JP2013537008A - 充電器紛失防止アダプタ - Google Patents

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Abstract

ポータブルデバイス充電器用のリマインダシステムは、充電器が置き忘れられそうな可能性が高い時を判断するように設計される。リアルタイムで行うことができる検出は、実施形態に応じて、充電器からのポータブルデバイスの切断、および/または充電器もしくは充電器アダプタのワイヤレス圏外へのポータブルデバイスの移動に関することがあり得る。いくつかの変形形態では、報知の開始は、切断を検出した後、所定の期間の満了など所定の基準が満たされるまで暫定的に延期される。あるいは、基準は、ポータブルデバイスとアダプタまたは充電器との距離に基づく圏外状態の検出とし得る。いくつかの実施形態では、検出およびリマインダ送出は、プラグイン壁アダプタまたは充電器自体など1つのユニットに組み込まれる。アダプタは、特定の型またはモデルの充電器に特殊化されたものではなく、汎用のものにすることができる。システムは、不快感を生じず、充電器接続ステータス、節電、および停電を見定めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リマインダの送出に関し、より具体的細には、接続ステータスに関するリマインダの送出に関する。
チェックアウト前に部屋の中を最終確認する旅行者は、しばしば、ポータブルデバイスのバッテリ充電器を置き忘れることがある。そのような充電器は、色が暗いため、特に壁コンセントが家具に隠れた位置にあるときには忘れやすい。充電のために夜のうちにコンセントに差し込んでおいた充電器を、朝になって忘れることは容易に起こり得る。この問題は、旅行者が、それぞれ独自の充電器を有する多様なモバイルデバイスを把握していなければならないということによって悪化する。
典型的には、ホテルには多くの充電器が置き忘れられている。
しかし、関連するプライバシーの問題ならびに時間および労力により、ホテルが客に連絡を取ることはない。また、オンラインサービスによって予約が行われた場合には、ホテルが連絡先の情報を知らないことも多い。
充電器をその所有者に発送して返却するにしても、その充電器が届くまでは所有者はデバイスを充電する手段がなく、デバイスが数日にわたって動作不能になり得る。
当該デバイスに適合する新たな充電器の購入も、不便および遅延を伴うことがある。
本明細書に参照により全体を援用するEastlackの米国特許出願公開第2010/0001684号(本明細書では以後、「Eastlackの特許」)に述べられているように、いくつかは壁電流から電気的に切断しているとしても、ほとんどの充電器は、ポータブルデバイスバッテリを充電していないときでさえ電力を消費する。したがって、充電器が発見されて、コンセントから抜かれるまでは、充電器の置き忘れは、エネルギーを浪費していることがよくある。
本明細書に参照により全体を援用する「Battery Charging System for Portable Electronic Devices」という名称のSluskyへの米国特許第6,373,229号(本明細書では以後、「Sluskyの特許」)は、バッテリが充電器に電気的に接続されているかどうかチェックする。接続されていない場合、Sluskyの特許は、ポータブルデバイスを充電するようにユーザに報知する警報を発生する。
特に、充電を開始したい時についてユーザが事前設定した特定の時間にチェックが行われ、また、切断が実際にいつ行われたかに関わらず、現在の既存の接続に関してチェックが行われる。したがって、Sluskyのデバイスは、充電器が置き忘れられそうなことをユーザに警告するのには効果的ではない。
「Improvement to Response Units」という名称のZishaanの米国特許出願公開第2010/0225493A1号(本明細書では以後、「Zishaan」)は、ユーザの位置の変化に関連付けて、荷物に詰めるべき1つまたは複数の物品に特有のユーザ警告信号を送出するトラベルパッキング補助システムを開示する。検出器が、物品がトラベル使用モードである時を検出する。
充電器と、充電器によって充電可能なポータブルデバイスとの両方を備えるZishaanの実施形態では、検出器は、とりわけ、充電器がポータブルデバイスから切り離された時を検出する。
移動電話などのデバイスと、充電器とが、どちらもワイヤレス送受信機を有し、デバイスは、トラベルモードを検出する。デバイスは、トラベルプランに関して、スケジューリング情報を入力するようにユーザに促すためのユーザインターフェースを備える。
報知用のシステムは、多くの携帯情報端末(PDA)の場合と同様に、事象または対象物に関して、報知すべき特定の状況、または特定の時間をユーザが事前設定することをしばしば必要とする。
しかし、問題点として、システムに入力された特定の時間は、トラベルプランが変わる場合には効果的でなくなることがあり、プランの変更を記録する手間がユーザに生じる。また、非常の多くの「偽陽性」、すなわち、ユーザにとって煩わしく不要と感じられることがあるリマインダを送出する傾向もある。
充電器によって充電可能なモバイル電子デバイスまたはポータブル電子デバイスに関するリマインダシステムは、ユーザが着用する、またはユーザが携帯するデバイスによって、保護すべき対象物が離れすぎていることをワイヤレスで検出することに依拠して利用可能である。
これらのプロトコルは、充電器を置き忘れそうなユーザに報知するという目的には十分ではない。
これに関して、大抵、置き忘れられた充電器は、壁コンセントに差し込まれたままであることがあり、充電器が充電していたデバイスは取り外されている。したがって、第1に、コンセントに差し込まれていない場合には、置き忘れられる可能性は低く、リマインダが必要かどうか、または望まれるかどうかは疑わしい。
しかしながら、多くの既存のシステムでは、対象物、すなわち典型的にはバッテリを有するポータブル電子デバイスが充電のために現在差し込まれているか否かに関わらず、リマインダが送出される。
第2に、少なくとも、電子デバイスは一般に、他のデバイスを充電するためには接続されないので、リマインダは、この接続ステータスを考慮せずに送出される。しかし、充電器の場合、充電されるデバイスに依然として取り付けられている状態で旅行者が置き忘れることはめったにない。したがって、この場合にもリマインダは必要ない。
誤警報に関して、ちょうど旅行者が慌てて出かけようとしているときにそのような誤警報が生じることがしばしばある。
あるいは、旅行者が警報に気付かないことがある。旅行客がホテルを出て朝食、昼食、夕食、ビジネス会議、または社交に出かける度にリマインダが送出されると、その旅行客は、もし気付いていればチェックアウト時にポータブル電子デバイスを取りに戻っていたはずなのに、自分が受けた実際の通知を無視するという結果を招き得る。
誤警報の問題と同じ問題が、充電器に関して存在する。
上述したZishaanの出願は、充電器を置き忘れるのを防止するための手段を含むトラベルパッキング補助システムを開示するが、特に充電器に関係する問題のいくつかに具体的に対処できない。
上述したZishaanの実施形態は、例えば、ポータブルデバイスからの充電器の切離しを検出するが、Zishaanは、リマインダの開始前に、充電器が壁コンセントに差し込まれているかどうか考慮することは開示または示唆していない。ユーザがデバイスを「プラグイン」ステータスに回復させて、それにより警報を回避することができる「猶予期間」も提供されていない。所定の長さの猶予期間などの余地をユーザに与えることが望ましく、その期間には、リマインダとして働く信号、例えば警報、メッセージ受信可聴音、または画面上のプロンプトによって妨げられることなく、デバイスを差し込む、抜く、および移動させることが望ましい。
また、Zishaanにおけるように、旅行者のスケジュールの変更に常に注意して、それに従って入力パラメータを更新する必要があるという上述した問題もある。旅行者が変更についていくのは、支援デバイスを用いずに充電器を忘れないようにしておくことよりも難しいことがある。
さらに、Zishaanのように、ユーザの移動をスケジュールおよび追跡するために携帯情報端末(PDA)またはPDAのような機能に依拠すると、例えば別個の移動電話が使用される場合には、さらにもう1つポータブルデバイスを携帯しなければならないという負担を旅行者に課す。
また、Zishaanでは、ユーザは、PDAまたはPDAのようなポータブルデバイスでのユーザインターフェースを提供するソフトウェアアプリケーションを入手しなければならないことに留意されたい。
また、各充電器は、専用のものである場合には、ワイヤレス通信および警報機能を個別に備えなければならない。
簡便であり、自動であり、選択的に不快感を生じないようにするプロトコルが必要である。例えば、充電器がポータブルデバイスを充電しているときにユーザがどこかへ出かけようとしているときには、報知を見合わせるべきである。しかしながら、デバイスまたは方法は、充電器の紛失が起こり得る状況では、充電器を置き忘れそうな旅行中のユーザに速やかに報知するのに効果的であるべきである。任意選択で、デバイスまたは方法は、リマインダの必要性、不快感のレベル、停電事象、およびその後生じる事象を見定めることもできる。また、デバイスまたは方法は、ユーザが、その時点で出かけるつもりがないときに単にデバイスを差し込む、抜く、または移動させる場合には、リマインダの送出を遅延することもできる。さらに、デバイスまたは方法は、充電器がコンセントに差し込まれているが充電を行っていないときにはエネルギーを節約するように努め、そのようなエネルギー節約機能をそれ自体組み込む充電器に適合することがある。さらに、デバイスまたは方法は、特定のタイプのポータブルデバイスプラグイン充電器と共に使用するように特殊化されたものではなく、汎用のものにすることができる。
本発明は、従来技術の上述した欠点の1つまたは複数に対処することに向けられている。
本発明の一態様によれば、ユニットが、ポータブルデバイスを充電するために接続可能であり、ポータブルデバイスバッテリ充電器によって充電可能なバッテリが充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このユニットは、切断を検出するように構成された検出器を含む。このユニットは、さらに、充電器からのバッテリの切断の検出に応答して、置き忘れを防止するために、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
別の態様によれば、ポータブルデバイスバッテリ充電器が、ポータブルデバイスのバッテリが充電器から切断されているときに、それ自体の置き忘れを防止するように構成される。充電器は、充電器からの切断を充電器が検出したことに応答して、置き忘れを防止するためにリマインダを送出するように構成される。充電器は、独立して切断を検出する。
さらなる態様によれば、アダプタは、電源コンセントに直接接続可能であり、ポータブルデバイスバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このアダプタは、充電器からのバッテリの切断の検出に応答して、置き忘れを防止するために、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
さらに別の態様によれば、バッテリ充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットは、電源コンセントから、充電のために接続されたポータブルデバイスに電力を供給するように構成される。また、このユニットは、接続の途絶に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延するように構成される。
他の一態様によれば、バッテリ充電器の置き忘れを防止するための回路が、ポータブルデバイスがバッテリ充電器から切断される切断事象を検出するように構成されたポータブルデバイス切断検出器を含む。この事象の検出は、リアルタイムで行われる。この回路は、切断事象に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延するように構成された通知モジュールを含む。
別の態様によれば、ポータブルデバイスを充電するために接続可能なユニットであって、デバイスのバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットを製造するための方法が、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するための通知モジュールを組み込むようにユニットを構成するステップを含む。送出は、ユニットによる、充電器からのバッテリの切断の検出に応答する。
さらなる態様では、アダプタは、a)電源コンセントの表面に面する第1のアダプタ表面の、コンセント表面に対する位置と、b)第2のアダプタ表面に面するバッテリ充電器の表面の、第2のアダプタ表面に対する位置との少なくとも一方に基づいて、それに対応してコンセントまたは充電器がアダプタに接続されているかどうか検出するように構成された係合検出器を含む。さらに、アダプタは、それに対応してコンセントまたは充電器がそのように接続されていることの検出に応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
さらに別の態様によれば、充電器の置き忘れを防止するためのユニットは、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たすデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。さらに、このユニットはスイッチを含み、スイッチによって、非作動状態であるが、ポータブルデバイスを充電するための電力を前記ユニットが依然として提供できるようにする状態にユーザがモジュールを切り替えることができ、また、スイッチによって、モジュールを作動状態に再び切り替えることができる。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。
関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するためのユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されているかどうか検出するように構成される。送出は、ユニットが接続されているかどうかの検出の結果に応答する。
他の関連する一態様によれば、ユニットは、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このユニットは、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を備える。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを備える。さらに、このユニットは、電源コンセントからポータブルデバイスバッテリに電力を供給するためにユニットがポータブルデバイスに接続されているかどうか検出するように構成される。送出は、ユニットが接続されているかどうかの検出の結果に応答する。
さらなる関連する一態様によれば、ユニットは、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。送出は、充電器からのポータブルデバイスバッテリの切断の検出の影響を受ける。
別の関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの所定の距離に基づく。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールと、ユニットに電力を供給するためのバッテリとを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。
さらなる別の関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を備える。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。このユニットは、ユニットがコンセントから電力を受け取っていないときでさえ送出を行うように構成される。
本発明のさらなる一変形形態によれば、壁コンセントアダプタが、デバイスがアダプタに差し込まれている状態で、デバイスが置き忘れられそうであることをデバイスから感知するように構成される。
以下の図面を参照しながら、新規の充電器アダプタおよび充電器紛失防止方法の詳細を以下にさらに説明する。図面は、正確な縮尺では描かれていない。
図1は、本発明による、例示的な第1の実施形態の概要を提供する概念図である。 図2Aは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図2Bは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図2Cは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図3は、アダプタへのさらなる接続、および第1の実施形態の例示的な概略図である。 図4は、第1の実施形態の接続/切断検出器の例示的な概略図である。 図5は、第1の実施形態の通知モジュールの例示的な概略図である。 図6は、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Aは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Bは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Cは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図9は、本発明による第2の実施形態の例示的な概略図である。 図10は、第2の実施形態の接続/切断検出器の例示的な概略図である。 図11は、第2の実施形態の通知モジュールの例示的な概略図である。 図12は、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Aは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Bは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Cは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Aは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Bは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Cは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Dは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。
