JP2000242742A - 質問器システム - Google Patents

質問器システム

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JP2000242742A
JP2000242742A JP11044480A JP4448099A JP2000242742A JP 2000242742 A JP2000242742 A JP 2000242742A JP 11044480 A JP11044480 A JP 11044480A JP 4448099 A JP4448099 A JP 4448099A JP 2000242742 A JP2000242742 A JP 2000242742A
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Masakazu Kikuchi
雅一 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれのアンテナにより移動情報通信体と
無線通信する複数の質問器を通信可能領域を互いに重複
させて設けた質問器システムにおいて、質問器から無線
送信される信号が他の質問器の無線通信を妨害してしま
うのを防止する。 【解決手段】 例えば2つの質問器(リーダライタ)R
1、R2において一方の質問器R2の通信可能領域に他
方の質問器R1を配置し、当該他方の質問器R1では前
記一方の質問器R2から無線送信される信号をアンテナ
1を用いて検出する検出手段4を備え、通信手段を構成
する制御装置5が検出手段4により無信号状態であるこ
とを検出したことに応じて電波電力供給送信機2を制御
してアンテナ1から移動情報通信体(ICカード)Q
1、Q2への質問信号を無線送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード等とい
った移動情報通信体と無線通信する複数のリーダライタ
等といった質問器を通信可能領域を互いに重複させて設
けた質問器システムに関し、特に、質問器から移動情報
通信体へ無線送信される質問信号(電波)が他の質問器
の無線通信を妨害してしまうことを防止する輻輳制御の
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばクレジットカード等と同様な大き
さのカード基板にマイクロコンピュータチップとメモリ
チップ等を埋設して構成したICカードは、金融、流
通、交通、医療等の種々な分野において実用化が図られ
ている。このようなICカードを用いたICカードシス
テムでは、例えばリーダライタからICカードに対して
電力を伝送供給し、リーダライタとICカードとの間で
情報を通信させている。リーダライタとICカードとの
間の電力伝送や情報通信では、端子同士を接触させて行
う接触方式の他に、例えば電波を用いて行う非接触方式
も採用されている。
【0003】図3には、非接触方式を採用した非接触I
Cカードシステムの一例を示してあり、このシステムに
は、非接触で電力の伝送や情報の通信を行う複数のリー
ダライタR3や複数の(非接触)ICカードQ3が備え
られている。リーダライタR3は、例えば、無線信号
(電波)を送受信するアンテナ21と、ICカードQ3
に対してアンテナ21から電力や情報を無線送信する電
波電力供給送信機22と、ICカードQ3から無線送信
される情報をアンテナ21により受信するデータ受信機
23と、これら各処理部21〜23を制御等する制御装
置24とから構成されている。
【0004】一方、ICカードQ3は、例えば、無線信
号を送受信するアンテナや、リーダライタR3から無線
送信される電力や情報をアンテナにより受信する機能
や、リーダライタR3に対してアンテナから情報を無線
送信する機能や、識別情報等を格納するメモリや、これ
ら各処理機能を制御等する制御機能から構成されてい
る。なお、ICカードQ3の内部には例えば電源が備え
られておらず、このICカードQ3ではリーダライタR
3から受信した電力を用いて各種の動作を行う。
【0005】上記した非接触ICカードシステムにおけ
る処理動作の具体例を示す。リーダライタR3では、例
えば一定の周期毎にICカードQ3に対する質問信号
(質問情報により変調した電波)を無線送信する。一
方、このようにしてリーダライタR3から無線送信され
た電波がICカードQ3に照射されると、ICカードQ
3では照射された電波から抽出した電力により内部の制
