JP4946532B2 - 画像形成システム、用紙反り補正装置、画像形成装置、後処理装置、及び用紙反り補正プログラム - Google Patents

画像形成システム、用紙反り補正装置、画像形成装置、後処理装置、及び用紙反り補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成システム、用紙反り補正装置、画像形成装置、後処理装置、及び用紙反り補正プログラムに関する。
プリンタや複写機などの画像形成装置から出力された出力用紙に対し、ステープル留めや製本、蓄積などの後処理を行う後処理装置が知られている。
また、よく知られているように、画像形成装置では定着などの処理により用紙の反り(「カール」と呼ばれる)が生じる。近年では、用紙種類の多様化などにより用紙の反り方も様々になっている。後処理装置に入力される用紙の反り方が、後処理のできばえに悪影響を与える可能性もある。そこで、画像形成装置から出力された用紙の反りを、用紙反り補正装置(カール補正装置又はデカーラーとも呼ばれる)にて補正した後、後処理装置に入力することが従来から行われている。
特許文献1には、画像形成装置から出力された用紙のカールを、画像密度、湿度、紙厚などに応じて補正する装置が開示される。
特許文献2には、シートが排出される排紙トレイやスタッカなどの後処理装置に応じてシートのカール補正量に制限を加えるカール補正量制限手段を設けることにより、後処理装置の形態に応じてシートに最適なカール付けを行うことを可能とした装置が開示される。
特開平06−144678号公報 特開2005−096892号公報
後処理装置には、ステープル装置やスタッカなどのように様々な種類のものが存在する。このような多様な後処理装置の中には、入力される印刷済み用紙が適度に反っていた方ができばえがよくなるものもある。入力される用紙の反り方としてどのような反り方が適切かは後処理装置ごとに異なる。
このように後処理装置も多様化しているので、用紙反り補正装置の後段にどのような後処理装置が接続されるかは事前に分からないこともある。用紙反り補正装置は、特性が既知の後処理装置であればその後処理装置にとって適切な用紙反り補正が可能であるが、特性が未知の後処理装置には対応できない。また、接続される可能性があるすべての後処理装置の特性をあらかじめ用紙反り補正装置に記憶させるとすると、必要な記憶容量が膨大なものとなる。また、新たな後処理装置が開発された場合、その後処理装置の特性の情報を用紙反り補正装置を人手で登録していては煩雑である。
本発明は、用紙反り補正装置が事前に特性を知らない後処理装置がその用紙反り補正装置に接続された場合でも、用紙反り補正装置が、その後処理装置に応じて用紙の反り量を補正できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る画像形成システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置から入力される用紙の反りを補正する用紙反り補正装置と、前記用紙反り補正装置の後段に設けられる1以上の後処理装置と、を備え、前記各後処理装置は、用紙に対する後処理をする1以上の後処理手段と、前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、を備え、前記用紙反り補正装置は、前記画像形成装置の反り特性情報に基づき前記画像形成装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量情報と、前記1以上の後処理装置の前記1以上の後処理手段のうちの使用される後処理手段に対応する目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記使用される後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、前記画像形成装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、を備える。
請求項に係る画像形成システム、前記1以上の後処理装置は、前記用紙反り補正装置の後段に直列に接続され、前記画像形成装置は、画像形成後の用紙に対して実行すべき後処理の指定を受け付ける受付手段と、前記1以上の後処理装置のうち、前記受付手段にて指定された後処理に対応する後処理手段を備える第1の後処理装置には前記後処理の実行を指示し、前記用紙反り補正装置と前記第1の後処理装置との間に位置する中間の後処理装置には用紙の通過を指示する指示手段と、を備え、前記各後処理装置は、更に、前段の装置から入力された用紙を、前記後処理手段を介さずに後段の後処理装置へと通過させる通過手段と、前記指示手段から後処理の実行を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記指定された後処理に対応する前記後処理手段に入力し、用紙の通過を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記通過手段に入力するための制御を行う制御手段と、前記通過手段を通過する用紙が受ける用紙の反り量を求めるための通過反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第2の提供手段と、を備え、前記用紙反り補正装置の前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記指定された前記後処理手段に対応する目標反り量情報と、前記中間の後処理装置の各々の通過反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記指定された後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する。
請求項に係る画像形成システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置から入力される用紙の反りを補正する用紙反り補正装置と、前記用紙反り補正装置の後段に設けられる1以上の後処理装置と、を備え、前記各後処理装置は、用紙に対する後処理をする1以上の後処理手段と、前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、を備え、前記用紙反り補正装置は、前記画像形成装置の反り特性情報に基づき前記画像形成装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量情報と、前記1以上の後処理装置の前記1以上の後処理手段のうちの使用される後処理手段に対応する目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記使用される後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、前記画像形成装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、を備え、前記補正量判定手段は、前記用紙反り補正装置から前記使用される後処理手段までの用紙搬送距離に応じて、前記反り補正量を補正する補正手段、を備える。