図1は、ワイヤレス検出機能を含む第1の実施形態100の一例を示す。家110を出発する旅行者105または充電器紛失防止システムのユーザが、玄関から出ており、ポータブルデバイスバッテリ充電器115を家に置き忘れそうになっている。充電器115は、拡大図で示される移動電話または携帯電話120を充電していたものであることがあり、または任意の他のポータブル機器、例えば、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、プリンタ、電子メールコミュニケータ、ページャ、カメラ、カムコーダ、電動歯ブラシなどを充電していたものであることもある。外に出る時、ユーザは、電話120にあるBluetooth(商標)(本明細書では以後、「BT」)送受信機125を、アダプタ132にあるBT送受信機130の通信圏外にちょうど持ち運んでおり、アダプタ132は、充電器115に機械的および電気的に接続されているものとして図示されている。アダプタ132の一端は、充電器115のプラグを受け取るためのものである。他端は、壁に差し込むためのものである。
アダプタ132は、アダプタから離れるポータブルデバイスまたはポータブル電子デバイス、ここでは電話120または他のハンドヘルドデバイスの移動を感知する。実際上、アダプタは、ユーザが充電器を置き忘れる可能性を感知する。具体的には、アダプタは、圏外状態134への移行、または図1に「X」で示されるワイヤレス接続136の途絶を感知する。アダプタ132内部の検出器は、ワイヤレス通信によって、所定の範囲外へのポータブルデバイスの移動を検出するために監視を行うように構成される。より具体的には、2つの送受信機125、130の間の距離が、通信圏を表す所定のしきい値を超えるとき、圏外状態が始まる。
圏外状態の開始に応答して、アダプタ132は、テキストメッセージリマインダ138を、ネットワーク137を介してワイヤレス伝送で電話120に送信する。テキストメッセージ138は、「充電器を取ってください」など、両方とも置き忘れられそうになっている充電器115とアダプタ132に関するもの、または適切であれば、置き忘れられそうになっているアダプタに関するものである。典型的には、テキストメッセージリマインダ138に可聴信号が先立ち、または、電話が振動モードである場合には振動が先立ち、これは、テキストメッセージが到着したことを示す。あるいは、リマインダは、触知式など任意の他の形態でよい。
また、圏外状態に応答して、システムは、アダプタ132のみが置き忘れられそうになっていることを検出することもできる。
充電器紛失防止アダプタ204に関する特定の構成が図2A〜図2Cに示されているが、多くの変形形態が可能である。
3ピンアダプタ204は、電源として使用するホテルの部屋の壁コンセントなど、電源コンセントに直接接続可能である。アダプタ204は、図2Aの内面図に示されるように、弾性のアダプタ接続トグルボタン208を有する。アダプタ接続トグルボタン208は、図2Bおよび図2Cで最もよく見られるように、第1のアダプタ表面209から突出している。ボタン208は、アダプタ204がコンセントに差し込まれるときに、電源コンセント表面211によって、ばねの圧力に反して付勢される。具体的には、壁コンセント面212が、ボタン208を押し込む。アダプタ204をコンセントから抜くことで、ボタン208が自動的に解放されてその元の位置に戻る。アダプタ204は、いくつかの実装形態では、引抜き後に動作できるようにバックアップバッテリを有する。アダプタ204は、コンセントに差し込まれているかどうかを、ボタン208の状態から感知することができる。代替形態として、アダプタ204内部の2つの高抵抗抵抗器を、互いに直列に、かつ負荷に並列に配置することができる。抵抗器間で検出される電圧から、アダプタ204がコンセントに差し込まれているかどうか判断することができる。抵抗を極端に高くすると、抵抗器による電力消費が最小限に抑えられる。
弾性の充電器接続トグルボタン216は、第2のアダプタ表面217から突出し、充電器プラグ218から、すなわちバッテリ充電器222の表面220からの付勢圧力に関して同様に構成されて動作する。
アダプタ204は、同様に、充電器接続トグルボタン216の検出された「入」または「切」状態から、充電器222に接続されているかどうか確かめることができる。あるいは、アダプタ204が壁コンセントに差し込まれているとき、電流の測定に基づいて、充電器222の接続ステータスを取得することができる。電流は、ポータブルデバイスを充電するために引き込むことができ、および/または充電器内のバッテリ存在インジケータ、例えば発光ダイオード(LED)226によって引き込むことができ、発光ダイオード226は、バッテリが充電器内に配置されている、または充電器に接続されているときに点灯する。他方、充電のためにデバイスが接続されていない場合、すなわち「無負荷」状態においては、一般に、それでも変換器への小さな電流が存在する。いずれにせよ、無負荷であるか、または負荷がフル充電されているときに電力をシャットダウンするように充電器222が設計されていない場合(大抵はそうである)には、低抵抗の直列抵抗器によって電流を測定することができる。シャットダウン機能を有する充電器の一例は、Eastlackの特許に記載されている。本明細書で以下に論じるように、アダプタ204も、節電シャットダウンを行う機能を備えることができる。低抵抗の直列抵抗器に対する代替形態は、ホールプローブ電流センサである。
ホーム/トラベルモードスイッチ224により、ユーザ105は、アダプタ204を「ホームモード」にすることができ、これは、テキストメッセージリマインダの形態で図1に例示される報知機能を作動停止させる。家では、ユーザ105は、充電器222を壁に差したままにしておくことを望むことがある。したがって、家で充電器を使用するために、アダプタ204を充電器222から物理的に切断する必要はない。実際、有利には、節電シャットダウン機能を利用することができる。あるいは、アダプタ204は、電力調整機能なしで実装することもできる。
節電シャットダウン機能は、自動的に交流(AC)をシャットダウンし、これは、本明細書で上述したようにいくつかの充電器が有する機能である。ACがない場合、充電器紛失防止回路または「システム」は、充電のために差し込まれたポータブルデバイスをユーザ105が抜いたかどうか検出することができない。したがって、念のため、アダプタ204にある発光ダイオード(LED)226が、ユーザ105に警告するために連続的に点滅する。節電シャットダウンは夜間に行われることがあるので、あまり不快感を生じない点滅するLEDのほうが、可聴信号よりも好ましい。ポータブルデバイスの引抜きが、それが行われたにも関わらず、ACがないために検出されなかったときでさえ、アダプタ204は、バックアップ回路によって、朝などユーザが出かけようとする時を検出して、テキストメッセージリマインダ138を送信することができる。したがって、リマインダ138の送出は、アダプタ204が電源コンセントから電力を受け取っていないときでさえ行うことができる。
ACは、ユーザ105が節電後再作動スイッチ228を押すときに回復することができる。これはまた、点滅を停止させる。
図3は、例示的であり非限定的な例として、本発明の第1の実施形態による充電器紛失防止回路300の概要を示す。回路300は、本明細書で上述したように、主として、家から出かけようとしているユーザが壁コンセントに充電器を置き忘れるのを防止するように設計される。回路300は、例えば、アナログ電子構成要素、ハイブリッド回路、または、任意の形態のRAM、ROM、ASIC、PLD、もしくはそれらの組合せを含む集積回路を備えるソリッドステートデバイスとして実装することができ、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。
回路300は、充電すべきポータブルデバイスとは別個にプラグインユニットに組み込むことができ、例えば、コンセントへのプラグイン接続を成すためのアダプタ304として実装することができる。図3で、アダプタ304は、矢印312によって示されるように壁コンセント308に取外し可能に差し込むことができるものとして示され、また、矢印320によって示されるように充電器316を取外し可能に受け取ることができ、アダプタ304は充電器316に着脱可能に接続可能である。
充電器316は、携帯情報端末(PDA)など、別個のポータブルデバイス328に着脱可能に接続可能な端部324を有する。着脱可能な接続によって、充電器316によって充電可能なポータブルデバイスバッテリ336への電気接続332が確立され、この電気接続332は、ポータブルデバイス328に電力供給するように構成される。ポータブルデバイスバッテリ充電器316からのバッテリ336の切断は、バッテリが取り付けられたポータブルデバイス328を充電器から取り外すことによって行われる。ポータブルデバイス328は、任意のポータブルデバイス、モバイルデバイス、またはハンドヘルドデバイスでよく、あるいはバッテリでもよい。ポータブルデバイス328の切断は、バッテリ336を充電器316から電気的に切断する。
本発明のいくつかの変形形態では、回路300を含むアダプタを充電器316と一体化して、単一のユニット318を形成することができる。一体型の充電器の場合、例えばDeFelice他への米国特許第6,014,011号に記載されているように、切断は、任意の既知の適切な様式で充電器によって直接検出することができる。充電器と別個のアダプタとの場合と同様に、一体型の充電器は、ポータブルデバイス328の切断の検出に応答して、リマインダ138を送出し、それによりそれ自体が置き忘れられるのを防止する。
充電器紛失防止回路300は、データおよび制御バス340に取り付けられた、接続/切断検出器344と、通知モジュール348と、係合検出器352と、バックアップバッテリ(図示せず)を含むバックアップ回路356と、制御装置360と、節電後再作動スイッチ364と、ホーム/トラベルモードスイッチ368とを含む。
図4に示される接続/切断検出器344の一変形形態は、データおよび制御バス340に取り付けられた、比較器モジュール405と、ポータブルデバイス接続存在検出器410と、メモリ415と、電源接続存在検出器420と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器425とを含む。
メモリ415は、現在の電流量読取値430と、1つまたは複数の以前の読取値435と、基準量440とを記憶することができる。さらに、メモリ415は、作業記憶域、ならびにデータおよび制御情報のための記憶域(図示せず)を備えることができる。
図5に示されるこの例の通知モジュール348は、データおよび制御バス340に取り付けられた、マスタとしてサービスするBluetooth(商標)モジュール510と、BT接続途絶検出器520と、ネットワーク送受信機530と、テキストメッセージセレクタ540と、LED点滅装置550とを含む。
動作時、1つのシナリオによれば、図6で見られるように、ユーザは、構成要素、すなわちアダプタ304、充電器316、およびポータブルデバイス328を任意の順序で一体に接続する。すなわち、アダプタは、ある時点で壁コンセント308に差し込まれる。
アダプタ304が差し込まれた後(ステップS610)、ユーザ105は、それを電話120とBTペアリングすることができる。アダプタ304には初期BTパスキーが備えられている。差し込まれたアダプタ304のBTモジュール510は、アダプタのBT通信圏内にある電話120の表示画面上で見られるように、パスキーの入力を促す。BT出力クラス2は、約10メートルの範囲を有する。ユーザ105は、提供されたパスキーを入力し、次いで、BTモジュール510が電話120のBT送受信機125とペアリングする。次いで、BTモジュール510は、ペアリングした電話120にテキストメッセージを送信させる。アダプタ304は、受信されたメッセージから電話番号を得て、その電話番号を、後で使用するために宛先として記憶する。特に、アダプタ304は、後の時点で、ネットワーク送受信機530によって、テキストメッセージセレクタ540によって選択されたリマインダをユーザ105にテキスト表示することができる。ネットワーク送受信機530は、双方向ページャのメッセージ伝送機能を組み込む。したがって、ステップ620で、ユーザは、まだ行われていない場合には、任意の順序で、アダプタ304を携帯電話120とBTペアリングし、充電器316をアダプタに差し込み、他方の充電器の端部324をポータブルデバイス328に差し込む。
BTペアリングが形成され、例えば係合検出器352によって、ボタン208、216を用いて、充電器316およびアダプタ304が差し込まれていることが検出された後(ステップS620)、アダプタ304内にあるBluetooth(商標)接続途絶検出器520が、電話120がBT圏外であるか監視し、すなわち電話へのBT接続が存在しなくなる時を監視する(S710)。携帯電話120は、典型的には単独で圏外状態を認識するが、システム300は、これに依拠する必要はなく、電話を含まない。圏外状態ではBTペアリング接続が途絶され、ユーザ105は、電話120が圏内に入った場合および時に再び入力を促される。その時点で、ユーザ105は、アダプタ304と電話120を容易に再びペアリングすることができる。
圏外への移動の監視(ステップS710)と同時に、回路300は、図8Aで見られるように、充電器による節電シャットダウンの発生を監視する。あるいは、回路300は、場合によっては、充電器のみが接続されているときに、「無負荷」状態に基づいてそれ自体シャットダウンを実行することを決断する。「無負荷」状態は、現在の電流量読取値430をそれぞれの基準量440と比較することによって検出可能である。また、充電器316への電力を遮断する自動開始式のシャットダウンは、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器によってフル充電状態が検出されたことに応答して行うこともできる(ステップS810)。いずれにせよ、例示的実装形態における自動開始式のシャットダウンは、リレーを使用し、通常は閉じられているリレーの電機子が、電磁引力によって、ばねの引張力に反して開き、それにより、ACが負荷に流れる経路を遮断する。この開放は、固定接点と磁気係合するように電機子を引っ張り、電機子を開いたままにする。節電後再作動スイッチ364の作動が、電機子を磁気係合から機械的に外し、それにより、ばねの引張力がAC電気経路を閉じる。シャットダウン状態は、自動開始式であるか否かに関わらず、充電のためにポータブルデバイス328が接続されているかどうかを検出できなくするが、後の時点で、すなわちユーザ105が出かけるときに、充電器自体が接続されているかどうかを知らせる機能は妨げない。特に、この第1の実施形態は、バックアップ回路356と、弾性の充電器接続トグルボタン216の「入」状態を検出する機能を備える係合検出器352とを有する。係合検出器352は、ボタン208、216の機械的な付勢または解放によって動作可能なものとして本明細書で上述したが、意図される本発明の範囲はそれに限定されない。より広い文脈では、係合検出器352は、接続が例えばピンに依拠するか、または電磁誘導の場合のように電磁式であるかに関わらず、アダプタ204および充電器プラグ218の接続、または一体型バージョンでは充電器のみの接続に応答するように設計されることがある。接続は、それぞれ、第1のアダプタ表面236に対する電源コンセント表面232の位置、および第2のアダプタ表面240に対するバッテリ充電器表面220の位置に基づいて検出することができる。また、アダプタ204は、独立型デバイスとして図2に示されているが、壁コンセントに付属されることもある。これは、ヒンジを含むことができ、ヒンジは、コンセントの上方にアダプタを回転させ、それにより係合解除し、または下に回転させて係合させる。ヒンジではなく、係合および係合解除するようにアダプタを摺動させることができるようにするトラックを提供することもできる。
図7に戻ると、電話BT送受信機125が圏外に持ち運ばれたときにワイヤレス接続140が途絶されることにより、Bluetooth(商標)接続解消検出器520が、ハイブリッド接続135がもはや存在していないことを検出した(ステップS710)後、処理は、電力がシャットダウンされているかどうかに基づいて分岐する(ステップS720)。電力がシャットダウンされている場合、これは、すぐ上で述べたように、自動開始式の節電シャットダウンまたは外部から課される節電シャットダウンにより行われていることがある。あるいは、シャットダウンは、停電により生じることがあり得る。いずれにせよ、電力がシャットダウンされている場合、アダプタ304が依然としてコンセントに差し込まれているかどうか、すなわち電源コンセント308から電力供給するためにアダプタが接続された状態であるかどうかクエリが行われる(ステップS730)。係合検出器352は、弾性アダプタ接続トグルボタン208の「入」または「切」状態によって、アダプタ304がコンセントに差し込まれているかどうか判断することができる。アダプタ204が差し込まれていない場合、リマインダを送信する必要はなく、処理はステップS610に戻る。他方、アダプタ204が差し込まれている場合、AC電力がないため、ポータブルデバイス328も差し込まれているかどうかは分からないが、検出された「圏外」ステータスに基づいて、ユーザ105が出かけようとしていると仮定される。したがって、念のため、テキストメッセージリマインダ138が送出される。充電器316が「プラグイン」状態である場合(ステップS740)、テキストメッセージセレクタ540が選択を行い、BTマスタモジュール510が、ネットワーク送受信機530によって、「充電器およびアダプタを確認してください」とテキスト表示する(ステップS750)。他方、充電器316が「プラグイン」状態でない場合、テキストメッセージセレクタ540が選択を行い、BTマスタモジュール510が、ネットワーク送受信機530によって、「充電器アダプタを確認してください」とテキスト表示する(ステップS760)。しかし、任意選択で、後者のメッセージを見合わせることもでき、すなわちリマインダ138の送出は、コンセント308から電力供給するために充電器316が接続された状態であることの影響を受けることがある。この時点で、送出されるリマインダ138(もしあれば)に関わらず、次いで処理がステップS620に戻る。次にステップS720を再び見ると、電力がシャットダウンされていない場合、ポータブルデバイス328が接続されているかどうかが分かる、または判断することができる。したがって、アダプタ接続接続ボタン208および充電器接続ボタン216の「入」または「切」状態に基づいて、ユーザ105に通知する必要があるかどうかの判断をより高い信頼性で行うことができる。したがって、電力がシャットダウンされていない場合、ポータブルデバイス接続存在検出器410が、ポータブルデバイス328が充電器に接続されているかどうか判断する(ステップS770)。ステップS620で、ポータブルデバイス328が充電器316に接続されたので、ステップS770は、充電器からのポータブルデバイスの切断を検出する。特に、比較器モジュール405は、現在の電流量読取値430を、ポータブルデバイスを充電するための最小電流レベルを示す基準量440と比較する。ポータブルデバイス328が接続されている場合、ユーザ105に通知する必要はなく、処理はステップS620に戻る。他方、接続されていない場合、充電器316またはアダプタ204が差し込まれていることが係合検出器352によって検出された場合、通知が必要である可能性がより高いが、処理は、ステップS730で始まる前述の論理に従う。
