JP4942787B2 - ラチェット式テンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのカムシャフト等を駆動するタイミングチェーンに緊張力を与えるラチェット式テンショナに関する。
従来、エンジンのカムシャフト等を駆動するタイミングチェーンに用いて、ハウジングに摺動可能に嵌挿されてハウジングとの間で油室を形成するプランジャにスプリングと外部油圧による突出力を作用させてタイミングチェーンに緊張力を与えるようにしたテンショナが知られている。
このような従来のテンショナとして、例えば、図7に示すように、ハウジング512にプランジャ514の摺動方向と直交する方向に摺動可能に嵌挿されてハウジング512との間で副油室520を形成するピストン526と、副油室520に外部油圧を作用させるための油路544と、ピストン526を副油室520に向かって付勢する第2スプリング534を内装して副油室520の反対側においてハウジング512とピストン526により区画形成された大気室528とを有し、この大気室528に大気と連通して副油室520に外部油圧が作用してピストン526が第2スプリング534の付勢力に抗して移動したときにピストン526によって閉塞される大気連通孔532を設け、プランジャ514のハウジング512に囲繞される部分にラック538を刻設し、ピストン526のロッド524の先端にラック538に噛合可能な複数の噛合歯536を設け、噛合歯536とラック538のプランジャ後退阻止歯面をプランジャ514の進退方向に直角な歯面に形成したテンショナ500が採用されている。
実用新案登録第2559664号公報(実用新案登録請求の範囲、図1)
前述したような従来のテンショナ500では、図7に示すように、プランジャ514に油圧を加える油室516とピストン526に油圧を加える副油室520とが同一の油溜り550から分岐する油路548、油路544でそれぞれ繋がれているため、エンジン停止後に長期放置されると、副油室520にエアーが入り込み、エンジン始動時にオイルポンプから発生する外部油圧の脈動の影響を受けて副油室520に十分な油圧を確保することができず、この副油室520の油圧によるピストン526の後退動作が不安定となって、噛合歯536とラック538との噛み合いを完全かつ迅速に解放することができないばかりでなく、噛合歯536とラック538との噛み合いを破損する虞れがある。
したがって、従来のテンショナ500では、エンジン始動時に上述したような噛合歯536とラック538との噛み合いを完全かつ迅速に解放せず、エンジン始動後のプランジャ514の円滑な摺動による進退動作を達成することができないという問題があり、また、このような噛合歯536とラック538との不完全な噛み合いにより噛合歯536とラック538とが破損して、タイミングチェーンの摩耗伸びに応じたプランジャ514の付勢力を確保することができなかったり、タイミングチェーンからプランジャ514が受けるバックラッシュと称する押し戻し現象を完全に阻止してタイミングチェーンのバタツキによる異音などの騒音を解消することができないため、プランジャ514を突出させる方向に付勢させるスプリング518としてこのようなプランジャ514のバックラッシュに耐え得る強靭なものを採用しなければならず、テンショナ自体が大型化しているという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、長期放置後のエンジン始動時に走行チェーンから受けるプランジャのバックラッシュを阻止するとともに、エンジン始動後にプランジャの進退動作を許容するピストン部高圧油室内の油圧を安定して発生させてプランジャの迅速な進退動作を円滑に達成し、さらにピストン部高圧油室に直接導入される外部圧油の脈動を吸収してピストン部高圧油室における安定した外部圧油を確保するラチェット式テンショナを提供することである。
請求項1に係る本発明は、外部圧油を導入する第1油供給路を形成したハウジング本体と該ハウジング本体のプランジャ収容穴から走行チェーンに向けて摺動自在に突出するプランジャと前記ハウジング本体のプランジャ収容穴とプランジャの中空部との間に形成される高圧油室に収納されてプランジャの突出方向に付勢するプランジャ付勢用ばねと前記プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内から第1油供給路へ圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニットと前記ハウジング本体のラチェット付ピストン収容穴に嵌挿されてプランジャの進退方向と交差する方向に摺動するラチェット付ピストンと該ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に向けて付勢するラチェット付勢用ばねとを備えるとともに、前記ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に噛み合わせてプランジャの前進変位を許容して後退変位を阻止するラチェット式テンショナにおいて、前記ラチェット付勢用ばねの付勢力に抗してラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯から解放する方向に変位させるピストン部高圧油室が、前記ラチェット付ピストン収容穴とラチェット付ピストンとの間に形成され、前記ピストン部高圧油室へ圧油を導入する第2油供給路が、前記外部圧油をピストン部高圧油室へ直接導入するように、前記第1油供給路から分岐せずに独立して前記ハウジング本体に形成され、前記第2油供給路が、前記外部圧油の脈動を吸収するオリフィスを備えていることにより、前述したような課題を解決したものである。
そこで、本発明のラチェット式テンショナは、外部圧油を導入する第1油供給路を形成したハウジング本体とこのハウジング本体のプランジャ収容穴から走行チェーンに向けて摺動自在に突出するプランジャと前記ハウジング本体のプランジャ収容穴とプランジャの中空部との間に形成される高圧油室に収納されてプランジャの突出方向に付勢するプランジャ付勢用ばねと前記プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内から第1油供給路へ圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニットと前記ハウジング本体のラチェット付ピストン収容穴に嵌挿されてプランジャの進退方向と交差する方向に摺動するラチェット付ピストンと該ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に向けて付勢するラチェット付勢用ばねとを備えることによって、ラチェット付勢用ばねの付勢力がラチェット付ピストンのラチェット爪に作用するため、長期放置後のエンジン始動時にラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に噛み合わせてバックラッシュが生じたプランジャの前進変位を許容し後退変位を阻止して走行チェーンのバタツキ音を抑制し、エンジン始動後にラチェット付ピストンのラチェット爪とプランジャ側面のラック歯との噛み合いを解放してプランジャの進退動作を円滑に許容でき、しかも、ラチェット付勢用ばねの付勢力を調整することにより噛み外れのタイミングを調整できるばかりでなく、以下のような本発明に特有の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に係る本発明のラチェット式テンショナによれば、ピストン部高圧油室がラチェット付ピストン収容穴とラチェット付ピストンとの間に形成されていることにより、長期放置した状態のエンジン始動後にピストン部高圧油室の油圧がラチェット付勢用ばねの付勢力より大きくなると、ラチェット付勢用ばねの付勢力に抗してラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯から歯飛びせずに解放してプランジャの進退動作を達成することができる。
また、ピストン部高圧油室へ圧油を導入する第2油供給路が第1油供給路から分岐せずに独立してハウジング本体に形成されていることにより、ピストン部高圧油室が第1油供給路から圧油を導入する高圧油室の容積よりも小さな容積であっても、ピストン部高圧油室が第1油供給路へ導入される外部油圧の脈動の直接的な影響を回避することが可能となり、エンジン始動後にプランジャの進退動作を許容するピストン部高圧油室内の油圧を安定して発生させてプランジャの迅速な進退動作を円滑に達成することができる。
また、第2油供給路が外部圧油をピストン部高圧油室へ直接導入するようにハウジング本体に形成されていることにより、第2油供給路が第1油供給路の設置位置と無関係に配置可能となり、外部圧油をピストン部高圧油室へ最短距離で導入することができ、しかも、簡便に製作することができる。
さらに、第2油供給路が外部圧油の脈動を吸収するオリフィスを備えていることにより、第2油供給路を介してピストン部高圧油室へ導入される外部圧油が過剰な場合にはオリフィスよりその導入量を抑制し、第2油供給路を介してピストン部高圧油室へ導入される外部圧油が過小な場合にはオリフィスよりピストン部高圧油室内に導入された圧油のリークを抑制するため、外部圧油に生じがちな脈動を吸収してピストン部高圧油室における安定した外部圧油を確保することができる。
本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100の使用態様図。 図1に示すラチェット式テンショナ100の断面図。 図1に示すラチェット式テンショナ100の側面図。 ラチェットとプランジャとの噛み合い状態を示した断面図。 ラチェットとプランジャとの噛み合いが解放された状態を示した断面図。 本発明の参考例であるラチェット式テンショナ200の断面図。 従来のラチェット式テンショナ500の断面図。
