JP4950360B2 - 中空インゴットの半連続鋳造方法および装置 - Google Patents

中空インゴットの半連続鋳造方法および装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2009年3月27日に出願された米国仮特許出願第61/164,008号の優先権を主張し、その全開示は本明細書に完全に記載されているのと同様に参照により組み入れられる。
本発明は、一般的に、大口径ケーシングまたはパイプの製造に用いられるような中空インゴットの鋳造に関する。とくに、開示発明は、金属中空インゴットの半連続鋳造方法および装置ならびにそれから得られる製品に関する。
従来、大口径ケーシング、パイプまたは圧延リングの製造は通常、大口径インゴットの初期製造、続いて小口径ビレットを生成するための鍛造を要した。次にビレットをせん孔してチューブ状プリフォームを作成し、その後チューブ状プリフォームを押し出してケーシングまたはパイプを、圧延してリングを形成する。しかしながら、チューブ状プリフォームを直接鋳造することが可能であれば、かなりの後続プロセスの時間およびコストを回避することができる。
高品質かつ大口径の中空インゴットを鋳造しようとするいくつもの試みがなされてきた。ある方法は、水冷式固定マンドレルを溶融池に挿入するステップを含む。十分な量の溶融金属がマンドレルの表面上で凝固すると、マンドレルを溶融池から回収した。凝固インゴットをマンドレルから取り外した後、マンドレルそのものを溶融池に再導入することができ、その工程を繰り返した。
別の試みは、例えば、特許文献1に記載されているように、溶融金属を流し込んで凝固させることができる環状空間を形成するようるつぼに入れられた固定中子を備える鋳型に、溶融金属を流し込むステップを含む。いくつかの実施形態では、特許文献1における中子の内部を強制誘導により冷却し、それによって鋳造する中空インゴットの内壁での冷却速度の制御を提供する。
さらに別の試みは、鋳造容器に定量の溶融金属を加えるステップを含む。次に容器を回転し、遠心力が金属を容器の外壁へ推進する。金属が凝固するにつれ、容器の壁に所望の金属の層を形成し、それによって中空インゴットを製造する。
さらに別の試みでは、特許文献2に詳細が記載されているように、固定外鋳型および固定マンドレルにより形成した環状空間に溶融金属を導入し、水平な連続鋳造を促進した。
しかしながら、前述の試みのすべてに、中心から外れた内孔の形成、内鋳型表面での頻繁なブレイクアウト、直径のばらつき、長い冷却時間、および遅い鋳造速度を含むがこれらに限定されない、多数の問題がある。
従って、商業的製造プロセスとして用いるのに十分に制御可能および再現可能な、より費用効果の高い中空インゴットの製造方法の技術的必要性がある。
米国特許第4278124号 米国特許第4456054号
上述の問題、必要性、および目的を踏まえ、本発明は中空インゴットの半連続鋳造方法を提供する。
一実施形態では、金属中空インゴットの半連続鋳造方法を提供する。この方法は、冷媒用の環状空間を形成するよう配置した内パイプおよび外パイプを有する鋳型中心と外鋳型とからなる鋳型を備えるステップと、冷媒を環状空間に循環させるステップと、原材料を鋳型中心と外鋳型との間に形成した鋳型キャビティに供給するステップと、原材料を溶融するステップと、鋳型中心を外鋳型に対して徐々に下方へ移動させるステップと、原材料を凝固させて金属中空インゴットを形成するステップと、を含む。
いくつかの実施形態では、プラーを用いて鋳型中心を徐々に下方へ移動させる。さらに、鋳型の略底部に冷媒を提供することができ、冷媒は内パイプを通って上へ流れ、環状空間を通って下へ流れることができる。冷媒は水とすることができるが、これに限定されない。鋳型中心はプラーを用いて所定の場所に固定することができる。
いくつかの実施形態では、1個以上の電子ビームガンを用いて原材料を溶融する。代替実施形態では、エレクトロスラグ再溶融、プラズマアーク溶融を用いて、またはプラズマトーチを用いることにより、原材料を溶融することができる。原材料は金属材料であることが好ましく、チタニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウム、ニッケル、およびその合金が挙げられるが、これらに限定されない。原材料は鋳型の略上部で供給することができる。
代替実施形態では、外パイプを鉄、銅、またはセラミック材料で構成することができる。外パイプは鋳造後さらなるプロセスまでインゴットに残すことができる。本発明の方法は、鋳造中に鋳型中心の水平移動を防止するよう鋳型中心を保持するレシーバーを提供するステップをさらに含むことができる。