その一方で、途絶されたワイヤレス接続の監視を始め、図8Aに戻って、節電シャットダウンが行われている場合(ステップS810)には、図8Bから分かるように、LED点滅装置550が始動して、LED226を点滅させる(ステップS820)。実際上、この瞬間に、リマインダ138の可聴成分は抑制される。また、節電後再作動スイッチ364の作動、すなわち押圧の監視が始まる(ステップS830)。
シャットダウンが停電による場合、LED226は点滅されない。結局、ここではユーザ105が出かけようとしている示唆がなく、停電は一時的であることがあり、ユーザが出かけようとしていることが検出される時までに電力が回復されることがある。その時までに電力が回復される場合には、その時点で、ステップS770において、ポータブルデバイス328が切断されているかどうかに関して最終的な判断を行うことができる。したがって、その時点で、リマインダを送出するかどうかについて、高い信頼性の判断を行うことができる。実際上、ここでは、早まったものとなり得るリマインダを送出せずに、回路300は、リマインダを送出するかどうかに関する決定をその時点まで延期する。
別の可能性は、シャットダウンが外部から課される節電シャットダウンであること、すなわち例えば充電器316によって課される節電シャットダウンであることである。外部から課される節電シャットダウンは、バッテリがフル充電されたことにより行うことができ、または、例えば、節電シャットダウンの機能を有する未接続の充電器が、コンセントに差し込まれたアダプタ204に残っているときに、「無負荷」での節電シャットダウンにより行うことができる。
したがって、シャットダウンが、外部から課される節電シャットダウンによる場合には、ポータブルデバイス328が接続されているかどうかを依然として検出することができないときにユーザが出かけようとする現実的な可能性がある。したがって、念のため、リマインダが送出される。さらに、念のため、不快感を生じない形ではあるが、LED226の点滅などのリマインダがここで開始される。
したがって、ここで、停電の発生を、外部から課される節電シャットダウンの発生から見分けることが望まれる。
ポータブルデバイス接続存在検出器410は、電流降下の大きさ、電流降下直前の電流の量、電流降下に至るまでの時間にわたる電流変化に基づいて、区別を行う。Eastlackの特許の図7を参照されたい。比較器モジュール405は、例えば、最新の現在の電流量読取値430を、ポータブルデバイスを充電するための最小電流レベルを示す基準量440と比較することができる。また、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器425は、ポータブルデバイスバッテリ336が充電されている度合い、すなわちバッテリの充電状態を求めるために、1つまたは複数の比較を行うことができる。比較は、最新の現在の電流量読取値430と、それぞれ継続して定期的に取られた以前の読取値の1つまたは複数との間で成される。電流量の十分に大きい突然の下降は、特にそれが高い電流量から生じる場合には、停電を示す。他方、フル充電されたバッテリによる節電シャットダウンは、しばしば、電流のゆっくりとした、または漸進的な降下の後に生じ、この降下は、比較的低い電流量からのものである。外部から開始された「無負荷」の節電シャットダウンの場合、最後に検出される電流量は、同様に典型的には比較的低レベルである。したがって、停電が認識可能となる。
あるいは、アダプタ204は、負荷に並列に配置された前述した一対の高抵抗の直列抵抗器を備えて実装することができ、その対の間での電圧がないことは、電力がないことを示す。
電流量読取値430、435に基づいて上述の区別を高い信頼性で行うことができるように、基準量440はすべて経験的に導出することができる。
スイッチ364を押すことにより、本明細書で上述したように、LED点滅装置550が点滅を停止し(ステップS840)、アダプタのための電力提供機能を回復する。
あるいは、アダプタ204は、単にそれをコンセントから抜くことでリマインダが終了されるように設計することができる。リマインダは、例えば、点滅するものなど継続的または周期的なリマインダでよく、またはユーザ105にリマインダを通信するための警笛または他のデバイスからのものなど連続的なリマインダでもよい。また、電力提供機能が使用不能になっている場合には、引抜きおよび/またはその後の差込みが、アダプタ204の電力提供機能を回復する働きをすることもできる。しかし、少なくとも、回復機能は、スイッチ364の必要な作動に応じて行うことができる。これは、安全のために、アダプタの電力送達能力を回復しようとするユーザの意図、および何が起きているかということについてのユーザの暗黙的な理解をより高い信頼性で示唆する。
電源接続存在検出器420が、アダプタ204が「プラグイン」状態であることを検出した場合(ステップS850)、処理はステップS620に戻る。そうではなく、アダプタ204が「プラグイン」状態でない、あるいはコンセント308からポータブルデバイスバッテリに電力を供給するために接続されていないことが検出された場合、処理はステップS610に戻る。
停電の場合のリマインダの延期は、任意選択の機能であり、回路330は、停電の場合でさえすぐに、ステップS820のLEDの点滅などリマインダを送出するように形成することもできる。
図2に関連付けて本明細書で簡単に上述したホーム/トラベルスイッチ368によって、ユーザ105は、非作動状態であるが、アダプタ304が電源308から充電器316に電力を依然として搬送できるようにする状態に通知モジュール348を切り替えることができる。同様に、モジュール348を再び作動状態に切り替えるために、スイッチ368が使用される。
図9は、圏外状態のBluetooth(商標)ワイヤレス検出機能を有しない本発明の例示的な変形形態を表す第2の実施形態の概要を示す。これは、ワイヤレス通知も含まないが、それを含むこともできる。さらに、第1の実施形態の係合検出器を含まないが、係合検出器がこの実施形態の一部でもよい。
充電器紛失防止回路900は、例えば、アナログ電子構成要素、ハイブリッド回路、または、任意の形態のRAM、ROM、ASIC、PLD、もしくはそれらの組合せを含む集積回路を備えるソリッドステートデバイスとして実装することができ、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。回路900は、アダプタ304に組み込むことができ、データおよび制御バス910に接続された、制御装置920と、接続/切断検出器930と、通知モジュール940と、バックアップバッテリ(図示せず)を含むバックアップ回路950と、ホーム/トラベルモードスイッチ960と、メモリ970と、節電後再作動スイッチ980とを含む。
メモリ970は、現在の電流量読取値982と、現在の電圧量読取値984と、1つまたは複数の以前の読取値986と、基準量988と、タイミングしきい値990とを含むように設計され、また、作業記憶域、ならびにデータおよび制御情報のための記憶域(図示せず)を含む。
図10に示されるように、接続/切断検出器930は、比較器モジュール1005と、ポータブルデバイス切断検出器1010と、ポータブルデバイス接続検出器1015と、ポータブルデバイス接続存在検出器1020と、電源接続存在検出器1025と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器1030と、ワイヤレス送受信機を備える無線周波数識別(RFID)質問器1035とを含む。
図11は、通知モジュール940を示す。通知モジュール940は、タイマ1120と、警報セレクタ1140と、LED点滅装置1160とを含む。
使用の際、図12で見られるように、ユーザ105は、まだ差し込まれていない場合には、壁コンセント308にアダプタ304および充電器316を差し込む。(ステップS1205)。この時点で、または、係合検出器がある場合にはアダプタ304および充電器316が差し込まれたことが検出された後、ポータブルデバイス接続存在検出器1020が、現在の電流量読取値982と対応する基準量988とを使用して比較器モジュール1005によって成される比較により、ポータブルデバイス328が接続されているかどうか監視する(ステップS1210)。ポータブルデバイス328が接続されていることをポータブルデバイス接続存在検出器1020が検出したとき、充電器316のステータスがこれを反映し、検出器が、まだ作動されていない場合には通知モジュール940を作動させる(ステップS1220)。
次いで、一体となって、ポータブルデバイス切断検出器1010と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器1030と、比較器モジュール1005とによって、a)ポータブルデバイスの切断、b)停電、およびc)外部から課される節電シャットダウンのうちの任意の1つの発生の監視が始まる。(ステップS1230)。事象a)、b)、およびc)の任意のものが起きた時を識別するために成される比較は、図8に関して本明細書で上述したものと同様である。例えば、さらに上述したように、外部から課される節電シャットダウンの検出は、バッテリ336の感知される充電状態に基づくことがある。やはり上述したように、この実施形態、すなわち第2の実施形態は、係合検出器を含まないと仮定される。その結果、停電の発生を、ユーザによるアダプタ304の引抜きと区別できない。以下に述べるように、停電の場合には、LEDの点滅の形態でリマインダを送出することが望ましいことがあるので、同様に、アダプタがトラベルモードであるときの引抜きによってもリマインダが送出される。しかし、生じたLEDの点滅は、ユーザ105が節電後再作動スイッチ980を押すことによって終了させることができる。あるいは、本明細書で上述したように、第2の実施形態は、係合検出器を備えて実装することができる。その場合、停電をアダプタ304の引抜きと区別することができ、アダプタ304の引抜きの場合には点滅は生じない。したがって、ユーザ105は、アダプタ304を抜いた後に、スイッチ980を押す必要がなくなる。さらなる代替形態として、アダプタ304は、すぐ後に論じる停電ベースのリマインダを生じないように設計することができ、したがって、アダプタ304を抜いた後に、スイッチ980を押す必要がない。
ステップS1230で、ポータブルデバイス切断、停電、または節電シャットダウンの検出が存在しない場合、および節電の自動初期化が存在しない場合には(ステップS1250の「いいえ」の分岐)、監視は、ステップS1230に戻る分岐に進む。
他方、停電または節電シャットダウンが生じている(ステップS1240の「いいえ」の分岐、またはS1250の「はい」の分岐)場合、回路900は、上の技法によって、ポータブルデバイス328が切断されているかどうか検出することがもはやできない。その結果、念のため、不快感を生じないリマインダが送出される(ステップS1260)。具体的には、例えばこのとき夜間であることがあるので、リマインダを送出する際、警報セレクタ1140は、可聴成分を抑制する。リマインダは、第1の実施形態に関連して上述したように、LED点滅装置1160によって制御される点滅するLED226など、可視成分の形態を取ることがある。次いで、処理はステップS1210に戻る。
しかし、ポータブルデバイス切断検出器1010が、ポータブルデバイス328の切断、すなわち接続の途絶をリアルタイムで検出した場合(ステップS1240の「はい」の分岐)、充電器316の接続ステータスがこれを反映し、切断事象がリアルタイムで通知モジュール940に通信される。同様に、リアルタイムでリマインダ138がスケジュールされ、これは、タイミングしきい値990の場合には、例えばカウントダウンタイマを設定するためにしきい値にアクセスすることを意味する(ステップS1270)。実際上、ユーザ105への報知の開始は、その開始を遅延するようにスケジュールされる。次いで、図13Aまたは図14A、図14Bに表されるように、それに対応して、1つのプロセスが実行されるか、または2つのサブプロセスが同時に実行される。サブプロセスの実行は、実際上、ユーザ105への報知の開始を遅延する。この遅延は、時間基準の場合には、予め定められた猶予期間の形態での余地を提供する。距離基準の場合には、遅延は、距離基準または圏外基準が満たされるまで続く。ステップS1335、S1440での距離基準は、本明細書では、RFID検出方法の文脈で上述した。しかし、そうではなく、または追加として、基準は、アダプタ304と、Bluetooth(商標)ペアリングしたポータブルデバイスとの距離に適用することができる。あるいは、基準は、例えば超広帯域(UWB)またはIEEE802.11(Wi−Fi)送受信機を使用して、任意の短距離通信のために設計された送受信機間の距離に適用することができる。それに従って、リマインダ138の開始は、その開始を遅延するようにスケジュールされる。
図14A〜図14Dに見られる例示的なリセット実施形態によれば、回路900は、ユーザ105がポータブルデバイス328を切断した直後に充電のために再接続したことをリアルタイムで検出した後、リマインダの送出を即時に見合わせるように構成される。これは、猶予期間を利用する。特に、回路900は、リマインダのスケジューリングによって生成されたスケジュールを即時にリセットし、さらに、ポータブルデバイスの切断の監視を即時に再開する。スケジュールをリセットするために、図14A、図14Bにさらに見られるように、第1のサブプロセス1401は、所定の基準が満たされているかどうか判断している進行中のサブプロセス1402を中断する。図14Cにさらに示されるように、進行中のサブプロセス1402の一部の1つのバージョン1403は、所定の期間が満了したかどうか判断するように実行される。その部分の別のバージョン1404は、図14Dに示されるように、RFIDタグを備えるポータブルデバイス328が、切断後にアダプタ304内のRFID質問器1035から所定の距離を超えているかどうか判断するように実行される。あるいは、例えば回路900が充電器内に一体化されている場合には、RFID質問器1035を充電器316内部に配設することができる。
さらなる説明を単純にするために、本明細書ではまず、図13A〜図13Cに見られるリセットなしのバージョンを以下に論じる。
ここで、リマインダがスケジュールされており(ステップS1270)、所定の基準が満たされた後(ステップS1305)、ポータブルデバイスがここで再接続されているかどうかクエリが行われ(ステップS1310)、すなわち充電器316の接続ステータスに関してクエリが行われ、それにより、再接続が行われている場合にはリマインダが必要なくなる。
基準は、例えば、時間ベースの基準とすることも距離ベースの基準とすることもできる。
図13Bに見られる時間ベースの基準に関して、まず、変数TOTALDELAYがゼロに初期化される(ステップS1315)。変数TOTALDELAYは、その後、しきい値に達するまで(ステップS1325)、Δずつ繰り返し増分される(ステップS1320)。値Δは、例えば1に設定されることがあり、反復は毎秒行われ、しきい値は6である。例示として、ステップS1310に関して、6秒の遅延によって、例えば可聴リマインダなどの警報を発生させずにポータブルデバイス328を抜く、および再接続する、または場合によっては1つのコンセントから別のコンセントに移動させる余地がユーザ105に与えられる。
図13Cに示される距離ベースの基準(ここでは時間ベースの基準の代わりに提供されるが、時間ベースの基準に追加することもできる)は、アダプタベースのRFID質問器1035と、ポータブルデバイス328内のRFIDタグとの距離に基づく。ポータブルデバイス328の移動により、距離ベースのしきい値に達する(これは、ワイヤレス接続136の途絶によって明らかになる)と(ステップS1335)、距離ベースの基準が満たされる。また、距離を繰り返し検出し、しきい値に達するまで、検出された距離を距離ベースのしきい値と比較することによって、この基準を満たすこともできる。システム900は、基準を満たすポータブルデバイスの移動を監視する。
したがって、例えば、しきい値が15フィートである場合、可聴警報は、アダプタ304またはアダプタと充電器316を持たずにユーザ105が廊下に出て行くときや、その他、出かけそうなときに、音を発することがある。
あるいは、リセットバージョンと同様に、例えば回路900が充電器に組み込まれている場合には、RFID質問器1035を充電器316内部に配設することができる。
それぞれ時間ベースまたは距離ベースの基準が満たされるとき(ステップS1305)、上述したように、ポータブルデバイス328がここで再接続されているかどうかクエリが行われる(ステップS1310)。
ポータブルデバイス328が再接続されている場合(これは、現在の電流量読取値982をそのそれぞれの基準量990と突き合わせることによって判断することができる)、処理はステップS1210に戻る。
ポータブルデバイス328が再接続されていない場合でさえ、ユーザ105は、充電器316を取りに戻るように報知される必要が必ずしもあるわけではない。電源接続存在検出器1025によって設定された充電器接続ステータスに反映されるように、充電器が差し込まれていない場合には、すなわち電源コンセント308から電力供給するために充電器が接続された状態になっていない場合(ステップS1340)には、報知は必要とされない。充電器316が差し込まれていない場合、処理はステップS1210に戻る。
他方で、充電器316が、まだ差し込まれている、あるいはアダプタの外部の電源、例えば電源コンセント308から電力を受け取るために接続されている場合には、リマインダの可聴および可視成分が送出される(ステップS1345)。
したがって、リマインダ138を送出するかどうかの判断は、この実施形態では、スケジュールされた報知の開始時に実施され、充電器316の接続ステータスに基づく。
リマインダ138は、リマインダをユーザ105に通信するためのデバイスから送出される。
リマインダ138の可視成分は、例えばLED226の点滅でよく、またはそれを含むことがある。可聴成分は、典型的な家庭用煙警報器で見られるものなど、警報でよく、またはそれを含むことができる。任意選択で、警報セレクタ1140の出力に従って、成分の1つのみを実施または作動させることができる。また、特定のタイプのポータブルデバイスに関連付けられる紛失した充電器は、都合良く代わりを用意できないことがある。一方、アダプタ304は、より汎用のものであることがある。それにも関わらず、ステップS1340に関連付けて、充電器316が差し込まれていない場合でさえ、アダプタ304が差し込まれているかどうかチェックを行い、ユーザ105にアダプタを取るように報知することもできる。他方、任意選択で、リマインダ138の送出は、コンセント308から電力供給するために充電器316が接続された状態であることの影響を受けることがある。