本発明のラチェット式テンショナは、外部圧油を導入する第1油供給路を形成したハウジング本体とこのハウジング本体のプランジャ収容穴から走行チェーンに向けて摺動自在に突出するプランジャと前記ハウジング本体のプランジャ収容穴とプランジャの中空部との間に形成される高圧油室に収納されてプランジャの突出方向に付勢するプランジャ付勢用ばねと前記プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内から第1油供給路へ圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニットと前記ハウジング本体のラチェット付ピストン収容穴に嵌挿されてプランジャの進退方向と交差する方向に摺動するラチェット付ピストンと該ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に向けて付勢するラチェット付勢用ばねとを備えて、ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に噛み合わせてプランジャの前進変位を許容して後退変位を阻止し、ラチェット付勢用ばねの付勢力に抗してラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯から解放する方向に変位させるピストン部高圧油室がラチェット付ピストン収容穴とラチェット付ピストンとの間に形成され、ピストン部高圧油室へ圧油を導入する第2油供給路が、外部圧油をピストン部高圧油室へ直接導入するように、第1油供給路から分岐せずに独立してハウジング本体に形成されて、第2油供給路が、外部圧油の脈動を吸収するオリフィスを備え、長期放置後のエンジン始動時に走行チェーンから受けるプランジャのバックラッシュを阻止するとともにエンジン始動後にプランジャの進退動作を許容するピストン部高圧油室内の油圧を安定して発生させてプランジャの迅速な進退動作を円滑に達成し、さらにピストン部高圧油室に直接導入される外部圧油の脈動を吸収してピストン部高圧油室における安定した外部圧油を確保するものであれば、その具体的な態様は如何なるものであっても構わない。
たとえば、本発明のラチェット式テンショナにおけるハウジング本体の基本的な形態については、オイルポンプから供給される圧油をハウジング本体に形成した第1油供給路に直接的に導入するもの、あるいは、オイルポンプから供給される圧油をハウジング本体に形成した第1油供給路に導入する前にハウジング本体の背面部分に一旦貯溜する油リザーバー部を凹設したもののいずれであっても何ら構わない。
また、本発明のラチェット式テンショナに用いられる逆止弁ユニットの具体的なユニット形態については、プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内の圧油の第1油供給路への逆流を阻止するものであれば、如何なる形態のものであっても良く、例えば、第1油供給路に連通して高圧油室側へ圧油を供給するボールシートとこのボールシートの弁座に対向するチェックボールとこのチェックボールをボールシートに押圧付勢するボール付勢用ばねとチェックボールの異動量を規制する鐘状リテーナとを備えたものであっても何ら構わない。
以下、本発明の一実施例であるラチェット式テンショナ100を図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100の使用態様図であり、図2は、図1に示すラチェット式テンショナ100を拡大した断面図であり、図3は、その側面図であり、図4は、プランジャのラック歯とラチェット付ピストンのラチェット爪が噛合った状態を示す断面図であり、図5は、プランジャのラック歯とラチェット付ピストンのラチェット爪の噛合いが解放された状態を示す断面図である。
まず、図1に示すように、本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100は、エンジンのクランクシャフトで回転される駆動側スプロケットS1とカムシャフトに固定されている被駆動側スプロケットS2の間に掛け廻されているタイミングチェーンCの弛み側でエンジン本体に取り付けられて、そのハウジング本体110の前面からプランジャ120が出没自在に突出しており、プランジャ120がエンジン本体側に揺動自在に支持されている可動レバーLの揺動端近傍の背面を押圧することにより、可動レバーLを介してタイミングチェーンCの弛み側に張力を付与している。なお、タイミングチェーンCの張り側にはタイミングチェーンCの走行を案内する固定ガイドGがエンジン本体側に取り付けられている。