別の実施形態では、中空インゴットの半連続鋳造装置を提供する。この装置は、冷媒用の環状空間を形成するよう配置した内パイプおよび外パイプを有する鋳型中心と、外鋳型と、鋳型中心を下方へ移動させるプラーと、を備える。
いくつかの実施形態では、外パイプは消費可能であり、さらなるプロセスまで鋳造した中空インゴットに残すことができる。プラーは鋳型中心を受容するよう配置した穴を有することができる。プラーは鋳型中心を所定の場所に固定することができる。この装置は、1個以上の電子ビームガン、エレクトロスラグ再溶融装置、プラズマアーク装置、または1個以上のプラズマトーチをさらに備えることができる。この装置は、鋳型中心の上に位置し、鋳造中に鋳型中心の水平移動を防止するよう構成したレシーバーをさらに備えることができる。
さらに別の実施形態では、本発明は金属中空インゴット製品を提供する。金属中空インゴット製品は、金属中空インゴットと、金属中空インゴットの内側表面で金属中空インゴットと密接に結合したパイプとを備える。金属中空インゴットは、チタニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウム、ニッケル、およびその合金のような、金属材料とすることができる。パイプは鉄、銅、またはセラミックとすることができるが、これらに限定されない。
添付の図面は、本開示に組み入れられ、開示発明の一部を構成し、開示発明の例となる実施形態を示し、開示発明の原理を説明するのに用られる。
本発明の一実施形態による中空インゴットの半連続鋳造方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による鋳型中心の外パイプの側面図である。 本発明の一実施形態による図2Aに示す外パイプのD‐D断面に沿って得た断面図である。 本発明の一実施形態による図2Aに示す外パイプのC‐C断面に沿って得た断面図である。 本発明の一実施形態による鋳型中心の内パイプの側面図である。 本発明の一実施形態による図3Aに示す内パイプのE部の拡大図である。 本発明の一実施形態による鋳型中心の外パイプに挿入された内パイプの側面図である。 本発明の一実施形態による図4Aに示す外パイプに挿入された内パイプのA‐A断面に沿って得た断面図である。 本発明の一実施形態による鋳型中心の外パイプ中に固定された内パイプの側面図である。 本発明の一実施形態による外パイプ中に固定された内パイプを示す図5AのB‐B断面に沿って得た断面図である。 本発明の一実施形態によるプレートの平面図である。 本発明の一実施形態による図6Aに示すプレートの斜視図である。 本発明の一実施形態による図6Aに示すプレートの側面図である。 本発明の一実施形態による図6Cに示すプレートのF‐F断面に沿って得た断面図である。 本発明の一実施形態によるプラーの平面図である。 本発明の一実施形態による図7Aに示すプラーの斜視図である。 本発明の一実施形態による溶融炉の側断面図である。 15、10、および5フィートのインゴット長さLingotについて2,000lb/hの鋳造速度Rcastでの中空インゴットの断面積Ax‐sectの関数である長さ補正係数kの値を示すプロットである。 15、10、および5フィートのインゴット長さLingotについて1,500lb/hの鋳造速度Rcastでの中空インゴットの断面積Ax‐sectの関数である長さ補正係数kの値を示すプロットである。 15、10、および5フィートのインゴット長さLingotについて1,000lb/hの鋳造速度Rcastでの中空インゴットの断面積Ax‐sectの関数である長さ補正係数kの値を示すプロットである。
図面を通して、同一の参照符号は、とくに明記しない限り、例示実施形態の同様の特徴、要素、構成部材、または部分を示すのに用いられる。さらに、以下、開示発明を例示実施形態に関連して、図面を参照して詳しく説明する。
本発明は、鋳造速度を増加させ、後続プロセスのコストおよび時間を減少させる、中空インゴットの半連続鋳造装置および方法を提供する。開示発明によって製造された中空インゴットが均一な寸法および所望の表面品質を達成するというように、開示装置および方法は、結果の再現性を可能にする。
図1は開示発明による中空インゴットの半連続鋳造方法の一例を示す。図1に示すように、プロセスは鋳型を提供するステップ110で開始する。鋳型は鋳型中心および外鋳型とともにそれらの間に形成した鋳型キャビティを有する。鋳型中心は、冷媒用の環状空間を形成するよう配置した内パイプおよび外パイプを備える。