ここで、もう一度、図14A〜図14Dのリセットバージョンを考察すると、ここで、リマインダがスケジュールされており(ステップS1270)、第1のサブプロセス1401が、充電のためのポータブルデバイス328の再接続、すなわちポータブルデバイスと充電器316の間の接続の存在をリアルタイムで監視する(ステップS1405)。ポータブルデバイス接続検出器1015によって設定される充電器接続ステータスに反映されるように、リマインダが生じる前に再接続が行われる場合および時に、スケジュールがリセットされる(ステップS1410)。特に、現在のスケジュールが見合わされ、ステップS1210によって表される切断事象の監視が再開される。
第2のサブプロセス1402に関して、時間ベースの基準に関するステップS1415、S1420、S1425は、リセットなしのバージョンの時間ベースの基準に関する前述したステップS1315、S1320、S1325と同様であり、ただし、スケジュールがリセットされた場合(ステップ1410)には、反復が中断される(ステップS1430)。中断される場合、処理はステップS1210に戻る。
距離ベースの基準に関しても同様に、リセットバージョンの距離ベースの基準のステップS1440は、リセットなしのバージョンの距離ベースの基準に関するステップS1335と同様であり、ただし、スケジュールがリセットされた場合(ステップ1410)には、反復が中断される(ステップS1445)。中断される場合、処理はステップ1210に戻る。
第1のサブプロセス1401と同時に実行される第2のサブプロセス1402は、同様に中断を受ける反復に際して(ステップS1455)、それぞれの所定の基準1403、1404が満たされているか監視する(ステップS1450)。それぞれの所定の基準1403、1403が満たされると(ステップS1450)、またはそれと同等に、それぞれステップS1425またはS1440での「はい」の分岐に処理が進むと、充電器316が差し込まれているどうかクエリが行われる(ステップS1460)。充電器316が「プラグイン」状態でない場合、ユーザ105に通知する必要はなく、処理はステップS1205に戻る。他方、充電器316が依然として差し込まれている、すなわち「プラグイン」状態である場合、リマインダの可聴および可視成分が送出する(ステップS1465)。ここでも、リセットなしのバージョンと同様に、アダプタ304が差し込まれているかどうかに関する追加のチェックを任意選択で行うことができる。
時間ベースの基準1403と距離ベースの基準1404はそれぞれ、1つまたは複数のボタンやダイヤルなど制御機構の作動によってユーザが調節可能な所定のしきい値、すなわち距離または時間の長さを含むものであることがある。
ポータブルデバイス充電器用のリマインダシステムは、充電器が置き忘れられそうな可能性が高い時を判断するように設計される。リアルタイムで行うことができる検出は、実施形態に応じて、充電器からのポータブルデバイスの切断、および/または充電器もしくは充電器アダプタのワイヤレス圏外へのポータブルデバイスの移動に関することがある。いくつかの変形形態では、報知の開始は、切断を検出した後、所定の期間の満了など所定の基準が満たされるまで暫定的に延期される。あるいは、基準は、ポータブルデバイスとアダプタまたは充電器との距離に基づく圏外状態の検出とすることができる。いくつかの実施形態では、検出およびリマインダ送出は、プラグイン壁アダプタまたは充電器自体など1つのユニットに組み込まれる。アダプタは、特定の型またはモデルの充電器に特殊化されたものではなく、汎用のものにすることができる。システムは、不快感を生じず、充電器接続ステータス、節電、および停電を見定めることができる。
ユーザが家から出るときに充電器を持ち忘れるのを防止することに加えて、新規のアダプタは、それ自体の紛失を防止することができ、また、「無負荷」およびフル充電状況で節電シャットダウンを実行することができる。任意選択で、不要なリマインダまたは早まったリマインダをなくすために、節電シャットダウンの状況を停電(場合によっては一時的であることがある)から見分けることを可能にすることもできる。ほとんどのモバイルデバイス充電器と同様に、アダプタは、トラベルアクセサリに適した小さなフォームファクタを有する。さらに、アダプタは、ユーザが家に帰ってきたときには充電器から切断される必要はなく、ユーザが簡便にホームモードに切り替えて、その節電機能を利用することができる。より具体的には、アダプタは、任意の単一の型またはモデルに限定されずに、任意の数の充電器と共に使用されるように汎用のものにすることができるので万能である。任意選択で、ユーザは、例えばパーソナルコンピュータによってウェブサイトに接続して、特定のデバイスの充電プロファイルを選択することができる。次いで、Theytaz他の米国特許出願公開第2008/0007212号に開示されているように、プロファイルがワイヤレスで伝送され、本明細書における文脈では、この伝送はアダプタへのものである。また、消費者が複数のアダプタを購入する必要はないが、代替形態は、様々な充電器に接続したままにするために複数のアダプタを購入することである。これは、その方が使いやすいからであり、また、アダプタがエネルギー節約機能を有するからである。有利には、アダプタは汎用であるので、好都合なことに、多くの小売店で入手することができる。あるいは、実際、上述したように、アダプタは、家またはホテルの部屋の標準の壁コンセントに付属した形で実装することもできる。
本発明を、図面および前述の説明で詳細に図示して説明してきたが、そのような図示および説明は、限定的なものではなく、例示的または説明的なものとみなすべきである。本発明は、開示した実施形態に限定されない。
例えば、ワイヤレス通知は、テキストメッセージングに限定されず、音声メールを含むこともある。ワイヤレス通知は、Bluetooth(商標)実施形態、または任意の他の短距離ワイヤレスプロトコルに基づく実施形態に限定されず、時間または距離ベースのしきい値によってトリガされる通知で使用することができ、またはそのような通知を補完することができる。別の例として、アダプタ204は、弾性トグルボタン208、216の一方のみを備えることがある。あるいはまた、アダプタは、上述した小さなフォームファクタの利点を犠牲にして、Sluskyの特許に示されるものなどアラームクロックに組み込むこともできる。そのような実施形態は、任意選択で、壁に対して面一の配置となるようには設計されずに、一端に壁プラグを有するコードを設けることもできる。あるいは、アダプタは、バスなど自動車の充電ソケットに差し込めるように設計することができ、距離または時間しきい値はより低く設定され、それにより、車両から出るときに充電器およびアダプタを携帯するように旅行者に報知することができる。
図面、本開示、および添付の特許請求の範囲を検討することで、当業者は、特許請求される発明を実施する際に、開示した実施形態に対する他の変形形態を把握して実施することができる。特許請求の範囲において、用語「備える」は、他の要素またはステップを除外せず、単数表記は複数表記を除外しない。特許請求の範囲における任意の参照符号は、範囲を限定するものとみなすべきではない。
コンピュータプログラムは、光記憶媒体やソリッドステート媒体など適切なコンピュータ可読媒体に、瞬間的に、一時的に、またはより長期間にわたって記憶することができる。そのような媒体は、一時的な伝播信号でないという意味合いでのみ非一時的であり、レジスタメモリ、処理装置キャッシュ、およびRAMなど他の形態のコンピュータ可読媒体を含む。
単一の処理装置または他のユニットが、特許請求の範囲に記載されるいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が、互いに異なる従属請求項に記載されているということだけでは、これらの計画されたものの組合せを有利に使用できないことを示さない。
本発明は、リマインダの送出に関し、より具体的細には、接続ステータスに関するリマインダの送出に関する。
チェックアウト前に部屋の中を最終確認する旅行者は、しばしば、ポータブルデバイスのバッテリ充電器を置き忘れることがある。そのような充電器は、色が暗いため、特に壁コンセントが家具に隠れた位置にあるときには忘れやすい。充電のために夜のうちにコンセントに差し込んでおいた充電器を、朝になって忘れることは容易に起こり得る。この問題は、旅行者が、それぞれ独自の充電器を有する多様なモバイルデバイスを把握していなければならないということによって悪化する。
典型的には、ホテルには多くの充電器が置き忘れられている。
しかし、関連するプライバシーの問題ならびに時間および労力により、ホテルが客に連絡を取ることはない。また、オンラインサービスによって予約が行われた場合には、ホテルが連絡先の情報を知らないことも多い。
充電器をその所有者に発送して返却するにしても、その充電器が届くまでは所有者はデバイスを充電する手段がなく、デバイスが数日にわたって動作不能になり得る。
当該デバイスに適合する新たな充電器の購入も、不便および遅延を伴うことがある。
本明細書に参照により全体を援用するEastlackの米国特許出願公開第2010/0001684号(本明細書では以後、「Eastlackの特許」)に述べられているように、いくつかは壁電流から電気的に切断しているとしても、ほとんどの充電器は、ポータブルデバイスバッテリを充電していないときでさえ電力を消費する。したがって、充電器が発見されて、コンセントから抜かれるまでは、充電器の置き忘れは、エネルギーを浪費していることがよくある。
本明細書に参照により全体を援用する「Battery Charging System for Portable Electronic Devices」という名称のSluskyへの米国特許第6,373,229号(本明細書では以後、「Sluskyの特許」)は、バッテリが充電器に電気的に接続されているかどうかチェックする。接続されていない場合、Sluskyの特許は、ポータブルデバイスを充電するようにユーザに報知する警報を発生する。
特に、充電を開始したい時についてユーザが事前設定した特定の時間にチェックが行われ、また、切断が実際にいつ行われたかに関わらず、現在の既存の接続に関してチェックが行われる。したがって、Sluskyのデバイスは、充電器が置き忘れられそうなことをユーザに警告するのには効果的ではない。
「Improvement to Response Units」という名称のZishaanの米国特許出願公開第2010/0225493A1号(本明細書では以後、「Zishaan」)は、ユーザの位置の変化に関連付けて、荷物に詰めるべき1つまたは複数の物品に特有のユーザ警告信号を送出するトラベルパッキング補助システムを開示する。検出器が、物品がトラベル使用モードである時を検出する。
充電器と、充電器によって充電可能なポータブルデバイスとの両方を備えるZishaanの実施形態では、検出器は、とりわけ、充電器がポータブルデバイスから切り離された時を検出する。
移動電話などのデバイスと、充電器とが、どちらもワイヤレス送受信機を有し、デバイスは、トラベルモードを検出する。デバイスは、トラベルプランに関して、スケジューリング情報を入力するようにユーザに促すためのユーザインターフェースを備える。
報知用のシステムは、多くの携帯情報端末(PDA)の場合と同様に、事象または対象物に関して、報知すべき特定の状況、または特定の時間をユーザが事前設定することをしばしば必要とする。
しかし、問題点として、システムに入力された特定の時間は、トラベルプランが変わる場合には効果的でなくなることがあり、プランの変更を記録する手間がユーザに生じる。また、非常の多くの「偽陽性」、すなわち、ユーザにとって煩わしく不要と感じられることがあるリマインダを送出する傾向もある。
充電器によって充電可能なモバイル電子デバイスまたはポータブル電子デバイスに関するリマインダシステムは、ユーザが着用する、またはユーザが携帯するデバイスによって、保護すべき対象物が離れすぎていることをワイヤレスで検出することに依拠して利用可能である。
これらのプロトコルは、充電器を置き忘れそうなユーザに報知するという目的には十分ではない。
これに関して、大抵、置き忘れられた充電器は、壁コンセントに差し込まれたままであることがあり、充電器が充電していたデバイスは取り外されている。したがって、第1に、コンセントに差し込まれていない場合には、置き忘れられる可能性は低く、リマインダが必要かどうか、または望まれるかどうかは疑わしい。
しかしながら、多くの既存のシステムでは、対象物、すなわち典型的にはバッテリを有するポータブル電子デバイスが充電のために現在差し込まれているか否かに関わらず、リマインダが送出される。
第2に、少なくとも、電子デバイスは一般に、他のデバイスを充電するためには接続されないので、リマインダは、この接続ステータスを考慮せずに送出される。しかし、充電器の場合、充電されるデバイスに依然として取り付けられている状態で旅行者が置き忘れることはめったにない。したがって、この場合にもリマインダは必要ない。
誤警報に関して、ちょうど旅行者が慌てて出かけようとしているときにそのような誤警報が生じることがしばしばある。
あるいは、旅行者が警報に気付かないことがある。旅行客がホテルを出て朝食、昼食、夕食、ビジネス会議、または社交に出かける度にリマインダが送出されると、その旅行客は、もし気付いていればチェックアウト時にポータブル電子デバイスを取りに戻っていたはずなのに、自分が受けた実際の通知を無視するという結果を招き得る。
誤警報の問題と同じ問題が、充電器に関して存在する。
上述したZishaanの出願は、充電器を置き忘れるのを防止するための手段を含むトラベルパッキング補助システムを開示するが、特に充電器に関係する問題のいくつかに具体的に対処できない。
上述したZishaanの実施形態は、例えば、ポータブルデバイスからの充電器の切離しを検出するが、Zishaanは、リマインダの開始前に、充電器が壁コンセントに差し込まれているかどうか考慮することは開示または示唆していない。ユーザがデバイスを「プラグイン」ステータスに回復させて、それにより警報を回避することができる「猶予期間」も提供されていない。所定の長さの猶予期間などの余地をユーザに与えることが望ましく、その期間には、リマインダとして働く信号、例えば警報、メッセージ受信可聴音、または画面上のプロンプトによって妨げられることなく、デバイスを差し込む、抜く、および移動させることが望ましい。
また、Zishaanにおけるように、旅行者のスケジュールの変更に常に注意して、それに従って入力パラメータを更新する必要があるという上述した問題もある。旅行者が変更についていくのは、支援デバイスを用いずに充電器を忘れないようにしておくことよりも難しいことがある。
さらに、Zishaanのように、ユーザの移動をスケジュールおよび追跡するために携帯情報端末(PDA)またはPDAのような機能に依拠すると、例えば別個の移動電話が使用される場合には、さらにもう1つポータブルデバイスを携帯しなければならないという負担を旅行者に課す。
また、Zishaanでは、ユーザは、PDAまたはPDAのようなポータブルデバイスでのユーザインターフェースを提供するソフトウェアアプリケーションを入手しなければならないことに留意されたい。
また、各充電器は、専用のものである場合には、ワイヤレス通信および警報機能を個別に備えなければならない。
簡便であり、自動であり、選択的に不快感を生じないようにするプロトコルが必要である。例えば、充電器がポータブルデバイスを充電しているときにユーザがどこかへ出かけようとしているときには、報知を見合わせるべきである。しかしながら、デバイスまたは方法は、充電器の紛失が起こり得る状況では、充電器を置き忘れそうな旅行中のユーザに速やかに報知するのに効果的であるべきである。任意選択で、デバイスまたは方法は、リマインダの必要性、不快感のレベル、停電事象、およびその後生じる事象を見定めることもできる。また、デバイスまたは方法は、ユーザが、その時点で出かけるつもりがないときに単にデバイスを差し込む、抜く、または移動させる場合には、リマインダの送出を遅延することもできる。さらに、デバイスまたは方法は、充電器がコンセントに差し込まれているが充電を行っていないときにはエネルギーを節約するように努め、そのようなエネルギー節約機能をそれ自体組み込む充電器に適合することがある。さらに、デバイスまたは方法は、特定のタイプのポータブルデバイスプラグイン充電器と共に使用するように特殊化されたものではなく、汎用のものにすることができる。
本発明は、従来技術の上述した欠点の1つまたは複数に対処することに向けられている。
本発明の一態様によれば、ユニットが、ポータブルデバイスを充電するために接続可能であり、ポータブルデバイスバッテリ充電器によって充電可能なバッテリが充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このユニットは、切断を検出するように構成された検出器を含む。このユニットは、さらに、充電器からのバッテリの切断の検出に応答して、置き忘れを防止するために、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
別の態様によれば、ポータブルデバイスバッテリ充電器が、ポータブルデバイスのバッテリが充電器から切断されているときに、それ自体の置き忘れを防止するように構成される。充電器は、充電器からの切断を充電器が検出したことに応答して、置き忘れを防止するためにリマインダを送出するように構成される。充電器は、独立して切断を検出する。
さらなる態様によれば、アダプタは、電源コンセントに直接接続可能であり、ポータブルデバイスバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このアダプタは、充電器からのバッテリの切断の検出に応答して、置き忘れを防止するために、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
さらに別の態様によれば、バッテリ充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットは、電源コンセントから、充電のために接続されたポータブルデバイスに電力を供給するように構成される。また、このユニットは、接続の途絶に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延するように構成される。
他の一態様によれば、バッテリ充電器の置き忘れを防止するための回路が、ポータブルデバイスがバッテリ充電器から切断される切断事象を検出するように構成されたポータブルデバイス切断検出器を含む。この事象の検出は、リアルタイムで行われる。この回路は、切断事象に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延するように構成された通知モジュールを含む。