そして、駆動側スプロケットS1が矢印の方向に回転すると、タイミングチェーンCが矢印の方向に走行し、次いで、このタイミングチェーンCの走行によって被駆動側スプロケットS2が矢印の方向に回動し、駆動側スプロケットS1の回動が被駆動側スプロケットS2に伝達するようになっている。
そこで、図2に示すように、本実施例のラチェット式テンショナ100は、エンジンブロック側から供給された外部圧油を導入する第1油供給路111を形成したハウジング本体110と、このハウジング本体110に形成したプランジャ収容穴112から走行チェーン(図示せず)に向けて摺動自在に突出する円柱状のプランジャ120と、ハウジング本体110のプランジャ収容穴112とプランジャ120の中空部121との間に形成される高圧油室Rに収納されてプランジャ120の突出方向に付勢するプランジャ付勢用ばね130と、プランジャ収容穴112の底部に組み込まれて高圧油室R内から第1油供給路111へ圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニット140と、ハウジング本体110に形成したラチェット付ピストン収容穴113に嵌挿されてプランジャ120の進退方向と交差する方向に摺動するラチェット付ピストン150と、ラチェット付ピストン150の付勢方向前方に設けたラチェット爪151をプランジャ側面に刻設したラック歯122に向けて噛み合うように付勢するラチェット付勢用ばね160とを備えている。
本実施例では、ラチェット付ピストン収容穴113がプランジャ120の摺動方向に対して、直交する方向よりもややプランジャ120の突出方向斜め上方に傾斜するように設けられているが、プランジャ120の側面に刻設したラック歯123と噛み合うことができる方向、すなわち、プランジャ120の摺動方向と交差する方向であれば如何なる方向でも良いことは言うまでもない。
なお、図2に示す符号170は、ハウジング本体110のラチェット付ピストン収容穴113内に組み込んだラチェット付ピストン150とラチェット付勢用ばね160の抜け止めプラグである。
そして、前述した逆止弁ユニット140の具体的なユニット構造については、プランジャ収容穴112の底部に組み込まれて高圧油室R内から第1油供給路111へ圧油の逆流を阻止するものであれば、公知の如何なるものであっても差し支えないが、本実施例では、前述したハウジング本体110の第1油供給路111に繋がる油路141aを有するボールシート141と、このボールシート141の弁座141bに着座するチェックボール142と、このチェックボール142をボールシート141に押圧付勢するボール付勢用ばね143と、このボール付勢用ばね143を支持し且つチェックボール142の移動量を規制する鐘状リテーナ144とから構成された逆止弁ユニット140が採用されている。
また、ハウジング本体110のラチェット付ピストン収容穴113とラチェット付ピストン150の前方領域との間には、ラチェット付勢用ばね160の付勢力に対抗するピストン部高圧油室Pが形成されており、このピストン部高圧油室Pの油圧が長期放置した状態のエンジン始動後にラェット付勢用ばね160の付勢力より大きくなると、ラチェット付勢用ばね160の付勢力に抗してラチェット付ピストン150のラチェット爪151をプランジャ側面のラック歯122から歯飛びせずに解放する方向に変位させてプランジャ120の進退動作を達成するようになっている。
そこで、本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100が最も特徴とするピストン部高圧油室Pへ圧油を導入するための第2油供給路114について、詳しく説明する。
すなわち、本実施例における第2油供給路114は、第1油供給路111から分岐せずに独立してハウジング本体110に形成され、さらに、具体的には、エンジンブロック側から供給された外部圧油をピストン部高圧油室Pへ直接導入するようにハウジング本体110に形成されている。
これにより、本実施例における第2油供給路114は、ピストン部高圧油室Pが第1油供給路111から圧油を導入する高圧油室Rの容積よりも小さな容積であることに起因する過剰な応答を抑制してピストン部高圧油室Pが第1油供給路111へ導入される外部油圧の脈動の直接的な影響を回避するため、エンジン始動後にプランジャ120の進退動作を許容するピストン部高圧油室P内の油圧を安定して発生させてプランジャ120の迅速な進退動作を円滑に達成するようになっている。
また、第2油供給路114が第1油供給路111の設置位置と無関係に配置可能となり、外部圧油がピストン部高圧油室Pへ最短距離で導入され、その製作が簡便になっている。
さらに、前述した第2油供給路114には、エンジンブロック側から供給された外部圧油の脈動を吸収するオリフィス114aが設けられている。