図2A〜図2Cに、鋳型中心の外パイプ200の一例となる実施形態を例示の目的で示す。図2Aに示すように、外パイプ200は外パイプ胴部210を備え、外パイプ胴部210は、得られる中空インゴットの所望の内径を達成するのに適した大きさとすることができる。例えば、パイプは直径約2〜14インチとすることができる。
外パイプ200は、十分な冷却を前提に、溶融材料に関連する厳しい条件および高温に耐えることができる適切な材料で製造することができる。さらに、より重要なことには、鋳型中心にかかる半径方向圧力は約1〜2ksiとなり得るので、外パイプ200は溶融金属材料を収縮する圧力に耐えられなくてはならない。従って、鋳型中心に用いる材料は30ksiの最小引張降伏強さ、48ksiの最小引張極限強さ、および25BTU/hr‐ft‐°Fの最小熱伝導率を有することが好ましい。また、材料は機械加工が比較的容易なものであるべきである。好適には、外パイプは鉄、銅、他の金属、セラミックス、またはその他の適切な材料で製造する。さらに、セラミックコーティングを施した金属材料を用いることができる。例となるコーティングとしては、ジルコニア、シリカ、酸化イットリウム、および他の適切なセラミック材料が挙げられる。好適な実施形態では、外パイプは消費可能であり、さらなるプロセスのため得られる中空インゴットに残す。従って、外パイプは、安価で簡単に入手可能な材料であって、溶融材料を収縮する圧力に耐えることができるもので製造すべきである。適切な材料の例は、スケジュール80の鉄パイプのような重量級パイプである。
図2Aに示すように、プレート220を外パイプ胴部210の底部に溶接することができる。図2Aに示すように、正方形チューブ230はプレート220から下方へ延在することができる。図2Bは図2AにおけるD‐D線に沿って得た断面図であり、一方図2Cは図2AにおけるC‐C線に沿って得た断面図である。図2Cに見られるように、プレート220は、内パイプ300を受容する円形開口部240を備える。
図3Aおよび図3Bに、内パイプ300の一例となる実施形態を限定ではなく例示の目的で与える。図3Aに示す内パイプ胴部310は、冷媒の循環のため、内パイプ300と外パイプ200(図2参照)との間に適切な環状空間を形成するような大きさとすべきである。例えば、外パイプ200が直径約10インチである場合、内パイプ300は直径約6インチであることが好ましい。
内パイプ300は適切な材料で製造することができる。例えば、内パイプ300は、鉄、銅、他の金属、セラミックス、または他の適切な材料で製造することができる。外パイプ200(図2参照)が消費可能である例となる実施形態では、内パイプ300は好適には中空インゴット製造後外パイプ200から取り外すことができ、よって再利用することができる。従って、内パイプ300は安価で簡単に入手可能な材料に制限されない。好適な実施形態では、内パイプ300はスケジュール40の鉄パイプである。
図3Aにさらに示すように、例となる実施形態では、1/2インチ治具のような治具320を内パイプ胴部310の上部に取り付ける。冷媒の循環を可能にする循環手段330を治具320に取り付ける。図3Bに循環手段330の拡大図を提供する。循環手段330は、例えば穴または通路のような、適切な構成とすることができる。しかしながら、循環手段330は、制限なく循環手段330を通る冷媒の十分な流速を提供するのに十分な断面積を備えるよう選択すべきである。
図4Aおよび図4Bに示すように、実際には、内パイプ300(図3A参照)を外パイプ200(図2A参照)に挿入する。図5Aおよび図5Bに示すように、内パイプ胴部310を外パイプ胴部210に完全に挿入すると、図5Bに示すように、外パイプ200(図2A参照)に対して内パイプ300(図3A参照)を固定するようプレート600を底部に挿入して気密シールを形成する。内パイプ胴部310および外パイプ胴部210の配置は環状空間400を形成する。好適な実施形態では、鋳型中心をプラーに取り付けることによる干渉問題を回避するため、内部溶接を用いてプレート600を固定するが、これについては以下でより詳しく説明する。
図6A〜図6Dに、一例となるプレート600を限定ではなく例示の目的で示す。プレート600の上部は、内パイプ胴部310(図3A参照)の底部を受容し、気密シールを形成するよう配置した支持リング610を備えることができる。図5Bに示すように、内パイプ300(図3A参照)の内外、および内パイプ300と外パイプ200との間の環状空間400の内外への冷媒の流入および流出を可能にするため、プレート600に穴620を備えることができる。例示のプレート600は正方形であるが、他の形状のプレートを用いることもできる。
