JP4943196B2 - 可搬型監視装置及び物品監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、携行品等の物品と共に持ち運ばれ当該物品に付された無線タグに基づいて当該物品の存在を監視する監視装置、及びそれを用いた物品監視システムに関する。
従来、RFID(Radio Frequency Identification)タグと呼ばれる無線タグを用いて、携行品の紛失や盗難を検知するシステムが提案されている。下記特許文献1に提案されるシステムでは、無線タグを付された物品を自宅や勤務先といった管理領域からユーザが持ち出す際に、タグリーダ機能付きの携帯端末も併せて携行する。この携帯端末は、タグを付された携行品を落としたり盗難されたりしたことを監視する監視装置として機能する。
このシステムでは、ユーザは外出するときに携帯端末を操作し、携行品を監視対象として携帯端末に登録する。携帯端末は登録動作を指示されると、そのとき読み取り範囲内にて検出した無線タグを監視対象として記憶する。外出中において、携帯端末は、読み取り範囲内にて監視対象物品の無線タグを検出できなくなると、紛失等の異常と判断しユーザに報知する。なお、携帯端末の無線タグの読み取り範囲は、物品がユーザに携行されていると判断してよいユーザ周辺の所定領域に設定される。
特開2006−4257号公報
例えば、或るユーザが持ち出した監視対象の物品を、外出先で他のユーザに受け渡す場合がある。その場合、物品を持ち出したユーザ側では、携帯端末での監視を終了させる操作を行い、一方、物品を受け渡されたユーザ側では、携帯端末での監視対象として当該物品を登録する操作を行う必要がある。このような操作はユーザにとって煩雑であるという問題がある。一方、これらの操作を行わなければ、受渡元の携帯端末は、受け渡した物品について無線タグが検出できなくなったことを紛失等の異常と検知するという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、外出先等で受け渡される物品の監視について信頼性を向上させると共に、ユーザ作業の省略が図られ、利便性が向上した可搬型監視装置及び物品監視システムを提供することを目的とする。
本発明に係る可搬型監視装置は、物品に付された物品識別無線タグの検出状況に基づき、自己の近傍に設定される監視領域内での監視対象物品の存否を監視するものであって、当該監視装置を識別可能とする装置識別無線タグと、前記監視領域内の前記各無線タグを検出するタグ検出手段と、前記タグ検出手段による前記装置識別無線タグの検出に基づいて、自己の近傍に存在する近接監視装置を検知する近接装置検知手段と、前記近接監視装置を検知できない状態で前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、亡失異常と判定する判定手段と、を有する。
前記近接装置検知手段は、検出した前記装置識別無線タグが検出不能となってから所定の猶予期間が経過するまでを、前記近接監視装置を検知している状態と擬制する構成とすることができる。
前記判定手段は、前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となるタイミングと前記近接監視装置が検知されている近接検知期間との間に相関がある場合に、当該検出不能に係る監視対象物品は当該近接監視装置に対し受け渡された受渡物品であると判定する構成とすることができる。この構成では例えば、前記判定手段は、前記近接検知期間に対応して、前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、前記受渡物品であるとの判定を行う。
本発明に係る物品監視システムは、上記受け渡しを判定する可搬監視装置と、複数の前記可搬監視装置を統括管理する管理装置とを含むシステムであり、前記可搬監視装置は、さらに、前記受渡物品であるとの判定を行った場合に、当該受渡物品及び受渡先監視装置に関する受渡情報を前記管理装置へ通知する受渡通知手段を有し、前記管理装置は、前記受渡情報を受信した場合に、前記受渡先監視装置での前記受渡物品の前記物品識別無線タグの検出有無に基づいて、受け渡しがされたことを確認する確認手段と、前記確認手段が前記受渡物品の受け渡しを確認できない場合に、亡失異常と判定する補完判定手段と、を有する。
