JP2006217306A - 携帯端末制御システム、携帯端末、無線通信部材、携帯端末制御方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末制御システム、携帯端末、無線通信部材、携帯端末制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 置き忘れを報知する機能において、使用者の状況に応じた制御を可能にし、より便利な携帯端末制御システム、携帯端末、無線部材、携帯端末制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 携帯端末と、携帯端末と通信を行う無線通信部材と、を有し、携帯端末と無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御システムであって、携帯端末は、警告動作を行う時間を任意に設定できる時間設定手段と、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、を有し、経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、時間設定手段により設定された時間になった場合に、警告動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信部材との通信を利用して置き忘れを報知する携帯端末制御システム、携帯端末、無線通信部材、携帯端末制御方法、及びプログラムに関する。
従来、携帯電話を携帯し忘れても使用者が気付くことができなかった。また、携帯電話を無くしたことに気付いたとしても、いつどこで無くしたかを確認することができなかった。
上記課題を解決する従来技術例として、使用者に非接触カードを身につけてもらい、携帯情報端末と非接触カードとの距離が一定以上離れた場合に、使用者に報知する「携帯情報端末およびカード」がある(例えば、特許文献1参照)。
また、別の従来技術例として、カード型の発信器からの電波を、PHS電話機に内蔵された受信器で常時モニタリングし、電波が弱くなったり、全く届かなくなったりすると、内蔵のブザーが作動して警報を出す「置き忘れ防止装置」がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、別の従来技術例として、携帯品に貼付されるICタグと、ICタグのリーダ/ライタ動作を行う携帯電話機との間で所定時間毎に通信を行い、通信が不可能となると、携帯電話機から警報を報知するとともに、GPS機能を利用して位置情報及び時刻情報を取得することにより、いつどこで無くしたかを携帯電話機に表示する「セキュリティーシステム及びそのプログラム」がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−102420号公報 実用新案登録第3050947号公報 特開2004−287713号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3記載の発明は、携帯電話本体がアラーム音等で報知したとしても、携帯電話の使用者が報知動作の開始や停止の操作をするわずらわしさがあったり、使用者の意図しない状況で携帯電話が報知してしまうことがあったりするという問題があった。また、携帯電話を無くしてしまった場合、他人に不正使用されたり、保存されている個人情報を見られたりする危険性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、置き忘れを報知する機能において、使用者の状況に応じた制御を可能にし、使用者にとって便利な携帯端末制御システム、携帯端末、無線部材、携帯端末制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、携帯端末と、携帯端末と通信を行う無線通信部材と、を有し、携帯端末と無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御システムであって、携帯端末は、警告動作を行う時間を任意に設定できる時間設定手段と、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、を有し、経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、時間設定手段により設定された時間になった場合に、警告動作を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、リーダライタ手段を有する携帯端末と、リーダライタ手段とRFID方式で通信を行う無線通信部材と、を有し、携帯端末と無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御システムであって、携帯端末は、警告動作を行う時間を任意に設定できる時間設定手段と、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、を有し、経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、時間設定手段により設定された時間になった場合に、警告動作を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、携帯端末は、携帯端末に対する入力操作を制御する入力操作制御手段をさらに有し、入力操作制御手段は、無線通信部材との通信状況に応じて入力操作を制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、入力操作制御手段は、経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、時間設定手段により設定された時間になった場合に、携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末は、携帯端末が充電状態であるか否かを検出する充電検出手段をさらに有し、充電検出手段は、充電状態の検出結果に応じて警告動作を制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末は、携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに有し、位置情報取得手段により取得された位置情報は、無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末は、時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