JP2016522018A - 吸収性物品管理におけるイベント駆動型遷移 - Google Patents

吸収性物品管理におけるイベント駆動型遷移 Download PDF

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Abstract

本開示は、少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーを動作させる方法であって、外部イベントを判定するステップと、外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するステップとを含む方法を提供する。外部イベントは、データロガーが吸収性物品から切断される切断イベント、データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者がデータロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択されるイベントであり得る。第1および第2の動作状態は、データロギング状態、スタンバイ状態、ステータス通知状態、およびデータ送信状態から選択され得る。本開示はまた、少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーであって、外部イベントを判定し、外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するように構成されるプロセッサを備えるデータロガーを提供する。

Description

本発明は、センサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーを動作させる方法、データロガー、吸収性物品、およびその方法を実施するのに適する失禁管理システムに関する。
特に本発明は、おむつや、生理用ナプキン、失禁用衣服、包帯などのような吸収性物品にセンシングおよびデータロギング機能を提供することができる、データロガーを動作させる方法に関する。特にその方法はデータロガーに、外部イベントを検出しかつそれらの外部イベントに基づいて内部状態間で遷移する能力を提供する。
おむつや、生理用ナプキン、失禁用衣服、包帯などのような吸収性物品は家庭と施設の両方の環境において、乳幼児の世話、月経の管理、体外流出物または浸出物の管理および失禁の管理などの目的で広く有用である。しかしながら、吸収性物品の使用に関連する既知の問題は、物品が有する吸収容量は有限であり、それを超えると吸収性物品は、たとえば漏れる、または少なくともそれ以上吸収できなくなるなど、効果がなくなってしまうことである。
したがって、そのような物品の使用者、またはその者らの介護者はいつ吸収性物品がその吸収容量に近づくかを予測しなければならず、次いで容量に達する前に物品を交換する措置を取らなければならない。施設環境においてなど、そのような吸収性物品の使用者が多い一方で介護者が比較的少ない状況では、使用中の各種吸収性物品の容量の管理はかなりの管理上の負担となる。
吸収性物品は様々な吸収容量の物が入手可能であるので、使用者または介護者は入手可能である製品から、どの容量の物品を選択すべきかも判定しなければならない。たとえば状況によっては、取り替える頻度が少なめである比較的大容量の物品と対照的に取り替える頻度が多めである小容量の物品を選択することが好ましいことがある。この選択を左右する要因は、所与の期間の間に吸収されるであろうと予期される全容積はもちろん、必要とされる吸収の性質、すなわち間欠的な多量か継続的な少量かであろう。
使用者または介護者が、利用される吸収容量と物品を交換する必要性の両方の点から、吸収性物品の状態を正確に予測または判定することはとても難しいことがある。物品に対する吸収要求が合理的に予測可能である場合でも、パターンが確立されて適切な吸収性物品が提供されるまでにはある期間の記録保持と実験が必要とされる。
したがって、吸収性物品の飽和または切迫した飽和について使用者または介護者に注意喚起することができるシステムは有益である。さらには、特定の個人に関連付けられる特定の吸収性物品の、および一連の吸収性物品の使用パターンをある期間にわたり監視することができるシステムが特に有益である。
そのようなシステムは、時間と共にセンサデータを監視および記録するロガーユニットに接続する埋込センサを有する吸収性物品の形態をとることがある。センサは、たとえば水分センサであり得る。吸収性物品の吸収容量が近づくかまたはそれを超過すると、使用者または介護者は、記録されたセンサデータに基づいて、吸収性物品は交換する必要があることを通知され得る。
加えて、特定の使用者から時間と共に得られるデータは、使用者の健康状態とその使用者にとっての吸収性物品の適切さの両方を長期間監視するために使用でき、また使用者の世話にとってのより良い情報を提供するために使用できる。たとえば、失禁イベントなどの、物品の飽和に至るイベントが予測でき、イベントが起こる前に用便アクションなどのアクションを起こせる。
一の例証的なシステムを図1に示し、ここではおむつとして例証され、かつウエストバンド410と吸収性領域420を有する吸収性物品400には、ウエストバンド410に取り付けられ、かつロガーユニット300から延出する感知線430が吸収性領域を貫くロガーユニット300が設けられる。感知線430は、たとえば線間の導電率の変化を検出することにより水分を検出するために使用してよい。感知線は、感知領域を局在化するために、たとえば絶縁を設けることにより部分的にのみ吸収性領域に露出されてよい。描かれた特定の配線パターンは完全に例証的であり、感知要件に従って選択してよい。