上記物品監視システムは、前記管理装置が、さらに、前記各可搬監視装置の前記監視対象物品の登録を管理する監視対象物品管理手段を有し、前記確認手段が前記受渡物品の受け渡しを確認できた場合に、前記監視対象物品管理手段が、前記受渡物品についての前記監視対象物品としての登録を、受渡元の前記可搬監視装置から前記受渡先監視装置へ移行させる構成とすることができる。
また、上記物品監視システムは、前記管理装置が、さらに、管理領域に存在する前記無線タグを検出するタグリーダと、前記物品識別無線タグを付された物品のうち前記タグリーダの検出結果に基づいて存否を監視するものを領域内監視対象物品として登録する領域内物品管理手段と、を有し、前記タグリーダが前記領域内監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、前記補完判定手段が亡失異常と判定する構成とすることができる。
本発明によれば、可搬型の監視装置それぞれに付した無線タグにより、或る監視装置は、その近傍における監視対象物品の存在だけでなく、他の監視装置の存在も検知できる。近くに他のユーザの監視装置が存在しない状態では基本的に、他のユーザへ監視対象物品が受け渡されることはない。よって、この場合は、監視装置は、自分の監視対象物品の存在を検知できなくなったことを異常と判定することで、監視処理が適切になされる。一方、他のユーザの監視装置が存在する状態では当該他のユーザへの受け渡しが可能である。よって、監視装置は、他の監視装置が近くに存在するタイミングに対応して、自分の監視対象物品の存在を検知できなくなった場合には、直ちには異常とはせず、まずは、自分を携帯するユーザから他のユーザへの受け渡しが行われたと判断することで、誤って紛失等の異常が検知されることが発生が抑制され、監視の信頼度が向上する。さらに、受渡先の監視装置に当該物品を検知しているかを確認することで、或る監視装置での検知不能物品が実際に受け渡しであったのか亡失であったのかを正確に判定することができる。また、物品監視システムは当該確認の結果を受けて、受渡物品の監視対象物品としての登録を監視装置間にて移転させるので、ユーザは物品の受け渡しに際して監視対象物品の登録・削除の作業を行う必要がなく、利便性の向上が図られる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態である物品監視システムの概略の構成を示す模式図である。本システムは、携帯端末(可搬型監視装置)2、管理主装置4、タグリーダ6を含んで構成される。これらのうち管理主装置4及びタグリーダ6は管理装置を構成し、管理領域8に配置される。管理領域8は、本システムの監視対象とする物品10が普段、置かれている場所であり、例えば、ユーザの住居や事務所等に設定することができる。
携帯端末2は、家族等の複数人のユーザに対応して複数台存在する。携帯端末2は、ユーザが管理領域8に居るときには当該管理領域8に位置する。一方、ユーザは、管理領域8外にて本システムの物品10の監視機能を利用する場合には携帯端末2を携行する。ちなみに図1には、管理領域8に置かれている携帯端末2と共に、2人の外出しているユーザ12それぞれが身に付けている携帯端末2が示されている。また、図1は、ユーザ12が物品10を服のポケットや手荷物14に入れて管理領域8外に携行していることを模式的に示している。
監視対象とする各物品10には物品識別のために無線タグ16が付される。また、携帯端末2にも端末装置識別のために無線タグ17が付されている。これら各無線タグ16,17には互いを識別可能とする識別情報であるタグIDが予め与えられている。携帯端末2は移動体通信機能を有する。管理主装置4と監視センタ18とは、公衆回線網等のネットワーク20を介して通信可能に構成される。またネットワーク20には、移動体通信の基地局22も接続され、携帯端末2と管理主装置4とはネットワーク20及び移動体通信を介して通信することができる。
