JP4945275B2 - 光学フィルタの製造方法 - Google Patents

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本発明は、ビデオカメラ或いはデジタルスチールカメラ等の撮影系の光量調節に使用するのに適した光学フィルタの製造方法に関するものである。
従来、ビデオカメラやデジタルスチールカメラ等に使用される光量調整装置においては、光量を調整するために光量調整用絞り羽根と共に光量調整用の光学フィルタとして、例えばNDフィルタ(Neutral Density Filter)が用いられている。このNDフィルタは絞り羽根が小絞りの際のハンチングや光学上の回折現象による解像力の低下等の課題を解決するために、絞り羽根と共に絞り開口に挿入するようにされている。
光量調節装置においては、近年の撮像素子の感度向上に伴い、NDフィルタの濃度を濃くすることにより、光の透過率を低下させ、被写界の明るさが同一でも絞りの開口をより大きくする工夫がなされている。通常では、NDフィルタは透明樹脂シート基材の表面に、光学的フィルタ特性及び反射防止特性を有する蒸着膜を成膜した後に、プレス加工等により必要なフィルタ形状に切断加工して製作している。
しかし、この蒸着膜は硬くて脆い材料であるため、蒸着膜を形成させた透明樹脂シート基材をプレス装置等によりフィルタ形状に切断加工を行う際に、その切断面からクラックを生じてしまうことがある。このクラックは光の乱反射の原因となり、レンズ光学系内においてフレアを生じ、光学解像度の低下の原因となる。
また、透明樹脂シート基材は切断加工時のプレス金型の上型で押圧し切断される際に、厚さ方向の変形を生じ蒸着膜が剥離してしまうことがある。蒸着膜の剥離が生ずると、レンズ光学系内での塵埃となり、光学的な不具合が生ずるのみでなく、この塵埃が可動レンズのガイド軸等の可動部分に悪影響を与える虞れがある。
この問題を防止するため、例えば特許文献1においては、フィルタの外周端部である切断加工部には蒸着膜が成膜されないようにする方法が開示されている。また、特許文献2においては、予めフィルタ形状の一部を切断した後に、蒸着膜を成膜し、成膜後に残り部分を切断することにより、上述の問題を解消する方法が開示されている。
特開2003−202612号公報 特開2003−202613号公報
しかしながら、上述のようにプレス装置等で切断加工を行う際には蒸着膜のクラックや蒸着膜の剥離の虞れがあるため、プレス加工後に、クラックや蒸着膜の剥離検査工程が不可欠であり、この検査工程や歩留まりの悪さによって高価なものとなってしまう。しかし、この検査工程を行っても、レンズ光学系内での蒸着膜の小片脱落を防ぐことは不十分である。
また、特許文献1に示す方法においては、光学フィルタの外周端部は透明樹脂シート基材自体が露出しているため反射率が高くなる。従って、このように製作した光学フィルタを光学系に組み込み、絞り開口部にこの光学フィルタの外周端部が挿入されると、ゴーストやフレア等が発生する可能性が高い。
更に、特許文献2に示す方法においては、切断加工の工程が2回となり、工程が複雑になる。また、予めフィルタ形状の一部を切断しているためフィルタを支持する部分が少なく、蒸着時の熱等により基材が変形を起し易くなり、更にクラックや剥離も少ないとは云え、皆無ではない。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、ゴーストやフレア等の発生を防止すると共に、フィルタ形状に切断加工する際に、切断加工部からクラックが生じたり、蒸着膜が剥離したりすることを防止できる光学フィルタの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る光学フィルタの製造方法の技術的特徴は、透明樹脂基板の上に薄膜を形成すべき領域を囲むように無反射凹凸構造体を形成する工程と、前記無反射凹凸構造体に囲まれた前記領域内に光量を減衰させるために複数の金属膜と誘電体膜とを積層した前記薄膜を成膜する工程と、前記薄膜から離れた位置における前記無反射凹凸構造体を形成した領域において前記薄膜の外周端部に前記無反射凹凸構造体の領域が残るように前記基板から前記薄膜を切り抜く工程とを備えることにある。
本発明に係る光学フィルタの製造方法によれば、光学フィルタの外周に無反射凹凸構造体を設けることにより、ゴーストやフレア等の発生を防止すると共に、切断加工時のクラックの発生及び蒸着膜の剥離を防止することができる。
