JP4943292B2 - 作業車両の変速制御装置 - Google Patents
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Description
また、本発明による作業車両の変速制御装置は、車速を検出する車速検出手段と、検出された車速に応じてトランスミッションの速度段をシフトアップおよびシフトダウンする変速手段と、2速走行時に車速検出手段により検出された車速が所定値以下となり、かつ、作業用アクチュエータが所定値以上の負荷で駆動される特定作業条件が成立するか否かを判定する判定手段と、判定手段により特定作業条件が成立と判定される場合は、当該特定作業条件が成立しないことが判定された場合に比べて、2速から1速にシフトダウンするのに要する時間が短縮されるように、変速手段を制御する変速制御手段とを備え、変速手段は、油圧源からのクラッチ圧により作動するクラッチ装置を有し、変速制御手段は、2速走行時に判定手段により特定作業条件が不成立と判定されると、予め定められた第1のクラッチ圧特性に従いシフトダウンを開始し、その後、シフトダウンが終了する前に特定作業条件が成立と判定されると、第1のクラッチ圧特性よりも急峻な第2のクラッチ圧特性に従いシフトダウンするようにクラッチ装置を制御することを特徴とする。
作業用アクチュエータの負荷圧力を検出する負荷圧検出手段をさらに備え、負荷圧検出手段で検出される負荷圧に基づいて、作業用アクチュエータの負荷が所定値以上か否かを判定することもできる。
作業用アクチュエータを操作する操作部材の操作量を検出する操作量検出手段をさらに
備え、操作量検出手段で検出される操作量に基づいて、作業用アクチュエータの負荷が所定値以上か否かを判定することもできる。
2速走行でバケットを突進して行う掘削作業が行われるための条件を特定作業条件とすることが好ましい。
以下、図1〜図12を参照して本発明の第1の実施の形態に係る作業車両の変速制御装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る変速制御装置が適用される作業車両の一例であるホイールローダの側面図である。ホイールローダ100は、アーム111,バケット112,タイヤ113等を有する前部車体110と、運転室121,エンジン室122,タイヤ123等を有する後部車体120とで構成される。アーム111はアームシリンダ114の駆動により上下方向に回動(俯仰動)し、バケット112はバケットシリンダ115の駆動により上下方向に回動(ダンプまたはクラウド)する。前部車体110と後部車体120はセンタピン101により互いに回動自在に連結され、ステアリングシリンダ(不図示)の伸縮により後部車体120に対し前部車体110が左右に屈折する。
(1)2速走行時にトルコン速度比eが所定値ed以下かつポンプ吐出圧Ppが所定値Pp1以上になると、基準特性f1,f2よりもシフトダウンに要する時間が短い修正特性f1’、f2’に従い、1速にシフトダウンするようにした。これにより掘削作業時に短時間でシフトダウンすることができ、走行駆動力を早期に上昇することができる。その結果、バケット112の貫入と同時にアーム111を上げ操作する急ぎの掘削作業を良好に行うことができる。
(2)予め定められた特性f1,f2,f1’、f2’に従いクラッチ圧P1,P2を制御するので、クラッチ圧P1,P2の制御が容易である。
(3)クラッチ圧P1が0から所定値Pbに達するまでクラッチ圧P1の昇圧特性f1,f1’の傾きを小さくするので、シフトダウン時のショックを低減できる。
図13〜図16を参照して本発明の第2の実施の形態に係る作業車両の変速制御装置について説明する。
第1の実施の形態では、トルコン速度比基準制御によりトランスミッション3の速度段を制御するようにしたが、第2の実施の形態では、車速基準制御によりこれを制御する。なお、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
10 コントローラ
13,14 回転数検出器
15 車速検出器
16 圧力検出器
19 操作量検出器
20 トランスミッション制御装置
42,43 電磁比例減圧弁
C1 1速用クラッチ
C2 2速用クラッチ
f1,f2 基準特性
f1’,f2’ 修正特性
Claims (5)
- トルクコンバータの入力軸と出力軸の速度比を検出する速度比検出手段と、
前記検出された速度比に応じてトランスミッションの速度段をシフトアップおよびシフトダウンする変速手段と、
2速走行時に前記速度比検出手段により検出された速度比が所定値以下となり、かつ、作業用アクチュエータが所定値以上の負荷で駆動される特定作業条件が成立するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により特定作業条件が成立と判定される場合は、当該特定作業条件が成立しないことが判定された場合に比べて、2速から1速にシフトダウンするのに要する時間が短縮されるように、前記変速手段を制御する変速制御手段とを備え、
前記変速手段は、油圧源からのクラッチ圧により作動するクラッチ装置を有し、
前記変速制御手段は、2速走行時に前記判定手段により特定作業条件が不成立と判定されると、予め定められた第1のクラッチ圧特性に従いシフトダウンを開始し、その後、シフトダウンが終了する前に特定作業条件が成立と判定されると、前記第1のクラッチ圧特性よりも急峻な第2のクラッチ圧特性に従いシフトダウンするように前記クラッチ装置を制御することを特徴とする作業車両の変速制御装置。 - 車速を検出する車速検出手段と、
前記検出された車速に応じてトランスミッションの速度段をシフトアップおよびシフトダウンする変速手段と、
2速走行時に前記車速検出手段により検出された車速が所定値以下となり、かつ、作業用アクチュエータが所定値以上の負荷で駆動される特定作業条件が成立するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により特定作業条件が成立と判定される場合は、当該特定作業条件が成立しないことが判定された場合に比べて、2速から1速にシフトダウンするのに要する時間が短縮されるように、前記変速手段を制御する変速制御手段とを備え、
前記変速手段は、油圧源からのクラッチ圧により作動するクラッチ装置を有し、
前記変速制御手段は、2速走行時に前記判定手段により特定作業条件が不成立と判定されると、予め定められた第1のクラッチ圧特性に従いシフトダウンを開始し、その後、シフトダウンが終了する前に特定作業条件が成立と判定されると、前記第1のクラッチ圧特性よりも急峻な第2のクラッチ圧特性に従いシフトダウンするように前記クラッチ装置を制御することを特徴とする作業車両の変速制御装置。 - 請求項1または2に記載の作業車両の変速制御装置において、
前記作業用アクチュエータの負荷圧力を検出する負荷圧検出手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記負荷圧検出手段で検出される負荷圧に基づいて、前記作業用アクチュエータの負荷が所定値以上か否かを判定することを特徴とする作業車両の変速制御装置。 - 請求項1または2に記載の作業車両の変速制御装置において、
前記作業用アクチュエータを操作する操作部材の操作量を検出する操作量検出手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記操作量検出手段で検出される操作量に基づいて、前記作業用アクチュエータの負荷が所定値以上か否かを判定することを特徴とする作業車両の変速制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車両の変速制御装置において、
前記特定作業条件は、2速走行でバケットを突進して行う掘削作業が行われるための条件であることを特徴とする作業車両の変速制御装置。
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