JP4941532B2 - 電子部品のリードの製造方法及び電子部品のリードの製造装置 - Google Patents

電子部品のリードの製造方法及び電子部品のリードの製造装置 Download PDF

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Description

本発明は電子部品のリードの製造方法及び電子部品のリードの製造装置に関する。
電子部品のリードと、接続の対象物とをはんだにより接続することが知られている。特許文献1〜4には、はんだによる接続に関する技術が開示されている。
特開10−41042号公報 特開2008−119735号公報 特開平9−55244号公報 実開平7−16370号公報
はんだにより電子部品のリードがプリント基板に接続される場合がある。また、はんだにより電子部品のリードが電子部品本体に接続されている電子部品もある。このようなはんだが溶融すると、毛細管現象によりリード上に行き渡るおそれがある。これにより、リードと接続対象物との接続に貢献するはんだの量が減少するおそれがある。
そこで本発明は、溶融したはんだがリード上を行き渡ることが抑制された電子部品のリードを製造可能な電子部品のリードの製造方法及び電子部品のリードの製造装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子部品のリードの製造方法は、第1レーザを電子部品に用いられるリードの第1層よりも外側に積層され前記第1層よりもはんだ濡れ性の高い第2層に照射することにより前記第2層から前記第1層を露出させ、第2レーザを露出した前記第1層に照射することにより前記第2レーザが照射された領域の周辺に凸部を形成する。
また、本明細書に開示の電子部品のリードの製造装置は、第1及び第2レーザを発振する発振器と、前記第1レーザを電子部品に用いられるリードの第1層よりも外側に積層され前記第1層よりもはんだ濡れ性の高い第2層に照射することにより前記第2層から前記第1層を露出させ、前記第2レーザを露出した前記第1層に照射することにより前記第2レーザが照射された領域の周辺に凸部を形成する照射ユニットと、を備えている。
溶融したはんだがリード上を行き渡ることが抑制された電子部品のリードを製造可能な電子部品のリードの製造方法及び電子部品のリードの製造装置を提供できる。
図1A、1Bは、コネクタの説明図。 図2A、2Bは、凸部周辺の拡大図。 図3A、3Bは、コネクタのプリント基板への実装の説明図。 図4A、4Bは、リードが移動する際の説明図。 図5A、5Bは、凸部が設けられていないリードが移動する際の説明図。 図6は、凸部周辺のリード20の切欠図。 図7A、7Bははんだの濡れ角の説明図。 図8A、8Bははんだの濡れ角の説明図。 図9は、他の例の凸部周辺の断面図。 図10Aは、電子部品のリードの製造装置の説明図、図10Bは、照射ユニットの説明図。 図11は、リードの製造手順の説明図。 図12A、12Bは、レーザの強度分布の説明図。 図13A〜13Dは、レーザ加工の説明図。 図14は、加工後の凸部周辺の形状の説明図。 図15A、15Bは、変形例にかかる照射ユニットの説明図。 図16A、16Bは、加工方法の説明図。 図17は、レーザの出力と凸部の高さとの関係を示したグラフ。 図18は、変形例に係る照射ユニットの説明図。 図19A〜19Dは、加工方法の説明図。 図20は、加工後の凸部周辺の形状の説明図。 図21は、変形例に係る製造装置の説明図。 図22は、変形例に係る照射ユニットの説明図。
電子部品の一例としてコネクタを例に説明する。図1A、1Bは、本実施例に係るコネクタ1の説明図である。図1Bにおいては、1がプリント基板90に実装された状態を示している。