段をさらに有し、時刻情報生成手段により生成された時刻情報は、無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、携帯端末は、あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信するメール生成送信手段をさらに有し、無線通信部材との通信が不可能となった場合、メール生成送信手段は、位置情報及び時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、メール生成送信手段は、経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、時間設定手段により設定された時間になった場合に、メールをあらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末は、新規の無線通信部材の識別子を登録する新規識別子登録手段をさらに有し、少なくとも1以上の無線通信部材との通信を可能とすることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯端末制御システムで用いられることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯端末制御システムで用いられることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、携帯端末と、携帯端末と通信を行う無線通信部材との間で通信を行い、携帯端末と無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御方法であって、警告動作を行う時間を任意に設定し、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントし、経過時間が、設定された時間になった場合に、警告動作を行うことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、リーダライタ手段を有する携帯端末と、リーダライタ手段とRFID方式で通信を行う無線通信部材との間で通信を行い、携帯端末と無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御方法であって、警告動作を行う時間を任意に設定し、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントし、経過時間が、設定された時間になった場合に、警告動作を行うことを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項13又は14記載の発明において、無線通信部材との通信状況に応じて、携帯端末に対する入力操作を制御することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の発明において、通信が不可能となった時点からカウントした経過時間が、設定された時間になった場合に、携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項13から16のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末が充電状態であるか否かを検出し、充電状態の検出結果に応じて警告動作を制御することを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項13から17のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得し、取得された位置情報は、無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする。
請求項19記載の発明は、請求項13から18のいずれか1項に記載の発明において、時刻を示す時刻情報を生成し、生成された時刻情報は、無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする。
請求項20記載の発明は、請求項18又は19に記載の発明において、無線通信部材との通信が不可能となった場合、位置情報及び時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、生成したメールをあらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする。
請求項21記載の発明は、請求項20記載の発明において、無線通信部材との通信が不可能となった時点からカウントした経過時間が、設定された時間になった場合に、メールをあらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする。
請求項22記載の発明は、請求項13から21のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末にて新規の無線通信部材の識別子を登録し、少なくとも1以上の無線通信部材と、携帯端末との通信を可能とすることを特徴とする。
請求項23記載の発明は、携帯端末と、無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行うためのプログラムであって、警告動作を行う任意の時間を設定する時間設定処理と、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント処理と、経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、時間設定処理により設定された時間になった場合に警告動作を行う警告処理と、をコンピュータに実行させる。
請求項24記載の発明は、携帯端末と、RFID方式で通信を行う無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行うためのプログラムであって、警告動作を行う任意の時間を設定する時間設定処理と、通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント処理と、経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、時間設定処理により設定された時間になった場合に警告動作を行う警告処理と、をコンピュータに実行させる。
請求項25記載の発明は、請求項23又は24記載の発明において、無線通信部材との通信状況に応じて携帯端末に対する入力操作を制御する入力操作制御処理をコンピュータに実行させる。
