JP4276503B2 - 半導体不良原因絞込み方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体などのウェーハ製造ラインにおける生産管理,品質管理,不良解析に係り、特に、ウエーハのダイ毎の電気検査の結果を生産管理,品質管理,不良解析に有効に活用して半導体の不良原因を絞り込むことができるようにした半導体不良原因絞込み方法に関する。
従来から半導体などの製造ラインにおける電気検査の結果を生産管理,品質管理,不良解析に活用する場合、歩留の値を直接用いることが一般的であり、歩留の時系列推移や歩留とインライン検査結果との相関分析が大きな手がかりとなっている。しかし、歩留の値にはいろいろな成分が含まれており、近年の微細な回路を複雑なプロセスで製造する半導体においては、歩留の値だけでは、生産管理の指標や不良解析の手がかりとして不充分となってきた。
そこで、上記のことを目的として、歩留を成分分離する手法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
その方法は、数学的に
(歩留)=(プロセスマージン起因歩留)*(異物起因歩留)
に曲線近似する手法である。しかし、この曲線をごく少ない数点で近似するため、計算誤差が極めて大きく、実用的とは言えない。また、ここで求まったプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留を時系列にグラフ化したり、ウェーハ番号順にグラフ化して、生産管理や品質管理の指標とすることは行なわれていなかった。しかも、上記文献に記載の成分分離方法では、ウェーハ面内を2次元的に領域分離しているわけではないため、この結果をウェーハ面内の2次元解析へ活用することはできなかった。
また、ウェーハ面内の2次元的な場所毎に歩留を分けて解析することが有効であることが提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
しかし、この方法は、あくまで場所を人為的に定めているため、ウェーハ面内の中央付近あるいは周辺といった場所別の歩留解析に過ぎず、電気検査結果の成分を分離しているとは言えなかった。
Allan Y.Wong著"Statistical Micro Yield Modeling"Semiconductor International pp.139−148(1996) Nick Atchison and Ron Ross共著"Wafer Zone Based Yield Analysis"pp.E51−E54 International Symposium on Semiconductor Manufacturing、 Proceedings(1997)
半導体などのウェーハ製造ラインにおける生産管理,品質管理,不良解析に関して最も重要なことは、製品デバイスの低歩留の原因をいち早く発見し、対策し、高歩留にすること、また、高歩留を常に維持することである。
このためには、製造ラインでのウェーハの歩留状況をわかりやすく把握でき、生産管理や品質管理の指針にすることができることが必要である。プロセスマージン起因の歩留が低いときは、プロセスマージン起因歩留を上げることを最優先課題として、製造現場の管理を行なう。異物起因歩留が低いときは、異物対策のために、異物データの解析に力を入れるべきである。また、露光時のショット依存性が発見された場合には、露光装置のパラメータを解析することで歩留を向上させることができる。さらに、ウェーハマップをプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けし、その領域毎に各種データの解析を行なうことにより、プロセスマージン起因不良がどのような原因でどこで発生したのかを特定することができる。
しかしながら、従来では、半導体の不良原因を的確かつ迅速に見出すことができるものはなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ウェーハ製造工程におけるウェーハの最終試験としての電気試験の結果を用いて、もしくはインライン検査の結果と該電気試験の結果とを用いて、半導体の不良原因を的確かつ迅速に絞り込むことを可能とした半導体不良原因絞込み方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記電気試験の結果を半導体の不良原因を的確かつ迅速に絞り込むのに適合するようにした半導体不良原因絞込み方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体