図1A、1Bに示すように、コネクタ1は、本体10、本体10に固定された複数のリード20、本体10内部に保持され複数のリード20とそれぞれ導通したピン30、を含む。本体10は、上部に開口を有したケース状である。本体10は、例えば合成樹脂製である。本体10は、低壁部11を有し、ピン30の固定端31は低壁部11に形成された孔に圧入されている。自由端32は本体10の上部から突出している。ピン30は金属製である。本体10の側面には、導電パッド12が設けられている。導電パッド12は、図1Aに示すように、本体10の対向する2側面に沿うように固定されている。導電パッド12は、リード20、ピン30と同等の数だけ設けられている。導電パッド12とリード20とははんだS1により接合されている。これにより、リード20とピン30とは電気的に接続されている。導電パッド12とリード20とがはんだS1により接合されているので、はんだS1が溶融した場合には、リード20は本体10に対して移動可能となる。詳しくは後述する。リード20の下端21は、はんだS2によりプリント基板90の電極92に接合されている。コネクタ1はプリント基板90の表面に実装されている。図1Bに示すように、リード20にははんだS1を挟むように2つの凸部24が設けられている。
図2A、2Bは、凸部24周辺の拡大図である。図2Aは、リード20の上端22側に設けられた凸部24を示しており、図2Bは、リード20の下端21側に設けられた凸部24を示している。図2Aに示すように、凸部24は、互いに向かい合って凸部24を画定する第1傾斜部25、第2傾斜部26を有している。また、凸部24の第1傾斜部25に隣接して凹部28が形成されている。同様に、図2Bに示すように、リード20の下端21側に設けられた凸部24についても、第1傾斜部25に隣接して凹部28が設けられている。凸部24、凹部28については詳しくは後述する。
コネクタ1のプリント基板90への実装について説明する。図3A、3Bは、コネクタ1のプリント基板90への実装の説明図である。コネクタ1をプリント基板90へ実装する場合には、プリント基板90の表面に予め印刷又は塗布されたはんだS2上にコネクタ1を配置する。これにより、リード20の下端21がはんだS2と接触する。しかしながら、図3Aに示すように、プリント基板90が反っている場合には、複数のリード20のうち一部がはんだS2とが接触しない場合がある。このような状態でコネクタ1及びプリント基板90をリフローすると、はんだS2が溶融すると共に、本体10とリード20とを接合していたはんだS1も溶融する。はんだS1が溶融することにより、本体10に対してリード20が自重により下方に移動する。これにより、リフロー前においてはプリント基板90上のはんだS2と接触していなかったリード20が、下方に移動して図3Bに示すようにはんだS2と接触する。この状態でコネクタ1及びプリント基板90が冷却されると、全てのリード20とはんだS2とが接合される。このように、リード20が本体10に対して移動可能であるため、プリント基板90が反りを有している場合であっても、コネクタ1とプリント基板90との電気的な接続を確保できる。尚、はんだS1が溶融しても、はんだS1の表面張力等によりリード20は本体10から脱落しにくい。
リード20が移動する際について説明する。図4A、4Bは、リード20が移動する際の説明図である。
図4AははんだS1が溶融する前の状態を示している。図4Bは、はんだS1が溶融しリード20が本体10に対して下方に移動した状態を示している。はんだS1が溶融すると、毛細管現象によりはんだS1がリード20上を伝わろうとする。また、リード20が本体10に対して下方に移動した場合は、はんだS1は上端22側にまで伝わりやすくなる。しかしながら、リード20には第1傾斜部25が形成されている。これにより、本体10に対してリード20が下方に移動した場合であっても、はんだS1が第2傾斜部26から第1傾斜部25へとつたわるのを防止できる。
次に、凸部24が設けられていないリード20xについて説明する。図5A、5Bは、凸部24が設けられていないリード20xが移動する際の説明図である。図5A、5Bは、図4A,4Bに対応している。尚、リード20には、2つの凸部24が設けられているが、リード20xには凸部24は一つも設けられていない。図5Bに示すように、はんだS1が溶融すると毛細管現象により、はんだS1がリード20の上端22側に行き渡り、これによりはんだS1からはんだS1aが分離する場合がある。この状態ではんだS1、S1aが冷却され導電パッド12とリード20xとが接合されると、はんだS1aは導電パッド12とリード20xとの接合に貢献しない。このため導電パッド12とリード20xとを接合しているはんだS1の量が減少する。