ロガーユニット300は、感知線から得られるデータを協同して記憶、処理、および/または転送する電源、プロセッサ、メモリ、命令ストレージ、データストレージ、通信バス、およびデータリンクインタフェースなどのデータロギング電子機器を備えており、データリンク500によりデータ受信機600に接続される。図1の例では、データリンク500はワイヤレスデータリンクであり、データ受信機600はワイヤレスデータ受信機である。しかしながら、一代替例では、データリンク500はセルラ電話網にわたり設けられてよく、その場合データ受信機600はセルラ基地局として実施されてよい。
データ受信機600にて受信されるデータは次いでさらなるデータリンク700により、相互にデータリンク830により接続されるコンピュータ端末810と出力装置820として例証されるデータ処理機器800に送信される。ここでコンピュータ端末810は、汎用データ処理装置の一例であり、ロガーユニット300からデータリンク500および700ならびにデータ受信機600を介して受信されるセンサデータに処理を行い、それに基づいて、たとえば注意喚起、予測、または統計を出力装置820を介して出力することによりアクションを起こす。ここで、出力装置はラインプリンタとして示すが、たとえば非限定的に別の形態のハードコピープリンタ、視覚表示ユニット、視覚警報盤、または音声出力装置でもあり得る。
そのようなシステムは、吸収性物品の使用者の管理のための強力なツールを提供してよい。使用者の利便性および快適性のため、そのようなシステムは使用中可能な限り予測可能であり目立たないべきである。しかしながらそのようなシステムの動作中、システムの継続した正しい動作を確保するために、通常のデータロギング処理外のアクションが取られることを必要とする状態が起こることがある。したがって、動作中は予測可能であり、使用者に目立たないという要件とアクションが取られることを必要とする状態に適切に応答するという要件との間に矛盾が存在する。
本開示の第1の態様によれば、少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーを動作させる方法であって、外部イベントを判定するステップと、外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するステップとを含む方法が提供される。
いくつかの実施形態において、外部イベントは、データロガーが吸収性物品から切断される切断イベント、データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者がデータロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択されるイベントである。
いくつかの実施形態において、第1および第2の動作状態は、データロギング状態、スタンバイ状態、ステータス通知状態、およびデータ送信状態から選択される。
いくつかの実施形態において、データロガーは電池電源式であり、ステータス通知状態は低電池通知状態である。
いくつかの実施形態において、データロギング状態はデータリンクによるセンサデータの送信を含み、ステータス通知状態はデータリンク障害状態である。
いくつかの実施形態において、データロギング状態は、データロガー内部のメモリへのセンサデータの記憶およびデータリンクによる所定間隔での記憶済みセンサデータの送信を含み、データ送信状態は、メモリに記憶されるセンサデータがデータリンクにより、データロギング状態の所定間隔以外で送信されるフラッシュ状態である。
いくつかの実施形態において、上記方法は、さらなるイベントを判定したうえで第2の動作状態から第3の動作状態に遷移するステップをさらに含む。
いくつかの実施形態において、さらなるイベントは、第2の動作状態と関連付けられるタイマの終了、第2の動作状態と関連付けられるプロセスの完了、および内部装置のステータスの変化から選択される内部イベントである。
いくつかの実施形態において、さらなるイベントは、データロガーが吸収性物品から切断される切断イベント、データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者がデータロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択される外部イベントである。
いくつかの実施形態において、外部イベントの判定は、外部イベントに応答するデータロガーの電気回路の状態の変化の検出を含む。
いくつかの実施形態において、外部イベントの判定は、データロガーの外面上の少なくとも1つの電気接点の状態の変化、データロガーの外面上の少なくとも1つのセンサの状態の変化、データロガーの外面上の少なくとも1つのスイッチの状態の変化のうちの少なくとも1つの検出を含む。
本開示の第2の態様によれば、少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーであって、外部イベントを判定し、外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するように構成されるプロセッサを備えるデータロガーが提供される。
いくつかの実施形態において、外部イベントは、データロガーが吸収性物品から切断される切断イベント、データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者がデータロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択されるイベントである。