別の態様によれば、ポータブルデバイスを充電するために接続可能なユニットであって、デバイスのバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットを製造するための方法が、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するための通知モジュールを組み込むようにユニットを構成するステップを含む。送出は、ユニットによる、充電器からのバッテリの切断の検出に応答する。
さらなる態様では、アダプタは、a)電源コンセントの表面に面する第1のアダプタ表面の、コンセント表面に対する位置と、b)第2のアダプタ表面に面するバッテリ充電器の表面の、第2のアダプタ表面に対する位置との少なくとも一方に基づいて、それに対応してコンセントまたは充電器がアダプタに接続されているかどうか検出するように構成された係合検出器を含む。さらに、アダプタは、それに対応してコンセントまたは充電器がそのように接続されていることの検出に応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。
さらに別の態様によれば、充電器の置き忘れを防止するためのユニットは、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たすデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。さらに、このユニットはスイッチを含み、スイッチによって、非作動状態であるが、ポータブルデバイスを充電するための電力を前記ユニットが依然として提供できるようにする状態にユーザがモジュールを切り替えることができ、また、スイッチによって、モジュールを作動状態に再び切り替えることができる。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。
関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するためのユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されているかどうか検出するように構成される。送出は、ユニットが接続されているかどうかの検出の結果に応答する。
他の関連する一態様によれば、ユニットは、充電器の置き忘れを防止するように構成される。このユニットは、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を備える。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを備える。さらに、このユニットは、電源コンセントからポータブルデバイスバッテリに電力を供給するためにユニットがポータブルデバイスに接続されているかどうか検出するように構成される。送出は、ユニットが接続されているかどうかの検出の結果に応答する。
さらなる関連する一態様によれば、ユニットは、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールを含む。送出は、充電器からのポータブルデバイスバッテリの切断の検出の影響を受ける。
別の関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を含む。基準は、検出器とデバイスとの所定の距離に基づく。また、このユニットは、基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールと、ユニットに電力を供給するためのバッテリとを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。
さらなる別の関連する態様によれば、充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットが、ワイヤレス通信によって、所定の基準を満たすポータブルデバイスの移動を検出するように構成された検出器を備える。基準は、検出器とデバイスとの距離に基づく。さらに、このユニットは、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより置き忘れを防止するように構成された通知モジュールを含む。このユニットは、電源コンセントから電力を受け取るためにユニットが接続されている場合にのみ送出を行うように設計される。このユニットは、ユニットがコンセントから電力を受け取っていないときでさえ送出を行うように構成される。
本発明のさらなる一変形形態によれば、壁コンセントアダプタが、デバイスがアダプタに差し込まれている状態で、デバイスが置き忘れられそうであることをデバイスから感知するように構成される。
以下の図面を参照しながら、新規の充電器アダプタおよび充電器紛失防止方法の詳細を以下にさらに説明する。図面は、正確な縮尺では描かれていない。
図1は、本発明による、例示的な第1の実施形態の概要を提供する概念図である。 図2Aは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図2Bは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図2Cは、アダプタおよびその接続の例示的な概略図である。 図3は、アダプタへのさらなる接続、および第1の実施形態の例示的な概略図である。 図4は、第1の実施形態の接続/切断検出器の例示的な概略図である。 図5は、第1の実施形態の通知モジュールの例示的な概略図である。 図6は、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Aは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Bは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図8Cは、第1の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図9は、本発明による第2の実施形態の例示的な概略図である。 図10は、第2の実施形態の接続/切断検出器の例示的な概略図である。 図11は、第2の実施形態の通知モジュールの例示的な概略図である。 図12は、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Aは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Bは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図13Cは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Aは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Bは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Cは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。 図14Dは、第2の実施形態の動作を例として示すフローチャートである。
図1は、ワイヤレス検出機能を含む第1の実施形態100の一例を示す。家110を出発する旅行者105または充電器紛失防止システムのユーザが、玄関から出ており、ポータブルデバイスバッテリ充電器115を家に置き忘れそうになっている。充電器115は、拡大図で示される移動電話または携帯電話120を充電していたものであることがあり、または任意の他のポータブル機器、例えば、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、プリンタ、電子メールコミュニケータ、ページャ、カメラ、カムコーダ、電動歯ブラシなどを充電していたものであることもある。外に出る時、ユーザは、電話120にあるBluetooth(商標)(本明細書では以後、「BT」)送受信機125を、アダプタ132にあるBT送受信機130の通信圏外にちょうど持ち運んでおり、アダプタ132は、充電器115に機械的および電気的に接続されているものとして図示されている。アダプタ132の一端は、充電器115のプラグを受け取るためのものである。他端は、壁に差し込むためのものである。
アダプタ132は、アダプタから離れるポータブルデバイスまたはポータブル電子デバイス、ここでは電話120または他のハンドヘルドデバイスの移動を感知する。実際上、アダプタは、ユーザが充電器を置き忘れる可能性を感知する。具体的には、アダプタは、圏外状態134への移行、または図1に「X」で示されるワイヤレス接続136の途絶を感知する。アダプタ132内部の検出器は、ワイヤレス通信によって、所定の範囲外へのポータブルデバイスの移動を検出するために監視を行うように構成される。より具体的には、2つの送受信機125、130の間の距離が、通信圏を表す所定のしきい値を超えるとき、圏外状態が始まる。
圏外状態の開始に応答して、アダプタ132は、テキストメッセージリマインダ138を、ネットワーク137を介してワイヤレス伝送で電話120に送信する。テキストメッセージ138は、「充電器を取ってください」など、両方とも置き忘れられそうになっている充電器115とアダプタ132に関するもの、または適切であれば、置き忘れられそうになっているアダプタに関するものである。典型的には、テキストメッセージリマインダ138に可聴信号が先立ち、または、電話が振動モードである場合には振動が先立ち、これは、テキストメッセージが到着したことを示す。あるいは、リマインダは、触知式など任意の他の形態でよい。
また、圏外状態に応答して、システムは、アダプタ132のみが置き忘れられそうになっていることを検出することもできる。
充電器紛失防止アダプタ204に関する特定の構成が図2A〜図2Cに示されているが、多くの変形形態が可能である。
3ピンアダプタ204は、電源として使用するホテルの部屋の壁コンセントなど、電源コンセントに直接接続可能である。アダプタ204は、図2Aの内面図に示されるように、弾性のアダプタ接続トグルボタン208を有する。アダプタ接続トグルボタン208は、図2Bおよび図2Cで最もよく見られるように、第1のアダプタ表面209から突出している。ボタン208は、アダプタ204がコンセントに差し込まれるときに、電源コンセント表面211によって、ばねの圧力に反して付勢される。具体的には、壁コンセント面212が、ボタン208を押し込む。アダプタ204をコンセントから抜くことで、ボタン208が自動的に解放されてその元の位置に戻る。アダプタ204は、いくつかの実装形態では、引抜き後に動作できるようにバックアップバッテリを有する。アダプタ204は、コンセントに差し込まれているかどうかを、ボタン208の状態から感知することができる。代替形態として、アダプタ204内部の2つの高抵抗抵抗器を、互いに直列に、かつ負荷に並列に配置することができる。抵抗器間で検出される電圧から、アダプタ204がコンセントに差し込まれているかどうか判断することができる。抵抗を極端に高くすると、抵抗器による電力消費が最小限に抑えられる。
弾性の充電器接続トグルボタン216は、第2のアダプタ表面217から突出し、充電器プラグ218から、すなわちバッテリ充電器222の表面220からの付勢圧力に関して同様に構成されて動作する。
アダプタ204は、同様に、充電器接続トグルボタン216の検出された「入」または「切」状態から、充電器222に接続されているかどうか確かめることができる。あるいは、アダプタ204が壁コンセントに差し込まれているとき、電流の測定に基づいて、充電器222の接続ステータスを取得することができる。電流は、ポータブルデバイスを充電するために引き込むことができ、および/または充電器内のバッテリ存在インジケータ、例えば発光ダイオード(LED)226によって引き込むことができ、発光ダイオード226は、バッテリが充電器内に配置されている、または充電器に接続されているときに点灯する。他方、充電のためにデバイスが接続されていない場合、すなわち「無負荷」状態においては、一般に、それでも変換器への小さな電流が存在する。いずれにせよ、無負荷であるか、または負荷がフル充電されているときに電力をシャットダウンするように充電器222が設計されていない場合(大抵はそうである)には、低抵抗の直列抵抗器によって電流を測定することができる。シャットダウン機能を有する充電器の一例は、Eastlackの特許に記載されている。本明細書で以下に論じるように、アダプタ204も、節電シャットダウンを行う機能を備えることができる。低抵抗の直列抵抗器に対する代替形態は、ホールプローブ電流センサである。
ホーム/トラベルモードスイッチ224により、ユーザ105は、アダプタ204を「ホームモード」にすることができ、これは、テキストメッセージリマインダの形態で図1に例示される報知機能を作動停止させる。家では、ユーザ105は、充電器222を壁に差したままにしておくことを望むことがある。したがって、家で充電器を使用するために、アダプタ204を充電器222から物理的に切断する必要はない。実際、有利には、節電シャットダウン機能を利用することができる。あるいは、アダプタ204は、電力調整機能なしで実装することもできる。
節電シャットダウン機能は、自動的に交流(AC)をシャットダウンし、これは、本明細書で上述したようにいくつかの充電器が有する機能である。ACがない場合、充電器紛失防止回路または「システム」は、充電のために差し込まれたポータブルデバイスをユーザ105が抜いたかどうか検出することができない。したがって、念のため、アダプタ204にある発光ダイオード(LED)226が、ユーザ105に警告するために連続的に点滅する。節電シャットダウンは夜間に行われることがあるので、あまり不快感を生じない点滅するLEDのほうが、可聴信号よりも好ましい。ポータブルデバイスの引抜きが、それが行われたにも関わらず、ACがないために検出されなかったときでさえ、アダプタ204は、バックアップ回路によって、朝などユーザが出かけようとする時を検出して、テキストメッセージリマインダ138を送信することができる。したがって、リマインダ138の送出は、アダプタ204が電源コンセントから電力を受け取っていないときでさえ行うことができる。
ACは、ユーザ105が節電後再作動スイッチ228を押すときに回復することができる。これはまた、点滅を停止させる。
図3は、例示的であり非限定的な例として、本発明の第1の実施形態による充電器紛失防止回路300の概要を示す。回路300は、本明細書で上述したように、主として、家から出かけようとしているユーザが壁コンセントに充電器を置き忘れるのを防止するように設計される。回路300は、例えば、アナログ電子構成要素、ハイブリッド回路、または、任意の形態のRAM、ROM、ASIC、PLD、もしくはそれらの組合せを含む集積回路を備えるソリッドステートデバイスとして実装することができ、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。
回路300は、充電すべきポータブルデバイスとは別個にプラグインユニットに組み込むことができ、例えば、コンセントへのプラグイン接続を成すためのアダプタ304として実装することができる。図3で、アダプタ304は、矢印312によって示されるように壁コンセント308に取外し可能に差し込むことができるものとして示され、また、矢印320によって示されるように充電器316を取外し可能に受け取ることができ、アダプタ304は充電器316に着脱可能に接続可能である。
充電器316は、携帯情報端末(PDA)など、別個のポータブルデバイス328に着脱可能に接続可能な端部324を有する。着脱可能な接続によって、充電器316によって充電可能なポータブルデバイスバッテリ336への電気接続332が確立され、この電気接続332は、ポータブルデバイス328に電力供給するように構成される。ポータブルデバイスバッテリ充電器316からのバッテリ336の切断は、バッテリが取り付けられたポータブルデバイス328を充電器から取り外すことによって行われる。ポータブルデバイス328は、任意のポータブルデバイス、モバイルデバイス、またはハンドヘルドデバイスでよく、あるいはバッテリでもよい。ポータブルデバイス328の切断は、バッテリ336を充電器316から電気的に切断する。
本発明のいくつかの変形形態では、回路300を含むアダプタを充電器316と一体化して、単一のユニット318を形成することができる。一体型の充電器の場合、例えばDeFelice他への米国特許第6,014,011号に記載されているように、切断は、任意の既知の適切な様式で充電器によって直接検出することができる。充電器と別個のアダプタとの場合と同様に、一体型の充電器は、ポータブルデバイス328の切断の検出に応答して、リマインダ138を送出し、それによりそれ自体が置き忘れられるのを防止する。
充電器紛失防止回路300は、データおよび制御バス340に取り付けられた、接続/切断検出器344と、通知モジュール348と、係合検出器352と、バックアップバッテリ(図示せず)を含むバックアップ回路356と、制御装置360と、節電後再作動スイッチ364と、ホーム/トラベルモードスイッチ368とを含む。
図4に示される接続/切断検出器344の一変形形態は、データおよび制御バス340に取り付けられた、比較器モジュール405と、ポータブルデバイス接続存在検出器410と、メモリ415と、電源接続存在検出器420と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器425とを含む。
メモリ415は、現在の電流量読取値430と、1つまたは複数の以前の読取値435と、基準量440とを記憶することができる。さらに、メモリ415は、作業記憶域、ならびにデータおよび制御情報のための記憶域(図示せず)を備えることができる。
図5に示されるこの例の通知モジュール348は、データおよび制御バス340に取り付けられた、マスタとしてサービスするBluetooth(商標)モジュール510と、BT接続途絶検出器520と、ネットワーク送受信機530と、テキストメッセージセレクタ540と、LED点滅装置550とを含む。
動作時、1つのシナリオによれば、図6で見られるように、ユーザは、構成要素、すなわちアダプタ304、充電器316、およびポータブルデバイス328を任意の順序で一体に接続する。すなわち、アダプタは、ある時点で壁コンセント308に差し込まれる。