しかしながら、図4Bに示したように、本実施例のコネクタ1のリード20は凸部24を有しているため、導電パッド12とリード20との接合に貢献するはんだS1の量の減少を防止できる。また、図2Bに示したようにリード20の下端21側にも凸部24が設けられている。このため、溶融したはんだS1がリード20の下方側につたわることも防止される。
また、凸部24が設けられていないリード20xの移動量は、約±0.4mmであった。これに対し、凸部24が設けられたリード20においては約±0.6mmであった。このように、本実施例のコネクタ1は反りの大きいプリント基板にも適切に実装することができる。これにより、コネクタ1とプリント基板90との実装の歩留まりが向上する。
次に、第1傾斜部25について詳細に説明する。図6は、凸部24周辺のリード20の切欠図である。図6に示すように、リード20は、基材23a、基材23aよりも外側に積層されたNi層23b、Ni層23bよりも外側に積層されたAu層23cを有している。基材23aは、リード20の基材に相当する。Ni層23bは、メッキにより基材23aに積層されている。同様に、Au層23cは、メッキによりNi層23bに積層されている。第1傾斜部25は、Ni層23bが露出している。第2傾斜部26は、Ni層23bがAu層23cで覆われている。Au層23cは、Ni層23bよりも濡れ性が高い。換言すれば、第1傾斜部25は、第2傾斜部26よりもはんだ濡れ性が低い。第1傾斜部25と第2傾斜部26との間の角度は鋭角である。
次に、はんだの濡れ角について説明する。
図7A、7B、8A、8Bははんだの濡れ角の説明図である。図7A、7Bは、凸部24を有しているリード20におけるはんだの濡れ角の説明図である。溶融したはんだS1が毛細管現象及びリード20の移動により、図7Aに示すように、第2傾斜部26から第1傾斜部25へとつたわる場合を想定する。この場合には、第2傾斜部26上にあるはんだS1の濡れ角と第1傾斜部25の濡れ角の間の角度θ1は、比較的大きな角度になる。
図8A、8Bは、凸部24が設けられていないリードにけるはんだの濡れ角の説明図である。図8A、8Bに示すように、凸部24が設けられていない場合、凹部28の手前にあるはんだS1の濡れ角と、凹部28の内側面をつたわるはんだS1の濡れ角との間の角度θxは、比較的小さい。
このため、凹部28内へはんだは伝わりやすいが、第2傾斜部26から第1傾斜部25へは溶融したはんだS1は伝わりにくい。このため、凸部24を設けることにより溶融したはんだが凸部24を越えてつたわることを防止している。また、上述したように、第1傾斜部25は第2傾斜部26よりもはんだ濡れ性が低い。このため、第2傾斜部26から第1傾斜部25へとはんだは伝わりにくい。また、第1傾斜部25と第2傾斜部26との間の角度は鋭角である。このため、第1傾斜部25上におけるはんだS1の濡れ角と第2傾斜部26上におけるはんだの濡れ角との間の角度は比較的大きくなる。これにより、はんだS1は第2傾斜部26から第1傾斜部25へとは伝わりにくくなる。
また、リード20では、凸部24に隣接して凹部28が設けられているので、仮に溶融したはんだが凸部24を越えて凹部28内に流れ込んだとしても、凹部28内にはんだが留まることにより、はんだが飛散することに起因する接触不良などが生じるおそれを防止できる。
また、図2Bに示すように、リード20の下端21側にも凸部24及び凹部28が設けられている。このため、リフローなどにより、溶融したはんだS2とS1とが合流することを防止できる。また、溶融したはんだS2がリード20をつたわって、リード20とプリント基板90と接合不良が生じる恐れを防止できる。
リード20の基材に積層されている第1層としてNi層を例に説明し、第1層に積層されている第2層としてAu層を例に説明した。しかしながら、第1及び第2層はこれに限定されず、例えば、第1層は、Ni、Fe、Zn、Cr、Al、Be、Mo、Wのうち少なくとも一つを含む金属層であり、第2層は、Au、Ag、Cu、Pd、Sn、Pbのうち少なくとも一つを含む金属層であってもよい。