以下、本システムの主要な構成要素について個別に説明する。
図2は、携帯端末2の概略の構成を示すブロック図である。携帯端末2は、制御部30、記憶部32、タグリーダ部34、操作部36、出力部38、無線通信部40、及び無線タグ17を有する。本システムの監視動作時において、携帯端末2は上述のようにユーザの外出時に携行される。そして携帯端末2は、ユーザが管理領域8から持ち出した物品10の存在を、携帯端末2の周囲の所定範囲(監視領域)に存在する無線タグ16を検出することによって監視する。
記憶部32は、ユーザが外出する際に所持している監視対象物品10のタグIDを記憶する携行物品テーブルの他、制御部30により実行される監視対象物品10の検出・監視処理のプログラムなどを記憶する。また、記憶部32には、家族など受け渡しが想定される他のユーザ12が持つ携帯端末2に付された無線タグ17のタグIDを記憶している。
タグリーダ部34は、携帯端末2の周囲に存在する無線タグ16及び他の携帯端末2の無線タグ17の検知に用いられる。具体的には、タグリーダ部34は、その周囲領域へ質問波を周期的に送出し、それに対する無線タグ16,17からの応答波を検知することによって無線タグ16,17を検出する。タグリーダ部34は、無線タグ16,17との間の無線通信を非接触方式で行うと共に、携帯端末2の比較的近傍の無線タグ16,17のみと無線通信可能に構成される。その通信可能な範囲は、物品10の置き忘れや盗難を早期に検知する上では小さい方がよい一方で、それらの誤検出を抑制するためには或る程度大きい方がよいことなどを考慮して定められる。また、後述するように無線タグ17が検知された携帯端末2を受渡先と判定する点で、当該通信可能範囲は、通常、ユーザ間での受け渡しを行う距離を考慮して定められる。例えば、2m程度であれば、一般的に、所持品である物品10がユーザの管理下にあるとみなしても差し支えないし、受け渡し判定の点でも妥当と考えられ、この程度の値にタグリーダ部34の通信可能距離を設定することができる。なお、質問波は、所定の搬送波周波数を有する電波であり、この搬送波周波数や電波強度によって通信可能な距離を調整することが可能である。
タグリーダ部34は応答波を復調して、それを送信した無線タグ16,17のタグIDを取得する。なお、ユーザが複数の物品10を所持することが想定されるため、アンチコリジョン機能(複数同時読み取り機能)を有するタグリーダ部34を用いることが好適である。これにより、ユーザが多数の物品10を携行している場合でも、それらの無線タグ16から、一斉かつ漏れなく、タグIDを取得することが可能となる。
操作部36は、ユーザが携帯端末2の動作を選択したり制御部30に指示を与えるための入力手段であり、例えば、各種ボタンスイッチやタッチパネルなどから構成される。
出力部38は、制御部30からユーザへメッセージや所定の状態を通知するための手段であり、例えば、液晶等の画像表示手段や、スピーカ等の音声出力手段、携帯端末2を振動させるバイブレータなどで構成することができる。
無線通信部40は、移動体通信を行うための手段であり、基地局22と無線回線で接続され、管理主装置4や監視センタ18との通信を可能とする。
制御部30は、携帯端末2の各部の動作を制御する機能を有し、例えば、制御部30は、マイクロプロセッサを用いて構成され、当該プロセッサにて実行されるプログラムにより各種動作を実現する。制御部30における監視処理については、後に詳述する。
無線タグ17は、近くにいる他の携帯端末2に、当該無線タグ17を付した携帯端末2を検知させるために用いることができ、その検知結果に基づいて、後述する携帯端末2を所持したユーザ間での物品10の受け渡しに関する処理が行われる。
図3は、管理主装置4の概略の構成を示すブロック図である。管理主装置4は、制御部50、記憶部52及び通信インターフェース54を含んで構成される。管理主装置4は、管理領域8に通常置かれる物品10を使用する複数ユーザの携帯端末2を統括管理する。通信インターフェース54は、制御部50と、タグリーダ6、監視センタ18及び携帯端末2との通信を制御する。記憶部52は、例えば、管理領域8における監視対象の物品10を登録する監視対象物品テーブルの他、各携帯端末2の携行物品テーブルの登録内容を保持した携行物品統括管理テーブル、各携帯端末2の通信アドレスを格納した端末アドレステーブル、制御部50で実行される処理プログラムなどを記憶する。