請求項に係る用紙反り補正装置は、用紙を処理する第1の装置の反り特性情報に基づき前記第1の装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段と、前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記第1の装置から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、前記第1の装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、を備える。
請求項に係る用紙反り補正装置は、前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段、を更に備え、前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記中間の各装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する。
請求項に係る画像形成装置は、用紙に対して画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を前記画像形成手段の反り特性情報に基づき判定する入力反り量判定手段と、用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段と、前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成手段から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、前記画像形成手段から入力された用紙の反りを補正して前記後処理装置へ出力する反り補正手段を、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って制御する制御手段と、を備える。
請求項に係る画像形成装置は、前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段、を更に備え、前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記各中間の装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する。
請求項に係る後処理装置は、用紙に対する後処理を実行する1以上の後処理手段と、前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を、用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、を備える。
請求項に係る後処理装置は、前段の装置から入力された用紙を、前記後処理手段を介さずに後段の後処理装置へと通過させる通過手段と、後処理の実行を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記指定された後処理に対応する前記後処理手段に入力し、用紙の通過を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記通過手段に入力するための制御を行う制御手段と、前記通過手段を通過する用紙が受ける用紙の反り量を求めるための通過反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第2の提供手段と、を更に備える。
請求項に係る用紙反り補正プログラムは、用紙に対して画像を形成する画像形成手段の反り特性情報に基づき前記画像形成手段から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段、用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段、前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成手段から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段、前記画像形成手段から入力された用紙の反りを補正して前記後処理装置へ出力する反り補正手段を、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って制御する制御手段、前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段、としてコンピュータを機能させるためのものであって、前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記各中間の装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する、ことを特徴とする。
請求項1,3,4,5及び6に係る発明によれば、接続される後処理装置の用紙反りに関する特性が事前には分からない場合でも、画像形成を行う際には、後処理装置から知らされた目標反り量情報に応じて用紙の反りを補正できる。
また、画像形成装置の後段に複数の後処理装置が接続された場合に、使用される後処理装置までの間に用紙が通過する後処理装置による通過反り量を更に考慮して用紙の反りを補正できる。
請求項に係る発明によれば、用紙反り補正の手段から、使用される後処理装置までの間の用紙の搬送距離に応じて用紙の反りを補正できる。
図1に、画像形成システムの一例を示す。図1の画像形成システムは、画像形成装置100とカール補正装置200と後処理装置300とをこの順に接続して構成されている。
画像形成装置100は、紙等のシート状の媒体(以下「用紙」と呼ぶ)に対して画像を印刷する機能を備えた装置である。画像形成装置100は、例えば、プリンタ、デジタルコピー機、又はデジタル複合機(プリンタ、コピー機、スキャナ等といった複数の機能を併せ持つ装置)などである。画像形成装置100の印刷機構は、典型的には電子写真方式であるが、これに限らずインクジェット方式などといった他の方式のものでもよい。画像形成装置100から出力される印刷済み用紙は、カール補正装置200に入力される。