御回路を駆動するとともに、リーダライタR3から受信
した質問信号を解析し、当該解析結果に基づいて応答信
号をリーダライタR3に対して無線送信する。そして、
リーダライタR3では、ICカードQ3から無線送信さ
れた応答信号を受信し、例えば当該応答信号に含まれる
ICカードQ3の識別情報等を読み取ることにより当該
ICカードQ3の識別等を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような非接触ICカードシステムに備えられるリーダラ
イタでは、例えば他のリーダライタと同期をとりながら
ICカードとの無線通信を行うといった機能が備えられ
ていなかったため、複数のリーダライタを通信可能領域
を互いに重複させて設けた場合に、これらのリーダライ
タによる無線通信が重なってしまうと、互いの無線通信
を妨害してしまうことが生じるといった不具合があっ
た。
【0007】具体的な一例として、或るリーダライタが
ICカードとの間で無線通信を行っているときに、他の
リーダライタから信号が無線送信されてしまうと、これ
らのリーダライタから無線送信される信号(発射される
電波)が互いに干渉してしまうため、リーダライタとI
Cカードとの間の無線通信が正常に行われなくなってし
まうことが生じる。また、例えばICカードが或るリー
ダライタに対して無線送信した信号と他のリーダライタ
から無線送信された信号とが互いに干渉してしまうとい
ったことも生じ得る。なお、これらのリーダライタから
無線送信される信号の周波数が互いに同一である場合に
は特に干渉による不具合が顕著となる。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、それぞれのアンテナにより移
動情報通信体(例えばICカード)と無線通信する複数
の質問器(例えばリーダライタ)を通信可能領域を互い
に重複させて設けた場合に、質問器から移動情報通信体
へ無線送信される質問信号が他の質問器の無線通信を妨
害してしまうことを防止することができる質問器システ
ムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る質問器システムでは、それぞれのアン
テナにより移動情報通信体と無線通信する複数の質問器
を通信可能領域を互いに重複させて設ける場合に、次の
ようにして質問器による無線通信を行う。すなわち、例
えば上記した複数の質問器の内の2つの質問器を例とし
て示すと、この2つの質問器において一方の質問器の通
信可能領域に他方の質問器を配置し、当該他方の質問器
では、前記一方の質問器から無線送信される信号をアン
テナを用いて検出する検出手段を備え、通信手段が検出
手段により無信号状態であることを検出したことに応じ
て移動情報通信体への質問信号を無線送信する。
【0010】従って、前記他方の質問器では、移動情報
通信体への質問信号を無線送信するに際して前記一方の
質問器から信号が無線送信されているか否かを判定する
ことにより、当該信号が無線送信されていないことを確
認してから質問信号を無線送信することができ、これに
より、例えば前記一方の質問器と移動情報通信体との間
で行われている無線通信を妨害してしまうことを防止す
ることができる。
【0011】また、上記した2つの質問器の両方に上記
した検出手段や通信手段を備えれば、これらの質問器の
両方において、互いの無線通信を妨害してしまわないよ
うに質問信号の送信タイミングを制御することができ
る。また、上記では2つの質問器を例として示したが、
例えば通信可能領域が互いに重複する3つ以上の質問器
の一部或いは全部に上記した検出手段や通信手段を備え
る等すれば、上記と同様な効果を得ることができる。
【0012】なお、本発明で言う移動情報通信体として
は、必ずしもICカードばかりでなく、例えば、人に付
されたネームプレートや、商品や物品に付されたタグ
や、家畜に付された識別用プレートや、宅配便の荷物に
付された配送先プレートや、コンテナに付された配送先
プレート等といったものが用いられてもよく、要は、質
問器との間で無線通信を行うものであれば種々なものが
用いられてもよい。
【0013】また、本発明で言う質問器としては、必ず
しも移動情報通信体に対して情報の読み取り及び書き込
みを行うリーダライタばかりでなく、例えば移動情報通
信体に格納された情報を読み取る読取装置が用いられて
もよく、要は、移動情報通信体への質問信号を無線送信