いくつかの実施形態において、第1および第2の動作状態は、データロギング状態、スタンバイ状態、ステータス通知状態、およびデータ送信状態から選択される。
いくつかの実施形態において、データロガーは電池をさらに備え、ステータス通知状態は低電池通知状態である。
いくつかの実施形態において、データロガーは送信機を備え、データロギング状態はデータリンクによるセンサデータの送信を含み、ステータス通知状態はデータリンク障害状態である。
いくつかの実施形態において、データロガーは、センサデータを記憶するように適合されたメモリと、送信機とをさらに備え、データロギング状態は、メモリへのセンサデータの記憶および送信機による所定間隔での記憶済みセンサデータの送信を含み、データ送信状態は、メモリに記憶されるセンサデータが送信機により、データロギング状態の所定間隔以外で送信されるフラッシュ状態である。
いくつかの実施形態において、プロセッサは、さらなるイベントを判定したうえで第2の動作状態から第3の動作状態に遷移するように構成される。
いくつかの実施形態において、さらなるイベントは、第2の動作状態と関連付けられるタイマの終了、第2の動作状態と関連付けられるプロセスの完了、および内部装置のステータスの変化から選択される内部イベントである。
いくつかの実施形態において、さらなるイベントは、データロガーが吸収性物品から切断される切断イベント、データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者がデータロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択される外部イベントである。
いくつかの実施形態において、外部イベントの判定は、外部イベントに応答するデータロガーの電気回路の状態の変化の検出を含む。
いくつかの実施形態において、外部イベントの判定は、データロガーの外面上の少なくとも1つの電気接点の状態の変化、データロガーの外面上の少なくとも1つのセンサの状態の変化、データロガーの外面上の少なくとも1つのスイッチの状態の変化のうちの少なくとも1つの検出を含む。
本発明をより良く理解するため、かつ本発明がどのようにして実行できるかを示すため、添付の図面を例としてのみ参照する。
吸収性物品のための監視システムの概略図である。 容器と係合される電子機器筐体である。 本開示の実施形態であるデータロガーの概要図である。 本開示の実施形態である状態図である。 図4の状態図の実施形態を示すフローチャートである。
本発明の実施形態をここで図面を参照しながら説明する。
図1のシステムでは、ロガーユニットは吸収性物品と共に処分可能であってよい。したがってそれには、データロギングおよびデータ送信電子機器に電力を供給するための、電池などの使い捨ての内部電源が設けられてよい。そのような状況では、吸収性物品400の交換が必要となる間隔は、経済的理由で内部電源の実用寿命と同等またはそれよりも僅かだけ短くてよい。
しかしながら、ロガーユニットが吸収性物品と共に処分されるそのような構成は、浪費的でかつ不経済であると見なされかねない。したがって、1つの代替の可能性は、吸収性物品から分離可能であり、かつ所与の個人のためのロギングプロセスを継続するために新たな交換物品に再接続可能であってよいロガーユニットを提供することである。センサ430は吸収性物品の、流れイベントを経験するであろう領域に埋め込まれるべきであるので、衛生上の理由で、交換吸収性物品と共に新たなセンサ要素を提供することが有利であってよく、一方でロガーユニットは費用の理由で再利用される。
しかしながらそのような構成では、ロガーユニットの内部電源の寿命はロガーユニット自体の実用寿命よりもはるかに短くなりそうである。電源の定期的な交換または再充電が必要とされそうである。
電池電源式の電子装置では、電源の残り使用可能エネルギーが所定のレベル以下に下がった時点でそのような装置の使用者が積極的に通知されることが慣習的であり、その結果交換および/または再充電アクションが行われ得る。
しかしながら、衛生用物品の設計と構成においては、物品は使用中可能な限り目立たないべきであることが重要な目標である。一般に、そのような電源状態の場合に通知されるべきなのは使用者ではなく介護者である。特に、吸収性物品の使用者が乳幼児や、認知症にかかっている個人などの場合、そのような状況では、データロガーに関する低電池通知などの存在は使用者を動転させ、または使用者にデータロガーを調べさせ、損傷、不注意による切断、または単なる心配をもたらす可能性もありそうである。さらには、低電源状態が起こったその時に介護者が居合わせないかもしれないし、使用者は、たとえば電源の交換または再充電アクションを行うことにより適切に反応できる境遇にはないかもしれない。
本開示の一実施形態は、吸収性物品の使用者にむやみにまたは不都合に注意喚起すること無しに介護者へそのような低電池通知を提供することができる。
図2に示すように、本実施形態のデータロガーは電子機器筐体100内に収容され、これは自身と係合されて自身に保持される容器200と協同することができる。容器は吸収性物品に設けられ、電子機器筐体の下面上の接点(図2には図示せず)が、センサ要素に電気的に接続されるまたはその導電部分として形成される容器の端子接点と接触するように配置される。そのような方法で、電子機器筐体は、センサ要素と電気的に接続して吸収性物品上に確実に保持されつつ、吸収性物品が交換を必要としたときには吸収性物品間で容易に移動されてよい。