カール補正装置200は、画像形成装置100から出力された印刷済みの用紙の反り(以下「カール」と呼ぶ)を補正する。カール補正装置200から出力されたカール補正済みの用紙は、後処理装置300に入力される。
後処理装置300は、印刷済み用紙に対して後処理を行う装置である。後処理には、ステープル留めやパンチ穴空け、折り、製本、蓄積など、様々なものがある。例えば、ステープル留めを行う装置はステープラー、大量の印刷済み用紙を蓄積する装置はスタッカなどと、後処理装置300は、その装置が提供する機能によって呼称も異なる。また、1台で複数の後処理機能を提供する多機能な後処理装置も存在する。
次に、図2を参照して、画像形成システムの機能構成の一例を説明する。
画像形成装置100は、UI(ユーザインタフェース)部110,制御部120、通信部125、画像形成機構130を備える。
UI部110は、画像形成システム対するユーザ(利用者)からの操作入力を受け付ける手段である。UI部110は、操作案内その他の情報を表示する表示画面と、ユーザからの入力を受け付けるキーパッドや操作ボタンなどの入力装置を有する。またUI部110は、液晶タッチパネルのように、表示画面と入力装置とが一体化された装置を有していてもよい。UI部110は、例えば、画像形成装置100に実行させる処理の種類(例えば印刷又は複写)やその処理のパラメータ(例えば部数など)の指定のためのユーザインタフェース画面を提供する。また、UI部110は、後処理装置300に後処理を実行させるか否かや、後処理装置300に実行させる後処理の種類や処理パラメータを指定するためのユーザインタフェース画面を提供する。
制御部120は、画像形成装置100全体の動作を制御する手段である。制御部120は、UI部110、後述する通信部125及び画像形成機構130を制御する。
また制御部120は、カール補正装置200に対し、カール補正レベルを判定するための基礎となる情報を送信する。このような情報としては、例えば紙質、用紙サイズ、などといった用紙に関する情報がある。また、カラーか白黒かという画像種別や、用紙上で画像の占める面積比率などによっても画像形成機構130で生じる用紙のカールの程度が異なる場合もある。そのような場合にはカラー又は白黒の種別や画像の面積比率などという画像に関する情報も、判定の基礎の情報としてカール補正装置に送られる。また、画像形成装置100内の温度や湿度などといった環境情報も、そのような判定の基礎となる情報である。もちろん、以上に例示した情報はあくまで一例に過ぎず、制御部120は、それら情報のすべてをカール補正装置200に提供しなくてもよいし、それら以外の情報をカール補正装置に提供してもよい。
また、制御部120は、後処理装置300に対して後処理の指示に関する情報を送る。後処理に関する指示には、例えば、後処理のパラメータが含まれる。例えば、後処理機構320がステープラーの場合、後処理のパラメータには、用紙のサイズや向き、ステープル留めする位置などがある。また、後処理装置300が複数の後処理機構320を備える場合、後処理に関する指示には、それら複数のうちいずれの後処理機構320を使用するかを示す情報が含まれる。画像形成システムの中に複数の後処理装置300が装備される場合、後処理に関する指示には、それら複数の後処理装置300のうち、後処理のために使用する後処理装置300を特定するための情報が含まれる。
図示例では、カール補正装置200に対する情報と後処理装置300に対する指示との両方を含んだ指示情報を制御部120からカール補正装置200へ、更にカール補正装置200から後処理装置300へと順に受け渡す。しかしながら、これは一例に過ぎない。画像形成装置100、カール補正装置200及び後処理装置300が共通のデータ通信ネットワークに接続されている場合には、画像形成装置100の制御部120が、後処理装置300に対しデータ通信ネットワークを介して直接後処理に関する情報を送信してもよい。
制御部120は、例えば、図示省略した記憶装置に記憶されている制御プログラムをCPU等のプロセッサが実行することにより実現される。また、制御のための処理の一部をASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などのハードウエア回路で実現してもよい。
通信部125は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のデータ通信ネットワークを介して他の装置と通信する手段である。例えば、ネットワーク・インタフェース・カード及び各種の通信プロトコルがその一例である。画像形成装置100は、通信部125により、他の装置からの指示を受け取る。他の装置からの指示には、例えば、画像形成装置100に実行させる処理の種類や処理パラメータ、後処理の種類や処理パラメータなどの情報が含まれる。また、指示には、印刷等の対象となる文書データ(これは例えばページ記述言語で記述される)が含まれていてもよい。
画像形成機構130は、用紙に対して画像を印刷するための機構である。電子写真方式の場合、画像形成機構130は、感光体、露光装置、現像装置、転写機構、定着装置、及び用紙の搬送機構などを含む。
次に、後処理装置300について説明する。後処理装置300は、制御部310及び後処理機構320を備える。後処理機構320は、画像形成装置100の出力した印刷済み用紙に対する後処理を実行する機構である。例えば、後処理装置300が製本のための装置であれば、後処理機構320は、入力された用紙を製本するための機械的な処理を実行する。図では、後処理機構320を1つしか示していないが、1台の後処理装置300が、複数の後処理機構320を有していてもよく、それら複数の後処理機構320が提供する後処理機能は同一でも異なっていてもよい。
制御部310は、後処理装置300全体の動作を制御する手段である。制御部310は、例えば、図示省略した記憶装置に記憶されている制御プログラムをCPU等のプロセッサが実行することにより実現される。また、制御のための処理の一部をASICなどのハードウエア回路で実現してもよい。
制御部310は、後処理に関する指示を受け取り、その指示に応じて制御のための処理を実行する。図示例では、後処理に関する指示を含んだ指示情報を、カール補正装置200の指示伝達部218から取得している。しかし、これは一例に過ぎない。画像処理装置100と後処理装置300との間で(カール補正装置200を介さずに)直接情報をやりとりする通信経路があるならば、その経路を介して後処理に関する指示を画像処理装置100から直接後処理装置300に送信してもよい。
