cから右フロントサイドフレーム11に向けて延出された中間枠45とを備える。
外側枠42は、中空のパイプで形成された部材であって、フェンダ前部31の車体外側縁31cに沿って上端部42aから下端部42bまで湾曲状に曲げられている。
この外側枠42は、フェンダ前部31の車体外側縁31cに溶接されている。
上枠43は、中空のパイプで形成された部材であって、外側枠42の上端部42aから右ホイールハウスアッパーメンバー14に向けて上向きに延出されている。
この上枠43は、上端部43aに取付孔47が形成されている。
図5は本発明に係る車体前部構造の上枠を右ホイールハウスアッパーメンバーに取り付けた状態を示す断面図である。
上枠43の取付孔47および右ホイールハウスアッパーメンバー14の取付孔26aにボルト48が差し込まれ、ナット49にねじ結合されている。
よって、上枠43は、右ホイールハウスアッパーメンバー14に上端部43aがボルト48で取り付けられている。
再度、図2に戻って、下枠44は、中空のパイプで形成された部材であって、外側枠42の下端部42bから右脚部13の下端部13aに向けて車体中心側に延出するようにフェンダ前部31の下端部31bに沿って配置されている。
この下枠44は、フェンダ前部31の下端部31bに溶接され、先端部44aに取付孔51が形成されている。
この取付孔51および右脚部13の取付孔13bにボルト52が差し込まれナット(図示せず)にねじ結合されている。
よって、下枠44は、図5に示す上枠43と同様に、右脚部13の下端部13aに先端部44aがボルト52で取り付けられている。
中間枠45は、中空のパイプで形成された部材であって、外側枠42の中間部42cから右フロントサイドフレーム11に向けて延出するようにフェンダ前部31の中間部31dに沿って配置されている。
この中間枠45は、フェンダ前部31の中間部31dに溶接され、先端部45aに取付孔54が形成されている。
この取付孔54および右フロントサイドフレーム11の取付孔22aにボルト55が差し込まれナット(図示せず)にねじ結合されている。
よって、中間枠45は、図5に示す上枠43と同様に、右フロントサイドフレーム11に先端部45aがボルト55で取り付けられている。
以上説明したように、フェンダ前部31の車体外側縁31c、下端部31bおよび中間部31dに外側枠42、下枠44および中間枠45がそれぞれ溶接され、さらに、上枠43、下枠44および中間枠45が右ホイールハウスアッパーメンバー14、右脚部13および右フロントサイドフレーム11にそれぞれボルト48,52,55で取り付けられることで、補強枠部41でフェンダ前部31の全域を補強することができる。
このように、フェンダ前部31を補強部材41で補強することで、フェンダ前部31の幅寸法W1、高さ寸法H1(図3参照)の全領域を右衝撃支え部材20とすることができる。
これにより、右衝撃支え部材20は、フェンダ前部31の幅寸法W1、高さ寸法H1の全域で車体前方から作用する衝撃荷重を支えることができる。
ここで、フェンダ前部31の全領域(幅寸法W1、高さ寸法H1)は、右フロントサイドフレーム11の断面積や右ホイールハウスアッパーメンバー14の断面積と比較して大きい。
よって、オフセット衝突した相手車両の高さが異なる場合でも、フェンダ前部31に相手車両を確実に当てることができる。
さらに、右フロントホイールハウス18の前部を鋼材で形成してフェンダ前部31とすることで、右フロントホイールハウス18の前部を右衝撃支え部材20の一部を構成する部材として兼用することができる。
これにより、右衝撃支え部材20の専用部材を減らすことができ、右衝撃支え部材20を簡単な構成にすることができる。
加えて、右衝撃支え部材20の構成部材としてフェンダ前部31を利用することで、フェンダ前部31に補強部材41を設けるだけで、右衝撃支え部材20を形成することができる。
よって、右衝撃支え部材20を設けるための空間を右フロントホイールハウス18の車体前方側に確保する必要がない。
これにより、フロントホイールハウスの車体前側に、衝撃支え部材を配置する空間を確保することが難しい車両でも、右衝撃支え部材20を備えることができる。
また、補強枠部41を外側枠42、上枠43、下枠44および中間枠45で形成した。このように、補強枠部41を枠材のみで形成することで、補強枠部41の軽量化を図ることができる。
さらに、補強枠部41を中空のパイプで形成することで、補強枠部41の一層の軽量化を図ることができる。
つぎに、右衝撃支え部材20に相手車両がオフセット衝突した場合を図6に基づいて説明する。
図6は本発明に係る右衝撃支え部材に相手車両がオフセット衝突した場合を説明する図である。
右衝撃支え部材20は、右フロントサイドフレーム11から車体外側に向けて幅寸法W1だけ張り出させ、右ホイールハウスアッパーメンバー14の下側に高さ寸法H1だけ張り出されている。
よって、相手車両58の高さが、右ホイールハウスアッパーメンバー14の前端部14aや右フロントサイドフレーム11の前端部11aと異なっていても、相手車両58が矢印の如くオフセット衝突した場合に、右衝撃支え部材20を相手車両58に確実に当てることができる。