ここで図1に戻り、ステップ120で、本発明の方法は続いて環状空間で冷媒を循環させる。冷媒注入口および排出口を鋳型の略底部に備えることができる。好適な実施形態では、冷媒路は、図6Aに示す穴620を通ってプレート600に接続する。好適な実施形態では、例えば、図5Bに示すように、冷媒は内パイプ胴部310を通って上方へ流れ、循環手段330を通り、その後環状空間400を通って下方へ流れる。この構成は、冷水が液だまりのメニスカスが形成される鋳型の上部にあること、ひいては優れた冷却を可能にする。この構成はまた、液だまりの表面からの放射線および入射する電子ビームまたはパイプに接触し得る他の加熱装置にさらされる外パイプ200(図2A参照)に追加の冷却を提供するという追加の利点を有する。あるいは、冷媒を、環状空間400を通って上方へ流し、循環手段を通り、その後内パイプ胴部310を通って下方へ(図5Bに示すものとは反対方向に)流すことができる。この構成は、鋳型中心の上部での蒸気の集積を防止する役割を果たす。
冷媒は外パイプ200(図2A参照)の適切な冷却を提供するよう選択すべきであり、それは順に溶融材料を冷却する。例となる冷媒としては、水、ナトリウム‐カリウム共晶混合物、および他の適切な冷媒が挙げられる。好適には冷媒は水である。冷媒は溶融材料の所望の冷却を達成し、入射する電子ビームと外パイプとの接触に伴う熱を消散するよう十分に低温で供給すべきである。例えば、水を約60°Fで供給するステップは十分な冷却を提供するだろう。冷媒の流速は適切な冷却を提供するよう選択すべきであり、用いる冷媒によって決まるだろう。例えば、冷媒が水である場合、好適な流速は毎分約45〜100ガロンである。
ここで図1に戻り、ステップ130で、本発明の方法は続いて原材料を鋳型中に供給する。好適な実施形態では、原材料を鋳型の略上部で供給する。供給する混合物の生成は、得られる中空インゴットの所望の特性および組成を満たすよう選択する。好適な実施形態では、原材料は金属または金属合金である。原材料は、例えば、チタニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウム、ニッケル、他の反応金属、およびその合金とすることができる。例となる実施形態では、原材料の流速は毎時間約100〜3000ポンドであり、用いる原材料の密度および鋳造する中空インゴットの所望の直径によって決まるだろう。
ここで図1に戻り、ステップ140で、本発明の方法は続いて原材料を加熱して溶融材料を形成する。例となる実施形態では、1個以上の電子ビームガン(図8に示す850)を用いて溶融材料を溶融する。液だまりの表面全体にわたり溶融材料を維持するのに十分な熱を提供する限り、任意の数および配置の電子ビームガン850を用いることもできる。例えば、外鋳型の外周のまわりで約90°間隔を介する4個の電子ビームガン850は液だまり表面を十分にカバーすることができる。用いる電子ビームガンの適当な出力は、原材料の流速および密度、用いる電子ビームガンの数、電子ビームガンの構成、および電子ビームガンの製造業者によって決まるだろう。例えば、50〜80kWの出力の電子ビームガンを用いることができる。鋳型表面上のビームパターンは、上面全体が確実に液体のままであるよう、ひいてはチューブ状プリフォームの内径および外径両方の上に所望の表面を生成するように調節すべきである。しかしながら、加熱しすぎはパイプの壊滅的な破裂、またはパイプと溶融材料との界面での、例えば、鉄‐チタニウム結晶混合物の形成を引き起こし得るので、ビームパターン調節は、電子ビームを内パイプ300(図3A参照)に近づけすぎるリスクとのバランスを保たなければならない。あるいは、従来知られているように、エレクトロスラグ再溶融プロセスを用いて金属原材料を溶融することができる。
ここで図1に戻り、ステップ150で、本発明の方法は続いて鋳型中心を外鋳型に対して徐々に下方へ移動させる。好適な実施形態では、液だまりがほぼ同じ場所にとどまるように原材料を加えるのと略同じ速度で鋳型中心を下方へ移動させる。