請求項26記載の発明は、請求項25記載の発明において、入力操作制御処理にて、経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、時間設定処理により設定された時間になった場合に、携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御する処理をコンピュータに実行させる。
請求項27記載の発明は、請求項23から26のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末が充電状態であるか否かを検出する充電検出処理と、充電検出処理による充電状態の検出結果に応じて警告動作を制御する警告動作制御処理と、をコンピュータに実行させる。
請求項28記載の発明は、請求項23から27のいずれか1項に記載の発明において、携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得処理と、位置情報取得処理により取得された位置情報を、無線通信部材に記憶させる位置情報記憶処理と、をコンピュータに実行させる。
請求項29記載の発明は、請求項23から28のいずれか1項に記載の発明において、時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成処理と、時刻情報生成処理により生成された時刻情報を、無線通信部材に記憶させる時刻情報記憶処理と、をコンピュータに実行させる。
請求項30記載の発明は、請求項28又は29に記載の発明において、無線通信部材との通信が不可能となった場合、位置情報及び時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信するメール生成送信処理をコンピュータに実行させる。
請求項31記載の発明は、請求項30記載の発明において、メール生成送信処理にて、経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、時間設定処理により設定された時間になった場合に、メールをあらかじめ指定されたメールアドレスへ送信する処理をコンピュータに実行させる。
請求項32記載の発明は、請求項23から31のいずれか1項に記載の発明において、少なくとも1以上の無線通信部材の識別子を新規に登録する新規識別子登録処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、置き忘れを報知する機能において、使用者の状況に応じた様々な制御を可能にし、使用者の利便性の向上を実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例1は、RFID(Radio Frequency ID)リーダ/ライタの機能を端末内に有する携帯電話において、携帯電話の使用者(ユーザ)が携帯するRFIDカードのデータを定期的にリードし、データをリードできなくなった時点で置き忘れを検出し、携帯電話からアラーム音等を発生させ、使用者に対して携帯電話本体を置き忘れたことを報知することを目的とする。
また、携帯電話にてRFIDカードのデータをリードして識別番号が一致するかどうかの確認を行い、特定のRFIDカードに対して動作させることを目的とする。
また、携帯電話において置き忘れ報知の動作を行う時間をあらかじめ設定できるようにし、設定された時間内に携帯電話の置き忘れを検出した場合にアラーム音等を発生させ、使用者に携帯電話を携帯し忘れたことを報知させることを目的とする。
図1、図2は本実施例に係る構成の概略をそれぞれ示すブロック図である。図1は携帯電話本体のブロック図であり、図2は携帯端末を用いてデータの読み込み及び書き込みが可能なRFIDカードのブロック図である。本実施例の携帯端末制御システムは、携帯端末である携帯電話と、無線通信部材であるRFIDカードと、の間で通信を行う。
図1に示すように、本実施例の携帯電話は、送受信アンテナ1、携帯電話無線部2、制御部3、レシーバ(受話部)4、マイク(送話部)5、入力キー6、記憶部7、スピーカ8、表示部9、RFIDリーダ/ライタ用送受信アンテナ10、及びRFIDリーダ/ライタ用無線部11、とを有する。この携帯電話は、通信ネットワークを介して接続されるサーバ等から当該携帯端末制御システムを利用するためのアプリケーションプログラムをダウンロードして、以下に説明する各種処理動作の制御を行う。あるいは、工場出荷時等において、携帯電話内にこのアプリケーションプログラムを組み込むようにしてもよい。いずれにしても、本実施例は、アプリケーションプログラムを制御部3が読み出し、上記各部を制御して以下に説明する処理動作を行うものとする(以下の各実施例についても同様)。
図2に示すように、本実施例のRFIDカード20は、送受信アンテナ24、無線部23、制御部22、及び記憶部21、とを有し、図1に示す携帯端末を用いて読み取り及び書き込みが可能な、RFID技術を用いたカードである。このRFIDは、電波を用いて非接触方式によりデータキャリアを認識する固体認識技術であり、情報の追加が簡便である上、複数固体を一括認識することができる。データキャリア自体に電源を備える必要がないため、データキャリアに対しての読み込み及び書き込みを行うリーダ/ライタ手段の電源により動作する。
図1に示す本実施例の携帯電話は、送受信アンテナ1で着信信号が入力されると、着信信号は携帯電話無線部2で復調され、制御部3に供給される。制御部3は着信信号が入力されると、スピーカ部8から着信音を鳴動させたり、また、表示部9に着信した旨の画面表示をさせたりして呼出動作を行う。携帯電話無線部2で復調されて得られた受話音は、レシーバ4で携帯電話の使用者に伝えられる。また、携帯電話無線部2は、マイク5から入力された送信すべき音声である送話音に対し、変調する等の所定の信号処理を行う。処理された送話音は、送受信アンテナ1から相手端末へ送信される。
RFIDリーダ/ライタ用送受信アンテナ10にて、RFIDカード20からの信号が入力されると、その入力信号はRFIDリーダ/ライタ用無線部11で復調され、制御部3に供給される。また、RFIDリーダ/ライタ用無線部11は、RFIDカード20に送信すべき信号に対し、変調する等の所定の信号処理を行う。処理された信号は、RFIDリーダ/ライタ用送受信アンテナ10からRFIDカード20へ送信される。