電子機器筐体100内部は図3に概略で描かれるデータ処理機器である。しかしながら、図3に示す構成は単に例示であり、図3の配置により提供される機能性は、特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用データプロセッサ、個別電子機器、または当該技術分野で従来型である他の配置を用いることを含めて、他の方法で提供されてよいことを理解することが重要である。
データロガー300の機能性を提供するデータ処理機器の構成の例として、プロセッサ310が提供され、これは命令ストレージ320から命令を引き出し、データストレージ330に記憶されるデータを演算し、送受信機340とアンテナ345を用いてデータリンク500によりデータを送受信することができ、センサインタフェース350とセンサ接点355によって吸収性物品のセンサ要素とインタフェース接続することができ、また入力要素365と出力要素366に接続されるユーザインタフェース360を介してユーザインタフェースイベントを受け渡しすることができる。
プロセッサ310、命令ストレージ320、データストレージ330、送受信機340、センサインタフェース350、およびユーザインタフェース360は共通バス370により接続され、またすべてが電源380により電力供給される。
命令ストレージ320とデータストレージ330は共通メモリ315として実施されてよく、または個別メモリとして実施されてよい。
電源380はたとえば、リチウムイオンまたはニッケル水素再充電電池、または使用者が交換可能な亜鉛またはアルカリ電池などの任意の適切な電源として設けられ得る。
センサインタフェース350はたとえば、感知接点355の対間の抵抗、導電率または静電容量を計測するように構成されるアナログ-デジタル変換器(ADC)であってよく、または感知接点355の対間の抵抗、導電率または静電容量が所定レベルを下回るもしくは上回るときを検出するように構成される閾値感知ユニットであってよい。
感知接点355間の抵抗を検出するほかに、センサインタフェース350は、当該技術分野で知られているであろう適切な能動的または受動的感知要素との組み合わせで、ペーハー、温度、および吸収性物品内の或る化合物の有無などの他の変数、パラメータまたは性質を検出するようにも構成されてよい。
入力要素365はたとえば、ボタン、スイッチ、タッチパネル、加速度計、または光レベルセンサであってよい一方で、出力要素366はたとえば、ランプやLEDなどの可視インジケータ、サウンダや、ブザー、ビーパー、スピーカなどの可聴インジケータ、またはバイブレータなどの触覚インジケータであってよい。
データロガー300の一動作モードをここで図4の状態図を参照して説明する。
吸収性物品に接続されている間、ロガーは状態S1にあり、本構成では通常のデータロギング状態に相当する。この状態で、プロセッサはセンサインタフェースに時々問い合わせを行い、データストレージ330に結果を記録する。プロセッサ310がセンサインタフェース350から情報を受信する間隔以上の間隔で、データストレージ330に記憶されるデータは送受信機340を介してデータリンク500によって送信され、送信が成功と判定されたならば、そのデータはデータストレージ330から削除される。たとえば、センサインタフェースはデータの有無を毎秒問い合わされてよい一方で、送受信機340を介するデータの送信はたとえば20秒ごとであってよい。もちろんこれらの値は、データストレージ330のサイズ、データリンク500によるデータ送信に関連付けられる費用および送受信機340が動作するネットワーク環境に従って変更され得る。特にセルラネットワーク環境では、データリンク500を使用する費用はデータ単位ごとよりもむしろセッションごとであってよく、したがってより大きいデータストレージ330と送受信機340によるデータ送信前のより長い期間を提供することがより経済的であり得る。逆に、たとえば失禁管理システムが最新のデータを使用者に利用可能にすることを保証するために、データリンク500が高容量ワイヤレスイーサネット(登録商標)ネットワークとして提供されれば、センサインタフェース350からプロセッサにより受信されるデータと同じ頻度またはほとんど同じ頻度でデータリンクによりデータを送信することが好ましくてよい。
介護者の注意が、吸収性物品が交換を必要とするという事実に引かれると、失禁管理システム自体によるか、使用者の要請によるか、またはたとえば使用者の介護計画に従って求められる予定の交換間隔かを問わず、データロガー筐体100は容器200から取り外されてよく、プロセッサ310はたとえば、感知接点355の静電容量などの電気的パラメータの変化により、ロガーが吸収性物品から切断されたことを感知することができてよい。いくつかの場合には、筐体100が容器200と係合されると、データロガー300の接点355のうちのいくつかが、たとえば容器の短絡接点に対応することにより、常に短絡状態になるであろう。対応感知接点での開路状態を検出することにより、データロガーはデータロガー切断イベントが起こったことを検出することができてよい。データロガー切断イベントを検出する他の方法はたとえば、筐体100が容器200から取り外されると状態を変更するように配置される、入力要素365のうちの1つとして設けられるマイクロスイッチ、容器または吸収性物品内の対応する磁石の近接から外されると状態を変更するように配置されるリードスイッチまたは磁気センサ、筐体100が容器200から取り外されると暗状態から明状態に変化する、入力要素365のうちの1つとして設けられる光レベルセンサなどの光学センサ、または切断イベントが起こったことを信号伝達するために使用者により手動で操作される、入力要素365のうちの1つとしてのプッシュボタンにより検出されるボタンプッシュイベントを介してである。プッシュボタンの作動よりもむしろ別のユーザインタフェース入力要素の作動が、データロギング状態から遷移するために使用され得る。