これにより、第2油供給路114を介してピストン部高圧油室Pへ導入される外部圧油が過剰な場合には、オリフィス114aよりその導入量を抑制し、他方、第2油供給路114を介してピストン部高圧油室Pへ導入される外部圧油が過小な場合には、オリフィス114aよりピストン部高圧油室P内に導入された圧油のリークを抑制するため、オイルポンプによる外部圧油に生じがちな脈動を吸収してピストン部高圧油室Pにおける安定した外部圧油を確保するようになっている。
また、前述したラチェット付ピストン150の後部には、プランジャ120の進退動作を強制許容するピストン開放用突出部152がハウジング本体110の外部より把持可能な状態で設けられている。
これにより、ピストン開放用突出部152が抜け止めプラグ170の後端穴171を介して外方へ引き出されてラチェット付ピストン150のラチェット爪151とプランジャ側面のラック歯122との噛み合いが解放されるため、エンジンに装着するまでプランジャ120を必要に応じて進退自在とし、プランジャ120の進退操作を伴う様々なメンテナンスが簡便になっている。
本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100は、以下のように作動する。
まず、図4に示すように、エンジン停止時やエンジン始動時は、外部圧油がエンジンブロック側から第2油供給路114を介して供給されず、ピストン部高圧油室Pの油圧がラチェット付勢用ばね160の付勢力より小さいため、ラチェット付勢用ばね160の付勢力によりラチェット付ピストン150のラチェット爪151をプランジャ側面のラック歯122に噛み合わせた状態を維持してタイミングチェーンから受けるプランジャ120のバックラッシュを阻止するようになっている。
他方、図5に示すように、エンジン始動後は、外部圧油がエンジンブロック側から第2油供給路114を介して供給されて、ピストン部高圧油室Pの油圧がラチェット付勢用ばね160の付勢力より大きくなり、ラチェット付勢用ばね160の付勢力に抗してラチェット付ピストン150のラチェット爪151をプランジャ側面のラック歯122から歯飛びさせずに矢印X方向へ後退させて解放するため、プランジャ120の進退動作を許容するピストン部高圧油室P内の油圧を安定して発生させてプランジャ120の迅速な進退動作Yを円滑に達成するようになっている。
このようにして得られた本発明の実施例であるラチェット式テンショナ100は、外部圧油の脈動を吸収するオリフィス114aを備えた第2油供給路114が、エンジンブロック側から供給された外部圧油をピストン部高圧油室Pへ直接導入するようにハウジング本体110に形成されていることにより、長期放置後のエンジン始動時にラチェット付ピストン150のラチェット爪151をプランジャ側面のラック歯122に噛み合わせてバックラッシュが生じたプランジャ120の前進変位を許容し後退変位を阻止してタイミングチェーンのバタツキ音を抑制し、エンジン始動後にラチェット付ピストン150のラチェット爪151とプランジャ側面のラック歯122との噛み合いを解放してプランジャ120の進退動作を円滑に許容でき、また、ラチェット付勢用ばね160の付勢力を調整することにより噛み外れのタイミングを調整でき、しかも、ラチェット付ピストン150のピストン開放用突出部152がエンジンに装着するまでプランジャ120を必要に応じて進退自在として簡便なメンテナンスを達成させるなど、その効果は甚大である。
つぎに、本発明の参考例であるラチェット式テンショナ200について、図6に基づいて説明する。
まず、図6に示すラチェット式テンショナ200も、前述したラチェット式テンショナ100と同様に、図1に示すようなエンジン本体に取り付けて使用される。
本参考例のラチェット式テンショナ200は、前述したラチェット式テンショナ100と対比すると、ピストン部高圧油室Pへ圧油を導入する第2油供給路214の配置形態のみが異なっており、その他の具体的な構成は、前述したラチェット式テンショナ100と同じである。
したがって、図6に示すラチェット式テンショナ200は、ラチェット式テンショナ100と同一の部材について対応する200番代の符号を付して重複する説明を省略する。
そこで、本発明の参考例であるラチェット式テンショナ200が最も特徴とするピストン部高圧油室Pへ圧油を導入するための第2油供給路214について、詳しく説明する。
すなわち、本参考例における第2油供給路214は、第1油供給路211から分岐せずに独立してハウジング本体210に形成され、さらに、具体的には、高圧油室Rの圧油をピストン部高圧油室Pへ直接導入するため、ハウジング本体210に形成されたプランジャ収容穴112の底部近傍で高圧油室Rと連通するように形成されている。
これにより、ピストン部高圧油室Pの油圧が高圧油室Rの脈動を受けたとしてもこの高圧油室Rの脈動に同期してラチェット付ピストン250が作動するため、エンジン始動後にプランジャ220の進退動作に直ちに呼応してラチェット付ピストン250のラチェット爪251とプランジャ側面のラック歯222との噛み合いを瞬時に解放してプランジャ220の進退動作を円滑に許容するようになっている。