尚、上記コネクタ1とプリント基板90を含む基板ユニットは、パソコンやサーバなどの情報処理装置に用いられる。また、上記リード20は、コネクタのみならず、半導体チップを備えたチップパッケージにも使用される。
また、上記凸部24は、半導体チップと共に一端が樹脂封止されたリードに設けてもよい。このようなリードは上記のリード20と異なり、本体に対して移動しない。このようなリードであっても、凸部を設けることにより、プリント基板とリードとを接合するはんだが溶融してリード上を溶融したはんだがつたわることを防止できる。
図9は、他の例の凸部24a周辺の断面図である。
図9に示すように、第2傾斜部26においては、Ni層23bが部分的に露出している。第1傾斜部25には、Au層23cは存在しておらず、Ni層23bが露出している。このような場合であっても、第2傾斜部26側のNi層23bには部分的にAu層23cが覆っているので、第1傾斜部25は、第2傾斜部26よりもはんだ濡れ性が低い。このため、第2傾斜部26から第1傾斜部25へ溶融したはんだがつたわることが防止される。
このようなリードの製造装置及び製造方法について説明する。以下に説明する製造装置及び製造方法により、電子部品のリードに凸部を形成することができる。図10Aは、電子部品のリードの製造装置の説明図である。
製造装置200は、制御ユニット210、レーザ発振器220、照射ユニット230、ステージ240、ステージ252、ホルダ254等を含む。制御ユニット210は、CPU、ROM、RAMなど備えている。制御ユニット210は、製造装置200の全体の動作を制御する。
レーザ発振器220は、制御ユニット210からの指令に応じてレーザを出力する。照射ユニット230は、レーザ発振器220から出力されたレーザをワーク270へ照射する。尚、照射ユニット230にはカメラ238が設けられている。
ステージ240は、制御ユニット210からの指令に応じて照射ユニット230を移動させて、照射ユニット230とリード20との位置関係を規定する。照射ユニット230は、ステージ240によりxyz方向に移動可能である。
ワーク270は、薄板部272、薄板部272の縁に沿って薄板部272と一体に形成された複数のリード20、を含む。薄板部272は厚さ0.2mmである。ワーク270は金属製であり、詳細には基材がCuであり、基材上にNi層がメッキされ、Ni層上にAu層がメッキされている。Ni層の厚みは約5μm、Au層の厚みは約0.05μmである。複数のリード20は、互いに略平行に配置されている。ホルダ254は、ワーク270を固定する。ステージ252は、制御ユニット210からの指令に応じてホルダ254と共にワーク270を所定方向に搬送する。ホルダ254が移動することにより、複数のリード20も移動する。詳細には、ステージ252は、複数のリード20が並んだ方向にホルダ254を移動させる。
制御ユニット210には、ガスユニット261、集塵ユニット263が接続されている。ガスユニット261、集塵ユニット263のそれぞれには、ノズル262、264が接続されている。ガスユニット261は、リード20の酸化を防止するためにレーザ加工中にリード20へ窒素ガスを噴出する。尚、ガスユニット261は、リード20の酸化を防止するためにアルゴンやヘリウムを噴射してもよく、また、リード20へ酸素ガスを噴射することにより、レーザ加工された部分を酸化させてもよい。集塵ユニット263は、レーザ加工により蒸散、飛散する粉塵を回収する。
照射ユニット230について詳細に説明する。図10Bは、照射ユニット230の説明図である。照射ユニット230は、ファイバーユニット232、コリメートレンズ233、マスク234、ミラー235、集光レンズ236、カメラ238を含む。ファイバーユニット232は、レーザ発振器220と光ファイバーにより接続されている。ファイバーユニット232から照射されたレーザは、コリメートレンズ233でコリメートされる。
マスク234は、ファイバーユニット232から照射されたレーザの強度分布の形状を、ガウシアン形状からトップハット形状へ変更する。ミラー235は、レーザをワーク270側へと反射する。集光レンズ236は、レーザをリード20付近で集光する。