監視対象物品テーブルは、監視対象とする物品10毎に、当該物品10に付された無線タグ16のタグIDを含む監視対象タグ情報を対応付けたものである。なお、監視対象タグ情報には、タグIDの他、対応する物品10に関するその他の情報、例えば、当該物品10の名称や画像などの物品情報が関連付けられる。また、監視対象タグ情報には、対応する物品10がタグリーダ6の検出結果に基づいて管理領域8内にて存在を監視される領域内監視対象物品であるか否かが登録される。
携行物品統括管理テーブルは、各ユーザが所持する携帯端末2と、各携帯端末2が登録している監視対象物品10のタグIDとを対応付けたものである。また、携行物品テーブルに対する登録・削除の内容は、携行物品統括管理テーブルにも反映される。すなわち、携行物品統括管理テーブルには、全ての携帯端末2の携行物品テーブルの最新の登録内容に相当するデータが格納される。
端末アドレステーブルは、携帯端末2に付される無線タグ17のタグIDと、無線通信部40のアドレスとを対応付けて格納する。
制御部50は、記憶部52に格納されたプログラムに基づいて動作し、記憶部52、通信インターフェース54等の管理主装置4の各部の動作を制御する。例えば、制御部50は、各携帯端末2の携行物品テーブルの登録内容を管理する処理を行う。また、制御部50は、携帯端末2から携行物品テーブルに登録された物品10に検出不能なものがあったことを通知されると、亡失異常か否かの判定を行う。亡失異常は、例えば、紛失や盗難等によって生じ得る。そこで、制御部50は、亡失異常が発生した場合に、例えば、対応する携帯端末2や監視センタ18へ通報する処理を行う。また、制御部50は、監視対象物品テーブル及びタグリーダ6の検知情報に基づいて、管理領域8内における監視対象物品10の亡失を監視する。
タグリーダ6は、管理領域8に存在する監視対象物品10の無線タグ16の検知に用いられる。タグリーダ6は、タグリーダ部34と同様に質問波を送出し、それに対する無線タグ16からの応答波を検知することによって無線タグ16を検出する。タグリーダ6は応答波を復調して、それを送信した無線タグ16のタグIDを取得する。タグリーダ6と管理主装置4とは宅内配線や有線/無線LAN等で通信可能に接続され、タグリーダ6は検出した無線タグ16のタグIDを管理主装置4へ通知する。
監視センタ18は、管理主装置4から例えば定期的に送られる監視対象物品テーブルを保持しており、管理主装置4から亡失異常の通報があった場合には、対応する物品10について適切な対処を行う。例えば、物品10がクレジットカードである場合には、監視対象物品テーブルに登録されている情報に基づいてクレジットカード会社へ連絡し、利用停止措置を依頼することができる。
次に、本システムの動作について説明する。図4は、ユーザ相互が接近することにより物品10の受け渡しが行われ得る場合における携帯端末2の物品監視処理の動作モードの遷移を示すフロー図である。携帯端末2は、通常は、タグリーダ部34が検出する無線タグ16に基づいて、監視対象物品10が周辺に存在することを監視する監視モードで動作している。この状態にて、タグリーダ部34が記憶部32に登録されている他の携帯端末2の無線タグ17を検知すると(S100)、携帯端末2は受渡モードに移行する(S102)。受渡モードでも物品10の監視が行われるが、その際、受け渡しの発生が考慮される。受渡モードは、タグリーダ部34が他の携帯端末2の無線タグ17を検出不能となってから所定の猶予期間T1が経過するまで継続される。すなわち、制御部30は、他の携帯端末2の無線タグ17の検出状態が終了すると(S104)、タイマを起動する(S106)。再び他の携帯端末2を検出することなく(S108)、タイマが猶予期間T1の計時を完了すると(S110)、制御部30は監視モードへ復帰する(S112)。一方、猶予期間内に再び他の携帯端末2を検出した場合には、S104の処理へ戻る。