更に、薄膜の周囲に無反射凹凸構造体を形成し、基板の素地の反射率を低減させることで、フィルタが光量調整装置の絞り開口部に設けた際のゴースト、フレアを防止する効果がある。また、AR膜(Anti-Reflection Coating)を成膜するよりも、蒸着回数を減少させることにより、ランニングコスト低減を実現することができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1はカメラの撮影光学系の構成図を示し、レンズ1、光量絞り装置2、レンズ3、4、5、ローパスフィルタ6、CCD等から成る固体撮像素子7が順次に配列されている。光量絞り装置2においては、絞り羽根支持板8に一対の絞り羽根9a、9bが可動に取り付けられている。絞り羽根9aには、絞り羽根9a、9bにより形成される略菱形形状の可変の開口部が形成され、この開口部を通過する光量を減衰させるためのNDフィルタ10が接着されている。
被写体像はレンズ1、NDフィルタ10を備えた光量絞り装置2、レンズ3、4、5、ローパスフィルタ6を経て、固体撮像素子7により受像される。
図2は本実施例において製造するNDフィルタ10の平面図である。NDフィルタ10は透明樹脂基板から成るPET基板11上に略三角形の輪郭状に無反射凹凸構造体12が形成され、その内側にフィルタ機能を有するND膜13が成膜されている。図2に示す無反射凹凸構造体12上の一点鎖線に沿ってプレスを用いて打ち抜く。これにより、NDフィルタ10は基板11の材質が露出することがない。
図3は本実施例において製造するNDフィルタ10の製造プロセスの工程図を示している。先ずステップS1において、板厚100μmのシート状のPET(ポリエチレンテフレタレート)から成る基板11上にフィルタ機能を有する薄膜を形成する領域を囲むように無反射凹凸構造体12を形成する。本実施例においては、所定幅を有する輪郭形状の無反射凹凸構造体12を形成する。次のステップS2において、ステップS1において形成した無反射凹凸構造体12の内側にND膜13を成膜する。そしてステップS3において、この無反射凹凸構造体12の領域内を輪郭としてNDフィルタ10をプレスを用いて打ち抜く。
このNDフィルタ10の基板11に用いる基材は、ガラス板よりも有機無機複合材料から成る合成樹脂フィルム材料の方が成形性、量産性等の点から好ましい。有機無機複合材料は有機成分と無機成分とが分子レベル又はナノスケールレベルで混合複合化されたものである。IPN構造の有機無機複合材料での有機成分としては、主に炭素−炭素結合を主鎖骨格に有する所謂有機骨格から成る高分子であり、鎖状又は架橋されたものであり、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、セルロースエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルイミド、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテルケトン等である。
セルロースエステルとしては、例えばトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセルロース、ニトロセルロース等が挙げられる。
ポリエステルとしては、例えばPET、ポリエチレンナフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−1,2−ジフェノキシエタン−4,4’−ジカルボキシレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。
ポリスチレンとしては、例えばシンジオタクチックポリスチレン等が挙げられる。
ポリオレフィンとしては、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン等が挙げられる。これらの中でも、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートが特に好ましい。
図4は無反射凹凸構造体12の拡大斜視図を示し、PET基板11上には多数個のNDフィルタ10が得られるようになっており、各NDフィルタ10の輪郭位置に無反射凹凸構造体12を形成する。この無反射凹凸構造体12は図5(a)に示すように円錐形状の多数の周期的に配置した微細凹凸12aから成っている。
反射防止の原理としては、光の反射が異なる屈折率を持つ媒質の界面を光が透過する際に、屈折率差のために全反射が生ずるためである。全反射する臨界角θcは、θc=sin-1(n1/n2)で表される(n1、n2はそれぞれの媒質の屈折率)。反射防止面となる無反射凹凸構造体12は、屈折率が連続的に変化している層と同等の反射防止効果が得られ、無反射凹凸構造体12は微視的な範囲では、n1≒n2となり、非常に大きな臨界角となる。