次に、電子部品のリードの製造手順について説明する。
図11は、リードの製造手順の説明図である。
ステージ252によりワーク270を約8mm/secで搬送しながら(ステップS1)、レーザ発振器220、照射ユニット230により第1レーザによりリード20をレーザ加工する(ステップS2)。レーザ加工は、ガスユニット261から窒素ガスを噴射して集塵ユニット263により粉塵を回収しながら行なう。
レーザの種類は、例えば、Nd−YAG(1064nm)である。パルス周波数は、例えば2kHz、パルス幅は100ns、出力は1.0Wを用いる。尚、ファイバーユニット232から出力されるレーザの強度分布の形状はガウシアン形状である。
ファイバーユニット232から出力されたレーザは、マスク234により強度分布がトップハット形状に変更される。図12Aは、ガウシアン形状のレーザの強度分布、図12Bは、トップハット形状のレーザの強度分布を示している。マスク234によりレーザの一部がカットされることにより、レーザの強度分布の形状がトップハット形状となる。レーザの強度分布がトップハット形状により、レーザの強度が略均一となる。図12Bに示すように、レーザの強度分布の形状がトップハット形状の場合、裾野が小さく、レーザ光の端部で急峻となっている。これにより、狭い範囲でリードが部分的に溶融し、レーザが照射された領域の縁部に、凸部を形成することができる。
図13A〜13Dは、レーザ加工の説明図である。
図13Aに示すように、トップハット形状の第1レーザ12Aをワーク270のリード20の表面に集光させる。これにより、図13Bに示すように、Au層23cが蒸発して除去される。これにより、第1レーザ12Aが照射された箇所はNi層23bが露出する。第1レーザ12Aが照射された領域の縁には、微小突起24sが形成される。尚、第1レーザ12Aは、Auの除去加工を目的として照射される。第1レーザ12Aは、短パルスレーザであり、フェムトレーザであってもよい。
作業者はカメラ238の画像に基づいて第1レーザ12Aによる加工状態を確認し(ステップS3)、照射ユニット230の照射位置を変更する(ステップS4)。
照射ユニット230の照射位置の変更は以下のように行なう。
図13Cに示すように、第2レーザ12Bの照射位置は、第1レーザ12Aの照射位置と変更している。即ち、微小突起24sから離れた位置に第2レーザ12Bを照射する。第2レーザ12Bの光軸Cと第1レーザ12Aの光軸との距離をαだけずらして第2レーザ12Bを照射する。例えば、αは5μmである。第2レーザ12Bは、露出したNi層23bに照射される。第2レーザ12Bは、Niを熱溶融加工することを目的として照射される。第2レーザ12Bは、1ナノ秒以上のパルス幅が長いものであってもよく、連続波であってもよい。
次に、ステージ252によりワーク270を搬送しながら(ステップS5)、レーザ発振器220、照射ユニット230により第2レーザによりリード20を第2レーザにより加工する(ステップS6)。これにより、Ni層23bが溶融し、図13Dに示すように、微小突起24sの照射された側の傾斜部に、溶融したNi層23bが付着する。これにより、凸部24が形成される。また、第2レーザ12BによりNi層23bの一部が蒸発して凹部28が形成される。
次に、作業者はカメラ238の画像に基づいて加工状態を確認する(ステップS7)。図14は、加工後の凸部24周辺の形状を示している。凸部24の高さは約4μm、幅は約7μmであった。また、EDS元素分析により、レーザが照射された部分にはAuがほとんど検出されないことを確認した。
作業者は、カメラ238からの画像に基づいて凸部24の形成が不十分と判断し又は凸部24の高さの制御が必要と判断した場合には(ステップS8)、再度ステップS4移行の工程を繰り返す。凸部24が適切に形成されている場合には、リード20を薄板部272から機械加工により切り離す。このようにしてリード20が形成される。
尚、上述したリードの製造手順は、自動化してもよい。例えば、撮像装置又はラインプロファイラにより、加工形状を自動測定し、予め入力された凸部の高さ又は幅の閾値と、実測値とを比較することにより、凸部が適切に形成されたか否かを自動判定してもよい。