して当該移動情報通信体と無線通信するものであれば種
々なものが用いられてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。なお、本例では、本発明に係る質問器
システムを非接触ICカードシステムに備えられる複数
のリーダライタに適用した場合を示す。図1には、本発
明を適用したリーダライタR1、R2を備えた非接触I
Cカードシステムの一例を示してあり、このシステムに
は、非接触で電力の伝送や情報の通信を行う複数のリー
ダライタR1、R2や複数の(非接触)ICカードQ
1、Q2が備えられている。
【0015】なお、上記図1では2つのリーダライタR
1、R2と2つのICカードQ1、Q2のみを示した
が、本例の非接触ICカードシステムには例えば他のリ
ーダライタや他のICカードも備えられている。また、
本例のICカードQ1、Q2の構成や動作は、例えば上
記図3に示したICカードQ3の構成等と同様であるた
め、本例ではその説明を省略する。
【0016】本例では、上記図1に示した複数のリーダ
ライタR1、R2により、それぞれのアンテナにより移
動情報通信体(本例ではICカード)と無線通信する複
数の質問器が構成されている。また、本例では、これら
2つのリーダライタR1、R2を通信可能領域を互いに
重複させて設けるに際して、一方のリーダライタR1の
通信可能領域に他方のリーダライタR2を配置するとと
もに、他方のリーダライタR2の通信可能領域に一方の
リーダライタR1を配置している。
【0017】上記図1に示した本例のリーダライタR
1、R2の構成例を説明する。なお、本例ではリーダラ
イタR1とリーダライタR2の構成や動作は同様であ
り、リーダライタR2に備えられた各処理部11〜15
の構成等はリーダライタR1に備えられた各処理部1〜
5の構成等と同様であるため、本例では、リーダライタ
R1を代表させてその構成等を説明する。
【0018】本例のリーダライタR1には、無線信号
(電波)を送受信するアンテナ1と、ICカードQ1、
Q2に対してアンテナ1から電力や情報を無線送信する
電波電力供給送信機2と、ICカードQ1、Q2から無
線送信される情報をアンテナ1により受信するデータ受
信機3と、他のリーダライタR2から無線送信される信
号をアンテナ1を用いて検出する電波検知器4と、これ
ら各処理部1〜4を制御等する制御装置5とが備えられ
ている。
【0019】アンテナ1は、上記のように無線信号を送
受信する機能を有している。電波電力供給送信機2は、
例えば制御装置5により制御されて、通信可能領域に存
するICカードQ1に対して電力や情報をアンテナ1か
ら無線送信する機能を有している。
【0020】データ受信機3は、例えば制御装置5によ
り制御されて、ICカードQ1から無線送信される情報
をアンテナ1により受信する機能を有している。なお、
本例では、質問情報を含んだ質問信号をアンテナ1から
無線送信することにより通信可能領域に存するICカー
ドQ1、Q2を検出する通信方式が用いられている。
【0021】電波検知器4は、例えば制御装置5により
制御されて、他のリーダライタR2から無線送信される
信号(電波)をアンテナ1を用いて検出する機能を有し
ている。なお、本例では、この検出の仕方の一例とし
て、受信レベルの閾値を設定し、他のリーダライタR2
からの信号をアンテナ1により受信したレベルが当該閾
値未満である場合に無信号状態であることを検出すると
いった仕方が用いられている。本例では、このような電
波検出器4の機能により、2つの質問器において一方の
質問器から無線送信される信号をアンテナを用いて検出
する検出手段が構成されている。
【0022】制御装置5は、上記した各処理部1〜4を
制御等する機能を有しており、本例では、本発明の要部
に係る機能として、ICカードQ1、Q2への質問信号
を無線送信するに際して他のリーダライタR2からの信
号を電波検知器4により検出しているか否かを判定し、
当該信号を検出していないこと(無信号状態)を確認し
たことに応じて質問信号をアンテナ1から無線送信する
輻輳制御機能を有している。本例では、このような輻輳
制御機能により、前記検出手段により無信号状態である
ことを検出したことに応じて移動情報通信体(本例では
ICカード)への質問信号を無線送信する通信手段が構
成されている。
【0023】以上のような構成により、本例のリーダラ
イタR1では、他のリーダライタR2から信号が無線送