図7Aおよび図7Bに示すように、限定ではなく例示の目的で、プラー840が設けられる。プラー840を用い、鋳型を通って下方向に鋳型中心を移動させることができる(図8に示すとおり)。一例となる実施形態では、ある装置を用いてプラーを引き下ろす。例えば、その装置は折り畳み油圧シリンダーとすることができるが、これに限定されない。さらに、プラー840を用い、鋳型中心を所定の場所に固定することができる。実際には、外パイプ胴部210(図2A〜図2B参照)の底部に取り付けた正方形チューブ230(図2A〜図2B参照)をプラー840の中心にある穴730中に入れる。次に、図7Bに示すように、プラーの2つの部分、第1部分710および第2部分720を、プラー840に備えたボルト穴740のボルトを用いて正方形チューブ230の周りでともにしっかりと固定する。さらに、プラー840は、プラー840そのものを内部で冷却する水路750を備えることができる。一例となる実施形態では、プラー840を研削または機械加工し、冷媒を鋳型中心へ供給およびそこから回収する冷媒路(図示せず)を作成する。
ここで図1に戻り、ステップ160で、本発明の方法は続いて溶融材料を凝固させて中空インゴットを形成する。一例となる実施形態では、標準的な溶融炉860を示す概略図である図8に示すように、水冷鋳型中心810および水冷外鋳型820両方からの冷却の結果、溶融材料は凝固する。用いる溶融炉の種類は、例えば、真空炉、エレクトロスラグ炉、プラズマアーク炉、または当技術分野で周知の任意の種類の溶融炉とすることができる。図8は、外鋳型820と鋳型中心810との間に鋳型キャビティ800を形成する構成を明示する。鋳型配置が溶融炉といかに相互作用するかは、当業者にとっては容易に理解できるものである。
いくつかの実施形態では、図8に示すように、鋳型中心810を保持し、鋳造中に鋳型中心810の水平移動を防止するため、レシーバー830が設けられる。例となる実施形態では、レシーバー830は、鋳造プロセスを通して鋳型中心810を同心に保つよう鋳型中心810の上部に取り付ける3枚のプレートを備える。レシーバー830の使用は、中心から外れた内孔の形成を防止し、中空インゴットの製造率を増加させる。
本発明の方法は、溶融炉860内で、インゴットを構成する材料によって真空または大気圧の下でインゴットを冷却するステップをさらに含むことができる。本発明によって製造したインゴットは溶融後、溶融炉から取り出す際の同じ直径の標準的インゴットよりもかなり冷たい。よって、開示発明の1つの利点は、溶融後のインゴットを冷却するのに要する時間の大幅な短縮である。冷却時間の短縮は、1つには鋳型中心810の外パイプ200が鋳造した材料と密接に結合しているためである。さらに、材料は鋳型中心810および外鋳型820の両方から冷却される。冷却時間は中空インゴットの所望の直径によって決まるが、次の実験式

cooling=Ax‐sect(1/Rcast)Lingotρk
を用いて控えめに概算することができる。なお、式中、
coolingは要する冷却時間(hr)、
x‐sectは中空インゴットの断面積(in)、
castは鋳造速度(lb/hr)、
ingotは鋳造する中空インゴットの長さ(in)、
ρは材料密度(Ib/in)、
は0.52に相当する補正係数、
は長さ補正係数、
である。kの値は、それぞれ2,000lb/h、1,500lb/h、および1,000lb/hの鋳造速度Rcastでの中空インゴットの断面積Ax‐sectの関数としてのkのプロットである図9A、図9B、および図9Cから得ることができる。図9A〜図9Cの上、中、および下の曲線は、それぞれ15、10、および5フィートのインゴット長さLingotを表す。
別の例となる実施形態では、本発明は中空インゴットの半連続鋳造装置を提供する。この装置は、冷媒用の環状空間400を形成するよう配置した内パイプ300および外パイプ200を有する鋳型中心810(図8参照)、外鋳型820、および鋳型中心810を下方へ移動させるプラー840を備える。原材料を受容する鋳型キャビティ800は鋳型中心810と外鋳型820との間に設けられる。
内パイプ300及び外パイプ200は、本明細書で前述した特性のいずれかを有することができる。例えば、より詳しく上述するように、いくつかの実施形態では、外パイプ200は消費可能であり、さらなるプロセスまでインゴットに残すことができる。プラー840は鋳型中心810を受容するよう配置した穴を備えることができ、プラー840は鋳型中心810を所定の場所に固定することができる。この装置は、1個以上の電子ビームガン850を備えることができる。代替実施形態では、エレクトロスラグ再溶融、プラズマアークプロセスにより、またはプラズマトーチを用い、原材料を加熱することができる。好適な実施形態では、例えば、図8に黒太矢印によって示す加熱場所の近くの鋳型キャビティ800の上部で原材料を加える。プラー840および電子ビームガン850は、本明細書で前述した特性および/または構成のいずれかを有することができる。
別の例となる実施形態では、本発明は金属中空インゴット製品を提供する。金属中空インゴット製品は、金属中空インゴットと金属中空インゴットの内面で金属中空インゴットと密接に結合したパイプとを備える。