図15A、15Bは、変形例にかかる照射ユニット230aの説明図である。
図15Aは、第1レーザを照射する際の照射ユニット230aを示しており、図15Bは、第2レーザを照射する際の照射ユニット230aを示している。
照射ユニット230aに設けられたマスク234aは、コリメートレンズ233を通過するレーザの光軸に垂直な方向に移動可能である。マスク234aを移動することにより、リード20に照射されるレーザのスポット径が変更される。尚、集光レンズ236とミラー235との間には、結像レンズ236a1が配置されている。
図16A、16Bは、加工方法の説明図である。
第1レーザ12Aでは、スポット径がaとなるようにマスク234aの位置を調整する。第2レーザ12B1では、スポット径がaよりも小さいbとなるようにマスク234aの位置を調整する。具体的には、第2レーザ12B1を照射する際には、図15Bに示すように、マスク234aをレーザの光軸に接近させる。尚、第1レーザ12A、第2レーザ12B1で光軸は同じ位置にある。このように、第1レーザ12Aと第2レーザ12B1とでスポット径を変えることによって、微小突起24sから退避した位置に第2レーザ12B1を照射することができる。これにより、凸部24を形成することができる。
図17は、レーザの出力と凸部24の高さとの関係を示したグラフである。レーザの出力が0.5Wのときに凸部24の高さは2μmであり、レーザの出力が1Wのときには凸部24の高さは3μmとなった。レーザの出力が高いほど凸部24の高さが高くなる。
図18は、変形例に係る照射ユニット230bの説明図である。
照射ユニット230bは、マスク234を一つしか有していない。従って、レーザの強度分布は、光軸を中心とする片側のみがトップハット形状であり、他方側はガウシアン形状のままとなる。
図19A〜19Dは、加工方法の説明図である。
図19Aに示すように、第1レーザ12A2の強度分布の形状は、光軸Cを中心とした片側の部分のみがトップハット形状となる。図19Aでは、光軸Cを中心として左側の部分がトップハット形状となり、右側の部分がガウシアン形状となる。
図19Bに示すように、光軸Cに対して左側の部分では、第1レーザ12A2が照射された領域の縁には微小突起24sが形成される。しかしながら、光軸Cに対して右側の部分では、第1レーザ12A2が照射された領域の縁では微小突起は形成されない。次に、図19Cに示すように、照射ユニット230bを移動して光軸Cの位置をずらして、第2レーザ12B2を照射する。これにより、図19Dに示すように、凸部24が形成される。
図20は、加工後の凸部24周辺の形状を示した図である。
図20に示すように、トップハット形状のレーザにより凸部24、凹部28が形成されている。しかしながら、ガウシアン形状のレーザが照射された部分Gではこのような凸部は形成されない。
変形例に係る製造装置200aについて説明する。図21は、変形例に係る製造装置200aの説明図である。
製造装置200aは、リード20に第1レーザを照射するための第1ユニットと、リード20に第2レーザを照射するための第2ユニットとが別々に設けられている。第1ユニットは、照射ユニット230a、ステージ240a、ホルダ254aを含み、第2ユニットは、照射ユニット230b、ステージ240b、ホルダ254bを含む。尚、レーザ発振器220、ガスユニット261、集塵ユニット263は共用される。尚、図21においては、ホルダ254a、254bをそれぞれ移動させるステージについては図示を省略してある。第1ユニットにより第1レーザが照射され、第2ユニットにより第2レーザが照射される。
また第1ユニットに非線形光学結晶を設けて、レーザ発振器220から発振されたレーザを短波長化してもよい。例えば、レーザ発振器220から発振された波長1064nmのレーザを非線形光学結晶により、波長532nmを有した第2高調波として第1レーザを照射してもよい。
また第1ユニットに非線形光学結晶を設けて、レーザ発振器220から発振されたレーザを短パルス化してもよい。例えば、レーザ発振器220から発振されたパルス幅100nsのレーザを1ナノ秒未満のパルス幅を有した第1レーザとして照射してもよい。続いて、第2ユニットによりパルス幅100nsのまま第2レーザとして照射してもよい。