論考の目的で、切断イベントは感知接点355のうちの2つの間の開路状態の存在により判定されたと仮定する。図4にイベントAで表されるこの状態を判定したうえで、データロガー300は状態S1、第1の動作状態としてのデータロギング状態を出て状態S2、第2の動作状態であり、ここでは通知状態に入る。通知状態では、出力要素366のうちの1つまたは複数が作動され、いくつかの状況では異なるパターンで、データロガー300の特定のステータスまたはステータスの組み合わせを信号伝達してよい。たとえば、可視インジケータが作動されて電源380の交換または再充電が必要とされることを示してよい。可視インジケータの作動のほかに、出力要素366に関して前述したような他の方法を使用してデータロガー300のステータスの通知を介護者に提供してよい。特に、通知状態では可聴または触覚方法を使用してよく、その結果介護者は、切断イベントの間または後に、特定のステータスが存在することを判定するために筐体100を見る必要がなくなる。これは、吸収性物品の取り外し、処理および交換などの介護処理の間に切断イベントが起こった場合に有利であろう。
異なるステータスを信号伝達するために、出力要素366の作動の組み合わせまたはパターンが使用されてよい。たとえば、介護者アクションを要求するステータスが必要とされることを介護者に知らせるために、バイブレータなどの触覚要素が作動されてよく、筐体100上の異なる位置のまたは異なる色の照明要素の組み合わせがステータスの性質を示す。たとえば、特定の色を低電池イベントと関連付け得る。
あるいはまたは加えて、介護者に異なるステータスを伝えるために、出力要素366の作動の周波数や長さなどの異なるパターンが使用されてよい。たとえば、パルス照明、振動または音が、電源380を交換または再充電することが賢明であることを示してよい一方で、連続照明、振動または音が、電源380の交換または再充電が急を要することを示してよい。そのようなパターン化通知活動は、介護者の注意を引きつけることができるにもかかわらず、使用者を驚かせたりまたは吸収性物品に不都合な注意を引きつけたりはしそうにない。というのは、通知状態に入るのは切断イベントが判定されたとき、したがって筐体が介護者の手の中にありがちなときだからである。したがって、状況が介護者の管理下にあるときにのみ通知状態に入ることを保証することが可能である。
そのような状態の一実施形態は、最大容量の50%などの第1の所定の残りエネルギーレベルに達したときに電源380の交換が賢明であることを示すことであり得、20%などのさらなる所定のレベルに達したときに交換が急を要するという指摘を信号伝達し得る。
電池ステータスに加えて、介護者に有用または関心があるであろう他のステータスも切断イベントに基づいて信号伝達されてよい。たとえば、データロガーの保守または交換を要求するエラーステータスが出力要素366の作動の別のパターンにより信号伝達され得る。たとえば、高速点滅する可視インジケータは介護者に、進行中のデータロギング期間の間にエラーステータスが生じたこと、およびデータロガー300は使用するべきではないことを示し得る。
介護者介入を要求し得るような、かつ通知状態の間に示され得るさらなるステータスは、データリンク500の一時障害を含み得る。特に、いくつかの状況では、データロガー300は、データリンク500によるデータストレージ330に記憶されるデータの送信が確実には可能ではない場合に、データストレージ330にデータが蓄積し続けてよいように構成されてよい。送受信機340は次いで、連続的にかまたは所定の間隔で、データリンク500を再確立しようと努めてよい。一旦データリンク500が再確立されれば、データストレージ330に残っているすべてのデータが、データが消去される前にデータリンク500により送信されてよい。そのような状況は、たとえばセルラ範囲が乏しいエリアでデータリンク500としてセルラデータ接続を使用している間に起こりかねない。
いくつかの状況下では、データリンク500の障害は残存しかねず、データストレージ330にデータが蓄積し続けるであろう。そのような状態下では、データストレージ330の容量を超過する前に、データロガー300がデータリンク500の再確立のために信号強度が十分に良いエリアに再配置されることが重要である。したがって、切断イベント後に出力要素366の適切な作動を介して介護者に通知され得る1つの可能なステータスは、データダウンロードが起こり得るように良好な信号範囲を有するエリアにデータロガーが移動されるべきことである。
一旦第2の動作状態、通知状態に入ると、さらなるイベントまでは装置は通知状態にとどまってよい。いくつかの状況では、さらなるイベントは、さらなる吸収性物品に接続される容器200へのデータロガーの再接続などの外部イベントであってよく、そのさらなるイベント後にデータロガーはデータロギング状態に戻る。そのようなさらなるイベントは、容器への筐体の再接続を感知することにより自動的にかまたはユーザインタフェース要素の作動により手動で、切断イベントと同様の方法で信号伝達され得る。他の挙動もしかしながら可能である。