ウェーハの各ダイの電気検査により、良品または不良品のウェーハマップを作成し、不良品の各ダイは、不良内容によって不良カテゴリに分類され、半導体ウェーハのダイ存在領域において、縦または横に隣接する同一不良品カテゴリの不良ダイ同士を接続関係を保つ一塊の領域として集合し、不良ダイ毎に集合された各領域の面積が所定の閾値を満たす領域のみを対象として、それらの論理和となるプロセスマージン起因領域とそれ以外の領域である異物起因領域とに該半導体ウェーハのダイ領域を分け、ウェーハ製造工程において、該半導体ウェーハに対するインライン検査で得られたデータを、プロセスマージン起因領域内のデータと異物起因領域のデータとに分け、プロセスマージン起因領域内のデータの分布と、異物起因領域内のデータの分布とを対比表示することを特徴とするものである。
また、本発明は、インライン検査は、パラメトリック検査,寸法検査,異物検査,外観検査,膜厚検査または合わせ検査のいずれかであることを特徴とするものである。
本発明によると、半導体の生産管理や品質管理において、電気検査の結果である不良カテゴリのウェーハマップを2次元的にプロセスマージン起因領域と異物起因領域に分離することにより、不良絞込みを効率的に行なうことができる。
また、本発明によると、プロセスマージン起因領域と異物起因領域に領域分けした結果からプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留を算出し、それを期限毎や設備毎,ウェーハ番号毎に集計し、集計結果を出力することで対策すべき項目を洗い出すことができ、不良原因をいち早く突き止めることが可能となる。
さらに、本発明によると、露光時のショットに依存した不良を特定することができ、また、ショット依存ウェーハをデータから除去することにより、歩留成分分離結果の精度向上を図ることを可能となる。
以下、半導体などのウェーハ製造工程を例にして、本発明の実施形態を図面により説明する。
本発明による半導体不良原因絞り込み方法の第1の実施形態は、ウェーハの最終検査であるウェーハ上のダイ(チップ単位に切断する前の製品単位)毎の電気検査の結果を、ウェーハの製造ラインで行なわれる一連のインライン検査の結果に反映させて、不良原因を絞り込むものであり、この実施形態を実行するシステム構成とデータの流れを図2に示している。
同図において、製造ラインにおいて、その工程毎に外観検査52や寸法検査53,膜厚検査54,マスクの合わせ検査55、さらには異物検査といったインライン検査の少なくともいずれかが行なわれ、また、製造ラインの最終段階でTEGによるパラメトリック検査が行なわれるが、これらインライン検査の検査結果は、ウェーハ番号毎に及びロット番号毎に区分されてデータベース63に格納され、TEGによるパラメトリック検査の検査結果も、データベース62に格納される。
また、製造ラインの最終段階では、ウェーハのダイ毎に電気検査(テスタ)51が行なわれ、その検査結果が、ウェーハ番号毎に及びロット番号毎に区分されて、データベース61に格納される。この場合、不良品ダイについては、その不良の種類(カテゴリ)毎に区分され、これらカテゴリと良品とが区分されたマップ(これをウェーハマップという)としてデータベース61に格納される。
そして、かかるウェーハマップを用いてウェーハのダイ存在領域をプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けする処理を不良マップ領域分け部71で行ない、この処理結果を不良原因の絞込みに用いるものである。
そこで、まず、データベース61に格納されているウェーハマップを用いてプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けする手法の一具体例について説明する。
図3はデータベース61に格納されている或るウェーハのウェーハマップの一具体例を示すものであって、ダイの総数を218個として、各ダイ毎のカテゴリを示している。ここで、「カテゴリA」は駆動系が不良のダイを、「カテゴリB」はDC系が不良のダイを、「カテゴリC」はAC系が不良のダイを、「カテゴリD」はタイミング系が不良のダイを夫々示しており、また、「カテゴリ/」は良品ダイを示している。
図4はかかるカテゴリを設定するための電気検査の方法を示すフローチャートである。
電気検査は、ウェーハ製造工程の最終検査であり、ウェーハをチップ単位に切断する直前にウェーハ上の全てのダイを対象として、数百項目の試験がシーケンシャルに行なわれるのであるが、ここでは、これらの試験を上記の5種類のカテゴリに分類するものとする。