このように、右衝撃支え部材20を相手車両58に当てることで、右衝撃支え部材20に作用した衝撃荷重Fを、補強枠部41を経て右フロントサイドフレーム11、フロントバルクヘッド12の右脚部13および右ホイールハウスアッパーメンバー14に伝え、これらの骨格部材11,12,14で支えることができる。
したがって、右衝撃支え部材20を相手車両58に確実に当てることで衝撃荷重Fを良好に支えることができる。
さらに、相手車両58が矢印の如くオフセット衝突した場合に、右衝撃支え部材20を相手車両58に確実に当てることで、相手車両58が右フロントホイールハウス18を乗り越えて右フロントピラー24まで侵入することを防ぐことができる。
これにより、車室内の空間を良好に確保することができる。
なお、前記実施の形態では、フェンダ前部31の上端部31aをフェンダ後部32の前端部32bに段付きボルト38を用いて取り付けた例について説明したが、これに限らないで、リベットなどの他の締結部材を用いることも可能である。
また、前記実施の形態では、補強枠部41を中空のパイプで形成した例について説明したが、これに限らないで、ロッドなどの他の部材で形成することも可能である。
さらに、前記実施の形態では、フェンダ前部31の車体外側縁31c、下端部31bおよび中間部31dに外側枠42、下枠44および中間枠45をそれぞれ溶接で固定した例について説明したが、これに限らないで、例えばボルトや他の取付具などを用いて固定することも可能である。
本発明の車体前部構造は、フロントサイドフレームの外側で、かつホイールハウスアッパーメンバーの下側にフロントホイールハウスが設けられた自動車への適用に好適である。
本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。 本発明に係る車体前部構造を示す分解斜視図である。 本発明に係る車体前部構造を示す正面図である。 本発明に係る車体前部構造のフェンダ前部をフェンダ後部に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る車体前部構造の上枠を右ホイールハウスアッパーメンバーに取り付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る右衝撃支え部材に相手車両がオフセット衝突した場合を説明する図である。
符号の説明
10…車体前部構造、11…左右のフロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)、11a…右フロントサイドフレームの前端部、12…フロントバルクヘッド、14…左右のホイールハウスアッパーメンバー(ホイールハウスアッパーメンバー)、18…左右のフロントホイールハウス、20…左右の衝撃支え部材(衝撃支え部材)、24…右フロントピラー(フロントピラー)、31…フェンダ前部、31c…車体外側縁、41…補強枠部、42…外側枠、42a…外側枠の上端部、42b…外側枠の下端部、42c…外側枠の中間部、43…上枠、44…下枠、45…中間枠。

Claims (1)

  1. 車体前後方向に向いてフロントサイドフレームが設けられ、前記フロントサイドフレームの前端部にフロントバルクヘッドが設けられ、前記フロントサイドフレームの外側にフロントピラーから車両前方向に向かって延びるホイールハウスアッパーメンバーが設けられ、前記ホイールハウスアッパーメンバーの下側にフロントホイールハウスが設けられた車体前部構造において、
    前記フロントホイールハウスのうち、車体前方に臨む部位が鋼材で形成されたフェンダ前部と、
    前記フェンダ前部の全域で車体前方から作用する衝撃荷重を支えるように、前記フェンダ前部の車体外側縁を補強する補強枠部と、
    を有する衝撃支え部材を備え
    前記補強枠部は、中空のパイプで形成され、
    前記フェンダ前部の車体外側縁に沿って設けられた外側枠と、
    前記外側枠の上端部から前記ホイールハウスアッパーメンバーに向けて延出され、前記ホイールハウスアッパーメンバーに取り付けられた上枠と、
    前記外側枠の下端部から前記フロントバルクヘッドに向けて延出され、前記フロントバルクヘッドに取り付けられた下枠と、
    前記外側枠の中間部から前記フロントサイドフレームに向けて延出され、前記フロントサイドフレームに取り付けられた中間枠と、を有し、
    前記衝撃支え部材は、前記外側枠が前記フェンダ前部の車体外側縁に溶接され、前記下枠が前記フェンダ前部の下端部に溶接され、前記中間枠が前記フェンダ前部の中間部に溶接され、フロントサイドフレームから車体外側に向けて張り出させ、ホイールハウスアッパーメンバーの下側に前記フロントバルクヘッドの下端部まで張り出させたことを特徴とする車体前部構造。
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