このようにして得られた本発明の参考例であるラチェット式テンショナ200は、ピストン部高圧油室Pへ圧油を導入するための第2油供給路214が、高圧油室Rの圧油をピストン部高圧油室Pへ直接導入するようにハウジング本体210に形成されていることにより、長期放置後のエンジン始動時にラチェット付ピストン250のラチェット爪251をプランジャ側面のラック歯222に噛み合わせてバックラッシュが生じたプランジャ220の前進変位を許容し後退変位を阻止してタイミングチェーンのバタツキ音を抑制し、エンジン始動後に高圧油室Rの脈動に同期してラチェット付ピストン250を作動させてラチェット付ピストン250のラチェット爪251とプランジャ側面のラック歯222との噛み合いを解放してプランジャ220の進退動作を円滑に許容でき、また、ラチェット付勢用ばね260の付勢力を調整することにより噛み外れのタイミングを調整でき、しかも、ラチェット付ピストン250のピストン開放用突出部252がエンジンに装着するまでプランジャ220を必要に応じて進退自在として簡便なメンテナンスを達成させるなど、その効果は甚大である。
100,200 ・・・ ラチェット式テンショナ
110,210 ・・・ ハウジング本体
111,211 ・・・ 第1油供給路
112,212 ・・・ プランジャ収容穴
113,213 ・・・ ラチェット付ピストン収容穴
114,214 ・・・ 第2油供給路
114a ・・・ オリフィス
120,220 ・・・ プランジャ
121,221 ・・・ 中空部
122,222 ・・・ ラック歯
130,230 ・・・ プランジャ付勢用ばね
140,240 ・・・ 逆止弁ユニット
141,241 ・・・ ボールシート
141a,241a ・・・ 油路
141b,241b ・・・ 弁座
142,242 ・・・ チェックボール
143,243 ・・・ ボール付勢用ばね
144,244 ・・・ 鐘状リテーナ
150,250 ・・・ ラチェット付ピストン
151,251 ・・・ ラチェット爪
152,252 ・・・ ピストン開放用突出部
160,260 ・・・ ラチェット付勢用ばね
170,270 ・・・ 抜け止めプラグ
171,271 ・・・ 後端穴
P ・・・ ピストン部高圧油室
R ・・・ 高圧油室
500 ・・・ 従来のラチェット式テンショナ
512 ・・・ ハウジング
514 ・・・ プランジャ
516 ・・・ 油室
518 ・・・ スプリング
520 ・・・ 副油室
524 ・・・ ロッド
526 ・・・ ピストン
528 ・・・ 大気室
532 ・・・ 大気連通孔
534 ・・・ 第2スプリング
536 ・・・ 噛合歯
538 ・・・ ラック
544 ・・・ 油路
548 ・・・ 油路
550 ・・・ 油溜り

Claims (1)

  1. 外部圧油を導入する第1油供給路を形成したハウジング本体と該ハウジング本体のプランジャ収容穴から走行チェーンに向けて摺動自在に突出するプランジャと前記ハウジング本体のプランジャ収容穴とプランジャの中空部との間に形成される高圧油室に収納されてプランジャの突出方向に付勢するプランジャ付勢用ばねと前記プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内から第1油供給路へ圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニットと前記ハウジング本体のラチェット付ピストン収容穴に嵌挿されてプランジャの進退方向と交差する方向に摺動するラチェット付ピストンと該ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に向けて付勢するラチェット付勢用ばねとを備えるとともに、前記ラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯に噛み合わせてプランジャの前進変位を許容して後退変位を阻止するラチェット式テンショナにおいて、
    前記ラチェット付勢用ばねの付勢力に抗してラチェット付ピストンのラチェット爪をプランジャ側面のラック歯から解放する方向に変位させるピストン部高圧油室が、前記ラチェット付ピストン収容穴とラチェット付ピストンとの間に形成され、
    前記ピストン部高圧油室へ圧油を導入する第2油供給路が、前記外部圧油をピストン部高圧油室へ直接導入するように、前記第1油供給路から分岐せずに独立して前記ハウジング本体に形成され、
    前記第2油供給路が、前記外部圧油の脈動を吸収するオリフィスを備えていることを特徴とするラチェット式テンショナ。
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