制御部310は、目標カール量を求めてカール補正装置200に通知する処理と、後処理機構320を制御とを実行する。このうち、後処理機構320の制御は、従来と同様のものでよいので、詳細な説明は省略する。以下、目標カール量についての処理について説明する。
目標カール量に関して、制御部310は、目標カール量判定部312と目標カール量通知部316とを備えている。目標カール量判定部312は、後処理機構320に入力される用紙の目標カール量を判定する。目標カール量は、後処理機構320の後処理に適した用紙のカール量である。すなわち、後処理機構320に入力される用紙のカール量がその目標カール量であれば、後処理機構320による後処理結果は高品質なものとなる。
ここで、後処理機構320に対応する目標カール量は、例えば用紙の紙質によって異なる場合がある。このような場合には、目標カール量判定部312は、入力される用紙の紙質を示す情報を受け取り、その情報に基づいてその用紙に応じた目標カール量を判定する。このような判定のために、目標カール量判定部312は、目標カール量を判定するための基礎となる情報である判定情報314を記憶している。
図3に、ある後処理機構320に対応する判定情報314の一例を示す。この例では、判定情報314は、紙質ごとに、その紙質に対応する目標カール量の数値が登録されたテーブルである。制御部310は、後処理装置300が備える後処理機構320ごとに、このような判定情報314を保持している。
ここで、図3におけるカール量の表現形式について、図4を参照して説明する。用紙400をその表面を水平にして搬送する場合、用紙400のカールは、搬送方向についての両端が上向きに反るアップ・カールと、下向きに反るダウン・カールとに分類できる。この例では、アップ・カールのカール量は正の値で、ダウン・カールのカール量は負の値で示している。カールの大きさは、用紙の中央と両端との高さの差(この例では単位はmm)で表している。
図3では、テーブル形式の判定情報314を例示したが、これは一例に過ぎない。判定情報314は、テーブル以外の形式の情報であってもよい。例えば、紙質を示す値が入力されると、その紙質に対応する目標カール量の数値を出力するようなプログラムであってもよい。
また、以上では、目標カール量が用紙の紙質により決まる例を示したが、紙質以外のパラメータ、例えば温度や湿度も考慮して、目標カール量を判定するようにしてもよい。この場合、判定情報314は、それらパラメータの値の組合せに対応する目標カール量を求めるための情報となる。
目標カール量判定部312は、このような判定情報314に基づき、目標カール量を求める。求められた目標カール量を、目標カール量通知部316がカール補正装置200の目標カール量受信部220へと送信する。
次に、カール補正装置200について説明する。カール補正装置200は、制御部210及びカール補正機構230を備える。カール補正機構230は、画像形成装置100から出力された印刷済み用紙のカールの程度を補正するための機構である。カール補正機構230の機械的な仕組みは、従来と同様のものでよい。
制御部210は、カール補正装置200を制御する手段である。制御部210は、例えば、図示省略した記憶装置に記憶されている制御プログラムをCPU等のプロセッサが実行することにより実現される。また、制御のための処理の一部をASICなどのハードウエア回路で実現してもよい。
制御部210は、画像形成装置100の制御部120から送られてきた情報を受け取り、この情報に応じてカール補正機構230を制御する。制御部210は、指示取得部212,前段カール量判定部214,指示伝達部218,目標カール量受信部220,及び補正レベル判定部224を備える。
指示取得部212は、画像形成装置100の制御部120から、カール補正レベルの判定の基礎となる情報を含む指示情報を受け取る。図2の例では、この指示情報には、後処理装置300への指示の情報も含まれる。指示伝達部218は、その指示情報を後処理装置300へと送る。指示伝達部218は、その指示情報そのものを後処理装置300に送る代わりに、その指示情報のうち後処理に関する指示のみを後処理装置300に送ってもよい。
前段カール量判定部214は、画像形成装置100の制御部120から受け取った指示情報に基づき、画像形成機構130による用紙のカール量(「前段カール量」と呼ぶ)を判定する。よく知られるように、画像形成機構130による用紙のカール量は、例えば、用紙の紙質、用紙上で画像が占める面積比率、湿度などのパラメータに依存するので、前段カール量判定部214は、指示情報に含まれるそのようなパラメータ(反り特性情報)に基づき前段カール量を判定する。このような判定のために、前段カール量判定部214は判定情報216を有する。判定情報216は、例えば、上述のパラメータの値の組合せごとにカール量の値を登録したテーブルであるが、これに限られるものではない。例えば判定情報216は、それらパラメータの組合せを入力すると、その組合せに対応するカール量を出力するプログラムであってもよい。前段カール量判定部214は、この判定情報216を用いて前段カール量を判定する。前段カール量判定部214としては従来から知られているものを用いることができるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
なお、前段カール量を決めるパラメータとして以上に例示した用紙の紙質、画像の面積比率、湿度などはあくまで一例にすぎない。前段カール量を決めるのに、これら以外のパラメータを考慮してもよいし、それら例示したパラメータのうちの一部のみを考慮してもよい。画像形成装置100の制御部120は、前段カール量判定部214が前段カール量を判定するための基礎となる各パラメータの値を提供すればよい。
目標カール量受信部220は、後処理装置300の目標カール量通知部316から目標カール量の情報を受信する。
補正レベル判定部224は、前段カール量判定部214が判定した前段カール量と、目標カール量受信部220が受信した目標カール量とに基づき、カール補正レベルを判定する。このカール量補正レベルは、カール補正の向きや補正度合いを表す数値であり、カール補正機構230に供給される。
カール補正機構230は、画像形成機構130から入力された印刷済み用紙のカールを、補正レベル判定部224が判定したカール補正レベルに基づき補正する。これにより、入力された用紙のカール量が、後処理機構320の後処理に適切な目標カール量となる。カール補正済みの用紙は、後処理機構320に入力される。