このため、光の入射角が大きくなっても、良好な反射防止効果を得ることができることが知られている。表面における無反射凹凸構造体12の凹凸周期(Λ)は10〜400nmが好ましく、また、無反射凹凸構造体12の屈折率をnとしたとき、Λ<400/n(nm)がより好ましく、このような条件においては可視光の散乱は生じ難くなる。また、微細凹凸12aの高さ(深さ)は50〜1000nmが好ましく、200〜1000nmがより好ましく、更には300〜1000nmが好ましい。
また、微細凹凸12aの形状としては、特に制限はないが、目的に応じて適宜に選択することができる。例えば、本実施例においては、図5(a)に示す入射角依存性の少ない円錐形状微細凹凸12aを用いているが、図5(b)に示す三角錐形状の微細凹凸12b、図5(c)に示す四角錐形状の錐形体から成る微細凹凸12cを用いることができる。釣り鐘型や空気界面側がすぼまった一軸方向に波打った型等の形状によって、空気界面(屈折率約1)から支持体までの平均屈折率が連続的に変化する構造のものでよい。これらの中でも、円錐形状、三角錐形状、釣り鐘形状のように方向性のないものがより好ましく、図5(a)〜(c)に示す円錐形状、三角錐形状、四角錐形状のように、厚み方向の屈折率の連続変化が直線的で一次関数であるものが特に好ましい。
無反射凹凸構造体12の配列には正方配列や六方細密配列等があるが、本実施例では図4に示すような基板11の露出面が少なく、良好な反射防止効果が得られる六方細密配列の構成とした。反射率の制御に関しては、無反射凹凸構造体12のアスペクト比の関係(微細凹凸12aの深さ/凹凸周期)により変化させることができる。
本実施例においては、波長400〜700nmの可視光域における反射率を0.5%以下とするために、無反射凹凸構造体12の凹凸周期を250nmとし、微細凹凸12aの深さを250nm以上のアスペクト比1以上とした。逆に、微細凹凸12aの深さを固定し、無反射凹凸構造体12の凹凸周期を短く、アスペクト比1以上とすることで同様の効果が得られる。
この無反射凹凸構造体12の作製方法としては、安価で大面積加工の安定製造の観点から、相補的な微細凹凸構造を有するスタンパを圧接して基板11に微細凹凸12aを転写する方法を用いることができる。基板11へ微細凹凸12aを転写する際の転写率は、先端が丸みを帯びてしまうこともあり、通常80%程度である。また、微細凹凸12aの凹凸形状は、凸形状よりも凹形状の方が特性精度は高い。
本実施例においては、無反射凹凸構造体12は基板11の片面のフィルタ10の輪郭形状にのみ形成したが、ND膜13を成膜する領域を除く基板11の表面全体に形成してもよい。
図6はND膜を蒸着するための真空蒸着機のチャンバの構成図を示している。チャンバ21内には、蒸着源22、回転可能な蒸着傘23が設けられ、この蒸着傘23には基板治具24が配置されている。図7は基板治具24の拡大断面図を示し、この基板治具24にはNDフィルタ10の基板となるPET基板11が取り付けられ、蒸着傘23と共にZ軸を中心に回転し成膜が行われる。
成膜条件は基板設定温度130℃、成膜圧力8.40×10-4Paとし、蒸着源22から基板11までの距離が950mmにおいて成膜を行った。
本実施例では、真空蒸着法により基板11上に蒸着膜である薄膜を成膜しているが、スパッタリング法、インクジェットプリンティング法等を用いることもできる。
図8は本実施例におけるNDフィルタ10のND膜13の構成図を示している。ND膜13はPET基板11上に光量を減衰させる金属膜と誘電体膜の交互の複数層から成る薄膜から構成されている。光減衰膜としては、Ti、Tb、Nb、Ta、Y、Zn、Zr等を酸化させた酸化物材料が用いられ、誘電体膜としてはAl23、SiO2、MgF2等が用いられる。本実施例では、第1、3、5、7、9層の誘電体膜にAl23膜31、第2、4、6、8、10層にTixOy膜32を交互に積層し、空気と接する最上層をMgF2膜33とした11層の膜構成とした。このような膜構成にすることにより、透過率平坦性が6%以下と平坦性に優れ、反射率が低反射な光学特性を実現することができる。
なお、透過率平坦性は400〜700nmの波長の範囲において、最大透過率Tmaxから最小透過率Tminを引いた差を波長550nmにおける透過率T550で除した次の式(1)で表される。
(Tmax−Tmin)/T550 ・・・(1)