このように、制御部30は、無線タグ17を検出不能となってから猶予期間T1は、他の携帯端末2が近くにいるとみなして受渡モードを継続する。これは、受渡先の携帯端末2の無線タグ17が検出不能となるタイミングと、受渡物品の無線タグ16が検出不能となるタイミングとの間にはタイムラグが存在し得ることを考慮したものである。例えば、物品を受け渡されたユーザが立ち去るときに、その携帯端末2の方が受渡物品よりも先にタグリーダ部34の通信可能範囲から外に出ることが起こり得る。このような場合に、周囲に他の携帯端末2が存在しない状態で監視対象物品10が検知不能となる場合は亡失異常と判定するという監視モードの原理を厳格に適用すると、不要に亡失異常と判定されることとなり妥当ではない。そこで、携帯端末2及び受け渡した物品10の双方が受渡元の携帯端末2の監視領域の外に出るであろう時間を猶予期間T1として設定し、その間は受渡モードとし、異常判定しないように構成している。例えば、受渡元の携帯端末2から見た受渡先ユーザに所持された携帯端末2と物品10との距離は一般には小さいから、その距離差によって生じ得る上記タイムラグも小さく、T1は基本的には数秒程度で足りると考えられるが、ユーザが遠ざかる速度が遅い場合を考慮して、より長い時間、例えば20〜30秒程度に設定することも可能である。
図5は、携帯端末2での物品監視処理の概略のフロー図である。制御部30は、タグリーダ部34による無線タグ16の検出結果と、記憶部32に格納されている携行物品テーブルとを比較する。そして、制御部30は、携行物品テーブルに監視対象として登録されている物品10の中に、タグリーダ部34によって無線タグ16を検出できないものがあることを検知すると(S120)、現在が受渡モード中であるか否かを確認する(S122)。
現在が受渡モード中ではない、すなわち監視モード中である場合には、制御部30は、周囲に他の携帯端末2が存在せずに物品10に検知不能が生じたという当該状態を、亡失異常と判定する(S124)。制御部30は、無線通信部40を介して、検出不能となった無線タグ16のタグIDを含む亡失通知を管理主装置4へ送信する(S126)。管理主装置4は、亡失通知を受信すると亡失異常と判定し、監視センタ18へ異常内容を通知する。
一方、現在が受渡モード中である場合には、制御部30は、検知不能な物品10は近接した携帯端末2のユーザに受け渡されたと判定し(S130)、管理主装置4へ受渡通知を送信する(S132)。
受渡通知では、受渡物品及び受渡先の携帯端末2に関する受渡情報が管理主装置4へ通知される。例えば、受渡物品に関する情報は、検出不能となった無線タグ16のタグIDであり、受渡先の携帯端末2に関する情報としては、受渡モード移行時又は移行中にタグリーダ部34が検知した無線タグ17のタグIDである。図6は、受渡通知を受信した管理主装置4が行う処理の概略のフロー図である。管理主装置4は、受渡通知を受信すると(S140)、受渡先の携帯端末2に受け渡しが実際になされたかを確認する確認信号を送信する(S142)。例えば、管理主装置4は、受渡情報として得た受渡先の携帯端末2の無線タグ17のタグIDに基づいて、端末アドレステーブルを検索し、受渡先の携帯端末2の通信アドレスを取得する。そして、そのアドレスへ移動体通信を利用して受渡物品に関する情報を含む確認信号を送信する。
受渡先の携帯端末2は、確認信号を受信すると、それに格納されている受渡物品の例えば、無線タグ16のタグIDがタグリーダ部34により検出されているか否かを調べる。検出できた場合には、受渡先の携帯端末2の制御部30は無線通信部40を介して、管理主装置4へ検出中情報を送信する。