たとえば、ステータス通知状態は、電力を節約するために、または介護者への不必要なまたは進行中の妨害を回避するために、通知されるべきステータスに従って出力要素366が作動されるステータス通知状態から、入力要素は作動されずにデータロギングまたはデータリンク活動も起こらないスタンバイ状態へ遷移してよい。図4に示すように、図4にS3で表されるスタンバイ状態は、さらなるイベント、イベントBに基づいて開始される第3の動作状態である。イベントBは、規定の通知シーケンスの完了、タイマの終了、または、交換もしくは再充電された電源380または再確立されたデータリンク500や、送信されたデータストレージ330内の残留データなど、データロガーの動作要素のうちの1つのステータスの変化などの内部イベントであってよい。通知状態から遷移するために必要とされるイベントの性質は通知されるステータス次第であってよい。たとえば、低電池通知状態は短期間の残存でよいが、重大な障害状態は通知期間を無制限に延長させてよい。
筐体100に設けられる確認ユーザインタフェース要素の作動など、ユーザインタフェース入力要素365の作動さえも、第2の、通知動作状態から第3の、スタンバイ動作状態への遷移するためのイベントとして割り当てられてよい。たとえば、確認ボタンが押されてよく、または加速度計イベントを作動させるために装置が振られてよい。
一旦第3の動作状態S3として表されるスタンバイ状態に入ると、データロガーを第1の、データロギング動作状態S1に戻すために図4にイベントCとして示すさらなるイベントが使用されてよい。たとえば、データロガーが容器に挿入されてそれゆえ吸収性物品に接続される接続イベントがセンサインタフェース350により検出されてよく、これによりデータロガー300が第3の、スタンバイ動作状態S3から第1の、データロギング動作状態S1に遷移するであろう。
切断イベントに対してと同様に、データロガー接続イベントを検出する他の方法はたとえば、筐体100が容器200と係合されると状態を変更するように配置される、入力要素365のうちの1つとして設けられるマイクロスイッチ、容器または吸収性物品内の対応する磁石の近接に入れられると状態を変更するように配置されるリードスイッチまたは磁気センサ、筐体100が容器200と係合されると明状態から暗状態に変化する、入力要素365のうちの1つとして設けられる光レベルセンサなどの光学センサ、または接続イベントが起こったことを信号伝達するために使用者により手動で操作される、入力要素365のうちの1つとしてのプッシュボタンにより検出されるボタンプッシュイベントを介してである。プッシュボタンは、切断イベントを信号伝達するために使用されるのと同じプッシュボタンであってよく、またはさらなるプッシュボタンであってよい。プッシュボタンの作動よりもむしろ別のユーザインタフェース入力要素の作動が、データロギング状態へ遷移するために使用され得る。
通知状態からデータロギング状態への直接遷移も、スタンバイ状態からデータロギング状態へ遷移するのと同じ条件でかまたは、たとえば加えて確認またはオーバーライドユーザインタフェース入力要素365の作動を必要とする、異なる条件で可能であってよい。
そのような方法で、使用者への通知は、吸収性物品の目立たなさを悪化させることなくまたは使用者にむやみな心配をもたらすことなく、タイムリーかつ有益な様式で行われ得る。
しかしながら、上記実施形態のイベント駆動型概念を用いて、他の機能性も可能である。たとえば、第2の動作状態は通知状態である必要はなく、プロセッサ310の低電力状態に入るスタンバイ状態、またはロギング期間の間に蓄積されるデータをデータリンク500によってそのような送信のための通常のスケジュールをぬって送信するデータ送信状態であり得る。一変形例では、データストレージ330は吸収性物品の使用寿命の間に現れるすべてのデータを記録するのに十分なサイズとされ、データ送信は切断イベントの検出に基づいてのみ行われる。これはたとえば、データリンク費用の点からシステムの運転費を低減してよい。
また、そのようなデータロガーにおいてイベント駆動型状態変化の概念を用い、吸収性物品からの切断もしくは接続のほかの他のイベントまたは使用者対話イベントを使用してデータロガーにおいて状態を変更してよい。たとえば、筐体100上のさらなる一対の接点を使用して、たとえば電圧または閉路状態の存在を検出することにより、データロガーが充電台に接続されることを判定できる。充電台は典型的に、データリンク500の確立のための比較的良好な条件を有する位置に設置されてよい。したがって、データロガー300が充電台に接続され、同時に電源380が充電台に接続されて電源380に蓄積されるエネルギーの補給が行われると、データロガー300はフラッシュ状態に置かれ、データストレージ330に記憶されるいずれのデータも送受信機340とデータリンク500とを介して確実な様式で送信される。送信が完了した後、電源380が充電される間、状態はさらにデータストレージフラッシュ状態からスタンバイ状態に変化してよい。
上記では、データロガー300の各種動作状態はプロセッサ310のプログラム状態またはルーチンとして実施されてよい。ここで状態間遷移は割り込み駆動型であり得、またはデータロガー300の関連構成要素のポーリングを介して駆動され得る。そのような状況が図5にフロー図として表される。データロガーが第1の動作状態S1にあると仮定すると、プロセッサはイベントAなどのイベントが起こったかを判定するために、送受信機340、センサインタフェース350、またはユーザインタフェース360などの各関連装置にポーリングする。イベントが起こっていなければ、プロセッサはその第1の状態で動作し続ける。しかしながら、データロガー300の要素がポーリングの際にイベントAが起こったことを示せば、プロセッサ310の動作状態は第2の動作状態S2に進む。プロセッサはこの状態にとどまり、イベントBが起こったかを判定するために、関連要素にポーリングする。一旦プロセッサがイベントBが起こったと判定すれば、プロセッサの状態は第3の動作状態S3に進む。第3の動作状態にとどまる間、プロセッサは第3のイベント、イベントCが起こったかを判定するために、関連要素に繰り返しポーリングし、再び一旦プロセッサがイベントCが起こったと確証すれば、プロセッサは第1の動作状態S1に戻る。ポーリングはプロセッササイクル、プログラムループのレベルで、または時間間隔で実行されてよい。さらには、ポーリングレートは動作状態間で異なってよく、具体的には動作状態がスタンバイ状態であれば、電力保存のために、要素のポーリングが起こる頻度を低減することが望ましいであろう。