図4において、まず、製造ラインを経たウェーハに対し、1つ1つのダイについて電気検査を行なうものであるが、検査対象となるダイに対し、カテゴリAの不良があるかどうかの試験を行なう(ステップ301)。これは、チップとして最も致命的な駆動回路にショートや断線などが発生して動作しないかどうかを試験するものであり、この不良が修復不能である場合(ステップ302)、この試験対象ダイのカテゴリを「A」とする(ステップ303)。かかる不良が存在しない場合、あるいは存在しても、修復可能であれば、次のカテゴリBの試験に進む(ステップ304)。これは、カテゴリAの次に致命的なDC系の不良が存在するかどうかの試験を行なうものであって、この不良が存在して修復不能であれば(ステップ305)、この試験対象ダイのカテゴリを「B」とする(ステップ306)。以下同様にして、カテゴリC(AC系の不良の有無),カテゴリD(タイミング系の不良の有無)の試験を順に行ない(ステップ307,310)、いずれかの修復不能な不良があれば(ステップ308,311)、カテゴリを「C」とするデータ、あるいは「D」とする(ステップ309,312)するが、いずれの不良も存在しないか、存在しても、全て修復可能であれば(ステップ311)、この検査対象のダイのカテゴリを良品「/」とする(ステップ313)。そして、検査対象のウェーハの全てのダイに対するかかる試験が終了すると(ステップ314)、図3に示したようなカテゴリのウェーハマップが得られ、これがデータベース61(図2)のこの試験対象ウェーハに割り当てられたアドレスに格納される。
以上のようにして得られたウェーハマップからウェーハ上でプロセスマージン起因領域と異物起因領域との領域分けが行なわれるのであるが(図2での処理71)、図5はこれらプロセスマージン起因領域と異物起因領域との定義を示すものである。
同図において、寸法や膜厚のばらつきなどのプロセスの設計上の誤差などに起因して、即ち、プロセスマージン起因によってウェーハ上の或る場所に連続して発生する不良の領域をプロセスマージン起因領域11と定義する。これに対し、このような或る位置に連続して発生したわけではなく、ウェーハ上にランダムに発生する不良がある。通常、このようなランダムに発生する不良は、設備のトラブルやプロセスの不具合で膜が剥がれるなどの異物の発生が原因となって発生するもの(これを異物起因不良という)であって、かかるランダムな不良が発生する領域を異物起因領域12と定義する。この異物起因領域12には、良品カテゴリ「/」の良品ダイも含まれており、従って、異物起因領域12は、プロセスマージン起因領域11以外の残りの領域全体である。勿論、プロセスマージン起因領域内にも異物は発生するので、プロセスマージン起因領域にも、異物による不良(異物起因不良)が含まれる。
図6はかかるプロセスマージン起因領域と異物起因領域との領域分けの手法の一具体例を示す図であって、図3に示したウェーハマップを例にしている。
各不良カテゴリA〜Dについて、隣合うダイの不良カテゴリが等しいとき、これらダイは、2次元的にランダムに発生した不良ではないと判定して、全てプロセスマージン領域に含まれるものとし、縦横に隣接するダイのカテゴリがこれら4個のダイで囲まれたダイの不良カテゴリと異なる場合、この囲まれたダイは、ランダムに発生した不良と判定して、異物起因領域に含まれるものとする。
図6(a)はカテゴリAからプロセスマージン起因領域を求めるものであり、カテゴリAのうちの網掛けして示すものがプロセスマージン起因領域に含まれるものである。同様にして、図6(b)はプロセスマージン起因領域に含まれるカテゴリBを網掛けして示し、図6(c)はプロセスマージン起因領域に含まれるカテゴリCを、図6(d)はプロセスマージン起因領域に含まれるカテゴリDを夫々網掛けして示している。そして、これら図6(a)〜図6(d)の網掛け領域を合成(論理和)したものがプロセスマージン起因領域の全領域となり、これを図6(e)で網掛けした領域として示している。網掛けされていない領域は、異物起因領域である。
図7は各不良カテゴリの連続性を判定する方法の一具体例を示す図である。
同図(a)において、いま、升目状にダイが配列されたウェーハマップ601でカテゴリAを対象にし、網掛けして図示するように、この不良カテゴリAのダイが隣合って存在しているものとする。このウェーハマップ601を上方から各行を左から右へ走査してカテゴリAのダイを探索する。そして、カテゴリAの最初のダイ602aを発見すると、このダイ602aの隣りのダイが同じカテゴリAかどうかを判定する。
この場合、1つのダイに対して隣りのダイは、上下左右4個あるが、その判定順序は、図7(b)に示すように、右側,下側,左側,上側の順序とする。