管理主装置4は、確認信号の送信から所定期間T2内に、受渡先の携帯端末2から検出中情報を受信できた場合には(S144)、受渡元の携帯端末2へ受け渡しを確認できた旨の受理信号を送信する(S146)。この受理信号は後述するように、受渡元の携帯端末2に対して、検出不能物品に関する携行物品テーブルの登録を削除させる指示となる。また、管理主装置4は、記憶部52に格納される携行物品統括管理テーブルにおいて、受渡物品に関する所持者の登録を移行させる処理を行う(S148)。例えば、この移行登録処理では、管理主装置4は、記憶部52に格納される携行物品統括管理テーブルにおいて、受渡元の携帯端末2に関して監視対象として登録されている受渡物品の登録を削除する一方で、受渡先の携帯端末2に関して受渡物品を監視対象として登録する。さらに、管理主装置4は、受渡先の携帯端末2に対して、記憶部32に格納される携行物品テーブルに受渡物品に関する登録を追加させる指示信号を送信する。
一方、確認信号の送信から所定期間T2内に検出中情報を受信できなかった場合には(S144)、管理主装置4は亡失異常と判定し(S150)、受渡元の携帯端末2へ異常信号を送信する(S152)。また、監視センタ18へ異常内容を通報する。
ちなみに、所定期間T2内に検出中情報を受信できない場合としては、受渡先とされた携帯端末2には実際には物品10が受け渡されていなかった場合の他、受渡先の携帯端末2と管理主装置4とが通信不能な状況にある場合などが考えられる。実際に受け渡しが行われた場合には受渡元及び受渡先の携帯端末2は近くに存在するはずである。よって、受渡元の携帯端末2と通信できているにも拘わらず受渡先の携帯端末2と通信できない状況は問題があるため、受渡先の携帯端末2と通信不能な場合にも異常と判定させる。
以上、受渡元の携帯端末2の受渡通知S132に対する管理主装置4側の処理を説明した。この管理主装置4の処理に対する受渡元の携帯端末2での処理を図5に戻って説明する。上述のように管理主装置4は受渡先の携帯端末2への物品10の受け渡しを確認すると、受理信号を送信する(S146)。受渡元の携帯端末2は、管理主装置4へ受渡通知S132を行ってから所定期間T3内に当該受理信号を受信した場合には(S134)、既に述べたように、受渡物品に関する携行物品テーブルの登録を削除することにより、当該携帯端末2での監視対象から除外する(S136)。
一方、期間T3内に受理信号を受信できなかった場合、携帯端末2は亡失異常と判定する(S124)。なお、この場合は、管理主装置4は異常を把握しているので、携帯端末2は管理主装置4への亡失通知S126を省略することもできるが、確認のため亡失通知S126を行ってもよい。例えば、管理主装置4は受理信号を送信しているにもかかわらず、携帯端末2で受信できない状況にある場合などには、携帯端末2から亡失通知S126を行えば、管理主装置4は何らかの理由で携帯端末2に受理信号が届いていないことを認識し、再送信等の処置を講じることができる。
なお、他のユーザが2人以上近くにいる場合もあり得る。この場合、受渡元の携帯端末2は、近接検知している全ての携帯端末2を受渡情報に含めて受渡通知を行う。これに対し、管理主装置4は、各受渡先の携帯端末2に受渡物品の検知確認を行い、何れかの携帯端末2から検知中情報を受信できれば、受け渡しを確認できたものとする。一方、何れの携帯端末2からも受信できなかった場合に、亡失異常と判定する。
管理主装置4は、携帯端末2での亡失異常に対して、既に述べたように監視センタ18へ通報する。また、管理主装置4は、タグリーダ6により管理領域8内の監視対象物品10の存在を監視し、監視対象物品テーブルに登録された物品10が、携帯端末2の監視対象として持ち出されている等の正当な理由なく管理領域8に検出できない場合には、亡失異常と判定する。この場合にも、管理主装置4は、監視センタ18へ通報する。
なお、携帯端末2での亡失異常に関しては、管理主装置4から監視センタ18への通報等の措置に先だって、当該携帯端末2を所持しているユーザに通知して、実際の異常状態の有無の確認を求める構成とすることができる。ユーザへの通知は、例えば、携帯端末2の制御部30は出力部38を用いて、検出不能となった物品に関する物品情報を表示したり、音声や携帯端末2の振動を発生させるといった方法で行うことができる。この通知に対しユーザは、紛失等の異常であるか否かの確認結果を操作部36から入力し、ユーザが異常であると確認した場合のみ、管理主装置4への亡失通知S126や監視センタ18への通報等を行う。これにより、例えば、監視対象物品であるキャッシュカード等を銀行での手続の際に窓口に預ける等の状況にて、不要な異常通報を回避できる。