図9は無反射凹凸構造体12及びND膜13を設けた基板11をプレス装置等によりNDフィルタ10の略三角形の外形となる部分を切り抜き加工をする説明図である。基板11上のNDフィルタ10は、ND膜13を成膜した領域と、その外周端部にND膜13は成膜せずに、無反射凹凸構造体12を形成した領域を有している。
NDフィルタ10は無反射凹凸構造体12上のND膜13から離れた位置において切断することが望ましく、その切断面からND膜13へのクラックの発生を防止することができる。また、NDフィルタ10は輪郭状の無反射凹凸構造体12を形成することにより、基板11自体が露出する領域がなく、ゴーストやフレアの発生を低減することができる。更に、切断加工時にND膜13からの距離を大きくすることにより、成膜したND膜13にストレスを与えることが少なく、ND膜13が基板11から剥離することを防止できる。
上述の方法により製造したNDフィルタ10の環境安定性を調べるために、温度60℃、湿度90%において240時間の放置試験を行い、試験前後での透過率を測定すると、その差が0.2%以下と殆ど差は見られなかった。
また、熱処理を行わないものを同様な環境試験を行い、試験前後での透過率を測定すると2%前後増加していた。このような現象が起きる要因としては、真空蒸着時の基板温度が低いことが挙げられる。蒸着膜の封止密度は成膜時の基板温度に大きく影響し、蒸着温度が低いと封止密度が低くなり、水分・酸素等を透過し易く、そのため光減衰膜であるTixOy膜32の酸化が促進される。また、それを保護するAl23膜31の誘電体膜の保護効果が少ないことの両方の影響から、透過率が上昇するものと考えられる。熱処理を行うと環境安定性が向上するのは、エージング効果であると考えられる。
図10はND膜13の外周端部にPET基板11が剥き出しに露出した従来例と、無反射凹凸構造体12を形成した実施例の反射率を比較したグラフ図である。基板11を露出した場合には反射率は9%前後、無反射凹凸構造体12を形成した場合には反射率1%以下となる。
このように、基板11を露出した場合には、無反射凹凸構造体12を形成した場合や、ND膜13の形成時の反射率3%以下よりも圧倒的に反射率が高いことが分かる。
撮影光学系の構成図である。 NDフィルタの平面図である。 製造プロセスの工程図である。 無反射凹凸構造体の拡大斜視図である。 微細凹凸の斜視図である。 チャンバの構成図である。 基板治具の拡大断面図である。 ND膜の構成図である。 NDフィルタの切断加工の説明図である。 無反射凹凸構造体の有無による反射率のグラフ図である。
符号の説明
1、3、4、5 レンズ
2 光量絞り装置
6 ローパスフィルタ
7 固体撮像素子
8 絞り羽根支持板
9 絞り羽根
10 NDフィルタ
11 PET基板
12 無反射凹凸構造体
12a、12b、12c 微細凹凸
13 ND膜
21 チャンバ
22 蒸着源
23 蒸着傘
24 基板治具
31 Al23
32 TixOy膜
33 MgF2

Claims (5)

  1. 透明樹脂基板の上に薄膜を形成すべき領域を囲むように無反射凹凸構造体を形成する工程と、前記無反射凹凸構造体に囲まれた前記領域内に光量を減衰させるために複数の金属膜と誘電体膜とを積層した前記薄膜を成膜する工程と、前記薄膜から離れた位置における前記無反射凹凸構造体を形成した領域において前記薄膜の外周端部に前記無反射凹凸構造体の領域が残るように前記基板から前記薄膜を切り抜く工程とを備えることを特徴とする光学フィルタの製造方法。
  2. 前記無反射凹凸構造体を形成した領域は略三角形の輪郭状としたことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルタの製造方法。
  3. 前記無反射凹凸構造体は10〜400nmの周期で、多数の高さ50〜1000nmの凹形状又は凸形状の錐形体を配列することを特徴とする請求項1又2に記載の光学フィルタの製造方法。
  4. 絞り開口部の大きさを可変する複数の可動の絞り羽根と、該絞り羽根により形成される前記開口部の少なくとも一部に配置光量調整のためのNDフィルタとを備えた光量絞り装置において、前記NDフィルタは請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の光学フィルタの製造方法によって製造したことを特徴とする光量絞り装置。
  5. 光学系と、該光学系を通過する光量を制限する請求項4に記載の光量絞り装置と、該光学系によって形成される像を受像する固体撮像素子とを有することを特徴とするカメラ。
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