図2に示す本実施例のRFIDカード20は、記憶部21と、その記憶部21に書き込まれたデータの読み込み及びデータの書き込み(データの更新)を制御する制御部22と、その制御部22を起動させる無線部23と、その無線部23に電磁誘導により起電力を発生させるための送受信アンテナ24と、を備える。RFIDリーダ/ライタ用送受信アンテナ10から送信された電波をアンテナ部24が受信すると、電磁誘導により無線部23に起電力が生じ、その起電力によって制御部22が作動し、記憶部21にデータの書き込みが行われる。また同様にして、制御部22が作動して、記憶部21からデータの読み込みが行われ、その読み込まれたデータはアンテナ部24より携帯電話へ送信される。
図1に示す本実施例の携帯電話の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
携帯電話の電源がON状態の場合(ステップS100)、まず制御部3は、使用者に対して携帯電話の置き忘れを報知する機能を作動させるための「置き忘れ報知モード」が設定されているかを確認する(ステップS101)。ここで、本実施例では、使用者の所定の操作によって、置き忘れを報知する時間や時間帯が入力キー6から入力され、記憶部7にあらかじめ設定されているものとする。
置き忘れ報知モードが設定されている場合は(ステップS101/YES)、表示部9に置き忘れ報知モードが動作中である旨の表示、例えば文字表示やアイコン表示等をする(ステップS102)。そして、RFIDリード/ライタ無線部10より所定の信号を送出する。送出された所定の信号は、RFIDリード/ライタ用送受信アンテナ10からRFIDカード20へ送信される(ステップS103)。ここで、この所定の信号は、当該携帯電話の固有の識別子(例えば、電話番号等)を情報として含む識別信号である。
ここで、図2に示す本実施例のRFIDカードの動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
制御部2は、アンテナ24にて携帯電話から受信した識別信号の識別子が、記憶部21に記憶されているRFIDカードの識別番号と一致するかどうかを確認する(ステップS201)。一致する場合は(ステップS201/YES)、アンテナ24から携帯電話に対して、RFIDカードの識別番号に、RFIDカードで受信した旨を表す信号を付加して、認識信号として送信する(ステップS202)。
次に、制御部3は、アンテナ10にて認識信号を受信すると、RFIDカードの識別番号に基づいて、当該携帯電話に対応した特定のRFIDカードからの信号であるかどうかを確認する(ステップS104)。RFIDカードの識別番号が携帯電話の固有の識別子と一致していて、特定のRFIDカードからの信号であるという確認ができれば、制御部3は継続的に(又は、一定間隔に間欠でもよい)RFIDカードと認識信号を送受信し、信号確認を行う(ステップS104/YES)。この信号確認が継続している間は、携帯電話とRFIDカードとが離れていないことになる。
アンテナ10にて特定のRFIDカードからの信号が受信できなくなった場合(ステップS104/NO)、制御部3は、所定の信号を受信しなくなった時点から時間をカウントし、あらかじめ使用者によって設定された時間(例えば、X秒)が経過したかどうか、又は、置き忘れを報知する時間帯になったかどうかを確認する(ステップS105)。X秒を経過していなければ(ステップS105/NO)、ステップS104に戻る。X秒を経過していれば(ステップS105/YES)、制御部3は、スピーカ8より警告音を鳴らし、使用者に対して置き忘れ報知をする(ステップS106)。なお、置き忘れ報知(警告動作)の警告音は、一般的な着信音でもよいし、着信音以外の音声でもよい。また、警告音の放音に加えて、バイブレータによる振動や、表示部に置き忘れを報知するメッセージ等の表示を組み合わせてもよい。
アンテナ10にて再び所定のRFIDカードからの信号を受信した場合には(ステップS107/YES)、スピーカ8からの警告音を停止し、置き忘れ報知を止め、ステップS104に戻る(ステップS108)。このように、本実施例の携帯電話の制御部3は、時間設定機能及び経過時間カウント機能を有する。
以上のように、本実施例によれば、携帯電話の使用者が携帯するRFIDカードのデータを定期的にリードし、データをリードできなくなった時点で置き忘れを検出し、携帯電話からアラーム音等を発生させることにより、使用者に対して携帯電話本体を置き忘れたことを報知することができる。
また、携帯電話の固有の識別子と、RFIDカードに保持される識別番号とが一致するかどうかの確認を行うことにより、特定のRFIDカードに対して動作させることができる。
また、携帯電話を置き忘れ報知を動作させる時間や時間帯をあらかじめ設定し、設定された時間内に携帯電話の置き忘れを検出した場合にアラーム音等を発生させることにより、使用者に携帯電話を携帯し忘れたことを報知させることができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例は、携帯電話の置き忘れを検出した時に、携帯電話機に対するキー入力を受け付けないように制御して、使用者以外による不正使用を防ぐと共に、携帯電話内に保存されているデータを他人が確認できないようにすることを目的とする。なお、本実施例に係る携帯電話及びRFIDカードの構成は、上記実施例1と同様である。
本実施例の携帯電話の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
本実施例(図6)は、実施例1(図4)と比べ、ステップS126及びステップS128を変更している。ステップS120〜ステップS125、ステップS127については、図4のステップS100〜ステップS105、ステップS107と同じ動作をするため、ここでの説明は省略する。
本実施例では、ステップS126にてスピーカ8より警告音を鳴らし使用者に置き忘れ報知する時に、制御部3は、入力キー6からのキー入力操作をできないように制御し、携帯電話のキーロック動作を行う。一方、ステップS127にてアンテナ10に所定のRFIDカードからの信号を受信できるようになった場合は、制御部3は、ステップS128にてスピーカ8からの警告音を停止し置き忘れ報知を止め、携帯電話のキーロック動作を解除させる。このように、本実施例の携帯電話の制御部3は、キーの入力操作制御機能を有する。
なお、上記ではキーロック制御動作の開始及び解除のタイミングについて、警告音を鳴らす時と同時にしているが、これに限られず、使用者が警告音の報知タイミング(時間)とは別に、キーロック動作を行うタイミング(時間)を設定できるようにしてもよい。例えば、RFIDからの信号の受信が途切れた時点で警告音が鳴る前にキーロックを先に作動させるように設定したり、又は、警告音が鳴ってから所定の時間を経過してもRFIDからの信号を受信しない場合にキーロックを作動させるように設定したりできる。