信されていないことを確認したことに応じて、ICカー
ドQ1、Q2への質問信号を無線送信する。本例では、
この質問信号により、リーダライタR1からICカード
Q1、Q2へ電力や質問情報が供給される。また、本例
のリーダライタR1では、質問信号に応じてICカード
Q1、Q2から無線送信される応答信号を受信する。
【0024】リーダライタR1では、例えば受信した応
答信号に基づいてICカードQ1、Q2に格納された識
別情報等を読み取ることにより、当該ICカードQ1、
Q2を識別等することができる。また、リーダライタR
1では、例えば読み取ったICカードQ1、Q2の識別
情報を用いて当該ICカードQ1、Q2と無線通信する
こともできる。
【0025】次に、本例のリーダライタR1により行わ
れる輻輳制御処理の手順の一例を図2を参照して示す。
すなわち、リーダライタR1では、例えば質問信号を無
線送信するに際して、当該質問信号を送信する前に、他
のリーダライタR2からICカードQ1、Q2に対して
無線送信された信号(電波)が電波検知器4により検出
されているか否かを判定する(ステップS1)。ここ
で、他のリーダライタR2からの信号が検出されている
と判定した場合には、当該信号が検出されなくなるまで
例えば一定の時間間隔毎に上記した判定処理を繰り返す
ことで(ステップS1)、当該信号が検出されなくなる
のを待機する。
【0026】一方、リーダライタR1では、上記した判
定処理により他のリーダライタR2からの信号が検出さ
れていないこと(無信号状態であること)を判定した場
合には、ICカードQ1、Q2への質問信号を無線送信
することにより(ステップS2)、通信可能領域に存す
る例えばICカードQ1を検出して、当該ICカードQ
1との間で情報を無線通信する(ステップS3、ステッ
プS4)。このような輻輳制御処理を行うことにより、
リーダライタR1では、通常、無線送信する質問信号が
他のリーダライタR1から無線送信される信号と衝突し
てしまうことを防止することができる。
【0027】しかしながら、例外的な場合として、例え
ばリーダライタR1と他のリーダライタR2とで同時に
質問信号を無線送信してしまったような場合には、これ
らのリーダライタR1、R2から無線送信される信号が
互いに衝突してしまうことも生じ得るため、例えばIC
カードQ1、Q2に対して情報を正常に伝達することが
できなくなってしまうことも生じ得る。
【0028】そこで、本例のリーダライタR1では、上
記した処理に加えて、更に次のような処理を行う。すな
わち、リーダライタR1では、無線送信した質問信号に
対してICカードQ1、Q2からの応答信号が正常に受
信されたか否かを判定し(ステップS3)、応答信号が
正常に受信されたことを判定した場合には、受信した応
答信号を処理する(ステップS4)。なお、リーダライ
タR1では、例えばICカードQ1、Q2との無線通信
が終了すると、いったんアンテナ1からの信号送信を停
止した後に、再び、上記した他のリーダライタR2から
の信号検出に係る判定処理を行い(ステップS1)、同
様な処理を繰り返す。
【0029】一方、リーダライタR1では、上記した応
答信号に係る判定処理において(ステップS3)、もし
も応答信号が正常に受信されなかったことを判定した場
合には、質問信号が他の信号と衝突した可能性があるた
め、所定の時間(例えばランダムな時間)が経過するま
で質問信号の送信処理(電波発射)を停止する(ステッ
プS5)。そして、リーダライタR1では、当該所定の
時間が経過したことに応じて、再び、他のリーダライタ
R2からの信号受信の有無を判定する処理を行い(ステ
ップS1)、以上に示した処理を繰り返す。
【0030】以上のように、本例に示した複数のリーダ
ライタR1、R2から構成される質問器システム(本例
ではリーダライタシステム)では、これらのリーダライ
タR1、R2を通信可能領域を互いに重複させて設ける
場合に、リーダライタR1を他のリーダライタR2の通
信可能領域に配置し、リーダライタR1が他のリーダラ
イタR2からの信号を検出していないことに応じてIC
カードQ1、Q2への質問信号を無線送信するようにし
たため、例えばリーダライタR1が他のリーダライタR
2とICカードQ2との間で行われている無線通信を妨
害してしまうことを防止することができる。
【0031】また、本例では、好ましい態様として、リ
ーダライタR2についても、リーダライタR1からの信
号を検出していないことに応じてICカードQ1、Q2