携帯端末2での亡失異常の発生についての監視センタ18への通報は、管理主装置4を介さず、携帯端末2から直接、監視センタ18へ行うようにしてもよい。また、受渡の確認や移行登録も、管理主装置4を介さずに、無線通信部40を介した移動体通信を用いて直接、受渡元の携帯端末2と受渡先の携帯端末2との間で行う構成とすることもできる。
上述したように、携帯端末2は、他の携帯端末2の無線タグ17が実際に検知されている期間及び、猶予期間T1を、近くに受渡先となり得る携帯端末2が存在する近接検知期間とし、当該近接検知期間内に監視対象物品10の検出不能が生じた場合に、基本的に、受け渡しが生じたと判断する。つまり、他の携帯端末2を実際に検知できる近接検知期間を開始時刻tから終了時刻tまでとすると、上述の実施形態では、この終了時刻を猶予期間T1だけ遅らせた期間を近接検知期間と擬制する。そして、物品10が検出不能となる時刻をtとして、
≦t≦t+T1 ………(1)
の場合に受け渡しと判定する。
ここで、受け渡しの発生は、監視対象物品10の検出不能となるタイミングと近接検知期間との間の他の関係に基づいて判断するようにしてもよい。例えば、物品10の検出不能(時刻t)と近接検知期間の終了(時刻t)とは、比較的短い間隔で相前後して起こることが多いと考えられることから、
|t−t|≦T1 ………(2)
の場合、すなわち、
≦t+T1、又はt≧t−T1
………(3)
の場合に受け渡しと判定するようにしてもよい。ここで、(2)式に基づく受渡判定は、受け渡しのケースでは、物品10が検出不能になった後、他の携帯端末2だけが検知される状態が長く続く場合は比較的少ないことを前提とし、そのような場合には受け渡しは起こらないとする近似を含んでいる。そのような近似をせずにより信頼性の高い受渡判定をする上では、上述の実施形態のように例えば(1)式に基づき、かつ受渡の確認を行う構成がより好適である。しかしながら、受渡確認を省略して、管理主装置4や他の携帯端末2との通信負荷を軽減し、簡便に受渡判定を行う構成とすることもでき、そのような受渡確認を省略する構成では、比較的稀なケースを除外する(2)式に基づく受渡判定の方が良好な信頼性を実現できる可能性がある。
本発明の実施形態である物品監視システムの概略の構成を示す模式図である。 携帯端末の概略の構成を示すブロック図である。 管理主装置の概略の構成を示すブロック図である。 携帯端末の物品監視処理の動作モードの遷移を示すフロー図である。 携帯端末での物品監視処理の概略のフロー図である。 受渡通知を受信した管理主装置が行う処理の概略のフロー図である。
符号の説明
2 携帯端末、4 管理主装置、6 タグリーダ、8 管理領域、10 監視対象物品、14 手荷物、16,17 無線タグ、18 監視センタ、20 ネットワーク、22 基地局、30,50 制御部、32,52 記憶部、34 タグリーダ部、36 操作部、38 出力部、40 無線通信部、54 通信インターフェース。

Claims (7)

  1. 物品に付された物品識別無線タグの検出状況に基づき、自己の近傍に設定される監視領域内での監視対象物品の存否を監視する可搬型の監視装置であって、
    当該監視装置を識別可能とする装置識別無線タグと、
    前記監視領域内の前記各無線タグを検出するタグ検出手段と、
    前記タグ検出手段による前記装置識別無線タグの検出に基づいて、自己の近傍に存在する近接監視装置を検知する近接装置検知手段と、
    前記近接監視装置を検知できない状態で前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、亡失異常と判定する判定手段と、を有し、
    前記近接装置検知手段は、検出した前記装置識別無線タグが検出不能となってから所定の猶予期間が経過するまでを、前記近接監視装置を検知している状態と擬制すること、
    を特徴とする可搬監視装置。