以上のように、本実施例によれば、使用者が気付かないうちに携帯電話機を置き忘れて無くしてしまっても、自動的に携帯電話機の使用を制限できるので、使用者以外の他人が携帯電話自体を不正使用したり、また、携帯電話に保存されるデータを使用したりすることを防ぐことができる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、携帯電話の置き忘れを検出した時に、携帯電話機が充電中であった場合は、使用者に対して置き忘れ報知をしないようにすることを目的とする。なお、本実施例に係る携帯電話及びRFIDカードの構成は、上記実施例1と同様である。
本実施例の携帯電話の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
本実施例(図7)は、実施例1(図4)と比べ、ステップS136を追加している。ステップS130〜ステップS135、ステップS137〜ステップS139については、図4のステップS100〜ステップS105、ステップS106〜ステップS108と同じ動作をするため、ここでの説明は省略する。
本実施例では、ステップS137にてスピーカ8より警告音を鳴らし使用者に置き忘れ報知をする前に、ステップS136にて携帯電話が電池の充電中かどうかを制御部3が検出して、充電中であればステップS134に戻り、充電中でなければステップS137にて置き忘れ報知をする。このように、本実施例の携帯電話の制御部3は、充電検出機能を有する。
以上のように、本実施例によれば、携帯電話が電池の充電中であれば、置き忘れ報知をしないように制御することで、使用者が意図しない状況で置き忘れ報知をしてしまうことを防ぐことができる。
次に、本発明の実施例4について説明する。本実施例は、GPS(Global Positioning System)の機能を有する携帯電話を用いて、使用者のRFIDカードに定期的にGPSの位置情報と時刻情報とを記憶させ、使用者が携帯電話を置き忘れたことに気付いた時にはRFIDカードに記憶されたGPS位置情報と時刻情報とを読み出すことで、いつどこで置き忘れたかが確認できるようにすることを目的とする。
図3は本実施例の携帯電話の構成の概略を示すブロック図である。図3に示すように、本実施例の携帯電話は、図1に比べ、GPS測定をするGPS回路12を有している。なお、RFIDカードの構成は、上記実施例1と同様である(図2参照)。GPS回路12は、一般的なGPS(自己位置情報検出)機能を実行するための回路である。すなわち、所定の操作により携帯電話のGPS回路12からGPS信号を送出し、アンテナ1を介してGPS信号を送信し、携帯電話から基地局に無線通信回線網を介してアクセス後、自己位置の検出要求を送信する。GPS衛星は、携帯電話から送信されたGPS信号をキャッチすると、基地局に対して携帯電話の位置情報(緯度、経度、高度)を送信する。基地局は、GPS衛星から送信された位置情報を、例えば、住所情報あるいは地図情報として携帯電話へ送信する。このようにして、携帯電話は位置情報を取得することができる。
本実施例の携帯電話の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
本実施例(図8)は、実施例1(図4)と比べ、ステップS143を追加し、ステップS144を変更している。ステップS140〜ステップS142、ステップS145〜ステップS149については、図4のステップS100〜ステップS102、ステップS104〜ステップS108と同じ動作をするため、ここでの説明は省略する。
置き忘れ報知モードが設定されている場合(ステップS141/YES)、表示部9に置き忘れ報知モード動作中の表示をさせた後(ステップS142)、制御部3は、GPS回路12にて携帯電話の位置情報を測定して取得すると同時に、位置情報の測定時の時刻を読み出し、時刻情報として生成・取得する(ステップS143)。RFIDリード/ライタ無線部11からアンテナ10を介して、GPSの位置情報と、GPSの位置情報が測定された時刻を示す時刻情報とを含む所定の信号をRFIDカードに送出する(ステップS144)。このように、本実施例の携帯電話の制御部3は、時刻情報生成機能を有する。
ここで、本実施例のRFIDカードの動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。
本実施例(図9)は、実施例1(図5)と比べ、ステップS212、ステップS213、ステップS215を追加している。制御部22は、アンテナ24で受信した信号の識別信号が記憶部21に記憶されているRFIDカードの番号と一致するかどうかを確認する(ステップS211)。一致する場合は(ステップS211/YES)、携帯電話から受信した信号に、履歴読み込み要求信号が含まれているかを確認する(ステップS212)。履歴読み込み信号が含まれていない場合は(ステップS212/NO)、アンテナ24にて受信した信号に含まれる、GPS位置情報と時刻情報とを記憶部23に記憶し(ステップS213)、アンテナ24より携帯電話に対し、RFIDカードの番号に、RFIDカードで受信した旨、及び、GPS位置情報を書き込みが完了した旨を表す信号を付加して送信する(ステップS214)。ステップS212にて履歴読み込み信号が含まれていた場合は(ステップ212/YES)、記憶部21に記憶されている、GPSの位置情報と、時刻情報とをRFIDリーダ端末に送信する(ステップS215)。
なお、本実施例では、携帯電話にて位置情報及び時刻情報の両方を取得し、RFIDカードに記録する構成としたが、位置情報又は時刻情報うちいずれか一方のみの記録でもよい。位置情報又は時刻情報を確認できれば、使用者は、最後に携帯電話から離れた場所又は時間(置き忘れた場所又は時間)が分かる。なお、どちらの情報を利用するかの選択は、使用者が自由に設定できる。
以上のように、本実施例によれば、使用者に携帯電話端末の置き忘れを報知することができるとともに、更に、置き忘れた時に使用者のRFIDカードからRFIDリーダ端末を使用して保存データを読み出すことにより、いつ、どこに置き忘れたかを使用者が簡単に確認することができる。
次に、本発明の実施例5について説明する。本実施例は、GPS機能を有する携帯電話を用いて、携帯電話置き忘れを検出した時には、あらかじめ設定したアドレスにメールし、位置情報及び時刻情報を連絡することで、使用者がいつどこで置き忘れたかが確認できるようにすることを目的とする。なお、本実施例の携帯電話の構成は上記実施例4と同様であり(図3参照)、RFIDカードの構成も上記実施例4と同様である(図2参照)。
本実施例の携帯電話の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。