以上具体的な例を説明してきたが、2つ以下または4つ以上の動作条件が実施されてよい。たとえば、第3の動作条件は第1の動作条件と同一であり得る。あるいは、第4、第5、第6などの動作条件が設けられ、各々適切な入口および出口イベントを備えてよい。分岐が実施されてよく、その場合スタンバイ状態などの第1の動作状態から、異なるイベントの判定に従って、通知状態やデータ送信状態などの異なる状態に入れてよい。さらには、各状態は、通知状態における2つの異なるステータスの同時通知など、同時であってよく、またはフラッシュ状態におけるデータストレージ330に残っているデータの送信とそれに続くデータストレージ330からのデータの消去など、逐次的であってよい様々なサブ状態を含んでよい。
上記では、接続および切断イベントを、データロガーと関連付けられる筐体の、吸収性物品に設けられる容器との物理的接続または切断に関して、またはデータロガー上の接点と吸収性物品上の接点との間の電気的接続または切断に関して説明した。しかしながら、本開示では、接続および切断イベントは、データロガーとリモートセンサとの間の動作的非接触接続の確立と解除にも言及できる。たとえば、水分センサやガスセンサなどのセンサは、アンテナに結合される受動共振回路の形態で提供でき、その共振電気特性、たとえば共振周波数はセンサ状態により変化するであろう。接続または切断イベントは、そのような場合、そのような回路が近いかの、たとえば、データロガーがそのような回路の近くにもたらされて、共振回路の状態が決定されてよいような動作的接続を形成するかの、データロガーによる検出を含み得る。あるいはセンサは、アンテナに結合される能動電気回路、たとえばRFIDタグの形態で提供でき、接続または切断イベントは、そのような場合、そのような回路が通信のために十分近いかの、データロガーによる検出を含み得る。各場合、接続または切断は、外部イベントに応答するデータロガーの電気回路の状態の変化を生じさせるようなものである。すべてのそのような配置は、本明細書で使用される用語、接続および切断イベントの範囲内であると考えられる。
本開示の実施形態はそれゆえ、データロギング方法、データロガー、または柔軟であり、目立たず、かつ比較的経験の浅い介護者によっても使用しやすい失禁管理システムを提供できる。そのようなシステムは、老人ホーム、医療施設、保育施設、学校、矯正施設、および一個人または複数の個人の自制状況の監視が必要とされる他の環境に用途を見出し得る。
上記実施形態およびそれらの変形は例示目的のみのために開示され、さらなる変形が当業者の能力の範囲内で完全に可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は当業者が、その一般的および専門的知識や技術を考慮して、前述の開示から達成できるであろうすべての修正、置換、変更、省略および追加を網羅するものと意図される。
100 電子機器筐体
200 容器
300 データロガー
310 プロセッサ
315 共通メモリ
320 命令ストレージ
330 データストレージ
340 送受信機
345 アンテナ
350 センサインタフェース
355 センサ接点、感知接点
360 ユーザインタフェース
365 入力要素
366 出力要素
370 共通バス
380 電源
500 データリンク
S1 第1の動作状態
S2 第2の動作状態
S3 第3の動作状態

Claims (22)

  1. 少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーを動作させる方法であって、
    外部イベントを判定するステップと、
    外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するステップと、を含む方法。
  2. 前記外部イベントが、前記データロガーが前記吸収性物品から切断される切断イベント、前記データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、前記データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者が前記データロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択されるイベントである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2の動作状態が、データロギング状態、スタンバイ状態、ステータス通知状態、およびデータ送信状態から選択される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記データロガーが電池電源式であり、前記ステータス通知状態が低電池通知状態である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記データロギング状態がデータリンクによるセンサデータの送信を含み、前記ステータス通知状態がデータリンク障害状態である、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記データロギング状態が、前記データロガー内部のメモリへのセンサデータの記憶およびデータリンクによる所定間隔での記憶済みセンサデータの送信を含み、