次に、補正レベル判定部224におけるカール補正レベルの判定処理について、図5及び図6を参照して説明する。図5に示すように、画像形成装置100は、用紙に対して印刷を行う際に、出力しようとする印刷済み用紙に関して、紙質やサイズなどの用紙に関する情報、画像面積比率などの画像に関する情報、湿度等の環境情報等を含んだパラメータ情報500をカール補正装置200に送信する。また、同時に、その用紙に対して使用する後処理装置及び後処理機能を特定する情報や、用紙の紙質等の用紙に関する情報を含んだ後処理指示502を後処理装置300に送信する。
後処理装置300では、カール補正装置200から受け取った後処理指示502に基づき、目標カール量判定部312が、その用紙に対応する目標カール量520を判定する。この例では、目標カール量は「+2」である。求められた目標カール量520は、目標カール量通知部316によりカール補正装置200に送信される。
カール補正装置200では、前段カール量判定部214が、画像形成装置100から受け取ったパラメータ情報に基づき、画像形成装置100から出力される用紙のカール量である前段カール量510を求める。この例では、前段カール量510は「−5」である。また目標カール量受信部220は、後処理装置300から目標カール量512(この例では+2)を受け取る。
補正レベル判定部224は、前段カール量判定部214が求めた前段カール量510から、目標カール量受信部220が受信した目標カール量512を減算する(ブロック514)。この減算により求められる値は、目標カール量を基準としたときの、画像形成装置100から入力される用紙のカール量Cを示す。図示例の減算結果「−7」は、入力される用紙が目標カール量に対して7mmダウン・カールしていることを示す(ブロック516)。したがって、補正レベル判定部224は、7mmのダウン・カールを補正するためのカール補正レベルを求める。一例として、補正レベル判定部224は、図6に示すような判定情報を用いる。図6に例示する判定情報は、目標カール量を基準としたときの、入力される用紙のカール量Cの各範囲に対し、当該範囲に対応するカール補正レベルの方向と値との組を含んでいる。この例では、カール補正レベルは、正(アップ)と負(ダウン)の2つの方向と、1から10までの10段階の補正の強さ(レベル)との組合せで表される。もちろん、このような段階分けは一例に過ぎない。図5の例では、7mmのダウン・カールを補正するのには、アップ方向にレベル7の強度でカール補正を行えばよいことが分かる。補正レベル判定部224は、このような判定情報を用いることで、カール量Cに対応したカール補正レベルを判定する。なお、カール補正レベルの判定情報は図6に例示したようなテーブル形式のものに限らない。この他にも、判定情報は、例えば、カール量Cを入力すると、それに対応するカール補正レベルを計算するプログラムであってもよい。また、前段カール量と目標カール量の組合せごとにカール補正レベルを登録したテーブルを用いてカール補正レベルを求めてもよい。
以上に例示した画像形成システムは、後処理装置300を1つだけ備えるものであった。しかし、複数の後処理装置300を備えるシステムも存在する。例えば、図7に例示するシステムは、カール補正装置200の後段に、2台のスタッカ300A及び300Bと、テープバインダ(テープ製本機)300Cと、くるみ製本機300Dと、多機能フィニッシャ300Eとがこの順に直列に接続されている。多機能フィニッシャ300Eは、例えば、ステープラーや折り機などの複数の後処理機構を内蔵した装置である。このようなシステムでは、末端の後処理装置300E以外の後処理装置300A〜300Dは、図8に示すように、後処理機構320とは別にバイパス経路330と経路切換部340を備える。バイパス経路330の出口は、次の後処理装置300の用紙入口に接続されている。後処理装置300A〜300Dは、自分が後処理を担当しない用紙が前段の装置(カール補正装置200又は後処理装置300)から入力された場合、経路切換部340によりその用紙をバイパス経路330へと送る。これにより、その用紙は、後処理機構320の処理を受けずに、バイパス経路330を経由して次の後処理装置300へと入力される。例示のシステムでは、用紙は、後処理装置300A〜300Eのうちのいずれか1つで後処理される。例えば、印刷結果を蓄積するのであれば、印刷済み用紙はスタッカ300A又は300Bに蓄積される(「蓄積」も後処理の一例である)。テープ製本する場合は、印刷済み用紙は、スタッカ300A及び300Bのバイパス経路330をそれぞれ通過してテープバインダ300Cに達し、そのテープバインダ300Cで製本される。製本結果は、テープバインダ300Cの出力部に蓄積される、
ここで、バイパス経路330の構造によっては、そのバイパス経路330に沿って搬送される用紙をカールさせてしまう場合がある。したがって、カール補正装置200から出力された用紙が、その用紙の後処理のために使用される後処理装置300(「使用される後処理装置300」と呼ぶ)に到達するまでに別の1以上の後処理装置300(「中間の後処理装置300」と呼ぶ)のバイパス経路330を経由した場合、「使用される後処理装置」300に到達した用紙は、それら各バイパス経路330によりカールを受けている可能性がある。
そこで、以下の例では、そのような中間のバイパス経路330によるカールも考慮したカール補正のための仕組みを説明する。
この例では、バイパス経路330を備える後処理装置300は、判定情報314として、図9に示すように、後処理機構320の目標カール量を求めるための判定情報314aと、バイパス経路330により用紙が受けるカール量を求めるための判定情報314bとを含む。図9の例では、判定情報314a及び314bのいずれも、用紙の紙質ごとにカール量の値を示したテーブルであるが、これは一例に過ぎない。判定情報314a及び314bは、紙質以外のパラメータ(例えば用紙サイズ)を考慮したものであってもよい。また、判定情報314a及び314bはテーブルでなくてもよく、例えばパラメータに対応するカール量の値を求めるプログラムであってもよい。
次に、この例におけるカール補正処理の流れを、図10の例を参照して説明する。図10に例示するシステムは、後処理装置として、スタッカ300A,テープバインダ300C,多機能フィニッシャ300Eを備える。以下の説明では、画像形成装置100,カール補正装置200,後処理装置300の内部構成については、図2及び図8を参照する。