本実施例(図10)は、実施例4(図8)と比べ、ステップS153及びステップS157を変更している。ステップS150〜ステップS152、ステップS154〜ステップS156、ステップS158、ステップS159については、図8のステップS140〜ステップS142、ステップS144〜ステップS146、ステップS148、ステップS149と同じ動作をするため、ここでの説明は省略する。
置き忘れ報知モードが設定さている場合(ステップS151/YES)、表示部9に置き忘れ報知モード動作中の表示をさせた後(ステップS152)、制御部3は、GPS回路12にて携帯電話の位置情報を測定すると同時に、測定時の時刻についても読み出して時刻情報として生成・取得し、これらの情報を記憶部7に記憶する(ステップS153)。ステップS157にてスピーカ8より警告音を鳴らし使用者に置き忘れ報知をするとともに、あらかじめ使用者によって設定されたメールアドレスに対し、携帯電話を置き忘れた旨の内容、置き忘れた時のGPS位置情報、及び、その位置情報が測定された時刻情報、を含むメールを生成して送信する。このように、本実施例の携帯電話の制御部3は、メール生成送信機能を有する。
本実施例において、メールを生成して指定されたアドレスに送信するタイミングについては、上記のように置き忘れ報知時と同時でもよいし、又は、あらかじめ使用者によって設定された時間でもよい。
なお、本実施例では、携帯電話にて位置情報及び時刻情報の両方を取得し、両方の情報を含むメールを、あらかじめ指定されたアドレスに送信する構成としたが、位置情報又は時刻情報のうちいずれか一方のみの取得でもよい。どちらかの情報をメールにて確認できれば、使用者は、最後に携帯電話から離れた場所又は時間(置き忘れた場所又は時間)が分かる。なお、どちらの情報を利用するかの選択は、使用者が自由に設定できる。
以上のように、本実施例によれば、使用者が気付かないうちに携帯電話を置き忘れても、電子メール等の連絡を他の端末にて受信して確認できるので、いつどこに置き忘れたかが確認できる。
次に、本発明の実施例6について説明する。上記実施例4及び5では、携帯電話にGPS回路12を備えることにより位置情報を取得し、かつ、位置情報を取得した時刻を読み出して時刻情報を生成・取得し、位置情報及び時刻情報の両方、又は、いずれか一方をRFIDカードに記憶する構成としたが、本実施例では、時刻情報のみを取得する構成とする。よって、本実施例は、携帯電話にGPS回路を備える必要が無く、図1に示す上記実施例1〜3の構成で実現できる。
本実施例では、図4のステップS104におけるRFIDカードとの通信において、携帯電話は、RFIDカードに対して、時刻情報を含む所定の信号を継続的に送信する。RFIDカードは、アンテナ24にて携帯電話からの所定の信号を受信しなくなった時点で、最後に受信した所定の信号に含まれる時刻情報を記憶部21に記憶する。
以上のように、本実施例によれば、他のリーダ/ライタ装置を用いてRFIDカードに記憶された時刻情報を読み出して、使用者が確認することにより、いつ携帯電話を置き忘れたかが分かる。
次に、本発明の実施例7について説明する。上記実施例1〜6では、携帯電話に対応する特定のRFIDカードを用いる構成とした。しかし、使用者がRFIDカード自体の携帯を忘れてしまったり、無くしてしまったりした場合、特定のカードでないと置き忘れ報知ができないため不便である。よって、本実施例では、特定のRFIDカードでなくても、携帯電話の置き忘れ報知モードに対応できるようにする。すなわち、本実施例では、携帯電話に、RFIDカードとの認識信号を新たに設定できる機能(新規識別子登録機能)を設ける。なお、本実施例の携帯電話の構成は図1及び図3と同じであり、また、本実施例のRFIDカードの構成は図2と同じである。
本実施例の携帯電話は、所定の状態(新規RFID識別子登録モード)にて、アンテナ10から新たなRFIDカードの信号(RFIDカードの識別番号を含む)を受信した場合、制御部3は、受信したRFIDカードの識別番号と、自機の固有の識別子とを関連付けて記憶部7へ記憶する。そして、自機の固有の識別子を所定の信号に付加して、RFIDカードへ送信する。RFIDカードは、アンテナ24にてこの所定の信号を受信する。制御部22は、記憶部21に携帯電話の識別子を記憶する。このようにして、新たなRFIDカードを置き忘れ報知用として登録することができる。以降の通信については、上記実施例1〜6と同様である。
以上のように、本実施例によれば、RFIDカードを複数所持したり、又は、手持ちのRFIDカードを利用したりすることができる。
以上、本発明の実施例1〜7を説明したが、上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。例えば、上記各実施例では、携帯端末として携帯電話を例としたが、PDA,小型PC,音楽プレーヤー,ゲーム機、等の携帯可能な端末装置でもよい。また、無線通信部材としてRFIDカードを例としたが、RFIDタグ等のRFID全般を適用できる。また、上記各実施例をそれぞれ組み合わせて実現することもできる。
よって、本発明の実施例1〜7によれば、携帯端末使用者が携帯端末を携帯しないで携帯端末から離れた時に、携帯端末本体が、使用者が常時携帯しているRFIDのデータを読み込みできなくすることで、携帯端末本体がアラーム音等で報知することにより使用者が携帯端末を携帯し忘れることを防ぐことができる。
また、あらかじめ動作できる時間設定できるようにしたり、充電中は置き忘れ報知をしないようにすることにより、使用者が携帯端末上で一度操作すれば、その後に使用者の手をわずらわすこと無く動作の開始及び停止をしたり、使用者が意図しない状況で報知することを防ぐことができ、使用者の状況に応じた制御を可能にすることができる。
また、もし使用者が気付かないうちに携帯端末を置き忘れて無くしてしまっても、自動的に携帯端末の使用を制限できるため、携帯端末を不正に使用されたり、携帯端末に保存されている個人情報を確認されたりすることを防止できる。
本発明は、携帯可能な移動体通信端末全般に適用できる。
本発明の実施例1〜3に係る携帯端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1〜5に係るRFIDの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例4及び5に係る携帯端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1〜3に係るRFIDの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4及び5に係るRFIDの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例5に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 送受信アンテナ