そこで、図7(a)において、最初に発見したダイ602aに対しては、まず、その右側のダイ602bのカテゴリを判定する。この場合、このダイ602bもカテゴリAであるから、これをダイ602aと同じカテゴリAと判定する。次に、2番目のダイ602bの右側のカテゴリを判定するが、このダイはカテゴリAでないので、下側のダイ602cのカテゴリを判定する。このダイ602cはカテゴリAであるので、これをダイ602aと同じカテゴリAのダイと判定する。以下同様にして、図7(b)に示す規則に従って順次隣りのダイのカテゴリを判定していってダイ602aと同じカテゴリAのダイを探索していく。
なお、ダイ602dのように、同じカテゴリAの隣合うダイが既に判定済みのダイしかない場合には、これまでの判定順序を遡って未判定の同じカテゴリAの隣接ダイが存在するダイ(この場合、ダイ602e)まで戻り、別の方向に判定順序が進むようにする。
このようにして、互いに隣合う一塊の同じカテゴリAのダイ群を全て探索することができる。そして、これら一塊のカテゴリAのダイ群が占める面積を予め設定されて閾値と比較し、この面積がこの閾値以上であるとき、これら一塊のダイ群はプロセスマージン起因領域に属するものとする。ここでは、此の閾値を2つのダイの面積の値とするが、これに限るものではない。しかし、このように閾値を2のダイの面積に等しい値とすると、2個以上同じカテゴリのダイが隣接している場合には、これらのダイがプロセスマージン起因領域に属することになる。
以上の一塊のカテゴリAのダイの探索が終了すると、未探索ダイのうちの上記の走査順で先頭となるダイから再びカテゴリAのダイの探索走査を再開する。カテゴリAのダイの探索が終了すると、同様にして、他のカテゴリについても行ない、これにより、ウェーハのダイ領域が、全体として、図5に示したように、プロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けされたことになる。
なお、図5に示すように領域分けされたプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに対して夫々、次のように、プロセスマージン起因歩留と異物起因歩留とが定義される。
異物起因領域12での歩留、即ち、異物起因歩留は次の式(1)で定義され、
異物起因歩留=(異物起因領域12内の良品ダイ数)/(異物起因領域12内の
全ダイ数) ……(1)
また、プロセスマージン起因歩留は、次の式(2)により、
プロセスマージン起因歩留=(全体の歩留)/(異物起因歩留) ……(2)
で定義される。但し、
全体の歩留=(ウェーハ21全体の良品ダイ数)/(ウェーハ21全体の全ダイ
数) ……(3)
である。図3で示した具体例では、プロセスマージン起因歩留が42.5%,異物起因歩留が45.1%である。
この実施形態は、以上のように領域分けを行なった電気検査の結果を用いてウェーハの不良原因を絞り込むものであるが、まず、この電気検査の結果とインライン検査の結果と突き合わせてウェーハの不良原因の絞込みを行なうようにした本発明による半導体不良原因絞込み方法の第1の実施形態を具体的に説明する。
図1は、この第1の実施形態において、インライン検査の1つである寸法検査の測定値を解析して不良原因の絞り込むようにしたものであるが、これは、図2での不良マップ領域分け部71の処理によって得られたウェーハマップの領域分け結果とデータベース63に格納されているこのウェーハの寸法検査53の結果とを用いて行なう図2でのフィルタリング部75と比較部76との処理である。
図1において、不良マップ領域分け部71の処理(図2)により、上記のように、解析対象のウェーハのウェーハマップ10がプロセスマージン起因領域11と異物起因領域12とに領域分けされている。また、寸法検査53(図2)は、ウェーハ製造工程の各マスクを介した露光後や各エッチング後などで設計通りの寸法に加工されているか否かをウェーハ21上の定まった測定点で測定するものであり、各測定点の位置データとその測定点での測定値(寸法値)とが対応付けられてデータベース63(図2)に格納されている。ここで、定まった測定点は、ダイ毎に設定してもよいし、ショット毎に設定してもよいし、あるいはそれ以外であってもよいが、ウェーハ21の表面に均一に分布するように設定する。