まず、画像形成装置100に対し、印刷等の指示の情報と、後処理に関する指示の情報とが入力される。これらの情報は、UI部110からユーザが入力する場合もあれば、ネットワーク上のクライアントコンピュータからの印刷指示に含まれる形で通信部125を介して入力される場合もある。このような指示の情報を受け取った画像形成装置100の制御部120は、カール補正装置200に、この印刷に用いる用紙の紙質などのパラメータの情報を送信する。また、制御部120は、受け取った後処理の指示に基づき、それら複数の後処理装置300のうち、その用紙に対する後処理に使用される後処理装置300を特定し、その「使用される後処理装置」300には後処理に関する指示を送信する。また、カール補正装置200からその「使用される後処理装置」300との間にある「中間の後処理装置」300には、それぞれバイパス経路330を選択するように指示を送る。これらの指示は、制御部120から各後処理装置300に直接送信してもよいし、カール補正装置200及び各後処理装置300がそれぞれ次の装置へと順に受け渡していってもよい。この例では、ユーザにより多機能フィニッシャ300Eのスタッカトレイに排出する後処理が指示されたとする。この場合、多機能フィニッシャ300Eが「使用される後処理装置」となり、スタッカ300A及びテープバインダ300Cは「中間の後処理装置」となる。また、ここでは、一例として、ユーザが選択した用紙の紙質が「厚紙1」であり、後処理機構320の目標カール量やバイパス経路330のカール量は紙質のみによって決まる場合を例にとって説明する。
指示を受け取った「使用される後処理装置」300の制御部310は、経路切換部340を制御して用紙の経路を後処理機構320の方へと切り換える。また、制御部310は、指示に含まれるパラメータから後処理機構320の目標カール量を判定し、その目標カール量をカール補正装置200へと送信する。図10の例では、多機能フィニッシャ300Eのスタッカトレイに関する目標カール量は、「厚紙1」の場合、「−1」となる。
また、指示を受け取った「中間の後処理装置」300の制御部310は、経路切換部340を制御して用紙の経路をバイパス経路330の方へと切り換える。また、制御部310は、指示に含まれるパラメータからバイパス経路330に対応する目標カール量を判定し、その目標カール量をカール補正装置200へと送信する。図10の例では、スタッカ300Aのバイパス経路330のカール量は「厚紙1」の場合「−1」であり、テープバインダ300Cのバイパス経路330のカール量は「厚紙1」の場合「0」である。
また、指示を受け取ったカール補正装置200の制御部210は、画像形成機構130による前段カール量を判定する。図10の例では前段カール量が「+1」であるとする。そして、制御部210は、この前段カール量と、各後処理装置300A,300C,300Eから受け取ったバイパス経路330のカール量及び後処理機構320の目標カール量とに基づき、カール補正レベルを判定する。すなわち、前段カール量と各バイパス経路330のカール量との総和から目標カール量を減算し、その減算結果に対応するカール補正レベルを判定情報に基づき判定する。図10の例では、減算結果は
{(+1)+(−1)+0}−(−1)=+1
となり、図6の判定情報を用いた場合、カール補正レベルはダウン方向にレベル1となる。制御部210は、このカール補正レベルを達成するようカール補正機構230を制御する。
以上に説明した実施形態はあくまで一例に過ぎない。例えば、用紙のカールの量は、一般に搬送される距離が長いほど少なくなっていくので、補正レベル判定部224が、前段カール量及び目標カール量に加え、更にカール補正装置200から「使用される後処理装置」までの搬送距離を考慮してカール補正レベルを判定するようにしてもよい。このためには、例えば、搬送距離に応じたレベル補正量を求めるための判定情報(例えばテーブル)をカール補正装置200に登録しておき、前段カール量と目標カール量(場合によっては更にバイパス経路のカール量)から求めたカール補正レベルを、搬送距離に応じたレベル補正量だけ補正すればよい。カール補正装置200に、各後処理装置300までの搬送距離を登録しておけば、ユーザから指定された「使用される後処理装置」までの搬送距離を求めることができる。
また、以上の例では、用紙1枚ごとに、後処理装置300からカール補正装置200に目標カール量(及びバイパスカール量)を通知したが、これは一例に過ぎない。目標カール量(及びバイパスカール量)の通知を、1枚ごとではなく、1つのジョブ(すなわち、ユーザの1回の指示に応じて実行される1〜複数枚の用紙に対する画像形成処理)ごとに行うようにしてもよい。例えば、1つのジョブでは一般に同じ種類の用紙が用いられるので、目標カール量(及びバイパス経路330のカール量)を決めるパラメータが用紙に関するもののみであれば、通知は1ジョブごとでよい。
また、以上の例では、後処理装置300が目標カール量(及びバイパス経路330のカール量)を判定してカール補正装置200に通知したが、これも一例に過ぎない。この代わりに、各後処理装置300が、自分の持つ判定情報314をそれぞれカール補正装置200に送信し、カール補正装置200はそれら各判定情報を用いて、目標カール量等を判定してもよい。この送信は、例えば画像形成システムに電源が投入されたときの、各後処理装置300の初期化ルーチンの中で行えばよい。
また、以上の例では、カール補正装置200がカール補正レベルを判定したが、この代わりに、その判定のための処理を画像形成装置100が実行し、求めたカール補正レベルに従ってカール補正装置200を制御してもよい。
また、以上の例では、画像形成装置100とカール補正装置200とが別々の装置として構成されていたが、画像形成装置100がカール補正機構230を備えていてもよい。この場合、制御部120が、カール補正レベルの判定処理を行う。