中空インゴットおよびパイプは、本明細書で前述した特性のいずれかを有することができる。例えば、パイプは鉄、銅、他の金属、セラミックス、または他の適切な材料で製造することができる。中空インゴットは、チタニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウム、ニッケル、他の反応金属、及びその合金からなる群から選択した材料から製造することができる。好適な実施形態では、中空インゴットは、金属または金属材料を用いて鋳造し、従って中空金属インゴットである。
開示発明は幅広い大きさの試料を製造するのに適している。限定ではなく例示の目的で、金属材料で製造した中空インゴットの大きさの例を表1に示す。
Figure 0004950360
変化し得るプロセスパラメータとしては、原材料の種類、原材料の供給速度、熱源によって加えられる熱量、中子および外鋳型への冷媒供給により生じる冷却速度、中子を下方へ引っ張る速度とともに、鋳型そのものの全径が挙げられる。
チタニウム合金を配合して溶融金属材料を製造し、硬度向上のため修正を加えてExtra Low Interstitial(ELI)材料を製造した。1000〜3000lb/hrの目標鋳造速度を用いた。
電子ビームガンを用いてインゴットを溶融した。溶融炉上にあるのぞき窓ガラスを通した観察により、目に見える液面全体が完全に溶融したことは明らかだった。
溶融中、漏出は進行せず、溶接失敗は起きなかった。鋳型中心の冷却回路は最高90°Fに達し、平均約85°Fであった。
インゴットの上面はほとんど平坦で均一であった。概して、表面の状態は極めて妥当であった。
試料片をインゴットから切り出した。断面は鋳型中心の外殻の直径の小さな変化を示した。
本明細書では特定の好適な実施形態および実施例の観点から本発明を説明するが、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、各種変形および改良を行うことができると認識するだろう。よって、本発明は添付の特許請求の範囲およびその等価物の範囲内である変形および変更を含むことを意図する。さらに、本発明の一実施形態の個々の特徴について本明細書で議論し、あるいは一実施形態を図面に示し、他の実施形態を図示していないが、一実施形態の個々の特徴は他の実施形態の1つ以上の特徴または複数の実施形態の特徴と組み合わせることができると理解すべきである。
特許請求の範囲で請求する特定の実施形態に加えて、本発明は、特許請求の範囲で請求する従属する特徴と上記明細書で開示した特徴とのその他の可能な組み合わせを有する他の実施形態も対象とする。このように、従属請求項に記載し、上記で開示した特定の特徴は本発明の範囲内で他の方法方で互いに組み合わせることができるので、本発明はとくにその他の可能な組み合わせを有する他の実施形態も対象とすると認識すべきである。よって、本発明の特定の実施形態の前述の説明は例示および説明の目的で記載したものである。これは包括的であることも、本発明をそれらの開示実施形態に限定することも意図しない。
当業者は、本発明が本明細書でとくに図示、説明したものに限定されないことを理解するだろう。本発明の範囲は以下の特許請求の範囲により定義される。上記説明は実施形態を説明する実施例の単なる典型であることをさらに理解すべきである。読者の便宜のため、上記説明は、可能な実施形態の典型試料、本発明の原理を教示する試料に焦点を当てた。他の実施形態は、異なる実施形態の部分の異なる組み合わせからもたらすことができる。
本明細書はすべての変更の可能性を包括的に列挙することを試みたものではない。代替実施形態は、本発明の特定の部分について記載したものではなく、記載した部分の異なる組み合わせからもたらすことができる、すなわち他の記されていない代替実施形態を本発明のある部分について用いることができることは、それら代替実施形態の権利の放棄と認識されるものではない。それら記されていない実施形態の多くは、以下の特許請求の範囲の文字通りの範囲内であり、他も同等であると理解されるだろう。さらに、本明細書を通して引用したすべての参考文献、出版物、米国特許、および米国特許出願公報は、本明細書に完全に記載されているのと同様に参照により組み入れられる。

Claims (17)

  1. 中空インゴットの半連続鋳造方法であって、
    冷媒用の環状空間を形成するよう配置された内パイプおよび外パイプを有する鋳型中心と、
    外鋳型と、
    の間に鋳型キャビティが形成された鋳型を提供するステップと、
