JP4950946B2 - 欠陥解析装置及び欠陥解析方法 - Google Patents
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Description
(ステップS401)解析対象が選択される。例えば図5に示すようにウェーハの一領域が選択される。
(ステップS402)解析対象が格子状に領域分割される。例えば図6に示すように一定の大きさで格子状に分割される。
(ステップS403)各格子に対するパターンの特徴量が数値化されて抽出される。例えば図7に示すように各格子に対して1〜9に数値化された特徴量が抽出される。
(ステップS404)各格子が特徴量の大きさに基づいてグループ分けされる。例えば図8に示すように特徴量が1〜3の格子はグループA、特徴量が4〜6の格子はグループB、特徴量が7〜9の格子はグループCとする。
(ステップS405)欠陥位置情報と解析対象との照合を行う。例えば図9に示すように、解析対象に検出された欠陥が重ね合わされる。
(ステップS406)グループ毎に欠陥サイズ分布を算出する。例えば図10に示すように、Aグループ、Bグループ、Cグループのそれぞれについて、欠陥サイズ毎の欠陥数を求める。
(ステップS407)ステップS406で求めた欠陥サイズ分布とランダムディフェクトを仮定した推定分布との比較を行い、グループ毎に差分を算出する。
例えば図11に示すようにA〜Cグループのそれぞれについて推定分布との差分を求める。欠陥サイズが大きくなるに従って、欠陥数は減少すると考えられるので、欠陥サイズをxとした場合、推定分布D(x)はD(x)=kxpと表すことができる(k、pは製品によって定まる実数)。
欠陥サイズ分布と推定分布D(x)との差分Eは、欠陥サイズ分布をDr(x)とした場合、E=∫|Dr(x)−D(x)|dxで表すことができる。A〜Cグループのそれぞれについてこの差分Eを求める。
(ステップS408)差分が閾値以下のグループを、適正な感度で検査が行われた領域(グループ)として抽出する。例えば図11ではグループA、Bは差分が小さいが、グループCは差分が大きい。従ってグループA、グループBについては適正な感度で検査が行われていたと判定される。グループCについては検査時の感度が適正でないと判定される。
(ステップS151)解析対象が選択される。例えば図5に示すようにウェーハの一領域が選択される。
(ステップS152)解析対象が格子状に領域分割される。例えば図6に示すように一定の大きさで格子状に分割される。
(ステップS153)各格子に対するパターンの特徴量が数値化されて抽出される。例えば図7に示すように各格子に対して1〜9に数値化された特徴量が抽出される。
(ステップS154)各格子が特徴量の大きさに基づいてグループ分けされる。例えば図8に示すように特徴量が1〜3の格子はグループA、特徴量が4〜6の格子はグループB、特徴量が7〜9の格子はグループCとする。
(ステップS155)欠陥位置情報と解析対象との照合を行う。例えば図9に示すように、解析対象に検出された欠陥が重ね合わされる。
(ステップS156)グループ毎に欠陥サイズ分布を算出する。例えば図16に示すように、Aグループ、Bグループ、Cグループのそれぞれについて、欠陥サイズ毎の欠陥数を求める。
(ステップS157)ステップS156で求めた欠陥サイズ分布の形状(近似関数D)を検出する。欠陥サイズが大きくなるに従って、欠陥数は減少すると考えられるので、欠陥サイズをxとした場合、サイズ分布関数D(x)はD(x)=kxpと表すことができる(k、pは製品によって定まる実数)。例えば図17に示すように、A〜Cグループのそれぞれについてこのk、pを求める。
(ステップS158)分布の傾きの指標となる冪値pと所定の閾値とを比較して各グループの欠陥がランダム欠陥とシステマティック欠陥のいずれであるかを判定する。例えば図18に示すように、冪値pが2<p<3の範囲にあるときがランダム分布であり、それ以外がシステマティック欠陥であるとした場合、グループA、Bはランダム欠陥、グループCはシステマティック欠陥と判定される。
(ステップS159)欠陥解析実行部130が解析を行う欠陥の種別に応じた欠陥データが優先度高く順位付けされ、この順位に従って出力される。例えば欠陥解析実行部130がランダム欠陥の解析を行う場合、グループA、Bに含まれる領域(格子)における欠陥検出データが優先度高く順位付けされ、出力される。