2 携帯電話無線部
3 制御部
4 レシーバ(受話部)
5 マイク(送話部)
6 入力キー
7 記憶部
8 スピーカ
9 表示部
10 RFIDリーダ/ライタ用送受信アンテナ
11 RFIDリーダ/ライタ用無線部
12 GPS回路
20 RFIDカード(無線通信部材)
21 記憶部
22 制御部
23 無線部
24 送受信アンテナ

Claims (32)

  1. 携帯端末と、該携帯端末と通信を行う無線通信部材と、を有し、該携帯端末と該無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記警告動作を行う時間を任意に設定できる時間設定手段と、
    前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、を有し、
    前記経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、前記時間設定手段により設定された時間になった場合に、前記警告動作を行うことを特徴とする携帯端末制御システム。
  2. リーダライタ手段を有する携帯端末と、該リーダライタ手段とRFID方式で通信を行う無線通信部材と、を有し、該携帯端末と該無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記警告動作を行う時間を任意に設定できる時間設定手段と、
    前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、を有し、
    前記経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、前記時間設定手段により設定された時間になった場合に、前記警告動作を行うことを特徴とする携帯端末制御システム。
  3. 前記携帯端末は、
    該携帯端末に対する入力操作を制御する入力操作制御手段をさらに有し、
    該入力操作制御手段は、前記無線通信部材との通信状況に応じて前記入力操作を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末制御システム。
  4. 前記入力操作制御手段は、前記経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、前記時間設定手段により設定された時間になった場合に、前記携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御することを特徴とする請求項3記載の携帯端末制御システム。
  5. 前記携帯端末は、
    該携帯端末が充電状態であるか否かを検出する充電検出手段をさらに有し、
    該充電検出手段は、前記充電状態の検出結果に応じて前記警告動作を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末制御システム。
  6. 前記携帯端末は、
    該携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに有し、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報は、前記無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末制御システム。
  7. 前記携帯端末は、
    時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段をさらに有し、
    前記時刻情報生成手段により生成された時刻情報は、前記無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯端末制御システム。
  8. 前記携帯端末は、
    あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信するメール生成送信手段をさらに有し、
    前記無線通信部材との通信が不可能となった場合、前記メール生成送信手段は、前記位置情報及び前記時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、前記あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする請求項6又は7に記載の携帯端末制御システム。
  9. 前記メール生成送信手段は、前記経過時間カウント手段によりカウントされた経過時間が、前記時間設定手段により設定された時間になった場合に、前記メールを前記あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする請求項8記載の携帯端末制御システム。
  10. 前記携帯端末は、
    新規の無線通信部材の識別子を登録する新規識別子登録手段をさらに有し、
    少なくとも1以上の無線通信部材との通信を可能とすることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯端末制御システム。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯端末制御システムで用いられることを特徴とする携帯端末。
  12. 請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯端末制御システムで用いられることを特徴とする無線通信部材。
  13. 携帯端末と、該携帯端末と通信を行う無線通信部材との間で通信を行い、該携帯端末と該無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御方法であって、
    前記警告動作を行う時間を任意に設定し、前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントし、該経過時間が、前記設定された時間になった場合に、前記警告動作を行うことを特徴とする携帯端末制御方法。
  14. リーダライタ手段を有する携帯端末と、該リーダライタ手段とRFID方式で通信を行う無線通信部材との間で通信を行い、該携帯端末と該無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行う携帯端末制御方法であって、