上記実施形態の制御部120,210は、たとえばASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウエア回路として構成してもよいし、ソフトウエアとして実現してもよいし、ハードウエア回路とソフトウエアとの組合せとして実現してもよい。ソフトウエアで実現する場合、コンピュータに上述の各部の機能又は処理内容を記述したプログラムを実行させればよい。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、図11に示すように、CPU500等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)502およびリードオンリメモリ(ROM)504等のメモリ(一次記憶)、不揮発性RAM(NVRAM)506、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース508、各種I/O(入出力)インタフェース510等が、たとえばバス514を介して接続された回路構成を有する。また、そのバス514に対し、例えばI/Oインタフェース510経由で、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのメモリリーダライタ512又は可搬型のコンピュータなどが接続されてもよい。上記実施形態の機能実現するためのプログラムは、例えば、ROM504に記憶される。また、そのようなプログラムが、可搬型のメモリ装置やコンピュータからI/Oインタフェース510を介してNVRAM506にインストールされてもよい。また、ネットワーク上のホストコンピュータから、そのようなプログラムをネットワークインタフェース508経由でダウンロードし、NVRAM506にインストールしてもよい。ROM504又はNVRAM506にあるプログラムがCPU500等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、実施形態の処理が実現される。また、画像形成装置100又はカール補正装置200がハードディスクドライブを備えているのであれば、そのプログラムをハードディスクにインストールしてもよい。この場合、ハードディスクに記憶されたプログラムがRAM502に読み出されマイクロプロセッサにより実行されることにより、実施形態の処理が実現される。
後処理装置を備えた画像形成システムの一例の側面図である。 実施形態の画像形成システムの機能構成の一例を示す図である。 目標カール量を求めるための判定情報の一例を模式的に示す図である。 カール量の表現形式の一例を説明するための図である。 実施形態におけるカール補正の流れを説明するための図である。 カール補正レベルの判定のための判定情報の一例を模式的に示す図である。 複数の後処理装置を備えるシステムの一例の側面図である。 中間の後処理装置の機能構成の一例を示す図である。 後処理装置が持つ判定情報の一例を示す図である。 複数の後処理装置を備えるシステムでのカール補正の一例を説明するための図である。 コンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置、110 UI部、120 制御部、130 画像形成機構、200 カール補正装置、210 制御部、212 指示取得部、214 前段カール量判定部、216 判定情報、218 指示伝達部、220 目標カール量受信部、224 補正レベル判定部、230 カール補正機構、300 後処理装置、310 制御部、312 目標カール量判定部、314 判定情報、316 目標カール量通知部、320 後処理機構、330 バイパス経路、340 経路切換部。

Claims (6)

  1. 画像形成装置と、
    前記画像形成装置から入力される用紙の反りを補正する用紙反り補正装置と、
    前記用紙反り補正装置の後段に設けられる1以上の後処理装置と、
    を備え、
    前記各後処理装置は、
    用紙に対する後処理をする1以上の後処理手段と、
    前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、
    を備え、
    前記用紙反り補正装置は、
    前記画像形成装置の反り特性情報に基づき前記画像形成装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、
    前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量情報と、前記1以上の後処理装置の前記1以上の後処理手段のうちの使用される後処理手段に対応する目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記使用される後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、
    前記画像形成装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、
    を備え、
    前記1以上の後処理装置は、前記用紙反り補正装置の後段に直列に接続され、
    前記画像形成装置は、
    画像形成後の用紙に対して実行すべき後処理の指定を受け付ける受付手段と、
    前記1以上の後処理装置のうち、前記受付手段にて指定された後処理に対応する後処理手段を備える第1の後処理装置には前記後処理の実行を指示し、前記用紙反り補正装置と前記第1の後処理装置との間に位置する中間の後処理装置には用紙の通過を指示する指示手段と、
    を備え、
    前記各後処理装置は、更に、
    前段の装置から入力された用紙を、前記後処理手段を介さずに後段の後処理装置へと通過させる通過手段と、
    前記指示手段から後処理の実行を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記指定された後処理に対応する前記後処理手段に入力し、用紙の通過を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記通過手段に入力するための制御を行う制御手段と、
    前記通過手段を通過する用紙が受ける用紙の反り量を求めるための通過反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第2の提供手段と、
    を備え、
    前記用紙反り補正装置の前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記指定された前記後処理手段に対応する目標反り量情報と、前記中間の後処理装置の各々の通過反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記指定された後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成装置と、
    前記画像形成装置から入力される用紙の反りを補正する用紙反り補正装置と、
    前記用紙反り補正装置の後段に設けられる1以上の後処理装置と、
    を備え、
    前記各後処理装置は、
    用紙に対する後処理をする1以上の後処理手段と、
    前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、