11 解析対象選択部
12 領域分割部
13 パターン特徴量抽出部
14 領域分類部
15 欠陥座標照合部
16 欠陥サイズ分布算出部
17 分布比較部
18 領域抽出部
21 領域分割記憶部
22 パターン特徴量記憶部
23 領域分類記憶部
24 欠陥情報記憶部
25 分布関数記憶部
26 プログラム記憶部
30 欠陥解析実行部
40 入出力制御部
50 入力装置
60 出力装置
Claims (4)
- 回路パターンが形成されたウェーハの欠陥解析領域を複数の格子に分割する領域分割部と、
前記回路パターンの設計データに基づくパターン特徴量を記憶するパターン特徴量記憶部と、
前記パターン特徴量記憶部から前記格子毎のパターン特徴量を抽出するパターン特徴量抽出部と、
前記パターン特徴量に基づいて前記複数の格子を複数のグループに分類する領域分類部と、
前記欠陥解析領域において検出された欠陥の位置及びサイズを含む欠陥情報を記憶する欠陥情報記憶部と、
前記欠陥情報記憶部から前記欠陥情報を取り出し、前記欠陥解析領域と照合する欠陥座標照合部と、
前記複数のグループのそれぞれについて欠陥サイズ毎の欠陥数を求め、欠陥サイズ分布を算出する欠陥サイズ分布算出部と、
前記複数のグループのそれぞれの前記欠陥サイズ分布と所定の推定分布とを比較し、差分を算出する分布比較部と、
前記複数のグループのそれぞれの前記差分と所定の閾値とを比較し、前記差分が前記閾値以下のグループを抽出し、抽出したグループに対応する前記欠陥情報を出力する領域抽出部と、
を備える欠陥解析装置。 - 回路パターンが形成されたウェーハの欠陥解析領域を複数の格子に分割し、
前記回路パターンの設計データに基づくパターン特徴量を前記格子毎に抽出し、
前記パターン特徴量に基づいて前記複数の格子を複数のグループに分類し、
前記欠陥解析領域において検出された欠陥の位置及びサイズを含む欠陥情報と前記欠陥解析領域とを照合し、
前記複数のグループのそれぞれについて欠陥サイズ毎の欠陥数を求め、欠陥サイズ分布を算出し、
前記複数のグループのそれぞれの前記欠陥サイズ分布と所定の推定分布とを比較して差分を算出し、
前記複数のグループのそれぞれの前記差分と所定の閾値とを比較し、前記差分が前記閾値以下のグループに対応する前記欠陥情報を抽出し、
抽出された前記欠陥情報を用いて欠陥解析作業を実行する欠陥解析方法。 - 回路パターンが形成されたウェーハの欠陥解析領域を複数の格子に分割する領域分割部と、
前記回路パターンの設計データに基づくパターン特徴量を記憶するパターン特徴量記憶部と、
前記パターン特徴量記憶部から前記格子毎のパターン特徴量を抽出するパターン特徴量抽出部と、
前記パターン特徴量に基づいて前記複数の格子を複数のグループに分類する領域分類部と、
前記欠陥解析領域において検出された欠陥の位置及びサイズを含む欠陥情報を記憶する欠陥情報記憶部と、
前記欠陥情報記憶部から前記欠陥情報を取り出し、前記欠陥解析領域と照合する欠陥座標照合部と、
前記複数のグループのそれぞれについて欠陥サイズ毎の欠陥数を求め、欠陥サイズ分布を算出する欠陥サイズ分布算出部と、
前記欠陥サイズ分布に基づいて前記複数のグループのそれぞれに位置する前記欠陥がランダム欠陥であるか、又はシステマティック欠陥であるかを判定する欠陥種判定部と、
を備える欠陥解析装置。 - 回路パターンが形成されたウェーハの欠陥解析領域を複数の格子に分割し、
前記回路パターンの設計データに基づくパターン特徴量を前記格子毎に抽出し、
前記パターン特徴量に基づいて前記複数の格子を複数のグループに分類し、
前記欠陥解析領域において検出された欠陥の位置及びサイズを含む欠陥情報と前記欠陥解析領域とを照合し、
前記複数のグループのそれぞれについて欠陥サイズ毎の欠陥数を求め、欠陥サイズ分布を算出し、
前記欠陥サイズ分布に基づいて前記複数のグループのそれぞれに位置する前記欠陥がランダム欠陥であるか、又はシステマティック欠陥であるかを判定し、
前記判定結果に基づいて前記複数のグループのそれぞれについて欠陥解析の優先順位付けを行い、この優先順位に従って各グループに対応する前記欠陥情報を抽出し、
抽出された前記欠陥情報を用いて欠陥解析作業を実行する欠陥解析方法。
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