  2. 前記判定手段は、前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となるタイミングと前記近接監視装置が検知されている近接検知期間との間に相関がある場合に、当該検出不能に係る監視対象物品は当該近接監視装置に対し受け渡された受渡物品であると判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の可搬監視装置。
  3. 前記判定手段は、前記近接検知期間に対応して、前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、前記受渡物品であるとの判定を行うこと、
    を特徴とする請求項に記載の可搬監視装置。
  4. 請求項又は請求項に記載の可搬監視装置と、複数の前記可搬監視装置を統括管理する管理装置と、を含む物品監視システムであって、
    前記可搬監視装置は、さらに、前記受渡物品であるとの判定を行った場合に、当該受渡物品及び受渡先監視装置に関する受渡情報を前記管理装置へ通知する受渡通知手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記受渡情報を受信した場合に、前記受渡先監視装置での前記受渡物品の前記物品識別無線タグの検出有無に基づいて、受け渡しがされたことを確認する確認手段と、
    前記確認手段が前記受渡物品の受け渡しを確認できない場合に、亡失異常と判定する補完判定手段と、
    を有することを特徴とする物品監視システム。
  5. 物品に付された物品識別無線タグの検出状況に基づき、自己の近傍に設定される監視領域内での監視対象物品の存否を監視する可搬監視装置と、複数の前記可搬監視装置を統括管理する管理装置と、を含む物品監視システムであって、
    前記可搬監視装置は、
    当該監視装置を識別可能とする装置識別無線タグと、
    前記監視領域内の前記各無線タグを検出するタグ検出手段と、
    前記タグ検出手段による前記装置識別無線タグの検出に基づいて、自己の近傍に存在する近接監視装置を検知する近接装置検知手段と、
    前記監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となるタイミングと前記近接監視装置が検知されている近接検知期間との間に相関がある場合には、当該監視対象物品は当該近接監視装置に対し受け渡された受渡物品であると判定し、前記相関がない場合には亡失異常と判定する判定手段と、
    前記受渡物品であるとの判定を行った場合に、当該受渡物品及び受渡先監視装置に関する受渡情報を前記管理装置へ通知する受渡通知手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記受渡情報を受信した場合に、前記受渡先監視装置での前記受渡物品の前記物品識別無線タグの検出有無に基づいて、受け渡しがされたことを確認する確認手段と、
    前記確認手段が前記受渡物品の受け渡しを確認できない場合に、亡失異常と判定する補完判定手段と、
    を有することを特徴とする物品監視システム。
  6. 前記管理装置は、さらに、
    前記各可搬監視装置の前記監視対象物品の登録を管理する監視対象物品管理手段を有し、
    前記監視対象物品管理手段は、前記確認手段が前記受渡物品の受け渡しを確認できた場合に、前記受渡物品についての前記監視対象物品としての登録を、受渡元の前記可搬監視装置から前記受渡先監視装置へ移行させること、
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の物品監視システム。
  7. 前記管理装置は、さらに、
    管理領域に存在する前記無線タグを検出するタグリーダと、
    前記物品識別無線タグを付された物品のうち前記タグリーダの検出結果に基づいて存否を監視するものを領域内監視対象物品として登録する領域内物品管理手段と、を有し、
    前記補完判定手段は、前記タグリーダが前記領域内監視対象物品の前記物品識別無線タグが検出不能となった場合に、亡失異常と判定すること、
    を特徴とする請求項6に記載の物品監視システム。
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