変形例に係る照射ユニット230cについて説明する。図22は変形例に係る照射ユニット230cの説明図である。
照射ユニット230cは、第1レーザが通過する第1通路231a、第2レーザが通過する第2通路231bを有している。照射ユニット230cはミラー235cを有している。ミラー235cは、コリメートレンズ233を通過したレーザの光路上から退避可能に設けられている。コリメートレンズ233を通過したレーザの光路からミラー235cを退避させることにより、コリメートレンズ233を通過したレーザは、ミラー235cに反射することなく、第1通路231a内を進行する。第1通路231a上には、シャッタ239c、光学部品237a、ミラー235a、集光レンズ236aが配置されている。
また、ミラー235cをレーザの光路上に配置することにより、コリメートレンズ233を通過したレーザはミラー235cにより反射して第2通路231b内を進行する。第2通路231b上には、シャッタ239b、光学部品237b、マスク234c、ミラー235b、集光レンズ236bが配置されている。シャッタ239a、239bは、レーザを遮断又はレーザの通過を許容する。光学部品237a、237bは、レーザの波長、パルス周波数、パルス幅、出力、レーザの強度分布の形状を変更したり、レーザのスポット径やレーザのスポットの形状を制御することができる。尚、ミラー235cは、レーザの一部を透過し一部を反射するハーフミラーであってもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 コネクタ
10 本体
20 リード
23b Ni層
23c Au層
24 凸部
25 第1傾斜部
26 第2傾斜部
28 凹部
200 製造装置
210 制御ユニット
220 レーザ発振器
230 照射ユニット

Claims (8)

  1. 第1レーザを電子部品に用いられるリードの第1層よりも外側に積層され前記第1層よりもはんだ濡れ性の高い第2層に照射することにより前記第2層から前記第1層を露出させ、前記第1レーザの照射した領域の縁に凸部を形成し、
    第2レーザを露出した前記第1層に照射することにより、前記凸部の前記第2レーザ照射側の傾斜部に前記第1層を形成する部材を付着させる、電子部品のリードの製造方法。
  2. 前記第1層は、Ni、Fe、Zn、Cr、Al、Be、Mo、Wのうち少なくとも一つを含み、
    前記第2層は、Au、Ag、Cu、Pd、Sn、Pbのうち少なくとも一つを含む、請求項1の電子部品のリードの製造方法。
  3. 前記第2レーザは、前記第1レーザよりもパルス幅が長い、又は前記第1レーザよりも波長が長い、請求項1又は2の電子部品のリードの製造方法。
  4. 前記第1及び第2レーザの強度分布は、少なくとも光軸を中心とする片側の部分はトップハット形状である、請求項1乃至3の何れかの電子部品のリードの製造方法。
  5. 前記第2レーザは、前記第1レーザよりもスポット径が小さい、請求項1乃至4の何れかの電子部品のリードの製造方法。
  6. 前記第2レーザの照射位置は、前記第1のレーザの照射位置とは異なっている、請求項1乃至4の何れかの電子部品のリードの製造方法。
  7. 第1及び第2レーザを発振する発振器と、
    前記第1レーザを電子部品に用いられるリードの第1層よりも外側に積層され前記第1層よりもはんだ濡れ性の高い第2層に照射することにより前記第2層から前記第1層を露出させ前記第1レーザの照射した領域の縁に凸部を形成し、
    、前記第2レーザを露出した前記第1層に照射することにより前記凸部の前記第2レーザ照射側の傾斜部に前記第1層を形成する部材を付着させる照射ユニットと、を備えた電子部品のリードの製造装置。
  8. 前記第1及び第2レーザの強度分布を、少なくとも光軸を中心とする片側の部分はトップハット形状に変更するマスクを備えている、請求項7の電子部品のリードの製造装置。
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