    を備え、
    前記用紙反り補正装置は、
    前記画像形成装置の反り特性情報に基づき前記画像形成装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、
    前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量情報と、前記1以上の後処理装置の前記1以上の後処理手段のうちの使用される後処理手段に対応する目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成装置から入力された用紙の反り量が前記使用される後処理手段に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、
    前記画像形成装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、
    を備え、
    前記補正量判定手段は、
    前記用紙反り補正装置から前記使用される後処理手段までの用紙搬送距離に応じて、前記反り補正量を補正する補正手段、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  3. 用紙を処理する第1の装置の反り特性情報に基づき前記第1の装置から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段と、
    用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段と、
    前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記第1の装置から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、
    前記第1の装置から入力される用紙の反りを、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って補正する反り補正手段と、
    前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段と、
    を備え、
    前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記中間の各装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する、
    ことを特徴とする用紙反り補正装置。
  4. 用紙に対して画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を前記画像形成手段の反り特性情報に基づき判定する入力反り量判定手段と、
    用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段と、
    前記入力反り量判定手段が求めた入力反り量情報と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成手段から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段と、
    前記画像形成手段から入力された用紙の反りを補正して前記後処理装置へ出力する反り補正手段を、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って制御する制御手段と、
    前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段と、
    を備え、
    前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記各中間の装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 用紙に対する後処理を実行する1以上の後処理手段と、
    前記1以上の後処理手段のそれぞれについて、当該後処理手段に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を、用紙反り補正装置に提供する第1の提供手段と、
    前段の装置から入力された用紙を、前記後処理手段を介さずに後段の後処理装置へと通過させる通過手段と、
    後処理の実行を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記指定された後処理に対応する前記後処理手段に入力し、用紙の通過を指示された場合は前段の装置から入力された用紙を前記通過手段に入力するための制御を行う制御手段と、
    前記通過手段を通過する用紙が受ける用紙の反り量を求めるための通過反り量情報を前記用紙反り補正装置に提供する第2の提供手段と、
    を備える後処理装置。
  6. 用紙に対して画像を形成する画像形成手段の反り特性情報に基づき前記画像形成手段から入力される用紙の反り量に対応する入力反り量情報を判定する入力反り量判定手段、
    用紙に対して後処理を行う後処理装置から、前記後処理に適した用紙の反り量を求めるための目標反り量情報を取得する目標反り量取得手段、
    前記入力反り量判定手段が判定した入力反り量と、前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と、に基づき、前記画像形成手段から入力された用紙の反り量が前記後処理に適した反り量となるように補正するための反り補正量を判定する補正量判定手段、
    前記画像形成手段から入力された用紙の反りを補正して前記後処理装置へ出力する反り補正手段を、前記補正量判定手段が判定した反り補正量に従って制御する制御手段、
    前記用紙反り補正装置から出力された用紙が前記後処理装置に到達するまでに通過する中間の各装置から、当該中間の装置を通過する用紙が受ける反り量を求めるための通過反り量情報をそれぞれ取得する通過反り量取得手段、
    としてコンピュータを機能させるための用紙反り補正プログラムであって、
    前記補正量判定手段は、前記入力反り量判定手段が求めた前記入力反り量情報と前記目標反り量取得手段が取得した目標反り量情報と前記通過反り量取得手段が取得した前記各中間の装置の通過反り量情報とに基づき、前記反り補正量を判定する、
    ことを特徴とする用紙反り補正プログラム。
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