アダプタ304が差し込まれた後(ステップS610)、ユーザ105は、それを電話120とBTペアリングすることができる。アダプタ304には初期BTパスキーが備えられている。差し込まれたアダプタ304のBTモジュール510は、アダプタのBT通信圏内にある電話120の表示画面上で見られるように、パスキーの入力を促す。BT出力クラス2は、約10メートルの範囲を有する。ユーザ105は、提供されたパスキーを入力し、次いで、BTモジュール510が電話120のBT送受信機125とペアリングする。次いで、BTモジュール510は、ペアリングした電話120にテキストメッセージを送信させる。アダプタ304は、受信されたメッセージから電話番号を得て、その電話番号を、後で使用するために宛先として記憶する。特に、アダプタ304は、後の時点で、ネットワーク送受信機530によって、テキストメッセージセレクタ540によって選択されたリマインダをユーザ105にテキスト表示することができる。ネットワーク送受信機530は、双方向ページャのメッセージ伝送機能を組み込む。したがって、ステップ620で、ユーザは、まだ行われていない場合には、任意の順序で、アダプタ304を携帯電話120とBTペアリングし、充電器316をアダプタに差し込み、他方の充電器の端部324をポータブルデバイス328に差し込む。
BTペアリングが形成され、例えば係合検出器352によって、ボタン208、216を用いて、充電器316およびアダプタ304が差し込まれていることが検出された後(ステップS620)、アダプタ304内にあるBluetooth(商標)接続途絶検出器520が、電話120がBT圏外であるか監視し、すなわち電話への無線のBT接続136が存在しなくなる時を監視する(S710)。携帯電話120は、典型的には単独で圏外状態を認識するが、システム300は、これに依拠する必要はなく、電話を含まない。圏外状態ではBTペアリング接続が途絶され、ユーザ105は、電話120が圏内に入った場合および時に再び入力を促される。その時点で、ユーザ105は、アダプタ304と電話120を容易に再びペアリングすることができる。
圏外への移動の監視(ステップS710)と同時に、回路300は、図8Aで見られるように、充電器による節電シャットダウンの発生を監視する。あるいは、回路300は、場合によっては、充電器のみが接続されているときに、「無負荷」状態に基づいてそれ自体シャットダウンを実行することを決断する。「無負荷」状態は、現在の電流量読取値430をそれぞれの基準量440と比較することによって検出可能である。また、充電器316への電力を遮断する自動開始式のシャットダウンは、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器によってフル充電状態が検出されたことに応答して行うこともできる(ステップS810)。いずれにせよ、例示的実装形態における自動開始式のシャットダウンは、リレーを使用し、通常は閉じられているリレーの電機子が、電磁引力によって、ばねの引張力に反して開き、それにより、ACが負荷に流れる経路を遮断する。この開放は、固定接点と磁気係合するように電機子を引っ張り、電機子を開いたままにする。節電後再作動スイッチ364の作動が、電機子を磁気係合から機械的に外し、それにより、ばねの引張力がAC電気経路を閉じる。シャットダウン状態は、自動開始式であるか否かに関わらず、充電のためにポータブルデバイス328が接続されているかどうかを検出できなくするが、後の時点で、すなわちユーザ105が出かけるときに、充電器自体が接続されているかどうかを知らせる機能は妨げない。特に、この第1の実施形態は、バックアップ回路356と、弾性の充電器接続トグルボタン216の「入」状態を検出する機能を備える係合検出器352とを有する。係合検出器352は、ボタン208、216の機械的な付勢または解放によって動作可能なものとして本明細書で上述したが、意図される本発明の範囲はそれに限定されない。より広い文脈では、係合検出器352は、接続が例えばピンに依拠するか、または電磁誘導の場合のように電磁式であるかに関わらず、アダプタ204および充電器プラグ218の接続、または一体型バージョンでは充電器のみの接続に応答するように設計されることがある。接続は、それぞれ、第1のアダプタ表面236に対する電源コンセント表面232の位置、および第2のアダプタ表面240に対するバッテリ充電器表面220の位置に基づいて検出することができる。また、アダプタ204は、独立型デバイスとして図2に示されているが、壁コンセントに付属されることもある。これは、ヒンジを含むことができ、ヒンジは、コンセントの上方にアダプタを回転させ、それにより係合解除し、または下に回転させて係合させる。ヒンジではなく、係合および係合解除するようにアダプタを摺動させることができるようにするトラックを提供することもできる。
図7に戻ると、電話BT送受信機125が圏外に持ち運ばれたときにワイヤレス接続136が途絶されることにより、Bluetooth(商標)接続解消検出器520が、ハイブリッド接続がもはや存在していないことを検出した(ステップS710)後、処理は、電力がシャットダウンされているかどうかに基づいて分岐する(ステップS720)。電力がシャットダウンされている場合、これは、すぐ上で述べたように、自動開始式の節電シャットダウンまたは外部から課される節電シャットダウンにより行われていることがある。あるいは、シャットダウンは、停電により生じることがあり得る。いずれにせよ、電力がシャットダウンされている場合、アダプタ304が依然としてコンセントに差し込まれているかどうか、すなわち電源コンセント308から電力供給するためにアダプタが接続された状態であるかどうかクエリが行われる(ステップS730)。係合検出器352は、弾性アダプタ接続トグルボタン208の「入」または「切」状態によって、アダプタ304がコンセントに差し込まれているかどうか判断することができる。アダプタ204が差し込まれていない場合、リマインダを送信する必要はなく、処理はステップS610に戻る。他方、アダプタ204が差し込まれている場合、AC電力がないため、ポータブルデバイス328も差し込まれているかどうかは分からないが、検出された「圏外」ステータスに基づいて、ユーザ105が出かけようとしていると仮定される。したがって、念のため、テキストメッセージリマインダ138が送出される。充電器316が「プラグイン」状態である場合(ステップS740)、テキストメッセージセレクタ540が選択を行い、BTマスタモジュール510が、ネットワーク送受信機530によって、「充電器およびアダプタを確認してください」とテキスト表示する(ステップS750)。他方、充電器316が「プラグイン」状態でない場合、テキストメッセージセレクタ540が選択を行い、BTマスタモジュール510が、ネットワーク送受信機530によって、「充電器アダプタを確認してください」とテキスト表示する(ステップS760)。しかし、任意選択で、後者のメッセージを見合わせることもでき、すなわちリマインダ138の送出は、コンセント308から電力供給するために充電器316が接続された状態であることの影響を受けることがある。この時点で、送出されるリマインダ138(もしあれば)に関わらず、次いで処理がステップS620に戻る。次にステップS720を再び見ると、電力がシャットダウンされていない場合、ポータブルデバイス328が接続されているかどうかが分かる、または判断することができる。したがって、アダプタ接続接続ボタン208および充電器接続ボタン216の「入」または「切」状態に基づいて、ユーザ105に通知する必要があるかどうかの判断をより高い信頼性で行うことができる。したがって、電力がシャットダウンされていない場合、ポータブルデバイス接続存在検出器410が、ポータブルデバイス328が充電器に接続されているかどうか判断する(ステップS770)。ステップS620で、ポータブルデバイス328が充電器316に接続されたので、ステップS770は、充電器からのポータブルデバイスの切断を検出する。特に、比較器モジュール405は、現在の電流量読取値430を、ポータブルデバイスを充電するための最小電流レベルを示す基準量440と比較する。ポータブルデバイス328が接続されている場合、ユーザ105に通知する必要はなく、処理はステップS620に戻る。他方、接続されていない場合、充電器316またはアダプタ204が差し込まれていることが係合検出器352によって検出された場合、通知が必要である可能性がより高いが、処理は、ステップS730で始まる前述の論理に従う。
その一方で、途絶されたワイヤレス接続の監視を始め、図8Aに戻って、節電シャットダウンが行われている場合(ステップS810)には、図8Bから分かるように、LED点滅装置550が始動して、LED226を点滅させる(ステップS820)。実際上、この瞬間に、リマインダ138の可聴成分は抑制される。また、節電後再作動スイッチ364の作動、すなわち押圧の監視が始まる(ステップS830)。
シャットダウンが停電による場合、LED226は点滅されない。結局、ここではユーザ105が出かけようとしている示唆がなく、停電は一時的であることがあり、ユーザが出かけようとしていることが検出される時までに電力が回復されることがある。その時までに電力が回復される場合には、その時点で、ステップS770において、ポータブルデバイス328が切断されているかどうかに関して最終的な判断を行うことができる。したがって、その時点で、リマインダを送出するかどうかについて、高い信頼性の判断を行うことができる。実際上、ここでは、早まったものとなり得るリマインダを送出せずに、回路300は、リマインダを送出するかどうかに関する決定をその時点まで延期する。
別の可能性は、シャットダウンが外部から課される節電シャットダウンであること、すなわち例えば充電器316によって課される節電シャットダウンであることである。外部から課される節電シャットダウンは、バッテリがフル充電されたことにより行うことができ、または、例えば、節電シャットダウンの機能を有する未接続の充電器が、コンセントに差し込まれたアダプタ204に残っているときに、「無負荷」での節電シャットダウンにより行うことができる。
したがって、シャットダウンが、外部から課される節電シャットダウンによる場合には、ポータブルデバイス328が接続されているかどうかを依然として検出することができないときにユーザが出かけようとする現実的な可能性がある。したがって、念のため、リマインダが送出される。さらに、念のため、不快感を生じない形ではあるが、LED226の点滅などのリマインダがここで開始される。
したがって、ここで、停電の発生を、外部から課される節電シャットダウンの発生から見分けることが望まれる。
ポータブルデバイス接続存在検出器410は、電流降下の大きさ、電流降下直前の電流の量、電流降下に至るまでの時間にわたる電流変化に基づいて、区別を行う。Eastlackの特許の図7を参照されたい。比較器モジュール405は、例えば、最新の現在の電流量読取値430を、ポータブルデバイスを充電するための最小電流レベルを示す基準量440と比較することができる。また、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器425は、ポータブルデバイスバッテリ336が充電されている度合い、すなわちバッテリの充電状態を求めるために、1つまたは複数の比較を行うことができる。比較は、最新の現在の電流量読取値430と、それぞれ継続して定期的に取られた以前の読取値の1つまたは複数との間で成される。電流量の十分に大きい突然の下降は、特にそれが高い電流量から生じる場合には、停電を示す。他方、フル充電されたバッテリによる節電シャットダウンは、しばしば、電流のゆっくりとした、または漸進的な降下の後に生じ、この降下は、比較的低い電流量からのものである。外部から開始された「無負荷」の節電シャットダウンの場合、最後に検出される電流量は、同様に典型的には比較的低レベルである。したがって、停電が認識可能となる。
あるいは、アダプタ204は、負荷に並列に配置された前述した一対の高抵抗の直列抵抗器を備えて実装することができ、その対の間での電圧がないことは、電力がないことを示す。
電流量読取値430、435に基づいて上述の区別を高い信頼性で行うことができるように、基準量440はすべて経験的に導出することができる。
スイッチ364を押すことにより、本明細書で上述したように、LED点滅装置550が点滅を停止し(ステップS840)、アダプタのための電力提供機能を回復する。
あるいは、アダプタ204は、単にそれをコンセントから抜くことでリマインダが終了されるように設計することができる。リマインダは、例えば、点滅するものなど継続的または周期的なリマインダでよく、またはユーザ105にリマインダを通信するための警笛または他のデバイスからのものなど連続的なリマインダでもよい。また、電力提供機能が使用不能になっている場合には、引抜きおよび/またはその後の差込みが、アダプタ204の電力提供機能を回復する働きをすることもできる。しかし、少なくとも、回復機能は、スイッチ364の必要な作動に応じて行うことができる。これは、安全のために、アダプタの電力送達能力を回復しようとするユーザの意図、および何が起きているかということについてのユーザの暗黙的な理解をより高い信頼性で示唆する。
電源接続存在検出器420が、アダプタ204が「プラグイン」状態であることを検出した場合(ステップS850)、処理はステップS620に戻る。そうではなく、アダプタ204が「プラグイン」状態でない、あるいはコンセント308からポータブルデバイスバッテリに電力を供給するために接続されていないことが検出された場合、処理はステップS610に戻る。
停電の場合のリマインダの延期は、任意選択の機能であり、回路330は、停電の場合でさえすぐに、ステップS820のLEDの点滅などリマインダを送出するように形成することもできる。
図2に関連付けて本明細書で簡単に上述したホーム/トラベルスイッチ368によって、ユーザ105は、非作動状態であるが、アダプタ304が電源308から充電器316に電力を依然として搬送できるようにする状態に通知モジュール348を切り替えることができる。同様に、モジュール348を再び作動状態に切り替えるために、スイッチ368が使用される。
図9は、圏外状態のBluetooth(商標)ワイヤレス検出機能を有しない本発明の例示的な変形形態を表す第2の実施形態の概要を示す。これは、ワイヤレス通知も含まないが、それを含むこともできる。さらに、第1の実施形態の係合検出器を含まないが、係合検出器がこの実施形態の一部でもよい。
充電器紛失防止回路900は、例えば、アナログ電子構成要素、ハイブリッド回路、または、任意の形態のRAM、ROM、ASIC、PLD、もしくはそれらの組合せを含む集積回路を備えるソリッドステートデバイスとして実装することができ、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。回路900は、アダプタ304に組み込むことができ、データおよび制御バス910に接続された、制御装置920と、接続/切断検出器930と、通知モジュール940と、バックアップバッテリ(図示せず)を含むバックアップ回路950と、ホーム/トラベルモードスイッチ960と、メモリ970と、節電後再作動スイッチ980とを含む。
メモリ970は、現在の電流量読取値982と、現在の電圧量読取値984と、1つまたは複数の以前の読取値986と、基準量988と、タイミングしきい値990とを含むように設計され、また、作業記憶域、ならびにデータおよび制御情報のための記憶域(図示せず)を含む。
図10に示されるように、接続/切断検出器930は、比較器モジュール1005と、ポータブルデバイス切断検出器1010と、ポータブルデバイス接続検出器1015と、ポータブルデバイス接続存在検出器1020と、電源接続存在検出器1025と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器1030と、ワイヤレス送受信機を備える無線周波数識別(RFID)質問器1035とを含む。
図11は、通知モジュール940を示す。通知モジュール940は、タイマ1120と、警報セレクタ1140と、LED点滅装置1160とを含む。
使用の際、図12で見られるように、ユーザ105は、まだ差し込まれていない場合には、壁コンセント308にアダプタ304および充電器316を差し込む。(ステップS1205)。この時点で、または、係合検出器がある場合にはアダプタ304および充電器316が差し込まれたことが検出された後、ポータブルデバイス接続存在検出器1020が、現在の電流量読取値982と対応する基準量988とを使用して比較器モジュール1005によって成される比較により、ポータブルデバイス328が接続されているかどうか監視する(ステップS1210)。ポータブルデバイス328が接続されていることをポータブルデバイス接続存在検出器1020が検出したとき、充電器316のステータスがこれを反映し、検出器が、まだ作動されていない場合には通知モジュール940を作動させる(ステップS1220)。
次いで、一体となって、ポータブルデバイス切断検出器1010と、ポータブルデバイスバッテリ充電量検出器1030と、比較器モジュール1005とによって、a)ポータブルデバイスの切断、b)停電、およびc)外部から課される節電シャットダウンのうちの任意の1つの発生の監視が始まる。(ステップS1230)。事象a)、b)、およびc)の任意のものが起きた時を識別するために成される比較は、図8に関して本明細書で上述したものと同様である。例えば、さらに上述したように、外部から課される節電シャットダウンの検出は、バッテリ336の感知される充電状態に基づくことがある。やはり上述したように、この実施形態、すなわち第2の実施形態は、係合検出器を含まないと仮定される。その結果、停電の発生を、ユーザによるアダプタ304の引抜きと区別できない。以下に述べるように、停電の場合には、LEDの点滅の形態でリマインダを送出することが望ましいことがあるので、同様に、アダプタがトラベルモードであるときの引抜きによってもリマインダが送出される。しかし、生じたLEDの点滅は、ユーザ105が節電後再作動スイッチ980を押すことによって終了させることができる。あるいは、本明細書で上述したように、第2の実施形態は、係合検出器を備えて実装することができる。その場合、停電をアダプタ304の引抜きと区別することができ、アダプタ304の引抜きの場合には点滅は生じない。したがって、ユーザ105は、アダプタ304を抜いた後に、スイッチ980を押す必要がなくなる。さらなる代替形態として、アダプタ304は、すぐ後に論じる停電ベースのリマインダを生じないように設計することができ、したがって、アダプタ304を抜いた後に、スイッチ980を押す必要がない。
ステップS1230で、ポータブルデバイス切断、停電、または節電シャットダウンの検出が存在しない場合、および節電の自動初期化が存在しない場合には(ステップS1250の「いいえ」の分岐)、監視は、ステップS1230に戻る分岐に進む。
他方、停電または節電シャットダウンが生じている(ステップS1240の「いいえ」の分岐、またはS1250の「はい」の分岐)場合、回路900は、上の技法によって、ポータブルデバイス328が切断されているかどうか検出することがもはやできない。その結果、念のため、不快感を生じないリマインダが送出される(ステップS1260)。具体的には、例えばこのとき夜間であることがあるので、リマインダを送出する際、警報セレクタ1140は、可聴成分を抑制する。リマインダは、第1の実施形態に関連して上述したように、LED点滅装置1160によって制御される点滅するLED226など、可視成分の形態を取ることがある。次いで、処理はステップS1210に戻る。