フィルタリング部75(図2)では、データベース63から順次測定点の位置データを読み出し、プロセスマージン起因領域11に属する測定点32と異物起因領域12に属する測定点31とに区分する。次に、比較部76(図2)で、プロセスマージン起因領域11に属する測定点32の測定値をデータベース63から読み出してそのヒストグラム13を算出し、また、異物起因領域12に属する測定点31の測定値をデータベース63から読み出してそのヒストグラム14を算出して、これらヒストグラム13,14を比較する。そして、これらのヒストグラム13,14に違いがみられると、このことからプロセスマージン不良の原因がその対象工程の寸法形成にあることを見出すことができ、そのときに用いた寸法検査の直前の露光あるいはエッチングなどを対策することが歩留向上に有効であることがわかる。
ここでは、図示するヒストグラム13,14を比較した結果、プロセスマージン起因領域11内の寸法測定値の分布が異物起因領域12内の分布より大きいことがわかるが、これにより、プロセスマージン起因不良の原因は寸法が大きいことが原因であると判定できる。また、図1に示すヒストグラム13,14のグラフのように、異物起因領域12内の測定値分布とプロセスマージン起因領域11内の測定値分布とを計算機システム上に表示する(図2での結果出力部77)ことが極めて有効である。
図8は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第2の実施形態を示す図であって、この実施形態は、インライン検査の他の1つである外観検査の測定値を解析して不良原因の絞り込むようにしたものであるが、これも、図2での不良マップ領域分け部71の処理によって得られたウェーハマップの領域分け結果とデータベース63に格納されているこのウェーハの外観検査52の結果とを用いて行なう図2でのフィルタリング部75と比較部76との処理である。ここでは、外観検査による欠陥の検出位置のデータとその欠陥の種類(異物,断線,非開口など)とが対応付けられてデータベース63に格納されている。
図8において、寸法検査53の場合と同様に、フィルタリング部75で、データベース63から欠陥22の検出位置データを読み出し、プロセスマージン起因領域11に属する欠陥34と異物起因領域12に属する欠陥33とに区分する。そして、比較部76で、異物起因領域12に属する欠陥33の種類に応じたヒストグラム15とプロセスマージン起因領域11に属する欠陥34の種類に応じたヒストグラム16とを算出し、これらヒストグラム15,16を比較する。そして、これらヒストグラム15,16の違いから、不良の原因を絞り込むようにする。
図8に示すヒストグラム15,16の場合、異物起因領域12内の欠陥の分布では、非開口欠陥が少ないのに、プロセスマージン起因領域11内の欠陥の分布では、非開口欠陥が多発していた。そのため、プロセスマージン不良の原因がこの非開口にあることがわかり、非開口になる原因を突き止めることにより、このプロセスマージン不良を対策できる。
なお、ここでは、外観検査52の結果を欠陥の種類毎に分類してヒストグラムを作成し、これを比較するようにしているが、その種類ではなく、欠陥のサイズなどの欠陥の特徴を表わすデータの分布の違いをプロセスマージン起因領域11内と異物起因領域12内で比較し、不良の原因を見出すようにする方法も有効である。この場合、データの違いに相当する欠陥をSEMや元素分析装置で観察することにより、欠陥の原因を詳細に究明することができる。また、図示するヒストグラム15,16のように、異物起因領域12内の欠陥とプロセスマージン起因領域11内の欠陥との分布を計算機システム上に表示する(図2の結果出力部77)ことは極めて有効である。
図9は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第3の実施形態を示す図であって、この実施形態は、寸法検査53の結果を解析して不良原因を絞り込むものであるが、図1に示した第1の実施形態とは異なり、複数のウェーハの寸法検査結果を用いるものである。
同図において、寸法検査53は、一般に、ウェーハ上で定まった複数の測定点で行なわれるものであるが、そのうちの指定する1つの特定の測定点(以下、指定測定点という)に着目し、フィルタリングブ75で、まず、夫々のウェーハ毎に、この指定測定点の位置データをデータベース63から読み出し、夫々の指定測定点がプロセスマージン起因領域11と異物起因領域12とのいずれに属するか判定し、この指定測定点がプロセスマージン起因領域11に属するウェーハ群41と異物起因領域内に属するウェーハ群42とに区分する。
そして、ウェーハ群41の指定測定点における寸法測定値のヒストグラムとウェーハ群42の指定測定点における寸法測定値のヒストグラムとを作成し、比較部76で夫々の分布を比較する。これら分布間に違いがあれば、そのプロセスマージン不良の原因が寸法に依存した不良であることがわかり、露光装置のフォーカスやオフセットなどが原因であると判定できる。