    前記環状空間に冷媒を循環させるステップと、
    前記鋳型キャビティ内に原材料を供給するステップと、
    前記原材料を加熱して溶融材料を生成するステップと、
    前記鋳型中心を前記外鋳型に対して徐々に下方へ移動させるステップと、
    前記溶融材料を凝固させて中空インゴットを形成するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    プラーを用いて前記鋳型中心を徐々に下方へ移動させることを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、
    前記冷媒を前記鋳型の略底部に提供し、
    前記冷媒を、前記内パイプを通って上方へ流し、前記環状空間を通って下方へ流すことを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法において、
    前記冷媒は水またはナトリウム‐カリウム共晶混合物であることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法において、
    プラーを用いて前記鋳型中心を所定の場所に固定することを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法において、
    1個以上の電子ビームガン、エレクトロスラグ再溶融、プラズマアークプロセス、または1個以上のプラズマトーチにより前記原材料を加熱することを特徴とする方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法において、
    前記外パイプを鋳造後さらなるプロセスまでインゴットに残すことを特徴とする方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法において、
    前記原材料をチタニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウム、ニッケル、およびその合金からなる群から選択することを特徴とする方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法において、
    前記外パイプを鉄、銅、およびセラミックスからなる群から選択することを特徴とする方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法において、
    前記原材料を前記鋳型の略上部で前記鋳型キャビティ内へ供給することを特徴とする方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記鋳型中心の上に位置し、鋳造中に前記鋳型中心の水平移動を防止するよう前記鋳型中心を保持するレシーバーを備えるステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  12. 中空インゴットの半連続鋳造装置であって、
    冷媒用の環状空間を形成するよう配置された内パイプおよび外パイプを有する鋳型中心と、
    前記鋳型中心と外鋳型との間に鋳型キャビティを備えるよう構成された該外鋳型と、
    前記鋳型キャビティの上面領域を加熱するよう構成された加熱装置と、
    前記鋳型中心を前記外鋳型に対して徐々に下方へ移動させるプラーと、
    を備えることを特徴とする装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、
    前記外パイプは消費可能であり、さらなるプロセスまでインゴットに残すことを特徴とする装置。
  14. 請求項12または13に記載の装置において、
    前記プラーは鋳型中心を受容するよう配置した穴を備えることを特徴とする装置。
  15. 請求項12〜14のいずれか1項に記載の装置において、
    前記プラーは前記鋳型中心を所定の場所に固定することを特徴とする装置。
  16. 請求項12〜15のいずれか1項に記載の装置において、
    前記加熱装置は1個以上の電子ビームガン、エレクトロスラグ再溶融装置、プラズマアーク装置、または1個以上のプラズマトーチを備えることを特徴とする装置。
  17. 請求項12〜16のいずれか1項に記載の装置であって、
    前記鋳型中心の上に位置し、鋳造中に前記鋳型中心の水平移動を防止するよう配置されたレシーバーをさらに備えることを特徴とする装置。
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