しかし、ポータブルデバイス切断検出器1010が、ポータブルデバイス328の切断、すなわち接続の途絶をリアルタイムで検出した場合(ステップS1240の「はい」の分岐)、充電器316の接続ステータスがこれを反映し、切断事象がリアルタイムで通知モジュール940に通信される。同様に、リアルタイムでリマインダ138がスケジュールされ、これは、タイミングしきい値990の場合には、例えばカウントダウンタイマを設定するためにしきい値にアクセスすることを意味する(ステップS1270)。実際上、ユーザ105への報知の開始は、その開始を遅延するようにスケジュールされる。次いで、図13Aまたは図14A、図14Bに表されるように、それに対応して、1つのプロセスが実行されるか、または2つのサブプロセスが同時に実行される。サブプロセスの実行は、実際上、ユーザ105への報知の開始を遅延する。この遅延は、時間基準の場合には、予め定められた猶予期間の形態での余地を提供する。距離基準の場合には、遅延は、距離基準または圏外基準が満たされるまで続く。ステップS1335、S1440での距離基準は、本明細書では、RFID検出方法の文脈で上述した。しかし、そうではなく、または追加として、基準は、アダプタ304と、Bluetooth(商標)ペアリングしたポータブルデバイスとの距離に適用することができる。あるいは、基準は、例えば超広帯域(UWB)またはIEEE802.11(Wi−Fi)送受信機を使用して、任意の短距離通信のために設計された送受信機間の距離に適用することができる。それに従って、リマインダ138の開始は、その開始を遅延するようにスケジュールされる。
図14A〜図14Dに見られる例示的なリセット実施形態によれば、回路900は、ユーザ105がポータブルデバイス328を切断した直後に充電のために再接続したことをリアルタイムで検出した後、リマインダの送出を即時に見合わせるように構成される。これは、猶予期間を利用する。特に、回路900は、リマインダのスケジューリングによって生成されたスケジュールを即時にリセットし、さらに、ポータブルデバイスの切断の監視を即時に再開する。スケジュールをリセットするために、図14A、図14Bにさらに見られるように、第1のサブプロセス1401は、所定の基準が満たされているかどうか判断している進行中のサブプロセス1402を中断する。図14Cにさらに示されるように、進行中のサブプロセス1402の一部の1つのバージョン1403は、所定の期間が満了したかどうか判断するように実行される。その部分の別のバージョン1404は、図14Dに示されるように、RFIDタグを備えるポータブルデバイス328が、切断後にアダプタ304内のRFID質問器1035から所定の距離を超えているかどうか判断するように実行される。あるいは、例えば回路900が充電器内に一体化されている場合には、RFID質問器1035を充電器316内部に配設することができる。
さらなる説明を単純にするために、本明細書ではまず、図13A〜図13Cに見られるリセットなしのバージョンを以下に論じる。
ここで、リマインダがスケジュールされており(ステップS1270)、所定の基準が満たされた後(ステップS1305)、ポータブルデバイスがここで再接続されているかどうかクエリが行われ(ステップS1310)、すなわち充電器316の接続ステータスに関してクエリが行われ、それにより、再接続が行われている場合にはリマインダが必要なくなる。
基準は、例えば、時間ベースの基準とすることも距離ベースの基準とすることもできる。
図13Bに見られる時間ベースの基準に関して、まず、変数TOTALDELAYがゼロに初期化される(ステップS1315)。変数TOTALDELAYは、その後、しきい値に達するまで(ステップS1325)、Δずつ繰り返し増分される(ステップS1320)。値Δは、例えば1に設定されることがあり、反復は毎秒行われ、しきい値は6である。例示として、ステップS1310に関して、6秒の遅延によって、例えば可聴リマインダなどの警報を発生させずにポータブルデバイス328を抜く、および再接続する、または場合によっては1つのコンセントから別のコンセントに移動させる余地がユーザ105に与えられる。
図13Cに示される距離ベースの基準(ここでは時間ベースの基準の代わりに提供されるが、時間ベースの基準に追加することもできる)は、アダプタベースのRFID質問器1035と、ポータブルデバイス328内のRFIDタグとの距離に基づく。ポータブルデバイス328の移動により、距離ベースのしきい値に達する(これは、ワイヤレス接続136の途絶によって明らかになる)と(ステップS1335)、距離ベースの基準が満たされる。また、距離を繰り返し検出し、しきい値に達するまで、検出された距離を距離ベースのしきい値と比較することによって、この基準を満たすこともできる。システム900は、基準を満たすポータブルデバイスの移動を監視する。
したがって、例えば、しきい値が15フィートである場合、可聴警報は、アダプタ304またはアダプタと充電器316を持たずにユーザ105が廊下に出て行くときや、その他、出かけそうなときに、音を発することがある。
あるいは、リセットバージョンと同様に、例えば回路900が充電器に組み込まれている場合には、RFID質問器1035を充電器316内部に配設することができる。
それぞれ時間ベースまたは距離ベースの基準が満たされるとき(ステップS1305)、上述したように、ポータブルデバイス328がここで再接続されているかどうかクエリが行われる(ステップS1310)。
ポータブルデバイス328が再接続されている場合(これは、現在の電流量読取値982をそのそれぞれの基準量990と突き合わせることによって判断することができる)、処理はステップS1210に戻る。
ポータブルデバイス328が再接続されていない場合でさえ、ユーザ105は、充電器316を取りに戻るように報知される必要が必ずしもあるわけではない。電源接続存在検出器1025によって設定された充電器接続ステータスに反映されるように、充電器が差し込まれていない場合には、すなわち電源コンセント308から電力供給するために充電器が接続された状態になっていない場合(ステップS1340)には、報知は必要とされない。充電器316が差し込まれていない場合、処理はステップS1210に戻る。
他方で、充電器316が、まだ差し込まれている、あるいはアダプタの外部の電源、例えば電源コンセント308から電力を受け取るために接続されている場合には、リマインダの可聴および可視成分が送出される(ステップS1345)。
したがって、リマインダ138を送出するかどうかの判断は、この実施形態では、スケジュールされた報知の開始時に実施され、充電器316の接続ステータスに基づく。
リマインダ138は、リマインダをユーザ105に通信するためのデバイスから送出される。
リマインダ138の可視成分は、例えばLED226の点滅でよく、またはそれを含むことがある。可聴成分は、典型的な家庭用煙警報器で見られるものなど、警報でよく、またはそれを含むことができる。任意選択で、警報セレクタ1140の出力に従って、成分の1つのみを実施または作動させることができる。また、特定のタイプのポータブルデバイスに関連付けられる紛失した充電器は、都合良く代わりを用意できないことがある。一方、アダプタ304は、より汎用のものであることがある。それにも関わらず、ステップS1340に関連付けて、充電器316が差し込まれていない場合でさえ、アダプタ304が差し込まれているかどうかチェックを行い、ユーザ105にアダプタを取るように報知することもできる。他方、任意選択で、リマインダ138の送出は、コンセント308から電力供給するために充電器316が接続された状態であることの影響を受けることがある。
ここで、もう一度、図14A〜図14Dのリセットバージョンを考察すると、ここで、リマインダがスケジュールされており(ステップS1270)、第1のサブプロセス1401が、充電のためのポータブルデバイス328の再接続、すなわちポータブルデバイスと充電器316の間の接続の存在をリアルタイムで監視する(ステップS1405)。ポータブルデバイス接続検出器1015によって設定される充電器接続ステータスに反映されるように、リマインダが生じる前に再接続が行われる場合および時に、スケジュールがリセットされる(ステップS1410)。特に、現在のスケジュールが見合わされ、ステップS1210によって表される切断事象の監視が再開される。
第2のサブプロセス1402に関して、時間ベースの基準に関するステップS1415、S1420、S1425は、リセットなしのバージョンの時間ベースの基準に関する前述したステップS1315、S1320、S1325と同様であり、ただし、スケジュールがリセットされた場合(ステップ1410)には、反復が中断される(ステップS1430)。中断される場合、処理はステップS1210に戻る。
距離ベースの基準に関しても同様に、リセットバージョンの距離ベースの基準のステップS1440は、リセットなしのバージョンの距離ベースの基準に関するステップS1335と同様であり、ただし、スケジュールがリセットされた場合(ステップ1410)には、反復が中断される(ステップS1445)。中断される場合、処理はステップ1210に戻る。
第1のサブプロセス1401と同時に実行される第2のサブプロセス1402は、同様に中断を受ける反復に際して(ステップS1455)、それぞれの所定の基準1403、1404が満たされているか監視する(ステップS1450)。それぞれの所定の基準1403、1403が満たされると(ステップS1450)、またはそれと同等に、それぞれステップS1425またはS1440での「はい」の分岐に処理が進むと、充電器316が差し込まれているどうかクエリが行われる(ステップS1460)。充電器316が「プラグイン」状態でない場合、ユーザ105に通知する必要はなく、処理はステップS1205に戻る。他方、充電器316が依然として差し込まれている、すなわち「プラグイン」状態である場合、リマインダの可聴および可視成分が送出する(ステップS1465)。ここでも、リセットなしのバージョンと同様に、アダプタ304が差し込まれているかどうかに関する追加のチェックを任意選択で行うことができる。
時間ベースの基準1403と距離ベースの基準1404はそれぞれ、1つまたは複数のボタンやダイヤルなど制御機構の作動によってユーザが調節可能な所定のしきい値、すなわち距離または時間の長さを含むものであることがある。
ポータブルデバイス充電器用のリマインダシステムは、充電器が置き忘れられそうな可能性が高い時を判断するように設計される。リアルタイムで行うことができる検出は、実施形態に応じて、充電器からのポータブルデバイスの切断、および/または充電器もしくは充電器アダプタのワイヤレス圏外へのポータブルデバイスの移動に関することがある。いくつかの変形形態では、報知の開始は、切断を検出した後、所定の期間の満了など所定の基準が満たされるまで暫定的に延期される。あるいは、基準は、ポータブルデバイスとアダプタまたは充電器との距離に基づく圏外状態の検出とすることができる。いくつかの実施形態では、検出およびリマインダ送出は、プラグイン壁アダプタまたは充電器自体など1つのユニットに組み込まれる。アダプタは、特定の型またはモデルの充電器に特殊化されたものではなく、汎用のものにすることができる。システムは、不快感を生じず、充電器接続ステータス、節電、および停電を見定めることができる。
ユーザが家から出るときに充電器を持ち忘れるのを防止することに加えて、新規のアダプタは、それ自体の紛失を防止することができ、また、「無負荷」およびフル充電状況で節電シャットダウンを実行することができる。任意選択で、不要なリマインダまたは早まったリマインダをなくすために、節電シャットダウンの状況を停電(場合によっては一時的であることがある)から見分けることを可能にすることもできる。ほとんどのモバイルデバイス充電器と同様に、アダプタは、トラベルアクセサリに適した小さなフォームファクタを有する。さらに、アダプタは、ユーザが家に帰ってきたときには充電器から切断される必要はなく、ユーザが簡便にホームモードに切り替えて、その節電機能を利用することができる。より具体的には、アダプタは、任意の単一の型またはモデルに限定されずに、任意の数の充電器と共に使用されるように汎用のものにすることができるので万能である。任意選択で、ユーザは、例えばパーソナルコンピュータによってウェブサイトに接続して、特定のデバイスの充電プロファイルを選択することができる。次いで、Theytaz他の米国特許出願公開第2008/0007212号に開示されているように、プロファイルがワイヤレスで伝送され、本明細書における文脈では、この伝送はアダプタへのものである。また、消費者が複数のアダプタを購入する必要はないが、代替形態は、様々な充電器に接続したままにするために複数のアダプタを購入することである。これは、その方が使いやすいからであり、また、アダプタがエネルギー節約機能を有するからである。有利には、アダプタは汎用であるので、好都合なことに、多くの小売店で入手することができる。あるいは、実際、上述したように、アダプタは、家またはホテルの部屋の標準の壁コンセントに付属した形で実装することもできる。
本発明を、図面および前述の説明で詳細に図示して説明してきたが、そのような図示および説明は、限定的なものではなく、例示的または説明的なものとみなすべきである。本発明は、開示した実施形態に限定されない。
例えば、ワイヤレス通知は、テキストメッセージングに限定されず、音声メールを含むこともある。ワイヤレス通知は、Bluetooth(商標)実施形態、または任意の他の短距離ワイヤレスプロトコルに基づく実施形態に限定されず、時間または距離ベースのしきい値によってトリガされる通知で使用することができ、またはそのような通知を補完することができる。別の例として、アダプタ204は、弾性トグルボタン208、216の一方のみを備えることがある。あるいはまた、アダプタは、上述した小さなフォームファクタの利点を犠牲にして、Sluskyの特許に示されるものなどアラームクロックに組み込むこともできる。そのような実施形態は、任意選択で、壁に対して面一の配置となるようには設計されずに、一端に壁プラグを有するコードを設けることもできる。あるいは、アダプタは、バスなど自動車の充電ソケットに差し込めるように設計することができ、距離または時間しきい値はより低く設定され、それにより、車両から出るときに充電器およびアダプタを携帯するように旅行者に報知することができる。
図面、本開示、および添付の特許請求の範囲を検討することで、当業者は、特許請求される発明を実施する際に、開示した実施形態に対する他の変形形態を把握して実施することができる。特許請求の範囲において、用語「備える」は、他の要素またはステップを除外せず、単数表記は複数表記を除外しない。特許請求の範囲における任意の参照符号は、範囲を限定するものとみなすべきではない。
コンピュータプログラムは、光記憶媒体やソリッドステート媒体など適切なコンピュータ可読媒体に、瞬間的に、一時的に、またはより長期間にわたって記憶することができる。そのような媒体は、一時的な伝播信号でないという意味合いでのみ非一時的であり、レジスタメモリ、処理装置キャッシュ、およびRAMなど他の形態のコンピュータ可読媒体を含む。
単一の処理装置または他のユニットが、特許請求の範囲に記載されるいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が、互いに異なる従属請求項に記載されているということだけでは、これらの計画されたものの組合せを有利に使用できないことを示さない。

Claims (73)

  1. ポータブルデバイス(328)を充電するために接続可能なユニットであって、ポータブルデバイスバッテリ充電器(316)によって充電可能なバッテリが前記充電器から切断されているときに、前記充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットにおいて、
    前記切断を検出するように構成された検出器(344)と、
    前記充電器からの前記バッテリの切断の検出に応答して、かつ前記置き忘れを防止するために、リマインダを送出するように構成された通知モジュール(348)と
    を備えることを特徴とするユニット。
  2. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記検出が、前記切断(332)に応答してリアルタイムで行われることを特徴とするユニット。
  3. 請求項1に記載のユニットにおいて、電源コンセントに直接接続可能なアダプタ(304)として実装されることを特徴とするユニット。
  4. 請求項3に記載のユニットにおいて、前記コンセント(308)から前記充電器に電力を供給するように構成されることを特徴とするユニット。
  5. 請求項3に記載のユニットにおいて、前記送出が、前記コンセントから電力供給するために前記充電器が接続された状態であること(320)を条件とすることを特徴とするユニット。
  6. 請求項3に記載のユニットにおいて、前記コンセントが壁コンセントであることを特徴とするユニット。
  7. 請求項1に記載のユニット(318)において、前記充電器を備えることを特徴とするユニット(318)。
  8. 請求項7に記載のユニットにおいて、前記送出が、電源コンセントから電力供給するために前記充電器が接続されていること(S740)を前記充電器が検出することの影響を受けることを特徴とするユニット。
  9. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記送出が、さらに、前記ユニットと前記ポータブルデバイスとの距離が所定のしきい値を超えたこと(S1335)に応答することを特徴とするユニット。
  10. 請求項9に記載のユニットにおいて、さらに、Bluetooth(商標)技術と無線周波数識別(RFID)(1035)の少なくとも一方を使用して前記距離を検出するように構成されることを特徴とするユニット。
  11. 請求項9に記載のユニットにおいて、前記送出が、前記超過にリアルタイムで応答することを特徴とするユニット。
  12. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記送出が、さらに、前記充電器からの切断後に始まる所定の期間の満了(S1325)に応答することを特徴とするユニット。
  13. 請求項12に記載のユニットにおいて、前記送出が、前記満了にリアルタイムで応答することを特徴とするユニット。
  14. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記送出が、電源コンセントから電力供給するために前記ユニットが接続された状態であること(S730)を条件とすることを特徴とするユニット。
  15. 請求項14に記載のユニットにおいて、さらに、前記状態を検出するように構成された係合検出器(208)を備えることを特徴とするユニット。
  16. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記切断が、前記バッテリが取り付けられているポータブルデバイスを前記充電器から取り外すこと(332)によって行われることを特徴とするユニット。