への質問信号を無線送信するようにしたため、2つのリ
ーダライタR1、R2の間で互いに相手の無線通信を妨
害してしまわないように輻輳制御することができる。ま
た、本例では、2つのリーダライタR1、R2を例とし
て説明したが、例えば3つ以上のリーダライタを互いに
通信可能領域を重複させて設ける場合においても、1つ
又は複数のリーダライタで上記のような輻輳制御処理を
行うようにすることで、同様な効果を得ることができ
る。
【0032】ここで、上記実施例では、リーダライタか
らICカードへ電力を無線送信することで当該ICカー
ドを動作させる構成としたが、例えばICカードの内部
に電池等の電源を備えるようにしてもよく、このような
場合には、必ずしもリーダライタから電力を無線送信す
る必要はない。
【0033】また、リーダライタに備えられた前記検出
手段や前記通信手段により行われる処理としては、例え
ばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源にお
いてプロセッサが制御プログラムを実行することにより
制御される構成であってもよく、また、例えば当該処理
を実行するための各機能手段を独立したハードウエア回
路として構成することもできる。また、本発明は上記の
制御プログラムを格納したフロッピーディスクやCD−
ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体
として把握することもでき、当該制御プログラムを記憶
媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させ
ることにより、本発明に係る処理を遂行させることがで
きる。
【0034】また、以上では、例えば識別情報を格納し
た移動情報通信体としてICカードを用いるとともに質
問器としてリーダライタを用いた場合を示したが、移動
情報通信体や質問器の構成としては、必ずしも上記実施
例で示したものに限定されることはなく、種々な構成の
ものが用いられてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る質問
器システムによると、それぞれのアンテナにより移動情
報通信体と無線通信する複数の質問器を通信可能領域を
互いに重複させて設けるに際して、2つの質問器におい
て一方の質問器の通信可能領域に他方の質問器を配置
し、当該他方の質問器が前記一方の質問器から無線送信
される信号をアンテナを用いて検出する手段を備えて、
当該手段により無信号状態であることを検出したことに
応じて移動情報通信体への質問信号を無線送信するよう
にしたため、例えば前記一方の質問器と移動情報通信体
との間で行われている無線通信を妨害してしまうことを
防止することができ、これにより、質問器と移動情報通
信体との間で正常な情報通信が行われることを確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る質問器システムを適用
した非接触ICカードシステムの一例を示す図である。
【図2】リーダライタにより行われる処理の手順の一例
を示すフローチャートである。
【図3】従来のリーダライタを備えた非接触ICカード
システムの一例を示す図である。
【符号の説明】
R1、R2・・リーダライタ、 Q1、Q2・・ICカ
ード、1、11・・アンテナ、 2、12・・電波電力
供給送信機、3、13・・データ受信機、 4、14・
・電波検知器、5、15・・制御装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのアンテナにより移動情報通信
    体と無線通信する複数の質問器を通信可能領域を互いに
    重複させて設けた質問器システムにおいて、 2つの質問器において一方の質問器の通信可能領域に他
    方の質問器を配置し、 当該他方の質問器に、前記一方の質問器から無線送信さ
    れる信号をアンテナを用いて検出する検出手段と、 検出手段により無信号状態であることを検出したことに
    応じて移動情報通信体への質問信号を無線送信する通信
    手段と、 を備えたことを特徴とする質問器システム。
JP11044480A 1999-02-23 1999-02-23 質問器システム Pending JP2000242742A (ja)

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