図1と図9は示した実施形態は寸法検査に関するものであったが、同様に、TEGを用いたパラメトリック検査(その検査結果が図2のデータベース62に格納されている)や膜厚検査54のように、寸法検査53と同様に、ウェーハ上の定まった測定点の測定値を検査結果とするインライン検査については、上記と同様の方法で解析を行なうことにより、プロセスマージン起因や異物起因の不良原因を絞り込むことができる。
次に、電気検査の結果だけを用いて不良原因を大別し、品質管理や不良解析の指標とする実施形態について説明する。
図10は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第4の実施形態を示すフローチャートであって、この実施形態は、プロセスマージン起因領域と異物起因領域との歩留の時間的推移から不良原因を絞り込むものである。
同図において、上記のようにして、製造される順次のウェーハについて、不良マップ領域分け部71(図2)でプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けを行ない(ステップ400)、次いで、算出部72(図2)でもって、上記式(1),(2)により、ウェーハ毎に異物起因歩留とプロセスマージン起因歩留とを求め(ステップ401)、データ集計部73(図2)で、これらの歩留の一定期間(例えば、日単位や週単位など)毎の平均を集計し、その集計結果をプロットして歩留の推移図を作成する(ステップ402)。そして、この歩留推移図のデータは計算機システム上(結果出力部77(図2))で表示され、その表示内容からこれら歩留の相対的な傾向からウェーハの不良原因がプロセスマージン起因によるものか異物起因によるものかを判断し(ステップ403)、前者の場合には、プロセス起因不良対策を実施して(ステップ404)、プロセスマージン起因歩留の向上を、後者の場合には、異物起因不良対策を実施して(ステップ405)、異物起因歩留の向上を夫々図ることができるようにする。
図示の歩留遷移図からは、1月頃では、プロセスマージン起因歩留が極端に低く、異物起因歩留の対策よりもプロセスマージン起因歩留の対策が製品全体の歩留を高くすることに貢献できることがこのグラフから読み取ることができる。また、4月以降では、プロセスマージン起因歩留が高くなり、異物起因歩留が低いため、異物起因歩留の対策が製品全体の歩留を高くすることに貢献できることわかる。このようにして、以下に歩留向上の対策をすべきかを知ることができるため、これを歩留向上のための予算や人材投与に活用することが有効となる。
図11は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第5の実施形態を示すフローチャートであって、この実施形態は、製造設備毎のプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留との分布の差異から不良原因を絞り込むものである。
この実施形態も、先の実施形態と同様に、ウェーハ面をプロセスマージン起因領域と異物起因領域とに領域分けするものであって、図2の算出部72で、実際に用いた製造設備(設備1号機,設備2号機,設備3号機,……)毎にウェーハを仕分けして、製造設備毎に、それに属するウェーハのプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留を算出し、図2のデータ集計部73でその結果を集計し(ステップ500)、製造設備毎に夫々の起因歩留の分布をグラフ状にして求める(ステップ501)。かかる分布のデータは結果出力部77で表示され、この表示内容から不良原因となる製造設備を判断することができる(ステップ502)。
図示する例では、プロセスマージン起因歩留が製造設備間で差がみられないが、異物起因歩留は設備1号機だけが他の製造設備より低いことがわかる。この違いは、F検定など分散分析を計算することで検出できる。このことから、設備1号機の異物発生原因を調査することにより、歩留低下の対策をすることができ、これによって歩留を高めることができる。
図12は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第6の実施形態を示すフローチャートであって、この実施形態は、ロット内のウェーハ番号毎に算出したプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留との傾向から不良原因を絞り込むものである。