    前記データ送信状態が、前記メモリに記憶されるセンサデータが前記データリンクにより、前記データロギング状態の所定間隔以外で送信されるフラッシュ状態である、請求項3に記載の方法。
  7. さらなるイベントを判定したうえで前記第2の動作状態から第3の動作状態に遷移するステップをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記さらなるイベントが、前記第2の動作状態と関連付けられるタイマの終了、前記第2の動作状態と関連付けられるプロセスの完了、および内部装置のステータスの変化から選択される内部イベントである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記さらなるイベントが、前記データロガーが前記吸収性物品から切断される切断イベント、前記データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、前記データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者が前記データロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択される外部イベントである、請求項7に記載の方法。
  10. 前記外部イベントの判定が、外部イベントに応答する前記データロガーの電気回路の状態の変化の検出を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記外部イベントの判定が、前記データロガーの外面上の少なくとも1つの電気接点の状態の変化、前記データロガーの外面上の少なくとも1つのセンサの状態の変化、前記データロガーの外面上の少なくとも1つのスイッチの状態の変化のうちの少なくとも1つの検出を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのセンサ要素を有する吸収性物品からのセンサデータをロギングするように適合されたデータロガーであって、
    外部イベントを判定し、前記外部イベントを判定したうえで第1の動作状態から第2の動作状態に遷移するように構成されるプロセッサを備えるデータロガー。
  13. 前記外部イベントが、前記データロガーが前記吸収性物品から切断される切断イベント、前記データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、前記データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者が前記データロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択されるイベントである、請求項12に記載のデータロガー。
  14. 前記第1および第2の動作状態が、データロギング状態、スタンバイ状態、ステータス通知状態、およびデータ送信状態から選択される、請求項12または13に記載のデータロガー。
  15. 電池をさらに備え、前記ステータス通知状態が低電池通知状態である、請求項14に記載のデータロガー。
  16. 送信機をさらに備え、前記データロギング状態がデータリンクによるセンサデータの送信を含み、前記ステータス通知状態がデータリンク障害状態である、請求項14または15に記載のデータロガー。
  17. センサデータを記憶するように適合されたメモリと、送信機とをさらに備え、
    前記データロギング状態が、前記メモリへのセンサデータの記憶および前記送信機による所定間隔での記憶済みセンサデータの送信を含み、
    前記データ送信状態が、前記メモリに記憶されるセンサデータが前記送信機により、前記データロギング状態の所定間隔以外で送信されるフラッシュ状態である、請求項14または15に記載のデータロガー。
  18. 前記プロセッサが、さらなるイベントを判定したうえで前記第2の動作状態から第3の動作状態に遷移するように構成される、請求項12から17のいずれか一項に記載のデータロガー。
  19. 前記さらなるイベントが、前記第2の動作状態と関連付けられるタイマの終了、前記第2の動作状態と関連付けられるプロセスの完了、および内部装置のステータスの変化から選択される内部イベントである、請求項18に記載のデータロガー。
  20. 前記さらなるイベントが、前記データロガーが前記吸収性物品から切断される切断イベント、前記データロガーが吸収性物品に接続される接続イベント、前記データロガーが充電台に接続される充電イベント、および使用者が前記データロガーのユーザインタフェース要素と対話する使用者対話イベントから選択される外部イベントである、請求項18に記載のデータロガー。
  21. 前記外部イベントの判定が、外部イベントに応答する前記データロガーの電気回路の状態の変化の検出を含む、請求項12から20のいずれか一項に記載のデータロガー。
  22. 前記外部イベントの判定が、前記データロガーの外面上の少なくとも1つの電気接点の状態の変化、前記データロガーの外面上の少なくとも1つのセンサの状態の変化、前記データロガーの外面上の少なくとも1つのスイッチの状態の変化のうちの少なくとも1つの検出を含む、請求項12から21のいずれか一項に記載のデータロガー。
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