  17. 請求項16に記載のユニットにおいて、前記取外しが、前記バッテリ(336)が取り付けられている前記ポータブルデバイスを前記充電器から抜くことによって行われることを特徴とするユニット。
  18. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記切断が、前記ポータブルデバイスのバッテリの電気的切断を含むことを特徴とするユニット。
  19. 請求項1に記載のユニットにおいて、プラグインユニット(312)として実装されることを特徴とするユニット。
  20. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記ポータブルデバイスが、ハンドヘルドデバイス(328)であることを特徴とするユニット。
  21. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記モジュールへの前記切断の通信がリアルタイムで行われるように構成されることを特徴とするユニット。
  22. 請求項1に記載のユニットにおいて、
    a)前記充電器と、
    b)前記充電器に電力供給するためのアダプタと
    の少なくとも一方が、電源コンセントから電力を受け取るために差し込まれている(S730、S740、318)場合にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  23. 請求項1に記載のユニットにおいて、前記デバイスとは別個のユニット(318)であることを特徴とするユニット。
  24. ポータブルデバイスのバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、それ自体の置き忘れを防止するように構成されたポータブルデバイスバッテリ充電器において、前記充電器からの切断を前記充電器が検出したことに応答して、かつ前記置き忘れを防止するためにリマインダを送出するように構成され、かつ前記切断(344)を独立して検出するように構成されることを特徴とするポータブルデバイスバッテリ充電器。
  25. 請求項24に記載の充電器において、前記送出が、電力供給のために前記デバイスが前記充電器に接続されていないことを前記充電器が検出する(S770)ことの影響を受けることを特徴とする充電器。
  26. 電源コンセントに直接接続可能なアダプタであって、ポータブルデバイスバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、前記充電器の置き忘れを防止するように構成されたアダプタにおいて、
    前記充電器からの前記バッテリの切断の検出に応答して、かつ前記置き忘れを防止するために、リマインダ(138)を送出するように構成された通知モジュールを備える
    ことを特徴とするアダプタ。
  27. 請求項26に記載のアダプタにおいて、特定のタイプのポータブルデバイスプラグイン充電器と共に使用するように特殊化されたものではなく、汎用のものとして構成されることを特徴とするアダプタ。
  28. バッテリ充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットであって、電源コンセントから、充電のために接続されたポータブルデバイスに電力を供給するように構成され、かつ前記接続の途絶に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延する(S1325)ように構成されることを特徴とするユニット。
  29. 請求項28に記載のユニットにおいて、前記遅延が、所定の時間長にわたる(S1320、S1325)ことを特徴とするユニット。
  30. 請求項28に記載のユニットにおいて、前記遅延を行うようにリマインダをスケジュールする(S1270)ように構成され、前記スケジューリングが、前記途絶に応答して行われることを特徴とするユニット。
  31. 請求項30に記載のユニットにおいて、前記スケジューリングが、前記途絶に応答してリアルタイムで行われる(S1240)ことを特徴とするユニット。
  32. 請求項28に記載のユニットにおいて、前記遅延を行うようにリマインダをスケジュールするように構成され、前記スケジューリングが、所定のしきい値(990)を表すパラメータにアクセスすることを含むことを特徴とするユニット。
  33. 請求項28に記載のユニットにおいて、前記開始が、所定の基準が満たされたとき(S1450)にスケジュールされることを特徴とするユニット。
  34. 請求項33に記載のユニットにおいて、さらにワイヤレス送受信機(130)を備え、前記基準が、前記送受信機と前記充電器によって充電可能な前記デバイスの送受信機との距離が所定のしきい値を満たすかどうか判断することを前記基準の評価が含むようなものであることを特徴とするユニット。
  35. 請求項28に記載のユニットにおいて、ポータブルデバイス接続検出器を備え、前記ポータブルデバイス接続検出器が、前記遅延を行うようにリマインダをスケジューリングした後に、前記充電器へのポータブルデバイスの接続を検出するように構成され、前記回路が、さらに、前記接続の前記検出に応答して、前記スケジューリングにおいて生成されている現在のスケジュールを見合わせ、かつ前記途絶の監視を再開することによって、リセットする(S1410)ように構成されることを特徴とするユニット。
  36. バッテリ充電器の置き忘れを防止するための回路において、
    ポータブルデバイスが前記充電器から切断される切断事象を検出するように構成されたポータブルデバイス切断検出器であって、前記事象の検出がリアルタイムで行われるポータブルデバイス切断検出器と、
    前記切断事象に応答して、ユーザへの報知の開始を遅延する(S1320)ように構成された通知モジュールと
    を備えることを特徴とする回路。
  37. 請求項36に記載の回路において、前記遅延が、所定の時間長にわたる(S1325)ことを特徴とする回路。
  38. 請求項36に記載の回路において、所定の距離基準が満たされているかどうか判断するための無線周波数識別(RFID)質問器(1035)を備え、前記回路が、前記基準が満たされた後、前記事象の前記検出後に、スケジュールされたリマインダを開始するように構成されることを特徴とする回路。
  39. 請求項36に記載の回路において、前記モジュールが、さらに、前記開始時に、リマインダの送出して開始するかどうか判断するように構成される(S1310)ことを特徴とする回路。
  40. 請求項39に記載の回路において、前記判断が、報知の前記開始時に行われ、前記開始がスケジュールされている(S1270)ことを特徴とする回路。
  41. 請求項39に記載の回路において、前記判断が、前記切断事象(S1340)の後の時点で、前記充電器の接続ステータスに基づくことを特徴とする回路。
  42. 請求項41に記載の回路において、さらに、ポータブルデバイス接続存在検出器(410)を備え、前記ポータブルデバイス接続存在検出器(410)が、前記後の時点で、前記回路によって、前記充電器によって充電されるように前記充電器へのポータブルデバイスの接続が成されているかどうか検出するように構成され、前記ステータスが、前記ポータブルデバイス接続存在検出器による前記検出の結果を表すことを特徴とする回路。
  43. 請求項41に記載の回路において、さらに電源接続存在検出器を備え、前記電源接続存在検出器が、充電用の前記充電器に接続可能なポータブルデバイスを充電するために、電力を受け取るための前記充電器の外部の電源への前記充電器の接続が存在するかどうか検出するように構成され、前記ステータスが、前記電源接続存在検出器(420)による前記検出の結果を表すことを特徴とする回路。
  44. 請求項41に記載の回路において、さらに、前記充電器によって充電されるように前記充電器にポータブルデバイスが接続されていることを検出するためのポータブルデバイス接続検出器(1015)を備え、前記ステータスが、前記接続が成されている場合に、前記接続を反映することを特徴とする回路。
  45. 請求項36に記載の回路において、前記充電器が、前記デバイスに電力供給するように構成されたバッテリ(336)を充電するように構成されることを特徴とする回路。
  46. 請求項36に記載の回路において、前記デバイスの切断が、前記バッテリを前記充電器(332)から電気的に切断することを特徴とする回路。
  47. 請求項36に記載の回路において、前記充電器が、電源(320、308)に差し込まれるように構成されることを特徴とする回路。
  48. 請求項36に記載の回路において、前記モジュールがさらに、バッテリの規定の充電状態に基づいて、前記充電器への電力を遮断し、前記報知の可聴成分を抑制する(S1260)ように構成されることを特徴とする回路。
  49. 請求項36に記載の回路を備えるアダプタにおいて、前記充電器(312、320)によって充電するために、前記充電器と電源との両方に着脱可能に電気接続するように構成されることを特徴とするアダプタ。
  50. 請求項49に記載のアダプタにおいて、さらに、スイッチ(224)を備え、前記スイッチ(224)によって、非作動状態であるが、前記アダプタが依然として前記電源から前記充電器に前記電力を搬送できるようにする状態にユーザが前記モジュールを切り替えることができ、また、前記スイッチ(224)によって、前記モジュールを作動状態に再び切り替えることができることを特徴とするアダプタ。
  51. 単一の一体型ユニット(318)として、請求項36に記載の回路と、前記充電器とを備えることを特徴とするユーザ警告充電器。
  52. 請求項36に記載の回路において、さらに、a)電源コンセントの表面(211)に面する第1のアダプタ表面(209)の、前記コンセント表面に対する位置と、b)第2のアダプタ表面に面するバッテリ充電器の表面(220)の、前記第2のアダプタ表面に対する位置との少なくとも一方に基づいて、それに対応して前記コンセントまたは前記充電器が前記アダプタに接続されているかどうか検出するように構成された係合検出器を備え、前記通知モジュールが、それに対応して前記コンセントまたは前記充電器がそのように接続されていることの検出に応答してリマインダを送出するように構成され、前記遅延が、前記リマインダの開始を遅らせることを特徴とする回路。
  53. ポータブルデバイスを充電するために接続可能なユニットであって、前記デバイスのバッテリがポータブルデバイスバッテリ充電器から切断されているときに、前記充電器の置き忘れを防止するように構成されたユニットを製造するための方法において、
    前記置き忘れを防止するために、リマインダを送出するための通知モジュールを組み込むように前記ユニットを構成するステップを含み、前記送出が、前記ユニットによる、前記充電器からの前記バッテリの切断の検出(S1210)に応答する
    ことを特徴とする方法。
  54. ポータブルデバイスのバッテリが前記ポータブルデバイス用のバッテリ充電器から切断されているときに、前記充電器の置き忘れを防止するためのコンピュータソフトウェア製品において、コンピュータプログラム(900)を具現化するコンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータプログラム(900)が、複数の操作を行うべく処理装置によって実行可能な命令を含み、前記複数の操作が、
    前記製品を構成するユニットによって前記切断を検出する操作と、
    前記充電器からの前記バッテリの切断の検出に応答して、かつ前記置き忘れを防止するために、前記ユニットによってリマインダを送出する操作と
    を含むことを特徴とするコンピュータソフトウェア製品。
  55. a)電源コンセントの表面に面する第1のアダプタ表面の、前記コンセント表面に対する位置と、b)第2のアダプタ表面に面するバッテリ充電器の表面の、前記第2のアダプタ表面に対する位置との少なくとも一方に基づいて、それに対応して前記コンセントまたは前記充電器が前記アダプタに接続されているかどうか検出するように構成された係合検出器(352)と、
    それに対応して前記コンセントまたは前記充電器が前記アダプタに接続されていることの前記検出に応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールと
    を備えることを特徴とするアダプタ。
  56. 請求項55に記載のアダプタにおいて、前記モジュールが、さらに、ポータブルデバイスバッテリ充電器によって充電可能なバッテリが前記充電器から切断されていることの検出に応答して、前記充電器の置き忘れを防止するため(S1210)に、前記送出を行うように構成されることを特徴とするアダプタ。
  57. 請求項55に記載のアダプタにおいて、前記1つまたは複数が、前記コンセント表面(211)に対する前記第1のアダプタ表面の前記位置を備えることを特徴とするアダプタ。
  58. 請求項55に記載のアダプタにおいて、前記送出が、前記アダプタとポータブルデバイスとの距離が所定のしきい値を超えたこと(S1335)に応答することを特徴とするアダプタ。
  59. 充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットであって、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより前記置き忘れを防止するように構成された通知モジュールと、スイッチ(224)とを備え、前記スイッチによって、ユーザが、非作動状態であるが、前記ユニットが依然としてポータブルデバイスを充電するための電力を提供できるようにする状態に前記モジュールを切り替えることができ、かつ、前記スイッチによって、前記モジュールを作動状態に再び切り替えることができ、前記ユニットが、電源コンセントから電力を受け取るように前記ユニットが接続されている場合にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  60. 充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットにおいて、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより前記置き忘れを防止するように構成された通知モジュールとを備え、前記ユニットが、電源コンセントから電力を受け取るために前記ユニットが接続されているかどうか検出する(S730)ように構成され、前記送出が、前記ユニットが接続されているかどうかの前記検出の結果に応答することを特徴とするユニット。
  61. 請求項60に記載のユニットにおいて、前記電力受取りのために前記ユニットが接続されている場合(S730)にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  62. 請求項61に記載のユニットにおいて、さらに、前記基準(S710)を満たす前記移動を監視するように構成されることを特徴とするユニット。
  63. 充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットにおいて、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより前記置き忘れを防止するように構成された通知モジュールとを備え、前記ユニットが、さらに、電源コンセントからポータブルデバイスバッテリに電力を供給するために前記ユニットがポータブルデバイスに接続されているかどうか検出する(S770)ように構成され、前記送出が、前記ユニットが接続されているかどうかの前記検出の結果に応答することを特徴とするユニット。
  64. 請求項63に記載のユニットにおいて、電源コンセントから電力を受け取るために前記ユニットが接続されている場合にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  65. 請求項63に記載のユニットにおいて、前記充電器と前記コンセントの間に着脱可能に接続可能なアダプタ(204)として実装されることを特徴とするユニット。
  66. ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出するように構成された通知モジュールとを備え、前記送出が、充電器からのポータブルデバイスバッテリの切断の検出(S770)の影響を受けることを特徴とするユニット。
  67. 請求項66に記載のユニットにおいて、電源コンセントから電力を受け取るために前記ユニットが接続されている場合にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  68. 充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットにおいて、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの所定の距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより前記置き忘れを防止するように構成された通知モジュールと、前記ユニットに電力を供給するためのバッテリ(356)とを備え、前記ユニットが、電源コンセントから電力を受け取るために前記ユニットが接続されている場合にのみ前記送出を行うように設計されることを特徴とするユニット。
  69. 請求項68に記載のユニットにおいて、前記接続が、プラグイン接続(211)であることを特徴とするユニット。
  70. 充電器の置き忘れを防止するために構成されたユニットにおいて、ワイヤレス通信によって、検出器とポータブルデバイスとの距離に基づく所定の基準を満たす前記デバイスの移動を検出するように構成された検出器と、前記基準が満たされたことに応答して、リマインダを送出し、それにより前記置き忘れを防止するように構成された通知モジュールとを備え、前記ユニットが、電源コンセントから電力を受け取るために前記ユニットが接続されている場合にのみ前記送出を行うように設計され、前記ユニットが、前記ユニットが前記電力を受け取っていないとき(356)でさえ前記送出を行うように構成されることを特徴とするユニット。
  71. デバイスが前記アダプタに差し込まれている状態で、前記デバイスが置き忘れられそうであることを前記デバイスから感知する(S770、S1210、S1325、S1335)ように構成されることを特徴とする壁コンセントアダプタ。
  72. 請求項71に記載のアダプタにおいて、前記デバイスが充電器(318)を備えることを特徴とするアダプタ。
  73. 請求項71に記載のアダプタにおいて、前記デバイスが置き忘れられそうであることの前記感知の後に、電源コンセントに差し込まれているとき(S1340)にのみリマインダ(138)を送出するように構成されることを特徴とするアダプタ。
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