同図において、算出部72で一定期間に製造されるウェーハのプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留を上記のように算出し、データ集計部73で各ロットの同じウェーハ番号毎に算出したプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留との平均値を集計し、ウェーハ番号1,2,3,……毎にプロットしてグラフ化する(ステップ600)。この場合、ウェーハの全体の歩留の平均値も、同様にして、ウェーハ番号毎に求めて表示するようにする。この集計結果を結果出力部77で表示し(ステップ601)し、そのグラフの傾向から不良原因を絞り込むことができるようにする(ステップ602)。
図示するグラフの場合、1ロットのウェーハの個数は25個であり、ウェーハ番号が大きくなるほど全体の歩留が低くなる傾向があることを示している。そして、その全体の歩留をプロセスマージン起因歩留と異物起因歩留に分離して示すと、異物起因歩留が完全に全体の歩留と傾向が一致し、ウェーハ番号が大きいほど全体の歩留が低下する原因が異物に起因することが一目瞭然にわかる。このグラフの結果を基にして、異物データの解析を行なうことにより、他の解析をせずとも不良の原因を究明することができる。
図13は図12の結果に基づいて図2のデータベース63に格納されている異物データを解析した結果の一具体例を示す図である。
同図において、まず、工程P1,工程P2,工程P3と異物検査を行なっている工程毎に、夫々のロット内の同じウェーハ番号毎にその検査の直前で発生した異物数の平均を算出する。その結果、工程P1,P3がウェーハ番号が大きくなるほど異物数が増加している様子が確認できたとすると、これら工程P1,P3の異物数がウェーハ番号に依存していることがわかる。一方、工程P2はウェーハ番号に関係がないことがわかる。
そこで、工程P1,P3の異物数と異物起因歩留の相関分析を行なう。その結果、図示するように、工程P1で異物数と異物起因歩留との間に強い相関があることを見出せたとすると、工程P1の異物検査の前に歩留を低下させる要因である異物が付着したことを特定することができ、その異物の付着を対策することで歩留を向上させることができる。
図14は本発明による半導体不良原因絞込み方法の第7の実施形態を示す図であって、この実施形態は、露光マスク不良や露光装置のレンズの歪みなどによる露光装置のショット依存による不良原因を電気検査の結果を用いて絞り込むものである。
半導体ウェーハの露光は、一般に、マスクあるいはレチクルと呼ばれるパターンのフィルタを介して、光をウェーハ上に投影して回路パターンを焼き付ける。露光装置の1回の照射で複数のダイを作成できるように、マスクが作成されている。図14に示す例では、マスク45は4個のダイ部分を含み、このマスク45を介した1回の照射で4つのダイを作成するものとしている。
ここで、ショット依存とは、ウェーハ上にマスクを介して光照射した場合、その照射状態によって4個のダイが正しく均等に作成されないことをいうが、かかるショット依存が発生するのは、この4個のダイが均等に作成されない場合、この露光で使用するマスクの不良や露光装置のレンズの歪みや露光時の合わせずれなどが原因と考えられる。
この第7の実施形態では、図14において、まず、ウェーハ上に作成されたダイを、マスク45の第1の部分のショットで形成されたダイ(これをダイd1という)と、マスク45の第2の部分のショットで形成されたダイ(これをダイd2という)と、マスク45の第3の部分のショットで形成されたダイ(これをダイd3という)と、マスク45の第4の部分のショットで形成されたダイ(これをダイd4という)とに区分する。そして、これらダイは、全て電気検査により、図3に示したようなカテゴリが設定されているが、ダイd1,d2,d3,d4毎に図3に示したようなカテゴリA,B,C,D,/夫々の発生率を求め、図14に示すように、各カテゴリ毎にダイd1,d2,d3,d4の発生率を棒グラフ状に集計して、結果出力部77に出力する。
この場合、図示する集計結果によると、ダイd3が良品が少なく、それに対して不良カテゴリBがダイd3だけ多くなっていることがわかる。従って、ダイ3にカテゴリBが発生する原因を究明することで歩留を向上できることがわかる。
一方、このようにして求めた露光時のショット依存は、図15に示すように、ウェーハ毎にダイ毎の歩留を求めて表に表わすと、ショット依存の存在するウェーハを知ることができ、ショット依存のあるウェーハを各ダイ毎の歩留の差から抽出することができる。図15に示す表を計算機システムで出力することも効果が大きい。