    前記警告動作を行う時間を任意に設定し、前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントし、該経過時間が、前記設定された時間になった場合に、前記警告動作を行うことを特徴とする携帯端末制御方法。
  15. 前記無線通信部材との通信状況に応じて、前記携帯端末に対する入力操作を制御することを特徴とする請求項13又は14記載の携帯端末制御方法。
  16. 前記通信が不可能となった時点からカウントした経過時間が、前記設定された時間になった場合に、前記携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御することを特徴とする請求項15記載の携帯端末制御方法。
  17. 前記携帯端末が充電状態であるか否かを検出し、前記充電状態の検出結果に応じて前記警告動作を制御することを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の携帯端末制御方法。
  18. 前記携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得し、前記取得された位置情報は、前記無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする請求項13から17のいずれか1項に記載の携帯端末制御方法。
  19. 時刻を示す時刻情報を生成し、前記生成された時刻情報は、前記無線通信部材に送信され、記憶されることを特徴とする請求項13から18のいずれか1項に記載の携帯端末制御方法。
  20. 前記無線通信部材との通信が不可能となった場合、前記位置情報及び前記時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、前記生成したメールを前記あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする請求項18又は19に記載の携帯端末制御方法。
  21. 前記無線通信部材との通信が不可能となった時点からカウントした経過時間が、前記設定された時間になった場合に、前記メールを前記あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする請求項20記載の携帯端末制御方法。
  22. 前記携帯端末にて新規の無線通信部材の識別子を登録し、少なくとも1以上の無線通信部材と、前記携帯端末との通信を可能とすることを特徴とする請求項13から21のいずれか1項に記載の携帯端末制御方法。
  23. 携帯端末と、無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行うためのプログラムであって、
    前記警告動作を行う任意の時間を設定する時間設定処理と、
    前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント処理と、
    前記経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、前記時間設定処理により設定された時間になった場合に警告動作を行う警告処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  24. 携帯端末と、RFID方式で通信を行う無線通信部材との通信が不可能となった場合に警告動作を行うためのプログラムであって、
    前記警告動作を行う任意の時間を設定する時間設定処理と、
    前記通信が不可能となった時点から経過時間をカウントする経過時間カウント処理と、
    前記経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、前記時間設定処理により設定された時間になった場合に警告動作を行う警告処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  25. 前記無線通信部材との通信状況に応じて前記携帯端末に対する入力操作を制御する入力操作制御処理をコンピュータに実行させる請求項23又は24記載のプログラム。
  26. 前記入力操作制御処理にて、前記経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、前記時間設定処理により設定された時間になった場合に、前記携帯端末に対する入力操作を受け付けないように制御する処理をコンピュータに実行させる請求項25記載のプログラム。
  27. 前記携帯端末が充電状態であるか否かを検出する充電検出処理と、
    前記充電検出処理による前記充電状態の検出結果に応じて前記警告動作を制御する警告動作制御処理と、
    をコンピュータに実行させる請求項23から26のいずれか1項に記載のプログラム。
  28. 前記携帯端末の存在する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得処理と、
    前記位置情報取得処理により取得された前記位置情報を、前記無線通信部材に記憶させる位置情報記憶処理と、
    をコンピュータに実行させる請求項23から27のいずれか1項に記載のプログラム。
  29. 時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成処理と、
    前記時刻情報生成処理により生成された前記時刻情報を、前記無線通信部材に記憶させる時刻情報記憶処理と、
    をコンピュータに実行させる請求項23から28のいずれか1項にプログラム。
  30. 前記無線通信部材との通信が不可能となった場合、前記位置情報及び前記時刻情報のうち少なくとも1つを含むメールを生成し、あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信するメール生成送信処理をコンピュータに実行させる請求項28又は29に記載のプログラム。
  31. 前記メール生成送信処理にて、前記経過時間カウント処理によりカウントされた経過時間が、前記時間設定処理により設定された時間になった場合に、前記メールを前記あらかじめ指定されたメールアドレスへ送信する処理をコンピュータに実行させる請求項30記載のプログラム。
  32. 少なくとも1以上の無線通信部材の識別子を新規に登録する新規識別子登録処理をコンピュータに実行させる請求項23から31のいずれか1項に記載のプログラム。
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