この抽出したウェーハを図10,図11,図112で示したプロセスマージン起因歩留や異物起因歩留のデータから除去することにより、プロセスマージン起因歩留や異物起因歩留からショット依存を除去することができ、プロセスマージン起因歩留と異物起因歩留をより有効に活用することができる。また、図1,図8,図9で示した実施形態の不良絞込みを行なう場合も、ショット依存の存在するウェーハを除去して解析することで解析の精度を向上することができる。
本発明による半導体不良原因絞込み方法の第1の実施形態を示す図である。 本発明による半導体不良原因絞込み方法を実行するシステム構成とデータ流れの一具体例を示すブロック図である。 ウェーハ製造工程における電気検査結果の不良カテゴリのウェーハマップの一具体例を示す図である。 図3に示したウェーハマップを得るための不良カテゴリを判定するテスティングの一具体例を示すフローチャートである。 プロセスマージン起因領域と異物起因領域の定義づけの一具体例を示す図である。 図3に示したウェーハマップに基づくプロセスマージン起因領域と異物起因領域との領域分け方法の一具体例を示す図である。 図6に示した領域分けのための同一カテゴリの隣接性の探索方法の一具体例を示す図である。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第2の実施形態を示す図である。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第3の実施形態を示す図である。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第4の実施形態を示すフローチャートである。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第5の実施形態を示すフローチャートである。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第6の実施形態を示すフローチャートである。 図12に示した第6の実施形態の結果からの異物データの解析方法の一具体例を示す図である。 本発明による半導体不良原因絞込み方法の第7の実施形態を示すフローチャートである。 図14に示した第7の実施形態の結果からの露光のショット依存ウェーハの検出方法の一具体例を示す図である。
符号の説明
10 ウェーハマップ
11 プロセスマージン起因領域
12 異物起因領域
13〜16 ヒストグラム
21 寸法検査測定点マップ
22 外観検査の結果マップ
31 異物起因領域内の寸法検査測定点
32 プロセスマージン起因領域内の寸法検査測定点
33 異物起因領域内の欠陥
34 プロセスマージン起因領域内の欠陥
41 指定の寸法検査測定点がプロセスマージン起因領域であるウェーハ群
42 指定の寸法検査測定点が異物起因領域であるウェーハ群
51 テスタ群
52 外観検査装置
53 寸法検査装置
54 膜厚検査装置
55 合わせ検査装置
61 不良カテゴリのウェーハマップを活用するためのデータベース
62 TEGによるパラメトリック検査の結果を活用するためのデータベース
63 インライン検査の検査結果を活用するためのデータベース
71 不良マップ領域分け部
72 歩留算出部
73 データ集計部
74 相関分析部
75 フィルタリング部
76 比較部
77 結果出力部

Claims (2)

  1. 半導体ウェーハの各ダイの電気検査により、良品または不良品のウェーハマップを作成し、
    該不良品の各ダイは、不良内容によって不良カテゴリに分類され、
    該半導体ウェーハのダイ存在領域において、縦または横に隣接する同一不良品カテゴリの不良ダイ同士を接続関係を保つ一塊の領域として集合し、
    該不良ダイ毎に集合された各領域の面積が所定の閾値を満たす領域のみを対象として、それらの論理和となるプロセスマージン起因領域とそれ以外の領域である異物起因領域とに該半導体ウェーハのダイ領域を分け、
    ウェーハ製造工程において、該半導体ウェーハに対するインライン検査で得られたデータを、該プロセスマージン起因領域内のデータと該異物起因領域のデータとに分け、
    該プロセスマージン起因領域内のデータの分布と、該異物起因領域内のデータの分布とを対比表示することを特徴とする半導体不良原因絞込み方法。
  2. 請求項1において、
    前記インライン検査は、パラメトリック検査,寸法検査,異物検査,外観検査,膜厚検査または合わせ検査のいずれかであることを特徴とする半導体不良原因絞込み方法。
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